JPH0737722B2 - 架設道路 - Google Patents

架設道路

Info

Publication number
JPH0737722B2
JPH0737722B2 JP2046582A JP4658290A JPH0737722B2 JP H0737722 B2 JPH0737722 B2 JP H0737722B2 JP 2046582 A JP2046582 A JP 2046582A JP 4658290 A JP4658290 A JP 4658290A JP H0737722 B2 JPH0737722 B2 JP H0737722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road
erected
fixed
erection
rope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2046582A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03250107A (ja
Inventor
九寿男 白鳥
Original Assignee
九寿男 白鳥
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 九寿男 白鳥 filed Critical 九寿男 白鳥
Priority to JP2046582A priority Critical patent/JPH0737722B2/ja
Publication of JPH03250107A publication Critical patent/JPH03250107A/ja
Publication of JPH0737722B2 publication Critical patent/JPH0737722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は架設道路に関し、更に詳細には柔構造の架設道
路に関する。
(従来の技術) 従来、道路は地面に設けられることが普通であるため、
最近の様に土地の値段の急騰や環境保全の意識の高まり
と共に道路建設用土地を確保することが究めて困難にな
りつつある。
特に、この傾向は都市部ほど顕著であり、道路建設費用
が著しく高騰してきている。
一方、従来の地面に設けられる道路に対して支柱等によ
って高所に架設される架設道路がある。
(発明が解決しようとする課題) 前記架設道路は、地面に直接設けられる道路に比較して
道路の建設面積を少なくできる。
しかし、従来の架設道路は、一般的に、コンクリート製
からなる剛構造であり、この様な架設道路を支承するた
めに支柱等も頑強に構築することを要する。
このため、架設道路の建設面積を充分に減少させること
ができず、更に耐震性を満足させるためにも一層剛構造
にしなければならない。
そこで、本発明の目的は、柔構造で且つ道路建設面積を
可及的に少なくできる架設道路を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、前記目的を達成するためには、道路面部を
構成する部材をワイヤーロープによって支承することが
有効であると考えて検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、所定間隔を置いて立設されている
複数の支柱の間に架設される架設道路において、該架設
道路の支承機構が、架設道路の長手方向に前記架設道路
の下面と実質的に平行に添設され、且つ両端の各々の支
柱上に設けられる固定部に固定される複数本の添設部材
と、前記添設部材の各々の下方に配設され、且つ両端が
前記固定部に固定されていると共に、添設部材とトラス
構造によって連結されている支承ロープとから構成さ
れ、前記支承機構を構成する添設部材の上方に、前記添
設部材と略直角方向に間隔を置いて設けられる複数本の
横桟部材と、前記横桟部材の上方に設けられる多孔体か
ら成る道路面部とを具備することを特徴とする架設道路
にある。
かかる構成を有する本発明において、剛性体から成り且
つ支柱の各々の上部に支持固定されていると共に、架設
道路の支承機構を構成する固定部が固設されている枠体
と、枠体間に架設されている補助ロープとを具備するこ
とによって、架設道路の強度を更に向上させることがで
きる。
(作用) 本発明の架設道路によれば、架設道路の長手方向に前記
道路の下面と実質的に平行に添設されている添設部材と
その下方に配設される支承ロープとがトラス構造によっ
て連結されているため、道路面を構成する道路面部材が
添設部材で支承され且つ加重等に対する耐久性も向上で
きる。
つまり、道路面に加えられる加重に対して添設部材と支
承ロープとが恰も一枚の板上体の如く作用することがで
きるからである。
しかも、この様な構造は、従来のコンクリート製の架設
道路とは異なり、柔構造であるために耐震性にも優れて
いると共に、修理も容易である。
また、本発明の架設道路は、従来のコンクリート製の架
設道路の如く、広い道路建設面積を必要とせず、架設道
路の建設面積を可及的に少なくすることができる。
更に、道路面部が多孔体であるため、道路面部を軽量化
することができ、添設部材と支承ロープに加えられる加
重を可及的に軽量化できると共に、従来のコンクリート
製の道路面部の如く日光等を遮らず、道路下方の土地の
有効利用を可能とすることができる。
(実施例) 本発明は図面を用いて更に詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す側面図であり、所定の
間隔を置いて複数の支柱1が配設されており、支柱1・
・の各々の上部には補助ロープ19で補強されつつリング
状の枠体3が支持・固定されている。
本実施例においては、ワイヤーロープから成る支承ロー
プ7が支柱間に架設され、その両端は支柱1の上部に設
けられている固定部11に固定されている。
この支承ロープ7の上方には、道路面部の下面と実質的
に平行に添設される鋼材から成る添設部材5が設けら
れ、この添設部5の両端は支柱1に設けられている前記
固定部11に固定されている。
更に、添設部材5の上面には、横桟部材13・・が間欠的
に設けられている。
これら横桟部材13・・の各々は、添設部材5に対して略
直角となるように設けられ、道路面部13を支承する。
この道路面部13は、多数の孔が穿設或いは網状の多孔体
によって形成されているものである。
かかる添設部材5と支承ロープ7との間は、剛性部材9
が架け渡されてトラス構造が形成されている。
この様に添設部材5と支承ロープ7とがトラス構造によ
って連結されている組合せは、第2図に示す様に、道路
の幅方向に略平行に複数対設けられており、道路面部13
を支承する。
添設部材5と支承ロープ7とを連結するトラス構造は、
第3図に示す様に、支承ロープ7に間欠的に包帯部17・
・を設け、この包帯部17・・の各々と添設部材5との間
を鋼材から成る剛性部材9で連結する。
この際に、添設部材5と剛性部材9との接続はボルト或
いは溶着等によって行う。
また、支承ロープ7は、支承ロープ7を構成するワイヤ
ーが相互に撚られることなく束ねられているものであ
る。
ところで、一般的に、ロープの強度を向上すべくロープ
を太くすると、ロープの自重が増加して道路下面と略平
行に展張することが困難になる。
この点、本実施例においては、鋼材から成る添設部材5
が道路下面と略平行に添設され、この添設部材5と強力
担持体である支承ロープ7とがトラス構造で連結されて
いる。
このため、道路面が水平である部分においては、添設部
材5を水平に設けることによって道路面部13を水平に支
承することができる。
一方、道路面が傾斜する部分においても、添設部材5を
所定の角度になるように設けることによって道路面部13
を所定の角度で支承することができる。
また、添設部材5に加えられる加重に対しては、添設部
材5と支承ロープ7とが恰も一枚の板状体として作用す
るため、添設部材5の破断や変形の懸念を解消すること
ができる。
本実施例においては、第2図に示す様に、リング状の枠
体3の底面部には、支承ロープ7・・及び添設部材5・
・の各々の固定部11が設けられている。
このため、支承ロープ7及び添設部材5に加えられる引
張力が枠体3にも働くため、枠体3の上部に補助ロープ
19、19が設けられて各枠体を補強する。
この様な本実施例の架設道路によれば、道路面部を支承
する支承機構の構造が簡単で且つ軽量であるため、支柱
等の構造を簡単にすることができ、道路建設面積を可及
的に少なくすることが可能である。
しかも、本実施例の架設道路は、従来のコンクリート製
の架設道路に比較して柔構造とすることができ、耐震性
に優れている。
また、道路面部を構成する部材が多孔体であるため、日
光を従来のコンクリート製の架設道路の如く遮らず、道
路下方の土地を有効に利用することができる。
以上、述べてきた本実施例において、リング状の枠体を
用いてきたが、枠体の形状は任意の形状を採用すること
ができ、例えば三角形や四角形等であってもよい。
また、リング状の枠体と添設部材等とを剛性部材によっ
て連結し、添設部材等を支承してもよい。
更に、道路面部を構成する部材としては、鋼材或いはプ
ラスチックであってもよく、鋼材をプラスチックでコー
ティングしたものであってもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、軽量で且つ架設道路用土地を可及的に
少なくすることができ、且つ修理も容易にできるため、
ビルの屋上や森林の上部空間を有効に利用することがで
きる。特に、都市道路用として好適である。
尚、本発明の架設道路を玩具や遊園地等に適用しても、
従来の架設道路と異なっており、子供や来園者の興味を
充分に引くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図のX−X面での断面図、及び第3図は支承ロープと添
設部材との連結構造を説明する説明図を各々示す。 図において、 1……支柱、3……リング状の枠体、5……添設部材、
7……支承ロープ、9……剛性部材、11……固定部、13
……横桟部材、15……道路面部、17……包帯部、19……
補助ロープ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔を置いて立設されている複数の支
    柱の間に架設される架設道路において、 該架設道路の支承機構が、架設道路の長手方向に前記架
    設道路の下面と実質的に平行に添設され、且つ両端の各
    々の支柱上に設けられる固定部に固定される複数本の添
    設部材と、 前記添設部材の各々の下方に配設され、且つ両端が前記
    固定部に固定されていると共に、添設部材とトラス構造
    によって連結されている支承ロープとから構成され、 前記支承機構を構成する添設部材の上方に、前記添設部
    材と略直角方向に間隔を置いて設けられる複数本の横桟
    部材と、 前記横桟部材の上方に設けられる多孔体から成る道路面
    部とを具備することを特徴とする架設道路。
  2. 【請求項2】剛性体から成り且つ支柱の各々の上部に支
    持固定されていると共に、架設道路の支承機構を構成す
    る固定部が固設されている枠体と、 枠体間に架設されている補助ロープとを具備する請求項
    1記載の架設道路。
JP2046582A 1990-02-27 1990-02-27 架設道路 Expired - Fee Related JPH0737722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2046582A JPH0737722B2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 架設道路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2046582A JPH0737722B2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 架設道路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03250107A JPH03250107A (ja) 1991-11-07
JPH0737722B2 true JPH0737722B2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=12751298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2046582A Expired - Fee Related JPH0737722B2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 架設道路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737722B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716202A (en) * 1980-06-10 1982-01-27 Jieimuzu Aaru Gaarii Internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03250107A (ja) 1991-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112482577B (zh) 一种大跨空间弦支轮辐式桁架结构体系及施工方法
CN101597918B (zh) 一种预应力巨型支撑-框架结构
US4947599A (en) Trussed girder with pre-tension member therein
JPH0737722B2 (ja) 架設道路
JPS63147032A (ja) 張弦梁床構造を有する構築物
JPH10131119A (ja) 橋梁の補強構造
CN201495629U (zh) 一种预应力巨型支撑-框架结构
JPH0546331Y2 (ja)
JP3769323B2 (ja) 建物ユニットを用いたユニット建物の構築構造
CN219260698U (zh) 多次拆装共用桩基的施工组织用预应力装配式钢栈桥
JPH03101701U (ja)
JP3212746B2 (ja) トラス架構
JP2669477B2 (ja) 小屋組構造
JP3567418B2 (ja) 建築物の構造
JPH11107534A (ja) 大屋根の直吊り建方工法
JPH03176262A (ja) 車両用軌道及び車両
SU1738980A1 (ru) Промышленное здание
JPH03279536A (ja) 大スパン架構体における張弦梁工法
JPH0315720Y2 (ja)
JPS6332283Y2 (ja)
JP2909673B2 (ja) 建築物の構造
JPH07238622A (ja) 小屋組の架構方法並びに3分割トラス及び棟トラス
JPH06183689A (ja) 門形クレーン
JPH0325729U (ja)
SU1252463A1 (ru) Каркас производственного здани с вис чим покрытием

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees