JPH0735949A - 光ファイバー成端フェルール部 - Google Patents

光ファイバー成端フェルール部

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Publication number
JPH0735949A
JPH0735949A JP17878493A JP17878493A JPH0735949A JP H0735949 A JPH0735949 A JP H0735949A JP 17878493 A JP17878493 A JP 17878493A JP 17878493 A JP17878493 A JP 17878493A JP H0735949 A JPH0735949 A JP H0735949A
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JP
Japan
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optical fiber
fiber core
robot
wire
robot hand
Prior art date
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Pending
Application number
JP17878493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Kimura
廣文 木村
Yasuhide Nishida
安秀 西田
Kazufusa Noda
一房 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH0735949A publication Critical patent/JPH0735949A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ファイバーをロボットハンドで取り扱う場
合、作業ロボットの部品点数を削減でき、作業ロボット
の小型化を図ることができる光ファイバー成端フェルー
ル部を提供することにある。 【構成】光ファイバー素線2が挿通支持された円柱状の
光ファイバー素線支持部1と、この光ファイバー素線支
持部1の一端部1aに結合されると共に、光ファイバー
心線4を保持する円筒状の光ファイバー心線保持部3と
を備える光ファイバー成端フェルール部5において、前
記光ファイバー素線支持部1の少なくとも一部と、前記
光ファイバー心線保持部3の少なくとも一部に、それぞ
れ同一外径の外周面を形成し、かつ、前記光ファイバー
素線支持部1と光ファイバー心線保持部3との結合部の
どちらか一方が他方に嵌合される部位に大径筒部1c,
3aを形成したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、作業ロボットにより
光ファイバーを取り扱う場合に有利な光ファイバー成端
フェルール部に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバー成端フェルール部は、光コ
ネクタの基本構成要素をなすもので、一般に、光ファイ
バー素線が挿通支持された円柱状の光ファイバー素線支
持部と、この光ファイバー素線支持部の一端に結合され
ると共に光ファイバー心線を保持する円筒状の光ファイ
バー心線保持部とで構成されている。
【0003】そして、作業ロボットにより光ファイバー
のフェルール部を直接にハンドリングするような技術は
なかったので、一般に、フェルール部は光ファイバー素
線支持部と光ファイバー心線保持部の形状が異なってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、図3に示すよ
うに、作業ロボットにより光ファイバーを取り扱おうと
する場合、光ファイバーのフェルール(Ferrule)部7を
一対のロボットハンドの爪6,6で確実に保持する必要
があるが、確実に保持するには、一対の爪6,6の各々
に、フェルール部7を保持する箇所の外径に合致させた
保持面6a,6aを形成しなければならない。
【0005】しかしながら、上述のように、従来の光フ
ァイバーのフェルール部は、光ファイバー素線支持部と
光ファイバー心線保持部とは形状が異なり、その外径も
それぞれ異なった寸法で形成されていた。そのため、光
ファイバーのフェルール部を確実に保持しようとする
と、光ファイバー素線支持部を保持する場合には光ファ
イバー素線支持部専用のロボットハンドの爪を用意しな
ければならない。
【0006】このようなことから、作業ロボットにより
光ファイバーを取り扱おうとする場合、光ファイバー素
線支持部と光ファイバー心線保持部とを保持する毎に異
なったロボットハンドの爪を使用しなければならず、ロ
ボットハンドの数が増加し、作業ロボットが大型化し、
また、作業ロボットの部品点数も増加してしまう、とい
う問題があった。
【0007】この発明は、前記事情に鑑みて案出したも
のであって、その目的は、光ファイバーをロボットハン
ドで取り扱う場合、作業ロボットの部品点数を削減で
き、作業ロボットの小型化を図ることができる光ファイ
バー成端フェルール部を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、光ファイバー素線が挿通支持された円
柱状の光ファイバー素線支持部と、この光ファイバー素
線支持部の一端部に結合されると共に、光ファイバー心
線を保持する円筒状の光ファイバー心線保持部とを備え
る光ファイバー成端フェルール部において、前記光ファ
イバー素線支持部の少なくとも一部と、前記光ファイバ
ー心線保持部の少なくとも一部に、それぞれ同一外径の
外周面を形成し、かつ、前記光ファイバー素線支持部と
光ファイバー心線保持部との結合部のどちらか一方が他
方に嵌合される部位に大径筒部を形成したことを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】この発明は、前記のような光ファイバー成端フ
ェルール部としたことにより、光ファイバー素線支持部
と、光ファイバー心線保持部とに同一の外径で形成され
た部分があるので、この部分をロボットハンドの爪で把
持して光ファイバーを取り扱えば、光ファイバー素線支
持部を保持する場合も、光ファイバー心線保持部を保持
する場合も、同一の形状のロボットハンドの爪により確
実に把持できる。
【0010】また、前記光ファイバー素線支持部と光フ
ァイバー心線保持部との結合部のどちらか一方が他方に
嵌合される部位に大径筒部を形成しているので、この部
分を一方のロボットハンドで把持して光ファイバーを取
り扱う場合、どの方向に光ファイバー成端フェルール部
を回動させても、同一動作範囲で光ファイバー成端フェ
ルール部を他方のロボットハンドでハンドリングでき
る。
【0011】また、前記光ファイバー素線支持部と光フ
ァイバー心線保持部との結合部のどちらか一方が他方に
嵌合される部位に大径筒部を形成しているので、前記光
ファイバー素線支持部と光ファイバー心線保持部との結
合部の強度を確保でき信頼度が高くなり、また、光ファ
イバー成端フェルール部をロボットハンドで把持してア
ダプタへ挿入する際に、この光ファイバー成端フェルー
ル部を把持したロボットハンドが前記挿入方向に滑った
としても、このロボットハンドが前記大径筒部で止まる
ので、この大径筒部がストッパの役割を果たし、ロボッ
トハンドの小さな把持力で光ファイバー成端フェルール
部をアダプタへ挿入することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1はこの発明に係わる光ファイバー成
端フェルール部の第1の実施例の断面図を示す。この図
において、1は例えばセラミック等で形成され光ファイ
バー素線2が挿通支持された円柱状の光ファイバー素線
支持部、3は例えばステンレス合金等で形成され前記光
ファイバー素線支持部1の一端部1aに結合されると共
に、光ファイバー心線4を保持する円筒状の光ファイバ
ー心線保持部であり、これら光ファイバー素線支持部1
と光ファイバー心線保持部3とで光ファイバー成端フェ
ルール部5が構成されている。なお、光ファイバーは、
前記光ファイバー素線2と、光ファイバー心線4と、こ
の光ファイバー心線4を被覆した図示しない被覆部とで
形成されている。
【0013】前記光ファイバー素線支持部1は、この実
施例では均一の外径D1 で円柱状に所定の長さで形成さ
れ、中心部には光ファイバー素線2が挿通支持される支
持孔1bが穿設されている。光ファイバー心線保持部3
は、前記光ファイバー素線支持部1の一端部1aが嵌合
されるように大径筒部3aと、この大径筒部3aから延
出された光ファイバー心線4が挿通される小径筒部3b
とで形成されている。前記小径筒部3bの外径D2 は、
前記光ファイバー素線支持部1の外径D1 と同一寸法で
形成されている(D1 =D2 )。前記大径筒部3aの外
径D3 は、光ファイバー素線支持部1と光ファイバー心
線保持部3の外周面の中で最大の外径である。
【0014】図2は、この発明に係わる光ファイバー成
端フェルール部5の第2の実施例の断面図を示すもの
で、前記第1の実施例と相違する点は、光ファイバー素
線支持部1の一端部1aに、均一の外径D2 で円筒状に
形成された光ファイバー心線保持部3の一端部3cが嵌
合される凹穴1a′を形成し、この一端部1aが最大外
径D3 の大径筒部1cとなるようにした点である。
【0015】これらの実施例のように、光ファイバー素
線支持部1と光ファイバー心線保持部3とに同一の外径
部分を形成したので、作業ロボットのロボットハンドに
より光ファイバーを取り扱う場合、どの方向に光ファイ
バー成端フェルール部が向いていても、ロボットハンド
の爪で前記光ファイバー素線支持部1と光ファイバー心
線保持部3の同一の外径部分を把持すれば、同一形状の
ロボットハンドの爪により共に同じ開閉動作範囲で確実
に把持でき、従って、ロボットハンドの数を削減して作
業ロボットの小型化が図れ、また、複数のロボットハン
ドを設ける場合も、各ロボットハンドに同一形状の爪を
共用でき、部品点数を削減し、作業ロボットのコストの
低減化、機構の簡素化を図ることができる。なお、光フ
ァイバー素線支持部1と光ファイバー心線保持部3とに
形成する同一の外径部分は、前記実施例の構造に限ら
ず、少なくともその一部に形成すればよい。
【0016】また、前記光ファイバー素線支持部1と光
ファイバー心線保持部3との結合部のどちらか一方が他
方に嵌合される部位に大径筒部1c,3aを形成したの
で、結合部の強度を確保でき信頼度が高くなり、また、
光ファイバー成端フェルール部5をアダプタ(図示しな
い)へ挿入する際に、この光ファイバー成端フェルール
部5を把持したロボットハンドが前記挿入方向に滑った
としても、このロボットハンドが前記大径筒部で止まる
ので、この大径筒部がストッパの役割を果たし、ロボッ
トハンドの小さな把持力で光ファイバー成端フェルール
部をアダプタへ挿入することができる。
【0017】また、一方のロボットハンドで前記大径筒
部1c,3aを把持し、他方のロボットハンドによって
光ファイバー成端フェルール部5を形成する光ファイバ
ー素線支持部1と光ファイバー心線保持部3とを持ち替
える際に、2つのロボットハンドの爪の開閉動作範囲が
異なることで、2つのロボットハンドの干渉を防ぐこと
ができ、ロボットハンドの、機構の単純化および制御装
置の単純化を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
は、光ファイバー素線が挿通支持された円柱状の光ファ
イバー素線支持部と、この光ファイバー素線支持部の一
端部に結合されると共に、光ファイバー心線を保持する
円筒状の光ファイバー心線保持部とを備える光ファイバ
ー成端フェルール部において、前記光ファイバー素線支
持部の少なくとも一部と、前記光ファイバー心線保持部
の少なくとも一部に、それぞれ同一外径の外周面を形成
したので、作業ロボットにより光ファイバーを取り扱う
場合、同一形状のロボットハンドの爪により光ファイバ
ー素線支持部と光ファイバー心線保持部とを、共にロボ
ットハンドの爪の同じ開閉動作範囲で確実に把持でき、
ロボットハンドを共通化してその数を削減し、作業ロボ
ットの小型化を図ることができ、また、複数のロボット
ハンドを設ける場合も各ロボットハンドに同一形状の爪
を共用でき、部品点数の削減化、コストの低減化を図る
ことができる。
【0019】また、前記光ファイバー素線支持部と光フ
ァイバー心線保持部との結合部のどちらか一方が他方に
嵌合される部位に大径筒部を形成したので、結合部の強
度を確保でき信頼度が高くなり、また、光ファイバー成
端フェルール部をアダプタへ挿入する際に、この光ファ
イバー成端フェルール部を把持したロボットハンドが前
記挿入方向に滑ったとしても、このロボットハンドが前
記大径筒部で止まるので、この大径筒部がストッパの役
割を果たし、ロボットハンドの小さな把持力で光ファイ
バー成端フェルール部をアダプタへ挿入することができ
る。
【0020】また、一方のロボットハンドで前記大径筒
部を把持し、他方のロボットハンドによって光ファイバ
ー成端フェルール部を形成する光ファイバー素線支持部
と光ファイバー心線保持部とを持ち替える際に、2つの
ロボットハンドの爪の開閉動作範囲が異なることで、2
つのロボットハンドの干渉を防ぐことができ、ロボット
ハンドの、機構の単純化および制御装置の単純化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバーに取着られたこの発明の光ファイ
バー成端フェルール部の第1の実施例の断面図である。
【図2】光ファイバーに取着られたこの発明の光ファイ
バー成端フェルール部の第2の実施例の断面図である。
【図3】光ファイバー成端フェルール部をロボットハン
ドで把持した状態の説明図である。
【符号の説明】 1 光ファイバー素線支持部 1a 一端部 1a′ 凹穴 1b 支持孔 1c 大径筒部 2 光ファイバー素線 3 光ファイバー心線保持部 3a 大径筒部 3b 小径筒部 3c 一端部 4 光ファイバー心線 5 光ファイバー成端フェルール部 6 ロボットハンドの爪 6a 保持面 7 フェルール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバー素線が挿通支持された円柱状
    の光ファイバー素線支持部と、この光ファイバー素線支
    持部の一端部に結合されると共に、光ファイバー心線を
    保持する円筒状の光ファイバー心線保持部とを備える光
    ファイバー成端フェルール部において、 前記光ファイバー素線支持部の少なくとも一部と、前記
    光ファイバー心線保持部の少なくとも一部に、それぞれ
    同一外径の外周面を形成したことを特徴とする光ファイ
    バー成端フェルール部。
  2. 【請求項2】前記光ファイバー素線支持部と光ファイバ
    ー心線保持部との結合部のどちらか一方が他方に嵌合さ
    れる部位に大径筒部を形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の光ファイバー成端フェルール部。
JP17878493A 1993-07-20 1993-07-20 光ファイバー成端フェルール部 Pending JPH0735949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17878493A JPH0735949A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 光ファイバー成端フェルール部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17878493A JPH0735949A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 光ファイバー成端フェルール部

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0735949A true JPH0735949A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16054583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17878493A Pending JPH0735949A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 光ファイバー成端フェルール部

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JP (1) JPH0735949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8991479B2 (en) 2010-03-10 2015-03-31 Showa Denko K.K. Condenser

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8991479B2 (en) 2010-03-10 2015-03-31 Showa Denko K.K. Condenser

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