JPH0733548U - プレス金型研磨用支持台 - Google Patents

プレス金型研磨用支持台

Info

Publication number
JPH0733548U
JPH0733548U JP6379593U JP6379593U JPH0733548U JP H0733548 U JPH0733548 U JP H0733548U JP 6379593 U JP6379593 U JP 6379593U JP 6379593 U JP6379593 U JP 6379593U JP H0733548 U JPH0733548 U JP H0733548U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
sleeve
press die
base
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6379593U
Other languages
English (en)
Inventor
正行 細田
Original Assignee
正行 細田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 正行 細田 filed Critical 正行 細田
Priority to JP6379593U priority Critical patent/JPH0733548U/ja
Publication of JPH0733548U publication Critical patent/JPH0733548U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス金型を分解することなく、プレス金型
のポンチの刃部を研磨する。 【構成】 この考案によるプレス金型研磨用支持台10
は、ねじ孔14が形成されたベース11と、ベース11
に固定されかつベース11のねじ孔14に連絡するチャ
ンバ15及びチャンバ15に連絡しかつチャンバ15よ
り小径の支持孔16を有するフレーム12と、ベース1
1のねじ孔14に装着されスプリング23の弾力に抗し
てポンチ22を押圧し、ポンチ22の刃部32をスリー
ブ21の開口部31から突出させるプラグ13とを備え
ている。フレーム12内にプレス金型20を配置した
後、プラグ13を回転することにより、スプリング23
の弾力に抗してポンチ22がスリーブ21内で軸方向に
移動し、スリーブ21の開口部31からポンチ22の刃
部32が突出して、刃部32の研磨が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は研磨用支持台、特に、スプリングを備えたプレス金型を分解するこ となく、従来の研磨装置を利用してポンチの刃部を研磨できるプレス金型研磨用 支持台に関連する。
【0002】
【従来の技術】
現在、種々の構造を備えたプレス金型が金属板を打ち抜くプレス装置に使用さ れている。例えば、実開昭58−67642号公報にはプレスパンチを治具本体 に形成したV型溝の各面と固定鈑の内面で挟着し確実に固定して、研磨作業を行 うと共に、平面研削盤によるプレスパンチ先端部の研削作業を容易に行うプレス パンチ研磨治具が開示されている。また、実開昭58−67633号公報にはプ レスパンチを平面研削盤で研削する際に、プレスパンチを確実に捕捉固定してプ レスパンチの研削作業を容易にすると共に、先端部の研削作業を十分に行えるプ レスパンチ研磨治具が開示されている。
【0003】 他面、図3及び図4に示すプレス金型20がプレス作業に使用されている。プ レス金型20はスリーブ21と、スリーブ21内に一端が配置されたポンチ22 と、ポンチ22に取り付けられたスプリング23とを有する。ポンチ22の端部 には金属板(図示せず)を打ち抜く刃部32が取り付けられる。図示しないプレ ス装置にプレス金型20を装着すると、スリーブ21が固定され、ポンチ22が 上方から押圧される。これにより、刃部32がスリーブ22から突出して金属板 を打ち抜く。刃部32は丸型又は矩形型等の必要な種々の形状に形成されている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
実際には、所要時間使用後にプレス金型20の摩滅又は変形した刃部32を研 磨する必要があり、このため、プレス金型20を分解してスプリング23を分離 した後、ポンチ22を単体で研磨装置に装着し、研磨後はプレス金型20を再び 組み立てなければならない。このように、プレス金型20の分解及び再組立には 相当の作業時間と手間を必要とし、研磨に要する時間を大幅に延長していた。更 に、プレス金型20の分解及び再組立の際に、落下した部品が損傷したり、不必 要な潤滑油によって作業員が汚染する難点があった。
【0005】 そこで、この考案はプレス金型を分解することなくポンチを研磨できるプレス 金型研磨用支持台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】
この考案によるプレス金型研磨用支持台は、収容孔、収容孔に連絡する開口部 を有するスリーブと、スリーブ内に配置された刃部及び刃部に連結されてスリー ブから導出された軸部及び軸部の端部に設けられたフランジ部を有するポンチと 、スリーブとポンチのフランジ部との間に設けられたスプリングとを備えたプレ ス金型の研磨に使用される。このプレス金型研磨用支持台は、ねじ孔が形成され たベースと、ベースに固定されかつベースのねじ孔に連絡するチャンバ及びチャ ンバに連絡しかつチャンバより小径の支持孔を有するフレームと、ベースのねじ 孔に装着されスプリングの弾力に抗してポンチを押圧し、ポンチの刃部をスリー ブの開口部から突出させるプラグとを備えている。フランジ部を有するキャップ がスリーブに装着され、キャップはスプリングの一端を受ける。軸部の端部に設 けられたねじ部にディスクが連結されてポンチのフランジ部が構成される。フレ ームの支持孔に形成された軸方向の溝にスリーブの回転を阻止するキー部が装着 される。非円形断面を有するポンチはスリーブ内での回転が阻止される。
【0007】
【作用】
フレーム内にプレス金型を配置した後、プラグを回転することにより、スプリ ングの弾力に抗してポンチがスリーブ内で軸方向に移動し、スリーブの開口部か らポンチの刃部が突出する。このように、スプリングを備えたプレス金型を分解 することなく、スリーブの開口部から突出するポンチの刃部を従来の研磨装置を 利用して研磨することができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案によるプレス金型研磨用支持台の実施例を図1〜図4について 説明する。
【0009】 図1に示すように、この考案によるプレス金型研磨用支持台10は、ねじ孔1 4が形成されたベース11と、ベース11に固定されかつベース11のねじ孔1 4に連絡するチャンバ15及びチャンバ15に連絡しかつチャンバ15より小径 の支持孔16を有するフレーム12と、ベース11のねじ孔14に装着されスプ リング23の弾力に抗してポンチ22を押圧し、ポンチ22の刃部32をスリー ブ21の開口部31から突出させるプラグ13とを備えている。プレス金型研磨 用支持台10に装着されるプレス金型20は、図3及び図4に示すように、収容 孔30、収容孔30に連絡する開口部31を有するスリーブ21と、スリーブ2 1内に配置された刃部32及び刃部32に連結されてスリーブ21から導出され た軸部33及び軸部33の端部に設けられたフランジ部34を有するポンチ22 と、スリーブ21とポンチ22のフランジ部34との間に設けられたスプリング 23とを備えている。軸部33の端部に設けられたねじ部33aにディスク37 が連結されてポンチ22のフランジ部34が構成される。フランジ部36を有す るキャップ35がスリーブ21に装着され、キャップ35はスプリング23の一 端を受ける。図2に示すように、フレーム12の支持孔16に形成された軸方向 の溝38にスリーブ21に設けられたキー部39が装着され、スリーブ21の回 転が阻止される。非円形断面22aを有するポンチ22はスリーブ21内での回 転が阻止される。
【0010】 プレス金型20はスリーブ21内にポンチ22の刃部32を装着した後、キャ ップ35、スプリング23及びディスク37をポンチ22の軸部33にそれぞれ 装着して組み立てられる。組立状態でプレス装置内に装着されたプレス金型20 は分解することなくポンチ22の研磨のためプレス金型研磨用支持台10に装着 される。即ち、フレーム12内にプレス金型20を配置した後、プラグ13の角 孔13aに工具を装着してプラグ13を回転することにより、スプリング23の 弾力に抗してポンチ22がスリーブ21内で軸方向に移動し、スリーブ21の開 口部31からポンチ22の刃部32が突出する。このように、スプリング23を 備えたプレス金型20を分解することなく、スリーブ21の開口部31から突出 するポンチ22の刃部32を従来の研磨装置を利用して研磨することができる。
【0011】 この考案の実施態様は前記の実施例に限定されず変更が可能である。例えば上 記の実施例では、フレーム12の軸方向の溝38にスリーブ21のキー部39を 装着する例を示したが、逆にフレーム12の支持孔16に形成し軸方向の凸部を 、スリーブ21に形成した軸方向の溝に嵌合して、スリーブ21の回転を阻止し てもよい。
【0012】
【考案の効果】
この考案によれば、スプリングを備えたプレス金型を分解することなく、スリ ーブの開口部から突出するポンチの刃部を従来の研磨装置を利用して研磨できる ので、刃部の研磨に要する作業時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案によるプレス金型研磨用支持台にプ
レス金型を装着した状態を示す断面図
【図2】 この考案によるプレス金型研磨用支持台の斜
視図
【図3】 プレス金型の斜視図
【図4】 プレス金型の分解斜視図
【符号の説明】
10・・プレス金型研磨用支持台、11・・ベース、1
2・・フレーム、13・・プラグ、14・・ねじ孔、1
5・・チャンバ、16・・支持孔、20・・プレス金
型、21・・スリーブ、22・・ポンチ、22a・・非
円形断面、23・・スプリング、30・・収容孔、31
・・開口部、32・・刃部、34・・フランジ部、38
・・溝、39・・キー部、

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容孔、収容孔に連絡する開口部を有す
    るスリーブと、スリーブ内に配置された刃部及び刃部に
    連結されてスリーブから導出された軸部及び軸部の端部
    に設けられたフランジ部を有するポンチと、スリーブと
    ポンチのフランジ部との間に設けられたスプリングとを
    備えたプレス金型の研磨に使用する支持台において、 ねじ孔が形成されたベースと、ベースに固定されかつベ
    ースのねじ孔に連絡するチャンバ及びチャンバに連絡し
    かつチャンバより小径の支持孔を有するフレームと、ベ
    ースのねじ孔に装着されスプリングの弾力に抗してポン
    チを押圧し、ポンチの刃部をスリーブの開口部から突出
    させるプラグとを備えたことを特徴とするプレス金型研
    磨用支持台。
  2. 【請求項2】 フランジ部を有するキャップがスリーブ
    に装着され、キャップはスプリングの一端を受ける請求
    項1に記載のプレス金型研磨用支持台。
  3. 【請求項3】 軸部の端部に設けられたねじ部にディス
    クが連結されてポンチのフランジ部が構成される請求項
    1に記載のプレス金型研磨用支持台。
  4. 【請求項4】 フレームの支持孔に形成された軸方向の
    溝にスリーブの回転を阻止するキー部が装着されるプレ
    ス金型研磨用支持台。
  5. 【請求項5】 非円形断面を有するポンチはスリーブ内
    での回転が阻止されるプレス金型研磨用支持台。
JP6379593U 1993-11-29 1993-11-29 プレス金型研磨用支持台 Pending JPH0733548U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6379593U JPH0733548U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 プレス金型研磨用支持台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6379593U JPH0733548U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 プレス金型研磨用支持台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0733548U true JPH0733548U (ja) 1995-06-20

Family

ID=13239677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6379593U Pending JPH0733548U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 プレス金型研磨用支持台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0733548U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101653329B1 (ko) * 2016-05-03 2016-09-09 류영철 스팽글 모티브 제조장치용 타발 프레스

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101653329B1 (ko) * 2016-05-03 2016-09-09 류영철 스팽글 모티브 제조장치용 타발 프레스

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2546108B2 (ja) ストリッピング装置付パンチホルダ
EP1889692B1 (en) Power tool with handle with elastic body
KR100615550B1 (ko) 금형 장치
US7926399B2 (en) Punch assembly
CN111015270B (zh) 用于半球零件加工的夹具
CN101543863A (zh) 连接装置
JPH08510187A (ja) 研削砥石の取付装置
US5100256A (en) Retaining pin module
JPH0733548U (ja) プレス金型研磨用支持台
JP2658499B2 (ja) ストリッパ構造を備えるパンチホルダ
US6105411A (en) Surface smoothing system
US2845828A (en) Work holder
KR101759303B1 (ko) 전동 공구의 클램프 장치 및 이를 포함하는 전동 공구
US5001919A (en) Apparatus for stripping workpieces
JP2540236B2 (ja) ベアリング圧入カシメ装置
CN213496101U (zh) 一种冲压加工的零件定位夹具
KR200306281Y1 (ko) 면취장치
CN213887811U (zh) 一种无刷鼓风电机加工装置
CN211805510U (zh) 一种失电式电磁制动器侧板的研磨治具
JP3336324B2 (ja) ワーク嵌合刻印装置
JPH0534829Y2 (ja)
KR102291638B1 (ko) 연마패드 장착용 그라인더 홀더
JP4225493B2 (ja) ワーク保持装置
JPS63242437A (ja) トルクリミツタの製造方法
KR960015353B1 (ko) 소형모터의 축기어압입장치