JPH0736985U - 千切りなどの調理器 - Google Patents

千切りなどの調理器

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JPH0736985U
JPH0736985U JP7697293U JP7697293U JPH0736985U JP H0736985 U JPH0736985 U JP H0736985U JP 7697293 U JP7697293 U JP 7697293U JP 7697293 U JP7697293 U JP 7697293U JP H0736985 U JPH0736985 U JP H0736985U
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blade
cutter
longitudinal direction
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comb
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JP7697293U
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宏三 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一個のカッターに条件のちがう二つの千切り
刃を設けることで、二通りの千切りができ、操作上の機
能面では、カッターを回動反転させることで刃部の切り
替えが自由にできるものである。 【構成】 カッター3の両端を、カッター3が所定角度
内で回動反転自在に挾持する本体1からなる。カッター
3は刃体4の中央部にくし刃体7を溶着している。刃体
4は長方形状板の対角線角部二箇所を切欠して切欠肩部
4aを設けている。更に刃体4は両端に支点軸8を設
け、長手方向中央部には横][状の切り溝5とともにス
ライス刃6を設けている。前記のくし刃体7は長方形状
とした薄い(刃体より薄く)板の長手方向前側を中目刃
7bとし、後側を荒目刃7aとし、共に下方に向けて適
宜枚数の刃板を夫夫の条件に基づき等間隔に設けてい
る。前記の挾持部2aにおける両端付近内側に凸部2c
を設け、一方の挾持部2a右側にギザギザ状の刃を備え
た凸片刃10を一体に形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一個のカッターに条件のちがう二つの千切り刃などを設けることで 、二通りの千切りなどができ、操作上の機能面では、カッターを回動反転させる ことで刃部の切り替えが自由にできる千切りなどの調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、本体の先端付近に、種類のちがう二個のカッターを二段に分けて設けた ものがあり、その構成を述べると次のようになる。 線条体による本体の手元側にハンドルを有し、先端付近の上段にはツマ切り用 カッターを備えており、そのツマ切り用カッターは長尺条および長手方向中央部 に長孔を設け、その長孔をおいて対向した−長側にスライス刃を設け、その反対 側にくし刃を設け、両端はツマ切り用カッターが所定角度内で回動自在に枢着さ れている。 そして同じ本体における先端付近の下段には皮引き用カッターを備えており、 その皮引き用カッターは長尺条および長手方向中央部に長孔を設け、その長孔の −長側にスライス刃を設け、両端は皮引き用カッターが所定角度内で回動自在に 枢着されてなるものだった。また、本体の一部に爪状の刃を設けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これは、次のような欠点があった。 (イ) 二種類のカッターを必要とするため、その両カッターの製作や、本体へ のカッター取り付けなどに手数がかかり、コスト高につながった。 (ロ) ツマ切り用カッターは、当然スライス刃の方にはストッパーがかかるよ うに設けてあるが、くし刃の方はフリー状態になる場合が多く、結局、く し刃における被調理物へのくいこみ不足が発生しがちだった。 (ハ) 大根のツマ切り状態を調べてみると、最初の切り出し部分がつながって いる場合が多く、わざわざほぐさなければならない、などのわずらわしさ があった。 (ニ) 爪状の刃(芽取り刃)を使用してみると、ツルツルして切れ味が悪かっ た。 本考案は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の千切りなどの調理器は、本体1の一端側に長楕円状のハンドル2を有 し、他端両側に牛の角状とした挾持部2aを有している。 挾持部2aの両端付近に凸部2cを設けるとともに、二通りの千切りなどがで きる一個からなるカッター3の両端を、カッター3が所定角度内で回動反転可能 に及び刃部の切り替え自在に枢着している。 前記の挾持部2aの片側適宜位置に、ギザギザ状の刃を備えた凸片刃10を一 体に形成してなるものである。
【0005】 本考案における請求項1記載の千切りなどの調理器に係るカッター3は、刃体 4の中央部にくし刃体7を溶着してなる。その一方の刃体4は、長方形状板の適 宜位置二個所(対角線角部)に切欠肩部4aを設け、両端に支点軸8を設け、長 手方向中央部には横][状の切り溝5とともにスライス刃6を設けてなる。 他方のくし刃体7は、長方形状とした薄い板の長手方向両側に、荒目・中目・ 細目などのいずれかの適宜枚数とした個個の刃板を下方に向け、夫夫の条件に基 づき等間隔に設けている。 なお、一個のカッター3に、条件のちがう二つの千切り刃を設けるのが普通で あるが、片側を千切り刃とし反対側をツマ切り刃として設けてもよい。 そしてなお、荒目刃7aは4mm間隔の刃板を、中目刃7bは3mm間隔の刃 板を夫夫設けるのが普通であるが、それぞれの間隔を0,3mmぐらいのプラス ・マイナスは自由にしてもよい。
【0006】 本考案における請求項1または請求項2のいずれかに記載の千切りなどの調理 器の請求項1記載の本体1に係る挾持部2aに相当するものを、双方の長さに少 なくとも2cm前後の差をつけた挾持部2aとしてなるものである。
【0007】
【作用】
先ず刃部の切り替え方法は、カッター3を回動反転させてから全体を裏返す。 次の切り替えのときは、カッター3を前回のときとは反対方向に回動反転させ てから、全体をひっくり返して元の状態にする。 千切りなどの作業方法は、片手指に被調理物を持ち、他方の手指にハンドル2 を持ち、カッター3における前側の刃先を被調理物に押し当て、後方に引くその 動作をくり返す。 凸片刃10の利用方法は、短かめの千切りをしようというときに、例えば、大 根の巾方向に切り傷を入れるとか、根取りあるいは割れ目の汚れを取る、などに 使用する。
【0008】
【実施例】
実施例1 図1は、本考案の実施例1を示す平面図とA−A線断面図及びa−a線端面図 であり、図2は、同じく実施例1のもののカッター部分の解体斜視図であり、図 3は、同じく実施例1のもののA−A線断面図におけるカッター部分の拡大断面 図である。以下、図面を参酌して説明する。 (イ) 2は、片手指で持って丁度よい大きさ、および、平面長楕円状とし、そ の後部に引っ掛け穴を開け、前端部を含めた外縁に縁を設けたハンドルを 示している。 (ロ) ハンドル2の前端両側を延長して、牛の角状および双方を同じ長さとし た挾持部2aを設け、その両端付近に軸穴2bを設けている。 (ハ) 両挾持部2a内側の、軸穴2b付近に右側は上段に左側は下段に、夫夫 ストッパーの役目をする凸部2cを一体に形成している。 (ニ) 挾持部2aにおける両側の軸穴2bを利用して、カッター3の両端を、 カッター3が所定角度内で回動反転自在に枢着している。 (ホ) 上記カッター3の構成は、刃体4の中央部に馬乗り状態にくし刃体7を 重合させ、溶着手段で取り付けている。 (ヘ) 刃体4の形状は、約0,8mm厚さのステンレス材による長方形状板の 対角線角部(右手前角と左前方角)双方を、カッター3を回動したとき凸 部2cに引っ掛からない程度に切欠した切欠肩部4aを設けている。 (ト) 更に刃体4は、両端に支点軸8を設け、長手方向中央部に3mm前後の 間隔を置いて、横][状の切り溝5を設け、後側の両側縦部分を夫夫2m m弱長く切り込んでいる。 (チ) 更に刃体4は、4箇所の折曲部9を折り曲げることで、長手方向両側を 夫夫、巾方向断面逆ハの字状に設け、前側部分より後側部分の傾斜角度を 20度前後大きく設け、その前端両側下部にスライス刃6を設けている。 (リ) 前記のホに記載のくし刃体7は、0,3〜0,5mm厚さの金属製長方 形板において、その長手方向前側を中目刃7bとし、後側を荒目刃7aと し、それらは個個の刃板を下方に向け、夫夫の条件に基づき等間隔に設け ている。 (ヌ) 中目刃7bは3mm間隔の刃板からなる13(+−1)枚刃とし、荒目 刃7aは4mm間隔の10枚刃としている。 (ル) 右側の挾持部2aにおける前寄り右側壁に、半円形片および外縁の4個 所を小さく切欠し、ギザギザ状の刃を備えることで切れ味をよくした凸片 刃10を一体に形成している。 本考案の実施例1は以上のような構成で、これを使うときは、先ず刃部の切り 替え方法は、カッター3を回動反転させてから全体を裏返す。 次の切り替えのときは、カッター3を前回のときとは反対方向に回動反転させ てから、全体をひっくり返して元の状態にする。 千切りなどの作業方法は、片手指に被調理物を持ち、他方の手指にハンドル2 を持ち、カッター3における前側の刃先を被調理物に押し当て、後方に引くその 動作をくり返す。 凸片刃10の利用方法は、短かめの千切りをしようというときに、例えば、大 根の巾方向に切り傷を入れるとか、根取りあるいは割れ目の汚れを取る、などに 使用する。 なお、一個のカッター3に、条件のちがう二つの千切り刃を設けるのが普通で あるが、片側を千切り刃としその反対側をツマ切り刃として設けてもよい。 そのツマ切り刃(細切り刃)の場合には、刃板の間隔を2,5mmの16板刃 とするのが好ましいが、2mm間隔の20枚刃なども考えられる。
【0009】 実施例2 図4は、本考案の実施例2を示す平面図である。 実施例1のものの挾持部2aに相当するものを、右側より左側の挾持部2aを 2cmほど長く設け、同じくカッター3に相当するものを、くし刃体7における 前側と後側を共に、その一枚一枚の刃板の向きを、夫夫、使用状態において本体 1の長手方向に向けて設けたカッター3とし、前記挾持部2aの両端付近にカッ ター3の両端を、カッター3が所定角度内で回動反転自在に枢着している。 他の部分の構成は、実施例1のものと類似形状及び使用方法も同じである。 また、実施例2のものの場合、実施例1のものとのちがいは、カッター3を斜 め横に枢着することで、切れ味をよくしている点である。
【0010】
【考案の効果】
以上のような構成にすると本考案は、一個のカッター3を本体1に取り付ける だけで済むから、従来技術における二種類のカッターを取り付けたものにくらべ れば、かなりのコスト安につながる。 また、スライス刃6の刃先とくし刃体7の刃先を接近させて設けており、使用 どき、くし刃体7の方がフリー状態になることはありえず、したがって、くし刃 体7の刃だけがくいこみ不足になる、などはありえない。 それに、大根を千切りした(従来技術のものの場合はツマ切り)状態をみても 最初の部分がつながるなどということはなく、一本一本が切り離れたすっきりし た千切りができる。 そして、凸片刃10は、ギザギザ状の刃にすることで切れ味を向上させている 。 なお、本考案において、本体の形状や材質、カッターの構成や材質、それに、 刃体における夫夫の条件に基づくスライス刃の角度、くし刃体における双方夫夫 の刃板の数、そして、刃体に対するくし刃対の取り付け方法などは、前記した目 的と作用、上記した効果の達成される範囲内において、夫夫、適当に定められて よいことは申すまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1を示す平面図とA−A線断面
図及びa−a線端面図である。
【図2】同じく実施例1のもののカッター部分の解体斜
視図である。
【図3】同じく実施例1のもののカッターの拡大状態を
示す断面図である。
【図4】本考案の実施例2を示す平面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 ハンドル 2a 挾持部 2c 凸部 3 カッター 4 刃体 4a 切欠肩部 5 切り溝 6 スライス刃 7 くし刃体 7a 荒目刃 7b 中目刃 8 支点軸 10 凸片刃

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体1の一端側にハンドル2を有し、他
    端両側に挾持部2aを有し、その挾持部2aの両端付近
    に、凸部2cを設けると共に、二通りの千切りなどがで
    きる一個からなるカッター3の両端を、カッター3が所
    定角度内で回動反転可能におよび刃部の切り替え自在に
    枢着し、前記の挾持部2aの適宜位置に、ギザギザ状の
    刃を備えた凸片刃10を一体に形成してなることを特徴
    とする千切りなどの調理器。
  2. 【請求項2】 上記のカッター3は、刃体4の中央部に
    くし刃体7を溶着してなり、その一方の刃体4は、長方
    形状板の適宜位置二箇所に切欠肩部4aを設け、両端に
    支点軸8を設け、長手方向中央部には横][状の切り溝
    5とともにスライス刃6を設けてなり、他方のくし刃体
    7は、長方形状板とした長手方向両側に、荒目・中目・
    細目などのいずれかの適宜枚数とした個個の刃板を下方
    に向け、夫夫の条件に基づき等間隔に設けてなることを
    特徴とする請求項1記載の千切りなどの調理器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の本体1に係る挾持部2a
    に相当するものを、双方の長さに少なくとも2cm前後
    の差をつけた挾持部2aとしてなる請求項1または請求
    項2のいずれかに記載の千切りなどの調理器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5613355B1 (ja) * 2014-02-14 2014-10-22 株式会社レーベン販売 切込み刃を備えた調理器具
JP2015150416A (ja) * 2014-08-27 2015-08-24 株式会社レーベン販売 切込み刃を備えた調理器具
JP2015150433A (ja) * 2015-02-09 2015-08-24 株式会社レーベン販売 切込み刃を備えた調理器具

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JP5613355B1 (ja) * 2014-02-14 2014-10-22 株式会社レーベン販売 切込み刃を備えた調理器具
WO2015121965A1 (ja) * 2014-02-14 2015-08-20 株式会社レーベン販売 切込み刃を備えた調理器具
JP2015150416A (ja) * 2014-08-27 2015-08-24 株式会社レーベン販売 切込み刃を備えた調理器具
JP2015150433A (ja) * 2015-02-09 2015-08-24 株式会社レーベン販売 切込み刃を備えた調理器具

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