JPH0735439A - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

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JPH0735439A
JPH0735439A JP5338824A JP33882493A JPH0735439A JP H0735439 A JPH0735439 A JP H0735439A JP 5338824 A JP5338824 A JP 5338824A JP 33882493 A JP33882493 A JP 33882493A JP H0735439 A JPH0735439 A JP H0735439A
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tank group
refrigerant passage
passage
pipe fitting
refrigerant
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Kunihiko Nishishita
邦彦 西下
Takashi Kinugawa
貴志 衣川
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
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    • F28F9/02Header boxes; End plates
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造で膨張弁の装着を容易にすると共
に、省スペース化を達成し、さらに熱交換能力の向上を
図る。 【構成】 膨張弁が装着される出入口部、この出入口部
の一方と冷媒通路の一端側を連通する第1の冷媒通路、
及び前記出入口部の他方と冷媒通路の他端側と連通パイ
プを介して接続される第2の冷媒通路を有する出入口通
路形成用プレートを一方のエンドプレートに固着するた
めに、出入口通路形成用プレートの第1及び第2の冷媒
通路の形状を変えることによって、膨張弁が装着される
出入口部と冷媒通路の流出入側とを自由に連通させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用空調装置に用
いられる積層型熱交換器、特に片側に一対のタンクが形
成され、これら一対のタンクがU字通路にて連通されて
いる熱交換エレメントと、コルゲート状のフィンとを複
数積層してなる積層型熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、車両のエンジンルーム側のレイア
ウトによって、出入口パイプ又は膨張弁の位置が熱交換
器の下部のタンク位置では障害物と当たる場合が多く、
一般的には熱交換器のエンドプレート側から出入口パイ
プを出さずに熱交換器の正面に出し、パイプを引き回す
ことによって所定の高さに配管している。
【0003】しかし、この方法においては、出入口パイ
プやこれに接続される膨張弁等によって通風抵抗が増加
するために冷房能力が低下することが懸念され、これを
解消するために、特開平3−170755号公報に同一
側面側に出入口パイプを設けるようにしたものが開示さ
れている。
【0004】この引例は、4パス以上の冷媒通路を構成
する場合に、一対のタンクの間に中央のタンク群若しく
はパイプを形成して、一方の側に出入口パイプを形成で
きるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記引
例においては、膨張弁の出入口のピッチと、熱交換器出
入口のピッチが一致しないため、膨張弁を取付けるため
の空間が必要であると共に、出入口パイプをこの空間ま
で引き回す必要が生じるため、省スペース化が図れず、
また部品点数が多くなるという問題点があった。
【0006】このために、この発明は、簡易な構造で膨
張弁の装着を容易にすると共に、省スペース化を達成
し、さらに熱交換能力の向上を図った積層型熱交換器を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、請求項1記載
の発明においては、一対のタンクとこれらを連通するU
字通路とを有する熱交換エレメントと、コルゲート状の
フィンとを交互に積層してその積層方向の両端にエンド
プレートを配し、隣接する各熱交換エレメントのタンク
を適宜連通して、一方のタンク群と他方のタンク群との
間を連通するU字通路を形成し、前記タンク群を仕切っ
て複数パスの冷媒通路を形成した積層型熱交換器におい
て、前記エンドプレートの一方に固着されると共に、膨
張弁が装着される出入口部と、前記エンドプレートの一
方に形成され、前記冷媒通路の一端側となるタンク群と
前記出入口部の一方とを連通する第1の冷媒通路と、前
記出入口部の他方と前記エンドプレートの一方に形成さ
れたパイプ嵌挿孔とを連通する第2の冷媒通路とを有す
る出入口通路形成用プレートと、一端が、前記パイプ嵌
挿孔に固着して前記第2の冷媒通路と連通し、他端が、
前記冷媒通路の他端側となるタンク群と連通する連通パ
イプとを具備したことにあり、請求項2記載の発明にお
いては、前記連通パイプは、前記タンク群の側部に配さ
れ、一端が、前記エンドプレート及びこのエンドプレー
トに固着される出入口通路形成用プレートの下方側部か
ら一方に延出した延出部分に形成され、前記第2の冷媒
通路と連通する第1のパイプ嵌挿孔に連通すると共に、
他端が、前記冷媒通路の他端側となるタンク群の所定の
タンクから一方に延出した延出部分に形成された第2の
パイプ嵌挿孔に連通することにある。
【0008】また、請求項3記載の発明においては、前
記連通パイプは、前記一方のタンク群と他方のタンク群
の間に形成されたパイプ嵌挿溝に配されると共に、一端
が、前記エンドプレート及びこのエンドプレートに固着
される出入口通路形成用プレートの下方中央に形成さ
れ、前記第2の冷媒通路と連通する第1のパイプ嵌挿孔
と連通し、他端が、前記他方のエンドプレートの下方中
央に形成された第2のパイプ嵌挿孔と連通すると共に、
この第2のパイプ嵌挿孔と前記冷媒通路の他端側となる
タンク群の端部とを連通する迂回路を有することにあ
り、請求項4記載の発明においては、前記連通パイプ
は、前記一方のタンク群と他方のタンク群の間に形成さ
れたパイプ嵌挿溝に配されると共に、一端が、前記エン
ドプレート及びこのエンドプレートに固着される出入口
通路形成用プレートの下方中央に形成され、前記第2の
冷媒通路と連通する第1のパイプ嵌挿孔と連通し、他端
が、前記冷媒通路の他端側となるタンク群の隣合わない
少なくとも2つのタンクからパイプ嵌挿溝側に延出した
延出部分に跨がって連通することにある。
【0009】さらに請求項5記載の発明においては、前
記連通パイプは、前記一方のタンク群と他方のタンク群
の間に形成されたパイプ嵌挿溝に配されると共に、一端
が、前記エンドプレート及びこのエンドプレートに固着
される出入口通路形成用プレートの下方中央に形成さ
れ、前記第2の冷媒通路と連通する第1のパイプ嵌挿孔
と連通し、他端が、前記冷媒通路の他端側となるタンク
群の中央より所定位置外方に位置するタンクからパイプ
嵌挿溝側に延出した延出部分に連通することにあり、請
求項6記載の発明においては、前記連通パイプは、前記
一方のタンク群と他方のタンク群の間に形成されたパイ
プ嵌挿溝に配されると共に、一端が、前記エンドプレー
ト及びこのエンドプレートに固着される出入口通路形成
用プレートの下方中央に形成され、前記第2の冷媒通路
と連通する第1のパイプ嵌挿孔と連通し、他端が、前記
冷媒通路の他端側となるタンク群のタンクであり、少な
くとも2つの連続する成形プレートにより構成されるタ
ンクからパイプ嵌挿溝側に延出した延出部分に連通する
ことにある。
【0010】
【作用】したがって、請求項1記載の発明によれば、膨
張弁が装着される出入口部、この出入口部の一方と冷媒
通路の一端側を連通する第1の冷媒通路、及び前記出入
口部の他方と冷媒通路の他端側と連通パイプを介して接
続される第2の冷媒通路を有する出入口通路形成用プレ
ートを一方のエンドプレートに固着するために、出入口
通路形成用プレートの第1及び第2の冷媒通路の形状を
変えることによって、膨張弁が装着される出入口部と冷
媒通路の流出入側とを自由に連通させることができるた
めに、上記課題が達成できる。
【0011】請求項2記載の発明においては、前記連通
パイプをタンク群の側部に配するようにし、請求項3記
載の発明においては、一方のタンク群と他方のタンク群
の間にパイプ嵌挿溝を形成し、このパイプ嵌挿溝に前記
連通パイプを配するようにしたために、熱交換器の熱交
換を行う部分でのパイプの引き回しをする必要が無くな
るために、上記課題が達成できる。
【0012】また、請求項4記載の発明においては、前
記連通パイプの他端が、前記冷媒通路の他端側となるタ
ンク群の隣合わない少なくとも2つのタンクからパイプ
嵌挿溝側に延出した延出部分に跨がって連通するように
し、また請求項5記載の発明においては、前記連通パイ
プの他端が、前記冷媒通路の他端側となるタンク群の中
央より所定位置外方に位置するタンクからパイプ嵌挿溝
側に延出した延出部分に連通し、さらに請求項6記載の
発明においては、前記連通パイプの他端が、前記冷媒通
路の他端側となるタンク群のタンクであり、少なくとも
2つの連続する成形プレートにより構成されるタンクか
らパイプ嵌挿溝側に延出した延出部分に連通したことに
より、連通パイプからタンク群へ、若しくはタンク群か
ら連通パイプへの冷媒の流れ、及び温度分布を改善で
き、上記課題を達成できる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面により
説明する。
【0014】図1乃至図5において第1の実施例として
示される積層型熱交換器(以下、「熱交換器」と言
う。)1は、例えば6パスの熱交換器で、熱交換エレメ
ント2と、コルゲート状のフィン3とを交互に積層する
と共に、その積層方向の両側にエンドプレート4,5を
配して構成され、炉中一体にろう付けして組み付けられ
るものである。
【0015】熱交換エレメント2(2a,2b,2c)
は、成形プレートを互いに向かい合わせて接合すること
で構成され、この実施例においては、成形プレート6,
7,8,9の4種類の成形プレートによって構成されて
いる。
【0016】成形プレート6は、図4に示すように、下
方を膨出して形成した2つの溝部10,11を有し、こ
の2つの溝部10,11を分離すると共に上方に向けて
突条12が延設されている。この突条12の周縁には、
前記溝部10,11を連通するU字状の溝13が形成さ
れる。また、前記溝部10,11には、開口部14,1
5が形成され、この開口部14,15の一方の開口部、
例えば開口部15のみが開口したものが、成形プレート
7となっている。
【0017】この成形プレート6,6を向かい合わせて
接合することによって熱交換エレメント2aが形成さ
れ、その内部では、向かい合う溝部10,11から図3
に示すタンク16,17が構成され、互いの溝部13か
らU字通路18が構成される。この熱交換エレメント2
aは隣接される熱交換エレメント間で当接するタンク同
士が連通する。
【0018】熱交換エレメント2bは、前記成形プレー
ト6,7を向かい合わせて接合することによって形成さ
れ、この熱交換エレメント2bと前記熱交換エレメント
2aが隣接される一方のタンクを連通するものの他方の
タンク同士は遮断される構造となる。
【0019】熱交換エレメント2cは、図5で示すよう
に成形プレート8,9を対面接合することによって形成
される。成形プレート8は、下方が膨出されて溝部1
0,19が形成され、特に溝部19は所定幅熱交換エレ
メント2a,2bから側方に延出するように形成され、
前記開口部14,15と対応する位置に開口部20が形
成されている。また、成形プレート9は、前記成形プレ
ート8と接合して熱交換エレメント2cを形成するため
に成形プレート8と対称形をしている。この成形プレー
ト9の前記溝部19と対抗する位置に形成された溝部2
1には、前記開口部14,15と対応する位置に開口部
22が形成され、その側部には連通パイプ24の一端が
嵌挿されるパイプ嵌挿孔(第2のパイプ嵌挿孔)23が
形成されている。
【0020】以上の成形プレート6,7,8,9によっ
て形成された熱交換エレメント2(2a,2b,2c)
は、コルゲート状のフィン3を挟持して積層されるもの
で、その積層方向の両端にはエンドプレート4,5が配
されているものである。
【0021】エンドプレート4は、平プレート4aと出
入口流路形成用プレート4bによって構成されており、
平プレート4aは、熱交換エレメント群の端部に配され
た成形プレート6を閉塞して、最端部の熱交換エレメン
トを形成している。この平プレート4aには、成形プレ
ート6の溝部10に開口する冷媒入口25と、前記溝部
19の延出位置に対応して半円状に延設されたフランジ
部26と、このフランジ部26に形成された連通パイプ
24のパイプ嵌挿孔(第1のパイプ嵌挿孔)27とが形
成されている。
【0022】この平プレート4aにろう付け等で固着さ
れてエンドプレート4を形成する出入口流路形成用プレ
ート4bには、前記フランジ部26と対応してフランジ
部34が形成され、また下記する出入口部28の入口パ
イプ29が装着される入口孔31と前記冷媒入口25を
連通する第1の冷媒通路33と、出入口部28の出口パ
イプ30が装着される出口孔32と連通パイプ24の開
口端であって前記フランジ部34に開口するパイプ嵌挿
口27とを連通する第2の冷媒通路35が形成されてい
る。
【0023】尚、前記出入口部28は、図示しない膨張
弁が装着されるもので、前記入口パイプ29は膨張弁の
冷媒出口が接続され、また前記出口パイプ30は例えば
感温筒が配される通路に接続される。
【0024】以上の構成の熱交換器1において、膨張弁
から入口パイプ29を介して第1の冷媒通路33に至っ
た冷媒は、図3に示すように、冷媒入口25を通って熱
交換エレメント群40のタンク群46に流れ込む。この
タンク群46から熱交換エレメント群40のU字通路
(往路と復路)を通過して反対側のタンク群48に流れ
込んだ冷媒は、このタンク群48と連通する熱交換エレ
メント群42のタンク群50に流れ込む。さらに冷媒
は、このタンク群50から熱交換エレメント群42のU
字通路を通過して反対側のタンク群52に至り、このタ
ンク群52から熱交換エレメント群44のタンク群5
4、図示しないU字通路、タンク群56と通過する。こ
れによって、液体冷媒は熱交換エレメント2内を6パス
することとなり、フィン3を介して該フィン3を通過す
る空気の熱を吸収して、液体冷媒から気体冷媒へと蒸発
するものである。
【0025】この最下流側のタンク群56に至った冷媒
は、溝部19と溝部21によって画成されたタンク(連
通路)36から連通パイプ24に至り、この連通パイプ
24を通過して第2の冷媒通路35に至り、出口パイプ
30から次なる冷房サイクルの行程へ送られるものであ
る。
【0026】これによって、出入口流路形成用プレート
4bの形状を変えることにより、第1の冷媒通路33及
び第2の冷媒通路35の形状を変えることができ、出入
口部28の取付位置を適宜変化させることができるため
に、膨張弁を適切な位置に装着できるものである。
【0027】尚、図6において示すものは、成形プレー
トと同様のクラッド材等によって形成され、前記連通パ
イプ24を2分割した状態に形成された部材24a,2
4bで、この部材24a,24bを組み付けて熱交換器
と共に炉中ろう付けを行うことによって連通パイプ24
を形成し、各材質間の熱膨張率を同一として熱膨張率の
差による寸法のずれ等の不具合を防止することができ
る。
【0028】また、図7において示す第2の実施例は、
連通パイプ24を連通パイプ24’と連通パイプ24”
とに分割したもので、前記熱交換エレメント2cとこの
熱交換エレメント2cのパイプ嵌挿孔23に対向する位
置にパイプ嵌挿孔を形成した熱交換エレメント2c’を
形成し、前記エンドプレート4と熱交換エレメント2
c’とを連通パイプ24’で、また前記熱交換エレメン
ト2c’と熱交換エレメント2cとを連通パイプ24”
で連通したものである。これによって、連通パイプ24
に至る流路抵抗を減少させることができるものである。
【0029】以下、図8乃至図10において示す第3の
実施例に係る積層型熱交換器1について説明する。尚、
前述の第1の実施例と同一のものは同一の番号を付して
説明を省略する。
【0030】この第3の実施例における熱交換エレメン
ト2dは、図9に示すように、一対の成形プレート6
0,61を接合させることによって形成されている。こ
れによって、タンク62,63が形成され、このタンク
62,63の両側を連通する開口部64,65が形成さ
れている。また、この熱交換エレメント2dには、タン
ク63から側方に延出して冷媒出口66が形成されてい
る。
【0031】また、連通パイプ67は、この冷媒出口6
6と前記エンドプレート4に形成の第2の冷媒通路35
を連通するもので、図6に示す連通パイプ24と同様に
2分割した部材67a,67bによって構成されるもの
である。また、この連通パイプ67には、前記冷媒出口
66が嵌挿される嵌挿孔68が形成されている。これに
よって、この連通パイプ67を使用することによって、
従来の積層型熱交換器に使用されている冷媒出口を有す
る成形プレート60,61を使用できるという効果があ
り、また前述の第1の実施例と同様の効果を奏すること
ができるものである。
【0032】以下、図11乃至図14において第4の実
施例として示される積層型熱交換器について説明する。
【0033】この実施例において示す熱交換器71は、
例えば4パスの熱交換器で、熱交換エレメント72と、
コルゲート状のフィン73とを交互に積層すると共に、
その積層方向の両側にエンドプレート74,75を配し
て構成され、炉中一体にろう付けして組み付けられるも
のである。
【0034】熱交換エレメント72は、隣接するタンク
と連通する熱交換エレメント72a、一方の側のタンク
との連通が遮断されている熱交換エレメント72b及び
連通路99を有する熱交換エレメント72cによって構
成されている。
【0035】熱交換エレメント72aは、成形プレート
76,76を対面接合することで構成される。この成形
プレート76は、図14に示すように下方を膨出して形
成した溝部77,78を有し、この2つの溝部77,7
8を分離すると共に上方に向けて延設される突条79を
有している。この突条79の周縁には、前記溝部77,
78を連通するU字状の溝80が形成される。また、前
記溝部77,78には、開口部81,82が形成されて
いる。
【0036】熱交換エレメント72bは、前記成形プレ
ート76と、この成形プレートの一方の側の開口部77
のみが開口した形状をした成形プレート83とを対面接
合することによって形成され、これによって一方の側の
タンクは隣接するタンクと連通するが、他方の側のタン
クは隣接するタンクと遮断されるようになる。
【0037】熱交換エレメント72cは、前記成形プレ
ート76と、この成形プレートの一方の側の開口部77
が切り欠き部89内の延出して形成された連通路99及
び連通パイプ86の一端が固着されるパイプ嵌挿孔(図
16の201)とを有する成形プレート176とを対面
接合することによって形成され、これによって、連通路
99を介して連通パイプ86とタンク群96とを連通す
るものである。
【0038】また、前記成形プレート76,83は、両
溝部77,78の間に所定の長さ、所定の面積の切り欠
き部89が形成されており、この切り欠き部89は連接
されて、連通パイプ86が連架されるパイプ嵌挿溝8
9’を構成する。
【0039】エンドプレート74は、平プレート74a
と出入口通路形成用プレート74bとによって構成さ
れ、平プレート74aは、端部に位置する成形プレート
76を閉塞すると共に、前記切り欠き部89と対応する
位置に開口し、前記連通パイプ86が嵌挿されるパイプ
嵌挿孔90と、前記溝部78に対向する位置に開口する
冷媒吐出口91とを有している。また、前記出入口通路
形成用プレート74bには、前記冷媒吐出口91と出入
口部28の出口パイプ30が装着される出口孔88とを
連通する第1の冷媒通路85と、前記連通パイプ86の
開口端と前記出入口部28の入口パイプ29が装置され
る入口孔87とを連通する第2の冷媒通路84とが形成
されている。
【0040】以上の構成の熱交換器71において、膨張
弁から入口パイプ29を介して第2の冷媒通路84に流
れ込んだ冷媒は、この第2の冷媒通路84から連通パイ
プ86に至る。この連通パイプ86は、前記熱交換エレ
メント72の下端中央に形成された切り欠き部89を連
架して形成されたパイプ嵌挿溝89’に配され、最上流
側のタンク群96の熱交換エレメント72cに形成され
た連通路99に至るもので、前記連通パイプ86を通過
した冷媒は、このタンク群96の中央部分の熱交換エレ
メント72cに形成の連通路99を介して、熱交換エレ
メント群92のタンク群96に流れ込み、熱交換エレメ
ント群92のU字通路を通過して反対側のタンク群98
に至るものである。
【0041】このタンク群98は、熱交換エレメント群
94のタンク群100と連通していることから、冷媒は
熱交換エレメント群94のタンク群100に至り、熱交
換エレメント群94のU字通路を通過して反対側のタン
ク群102至る。これによって、冷媒は熱交換エレメン
ト72を4パスし、熱交換エレメント72間に介在する
フィン73を通過する空気の熱交換を吸収して液体冷媒
から気体冷媒へと蒸発する。この気体冷媒は、エンドプ
レート74に形成された第1の冷媒通路85を通過して
出口パイプ30に至り、次なる行程に吐出されるもので
ある。
【0042】以上説明したように、第4の実施例に係る
熱交換器においても、エンドプレート74に第1の冷媒
通路85及び第2の冷媒通路84を形成することによっ
て、エンドプレート74上において膨張弁の取付位置を
自由に選択でき、また出入口パイプを省略できることか
ら部品点数の削減、省スペース化が達成でき、さらにエ
ンドプレート上に膨張弁を取付けることから通気抵抗の
減少が達成できるものである。
【0043】図15乃至図16で示す第5の実施例に係
る熱交換器において、熱交換エレメント72は、隣接す
るタンクと連通する前記熱交換エレメント72a、一方
の側のタンクとの連通が遮断されている前記熱交換エレ
メント72b、連通路199を有する前記熱交換エレメ
ント72c、及び連通路200を有する熱交換エレメン
ト72dによって構成されている。尚、熱交換エレメン
ト72a,72b,72cの説明については前述と同様
であるので省略する。
【0044】熱交換エレメント72dは、成形プレート
76と成形プレート177を対面接合することで構成さ
れる。この成形プレート177は、前記成形プレート1
76に形成のパイプ嵌挿孔201と同様の位置に形成さ
れたパイプ嵌挿孔202と、このパイプ嵌挿孔202に
対向する位置に形成されたパイプ嵌挿孔203とがさら
に形成されているもので、前記エンドプレート74aに
形成のパイプ嵌挿孔(第1のパイプ嵌挿孔)90とパイ
プ嵌挿孔202とを連通パイプ(第1の連通パイプ)8
6aで連通し、さらにパイプ嵌挿孔203と熱交換器エ
レメント72cに形成のパイプ嵌挿孔201とを第2の
連通パイプ86bで連通したものである。
【0045】これによって、熱交換エレメント72cと
72dは、熱交換エレメント群92の隣合わない位置に
配されるもので、前記第2の冷媒通路84を介して連通
パイプ86(86a,86b)に流入した冷媒は、第1
及び第2の連通路99,200の2箇所からタンク群9
6に流入するために、熱交換エレメント群92を流れ込
む冷媒の流路抵抗を低減することができ、また熱交換エ
レメントの温度分布を平均化することができ、熱交換効
率を向上させることができる。
【0046】また、以上説明した第5の実施例において
は、前記(第1の)パイプ嵌挿孔90と前記熱交換エレ
メント72c,72dを連通する連通パイプを86a及
び86bに分割して連通するようにしたが、図17に示
すように第1のパイプ嵌挿孔90と前記熱交換エレメン
ト72cを連通パイプ86cによって前記熱交換エレメ
ント72dを貫通させて連通すると共に、前記第2の連
通路200に面する部分に、開口部86dを形成し、こ
の開口部86dから冷媒の一部を第2の連通路200に
流すようにしても良いものである。
【0047】図18及び図19で示す第6の実施例に係
る熱交換器において、熱交換エレメント72は、隣接す
るタンクと連通する前記熱交換エレメント72a、一方
の側のタンクとの連通が遮断されている前記熱交換エレ
メント72b、及び連通路204を有する前記熱交換エ
レメント72eによって構成されている。尚、熱交換エ
レメント72a,72bの説明については前述と同様で
あるので省略する。
【0048】この熱交換エレメント72eは、成形プレ
ート178及び成形プレート179を対面接合して形成
される。成形プレート178は、下方を膨出して形成し
た2つの溝部178a,178b(前記溝部77と同様
の構成であるため、説明を省略する)を有しており、溝
部178aは、前記成形プレート76の溝部77に形成
の開口部81と連通する開口部178cと、中央方向に
延出して形成された部分(連通路形成部)178dにパ
イプ嵌挿孔205を有している。
【0049】また、成形プレート179は、前記下方を
膨出して形成した2つの溝部179a,179b(前記
溝部78と同様の構成であるため、説明を省略する)を
有し、溝部179aは、前記成形プレート76の溝部7
8に形成の開口部82と連通する開口部179cと、中
央方向に延出して形成され、前記連通路形成部178d
と対面接合して連通路204を形成する連通路形成部1
79dとを有している。
【0050】以上の構成の第6の実施例においては、連
通路の容積を大きくしたことによって連通路の流路抵抗
を低減できるために、冷媒の流れを円滑にすることがで
き、熱交換効率を向上させることができるものである。
【0051】図20及び図21で示す第7の実施例に係
る熱交換器において、熱交換エレメント72は、隣接す
るタンクと連通する前記熱交換エレメント72a、一方
の側のタンクとの連通が遮断されている前記熱交換エレ
メント72b、連通路299を構成する前記熱交換エレ
メント72f及び72gによって構成されている。尚、
熱交換エレメント72a,72bの説明については前述
と同様であるので省略する。
【0052】熱交換エレメント72fは、成形プレート
76及び成形プレート180を対面接合して形成され
る。成形プレート180は、下方を膨出して形成した2
つの溝部180a,180b(前記溝部78と同様の構
成であるため、説明を省略する)を有しており、溝部1
80aは、前記成形プレート76の溝部78と対面接合
され、また中央方向に延出して形成された部分にパイプ
嵌挿孔206を有し、さらに溝部180aの背面部分に
開口部180cを有している。
【0053】熱交換エレメント72gは、成形プレート
76’及び成形プレート181を対面接合して形成され
る。成形プレート181は、下方を膨出して形成した2
つの溝部181a,181b(前記溝部77と同様の構
成であるため、説明を省略する)を有しており、溝部1
81aは、成形プレート76’の溝部77と対面接合さ
れ、中央方向に延出して形成された部分の切り欠き部8
9に面する部分を成形プレート76’によって閉塞され
るものである。また、溝部181aの背面は、前記成形
プレート180に形成の開口部180cと接合する開口
部181cが形成される。
【0054】以上の構成の熱交換エレメント72f,7
2gを接合することによって、連通路299が形成され
るもので、前述の第6の実施例と同様の効果を上げるこ
とができるものである。
【0055】図22及び図23で示す第8の実施例に係
る熱交換器において、熱交換エレメント72は、隣接す
るタンクと連通する前記熱交換エレメント72a、一方
の側のタンクとの連通が遮断されている前記熱交換エレ
メント72b、連通路399を構成する前記熱交換エレ
メント72h及び72iによって構成されている。尚、
熱交換エレメント72a,72bの説明については前述
と同様であるので省略する。
【0056】熱交換エレメント72hは、前記成形プレ
ート178及び成形プレート182を対面接合して形成
され、また、熱交換エレメント72iは前記成形プレー
ト181と前記成形プレート179によって形成される
もので、成形プレート182は前記成形プレート181
と対称形をなす形状をしているものである。これによっ
て、熱交換エレメント72h及び熱交換エレメント72
iを接合することによって、連通路399の容積を、上
記第6及び第7の実施例の熱交換器以上に拡大できるこ
とから、前述の実施例以上に流路抵抗を低減できるもの
である。
【0057】図24に示す第9の実施例に係る熱交換器
は、前記第6の実施例に係る熱交換器の熱交換エレメン
ト72eの位置を熱交換エレメント群92の中央から所
定値外方に配したものである。これによって、連通パイ
プを流出した冷媒が、その対面に突き当たって曲がるこ
とから生じる連通路からタンク群の内側へ流れる冷媒量
とタンク群の外側へ流れる冷媒量とを均一化することが
できるために、熱交換エレメント群92の温度分布を図
25中のMの温度分布からNの温度分布に均一化するこ
とができ、熱交換器の熱交換効率を向上させることがで
きる。
【0058】図26に示す実施例は、連通パイプの固着
状態を示したもので、例えば図18及び図19において
示した第4の実施例に係る熱交換器において説明する
と、図26(a)においては、前記連通パイプ86の一
端と第1のパイプ嵌挿孔90の固着状態を示し、図26
(b)においては、前記連通パイプ86の他端と第2の
パイプ嵌挿孔205との固着状態を示したものである。
この例においては、前記第1のパイプ嵌挿孔90の周囲
には、嵌挿用フランジ90aが形成され、この嵌挿用フ
ランジ90aの内周面と前記連通パイプ86の一端の外
周がろう付けされることで前記連通パイプ86の一端が
固着される。
【0059】また、図26(b)においては、熱交換エ
レメント72dに連通パイプ86の他端が固着される状
態が示される。この図において、成形プレート178に
形成された第2のパイプ嵌挿孔205へ、連通パイプ8
6の端部に形成の小径部86fが挿入され、この小径部
86fの外周部分と前記第2のパイプ嵌挿孔205の内
周部分がろう付けされることで前記連通パイプ86の他
端が固着される。
【0060】図27(a),(b)において示す実施例
は、前記連通パイプ86の端部において、冷媒の通路抵
抗の低減のためのガイド86g,86hを設けたもので
ある。これによって、第2の連通路84から連通パイプ
86及び連通パイプ86から連通路204への冷媒の流
れを円滑に行なうことができ、通路抵抗を低減できるも
のである。
【0061】上記9つの実施例に係る熱交換器において
は、冷媒の流れを所定方向に固定して説明したが、冷媒
の流れを逆にした熱交換器においても、同様の効果が上
げられるもので、特に冷媒の流れを限定するものではな
い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、一方のエンドプレートに、冷媒通路の一端と連通す
る第1の冷媒通路と冷媒通路の他端と第2の冷媒通路と
を形成し、これらの通路を変化させることによって膨張
弁を接続する出入口部の幅及び位置を自由に変えること
ができるために、膨張弁を最適な位置に装着できるもの
である。
【0063】また、連通パイプによって、第2の冷媒通
路と冷媒通路の端部を構成するタンク群とを連通パイプ
で連通したことによって、熱交換器のパス数及び流路方
向が異なる熱交換器に対しても一方のエンドプレート側
に出入口部を集めることができ、所定の位置に膨張弁を
取付けることができるものである。
【0064】さらに、連通パイプと冷媒通路の端部を構
成するタンク群とを連通する連通路を複数の成形プレー
トによって構成したことによって、連通パイプから熱交
換エレメントへの冷媒の流出入時の流路抵抗を低減する
ことができるために、熱交換効率を向上させることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る積層型熱交換器の正面図で
ある。
【図2】第1の実施例に係る積層型熱交換器の側面図で
ある。
【図3】図1の積層型熱交換器のA−A側面図である。
【図4】第1の実施例に係るエンドプレート近傍の分解
斜視図である。
【図5】連通パイプが嵌挿される熱交換エレメントの分
解斜視図である。
【図6】別の実施例の連通パイプの分解斜視図である。
【図7】第2の実施例に係る積層型熱交換器の正面図で
ある。
【図8】第3の実施例に係る積層型熱交換器の正面図で
ある。
【図9】第3の実施例に係る連通パイプが嵌挿される熱
交換エレメントの斜視図である。
【図10】第3の実施例に係る連通パイプの分解斜視図
である。
【図11】第4の実施例に係る積層型熱交換器の正面図
である。
【図12】第4の実施例に係る積層型熱交換器の側面図
である。
【図13】第4の実施例に係る積層型熱交換器の底面図
である。
【図14】第4の実施例に係るエンドプレート近傍の分
解斜視図である。
【図15】第5の実施例に係る積層型熱交換器の底面図
である。
【図16】第5の実施例に係る積層型熱交換器の一部拡
大断面図である。
【図17】第5の実施例に係る別の連通パイプをした積
層型熱交換器の一部拡大断面図である。
【図18】第6の実施例に係る積層型熱交換器の底面図
である。
【図19】第6の実施例に係る積層型熱交換器の一部拡
大断面図である。
【図20】第7の実施例に係る積層型熱交換器の底面図
である。
【図21】第7の実施例に係る積層型熱交換器の一部拡
大断面図である。
【図22】第8の実施例に係る積層型熱交換器の底面図
である。
【図23】第8の実施例に係る積層型熱交換器の一部拡
大断面図である。
【図24】第9の実施例に係る積層型熱交換器の底面図
である。
【図25】第9の実施例に係る積層型熱交換器の温度分
布を示した説明図である。
【図26】(a)は連通パイプと第1のパイプ嵌挿孔の
固着を説明する一部断面図であり、(b)は連通パイプ
と第2のパイプ嵌挿孔の固着を説明する一部断面図であ
る。
【図27】両端にガイドが形成された連通パイプの
(a)はエンドプレート側を示した一部断面図であり、
(b)は熱交換エレメント側を示した一部断面図であ
る。
【符号の説明】
1,71 積層型熱交換器 2,72,72a,72b,72c,72d,72e,
72f,72g,72h,72i 熱交換エレメント 3,73 フィン 4,5,74,75 エンドプレート 4b 出入口通路成形用プレート 23,201,202,205,206 (第2の)パ
イプ嵌挿孔 24,67,86,86a,86b,86c 連通パイ
プ 27,90 (第1の)パイプ嵌挿孔 28 出入口部 33,85 第1の冷媒通路 35,84 第2の冷媒通路 36,99,200,204,299,399 連通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のタンクとこれらを連通するU字通
    路とを有する熱交換エレメントと、コルゲート状のフィ
    ンとを交互に積層してその積層方向の両端にエンドプレ
    ートを配し、隣接する各熱交換エレメントのタンクを適
    宜連通して、一方のタンク群と他方のタンク群との間を
    連通するU字通路を形成し、前記タンク群を仕切って複
    数パスの冷媒通路を形成した積層型熱交換器において、 前記エンドプレートの一方に固着されると共に、膨張弁
    が装着される出入口部と、前記エンドプレートの一方に
    形成され、前記冷媒通路の一端側となるタンク群と前記
    出入口部の一方とを連通する第1の冷媒通路と、前記出
    入口部の他方と前記エンドプレートの一方に形成された
    パイプ嵌挿孔とを連通する第2の冷媒通路とを有する出
    入口通路形成用プレートと、 一端が、前記パイプ嵌挿孔に固着して前記第2の冷媒通
    路と連通し、他端が、前記冷媒通路の他端側となるタン
    ク群と連通する連通パイプとを具備したことを特徴とす
    る積層型熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記連通パイプは、前記タンク群の側部
    に配され、一端が、前記エンドプレート及びこのエンド
    プレートに固着される出入口通路形成用プレートの下方
    側部から一方に延出した延出部分に形成され、前記第2
    の冷媒通路と連通する第1のパイプ嵌挿孔に連通すると
    共に、他端が、前記冷媒通路の他端側となるタンク群の
    所定のタンクから一方に延出した延出部分に形成された
    第2のパイプ嵌挿孔に連通することを特徴とする請求項
    1記載の積層型熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記連通パイプは、前記一方のタンク群
    と他方のタンク群の間に形成されたパイプ嵌挿溝に配さ
    れると共に、一端が、前記エンドプレート及びこのエン
    ドプレートに固着される出入口通路形成用プレートの下
    方中央に形成され、前記第2の冷媒通路と連通する第1
    のパイプ嵌挿孔と連通し、他端が、前記他方のエンドプ
    レートの下方中央に形成された第2のパイプ嵌挿孔と連
    通すると共に、この第2のパイプ嵌挿孔と前記冷媒通路
    の他端側となるタンク群の端部とを連通する迂回路を有
    することを特徴とする請求項1記載の積層型熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記連通パイプは、前記一方のタンク群
    と他方のタンク群の間に形成されたパイプ嵌挿溝に配さ
    れると共に、一端が、前記エンドプレート及びこのエン
    ドプレートに固着される出入口通路形成用プレートの下
    方中央に形成され、前記第2の冷媒通路と連通する第1
    のパイプ嵌挿孔と連通し、他端が、前記冷媒通路の他端
    側となるタンク群の隣合わない少なくとも2つのタンク
    からパイプ嵌挿溝側に延出した延出部分に跨がって連通
    することを特徴とする請求項1記載の積層型熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記連通パイプは、前記一方のタンク群
    と他方のタンク群の間に形成されたパイプ嵌挿溝に配さ
    れると共に、一端が、前記エンドプレート及びこのエン
    ドプレートに固着される出入口通路形成用プレートの下
    方中央に形成され、前記第2の冷媒通路と連通する第1
    のパイプ嵌挿孔と連通し、他端が、前記冷媒通路の他端
    側となるタンク群の中央より所定位置外方に位置するタ
    ンクからパイプ嵌挿溝側に延出した延出部分に連通する
    ことを特徴とする請求項1記載の積層型熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記連通パイプは、前記一方のタンク群
    と他方のタンク群の間に形成されたパイプ嵌挿溝に配さ
    れると共に、一端が、前記エンドプレート及びこのエン
    ドプレートに固着される出入口通路形成用プレートの下
    方中央に形成され、前記第2の冷媒通路と連通する第1
    のパイプ嵌挿孔と連通し、他端が、前記冷媒通路の他端
    側となるタンク群のタンクであり、少なくとも2つの連
    続する成形プレートにより構成されるタンクからパイプ
    嵌挿溝側に延出した延出部分に連通することを特徴とす
    る請求項1記載の積層型熱交換器。
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