JPH0737071Y2 - 天井設置形空気調和機 - Google Patents
天井設置形空気調和機Info
- Publication number
- JPH0737071Y2 JPH0737071Y2 JP1992075245U JP7524592U JPH0737071Y2 JP H0737071 Y2 JPH0737071 Y2 JP H0737071Y2 JP 1992075245 U JP1992075245 U JP 1992075245U JP 7524592 U JP7524592 U JP 7524592U JP H0737071 Y2 JPH0737071 Y2 JP H0737071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- air conditioner
- inspection port
- chamber
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は室内の高所に設置し、
該室内に所定の冷暖風を送給すると共にメンテナンス作
業等の諸作業を容易、且つ確実に行わしめんとする天井
設置形空気調和機に関する。
該室内に所定の冷暖風を送給すると共にメンテナンス作
業等の諸作業を容易、且つ確実に行わしめんとする天井
設置形空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、室内に冷暖気を送給する手段とし
て天井部分に数本のダクトを這設し、各ダクトの室内の
吹出部分に角型等の吹出口グリルが一体的に固定取付け
られている。故に、永年の使用において上記、ダクト内
に塵埃異物等が付着し冷暖風の送風機能を著しく劣減す
るは勿論、これらのメンテナンス等の諸作業を行わしめ
ようとしても従来のダクト構造は単に送風のみを目的と
して設置している構造上、当然メンテナンス用としての
作業口の箇所もなく、従って上記、ダクト内の送風通路
の清掃の困難は勿論のこと、特に従来の如くエアーハン
ドリングユニットをを上記、ダクトに配設すれば設備費
が大である等経済性においても問題があった。
て天井部分に数本のダクトを這設し、各ダクトの室内の
吹出部分に角型等の吹出口グリルが一体的に固定取付け
られている。故に、永年の使用において上記、ダクト内
に塵埃異物等が付着し冷暖風の送風機能を著しく劣減す
るは勿論、これらのメンテナンス等の諸作業を行わしめ
ようとしても従来のダクト構造は単に送風のみを目的と
して設置している構造上、当然メンテナンス用としての
作業口の箇所もなく、従って上記、ダクト内の送風通路
の清掃の困難は勿論のこと、特に従来の如くエアーハン
ドリングユニットをを上記、ダクトに配設すれば設備費
が大である等経済性においても問題があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この考案は上記の欠点
に鑑みて、フアンコイルユニットに送風チャンバーを連
設し、該フアンコイルユニットの吹出チャンバー下方及
び天井の開口部を点検口として形成したことによって、
吹出口を取外しするのみにて天井面より機内のメンテナ
ンス作業が容易確実に行われるは勿論、スイッチの操作
にて風量、温度調整等も極めて容易に求め得ようとする
をその主な目的としている。
に鑑みて、フアンコイルユニットに送風チャンバーを連
設し、該フアンコイルユニットの吹出チャンバー下方及
び天井の開口部を点検口として形成したことによって、
吹出口を取外しするのみにて天井面より機内のメンテナ
ンス作業が容易確実に行われるは勿論、スイッチの操作
にて風量、温度調整等も極めて容易に求め得ようとする
をその主な目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記、課題を根本的に解
決する手段としてこの考案は空調機本体１の内部にフア
ンモータ２、熱交換コイル３、ドレンパン４、加湿器５
等の諸機構を適宜に配置し、且つ該機内に送風通路６を
形成してなるフアンコイルユニットの送風側前部に適当
長さの吹出チャンバー７を連接設けると共に該吹出チャ
ンバー７の下方に点検口Ｂを開口設け、該点検口Ｂに、
丸型または角型等形状の吹出口８を筒下方に脱着自在に
嵌装連結した導風筒１０を一体的に取付け設け、上記、
吹出口８を予め天井９に開口せる点検口Ａに表出すべく
形成せしめたことを特徴とする天井設置形空気調和機を
汎く提供しようとするものである。
決する手段としてこの考案は空調機本体１の内部にフア
ンモータ２、熱交換コイル３、ドレンパン４、加湿器５
等の諸機構を適宜に配置し、且つ該機内に送風通路６を
形成してなるフアンコイルユニットの送風側前部に適当
長さの吹出チャンバー７を連接設けると共に該吹出チャ
ンバー７の下方に点検口Ｂを開口設け、該点検口Ｂに、
丸型または角型等形状の吹出口８を筒下方に脱着自在に
嵌装連結した導風筒１０を一体的に取付け設け、上記、
吹出口８を予め天井９に開口せる点検口Ａに表出すべく
形成せしめたことを特徴とする天井設置形空気調和機を
汎く提供しようとするものである。
【０００５】
【作用】本考案は上記の構成を有するものであって、ス
イッチの作動によってフアンモータ２が回転し、ダクト
を通流する空気がフアンコイルユニットの送風通路６を
経て吹出チャンバー７から導風筒１０へと流れ吹出口８
より室内に流出する。その間、機内を流れる空気は熱交
換コイル３にて冷、暖適当温度の熱交換が行われ、吹出
口８を介して所定の温度風量の冷暖風を室内に送給行わ
しめることが出来得るのである。しかしてメンテナンス
作業を行わしめる場合に、導風筒１０より吹出口８を取
外すことによって天井９に開口せる点検口Ａが露呈し、
該点検口Ａを介して機内のメンテナンス作業が容易に行
われるは勿論、上記吹出口８の取外しと同時に導風筒１
０を吹出チャンバー７より取外すことによって内部点検
口Ｂを介して機内深部のメンテナンス作業を容易確実に
行わしめることが出来得るのである。
イッチの作動によってフアンモータ２が回転し、ダクト
を通流する空気がフアンコイルユニットの送風通路６を
経て吹出チャンバー７から導風筒１０へと流れ吹出口８
より室内に流出する。その間、機内を流れる空気は熱交
換コイル３にて冷、暖適当温度の熱交換が行われ、吹出
口８を介して所定の温度風量の冷暖風を室内に送給行わ
しめることが出来得るのである。しかしてメンテナンス
作業を行わしめる場合に、導風筒１０より吹出口８を取
外すことによって天井９に開口せる点検口Ａが露呈し、
該点検口Ａを介して機内のメンテナンス作業が容易に行
われるは勿論、上記吹出口８の取外しと同時に導風筒１
０を吹出チャンバー７より取外すことによって内部点検
口Ｂを介して機内深部のメンテナンス作業を容易確実に
行わしめることが出来得るのである。
【０００６】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面について説明
すると、フアンコイルユニットの構造は図面にて示す如
く、空調機本体１はフアンモータ２、熱交換コイル３、
ドレンパン４、加湿器５等の必要機構を各配置してなる
もので、図面では省略しているが風量、温度調整等は機
外に設置せるスイッチの操作にて行われている。かかる
構造のフアンコイルユニットの前部送風側に適当長さの
吹出チャンバー７を一体的に連設する。また上記、吹出
チャンバー７として送風通路内に適当な消音機構を併設
した消音チャンバーを連結する場合もある。 この考案は
上記、吹出チャンバー７の前部下面に適宜径寸の点検口
Ｂを開口設け、該点検口Ｂに導風筒１０を一体的に連接
固定行わしめると共に該導風筒１０の下部に多数の吹出
口８ａにて形成された角型、丸型等の所謂アネモ型の吹
出口８を脱着取外し自在に嵌装し、該吹出口８を予め天
井９に開口せる点検口Ａに表出すべく形成する。なお吹
出口８の形状としては上記以外に多数の吹出孔を開孔設
けてなるパネル板を吹出口８として用いることも一考で
ある。
すると、フアンコイルユニットの構造は図面にて示す如
く、空調機本体１はフアンモータ２、熱交換コイル３、
ドレンパン４、加湿器５等の必要機構を各配置してなる
もので、図面では省略しているが風量、温度調整等は機
外に設置せるスイッチの操作にて行われている。かかる
構造のフアンコイルユニットの前部送風側に適当長さの
吹出チャンバー７を一体的に連設する。また上記、吹出
チャンバー７として送風通路内に適当な消音機構を併設
した消音チャンバーを連結する場合もある。 この考案は
上記、吹出チャンバー７の前部下面に適宜径寸の点検口
Ｂを開口設け、該点検口Ｂに導風筒１０を一体的に連接
固定行わしめると共に該導風筒１０の下部に多数の吹出
口８ａにて形成された角型、丸型等の所謂アネモ型の吹
出口８を脱着取外し自在に嵌装し、該吹出口８を予め天
井９に開口せる点検口Ａに表出すべく形成する。なお吹
出口８の形状としては上記以外に多数の吹出孔を開孔設
けてなるパネル板を吹出口８として用いることも一考で
ある。
【０００７】また他の実施例構造として上記、吹出口８
を下方に連結せしめた導風筒１０を吹出チャンバー７の
点検口Ｂに上記と同様に取付け金具、ビス止め等にて脱
着自在に取付けする。
を下方に連結せしめた導風筒１０を吹出チャンバー７の
点検口Ｂに上記と同様に取付け金具、ビス止め等にて脱
着自在に取付けする。
【０００８】
【考案の効果】この考案に係る天井設置形空気調和機は
フアンコイルユニットの前部に吹出チャンバーを連接設
け、該吹出チャンバーに吹出口を脱着自在に嵌装せる導
風筒を取付けしてなるものであるから、上記吹出口を導
風筒より取外しするのみ天井面直接にメンテナンス作業
用の点検口が露出し、以て該点検口より内部のメンテナ
ンス作業等の諸作業を容易確実に行わしめることが出来
得るのである。
フアンコイルユニットの前部に吹出チャンバーを連接設
け、該吹出チャンバーに吹出口を脱着自在に嵌装せる導
風筒を取付けしてなるものであるから、上記吹出口を導
風筒より取外しするのみ天井面直接にメンテナンス作業
用の点検口が露出し、以て該点検口より内部のメンテナ
ンス作業等の諸作業を容易確実に行わしめることが出来
得るのである。
【０００９】更にこの考案は上記、導風筒を吹出チャン
バーに脱着自在に取付けした請求２項記載の構造におい
て、必要時に上記、導風筒を吹出口と共に吹出チャンバ
ーより取外し行わしめることによって内部点検口が天井
内に表出し、該内部点検口を介して機内の深部における
点検、掃除等のメンテナンス作業を容易、且つ安全確実
に行わしめることが出来得る等の効果を有している。
バーに脱着自在に取付けした請求２項記載の構造におい
て、必要時に上記、導風筒を吹出口と共に吹出チャンバ
ーより取外し行わしめることによって内部点検口が天井
内に表出し、該内部点検口を介して機内の深部における
点検、掃除等のメンテナンス作業を容易、且つ安全確実
に行わしめることが出来得る等の効果を有している。
【００１０】特にこの考案は従来のダクト構造において
用いられていたエアーハンドリングユニットを用いるこ
ともなく風量調整、温度調整等の諸管理が可能であり、
上記せるハンドリングユニットが不要であるから当然、
設備費が少なく安価に提供出来得る効果がある。またこ
の考案においてはフアンコイルユニットの前部に相当長
さの吹出チャンバーチャンバーを連設したことによっ
て、送風通路が長く形成し、自然的な消音効果が得られ
るは勿論、該チャンバーを消音チャンバーを用いること
によってより有効な消音機能が求められ、以て室内への
送風音が非常に静粛にて低騒音空調としては最適な考案
である。
用いられていたエアーハンドリングユニットを用いるこ
ともなく風量調整、温度調整等の諸管理が可能であり、
上記せるハンドリングユニットが不要であるから当然、
設備費が少なく安価に提供出来得る効果がある。またこ
の考案においてはフアンコイルユニットの前部に相当長
さの吹出チャンバーチャンバーを連設したことによっ
て、送風通路が長く形成し、自然的な消音効果が得られ
るは勿論、該チャンバーを消音チャンバーを用いること
によってより有効な消音機能が求められ、以て室内への
送風音が非常に静粛にて低騒音空調としては最適な考案
である。
【図１】 この考案に係る天井設置形空気調和機の内部
機構を略解的に示す断面側面図
機構を略解的に示す断面側面図
【図２】 同上、底面図である。
２ フアンモータ ３ 熱交換コイル ７ 吹出チャンバー ８ 吹出口９ 天井 １０ 導風筒Ａ 天井面点検口 Ｂ 内部点検口
Claims (2)
- 【請求項１】 空調機本体１の内部にフアンモータ２、
熱交換コイル３、ドレンパン４、加湿器５等の諸機構を
適宜に配置し、且つ該機内に送風通路６を形成してなる
フアンコイルユニットの送風側前部に適当長さの吹出チ
ャンバー７を連接設けると共に該吹出チャンバー７の下
方に点検口Ｂを開口設け、該点検口Ｂに、丸型または角
型等形状の吹出口８を筒下方に脱着自在に嵌装連結した
導風筒１０を一体的に取付け設け、上記、吹出口８を予
め天井９に開口せる点検口Ａに表出すべく形成せしめた
ことを特徴とする天井設置形空気調和機。 - 【請求項２】 請求項１項記載の吹出口８を嵌装連結し
てなる導風筒１０を上記、吹出チャンバー７の点検口Ｂ
に脱着自在に取付け設けたことを特徴とする天井設置形
空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992075245U JPH0737071Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 天井設置形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992075245U JPH0737071Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 天井設置形空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640721U JPH0640721U (ja) | 1994-05-31 |
| JPH0737071Y2 true JPH0737071Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=13570651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992075245U Expired - Lifetime JPH0737071Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 天井設置形空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737071Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP1992075245U patent/JPH0737071Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0640721U (ja) | 1994-05-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |