JPH0735427A - パルス管冷凍機 - Google Patents
パルス管冷凍機Info
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- JPH0735427A JPH0735427A JP18127893A JP18127893A JPH0735427A JP H0735427 A JPH0735427 A JP H0735427A JP 18127893 A JP18127893 A JP 18127893A JP 18127893 A JP18127893 A JP 18127893A JP H0735427 A JPH0735427 A JP H0735427A
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- Japan
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- gas
- compressor
- pressure
- pulse tube
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B9/00—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
- F25B9/14—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle
- F25B9/145—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle pulse-tube cycle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/14—Compression machines, plants or systems characterised by the cycle used
- F25B2309/1408—Pulse-tube cycles with pulse tube having U-turn or L-turn type geometrical arrangements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/14—Compression machines, plants or systems characterised by the cycle used
- F25B2309/1418—Pulse-tube cycles with valves in gas supply and return lines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25B2309/14—Compression machines, plants or systems characterised by the cycle used
- F25B2309/1418—Pulse-tube cycles with valves in gas supply and return lines
- F25B2309/14181—Pulse-tube cycles with valves in gas supply and return lines the valves being of the rotary type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/14—Compression machines, plants or systems characterised by the cycle used
- F25B2309/1419—Pulse-tube cycles with pulse tube having a basic pulse tube refrigerator [PTR], i.e. comprising a tube with basic schematic
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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- F25B2309/14—Compression machines, plants or systems characterised by the cycle used
- F25B2309/1421—Pulse-tube cycles characterised by details not otherwise provided for
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- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被冷却物に伝わる振動が無く、かつ、潤滑油
によるトラブルの無いパルス管冷凍機を提供する。 【構成】 ガス圧縮機２０は高圧ガスを発生し、ロータ
リバルブ４に高圧ガスを供給する。また、ガス圧縮機２
２はロータリバルブ４からの低圧ガスを吸着する。従っ
て、ヒータ２８は通電されており、吸着材２４を加熱
し、発生した高圧ガスはパルス管冷凍機に供給される。
寒冷を発生した戻りの低圧ガスはガス圧縮機２２内部の
吸着材２６に吸着される。ヒータ３０には通電されてい
ない。また、圧縮機２１は圧縮機２０が吸着したガスを
全て放出した時点で高圧ガスを発生するように準備中で
あり、ヒータ２９は通電、加温中である。圧縮機２３は
高圧ガスを放出した後、吸着材２７を冷却するためにヒ
ータ３１の通電を切っている。このように４個の圧縮機
が一定時間毎にサイクルを繰り返えしてパルス管冷凍機
への高圧ガスの供給が行なわれ、その寒冷発生部８に−
１００℃以下の寒冷を発生する。
によるトラブルの無いパルス管冷凍機を提供する。 【構成】 ガス圧縮機２０は高圧ガスを発生し、ロータ
リバルブ４に高圧ガスを供給する。また、ガス圧縮機２
２はロータリバルブ４からの低圧ガスを吸着する。従っ
て、ヒータ２８は通電されており、吸着材２４を加熱
し、発生した高圧ガスはパルス管冷凍機に供給される。
寒冷を発生した戻りの低圧ガスはガス圧縮機２２内部の
吸着材２６に吸着される。ヒータ３０には通電されてい
ない。また、圧縮機２１は圧縮機２０が吸着したガスを
全て放出した時点で高圧ガスを発生するように準備中で
あり、ヒータ２９は通電、加温中である。圧縮機２３は
高圧ガスを放出した後、吸着材２７を冷却するためにヒ
ータ３１の通電を切っている。このように４個の圧縮機
が一定時間毎にサイクルを繰り返えしてパルス管冷凍機
への高圧ガスの供給が行なわれ、その寒冷発生部８に−
１００℃以下の寒冷を発生する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、極低温機器の冷却に適
用されるパルス管冷凍機に関する。
用されるパルス管冷凍機に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は冷媒ガスにヘリウムを使用した従
来のパルス管冷凍機の構造図である。図２において、１
は高圧ヘリウムガスを供給する圧縮機、２は高圧ヘリウ
ムガス配管、３は低圧ヘリウムガス配管、４はヘリウム
ガスの流れを制御するためのガス分配器としてのロータ
リバルブ、５はロータリバルブ４に接続され、高圧ヘリ
ウムガスを冷凍部に送ったり、低圧ヘリウムガスを冷凍
部から戻すためのガス配管である。高圧ガスと低圧ガス
の往復は、ロータリバルブ４で周期的に１００回／分程
度行なわれる。６はその一端がガス配管５に接続された
蓄冷器で蓄冷材として銅の金網（１００メッシュ〜４０
０メッシュ程度）または直径１mm以下の鉛球等が充填さ
れている。
来のパルス管冷凍機の構造図である。図２において、１
は高圧ヘリウムガスを供給する圧縮機、２は高圧ヘリウ
ムガス配管、３は低圧ヘリウムガス配管、４はヘリウム
ガスの流れを制御するためのガス分配器としてのロータ
リバルブ、５はロータリバルブ４に接続され、高圧ヘリ
ウムガスを冷凍部に送ったり、低圧ヘリウムガスを冷凍
部から戻すためのガス配管である。高圧ガスと低圧ガス
の往復は、ロータリバルブ４で周期的に１００回／分程
度行なわれる。６はその一端がガス配管５に接続された
蓄冷器で蓄冷材として銅の金網（１００メッシュ〜４０
０メッシュ程度）または直径１mm以下の鉛球等が充填さ
れている。
【０００３】７は蓄冷器６の他端に接続されたガス配管
である。８は前記ガス配管７に接続された寒冷発生部で
被冷却物をここに取り付けて冷却する。９は寒冷発生部
８に取付けられたセラミックス等多孔質の焼結金属部で
あって、ヘリウムガスの整流作用と排出される低温・低
圧のヘリウムガスの寒冷を充分回収するための熱交換作
用を行なう。
である。８は前記ガス配管７に接続された寒冷発生部で
被冷却物をここに取り付けて冷却する。９は寒冷発生部
８に取付けられたセラミックス等多孔質の焼結金属部で
あって、ヘリウムガスの整流作用と排出される低温・低
圧のヘリウムガスの寒冷を充分回収するための熱交換作
用を行なう。
【０００４】１０はステンレス鋼等熱伝導のよくない材
料で作られたパルス管で焼結金属９に連設されており、
この管１０の内部で高圧ヘリウムガスが上部へ移動し、
次に低圧となった時ヘリウムガスは下部へ移動する。１
１はパルス管１０の焼結金属部９と反対側の端部に取り
付けられた放熱部で、銅等熱伝導の良い材料で作られて
いる。１２は放熱部１１に取り付けられた放熱用熱交換
器であり、１３は冷媒を供給するための配管である。こ
の冷媒として通常、水が使用されている。
料で作られたパルス管で焼結金属９に連設されており、
この管１０の内部で高圧ヘリウムガスが上部へ移動し、
次に低圧となった時ヘリウムガスは下部へ移動する。１
１はパルス管１０の焼結金属部９と反対側の端部に取り
付けられた放熱部で、銅等熱伝導の良い材料で作られて
いる。１２は放熱部１１に取り付けられた放熱用熱交換
器であり、１３は冷媒を供給するための配管である。こ
の冷媒として通常、水が使用されている。
【０００５】以上のように構成されたパルス管冷凍機に
おいて、ガス圧縮機１で高圧となったヘリウムガスは高
圧ガス配管２、ロータリバルブ４、ガス配管５、および
蓄冷器６を通って温度−１００℃程度に冷却された後、
ガス配管７、焼結金属部９を通ってパルス管１０に入
る。この時、最初パルス管内部にあった低圧ヘリウムガ
スはパルス管１０下部より入って来た高圧ヘリウムガス
により圧縮されながらパルス管１０上部へ移動する。最
初あった低圧ヘリウムガスの圧縮により発生する圧縮熱
は放熱部１１を介して外部へ放出される。
おいて、ガス圧縮機１で高圧となったヘリウムガスは高
圧ガス配管２、ロータリバルブ４、ガス配管５、および
蓄冷器６を通って温度−１００℃程度に冷却された後、
ガス配管７、焼結金属部９を通ってパルス管１０に入
る。この時、最初パルス管内部にあった低圧ヘリウムガ
スはパルス管１０下部より入って来た高圧ヘリウムガス
により圧縮されながらパルス管１０上部へ移動する。最
初あった低圧ヘリウムガスの圧縮により発生する圧縮熱
は放熱部１１を介して外部へ放出される。
【０００６】次に、ロータリバルブ４が低圧側に切り替
わると、パルス管１０内部のガスは断熱膨張してさらに
温度が下がり、寒冷発生部８の温度も低下して寒冷を発
生する。低圧となったヘリウムガスはガス配管７を通
り、蓄冷器６で寒冷を回収されて常温となる。常温とな
った低圧ヘリウムガスはガス配管５、ロータリバルブ
４、低圧ガス配管３を通ってガス圧縮機１へ戻る。以上
の冷凍サイクルを間欠的に１分間に約１００回程度行な
うことにより、−１００℃以下の寒冷を継続して発生す
ることができる。
わると、パルス管１０内部のガスは断熱膨張してさらに
温度が下がり、寒冷発生部８の温度も低下して寒冷を発
生する。低圧となったヘリウムガスはガス配管７を通
り、蓄冷器６で寒冷を回収されて常温となる。常温とな
った低圧ヘリウムガスはガス配管５、ロータリバルブ
４、低圧ガス配管３を通ってガス圧縮機１へ戻る。以上
の冷凍サイクルを間欠的に１分間に約１００回程度行な
うことにより、−１００℃以下の寒冷を継続して発生す
ることができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルス管冷凍機
には解決すべき次の課題があった。即ち、従来のパルス
管冷凍機では冷媒ガスを高圧にするためのガス圧縮機１
が機械駆動式（例えば往復動式、回転式等）であるた
め、機械振動が発生し、寒冷発生部８に取り付けられた
被冷却物に振動が伝達される不具合が発生していた。ま
た、ガス圧縮機に使用される潤滑油が冷媒ガス中に混入
し、低温部においてその潤滑油が固化し、蓄冷器６、配
管等の閉塞を発生することがあった。本発明は、以上の
問題点を解決することができるパルス管冷凍機を提供す
ることを課題としている。
には解決すべき次の課題があった。即ち、従来のパルス
管冷凍機では冷媒ガスを高圧にするためのガス圧縮機１
が機械駆動式（例えば往復動式、回転式等）であるた
め、機械振動が発生し、寒冷発生部８に取り付けられた
被冷却物に振動が伝達される不具合が発生していた。ま
た、ガス圧縮機に使用される潤滑油が冷媒ガス中に混入
し、低温部においてその潤滑油が固化し、蓄冷器６、配
管等の閉塞を発生することがあった。本発明は、以上の
問題点を解決することができるパルス管冷凍機を提供す
ることを課題としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】蓄冷器、パルス管、ガス
分配器、寒冷発生部及びガス圧縮機を有し、高圧のガス
を作動媒体として用いるパルス管冷凍機における前記課
題を解決するため、本発明においてはガス圧縮機として
ガス吸着材とヒータとを有する複数個のサーマルコンプ
レッサを用いる。このサーマルコンプレッサは、ガス吸
着材の吸着ガス量が温度によって大きく変化する性質を
利用し加圧状態のガス供給を行うようにしたコンプレッ
サである。
分配器、寒冷発生部及びガス圧縮機を有し、高圧のガス
を作動媒体として用いるパルス管冷凍機における前記課
題を解決するため、本発明においてはガス圧縮機として
ガス吸着材とヒータとを有する複数個のサーマルコンプ
レッサを用いる。このサーマルコンプレッサは、ガス吸
着材の吸着ガス量が温度によって大きく変化する性質を
利用し加圧状態のガス供給を行うようにしたコンプレッ
サである。
【０００９】
【作用】本発明によるパルス管冷凍機は前記したように
構成されるので次の作用を有する。すなわち、従来の機
械駆動式のガス圧縮機のかわりにガスの吸着、脱着が温
度により変化する吸着材を密封し、ヒータの温度制御に
より高圧ガスの発生、低圧ガスの吸着を可能としたガス
圧縮機（サーマルコンプレッサ）を複数個設置している
ため、機械的振動の発生が少なく、油分等の固化による
閉塞等の不具合を少なくすることができる。
構成されるので次の作用を有する。すなわち、従来の機
械駆動式のガス圧縮機のかわりにガスの吸着、脱着が温
度により変化する吸着材を密封し、ヒータの温度制御に
より高圧ガスの発生、低圧ガスの吸着を可能としたガス
圧縮機（サーマルコンプレッサ）を複数個設置している
ため、機械的振動の発生が少なく、油分等の固化による
閉塞等の不具合を少なくすることができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明によるパルス管冷凍機の一実施
例を図１によって説明する。本実施例は図２に示すパル
ス管冷凍機を以下に説明するように改良したものであっ
て、図１において、図２に示した従来のパルス管冷凍機
におけると同一の部分には同一の符号を付してあり、そ
の重複する説明を省略する。２０，２１，２２，２３は
各々４個のガズ圧縮機（サーマルコンプレッサ）を示
す。２４，２５，２６，２７は圧縮機に内蔵・密封され
たガス吸着材である。ガス吸着材として例えば、冷媒ガ
スが窒素ガスの場合はモレキュラーシーブス（人工ゼオ
ライト）、水素ガスの場合は水素吸蔵合金等が使用され
る。即ち、吸着材の吸着ガス量が、温度により大きく変
化する性質を利用する。
例を図１によって説明する。本実施例は図２に示すパル
ス管冷凍機を以下に説明するように改良したものであっ
て、図１において、図２に示した従来のパルス管冷凍機
におけると同一の部分には同一の符号を付してあり、そ
の重複する説明を省略する。２０，２１，２２，２３は
各々４個のガズ圧縮機（サーマルコンプレッサ）を示
す。２４，２５，２６，２７は圧縮機に内蔵・密封され
たガス吸着材である。ガス吸着材として例えば、冷媒ガ
スが窒素ガスの場合はモレキュラーシーブス（人工ゼオ
ライト）、水素ガスの場合は水素吸蔵合金等が使用され
る。即ち、吸着材の吸着ガス量が、温度により大きく変
化する性質を利用する。
【００１１】２８，２９，３０，３１はガス吸着材を加
温し、ガスを放出させるためのヒータである。３２，３
３，３４，３５は止弁で、ガス圧縮機２０，２１，２
２，２３に設置された高圧ガス配管４０，４１，４２，
４３に設けられ、高圧ガスの流出を制御する。３６，３
７，３８，３９はガス圧縮機２０，２１，２２，２３に
設置された低圧ガス配管４４，４５，４６，４７に設け
られ、低圧ガスの流入を制御するための止弁である。
温し、ガスを放出させるためのヒータである。３２，３
３，３４，３５は止弁で、ガス圧縮機２０，２１，２
２，２３に設置された高圧ガス配管４０，４１，４２，
４３に設けられ、高圧ガスの流出を制御する。３６，３
７，３８，３９はガス圧縮機２０，２１，２２，２３に
設置された低圧ガス配管４４，４５，４６，４７に設け
られ、低圧ガスの流入を制御するための止弁である。
【００１２】４８は高圧ガス配管２に設けられた高圧バ
ッファータンク、４９は低圧ガス配管３に設けられた低
圧バッファータンク、５０は高圧バッファータンク４８
からの高圧ガスを一定圧力でロータリバルブ４に供給す
る高圧調圧弁である。５１は低圧バッファータンク４９
の低圧ガスを一定圧力に保持し、ロータリバルブ４から
の低圧ガスをガス圧縮機に送るための低圧調圧弁であ
る。５２は高圧ガスの温度を常温近くまで冷却するため
の放熱器である。
ッファータンク、４９は低圧ガス配管３に設けられた低
圧バッファータンク、５０は高圧バッファータンク４８
からの高圧ガスを一定圧力でロータリバルブ４に供給す
る高圧調圧弁である。５１は低圧バッファータンク４９
の低圧ガスを一定圧力に保持し、ロータリバルブ４から
の低圧ガスをガス圧縮機に送るための低圧調圧弁であ
る。５２は高圧ガスの温度を常温近くまで冷却するため
の放熱器である。
【００１３】以上のように構成された本実施例によるパ
ルス管冷凍機で、ガス圧縮機２０は高圧ガスを発生し、
ロータリバルブ４に高圧ガスを供給する。また、ガス圧
縮機２２はロータリバルブ４からの低圧ガスを吸着する
場合を設定する。従って、ヒータ２８は通電されてお
り、吸着材２４を加熱し、発生した高圧ガスは止弁３
２、高圧ガス配管４０、高圧バッファータンク４８、放
熱器５２、高圧調圧弁５０、高圧ガス配管２、ロータリ
バルブ４を通ってパルス管冷凍機に供給される。
ルス管冷凍機で、ガス圧縮機２０は高圧ガスを発生し、
ロータリバルブ４に高圧ガスを供給する。また、ガス圧
縮機２２はロータリバルブ４からの低圧ガスを吸着する
場合を設定する。従って、ヒータ２８は通電されてお
り、吸着材２４を加熱し、発生した高圧ガスは止弁３
２、高圧ガス配管４０、高圧バッファータンク４８、放
熱器５２、高圧調圧弁５０、高圧ガス配管２、ロータリ
バルブ４を通ってパルス管冷凍機に供給される。
【００１４】寒冷を発生した戻りの低圧ガスはロータリ
バルブ４、低圧ガス配管３、低圧バッファータンク４
９、低圧調圧弁５１、低圧ガス配管４６、止弁３８を通
って、ガス圧縮機２２内部の吸着材２６に吸着される。
ヒータ３０には通電されていない。また、止弁３２，３
８は開、他の止弁３３，３４，３５，３６，３７，３９
は全て閉である。また、圧縮機２１は圧縮機２０が吸着
したガスを全て放出した時点で高圧ガスを発生するよう
に準備中であり、ヒータ２９は通電、加温中である。即
ち、圧縮機２１がガスを放出し終った段階で止弁３２は
閉となり、かわって止弁３３が開となる。
バルブ４、低圧ガス配管３、低圧バッファータンク４
９、低圧調圧弁５１、低圧ガス配管４６、止弁３８を通
って、ガス圧縮機２２内部の吸着材２６に吸着される。
ヒータ３０には通電されていない。また、止弁３２，３
８は開、他の止弁３３，３４，３５，３６，３７，３９
は全て閉である。また、圧縮機２１は圧縮機２０が吸着
したガスを全て放出した時点で高圧ガスを発生するよう
に準備中であり、ヒータ２９は通電、加温中である。即
ち、圧縮機２１がガスを放出し終った段階で止弁３２は
閉となり、かわって止弁３３が開となる。
【００１５】圧縮機２３は高圧ガスを放出した後、吸着
材２７を冷却するためにヒータ３１の通電を切ってお
り、次の低圧ガス吸着ができるよう準備中である。即
ち、圧縮機２２が低圧ガスを吸着し終った段階で止弁３
８は閉となり、かわって止弁３９が開となる。４個の圧
縮機が以下のように一定時間を置いてサイクルを繰り返
すことにより、パルス管冷凍機への高圧ガスの供給がス
ムーズに行われる。以上説明した圧縮機２０〜２３の作
動態様は表１のとおりである。表１の左端の数字は一定
時間毎に切り換えられることを示している。
材２７を冷却するためにヒータ３１の通電を切ってお
り、次の低圧ガス吸着ができるよう準備中である。即
ち、圧縮機２２が低圧ガスを吸着し終った段階で止弁３
８は閉となり、かわって止弁３９が開となる。４個の圧
縮機が以下のように一定時間を置いてサイクルを繰り返
すことにより、パルス管冷凍機への高圧ガスの供給がス
ムーズに行われる。以上説明した圧縮機２０〜２３の作
動態様は表１のとおりである。表１の左端の数字は一定
時間毎に切り換えられることを示している。
【００１６】
【表１】
【００１７】以上、本発明を図示した実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明がこれらの実施例に限定さ
れず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その構
成、構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもな
い。例えば、上記実施例では４台のサーマルコンプレッ
サを用いているが、この数は採用するパルス管冷凍機の
容量に応じ適宜の数としてよい。
具体的に説明したが、本発明がこれらの実施例に限定さ
れず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その構
成、構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもな
い。例えば、上記実施例では４台のサーマルコンプレッ
サを用いているが、この数は採用するパルス管冷凍機の
容量に応じ適宜の数としてよい。
【００１８】
【発明の効果】以上具体的に説明したように、本発明に
よるパルス管冷凍機においては冷媒ガスを高圧にするた
めのガス圧縮機を吸着材とヒータを利用した方式（サー
マルコンプレッサ）にしたため、機械振動が低減すると
共に、潤滑油等の油分が固化することにより起こる蓄冷
器、配管等の閉塞発生が少なくできる。
よるパルス管冷凍機においては冷媒ガスを高圧にするた
めのガス圧縮機を吸着材とヒータを利用した方式（サー
マルコンプレッサ）にしたため、機械振動が低減すると
共に、潤滑油等の油分が固化することにより起こる蓄冷
器、配管等の閉塞発生が少なくできる。
【図１】本発明の一実施例によるパルス管冷凍機の構成
を示す系統図。
を示す系統図。
【図２】従来のパルス管冷凍機の例を示す系統図。
２ 高圧ヘリウムガス配管 ３ 低圧ヘリウムガス配管 ４ ガス分配器（ロータリバル
ブ） ５ ガス配管 ６ 蓄冷器 ７ ガス配管 ８ 寒冷発生部 ９ 焼結金属部 １０ パルス管 １１ 放熱部 １２ 放熱用熱交換器 ２０，２１，２２，２３ ガス圧縮機（サーマルコン
プレッサ） ２４，２５，２６，２７ ガス吸着材 ２８，２９，３０，３１ ヒータ ４０，４１，４２，４３ 高圧ガス配管 ４４，４５，４６，４７ 低圧ガス配管 ４８ 高圧バッファータンク ４９ 低圧バッファータンク ５０ 高圧調圧弁 ５１ 低圧調圧弁 ５２ 放熱器
ブ） ５ ガス配管 ６ 蓄冷器 ７ ガス配管 ８ 寒冷発生部 ９ 焼結金属部 １０ パルス管 １１ 放熱部 １２ 放熱用熱交換器 ２０，２１，２２，２３ ガス圧縮機（サーマルコン
プレッサ） ２４，２５，２６，２７ ガス吸着材 ２８，２９，３０，３１ ヒータ ４０，４１，４２，４３ 高圧ガス配管 ４４，４５，４６，４７ 低圧ガス配管 ４８ 高圧バッファータンク ４９ 低圧バッファータンク ５０ 高圧調圧弁 ５１ 低圧調圧弁 ５２ 放熱器
Claims (1)
- 【請求項１】 蓄冷器、パルス管、ガス分配器、寒冷発
生部及びガス圧縮機を有し高圧のガスを作動媒体として
用いるパルス管冷凍機において、前記ガス圧縮機として
ガス吸着材とヒータとを有する複数個のサーマルコンプ
レッサを用いたことを特徴とするパルス管冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18127893A JPH0735427A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | パルス管冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18127893A JPH0735427A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | パルス管冷凍機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735427A true JPH0735427A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16097902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18127893A Pending JPH0735427A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | パルス管冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735427A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000130874A (ja) * | 1998-10-28 | 2000-05-12 | Aisin Seiki Co Ltd | 蓄冷型冷凍機 |
| DE102005035892A1 (de) * | 2005-07-30 | 2007-02-08 | Bruker Biospin Gmbh | Magnetresonanzapparatur mit Druckreservoir |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP18127893A patent/JPH0735427A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000130874A (ja) * | 1998-10-28 | 2000-05-12 | Aisin Seiki Co Ltd | 蓄冷型冷凍機 |
| DE102005035892A1 (de) * | 2005-07-30 | 2007-02-08 | Bruker Biospin Gmbh | Magnetresonanzapparatur mit Druckreservoir |
| US7279900B2 (en) | 2005-07-30 | 2007-10-09 | Bruker Biospin Gmbh | Magnetic resonance apparatus with pressure reservoir |
| DE102005035892B4 (de) * | 2005-07-30 | 2012-07-12 | Bruker Biospin Gmbh | Magnetresonanzapparatur mit Druckreservoir |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010109 |