JPH07338Y2 - ペダル操作リンク支持装置 - Google Patents

ペダル操作リンク支持装置

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JPH07338Y2
JPH07338Y2 JP926088U JP926088U JPH07338Y2 JP H07338 Y2 JPH07338 Y2 JP H07338Y2 JP 926088 U JP926088 U JP 926088U JP 926088 U JP926088 U JP 926088U JP H07338 Y2 JPH07338 Y2 JP H07338Y2
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JP
Japan
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link
cover
wall
holding pin
support
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP926088U
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English (en)
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JPH01113025U (ja
Inventor
比呂司 鈴木
正和 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyoda Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyoda Iron Works Co Ltd
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Publication date
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のアクセルペダル等、ペダルにて操作さ
れるリンクの支持装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車のアクセルペダルの操作部の構成として
は、第4図に示すように、自動車の車体にボルト32a、3
2bにて鋼製のブラケット31を固定し、このブラケット31
にて回転可能に支持された回転軸33に、一端にペダル35
を装着したアクセルレバー34の中間部を固着し、前記ブ
ラケット31に固着された支持ピン36にてリンク37を揺動
自在に支持し、このリンク37の一端に形成した長孔38に
前記アクセルレバー34の他端を係合させるとともに、リ
ンク37の他端にアクセルケーブル39を連結し、さらに前
記リンク37及びブラケット31を覆う合成樹脂製のカバー
40を設けてボルト41や固定具42等にて前記ブラケット31
に固定するようにしたものが知られている。
又、実開昭59−187525号公報には、ペダル部を一端に設
けたアクセルペダル本体をブラケットにて揺動可能に支
持するとともに、アクセルペダル本体の他端にケーブル
を連結し、アクセルペダル本体にフロアパネル上に突出
しているケーブルを覆うカバー部を形成した構成が開示
されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、第4図に示した従来例の構成では、機能部材
をすべて支持するため複雑な構成となっている鋼製のブ
ラケット31と合成樹脂製のカバー40が必要であり、コス
ト高となるという問題があり、またブラケット31を取付
けた後にさらにカバー40を取り付ける必要があり、組付
け工数も多く要するという問題があった。
一方、実開昭59−187525号公報のものでは、アクセルペ
ダル本体をブラケットで支持しており、かつアクセルペ
ダル本体にカバー部を設けたものであって、アクセルペ
ダルの枢支部をカバーするものではなく、不完全なカバ
ーしかできないという問題がある。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、ペダルにて操作さ
れるリンクを、カバーを主体とし、これに補強部材を付
加した簡単な構成で強固に支持できるとともに、リンク
部を完全にカバーできるペダル操作リンク支持装置を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、一端部にアクセルレ
バーの先端が係合され、他端部にアクセルケーブルが係
着され、中央部においてリンク保持ピンによって枢支さ
れるリンクと、車体のカバー取付面に取付けられて前記
リンクを覆うカバーとを備えたペダル操作リンク支持装
置において、前記カバーの前記カバー取付面側にリンク
の枢支部をカバーの外壁との間で揺動自在に支持する支
片を延出形成し、この支片とカバーの外壁とに前記リン
ク保持ピンの支持穴を穿設するとともに、カバーのその
外壁から凹入して前記カバー取付面に固定可能な取付ボ
スを一体形成し、この取付ボスに外嵌する嵌合部を一端
に有する補強部材を設けるとともに、この補強部材の他
端に前記リンク保持ピンを一体的に設けたことを特徴と
する。
(作用) 本考案は上記構成を有するので、カバーの外壁と支片に
穿設した支持穴に挿通したリンク保持ピンにてリンクの
枢支部を揺動自在に支持することができ、かつ一端の嵌
合部をカバーの取付ボスに外嵌させた補強部材の他端に
前記リンク保持ピンを一体的に設けているので、リンク
に大きな外力が作用した場合でも、剛性の小さいカバー
の開放端に近い支片側で前記リンク保持ピンが変位する
のを補強部材によって防止でき、このように強固に支持
されたリンク保持ピンにてリンクを確実に支持すること
ができる。また、リンクと補強部材を組み込んだ状態で
カバーを車体に取り付けることによって簡単に組付けが
完了する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図を参照しなが
ら説明する。1は合成樹脂製のカバーで、車体の側壁側
の取付面4aに沿う本体部2と、車体の前壁側の取付面4b
に沿って車体の幅方向中央側に張り出された張出部3と
を有しており、このカバー1の外壁5にて前記取付面4
a、4b側を開放された内部空間を覆うように構成されて
いる。6は、カバー1の本体部2の外壁5aから前記取付
面4a当接するように凹入させて、ボルト固定できるよう
に形成した第1の取付ボスであり、7はカバー1の張出
部3の外壁5bから凹入させて、前記取付面4bに同様にボ
ルト固定できるように形成した第2の取付ボスである。
8は合成樹脂製のアクセルペダルで、丸棒を折曲形成し
たアクセルレバー9の一端部に嵌着固定され、アクセル
レバー9の中間部には支軸10が一体固着されている。こ
の支軸10は、前記カバー1の張出部3の周側壁5dと、本
体部2の内部空間内の前部に構成された支持壁11にてそ
の両端部が回転自在に支持されている。この支軸10の外
周に巻回されたねじりばね12の一端が前記外側壁5cに係
合され、他端がアクセルレバー9に係合されることによ
って、アクセルレバー9は上方に向かって付勢されてい
る。
13は、枢支穴14を有するボス15が中間部に形成され、一
端側に前記アクセルレバー9の他端が係合する長孔16が
形成され、他端側にアクセルケーブル18のインナーケー
ブル18aとの連結フォーク部17が形成されたリンクであ
る。このリンク13のボス15は、前記カバー1の本体部2
の上部において、その外壁5aと、周側壁5cから内部空間
に延出された支片19との間で挟持されている。そして、
リンク13は、これら外壁5aと支片19に形成された支持穴
20a、20bと前記枢支穴14に挿通されたリンク保持ピン21
にて揺動自在に支持されている。
前記リンク保持ピン21は、一端に前記取付ボス6に外嵌
する嵌合部23を形成された補強部材22の一端に一体的に
形成されている。この補強部材は22は合成樹脂あるいは
アルミダイキャスト等にて形成されている。24は、リン
ク保持ピン21の先端部に嵌着して抜け出しを防止する係
止リングである。
前記アクセルケーブル18のインナーケーブル18aの先端
は連結ピン25にて前記連結フォーク部17に連結され、ア
クセルケーブル18のアウターケーブル18bの先端は係合
板26に係止され、この係合板26がカバー1に形成された
保持溝27に差し込まれて固定されている。
28、29はカバー1を取付面4a、4bに固定するボルトであ
る。
以上の構成において、アクセルペダル8をねじりばね12
の付勢力に抗して押し下げると、アクセルレバー9は支
軸10回りに時計方向に揺動し、アクセルレバー9の他端
とリンク13の長孔16の係合によってリンク13の一端が斜
め下方に向かって押圧される。その結果、リンク13はリ
ンク保持ピン21回りに反時計方向に揺動し、リンク13の
他端に連結されたアクセルケーブル18のインナーケーブ
ル18aが引き上げられる。
その際、リンク13を揺動自在に支持しているリンク保持
ピン21には、上記の如く斜め下方に大きな力が作用する
が、外壁5側は、カバー1の本体部2の外壁5aが連続壁
となっているため十分な剛性を持って支持される。一
方、支片19はカバー1の本体部2の周側壁5cの開放端に
近い部分から延出されているので大きな外力が作用する
と撓みを生じ易いが、リンク保持ピン21の支片19側は取
付ボス6にて一端が支持された補強部材22にて支持され
ているので、支片19側も十分な剛性を持って支持され
る。
また、アクセルペダル8を組み付ける際には、アクセル
レバー9の支軸10にねじりばね12を外嵌させた状態でカ
バー1にセットし、リンク13の他端にアクセルケーブル
18のインナーケーブル18aを連結した状態で、リンク13
の一端の長孔16に前記アクセルレバー9の他端を係合さ
せてリンク13を所定位置にセットし、カバー1側の支持
穴20a、20bとリンク13の枢支穴14にリンク保持ピン21を
挿入するとともに補強部材22の嵌合部23を取付ボス6に
外嵌させ、最後にアクセルケーブル18のアウターケーブ
ル18bの係止板26をセットする。その後、このカバー1
を取付面4a、4bに当接させてボルト28、29にて締結固定
するだけで組み付けが完了する。
(考案の効果) 本考案のペダル操作リンク支持装置によれば、以上のよ
うにカバーの外壁と支片に穿設した支持穴に挿通したリ
ンク保持ピンにてリンクの枢支部を揺動自在に支持する
ことができ、かつ前記リンク保持ピンは一端をカバーの
取付ボスに外嵌させた補強部材の他端に一体的に設けて
いるので、リンクに大きな外力が作用した場合でも、こ
の補強部材によってリンク保持ピンの支片側が変位する
のを防止でき、従ってカバーにてリンク部を完全にカバ
ーできるとともに、カバーと補強部材の相互作用によ
り、低コストで簡単な構成にてリンクを強固に支持でき
る。また、カバーにリンクと補強部材を組み込んだ状態
でカバーを車体に取り付けるだけの少ない工数で組付け
が完了する等、大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は斜
視図、第2図は車体後方から見た部分断面正面図、第3
図は車体幅方向から見た側面図、第4図は従来例の分解
斜視図である。 1……カバー 4a……取付面 5、5a……外壁 6……第1の取付ボス 8……アクセルペダル 13……リンク 14……枢支穴 19……支片 20a、20b……支持穴 21……リンク保持ピン 22……補強部材 23……嵌合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部にアクセルレバーの先端が係合さ
    れ、他端部にアクセルケーブルが係着され、中央部にお
    いてリンク保持ピンによって枢支されるリンクと、車体
    のカバー取付面に取付けられて前記リンクを覆うカバー
    とを備えたペダル操作リンク支持装置において、前記カ
    バーの前記カバー取付面側にリンクの枢支部をカバーの
    外壁との間で揺動自在に支持する支片を延出形成し、こ
    の支片とカバーの外壁とに前記リンク保持ピンの支持穴
    を穿設するとともに、カバーにその外壁から凹入して前
    記カバー取付面に固定可能な取付ボスを一体形成し、こ
    の取付ボスに外嵌する嵌合部を一端に有する補強部材を
    設けるとともに、この補強部材の他端に前記リンク保持
    ピンを一体的に設けたことを特徴とするペダル操作リン
    ク支持装置。
JP926088U 1988-01-27 1988-01-27 ペダル操作リンク支持装置 Expired - Lifetime JPH07338Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP926088U JPH07338Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 ペダル操作リンク支持装置

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JP926088U JPH07338Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 ペダル操作リンク支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01113025U JPH01113025U (ja) 1989-07-28
JPH07338Y2 true JPH07338Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31215850

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JP926088U Expired - Lifetime JPH07338Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 ペダル操作リンク支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6125968B2 (ja) * 2013-10-04 2017-05-10 本田技研工業株式会社 車両用アクセルペダル装置

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JPH01113025U (ja) 1989-07-28

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