JPH07335015A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JPH07335015A
JPH07335015A JP6128519A JP12851994A JPH07335015A JP H07335015 A JPH07335015 A JP H07335015A JP 6128519 A JP6128519 A JP 6128519A JP 12851994 A JP12851994 A JP 12851994A JP H07335015 A JPH07335015 A JP H07335015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
reflection box
box body
fluorescent tube
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6128519A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Yamaguchi
俊博 山口
Kozo Sato
剛三 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6128519A priority Critical patent/JPH07335015A/ja
Publication of JPH07335015A publication Critical patent/JPH07335015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、液晶などの透過型表示パネルと、こ
のパネルを照明するための光源が水銀ガスを封入した蛍
光管である表示装置に関し、その目的は、低温から高温
と広い動作温度範囲が必要とされる車両、飛行機等の搭
載に適した表示装置を提供することにある。 【構成】反射箱体100の外面に対して、一定の距離を
おいて設けられている放熱部である放熱フィン6と、形
状記憶合金41と恒弾性材料42とで積層されて設けら
れていて、蛍光管101が一定温度以下の場合には、反
射箱体100の外面から一定間隔で離れ、蛍光管101
が一定温度以上の場合には、反射箱体100の外面と接
し、蛍光管101によって暖められた反射箱体100の
熱を放熱フィン6に伝達する温度スイッチ400とを設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過型液晶等の表示パ
ネルと、このパネルを照明するための光源が水銀ガスを
封入した蛍光管である表示装置に係り、特に、低温から
高温と広い動作温度範囲が必要とされる車両、飛行機等
の搭載に適した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型、軽量、薄型で、狭いスペー
スにも配置できる透過型液晶等の表示パネルと蛍光管に
よる表示装置を、車両、飛行機等に搭載して使用する機
会が増加している。
【0003】車両搭載の表示装置は、外光(太陽光)を
受け、車両のフロントボックスに組み込まれて使用され
る機会が多いので、熱が装置周辺にこもりやすくなり、
家庭用のものに比べ、高温環境下(70℃以上)の中で
使用されることが多い。また、特に、夏の晴天時の昼間
では、外光が入射し表示画像が見えにくくなってしまう
ので、外光に負けないように蛍光管の放電電流を大電流
にして高輝度な表示画像にする必要がある。その時、蛍
光管から発生する熱の量が多くなり、表示装置内に熱が
こもりやすくなってしまう。このように車両搭載の液晶
表示装置は、装置内外とも高温になることが多いため、
蛍光管の温度依存性により発光効率が低下したり、表示
パネルの表面温度がパネルの動作保証温度を越えてしま
うなど、画質劣化さらにはパネルの破壊を招いてしまう
という問題があり、何らかの放熱手段が必要であった。
【0004】従来の放熱手段は、例えば、特開平2−8
2406号公報に記載のような放熱手段がある。図9
に、その分解斜視図を示し、液晶等の透過型表示パネル
1、光拡散板2、材質が鉄、アルミニウム等の金属で、
内面が鏡面、白色面等の反射面になっている反射箱体1
00、該反射箱体100の反射面上に配置された蛍光管
101、該蛍光管101両端の電極部を被うように成形
されている金属製の筒形キャップ102を示す。図9に
おいて、該筒形キャップ102は、該蛍光管101両端
の電極部表面、反射箱体100の側面とそれぞれ熱伝導
性に優れた接着剤やかしめ等により密着、固定されてい
る。それにより、蛍光管101で最も熱が発生する電極
部からの熱が筒形キャップ102に集められこれを加熱
する。そして、これら筒形キャップ102の熱は、反射
箱体100全面に熱伝導され、反射箱体100の外表面
を通じて外気に放熱される。このように、従来の放熱手
段は、光源である蛍光管からの熱を金属製の反射箱体か
ら放熱するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車両等に搭載する表示
装置において、使用時の装置の周囲温度は、特に寒冷地
(北海道、東北等)の冬の朝では、0℃以下の低温環境
下になる。しかし、前記従来例は、低温環境下でも放熱
するので、低温時の発光効率を低下させてしまうという
問題がある。
【0006】図10に、蛍光管の輝度の温度依存性を示
す。蛍光管は高輝度長寿命タイプの冷陰極蛍光管であり
管電流(放電電流)9mAである。周囲温度25℃にお
ける輝度を100%としている。図10に示すように、
蛍光管の輝度は、40℃時をピークとして、それ以上、
それ以下の温度になると輝度は低くなってゆき、特に低
温時での輝度の低下が激しく、0℃の輝度は25℃の時
の輝度の約50%になっている。これは、低温時に蛍光
管の封入された水銀ガスの蒸気圧が低下することによ
り、蛍光管の発光効率が落ちるためである。
【0007】前記従来例では、低温時においても、蛍光
管の熱は、蛍光管電極部を被っている金属製の筒型キャ
ップにより、ある程度反射箱体全面から放熱してしま
う。この時、図10に示した蛍光管特性により低温時の
発光効率低下をさらに増長させてしまう。
【0008】本発明は、放熱手段を低温時にはオフ、高
温時にはオンするような構成にして、低温から高温まで
広い動作温度範囲を持つ車両、飛行機等の搭載に適した
表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、水銀ガスを封入した光源である蛍光管
からの光を、直接または、金属製反射箱体の内面の反射
面での反射により、光拡散板に入射させ均一な面光にし
て、液晶等の透過型表示パネルを照明し画面表示を行う
表示装置において、該反射箱体の背面に対して、一定の
距離をおいて設けられている放熱フィン等の放熱部と、
形状記憶合金と恒弾性材料とで積層され、該放熱部に一
部が固定され、該蛍光管が一定温度以下の場合には、該
反射箱体の背面から一定間隔で離れるように変形し、蛍
光管が一定温度以上の場合には、反射箱体の背面と広い
範囲で接触するように変形する温度スイッチを有するこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、低温時においては、形状記憶合金
と恒弾性材料とで積層されて設けられている該温度スイ
ッチにより、該反射箱体と該放熱部を非接触にするため
放熱効果はなくなり、蛍光管からの熱は表示装置内に保
温されやすくなり、蛍光管の発光効率の低下を少なくす
ることができる。逆に、高温時においては、該温度スイ
ッチにより該反射箱体と該放熱部を接触させ、蛍光管か
らの熱を反射箱体、放熱部を通して外気に放熱させるの
で、液晶等の透過型表示パネルの温度上昇を防ぐことが
でき、画質の劣化さらにはパネルの破壊を防ぐことが出
来る。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0012】図1、図2は、第1の実施例の低温時と高
温時における、本発明の表示装置の断面図を示す。図
1、図2において、透過型表示パネル1を保護する透明
なプラスチックなどのフェースプレート3、外装ケース
5、所定の温度において形状を記憶させた形状記憶合金
41、温度の変化に対し常に一定のバネ弾性を有する材
料である恒弾性材料42である。該形状記憶合金41と
該恒弾性材料42は貼り合わされ、その中央部分は放熱
部である放熱フィン6にねじ止めなどで固定されて温度
スイッチ400を形成している。反射箱体内部温度a、
ケース内温度bはそれぞれ蛍光管101の周辺温度、温
度スイッチ400の周辺温度を示す。
【0013】図1は、放熱を必要としない低温状態の一
例で、反射箱体内部温度aが、前記図10に示すように
蛍光管の輝度のピーク温度40℃より低い温度の場合で
あり(a<40℃)、その時のケース内温度bは、実測
の結果より、反射箱体内部温度aより15℃低い25℃
であるから、b<25℃である。その時の温度スイッチ
400は、反射箱体100の背面に非接触の離れた関係
を維持しており、放熱フィン6による放熱手段はオフの
状態である。図2は、放熱を必要とする高温状態の一例
で、反射箱体内部温度はa≧40℃であり、ケース内温
度はb≧25℃である。その時の温度スイッチ400
は、固定された中央部分を残して変型して反射箱体10
0の背面に接触し、放熱手段はオンの状態である。
【0014】前記のケース内温度bが25℃で変型する
温度スイッチ400は、反射箱体100の背面と図2の
ように広い範囲で接触する形状に変型するように25℃
において形状記憶させた形状記憶合金41と、25℃以
下の場合の形状記憶合金41が働かない場合に、該反射
箱体100の背面と一定の離れた関係(形)を維持する
ような図1のように成型した恒弾性材料42で構成さ
れ、該形状記憶合金41は該反射箱体100の背面側、
該恒弾性材料42は放熱フィン側に配置する。これによ
り、温度スイッチ400全体の動きは、放熱を必要とし
ない温度以下では恒弾性材料42の弾性力が勝るので、
図1のような反射箱体100の背面から離れた状態を維
持し、放熱を必要とする温度以上では形状記憶合金41
の記憶された形状に戻るため、図2のような該反射箱体
100の背面に密着した状態となる。
【0015】このような温度スイッチ400により、図
1の放熱を必要としない低温状態においては、蛍光管1
01から発生する熱は、反射箱体100から放熱フィン
6へは伝達されず、ほとんど装置内に保温され、低温に
よる蛍光管の発光効率の低下を少なくすることが出来
る。逆に、図2の放熱を必要とする高温状態において
は、蛍光管101から発生する熱は放熱フィン6より外
部に放熱され、液晶パネル1の温度上昇を低減すること
ができるので画質劣化、パネル破壊を防ぐことができ、
低温から高温まで広い動作温度範囲を持つ車両、飛行機
等の搭載に適した表示装置を提供することができる。
【0016】図3、図4は、本発明表示装置の第2の実
施例の断面図を示す。第2の実施例は、第1の実施例の
ように放熱フィンで放熱させるのではなく、金属製の外
装ケース全面から放熱させるようにした構成としてい
る。
【0017】図3、図4において、金属製の外装ケース
7、形状記憶合金43と恒弾性材料44が貼り合わさ
れ、一つの端部分が該外装ケース7にねじ止めなどで固
定されている温度スイッチ401を示す。図3は、放熱
を必要としない低温状態で、その時の温度スイッチ40
1は、反射箱体100の背面に非接触の離れた関係を維
持しており、蛍光管101から発生する熱は、反射箱体
100から外装ケース7へは伝達されず、ほとんど装置
内に保温され、低温による蛍光管の発光効率の低下を少
なくすることが出来る。図4は、放熱を必要とする高温
状態で、その時の温度スイッチ401は、変型して反射
箱体100の背面に接触しており、蛍光管101から発
生する熱は外装ケース全面より外部に放熱され、液晶パ
ネル1の温度上昇を低減することができるので画質劣
化、パネル破壊を防ぐことができる。このように第2の
実施例は第1の実施例と同様に、低温から高温まで広い
動作温度範囲を持つ車両、飛行機等の搭載に適した表示
装置を提供することができる。
【0018】図5、図6は、本発明表示装置の第3の実
施例の断面図を示す。第3の実施例は、反射箱体に金属
ではなくABS,PBTなどの樹脂系材料を用い、放熱
手段に放熱フィン、金属の外装ケースではなくファンを
用いて、低温時の蛍光管周辺の保温性、高温時の放熱効
果を高めた構成としている。
【0019】図5、図6において、開口部が光拡散板2
の背面に対して所定の距離を持って配置された樹脂系材
料の反射箱体200、形状記憶合金45と恒弾性材料4
6が貼り合わされ、一つの端部分が該反射箱体200の
開口部に固定されている温度スイッチ402を形成す
る。また、ダイオード、サーミスタなどの温度検出素子
8、温度検出回路9、ファン用電源12をオン、オフす
るスイッチ手段11を制御するファン制御回路10、フ
ァン13を示す。図5、図6において、ファンの制御系
は、温度検出素子8と温度検出回路9はケース5内の温
度を検出して、温度情報をファン制御回路10に伝え
る。該ファン制御回路10は、ケース5内の温度が所定
の温度以下の場合には、スイッチ手段11はオフにして
ファンをオフにする。また、ケース5内の温度が所定の
温度以上の場合には、スイッチ手段11はオンにしてフ
ァンをオンにするものである。
【0020】図5は、放熱を必要としない低温状態で、
温度スイッチ402は、反射箱体200の開口部と光拡
散板2の背面までの空間を埋めるような形状になってお
り、蛍光管101周辺は反射箱体200と光拡散板2と
該温度スイッチ402により密閉状態になっている。ま
た、放熱用のファン13はオフの状態である。この時、
反射箱体200内の蛍光管101の周辺温度は、第1、
第2の実施例の金属製の反射箱体の時より、反射箱体2
00の材料が樹脂系であるので熱伝導率が悪いため、蛍
光管101からの熱が反射箱体200内に保温されやす
くなり、蛍光管101の周辺温度は高くなり、発光効率
が良くなる。図6は、放熱を必要とする高温状態で、温
度スイッチ402は、反射箱体200の開口部と光拡散
板2の背面の間に隙間が開くように反射箱体200の外
側に折れ曲がり、反射箱体200と光拡散板2と該温度
スイッチ402による密閉はない。それにより、蛍光管
101からの熱は反射箱体200内に保温されず直接ケ
ース5内に伝達され、ケース5内全体に放散する。そし
て、その時、ファン13をオン(排気)にして、ケース
5内の熱を外に放熱する。蛍光管101からの熱は、放
熱フィン、金属製の外装ケースを介さずに、ファン13
で直接、外に放熱されるため、第1、第2の実施例に比
べ放熱効果も良い。
【0021】このように第3の実施例は、第1、第2の
実施例より本発明の効果をさらに向上させたものであ
る。
【0022】図7は、本発明表示装置の第4の実施例の
断面図を示す。第4の実施例は、低温時に蛍光管表面に
装着されたヒータをオンして、蛍光管を加熱して発光効
率の低下を防ぐ一般的な低温輝度補償手段であるヒータ
制御手段を第1の実施例に適用したことを特徴としてい
る。
【0023】図7において、蛍光管101の表面に装着
されたダイオード、サーミスタなどの温度検出素子15
とNi−Cr,Cu−Niなどの材質からなるヒータ1
6、温度検出回路17、ヒータ用電源20をオン、オフ
するスイッチ手段19を制御するヒータ制御回路18を
示す。ヒータの制御系は、温度検出素子15と温度検出
回路17は蛍光管101の温度を検出して、温度情報を
ヒータ制御回路18に伝える。該ヒータ制御回路18
は、蛍光管101の温度が所定の温度以下の場合には、
スイッチ手段19をオンさせ、ヒータ用電源20よりヒ
ータ16に電力を供給しヒータ16を加熱し、蛍光管1
01を暖め発光効率の低下を防ぐ。また、蛍光管101
の温度が所定の温度以上の場合には、スイッチ手段19
をオフにして、ヒータ16への給電を停止させ、蛍光管
101の加熱をやめる。
【0024】図7は、ヒータ16をオンして蛍光管10
1を加熱する低温状態で、形状記憶合金41と恒弾性材
料42により構成する温度スイッチ400は、前記図1
と同様に、反射箱体100の背面に非接触の離れた関係
を維持しており、放熱フィン6による放熱手段はオフの
状態である。これにより、ヒータ16から蛍光管101
への熱は外に放熱されることなく、ヒータ16は効率良
く蛍光管101を加熱し、ヒータ16による蛍光管10
1の輝度補償の効果を上げることが出来る。また、放熱
を必要とする高温状態では、図示していないが、ヒータ
はオフの状態で、温度スイッチは、前記図2と同様に、
放熱フィンに固定された中央部分を残して変型して反射
箱体の背面に接触し、放熱手段がオンの状態であり、装
置内の熱を外に放熱する。
【0025】このように、第4の実施例は、低温時はヒ
ータによる輝度補償の効果を向上させ、高温時は第1の
実施例と同様の放熱効果を得ることが出来る。
【0026】図8は、本発明表示装置の第5の実施例の
断面図を示す。第5の実施例は、低温時に蛍光管の管電
流(放電電流)を制御して、低温による蛍光管の発光効
率の低下を防ぐ低温輝度補償手段である管電流制御手段
を第1の実施例に適用したことを特徴とする。
【0027】図8において、温度検出回路21、蛍光管
101を点灯しているインバータ23の電源電圧や調光
比などを制御して蛍光管101の管電流を制御するイン
バータ制御回路22を示す。管電流の制御系は、温度検
出素子15と温度検出回路21は蛍光管101の温度を
検出して、温度情報をインバータ制御回路22に伝え
る。該インバータ制御回路22は、蛍光管101の温度
が所定の温度以下の場合には、インバータ23の電源電
圧や調光比などを制御して、蛍光管101の管電流を常
温時に比べ大電流にして、低温時に蛍光管101自身の
発熱量を大きくして、蛍光管101を暖め発光効率の低
下を防ぐものである。
【0028】図8は、管電流を大電流にして輝度補償を
する低温状態で、形状記憶合金41と恒弾性材料42に
より構成した温度スイッチ400は、前記図1と同様
に、反射箱体100の背面に非接触の離れた関係を維持
しており、放熱フィン6による放熱手段はオフの状態で
ある。これにより、蛍光管からの大熱量の熱は外に放熱
されることなく、装置内に保温され、管電流制御による
輝度補償の効果を上げることが出来る。また、放熱を必
要とする高温状態では、図示していないが、蛍光管の管
電流は常温時の状態であり、温度スイッチは前記図2と
同様に、放熱フィンに固定された中央部分を残して変型
して反射箱体の背面に接触し、放熱手段がオンの状態で
あり、装置内の熱を外に放熱する。
【0029】このように、第5の実施例は、低温時は管
電流制御による輝度補償の効果を向上させ、高温時は第
1の実施例と同様の放熱効果を得ることが出来る。
【0030】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、例えば、図3、図4の第2の実施例、
図5、図6の第3の実施例に、図7のヒータ制御による
低温輝度補償手段、図8の管電流制御による低温輝度補
償手段を付加しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低温時においては、形状記憶合金と恒弾性材料を積層し
形成した温度スイッチにより、該反射箱体と該放熱部を
非接触にするため放熱効果はなくなり、蛍光管からの熱
は表示装置内に保温されやすくなり、蛍光管の発光効率
の低下を少なくすることができる。逆に、高温時におい
ては、該温度スイッチにより該反射箱体と該放熱部を接
触させ、蛍光管からの熱を反射箱体、放熱部を通して外
部に放散させるので、透過型液晶等の表示パネルの温度
上昇を防ぐことができ、画質の劣化さらにはパネルの破
壊を防ぐことが出来、低温から高温まで広い動作温度範
囲を持つ車両、飛行機等の搭載に適した表示装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明表示装置の第1の実施例の低温時の断面
図である。
【図2】本発明表示装置の第1の実施例の高温時の断面
図である。
【図3】本発明表示装置の第2の実施例の低温時の断面
図である。
【図4】本発明表示装置の第2の実施例の高温時の断面
図である。
【図5】本発明表示装置の第3の実施例の低温時の断面
図である。
【図6】本発明表示装置の第3の実施例の高温時の断面
図である。
【図7】本発明表示装置の第4の実施例の低温時の断面
図である。
【図8】本発明表示装置の第5の実施例の低温時の断面
図である。
【図9】従来例の分解斜視図である。
【図10】周囲温度および蛍光管表面温度ー蛍光管の輝
度特性図である。
【符号の説明】
1…透過型表示パネル、 2…光拡散板、 3…フェースプレート、 5,7…外装ケース、 6…放熱フィン、 8,15…温度検出器、 9,17,21…温度検出回路、 10…ファン制御回路、 11,19…スイッチ手段、 12…ファン用電源、 13…ファン、 16…ヒータ、 18…ヒータ制御回路、 20…ヒータ用電源、 22…インバータ制御回路、 23…インバータ、 41,43,45…形状記憶合金、 42,44,46…恒弾性材料、 100,200…反射箱体、 101…蛍光管、 400,401,402…温度スイッチ、 a…反射箱体内部温度、 b…ケース内温度。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源である蛍光管、均一な面光にする光拡
    散板、透過型液晶等の表示パネル、内面が反射面の反射
    箱体、装置内の熱を放熱する放熱部、温度によって形状
    が変化する温度スイッチより構成される表示装置におい
    て、該反射箱体は金属製で、該放熱部は反射箱体の背面
    に対して一定の距離をおいて設けられ、該温度スイッチ
    は形状記憶合金と恒弾性材料とで積層され、該放熱部に
    一部が固定され、装置内温度が一定温度以下の場合に
    は、該反射箱体の背面から一定間隔離れるように変形
    し、装置内温度が一定温度以上の場合には、該反射箱体
    の背面と広い範囲で接触するように変形することを特徴
    とする表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記放熱部が、上記反
    射箱体の背面に配置された放熱フィンであることを特徴
    とする表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記放熱部が、上記表
    示装置全体を覆う金属製の外装ケースであることを特徴
    とする表示装置。
  4. 【請求項4】光源である蛍光管、均一な面光にする光拡
    散板、透過型液晶等の表示パネル、内面が反射面の反射
    箱体、温度検出手段により検出された装置内温度に応じ
    て、オンまたはオフ制御するファンによる放熱手段、温
    度によって形状が変化する温度スイッチより構成される
    表示装置において、該反射箱体は樹脂系材料で、開口部
    が該光拡散板の背面に対して所定の距離を持って配置さ
    れ、該温度スイッチは形状記憶合金と恒弾性材料とで積
    層され、その一端部分が該反射箱体の開口部に固定さ
    れ、装置内温度が一定温度以下の場合には、該反射箱体
    の開口部と該光拡散板の背面までの空間を埋め、該反射
    箱体内部を密閉するような形状に変形し、装置内温度が
    一定温度以上の場合には、該反射箱体の開口部と該光拡
    散板の背面の間に隙間が空くように、折れ曲がるように
    変形することを特徴とする表示装置。
JP6128519A 1994-06-10 1994-06-10 表示装置 Pending JPH07335015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6128519A JPH07335015A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6128519A JPH07335015A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07335015A true JPH07335015A (ja) 1995-12-22

Family

ID=14986754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6128519A Pending JPH07335015A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07335015A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003029262A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置
KR20030044483A (ko) * 2001-11-30 2003-06-09 삼성전자주식회사 액정표시장치
KR100460406B1 (ko) * 1997-05-12 2005-01-17 삼성전자주식회사 액정표시장치 모듈
US7164224B2 (en) 2000-12-14 2007-01-16 Sharp Kabushiki Kaisha Backlight having discharge tube, reflector and heat conduction member contacting discharge tube
WO2007043221A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置及び照明装置
US7258465B2 (en) 2003-11-27 2007-08-21 Funai Electric Co., Ltd. Projector
KR100759398B1 (ko) * 2006-06-20 2007-09-19 삼성에스디아이 주식회사 발광 장치 및 이를 백 라이트 유닛으로 사용하는 액정 표시장치
WO2010100772A1 (ja) * 2009-03-02 2010-09-10 株式会社オプトロム 照明装置
US8184229B2 (en) 2007-08-07 2012-05-22 Hitachi Displays, Ltd. Liquid crystal display device
US8514364B2 (en) 2008-07-09 2013-08-20 Nec Corporation Dust and dirt resistant liquid crystal display device
KR101308283B1 (ko) * 2012-05-21 2013-09-13 인하대학교 산학협력단 엘이디 모듈의 방열장치
JP2017525097A (ja) * 2014-07-04 2017-08-31 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ 照明機器
CN107543108A (zh) * 2017-10-21 2018-01-05 长沙仲善新能源科技有限公司 太阳能led厂房照明灯
CN112908201A (zh) * 2021-01-28 2021-06-04 深圳市给力光电有限公司 一种严寒地区使用具有隔寒效果的液晶屏
CN114114740A (zh) * 2021-12-07 2022-03-01 惠州华星光电显示有限公司 器件散热装置、背光模组及显示面板
US11874562B2 (en) 2021-12-07 2024-01-16 Huizhou China Star Optoelectronics Display Co., Ltd. Component for dissipating heat of device, backlight module, and display panel

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460406B1 (ko) * 1997-05-12 2005-01-17 삼성전자주식회사 액정표시장치 모듈
US7541723B2 (en) 2000-12-14 2009-06-02 Sharp Kabushiki Kaisha Backlight having a polarization separating element
US7164224B2 (en) 2000-12-14 2007-01-16 Sharp Kabushiki Kaisha Backlight having discharge tube, reflector and heat conduction member contacting discharge tube
US7169005B2 (en) 2000-12-14 2007-01-30 Sharp Kabushiki Kaisha Method of producing a backlight having a discharge tube containing mercury
US7309146B2 (en) 2000-12-14 2007-12-18 Sharp Kabushiki Kaisha Backlight having discharge tube, reflector and heat conduction member contacting discharge tube
JP2003029262A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置
KR20030044483A (ko) * 2001-11-30 2003-06-09 삼성전자주식회사 액정표시장치
US7258465B2 (en) 2003-11-27 2007-08-21 Funai Electric Co., Ltd. Projector
WO2007043221A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置及び照明装置
US7656078B2 (en) 2006-06-20 2010-02-02 Samsung Sdi Co., Ltd. Light emission device including a heat dissipation plate and a thermal diffuser plate
KR100759398B1 (ko) * 2006-06-20 2007-09-19 삼성에스디아이 주식회사 발광 장치 및 이를 백 라이트 유닛으로 사용하는 액정 표시장치
US8184229B2 (en) 2007-08-07 2012-05-22 Hitachi Displays, Ltd. Liquid crystal display device
US8514364B2 (en) 2008-07-09 2013-08-20 Nec Corporation Dust and dirt resistant liquid crystal display device
WO2010100772A1 (ja) * 2009-03-02 2010-09-10 株式会社オプトロム 照明装置
KR101308283B1 (ko) * 2012-05-21 2013-09-13 인하대학교 산학협력단 엘이디 모듈의 방열장치
JP2017525097A (ja) * 2014-07-04 2017-08-31 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ 照明機器
CN107543108A (zh) * 2017-10-21 2018-01-05 长沙仲善新能源科技有限公司 太阳能led厂房照明灯
CN107543108B (zh) * 2017-10-21 2019-11-26 山东云光照明有限公司 太阳能led厂房照明灯
CN112908201A (zh) * 2021-01-28 2021-06-04 深圳市给力光电有限公司 一种严寒地区使用具有隔寒效果的液晶屏
CN114114740A (zh) * 2021-12-07 2022-03-01 惠州华星光电显示有限公司 器件散热装置、背光模组及显示面板
CN114114740B (zh) * 2021-12-07 2023-01-24 惠州华星光电显示有限公司 器件散热装置、背光模组及显示面板
US11874562B2 (en) 2021-12-07 2024-01-16 Huizhou China Star Optoelectronics Display Co., Ltd. Component for dissipating heat of device, backlight module, and display panel

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07335015A (ja) 表示装置
TW479440B (en) Discharge lamp and lamp apparatus
US5808418A (en) Control mechanism for regulating the temperature and output of a fluorescent lamp
US7325946B2 (en) Fluorescent lamp fixture and heater
CN109991797B (zh) 加热装置及应用其的摄像器
US7350926B2 (en) Light source apparatus and an image display apparatus
US6163359A (en) Liquid crystal display and backlight heater
JPH07175035A (ja) バックライト装置
JP5103701B2 (ja) 液晶表示装置
CN211293575U (zh) 投影装置
JP2005062373A (ja) ランプ冷却システム、光源装置及びプロジェクタ装置
JPS635321A (ja) 液晶表示器
JP2005190825A (ja) 車両用前照灯
WO2006136970A2 (en) Illumination system for illuminating display devices, and display device
JP2022130236A (ja) 表示システム及びヘッドアップディスプレイ
JP3018363B2 (ja) 液晶表示装置
JP2001067902A (ja) 照明装置およびプロジェクタ装置
JP2000294702A (ja) 映像表示装置
JP2004303448A (ja) 光源装置
JPH08164788A (ja) 車両用灯具
US20240003605A1 (en) Heat dissipation module and anti-condensation method of projection device
CN115236922A (zh) 一种成像组件和摄像装置
JP2591964Y2 (ja) 車両用灯具
JPH10207406A (ja) バックライト装置
JPH11126579A (ja) 低温用蛍光灯と蛍光灯加熱装置