JPH0737620U - 中空製品の製造装置 - Google Patents

中空製品の製造装置

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JPH0737620U
JPH0737620U JP6786793U JP6786793U JPH0737620U JP H0737620 U JPH0737620 U JP H0737620U JP 6786793 U JP6786793 U JP 6786793U JP 6786793 U JP6786793 U JP 6786793U JP H0737620 U JPH0737620 U JP H0737620U
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JP
Japan
Prior art keywords
hollow
burr
hollow product
product
mask
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Pending
Application number
JP6786793U
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English (en)
Inventor
茂彰 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP6786793U priority Critical patent/JPH0737620U/ja
Publication of JPH0737620U publication Critical patent/JPH0737620U/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中空成形品MBからバリBを容易に取り除け
るようにする。 【構成】 中空製品の製造装置100は、中空製品Mの
外形の一部を型取ったパンチ部マスク31およびダイス
部マスク6と、このパンチ部マスク31およびダイス部
マスク6で中空成形品MBから中空製品Mを打ち抜いた
ときにパンチ部マスク31に残ったバリBを取り除くバ
リ取り板9とを具備する。また、中空製品MとバリBと
を分別する分別装置を具備する。 【効果】 中空成形品MBからバリBを容易に取り除く
ことが出来る。中空成形品MBからバリBを分別するか
ら取り扱いが容易になり、経済的である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、中空製品の製造装置に関し、さらに詳しくは、バリを自動的に除 去したり,分離して、口部が小径で胴部が大径のボトル等の中空製品を好適に製 造することが出来る中空製品の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、従来の中空製品の製造装置では、口部が小径で胴部が大径 のボトル等の中空製品Mを製造する際、能率的に且つ均等肉厚の中空製品Mを得 るため、中空製品Mの口部M1径と胴部M2径との中間径のパリソンPを形成し 、そのパリソンPを金型に入れて口部M1でピンチした状態でブロー成形してい た。そして、ピンチによって発生したバリBをブロー成形の後に手作業で除去し ていた。 なお、図5で、バリBが付いた状態の中空成形品を符号MBとし、バリBを除 去した中空製品Mと区別している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の中空製品の製造装置では、ピンチによって発生したバリBを手作業で除 去していたため、手間がかかる問題点があった。 そこで、この考案の目的は、バリBを容易に取り除くことが出来る中空製品の 製造装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の中空製品の製造装置(100)は、ブロー成形による中空製品の製 造装置において、中空製品(M)の外形の一部または全部を立体的または平面的 に型取ったパンチ(31)およびダイス(6)と、このパンチ(31)およびダ イス(6)で中空製品(M)を打ち抜いたときに残ったバリ(B)を取り除くバ リ取り部材(9)とを具備することを構成上の特徴とするものである。 上記の中空製品の製造装置(100)において、打ち抜かれて落下してくる中 空製品とバリとを分別する分別装置をさらに具備するのが好ましい。
【0005】
【作用】
この発明の中空製品の製造装置(100)では、中空製品の立体的,平面的な 外形の一部または全部を型取ったパンチ(31)およびダイス(6)を具備する 。また、このパンチ(31)およびダイス(6)で中空成形品(M)を打ち抜い たときにパンチ(31)等にひっかかるように残ったバリ(B)を取り除くバリ 取り部材(9)を具備する。これにより、中空成形品(MB)から容易にバリ( B)を取り除くことが出来る。 上記構成の中空製品の製造装置において、打ち抜かれて落下してくる中空製品 (M)と、バリ取り部材(9)により取り除かれて落下してくるバリ(B)とを 分別する分別装置を具備すれば、後の取り扱いが容易となり、バリは溶かして再 利用することが出来るので経済的である。
【0006】
【実施例】
以下、図に示す実施例によりこの考案をさらに詳細に説明する。なお、これに よりこの考案が限定されるものではない。 図1は、この考案の一実施例の中空製品の製造装置の要部斜視図である。また 、図2は、図1の中空製品の製造装置の断面説明図である。 この中空製品の製造装置100において、基板1,2は互いに対向して設けら れいる。この基板2はエアシリンダ(図示省略)によりガイド軸21,22に沿 って移動する。この移動量は例えば100mmである。 前記基板1の対向面にはマスク3が設けられており、このマスク3にはパンチ 部マスク31および胴部マスク32が設けられている。このパンチ部マスク31 は、中空製品Mの口部M1から胴部M2の中ごろ(図4参照)までの外形を型取 った形状をしている。また、胴部マスク32は、前記中空製品Mの胴部M2の中 ごろからその下端までの外形を型取った形状をしている。
【0007】 前記基板2の対向面には、前記胴部マスク32とあいまって中空成形品MBを 保持する胴部マスク4,5が設けられている。同じく、この胴部マスク4,5は 前記中空製品Mの胴部M2(図4参照)の外形を型取った形状をしている。 6はダイス部マスクである。このダイス部マスク6の端面形状は、前記中空製 品Mの口部M1(図4参照)の外形を型取った形状をしいる。中空製品Mを容易 に打ち抜くため前記形状の縁には刃61を具備している。また、このダイス部マ スク6は、エアシリンダ7によりガイド軸8,8に沿って移動する。この移動量 は例えば20mmである。
【0008】 9はバリ取り板である。このバリ取り板9は、基板1の対向面でマスク3の上 方に設けられており、エアシリンダ10によりガイド軸11,11に沿って移動 する。この移動量は例えば30mmである。 12は可動シュータであり、エアシリンダ13によりコンベア14側あるいは バリ回収箱15側に傾斜方向を変える。16は、基板1,2、ダイス部マスク6 、バリ取り板9、可動シュータ12などを制御する制御装置である。
【0009】 図3は、バリBの除去,分別工程を示す工程説明図である。 図1と共に説明すると、まず、ブローピンPに垂下している中空成形品MBを 胴部マスク32に係着する。中空成形品MBには、バリBが付いている。続いて 、図3の(a)に示すように、基板2を移動して胴部マスク32,4,5で中空 成形品MBを保持する。その後、ブローピンPを離脱し、バリBの所定部分(切 断線L部分)を切断するように図中矢印方向にダイス部マスク6(図3では省略 )を移動させる。 すると、ダイス部マスク6とパンチ部マスク31とにより、中空製品Mが打ち 抜かれる。また、バリBはダイス部マスク6に押されて、パンチ部マスク31に 馬乗りになったように引っ掛かる(図3の(b)参照)。
【0010】 次に、基板2が離れると胴部マスク4,5と胴部マスク32との保持が解かれ 中空製品Mが落下する(図3の(c)参照)。この時、制御装置16が可動シュ ータ12をコンベア14側に傾ける(図1参照)。そして、中空製品Mはコンベ ア14により所定のラインに運ばれる。
【0011】 次に、バリ取り板9が移動してパンチ部マスク31に馬乗りになっているバリ Bを落下させる(図3の(d)参照)。この時、制御装置16が可動シュータ1 2をバリ回収箱15側に傾ける。そして、バリBはバリ回収箱15により回収さ れる。
【0012】 なお、この考案の中空製品の製造装置は、図4に示すような上下に中空製品M ,Mを同時に成形する中空成形品MBからバリBを除去するのに対しても有用で ある。
【0013】
【考案の効果】
この考案の中空製品の製造装置によれば、中空成形品から容易にバリを取り除 して、中空製品を得ることが出来る。また、取り除かれたバリと中空製品とを分 別できるので、取り扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の中空製品の製造装置を示
す要部斜視図である。
【図2】図1の中空製品の製造装置を示す断面図であ
る。
【図3】バリの除去,分別工程を示す工程説明図であ
る。
【図4】中空成形品を示す説明図である。
【図4】別の中空成形品を示す説明図である。
【符号の説明】
100 中空製品の製造装置 1,2 基板 21,22 ガイド軸 3 マスク 31 パンチ部マスク 32 胴部マスク 4,5 胴部マスク 6 ダイス部マスク 61 刃 7 エアシリンダ 8 ガイド軸 9 バリ落とし板 10 エアシリンダ 11 ガイド軸 12 可動シュータ 13 エアシリンダ 14 コンベア 15 バリ回収箱 16 制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の中空製品の製造装置を示
す要部斜視図である。
【図2】図1の中空製品の製造装置を示す断面図であ
る。
【図3】バリの除去,分別工程を示す工程説明図であ
る。
【図4】中空成形品を示す説明図である。
【図】別の中空成形品を示す説明図である。
【符号の説明】 100 中空製品の製造装置 1,2 基板 21,22 ガイド軸 3 マスク 31 パンチ部マスク 32 胴部マスク 4,5 胴部マスク 6 ダイス部マスク 61 刃 7 エアシリンダ 8 ガイド軸 9 バリ落とし板 10 エアシリンダ 11 ガイド軸 12 可動シュータ 13 エアシリンダ 14 コンベア 15 バリ回収箱 16 制御装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形による中空製品の製造装置に
    おいて、中空製品の外形の一部または全部を立体的また
    は平面的に型取ったパンチおよびダイスと、このパンチ
    およびダイスで中空製品を打ち抜いたときに残ったバリ
    を取り除くバリ取り部材とを具備することを特徴とする
    中空製品の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中空製品の製造装置に
    おいて、打ち抜かれて落下してくる中空製品とバリとを
    分別する分別装置をさらに具備することを特徴とする中
    空製品の製造装置。
JP6786793U 1993-12-21 1993-12-21 中空製品の製造装置 Pending JPH0737620U (ja)

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JP6786793U JPH0737620U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 中空製品の製造装置

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JP6786793U JPH0737620U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 中空製品の製造装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113692334A (zh) * 2019-05-28 2021-11-23 京洛株式会社 机器人***、成型品的制造方法

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JPS5127258A (ja) * 1974-08-30 1976-03-06 Hitachi Ltd Hoisutoyofureemu
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