JPH0738083U - 耐偏荷重電動リフタ - Google Patents

耐偏荷重電動リフタ

Info

Publication number
JPH0738083U
JPH0738083U JP7377793U JP7377793U JPH0738083U JP H0738083 U JPH0738083 U JP H0738083U JP 7377793 U JP7377793 U JP 7377793U JP 7377793 U JP7377793 U JP 7377793U JP H0738083 U JPH0738083 U JP H0738083U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate connecting
arm
shaft
connecting member
parallel link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7377793U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2537653Y2 (ja
Inventor
光正 佐藤
Original Assignee
光正 佐藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 光正 佐藤 filed Critical 光正 佐藤
Priority to JP7377793U priority Critical patent/JP2537653Y2/ja
Publication of JPH0738083U publication Critical patent/JPH0738083U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537653Y2 publication Critical patent/JP2537653Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 起動時負荷を小さくし、偏荷重による昇降台
板2の沈み込みを防止して安定に支持し、水平性を高精
度に維持することにより長尺大面積用リフタを提供す
る。 【構成】 固定基台1と昇降台2との間に中間連結部材
3を介して2段平行リンク機構4,5を形成し、一方の
平行リンクアームを駆動アーム6,8としてその対向内
面6A,8Aに引軸23の両端に枢着したローラ24,
25を転接させ、引軸に連結した2本の平行ネジ軸2
8,29を駆動する伝動機構内蔵の進退駆動装置33に
接続し、該装置33が中間連結部材間に連結フレームを
兼ねて配設される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、劇場の舞台又は各種産業機械に使用される電動リフタに関する。
【0002】
【従来の技術】
電動リフタの昇降機構にはパンタグラフ式又は交叉リンク式が採用されており 、後者の方式では最低位置からの起動動力を小さくすると共に昇降行程を大きく するため実公平4−47191の如き弧状のリンクアームが用いられている。 また、昇降板面積が大きい場合は、実公平4−52238に提案されているよう に駆動リフタに対して被動リフタを縦列接続した多連式連動リフタが知られてい る。 しかしながら、上記のリフタ装置はリンクアームの一方の端部がコロ又はリニア ガイドを介して固定基板及び昇降台板に対して転動又は摺動する機構であるため 、昇降板の偏荷重に対して水平精度を維持することが困難であった。
【0003】
【解決しようとする問題点】
本考案は、駆動用電動機の起動時負荷を小さくする他、偏荷重による台板の沈 み込みを防止して安定に支持し、水平性を高精度に維持するリフタを提供するも のである。 更に、長尺大面積昇降板用装置に対してもそのまま適用できるリフタを提供する ものである。
【0004】
【解決手段】
本案電動リフタは、固定基台と昇降台との中間に一対の中間連結部材が平行配 設されると共に該中間連結部材と前記基台間及び前記昇降台間に夫々一対の駆動 アームと従動アームが枢着連結されて上部及び下部平行リンク機構を備えた2段 平行リンク機構と、前記駆動アームの夫々の内面に転接するローラ対が引軸の両 端に回転自在に軸装されたローラ引軸装置と、前記引軸装置の引軸に連結された 2本の平行ネジ軸と、該ネジ軸を水平に同期進退駆動する伝動機構を内蔵し、正 逆転モータが前記2本のネジ軸間に位置されて配設された引軸進退駆動装置が前 記一対の中間連結部材間に装着され、前記中間連結部材における前記平行リンク アームの各枢着部、前記ローラ及び前記ネジ軸を同一水平面内に配設されて構成 され、前記進退駆動装置が前記一対の中間連結部材間に装着されることによって 方形機枠が形成されて支持機構を構成したものである。 本装置において昇降台はすべてのアームの枢軸と中間連結部材からなる平行リン ク機構で支えられるため従来のリフタのような転動部、摺動部がなく、また前記 進退駆動装置が一対の中間連結部材と共に各アームの左右枢軸間の支持体を形成 して従動側アーム枢軸間に設けた枢軸付バーと一体となって箱状構造体となって いるから機械的剛性が強くなり昇降台上での偏荷重の安定性において優れた性能 を発揮する。 本案装置において中間連結部材の長さは制限がなく、また形状は任意である。 また中間連結部材は、リンクアームの外側又は内側或は内外側夫々に設けること ができる他、駆動源となるモータは中間連結部材間のどこに取付けてもよく、さ らにネジ軸進退駆動装置の位置も駆動アーム近傍であれば適宜変更可能である。 また、モータからネジ軸への動力伝達系は任意であって、例えば実開平2−40 793の如きベベルギヤ、ウォームギヤ等の歯車、またチェーン連結等同期伝達 可能なものであれば任意である。また駆動アームの対向内面形状は直線状、弧面 状、台形面状等リフタの目的と性能によって選択できる。 なお固定基台と昇降台とは天地対称である。
【0005】
【実施例1】 図中、1は基台、2は昇降台、3は両側に設けられた一対の中間連結部材、4 は基台1と中間部材3の間に設けた下部平行リンク機構、5は上部平行リンク機 構である。6,7は下部平行リンク機構を構成しているアームであって、6は駆 動アーム、7は従動アームである。 8,9は上部平行リンク機構を構成しているアームであって、8は駆動アーム、 9は従動アームである。 10,12,13,14,15は夫々枢軸ピン、11は中間連結部材の従動アー ム側を連結しているバー又は枢軸付バーであって、これらと後述する引軸進退駆 動装置によって方形機枠16を中間に備えた上下2段の平行リンク機構17が形 成される。 駆動アーム6,8の対向案内面6A,8Aは、モータ負荷又は昇降ストローク等 を考慮して直線状又は弧状に形成される。 20は駆動部であって、割込みローラ引軸装置21とその進退駆動装置22とか ら構成される。 引軸装置は、引軸23の両側に夫々2つの自由回転する割込みローラ対24,2 5を備えており、ローラ24は下部駆動アーム6の案内面6Aと接し、ローラ2 5は、上部駆動アーム8の案内面8Aに接して転動する。 28,29は、夫々一端が引軸23に連結固定されると共に回転ナット31,3 2に螺合しているネジ軸である。 ネジ軸は、引軸23と共に枢軸ピン10と同一水平面内に位置される。 33は、ネジ軸に螺合した回転ナット31,32とこれらを駆動する一対の同期 伝達歯車列34,35及び駆動歯車36を収容すると共に正逆回転モータ37を 固定し、これらを一体化しているギヤーケース等の駆動ユニットであって中央部 にモータを配置し、また一対のネジ軸28,29が貫通配設されて引軸進退駆動 装置22を構成し、さらに該装置は両側が左右一対の中間連結部材の内側に固定 され駆動側アーム枢軸間の支持機能を合わせ持たせている。 なお、モータと回転ナット間の伝動機構は、傘歯車、ウォーム又はチェーン伝動 等任意である。 図4は、本案の特長を活かした他の実施例であって長尺昇降台装置として好適な ものである。 中間連結部材3が昇降台と共に延長され、複数の駆動アーム及び支持アーム対7 A・・・7D及び9A・・・9Dを備えることによって更に安定な昇降を確実に している。
【0006】
【作用】 上記装置においてモータ37を正逆転させると一対のネジ軸28,29は同期 して引軸23と共に進退する。これに伴ってローラ対24,25は、夫々が接触 している駆動アームの案内面6A,8Aを転動し、両アームの開き角を変化させ るので上下各平行リンク機構が上下し、昇降台2も昇降動作する。 また駆動側アームの左右枢軸間は引軸進退駆動装置22のギヤーケース側面で支 持され、同時に従動側アームの左右枢軸間も枢軸付バー11で支持されているた め、これら枢軸間はすべて支持されることになり、従来のリフタのように摺動部 、遊端部がないため常に安定に支持される。 従って、昇降台上に偏荷重があっても昇降台の水平が維持される。
【0007】
【実施例2】 図5乃至図7の装置は、駆動装置20を反対側リンクアーム間に設け、割込み ローラ及び引軸を中間連結部材間に配設したものである。 このため、一対の中間連結部材3の対応個所に長溝40が穿設され、引軸23が 該長溝40を貫通して両端のローラ24,25が各駆動アーム6,8の内面6A ,8Aに接触するようにされている。この装置は、進退駆動装置を挟んでその前 後に従動アームを備えることができる。 本装置の作用は、引軸装置21が中間連結部材3,3の長溝40内を移動するこ と以外は前記実施例装置の作用と同様であるが、中間連結部材3には専ら押し力 が作用して従動側アーム枢軸を押し昇降台を駆動するようになっている。 なお、中間連結部材を駆動側、従動側アームの外側に配設した場合は前記長溝4 0は不要である。
【0008】
【効果】
本案電動リフタは、基台と昇降台との間に中間連結部材を介在させて、その上 下に夫々平行リンク機構を搭載してあるから昇降台の支持点は常に一定であって しかも従動側支持アームを何対でも並設できるから大荷重用は勿論、昇降台上に 移動負荷があっても偏荷重による沈み込みがなく安定な昇降動作が確保されると 共に安全である。 このため舞台装置等に用いて特に効果がある。 また、本案装置においては、引軸進退装置、伝動機構及び駆動源がユニット化さ れて一体となっており、これが両中間連結部材3間に配設されると共にその両側 に駆動アームの枢軸10を支えているから伝動機構の種類に関係なく水平安定性 を維持して必要な機械的強度を保持させることができ、用途に応じた平行リンク 機構に対して該ユニットの交換及び変更が容易にできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案リフタの側面図。
【図2】図1の昇降台を除去した平面図。
【図3】リフタの正面図。
【図4】大型リフタの構成概念図。
【図5】他の実施例装置の側面図。
【図6】図5の昇降台を除去した平面図。
【図7】引軸と中間連結部材の関係を示す部分側面図。
【符号の説明】
1 基台 2 昇降台 3 中間連結部材 4 下部平行リンク機構 5 上部平行リンク機構 6,8 駆動アーム 7,9 従動アーム 10,11 枢軸 20 駆動部 21 ローラ引軸装置 22 進退駆動装置 23 引軸 24,25 ローラ 28,29 ネジ軸 31,32 回転ナット 33 駆動ユニット 37 モータ 40 長溝

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定基台と昇降台との中間に一対の中間
    連結部材が平行配設されると共に該中間連結部材と前記
    基台間及び前記昇降台間に夫々一対の駆動アームと従動
    アームが枢着連結されて上部及び下部平行リンク機構を
    備えた2段平行リンク機構と、前記駆動アームの夫々の
    内面に転接するローラ対が引軸の両端に回転自在に軸装
    されたローラ引軸装置と、前記引軸装置の引軸に連結さ
    れた2本の平行ネジ軸と、該ネジ軸を水平に同期進退駆
    動する伝動機構を内蔵し、正逆転モータが前記2本のネ
    ジ軸間に位置されて配設された引軸進退駆動装置が前記
    一対の中間連結部材間に装着され、前記中間連結部材に
    おける前記平行リンクアームの各枢着部、前記ローラ及
    び前記ネジ軸を同一水平面内に配設したことを特徴とす
    る電動リフタ。
  2. 【請求項2】 上下2段平行リンク機構の従動アームが
    複数対並設された請求項1記載の電動リフタ。
  3. 【請求項3】 中間連結部材に枢着された従動アームが
    駆動アームの内面方向に配設され、ローラ引軸装置の引
    軸が前記中間連結部材に穿設した案内長溝を貫通して設
    けられてなる請求項1又は2記載の電動リフタ。
  4. 【請求項4】 中間連結部材間に装着される引軸進退駆
    動装置が駆動アーム近傍に位置され、従動アームの枢軸
    側の中間連結部間に配設された連結バーと共に方形機枠
    を形成する請求項1,2,3いずれか記載の電動リフ
    タ。
  5. 【請求項5】 引軸進退駆動装置の両側に中間連結部材
    及び駆動アームの枢軸が突設されてなる請求項1,2,
    3いずれか記載の電動リフタ。
JP7377793U 1993-12-24 1993-12-24 耐偏荷重電動リフタ Expired - Lifetime JP2537653Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7377793U JP2537653Y2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 耐偏荷重電動リフタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7377793U JP2537653Y2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 耐偏荷重電動リフタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0738083U true JPH0738083U (ja) 1995-07-14
JP2537653Y2 JP2537653Y2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=13527980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7377793U Expired - Lifetime JP2537653Y2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 耐偏荷重電動リフタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537653Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232824A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Sugiyasu Corp ピットカバー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232824A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Sugiyasu Corp ピットカバー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2537653Y2 (ja) 1997-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2617879B2 (ja) 低振動電動リフタ
CN205282009U (zh) 广告板翻转机构及广告道闸
GB2047646A (en) Drive means for the handrail of a moving staircase or walkway
JPH0738083U (ja) 耐偏荷重電動リフタ
CN109230531B (zh) 翻转装置
WO2021093610A1 (zh) 电力机车驱动单元的组装升降机构
JPH08217392A (ja) テーブルリフト装置
JP2878674B1 (ja) 多段式リフト装置
JP2820669B2 (ja) 電動式テーブルリフト装置
JPH069193A (ja) 電動リフタの伝動装置
JPH0447191Y2 (ja)
JPH07237894A (ja) 電動テーブルリフタ
JP3424733B2 (ja) リフター
CN211310686U (zh) 电动升降的置物平台装置
CN218640894U (zh) 一种轮对加工用搬运机
CN220201332U (zh) 一种基建工程的可升降设备
CN220504657U (zh) 一种垂直升降类机械式停车设备横移台板传动机构
CN219906845U (zh) 一种剪叉式小车顶升机构
CN215509656U (zh) 一种用于钢带的对中装置
CN214990003U (zh) 一种建筑施工用便于移动的物料升降装置
JP2661833B2 (ja) 矩形断面トンネル用エレクター装置
CN221133712U (zh) 一种板式换热器板片冲压装置
CN215294273U (zh) 一种检修作业车
JPH07117674A (ja) テーブル昇降式運搬台車
JPH01104597A (ja) 低床リフタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term