JPH0737328Y2 - フレキシブル印刷配線板 - Google Patents
フレキシブル印刷配線板Info
- Publication number
- JPH0737328Y2 JPH0737328Y2 JP1991031958U JP3195891U JPH0737328Y2 JP H0737328 Y2 JPH0737328 Y2 JP H0737328Y2 JP 1991031958 U JP1991031958 U JP 1991031958U JP 3195891 U JP3195891 U JP 3195891U JP H0737328 Y2 JPH0737328 Y2 JP H0737328Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fpc
- terminal portion
- wiring board
- printed wiring
- flexible printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフレキシブル印刷配線板
(FPC)を硬質印刷配線板(PCB)等に接続する際
の櫛歯状端子部を有するフレキシブル印刷配線板(FP
C)に関するものである。
(FPC)を硬質印刷配線板(PCB)等に接続する際
の櫛歯状端子部を有するフレキシブル印刷配線板(FP
C)に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来F
PC12をPCB11に接続する方法としては、図4の
(イ)〜(ニ)に示すようなハンダ付け13による方法
がとられている。しかし、これらの方法はいずれも手作
業を主体とするものであり、接続の信頼性、コスト、高
密度化の面で課題がある。
PC12をPCB11に接続する方法としては、図4の
(イ)〜(ニ)に示すようなハンダ付け13による方法
がとられている。しかし、これらの方法はいずれも手作
業を主体とするものであり、接続の信頼性、コスト、高
密度化の面で課題がある。
【0003】又最近図5に示すようなピン付FPCが提
案されている。これはFPC12の端末部にピン12a
を装着し、該ピン12aをPCB11のスルーホール1
1aを貫通させ、裏面よりハンダ付け13して接続する
ものである。このようなFPCは自動ハンダ付けが可能
となり、前述の従来の手作業による多くの問題点が解決
されたが、FPCとピンとの取付部のスペースの問題や
取付けによるコストアップ等の問題を残している。
案されている。これはFPC12の端末部にピン12a
を装着し、該ピン12aをPCB11のスルーホール1
1aを貫通させ、裏面よりハンダ付け13して接続する
ものである。このようなFPCは自動ハンダ付けが可能
となり、前述の従来の手作業による多くの問題点が解決
されたが、FPCとピンとの取付部のスペースの問題や
取付けによるコストアップ等の問題を残している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上述したピン付
FPCの接続機能を有し、かつピン付FPCの有する問
題点を解消したフレキシブル印刷配線板を提供するもの
で、その特徴は櫛歯状端子部を有するフレキシブル印刷
配線板の上記櫛歯状端子部のベースフィルムの裏面に導
体パターンを有する補強層を貼着し、端子部導体層と導
体パターンとをメッキ等の導電処理により接続し、端子
部全表面を導電性としたことにある。
FPCの接続機能を有し、かつピン付FPCの有する問
題点を解消したフレキシブル印刷配線板を提供するもの
で、その特徴は櫛歯状端子部を有するフレキシブル印刷
配線板の上記櫛歯状端子部のベースフィルムの裏面に導
体パターンを有する補強層を貼着し、端子部導体層と導
体パターンとをメッキ等の導電処理により接続し、端子
部全表面を導電性としたことにある。
【0005】
【実施例】図1は本考案のFPCの端子部の実施例の斜
視図である。図面に示すように、ベースフィルム3、導
体層4及びカバーレイ5を積層して構成したFPC本体
1から、櫛歯状に導体層4をベースフィルム3と一体に
突出させて櫛歯状端子部2が形成されている。そして、
上記櫛歯状端子部2のベースフィルム3の裏面に、FP
Cの端子に対応した導体パターンを有する補強板6と導
体層7を積層した補強層を接着剤等により貼着して端子
を形成している。そして、FPCの端子導体層4と補強
導体層7とをメッキ等の導電処理手段(8)により接続
し、端子部全表面を導電性とする。
視図である。図面に示すように、ベースフィルム3、導
体層4及びカバーレイ5を積層して構成したFPC本体
1から、櫛歯状に導体層4をベースフィルム3と一体に
突出させて櫛歯状端子部2が形成されている。そして、
上記櫛歯状端子部2のベースフィルム3の裏面に、FP
Cの端子に対応した導体パターンを有する補強板6と導
体層7を積層した補強層を接着剤等により貼着して端子
を形成している。そして、FPCの端子導体層4と補強
導体層7とをメッキ等の導電処理手段(8)により接続
し、端子部全表面を導電性とする。
【0006】図2は本考案のFPCの端子部の他の実施
例の斜視図である。本実施例においては、端子部の補強
層として、FPCの端子に対応した導体パターンを有す
る導体層7を直接ベースフィルム3の裏面に貼着したも
のである。そして、FPCの端子導体層4と補強導体層
7とをメッキ等の導電処理手段(8)により接続し、端
子部全表面を導電性とする。
例の斜視図である。本実施例においては、端子部の補強
層として、FPCの端子に対応した導体パターンを有す
る導体層7を直接ベースフィルム3の裏面に貼着したも
のである。そして、FPCの端子導体層4と補強導体層
7とをメッキ等の導電処理手段(8)により接続し、端
子部全表面を導電性とする。
【0007】
【作用】上述したように、本考案のFPCにおいては、
櫛歯状端子部のベースフイルムの裏面に、FPCの端子
導体に対応した導体パターンを有する補強層を貼着する
ことにより、図5に示した従来のピン付けFPCのピン
と同等の機能を確保することが出来る。しかも、櫛歯状
端子はFPC本体の導体と一体であることから、ピン付
FPCのピンのハンダ付けに相当する接続スペースが不
要となることから、コンパクト化が実現できる。
櫛歯状端子部のベースフイルムの裏面に、FPCの端子
導体に対応した導体パターンを有する補強層を貼着する
ことにより、図5に示した従来のピン付けFPCのピン
と同等の機能を確保することが出来る。しかも、櫛歯状
端子はFPC本体の導体と一体であることから、ピン付
FPCのピンのハンダ付けに相当する接続スペースが不
要となることから、コンパクト化が実現できる。
【0008】又端子部導体と補強導体層とをメッキ等の
導電処理手段により接続し、端子部全表面を導電性とす
ることにより、FPCとPCBの接続の信頼性が向上す
る。
導電処理手段により接続し、端子部全表面を導電性とす
ることにより、FPCとPCBの接続の信頼性が向上す
る。
【0009】図3の(イ)及び(ロ)はいずれも本考案
のFPCとPCBの接続例の説明図である。図3(イ)
では櫛歯状端子部をPCB11の部品ハンダ付穴に挿入
し、自動ハンダ付けを行なうことで接続は完了する。又
図3(ロ)では櫛歯状端子部をPCB11の端子部の上
面に位置させ、自動ハンダ付け(半田印刷ないしリフロ
ー等)を行なうことで接続は完了する。
のFPCとPCBの接続例の説明図である。図3(イ)
では櫛歯状端子部をPCB11の部品ハンダ付穴に挿入
し、自動ハンダ付けを行なうことで接続は完了する。又
図3(ロ)では櫛歯状端子部をPCB11の端子部の上
面に位置させ、自動ハンダ付け(半田印刷ないしリフロ
ー等)を行なうことで接続は完了する。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のFPCに
よれば、櫛歯状端子部がピン付けFPCのピンと同等の
機能を確保し、自動ハンダ付けによりPCBと容易に接
続が可能となる。しかも、ピンの接続が不要となってコ
ンパクト化が可能となるので、高密度接続が実現でき、
コストパーフォマンスもすぐれている。
よれば、櫛歯状端子部がピン付けFPCのピンと同等の
機能を確保し、自動ハンダ付けによりPCBと容易に接
続が可能となる。しかも、ピンの接続が不要となってコ
ンパクト化が可能となるので、高密度接続が実現でき、
コストパーフォマンスもすぐれている。
【図1】本考案のFPCの端子部の実施例の斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案のFPCの端子部の他の実施例の斜視図
である。
である。
【図3】(イ)及び(ロ)はいずれも本考案のFPCと
PCBの接続例の説明図である。
PCBの接続例の説明図である。
【図4】(イ)〜(ニ)はいずれも従来のFPCとPC
Bのハンダ付け接続方法の説明図である。
Bのハンダ付け接続方法の説明図である。
【図5】ピン付けFPCによるPCBとの接続例の説明
図である。
図である。
1 FPC本体 2 櫛歯状端子部 3 ベースフ
イルム 4 導体層 5 カバーレイ 6 補強板 7 補強導体層
8 導電処理部
イルム 4 導体層 5 カバーレイ 6 補強板 7 補強導体層
8 導電処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 可撓性を有する印刷配線板から櫛歯状に
絶縁ベースフィルムと一体に突出した端子部を有するフ
レキシブル印刷配線板において、上記櫛歯状端子部のベ
ースフィルムの裏面に導体パターンを有する補強層を貼
着し、端子部導体層と導体パターンとをメッキ等の導電
処理により接続し、端子部全表面を導電性としたことを
特徴とするフレキシブル印刷配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031958U JPH0737328Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | フレキシブル印刷配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031958U JPH0737328Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | フレキシブル印刷配線板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499863U JPH0499863U (ja) | 1992-08-28 |
JPH0737328Y2 true JPH0737328Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31767073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991031958U Expired - Lifetime JPH0737328Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | フレキシブル印刷配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737328Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5235000B2 (ja) * | 2009-07-14 | 2013-07-10 | 日本電信電話株式会社 | フレキシブルプリント基板及びその接続方法 |
JP2019036616A (ja) | 2017-08-14 | 2019-03-07 | 住友電気工業株式会社 | フレキシブルプリント配線板 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6013274B2 (ja) * | 1976-09-20 | 1985-04-05 | 日本メクトロン株式会社 | フレキシブルサ−キツトに於ける端子構造及びその製造方法 |
JPH01115171U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-08-02 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1991031958U patent/JPH0737328Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0499863U (ja) | 1992-08-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |