JPH0734984A - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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JPH0734984A
JPH0734984A JP5202612A JP20261293A JPH0734984A JP H0734984 A JPH0734984 A JP H0734984A JP 5202612 A JP5202612 A JP 5202612A JP 20261293 A JP20261293 A JP 20261293A JP H0734984 A JPH0734984 A JP H0734984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
exhaust gas
intake
engine
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP5202612A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Nishikawa
雅也 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸気と排気ガスの均一な混合ガスを得ること
ができるEGR用吸気装置に関する。 【構成】 エンジン11の排気ガス81の一部を排気還
流通路12から導入し,吸気82との混合ガス83を生
成する吸気装置10である。排気ガス81と吸気82と
を混合する第1ルーム20と,混合ガス83を吸気管1
3を介してエンジン11に供給する第2ルーム25を有
する。混合ガス83を第1ルーム20から第2ルーム2
5に導入する供給口22の面積は,第1ルーム20の横
断面積の10〜60%の間にあることが好ましく,第1
ルーム20内には,排気ガス81を分散させて導入する
排ガスパイプ21を設けることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】内燃機関(エンジン)の排気ガス
を吸気系へ再循環させるEGR装置に関するもので,特
に吸気と排気ガスの混合比の均一な混合ガスを得ること
のできる吸気装置に関する。
【0002】
【従来技術】排気ガスの一部を排気系から取り出して吸
気系に再循環させ,NOX を低減させるEGR装置があ
る。即ち,排気ガスは,その大部分が不活性ガス(H2
O,N2 ,CO2 等)であり,これを燃焼混合気中に取
入れると不活性ガスのもつ熱容量により最高燃焼温度が
低下するためNOX が低減される。
【0003】上記EGR装置は,図2に示すように,エ
ンジン91の排気管(エキゾーストマニホールド)92
から,排気還流通路93を介して排気ガス81がサージ
タンク94に導入される。排気ガス81は,サージタン
ク94において吸気(吸入空気)82と混合され,混合
ガス83として吸気管(インテークマニホールド)95
からエンジン91に供給される。同図において,符号9
6は,還流する排気ガス81の量,タイミングを調整す
るEGRバルブである。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来のEGR
装置(排気ガス混合吸気装置)には次のような問題があ
る。それは,図2に示すように,排気ガス81と吸気8
2とはそれぞれ別個の取入口から導入されるから,排気
ガス81の濃淡にばらつきが生ずることである。
【0005】即ち,排気ガス取入口941に近い吸気管
(気筒)951の排気ガス濃度は高く,遠方にある吸気
管954の排気ガス濃度は低くなるなどのアンバランス
が生ずる。本発明は,かかる従来の問題点に鑑みて,均
一な排気ガス濃度の混合ガスを供給することのできるエ
ンジンの吸気装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,エンジンの排気ガスの一
部を排気還流通路を介して導入し,吸気との混合ガスを
エンジンに供給するエンジンの吸気装置であって,上記
吸気装置は,還流された排気ガスと吸気とを混合する第
1ルームと,上記混合ガスを吸気管を介してエンジンに
供給する第2ルームとを有しており,上記第1ルームと
第2ルームとの間には,上記混合ガスを第1ルームから
第2ルームに導入する供給口が設けられていることを特
徴とするエンジンの吸気装置にある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,吸
気装置が,還流された排気ガスと吸気(大気)とを混合
する第1ルームと,排気ガスと吸気との混合ガスを吸気
管を介してエンジンに供給する第2ルームとを有してお
り,第1ルームと第2ルームとの間には,混合ガスを授
受する供給口が設けられていることである。
【0008】第1ルームは,排気ガスと吸気とを取り入
れるガス取入部を有し,混合ガスを第2ルームに導入す
る供給口を有している。第2ルームは,吸気管と連通
し,吸気管に混合ガスを供給する。
【0009】なお,上記混合ガスの供給口の開口面積
は,上記第1ルームの横断面積(混合ガスの流出運動方
向に直角な断面積)の10〜60%の間にあることが好
ましい。上記横断面積が10%より小さいと通気抵抗が
大きくなりすぎ,60%を越えると供給口を通過する混
合ガスの排気ガス濃度が場所によって異なる恐れがある
からである。
【0010】また,第1ルームの内部に,排気還流通路
に連通する排ガスパイプを設け,該排ガスパイプに異な
る方向に向けた複数の排気ガス吐出口を設けることが好
ましい。上記のような排ガスパイプを設ければ,第1ル
ームに導入される排気ガスの取入口(排気ガス吐出口)
は複数あり,またそれらは異なった方向を向いているか
ら,第1ルーム内における排気ガスの分布は均一とな
り,第1ルーム内の混合ガスにおける排気ガス濃度の均
一化が図られるからである。
【0011】なお,上記排ガスパイプをアクチュエータ
により駆動し,第1ルーム内において運動するようにす
ることが好ましい。そうすれば,排ガスパイプの吐出口
も第1ルーム内において運動するから,第1ルームにお
ける排気ガスの分布は一層均一化されるからである。上
記排ガスパイプの運動態様としては,回転運動や往復運
動などがある。
【0012】
【作用及び効果】本発明におけるエンジンの吸気装置
は,排気ガスと吸気とを導入し混合ガスを形成するため
の第1ルームと,混合ガスをエンジンに供給する第2ル
ームとが別個に設けられており,両ルームを連通させる
供給口がある。
【0013】即ち,排気ガスと吸気とを混合する混合ル
ーム(第1ルーム)と混合ガスを送出する送出ルーム
(第2ルーム)とが従来の吸気装置のように一体でなく
別個に形成されている。そして,混合ガスを送出する第
2ルームには,第1ルームにおいて予め混合された混合
ガスが導入されるから,第2ルームから吸気管に送出さ
れる混合ガスの排気ガス濃度には,場所(気筒位置)に
よる不均一が生じない。
【0014】また,請求項2,請求項3記載のように,
第1ルーム内に排気ガスをバランス良く導入するための
排ガスパイプを設ければ,更に効果的である。上記のよ
うに,本発明によれば,均一な排気ガス濃度の混合ガス
を供給することのできるエンジンの吸気装置を提供する
ことができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例にかかるエンジンの吸気装置
につき,図1を用いて説明する。本例は,エンジン11
の排気ガス81の一部を排気還流通路12を介して導入
し,吸気(吸入空気)82との混合ガス83をエンジン
11に供給するエンジンの吸気装置10である。
【0016】吸気装置10は,還流された排気ガス81
と吸気82とを混合する第1ルーム20と,混合ガス8
3を吸気管13を介してエンジン11に供給する第2ル
ーム25とを有する。また,第1ルーム20と第2ルー
ム25との間には,混合ガス83を第1ルーム20から
第2ルーム25に導入する供給口22が設けられてい
る。
【0017】そして,上記供給口22の開口面積Sは,
上記第1ルーム20の横断面積(混合ガス83の流出運
動方向に直角な断面積)S0 の10〜60%の間にある
40%である。
【0018】また,第1ルーム20の内部には,排気還
流通路12に連通する排ガスパイプ21が配設されてお
り,排ガスパイプ21は,異なる方向に向いた複数(4
個)の排気ガス81吐出口211を有している。排ガス
パイプ21は,アクチュエータ31であるモータに駆動
されて回転する。
【0019】以下それぞれについて詳説する。第1ルー
ム20と第2ルーム25とは仕切板26によって仕切ら
れており,仕切板26の中央部には,供給口22が空け
られている。供給口22の開口面積Sは,混合ガス83
が流れる方向と直角方向の第1ルームの断面積S0 に対
し,約40%の大きさである。また,第1ルーム20に
おける供給口22の反対側には,外気を導入するための
吸気口23が配設されている。
【0020】そして第1ルーム20の内部には,筒形の
排ガスパイプ21が配設されている。排ガスパイプ21
の一端の開口部212は,排気還流通路12に回動自在
に連結されており,他端のパイプ軸213はアクチュエ
ータ31であるモーターの駆動軸に直結又はギヤなどを
介して連結されている。
【0021】また,排ガスパイプ21には,排気ガス8
1の吐出口211が軸心に対して互いに180°回転し
た位置に交互に開設されている。また,排気還流通路1
2は,排気ガス81の供給量を調節するためのEGRバ
ルブ14が介装されている。
【0022】一方,第2ルーム25は,エンジン11の
各気筒に混合ガス83を供給するための複数の吸気管1
3と連結されており,吸気管13は第2ルーム25にお
いて上記供給口22の反対側に位置している。
【0023】次に,本例の吸気装置10の作用効果につ
いて述べる。排気還流通路12から導入された排気ガス
81は,排ガスパイプ21に開設した4つの吐出口21
1から第1ルーム20に吐出される。上記吐出口211
は交互に180°方向を反転させて配置されており,ま
た排ガスパイプ21はアクチュエータ31に駆動されて
回転する。
【0024】それ故,吐出された排気ガス81は,第1
ルーム20内にむらなく分散し,吸気口23から導入さ
れた吸気とほぼ均一に混合される。そして,混合ガス8
3は,開口面積を絞った供給口22から第2ルーム25
に導入される。
【0025】その結果,供給口22から第2ルーム25
に供給される混合ガス83の排気ガス81濃度は均一に
なる。従って,各吸気管13における混合ガス83の排
気ガス濃度も均一となる。上記のように,本例によれ
ば,均一な排気ガス濃度の混合ガス83を供給すること
のできるエンジンの吸気装置10を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の吸気装置の構成図。
【図2】従来のEGR用吸気装置の構成図。
【符号の説明】
10...吸気装置, 11...エンジン, 12...排気還流通路, 13...吸気管, 20...第1ルーム, 22...供給口, 25...第2ルーム, 81...排気ガス, 82...吸気, 83...混合ガス,

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気ガスの一部を排気還流通
    路を介して導入し,吸気との混合ガスをエンジンに供給
    するエンジンの吸気装置であって,上記吸気装置は,還
    流された排気ガスと吸気とを混合する第1ルームと,上
    記混合ガスを吸気管を介してエンジンに供給する第2ル
    ームとを有しており,上記第1ルームと第2ルームとの
    間には,上記混合ガスを第1ルームから第2ルームに導
    入する供給口が設けられていることを特徴とするエンジ
    ンの吸気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記供給口の開口面
    積は,上記第1ルームの横断面積の10〜60%の間に
    あることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において,上記第
    1ルームの内部には,排気還流通路に連通する排ガスパ
    イプが配設されており,該排ガスパイプは,異なる方向
    に向いた複数の排気ガス吐出口を有していることを特徴
    とするエンジンの吸気装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において,上記排ガスパイプ
    は,アクチュエータに駆動されて第1ルーム内を運動す
    ることを特徴とするエンジンの吸気装置。
JP5202612A 1993-07-23 1993-07-23 エンジンの吸気装置 Pending JPH0734984A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017096263A (ja) * 2015-10-23 2017-06-01 ネアンダー モーターズ アクチエンゲゼルシャフトNEANDER MOTORS Aktiengesellschaft 内燃機関用の排気戻しシステム
WO2019130760A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 ヤンマー株式会社 多気筒エンジンの吸気構造

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