JPH07335326A - Dinソケット及びdinソケットのアース金具 - Google Patents

Dinソケット及びdinソケットのアース金具

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JPH07335326A
JPH07335326A JP6144148A JP14414894A JPH07335326A JP H07335326 A JPH07335326 A JP H07335326A JP 6144148 A JP6144148 A JP 6144148A JP 14414894 A JP14414894 A JP 14414894A JP H07335326 A JPH07335326 A JP H07335326A
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din
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socket
fitting
cylindrical contact
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Kenji Endo
健司 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DINソケットを大型化することなくDIN
プラグの接続を検出することができるDINソケットと
簡単な加工で、しかも部品点数を増加することなくスイ
ッチ検出機能が得られるDINソケットのアース金具を
提供する。 【構成】 アース金具3の円筒状接触部4の下面に、円
周方向に沿って切り欠かれたU字状切欠き42を輪郭と
するスイッチ端子脚部61を形成し、アース金具3を端
子脚部51を備えた主アース金具5とスイッチ端子脚部
61を備えた補助アース金具6とに分割する。主アース
金具5と補助アース金具6は、DINプラグ7のスリー
ブ金具71により橋絡され、DINプラグ7の挿入を検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DINプラグと接続す
るDINソケットとこのDINソケットに用いられるア
ース金具に関する。
【0002】
【従来の技術】DINソケットは、ドイツのDIN規格
に準拠したコネクタソケットで、図17に示すように、
絶縁モールド材料で直方体状に成型されたソケットハウ
ジング101を備えている。ソケットハウジング101
の前面より凹設された環状凹溝102によって囲まれた
円柱状のコンタクト収容部103には、複数のコンタク
ト収容孔104が穿設され、各コンタクト収容孔104
にDINプラグのプラグピンと接触するフォーク型雌接
触子が嵌挿されている。雌接触子は、ソケットハウジン
グの後方で下方に向けて折り曲げられ、その端部105
は、DINソケットの下面に配設されたプリント配線基
板(図示せず)の所定のパターンに半田接続されてい
る。
【0003】環状凹溝102内には、アース金具109
の円筒状接触部106が嵌挿され、円筒状接触部106
は、図18に示すように、前縁に前方へ向けて拡開する
案内部108を一体に連設するとともに、下面に端子脚
部107を下方に向けて直角に折り曲げ形成している。
又、両側面から、環状凹溝102内に形成された係止段
部(図示せず)と係止しアース金具109を前方へ抜け
止めする一対の係止片110を切り起こしている。
【0004】図17に示すように、円筒状接触部106
は、上部が円筒の軸方向と平行のスリット111により
分離されて半径方向で伸縮自在となり、コンタクト収容
部103との間で環状凹溝102に挿入されるDINプ
ラグのスリーブ金具を挟持し、スリーブ金具と弾性接触
するように構成されている。
【0005】このようなDINソケットは 、オーディ
オ、ビデオ機器間の接続、パーソナルコンピュータとキ
ーボード等の周辺機器との接続に使用されているが、特
に近年は、S−VHS方式のVTRにおいて、テレビへ
の映像信号出力を、色度信号と輝度信号を別々に出力す
るいわゆるS端子として用いられている。
【0006】ところで、S−VHS方式のVTRは、従
来のテレビとの接続のために、色度信号と輝度信号を一
本の同軸ケーブルで出力するピンジャックも備えてい
る。すなわち、S−VHS方式のVTRは、映像信号を
いずれの方式でも出力できる回路を備えているが、S−
VHS方式の出力がテレビの水平解像度において優れて
いる為、DINソケットにDINプラグが接続された場
合は、ピンジャックからの出力回路に対し優先させるよ
うVTR内の出力回路が切り換えられる。
【0007】この為に、従来のDINソケットにおいて
は、図19のようにDINソケットにDINプラグが挿
入されたことを検出するスイッチ機構を備え、DINプ
ラグが接続されるとこのスイッチ機構で検出し、上記回
路切り換えを行う。
【0008】このスイッチ機構付きDINソケットは、
環状凹溝102内で、前後方向に摺動するアクチュエー
ター112を備え、アクチュエーター112の後方に、
板バネで構成されたスイッチ端子113とブレーク端子
114が対向して弾性接触するように配設されている。
DINプラグのスリーブ金具が環状凹溝102内に挿入
されると、アクチュエーター112が後方へ移動し、ス
イッチ端子113とブレーク端子114の接触が断た
れ、DINプラグが接続されたことを検出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このスイッチ付きDI
Nソケットによれば、DINプラグが接続されたことを
検出することができるものの、スイッチ機構をソケット
ハウジング101の後方に配設するため、DINソケッ
トが大型化し、又、アクチュエーター112、スイッチ
端子113、ブレーク端子114などで部品点数が増加
する。
【0010】更にスイッチ検出機能を要しないDINソ
ケットにおいては、このスイッチ機構は全く無駄とな
り、上記スイッチ付きDINソケットを共用しようとす
ると、コスト高となる。
【0011】本発明はこのような従来の問題点に鑑み、
DINソケットを大型化することなくDINプラグの接
続を検出することができるDINソケットを提供する。
【0012】又、特に部品点数を増加することなくスイ
ッチ検出機能を備えることができ、スイッチ検出機能を
要しないDINソケットと共用することができるDIN
ソケットを提供する。
【0013】更に、簡単な加工で、しかも部品点数が増
加することなくスイッチ検出機能が得られるDINソケ
ットのアース金具を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決することを目的とするもので、本発明にかかる
DINソケットは、前面より環状凹溝が凹設され、環状
凹溝によって囲まれたコンタクト収容部に複数のコンタ
クト収容孔が穿設されたソケットハウジングと、コンタ
クト収容孔に収容され、DINプラグのプラグピンと接
触する接触部とソケットハウジングの後方で下方に向け
て折り曲げられた端子部とを備えた雌接触子と、環状凹
溝内に収容され、環状凹溝内に挿入されるDINプラグ
のスリーブ金具と弾性接触する円筒状接触部とソケット
ハウジング外に突出する端子脚部とを備えたアース金具
とからなるDINソケットにおいて、アース金具を主ア
ース金具と補助アース金具とに分割し、主アース金具と
補助アース金具の半円筒状接触部に、それぞれソケット
ハウジングの下面より突出する端子脚部とスイッチ端子
脚部を一体に突設するとともに、ソケットハウジングに
係止する係止部を設け、主アース金具と補助アース金具
を相互に離間させて環状凹溝内に収容したことを主要な
特徴とする。
【0015】更に、上部を軸方向と平行に形成したスリ
ットにより分離し、両側面にソケットハウジングに係止
する一対の係止部を備え、下面には、円周方向に沿った
U字状切欠きと円筒状接触部の後端からU字状切欠きの
一方まで連続した切り込みを形成してなる円筒状接触部
を、円筒状接触部の前縁とU字状切欠きとの間で切断し
て、アース金具を主アース金具と補助アース金具とに分
割し、U字状切欠きを輪郭としてスイッチ端子脚部を切
り起こすとともに、U字状切欠きと切り込みを輪郭とし
て端子脚部を切り起こしたことを特徴とする。
【0016】又、DINソケットのアース金具は、ソケ
ットハウジングの環状凹溝内に収容され、環状凹溝内に
挿入されるDINプラグのスリーブ金具と弾性接触する
円筒状接触部と、ソケットハウジング外に突出する端子
脚部を備え、円筒状接触部の上部が軸方向と平行のスリ
ットにより分離されたDINソケットのアース金具にお
いて、円筒状接触部の両側面に、ソケットハウジングに
係止する一対の係止部を設けるとともに、下面に、円周
方向に沿って切り欠かれたU字状切欠きを輪郭とするス
イッチ端子脚部を形成したことを主要な特徴とする。
【0017】更に、円筒状接触部の後端からU字状切欠
きの一方まで連続した切り込みを形成し、U字状切欠き
と切り込みを輪郭として端子脚部を下方へ向けて切り起
こしたことを特徴とする。
【0018】更に、円筒状接触部の前縁に、前方に向け
て拡開する案内部を一体に連設し、案内部の下端に切欠
き凹部を形成したことを特徴とする。
【0019】
【作用】請求項1の発明は、主アース金具と補助アース
金具が相互に離間して環状凹部内に収容されているの
で、DINプラグの接続前は、主アース金具と補助アー
ス金具の半円筒状接触部がスイッチのメーク接点として
作用し、スイッチは解放状態となる。DINプラグが接
続されると、DINプラグのスリーブ金具が環状凹溝内
で主アース金具と補助アース金具の半円筒状接触部を橋
絡し、スイッチは閉成状態となり、DINプラグの接続
を検出する。DINプラグが更に挿入されると、DIN
プラグのプラグピンがコンタクト収容孔に収容された雌
接触子と電気接続する。
【0020】スイッチ検出機能を要しないDINソケッ
トとして用いる際には、主アース金具の半円筒状接触部
が、DINプラグのスリーブ金具と接触しアース接続す
る。従って、特に構成を変更することなく、スイッチ検
出機能を要しないDINソケットと共用することができ
る。
【0021】請求項2の発明は、更に円筒状接触部の上
部が軸方向と平行に形成したスリットにより分離され、
下面にはU字状切欠きと円筒状接触部の後端からU字状
切欠きの一方まで連続した切り込みが形成されているの
で、円筒状接触部の前縁とU字状切欠きとの間を切断す
るという簡単な加工で、アース金具を主アース金具と補
助アース金具とに分割することができる。切断加工前の
円筒状接触部は、そのままスイッチ検出機能を要しない
DINソケットのアース金具として用いることができ、
スリットが形成されていることによって、円筒状接触部
を拡径、若しくは縮径可能とし環状凹溝内で弾性接触片
として作用させる。
【0022】円筒状接触部の下面に、円周方向に沿った
U字状切欠きと円筒状接触部の後端からU字状切欠きの
一方まで連続した切り込みを形成し、U字状切欠きを輪
郭としてスイッチ端子脚部を切り起こすとともに、U字
状切欠きと切り込みを輪郭として端子脚部を切り起こし
たので、円筒面より端子脚部とスイッチ端子脚部を形成
することができ、板材より円筒状接触部をプレス加工す
る際に効率的な材料取りができる。
【0023】円筒状接触部の両側面に備えられた一対の
係止部は、円筒状接触部が切断された後、ソケットハウ
ジングに係止し、主アース金具と補助アース金具をそれ
ぞれ環状凹溝内に固定する。
【0024】請求項3の発明は、円筒状接触部がソケッ
トの環状凹溝内に収容され、DINプラグのスリーブ金
具と弾性接触し、アース接続する。円筒状接触部の下面
に、円周方向に沿って切り欠かれたU字状切欠きを輪郭
とするスイッチ端子脚部が形成されているので、アース
金具を端子脚部を備えた主アース金具とスイッチ端子脚
部を備えた補助アース金具とに分割し、DINプラグの
接続を検出するスイッチのメーク接点として作用させる
ことができる。従って、特に部品点数を増加せずにDI
Nソケットにスイッチ検出機能を付加することができ
る。
【0025】円筒状接触部の両側面に備えられた一対の
係止部は、ソケットハウジングと係止し、円筒状接触部
を環状凹溝内に固定するとともに、切断された後は、主
アース金具と補助アース金具をそれぞれ環状凹溝内に固
定する。
【0026】請求項4の発明は、上部が軸方向と平行に
形成したスリットにより分離された円筒状接触部の下面
に、円筒状接触部の後端からU字状切欠きの一方まで連
続した切り込みが形成されているので、円筒状接触部の
前縁とU字状切欠きとの間を切断するという簡単な加工
で、アース金具を主アース金具と補助アース金具とに分
割できる。
【0027】円筒状接触部の下面に、円周方向に沿って
切り欠かれたU字状切欠きを輪郭としてスイッチ端子脚
部が形成され、U字状切欠きと円筒状接触部の後端から
U字状切欠きの一方まで連続した切り込みを輪郭として
端子脚部を切り起こしたので、円筒面より端子脚部とス
イッチ端子脚部を形成することができ、板材より円筒状
接触部をプレス加工する際に効率的な材料取りができ
る。
【0028】請求項5の発明は、円筒状接触部の前縁に
前方に向けて拡開する案内部を一体に連設しているの
で、DINプラグがDINソケットの軸方向と異なる挿
入角度で挿入されることを防止する。
【0029】案内部の下端には、切り欠き凹部が形成さ
れているので、余分な材料を使用せずに前方へ拡開する
案内部をプレス成形することができる。
【0030】更に、切り欠き凹部を目安として、切り欠
き凹部とU字状切欠き部との間を切断するだけで、アー
ス金具を主アース金具と補助アース金具とに分割するこ
とができるので、加工が容易である。
【0031】
【実施例】以下、本発明に係るDINソケットの一実施
例について、図1乃至図8により説明する。
【0032】図1は本発明に係るDINソケットの分解
斜視図、図2は同正面図、図3は同底面図、図4はDI
Nソケットの一部を切断した側面図、図5(a)(b)
は、主アース金具と補助アース金具の正面図、図6は補
助アース金具の側面図、図7(a)(b)は主アース金
具と補助アース金具の背面図、図8(a)(b)は、同
底面図である。
【0033】図1乃至図4に示すように、本発明に係る
DINソケットは、ハウジング本体11とハウジングカ
バー12からなるソケットハウジング1と、4本の雌接
触子8と、主アース金具5と補助アース金具6からなる
アース金具3とで構成されている。
【0034】ハウジング本体11は、PBT、ナイロン
などの絶縁プラスチック材料で後方が略直方体状に、前
方が円筒状にモールド成型され、円筒状の前面より後方
に向けて環状凹溝2が凹設されている。
【0035】環状凹溝2によって囲まれたコンタクト収
容部9には、4本の雌接触子8の接触部8aをそれぞれ
収容するコンタクト収容孔13が前後方向に貫通して穿
設されるとともに、中央部下方に角孔10aが穿設され
ている。角孔10aは、4本のプラグピン72を備えた
DINプラグ7の誤挿入防止突起73(図16参照)と
嵌合するもので、角孔10aの位置は雌接触子8の本数
によって異なり、これによって異なる極数のDINプラ
グが誤って接続されることを防止するものである。
【0036】又、円筒上のDINプラグ7を正しい回転
角度でDINソケットと嵌合させるため、コンタクト収
容部9の周囲に120度間隔でDINプラグ7の位置決
め突条74と係合する位置決め溝10b、10c、10
dが形成され、その内上面に形成された位置決め溝10
bは、他と異なる形状の角溝となっている。
【0037】雌接触子8は、図1に示すようにフォーク
型の接触部8aと、接触部8aの後方で下方に直角に折
り曲げられた端子部8bで構成されている。
【0038】この雌接触子8は、ハウジング本体11の
後方より接触部8aをコンタクト収容孔13内に挿入
し、端子部8bをハウジング本体11の後方に突設され
たT字突起14の側面に係合させて、ハウジング本体1
1に仮止めする。
【0039】図3に示すように、4本の雌接触子8は、
ソケットハウジング1に取り付けられた状態で、T字突
起14の側面にそれぞれ配設されるので、雌接触子8は
相互に絶縁され、ショートすることがない。
【0040】ハウジングカバー12は、ハウジング本体
11と同様、絶縁プラスチック材料によりモールド成型
され、ハウジング本体11の上面と両側面及び背面を覆
うように、断面コの字状に形成されている。
【0041】ハウジングカバー12の上面には、ハウジ
ング本体11の抜け止め突起15と係止しカバーを抜け
止めする係止バネ片20が、上面の一部を切り欠いて形
成されている。
【0042】又、ハウジングカバー12の内側面には、
案内突条17が突設されるとともに、背面に円形の案内
孔18が穿設され、それぞれハウジング本体11の凹溝
16とボス19に係合して、ハウジングカバー12をハ
ウジング本体11にがたつきなく固定している。
【0043】図4のように、ハウジングカバー12をハ
ウジング本体11の背面より取り付けると、ハウジング
カバー12の押圧突条21が雌接触子8の端子部8bに
当接し、端子部8bをハウジング本体11背面との間で
挟持する。
【0044】次に、ソケットハウジング1の環状凹溝2
内に嵌挿される主アース金具5と補助アース金具6につ
いて説明する。
【0045】主アース金具5と補助アース金具6は、図
9に示す円筒状アース金具3を上部と下部で切断し2分
割したものである。この円筒状アース金具3について
は、後述する。
【0046】図5、図7、図8から明らかなように、2
分割された主アース金具5と補助アース金具6とは、そ
れぞれ半円筒状接触部50、60を備え、ほぼ対称形状
となっている。
【0047】半円筒状接触部50、60の前縁には、前
方に向けて拡開する案内部52、62が一体に連設さ
れ、側面には、環状凹溝2内に穿設された係止孔22と
係止する係止部である係止片53、63が切り起こされ
ている。
【0048】主アース金具5の半円筒状接触部50の下
端からは、下方に向けて端子脚部51が一体に垂設さ
れ、又同様に補助アース金具6の半円筒状接触部60の
下端からは、スイッチ端子脚部61が一体に垂設されて
いる。
【0049】図1のように、主アース金具5と補助アー
ス金具6は、端子脚部51とスイッチ端子脚部61をそ
れぞれソケットハウジング1の前方より切り欠かれた主
すり割り23と補助すり割り24に挿通させながら、環
状凹溝2内に嵌挿して取り付ける。
【0050】主アース金具5は、端子脚部51が主すり
割り23の後端に当接した位置で、係止片53が係止孔
22と係止し、前方へ抜け止めされて環状凹溝2内に固
定される。
【0051】同様に補助アース金具6は、スイッチ端子
脚部61が、補助すり割り24の後端に当接した位置で
係止片63が係止孔22と係止し、環状凹溝2内に固定
される。
【0052】このとき、主アース金具5と補助アース金
具6は、所定の間隙を保ちながら環状凹溝2内に取り付
けられる。
【0053】このように組み立てられたDINソケット
には、図16に示すDINプラグ7が接続される。
【0054】DINプラグ7は、導電性の金属板をパイ
プ状に折り曲げ成形したスリーブ金具71を備え、スリ
ーブ金具71内に、絶縁ハウジングに植設された4本の
プラグピン72と絶縁ハウジングと一体の誤挿入防止突
起73が突出している。
【0055】スリーブ金具71の前端には、120度間
隔でDINソケットの位置決め溝10b、10c、10
dと係合する位置決め突条74が中心方向に向けて突設
され、スリーブ金具71の後方は、塩化ビニールなどの
絶縁プラスチック材料により被覆されている。
【0056】DINプラグ7の接続前は、主アース金具
5と補助アース金具6の半円筒状接触部50、60がス
イッチのメーク接点として作用し、スイッチは解放状態
となっている。
【0057】DINプラグ7が接続されると、DINプ
ラグ7のスリーブ金具71は、環状凹溝内2で主アース
金具5と補助アース金具6の案内部52、62によって
コンタクト収容部9と半円筒状接触部50、60間に案
内され、半円筒状接触部50、60と電気接続する。
【0058】その結果、スリーブ金具71は半円筒状接
触部50、60間を橋絡し、スイッチは閉成状態とな
り、DINプラグ7の接続が検出される。
【0059】DINプラグ7の各位置決め突条74がD
INソケットの位置決め溝10b、10c、10dと係
合する角度となったときに、DINプラグ7が更に挿入
され、DINプラグ7の誤挿入防止突起73が角孔10
aに嵌入するとともに、プラグピン72がコンタクト収
容孔13に収容された雌接触子8と電気接続する。
【0060】本実施例では、ソケットハウジング1をハ
ウジング本体11とハウジング本体11の背面より取り
付けるハウジングカバー12で構成したが、これに限る
ものではなく、雌接触子8にソケットハウジングと係合
する係合部を設けることによりソケットハウジング1に
取り付け、ソケットハウジング1をハウジング本体11
のみで構成してもよい。
【0061】次に、本発明に係るDINソケットのアー
ス金具3について、図9乃至図15により説明する。
【0062】図9はアース金具の斜視図、図10は同正
面図、図11は同側面図、図12は同底面図、図13
は、図10のアース金具を備えたDINソケットの正面
図、図14は同底面図、図15は同側面図である。
【0063】このアース金具3は、導電性金属板をほぼ
長方形状に打ち抜いた後、その長手方向に沿って折り曲
げ、図9に示すように上部がスリット41により隔てら
れた円筒状部となるように形成したものである。
【0064】円筒状部の後方は、DINプラグ7のスリ
ーブ金具71と接触する円筒状接触部4となり、円筒状
接触部4の前縁には、前方に向けて拡開する案内部43
が一体に連設されている。
【0065】案内部43の下部には、切欠き凹部45が
導電性金属板を打ち抜く際に同時に形成され、この切欠
き凹部45を設けることによって案内部43を容易に前
方へ拡開することができる。
【0066】円筒状接触部4の両側面には、ソケットハ
ウジング1の係止孔22と係止する係止部である係止片
40が切り起こされている。
【0067】図11及び図12から明らかなように、円
筒状接触部4の下面に円周方向に沿ったU字状切欠き4
2が切り欠かれ、このU字状切欠き42を輪郭としてス
イッチ端子脚部61が形成されている。U字状切欠き4
2の後方端部は、円筒状接触部4の後端から切り欠かれ
た切り込み44と連続し、U字状切欠き42と切り込み
44及び円筒状接触部の後端面とにより端子脚部51が
形成され、端子脚部51の中間部が直角に下方に折り曲
げられている。
【0068】このアース金具3は、DINプラグの挿入
を検出する必要のない、すなわちスイッチ検出機能を備
えない図13乃至図15に示すような通常のDINソケ
ットに用いられる。
【0069】図13乃至図15に示すDINソケットの
ハウジング本体11、ハウジングカバー12、雌接触子
8の構成は、前述のスイッチ検出機能を備えたDINソ
ケットと全く同一であるため、その説明を省略する。
【0070】アース金具3は、端子脚部51をそれぞれ
ソケットハウジング1の前方より切り欠かれた主すり割
り23に挿通させながら、環状凹溝2内に嵌挿して取り
付ける。
【0071】端子脚部51が主すり割り23の後端に当
接した位置まで挿入されると、係止片40が係止孔22
と係止し、前方へ抜け止めされてソケットハウジング1
に固定される。アース金具3がソケットハウジング1に
固定されると、円筒状接触部4は、環状凹溝2内でスリ
ット41によって拡径、若しくは縮径可能となり、弾性
接触片として作用する。
【0072】DINプラグ7がこのDINソケットに挿
入されると、DINプラグ7のスリーブ金具71は、環
状凹溝内2でアース金具3の案内部43によってコンタ
クト収容部9と円筒状接触部4間に案内され、円筒状接
触部4と電気接続する。
【0073】DINプラグ7の各位置決め突条74がD
INソケットの位置決め溝10b、10c、10dと係
合する角度となったときに、DINプラグ7が更に挿入
され、DINプラグ7の誤挿入防止突起73が角孔10
aに嵌入するとともに、プラグピン72がコンタクト収
容孔13に収容された雌接触子8と電気接続する。
【0074】このアース金具3をスイッチ検出機能を備
えたDINソケットに使用する場合には、円筒状接触部
4の下部となる、切欠き凹部45とU字状切欠き42と
の連結部(図12で波線表示部)を切断する。
【0075】アース金具3の上部はスリット41によ
り、下部の後方はU字状切欠き42と切り込み44によ
りそれぞれ分離されているので、切欠き凹部45を目安
として、U字状切欠き42との間を切断するという簡単
な加工で、アース金具3を主アース金具5と補助アース
金具6とに分割することができる。
【0076】分割した補助アース金具6から、図5
(a)に示すようにスイッチ端子脚部61を下方に向け
て切り起こせば、前述のスイッチ検出機能を備えたDI
Nソケットに用いられる主アース金具5と補助アース金
具6を得ることができる。
【0077】従って、アース金具3をいずれのDINソ
ケットに対しても使用することができ、アース金具のプ
レス成形用金型を共用することができる。
【0078】更に、スイッチ検出機能の有無に関わらず
アース金具3以外の構成は同一であり、これらの部品を
共通して使用することができ、又スイッチ機能付きDI
Nソケットのために特に異なるDINプラグを使用する
必要もない。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明は、DINソケット
の主アース金具5と補助アース金具6を相互に離間して
環状凹溝2内に収容しているので、主アース金具5と補
助アース金具6の半円筒状接触部50、60がスイッチ
のメーク接点として作用し、特にDINプラグ挿入を検
出するためのスイッチ機構を設ける必要がない。従っ
て、スイッチ機構を備えることによってDINソケット
が大型化することがない。
【0080】更に、スイッチ検出機能を要しないDIN
ソケットとして用いる際には、主アース金具5の半円筒
状接触部50が、DINプラグ7のスリーブ金具71と
接触し、アース接続する。従って、特にDINソケット
の構成を変更することなく、スイッチ検出機能を備えな
いDINソケットと共用することができる。
【0081】又、請求項2の発明によれば、以上の効果
に加え、円筒状接触部4の上部が軸方向と平行に形成し
たスリット41により分離され、下面にはU字状切欠き
42と円筒状接触部4の後端からU字状切欠き42の一
方まで連続した切り込み44が形成されているので、円
筒状接触部4の前縁とU字状切欠き42との間を切断す
るという簡単な加工で、アース金具3を主アース金具5
と補助アース金具6とに分割することができる。
【0082】特に、円筒状接触部4の上部は、円筒状接
触部4を環状凹溝2内で弾性接触片として作用させるス
リット41を利用するので、予め分離されていて、下部
の切断加工のみでアース金具3を分割することができ
る。
【0083】切断加工前の円筒状接触部は、そのままス
イッチ検出機能を要しないDINソケットのアース金具
として用いることができる。
【0084】更に、スイッチ検出機能を備えたDINソ
ケットとスイッチ検出機能を備えないDINソケット
は、アース金具を除き共通の部品を使用する為、部品を
共用することができる。
【0085】円筒状接触部の下面に、円周方向に沿った
U字状切欠きと円筒状接触部の後端からU字状切欠きの
一方まで連続した切り込みを形成し、U字状切欠きを輪
郭としてスイッチ端子脚部を切り起こすとともに、U字
状切欠きと切り込みを輪郭として端子脚部を切り起こし
たので、円筒面より端子脚部とスイッチ端子脚部を形成
することができ、板材より円筒状接触部をプレス加工す
る際に効率的な材料取りができる。
【0086】請求項3の発明は、アース金具3の円筒状
接触部4の下面に、円周方向に沿って切り欠かれたU字
状切欠き42を輪郭とするスイッチ端子脚部61が形成
されているので、アース金具3を端子脚部51を備えた
主アース金具5とスイッチ端子脚部61を備えた補助ア
ース金具6とに分割し、DINプラグ7の接続を検出す
るスイッチのメーク接点として作用させることができ
る。従って、特に部品点数を増加せずにDINソケット
にスイッチ検出機能を付加することができる。
【0087】更に、スイッチ検出機能を備えたDINソ
ケットのアース金具5、6をスイッチ検出機能を備えな
いDINソケットのアース金具3より製造することがで
きるため、アース金具3を成形するプレス金型を共用す
ることができる。
【0088】請求項4の発明は、上部が軸方向と平行に
形成したスリット41により分離された円筒状接触部4
の下面に、円筒状接触部4の後端からU字状切欠き42
の一方まで連続した切り込み44が形成されているの
で、円筒状接触部4の前縁とU字状切欠き42との間を
切断するという簡単な加工で、アース金具3を主アース
金具5と補助アース金具6とに分割することができる。
【0089】円筒状接触部4の下面に、円周方向に沿っ
て切り欠かれたU字状切欠き42を輪郭としてスイッチ
端子脚部61を形成し、U字状切欠き42と円筒状接触
部4の後端からU字状切欠き42の一方まで連続した切
り込み44を輪郭として端子脚部51を切り起こしたの
で、円筒面より端子脚部51とスイッチ端子脚部61を
形成することができ、板材より円筒状接触部4をプレス
加工する際に効率的な材料取りができる。
【0090】請求項5の発明は、更に案内部43の下端
に、切欠き凹部45が形成されているので、余分な材料
を使用せずに前方へ拡開する案内部43をプレス成形す
ることができる。又、この切欠き凹部45を目安とし
て、切欠き凹部45とU字状切欠き部42との間を切断
するので、アース金具3を分割する加工が容易となる。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るDINソケットの分解斜視図であ
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】DINソケットの一部を切断した側面図であ
る。
【図5】(a)は、補助アース金具の正面図である。
(b)は、主アース金具の正面図である。
【図6】補助アース金具の側面図である。
【図7】(a)は、主アース金具の背面図である。
(b)は、補助アース金具の背面図である。
【図8】(a)は、補助アース金具の底面図である。
(b)は、主アース金具の底面図である。
【図9】アース金具の斜視図である。
【図10】図9の正面図である。
【図11】図9の側面図である。
【図12】図9の底面図である。
【図13】図9のアース金具を備えたDINソケットの
正面図である。
【図14】図13の底面図てある。
【図15】図13の側面図である。
【図16】DINプラグの斜視図である。
【図17】従来のDINソケットの正面図である。
【図18】従来のDINソケットに用いられるアース金
具である。
【図19】従来のスイッチ機能を備えたDINソケット
である。
【符号の説明】
1 ソケットハウジング 2 環状凹溝 3 アース金具 4 円筒状接触部 5 主アース金具 6 補助アース金具 8 雌接触子 9 コンタクト収容部 13 コンタクト収容孔 40 係合部 41 スリット 42 U字状切欠き 43、52、62 案内部 44 切り込み 45 切欠き凹部 50、60 半円筒状接触部 51 端子脚部 52 案内部 61 スイッチ端子脚部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面より環状凹溝2が凹設され、環状凹
    溝2によって囲まれたコンタクト収容部9に複数のコン
    タクト収容孔13が穿設されたソケットハウジング1
    と、コンタクト収容孔13に収容され、DINプラグ7
    のプラグピン72と接触する接触部8aとソケットハウ
    ジングの後方で下方に向けて折り曲げられた端子部8b
    とを備えた雌接触子8と、環状凹溝2内に収容され、環
    状凹溝2内に挿入されるDINプラグ7のスリーブ金具
    71と弾性接触する円筒状接触部4とソケットハウジン
    グ1外に突出する端子脚部51とを備えたアース金具3
    とからなるDINソケットにおいて、アース金具3を主
    アース金具5と補助アース金具6とに分割し、主アース
    金具5と補助アース金具6の半円筒状接触部50、60
    に、それぞれソケットハウジングの下面より突出する端
    子脚部51とスイッチ端子脚部61を一体に突設すると
    ともに、ソケットハウジング1に係止する係止部53、
    63を設け、主アース金具5と補助アース金具6を相互
    に離間させて環状凹溝2内に収容したことを特徴とする
    DINソケット。
  2. 【請求項2】 上部を軸方向と平行に形成したスリット
    41により分離し、両側面にソケットハウジング1に係
    止する一対の係止部53、63を備え、下面には、円周
    方向に沿ったU字状切欠き42と円筒状接触部4の後端
    からU字状切欠き42の一方まで連続した切り込み44
    を形成してなる円筒状接触部4を、円筒状接触部4の前
    縁とU字状切欠き42との間で切断して、アース金具3
    を主アース金具5と補助アース金具6とに分割し、U字
    状切欠き42を輪郭としてスイッチ端子脚部61を切り
    起こすとともに、U字状切欠き42と切り込み44を輪
    郭として端子脚部51を切り起こしたことを特徴とする
    請求項1のDINソケット。
  3. 【請求項3】 ソケットハウジング1の環状凹溝2内に
    収容され、環状凹溝2内に挿入されるDINプラグ7の
    スリーブ金具71と弾性接触する円筒状接触部4と、ソ
    ケットハウジング1外に突出する端子脚部51を備え、
    円筒状接触部4の上部が軸方向と平行のスリット41に
    より分離されたDINソケットのアース金具3におい
    て、円筒状接触部4の両側面に、ソケットハウジング1
    に係止する一対の係止部40を設けるとともに、下面
    に、円周方向に沿って切り欠かれたU字状切欠き42を
    輪郭とするスイッチ端子脚部61を形成したことを特徴
    とするDINソケットのアース金具。
  4. 【請求項4】 円筒状接触部4の後端からU字状切欠き
    42の一方まで連続した切り込み44を形成し、U字状
    切欠き42と切り込み44を輪郭として端子脚部51を
    下方へ向けて切り起こしたことを特徴とする請求項3の
    DINソケットのアース金具。
  5. 【請求項5】 円筒状接触部4の前縁に、前方に向けて
    拡開する案内部43を一体に連設し、案内部43の下端
    に切欠き凹部45を形成したことを特徴とする請求項3
    又は請求項4のDINソケットのアース金具。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002298983A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Mitsumi Electric Co Ltd コネクタ
WO2005032162A1 (en) 2003-09-26 2005-04-07 Hellermanntyton Data Limited Structured cabling system and patching method
JP2012513663A (ja) * 2008-12-23 2012-06-14 タイコ エレクトロニクス アンプ イタリア エッセ エッルレ エッレ 表面実装雄型電気コネクタ及びその組立方法
CN104081592A (zh) * 2012-01-25 2014-10-01 矢崎总业株式会社 连接器单元
JP2016522967A (ja) * 2013-05-15 2016-08-04 ノイトリーク・アクティエンゲゼルシャフト プラグ部品およびその製造方法
CN108598768A (zh) * 2018-03-13 2018-09-28 广东通宇通讯股份有限公司 一种含绝缘结构的din型连接器组件

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