JPH0737385U - 行き先表示シートの洗浄装置 - Google Patents

行き先表示シートの洗浄装置

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JPH0737385U
JPH0737385U JP6849793U JP6849793U JPH0737385U JP H0737385 U JPH0737385 U JP H0737385U JP 6849793 U JP6849793 U JP 6849793U JP 6849793 U JP6849793 U JP 6849793U JP H0737385 U JPH0737385 U JP H0737385U
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JP
Japan
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cleaning
display sheet
tank
rinsing
roller
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Pending
Application number
JP6849793U
Other languages
English (en)
Inventor
徹 榎本
Original Assignee
東京電装株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東京電装株式会社 filed Critical 東京電装株式会社
Priority to JP6849793U priority Critical patent/JPH0737385U/ja
Publication of JPH0737385U publication Critical patent/JPH0737385U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バス等に搭載してある行き先表示装置内の、
長尺で柔軟な表示シートの表面の汚れを洗浄することを
目的とする。 【構成】 洗浄液と洗浄部材とによって表示シートの表
裏を同時に洗浄する洗浄槽と、この洗浄槽に連続させて
すすぎ槽を設け、さらにこのすすぎ槽に連続させて乾燥
装置を配置し、この乾燥装置によって乾燥させた表示シ
ートを引張装置を介して巻き取りローラに最初から終了
まで適正な張力で巻き取るようにしたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、路線バス等における行き先表示シート(一般に方向幕という。)の 洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
路線バスの前後に取り付けられている行き先表示装置内には各行き先が印刷さ れている表示シートが内蔵されており、その表示シートの巻き取りロールを回転 させ表示先を選択して表示しているものである。そして、近時はその表示シート は合成樹脂製フィルムであり、厚さ約50μ、幅300〜1450mm、長さ3〜 60m 程の長尺で柔軟なシートである。
【0003】 このような合成樹脂製フィルムを1日に何回となく巻き取り、巻き戻しを繰り 返すために、擦れて汚れたり、静電気等によりゴミが付着したりして汚れが激し くなるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように表面が汚れた表示シートは表示が見にくくなるために汚れを洗浄し なければならないが、上記の如く、長尺物で柔軟な材料であるために全面を均等 に洗浄することが非常に困難であり、しかも、ロールに巻き取り、巻き戻す作業 が要求されるために、頻繁に洗浄することが難しいという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、洗浄液と洗浄部材とによって表示シートの表裏を同時に洗浄 する洗浄槽と、この洗浄槽に連続させてすすぎ槽を設け、さらにこのすすぎ槽に 連続させて乾燥装置を配置し、この乾燥装置によって乾燥させた表示シートを引 張装置を介して巻き取りローラに最初から終了まで適正な張力で巻き取るように したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
以上の構成によると、バス等の方向表示部から取り出された長尺で柔軟な表示 シートは、まず、洗浄槽内で洗浄液と洗浄部材とによって表裏を同時に洗浄し、 つぎのすすぎ槽によって十分に洗浄液をすすぎ、乾燥装置で乾燥させて直ちに最 初から終了まで適正な張力によって巻き取りローラに巻き取って洗浄を完了する ことができる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明する。 図面は説明図であり、図において、1は表示シートであり、バス等の方向表示 部から外した表示シートを巻き取ってあるロール2もしくはロールが方向表示部 から外せない構造の場合には別のロールに巻き取ったものであり、そのように表 示シート1を巻き取ったロール2を架台3に搭載する。
【0008】 この架台3に並べて洗浄槽4が配置してあり、洗浄液を溜めたり噴射ノズルか らの噴出等により走行している表示シート1を洗浄液に浸して後述する洗浄部材 で洗浄するものである。この洗浄槽4の入口付近には搬送ローラ5が配置してあ り、洗浄槽4内にロール2に巻かれている表示シート1を案内する。この洗浄槽 4内の下部にはローラ6を設け、このローラ6によって洗浄槽4内に案内された 表示シート1を洗浄槽4の口に向けて反転させて案内する。
【0009】 この洗浄槽4内の反転移動の往路と復路の途中にそれぞれ洗浄部材7、8が設 けてある。これら各洗浄部材7、8は、走行している表示シート1の表裏を洗浄 する構造となっており、その構造は表示シート1の表裏を挟むようにスポンジや ブラシ等による洗浄具9、10を対向配置し、その洗浄具9、10が回転運動や 往復運動等によって表示シート1面をこすることにより洗浄するようにしてある 。なお、この回転方向や往復運動方向は諸条件を勘案して考慮するもので、洗浄 具9、10が互いに同方向、反対方向または回転方向と往復運動の組み合わせ等 を表示シート1の材質、走行速度等の条件を考慮して決定する。
【0010】 さらに、この洗浄具9、10は必ずしも対向配置でなくてもよいが、同時駆動 であることが望ましい。それは同時駆動にすると洗浄時の表示シート1の捩じれ 曲がりの発生を防ぐからである。 この洗浄槽4内の出口付近には、洗浄液の除去ローラ11が配置してあり、表 示シート1を表裏両面から挟み付けて表示シート1に付着している洗浄液を除去 するようにしてある。
【0011】 12はすすぎ槽であり、すすぎ液や水を溜めたり噴射ノズルからの噴出等によ り走行している表示シート1の表面に残留している洗浄液をすすぐものである。 このすすぎ槽12の入口付近には搬送ローラ13が配置してあり、すすぎ槽1 2内に表示シート1を案内する。このすすぎ槽12内の下部にはローラ14を設 け、このローラ14によってすすぎ槽12内に案内された表示シート1をすすぎ 槽12の口に向けて反転させて案内する。
【0012】 このようにしたすすぎ槽12は必要に応じて幾つも連続させて配置し、十分な すすぎができるようにする。 15は乾燥装置であり、すすぎ槽12から出てきた表示シート1の表裏両面の 水分を除去し乾燥させる装置であり、ヒーターや温風乾燥等の乾燥手段による。 16は引張装置であり、乾燥して送り出されてくる表示シート1を巻き取りロ ーラ17に最初から最後まで一定の張力に保つて巻き取るための手段であり、例 えば図示する如く、ローラの位置が上下方向に移動するテンションローラの構造 やブレーキを内蔵したローラ等の構造である。
【0013】 このような引張装置16により、架台18に搭載した巻き取りローラ17の径 が順次変わってきても表示シート1を同じ張力で巻き取ることができる。 なお、上記構成において、搬送ローラは図示する如く各槽の入口付近に設けて あるが、必要に応じて各槽の内外の随所に設けるもので、各搬送ローラはタイミ ングベルト等によって駆動することにより表示シート1が円滑に走行できるよう になっている。
【0014】 さらに、上記各装置は一連の装置として、自動車に搭載しておくとよく、洗車 場等に移動して複数の表示シートを連続して洗浄することができる。 以上の構成によると、バス等の方向表示部から取り出された表示シートは、ま ず、洗浄槽4内で洗浄液と洗浄部材7、8とによって表裏を同時に洗浄し、つぎ のすすぎ槽12によって十分に洗浄液をすすぎ、乾燥装置15で乾燥させて適正 な張力によって巻き取りローラ17に巻き取る作業を連続して行うことができる 。
【0015】
【考案の効果】
以上詳細に説明をした本考案によると、洗浄液と洗浄部材とによって表示シー トの表裏を洗浄する洗浄槽と、この洗浄槽に連続させてすすぎ槽を設け、さらに このすすぎ槽に連続させて乾燥装置を配置し、この乾燥装置によって乾燥させた 表示シートを引張装置を介して巻き取りローラに適正な張力で巻き取るようにし たことにより、連続作業で洗浄、すすぎ、乾燥、巻き取りを行うために、汚れた 表示シートの洗浄を短時間で完了させることができる効果を有する。
【0016】 また、表示シートの表裏を同時に洗浄すると洗浄時に表示シートが捩れたり曲 がったりすることがなく、円滑な洗浄が可能となる効果がある。 さらに、各槽、乾燥装置および引張装置等の一連の装置を車載装置とすること により、洗車場等に移動して洗車現場で洗浄することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す説明図である。
【符合の説明】
1 表示シート 2 表示シートを巻き取ったローラ 3 架台 4 洗浄槽 5 搬送ローラ 6 ローラ 7、8 洗浄部材 9、10 洗浄具 11 除去ローラ 12 すすぎ槽 13 搬送ローラ 14 ローラ 15 乾燥装置 16 引張装置 17 巻き取りローラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液と洗浄部材とによって表示シート
    の表裏を同時に洗浄する洗浄槽と、この洗浄槽に連続さ
    せてすすぎ槽を設け、さらにこのすすぎ槽に連続させて
    乾燥装置を配置し、この乾燥装置によって乾燥させた表
    示シートを引張装置を介して巻き取りローラに適正な張
    力で巻き取るようにしたことを特徴とする行き先表示シ
    ートの洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の洗浄装置を自動車に搭載した
    ことを特徴とする行き先表示シートの洗浄装置。
JP6849793U 1993-12-22 1993-12-22 行き先表示シートの洗浄装置 Pending JPH0737385U (ja)

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JP6849793U JPH0737385U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 行き先表示シートの洗浄装置

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JP6849793U JPH0737385U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 行き先表示シートの洗浄装置

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JPH0737385U true JPH0737385U (ja) 1995-07-11

Family

ID=13375399

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JP6849793U Pending JPH0737385U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 行き先表示シートの洗浄装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017018957A (ja) * 2015-06-11 2017-01-26 住友化学株式会社 フィルム製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017018957A (ja) * 2015-06-11 2017-01-26 住友化学株式会社 フィルム製造方法
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