JPH07333751A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07333751A
JPH07333751A JP6127332A JP12733294A JPH07333751A JP H07333751 A JPH07333751 A JP H07333751A JP 6127332 A JP6127332 A JP 6127332A JP 12733294 A JP12733294 A JP 12733294A JP H07333751 A JPH07333751 A JP H07333751A
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JP
Japan
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capacitor
image forming
forming apparatus
protective cover
state
Prior art date
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JP6127332A
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English (en)
Inventor
Hideki Tanaka
秀樹 田中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メンテナンス等の機会に感電事故が発生する
のを防止することができる構造を備えた画像形成装置を
提供すること。 【構成】 少なくともフラッシュランプ(16A)にお
ける露光光出射位置以外の領域および配線部を覆う保護
カバー(42)と、充放電回路中に設けられていて、上
記保護カバー(42)の設置状態を検出するスイッチ
(36)を含む緊急放電回路とを備え、緊急放電回路
は、フラッシュランプ(16A)の発光のための電荷を
充電しているコンデンサ(60)が放電可能な状態また
は放電のための充電状態にある時、上記保護カバー(4
2)が取り外されている場合に上記コンデンサ(60)
を放電させる回路を構成することを特徴と している。
これにより、コンデンサでの帯電電荷をなくしてフラッ
シュランプ(16A)やコンデンサ(60)に触れた際
の感電事故を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関し、
特に、原稿の全面を一度に露光することが可能な全面露
光に用いられる露光装置の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複写機等の画像形成装置におい
て高速複写を可能にする場合、画像形成行程のうちの露
光行程において、瞬間的な発光による全面露光を行なう
構成が知られている。この構成では、フラッシュランプ
を発光させるためにコンデンサが用いられ、このコンデ
ンサに充電された電荷を放電することによって瞬時の発
光を行なわせるようになっている。これにより、原稿の
全面が一度に露光されることになり、露光時間が短縮さ
れる。フラッシュランプは、露光に必要な光量を得るた
めに、かなりの高電圧が必要とされるので、上記コンデ
ンサを充電させるための電圧も高い。そして充電したコ
ンデンサの電荷を放電する場合には、トリガ信号によっ
て放電回路を導通させて放電する方式やトリガ信号に代
えてスイッチやリレー等を動作させて導通させコンンデ
ンサの放電を促す方式等が一般に知られている。
【0003】しかしながら、前者の方式によると、瞬時
にコンデンサを放電させることが可能である反面、コン
デンサの充電量が充分でないとフラッシュランプを発光
させることができず、コンデンサは充電状態に維持され
たままとなる。これにより、例えば、画象形成装置の主
電源がオンの状態のときにフラッシュランプに触れると
感電する危険がある。また後者の方式によると、コンデ
ンサの充電量が多いと放電終了までに時間がかかる。し
かも、充電時間が長くなるばかりでなく充電量も増加し
た状態にあるので、前記した場合と同じように主電源が
オン状態にあるときにコンデンサに触れたりすると感電
する危険がある。
【0004】そこで、上記の問題点を解決するため構成
として、特開昭53ー114429号公報(以下、第1
の公報という)あるいは特開平1ー202765号公報
(以下、第2の公報という)に記載されたものがある。
第1の公報によれば、コンデンサの放電回路中にメイン
スイッチと連動するコンデンサ放電用のスイッチを設
け、メインスイッチがオフになった時点で放電用スイッ
チがオン状態にされてコンデンサを放電させるようにな
っている。また第2の公報によれば、コンデンサの放電
回路中に、給紙される紙の有無あるいは紙詰りを検知す
るスイッチを設け、給紙異常が発生した場合に限ってコ
ンデンサを放電させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うに、フラッシュランプの発光量を原稿の露光に必要な
量にするためにはコンデンサの帯電量が高くなければな
らず、このためにコンデンサへの充電には高電圧が必要
である。このため、放電回路中に設けられたフラッシュ
ランプに触れたりすると感電する危険がある。このこと
は第1、第2の公報記載の構成においても起こり得る問
題であり、第1の公報に記載の構成では、画像形成装置
の主電源スイッチの開放を忘れたり、あるいはメンテナ
ンスの際に、主電源スイッチを投入したまま作業を行う
場合にフラッシュランプに接触すると感電することがあ
る。また、第2の公報記載の構成では、コンデンサの放
電が紙のない時あるいは紙詰り時等の特殊な機会に限ら
れているため、このような不具合を解消するためのメン
テナンス時にコンデンサに触れたりフラッシュランプに
触れることにより感電することがある。
【0006】そこで、本発明の目的は、従来の画像形成
装置における問題点、特に、フラッシュランプの放電回
路における問題点に鑑み、メンテナンス等の機会に感電
事故が発生するのを防止することができる画像形成装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、コンデンサを含む充放電回
路中に設けられたフラッシュランプを備え、コンデンサ
の放電によって上記フラッシュランプを発光させ、複写
すべき原稿の全面を一度に露光照射することにより原稿
画像に応じた静電潜像を感光体上に形成し、静電潜像が
可視化処理された可視像を転写紙に転写することで複写
画像を得ることが可能な画像形成装置において、少なく
とも上記フラッシュランプにおける露光光出射位置以外
の領域および配線部を覆う保護カバーと、上記充放電回
路中に設けられていて、上記保護カバーの設置状態を検
出するスイッチを含む緊急放電回路とを備え、上記緊急
放電回路は、上記コンデンサが放電可能な状態または放
電のための充電状態にあるとき、上記保護カバーが取り
外されている場合に上記コンデンサを放電させる回路を
構成することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、上記緊急放電回路が、上記スイッ
チのオン・オフ状態に応じて上記コンデンサと接地部と
の導通状態を設定するリレーを備えていることを特徴と
している。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の画像形成装置において、上記スイッチが、上記保
護カバーが取り外されている時に、上記リレーを動作さ
せ、コンデンサと接地部とを導通させてコンデンサの電
荷を放電させることを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1及至3の
うちの一つに記載の画像形成装置において、上記緊急放
電回路が、上記保護カバーが取り外された状態を上記ス
イッチにより検出した時、上記コンデンサが上記フラッ
シュランプを発光させるに充分な帯電状態にない場合に
一定時間の間、上記リレーを動作させてコンデンサと接
地部とを導通状態に維持する手段を備えていることを特
徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、上記緊急放電回路はタイマーを備
え、このタイマーは、少なくとも、上記スイッチにより
保護カバーが取り外されたことを検出した時点から上記
コンデンサの帯電量に関係なく所定時間の間、継続して
上記リレーを動作させることを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1乃至3記載の発明では、保護カバーが
フラッシュランプの周囲に設けられているので、フッシ
ュランプに直接触れることができなくなる。しかも、上
記保護カバーが外れているときには、緊急放電回路によ
ってコンデンサと接地部とが導通する放電回路が形成さ
れるので、コンデンサの充電状態に拘らず緊急放電回路
によりコンデンサが放電する。
【0013】請求項4および5記載の発明では、保護カ
バーが取り外されている時に一定時間、放電状態が継続
されるので、コンデンサがフラッシュランプの発光に必
要な帯電量にない場合でも電荷が放電する。
【0014】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
【0015】図1は、本発明による画像形成装置の一つ
である複写機100の全体構成を説明するための模式図
である。同図において符号10は、ベルト状に形成され
ている感光体としての感光体ベルトを示している。感光
体ベルト10は、駆動プーリ12を含む複数のプーリに
掛け回されていて、駆動プ−リ12に連結されたモータ
14によって、図示矢印方向に移動することができる。
感光体ベルト10の周囲には、移動方向に沿って複写工
程を実行するための帯電装置14、露光装置16、現像
装置18、転写・分離装置20およびクリーニング装置
22がそれぞれ配置されている。なお、符号24は不要
な電荷を除電するイレーサを示している。
【0016】感光体ベルト10は、先づ、帯電装置14
によって一様帯電された後に露光装置16による原稿像
に応じた静電潜像を形成される。静電潜像は、現像装置
18によって可視像処理される。感光体ベルト10に担
持されている可視像は、後述する給紙カセットから給送
された転写紙に対し、転写・分離装置20の転写部を通
過する間に転写されるとともに、分離部を通過する際に
実行される電荷中和処理によって感光体ベルト10から
剥離されやすくされた状態で分離される。感光体ベルト
10から分離された転写紙は、定着装置26に送られて
定着され、排紙トレイ28に排出される。転写を終えた
感光体ベルト10は、クリーニング装置22によって残
留電荷および残留現像剤を除去されて再度の画像形成に
備えられる。
【0017】図1に示した複写機は、原稿を自動的に原
稿載置台10A上に給送する自動原稿給送装置(以下、
ADFという)30を備えており、このADF30から
給送される原稿サイズに応じた転写紙を上段、中段、下
段に位置する各カセット40、42、44から選択する
構成が設けられている。ADF30は、原稿トレイ30
A上に載置された原稿を搬送ロ−ラ等の給送手段によっ
て原稿載置台100Aに繰り出す周知の構成を備えたも
のである。なお、符号46は、両面複写を行う場合に一
旦転写紙を収容し、反転した再度転写のために給送を行
える構造を備えた両面カセットを示している。
【0018】一方、露光装置16は、原稿載置台100
A上の原稿の全面を一度に露光するためのフラッシュラ
ンプ16Aと第1、第2の反射鏡16B、16Cとこれ
ら反射鏡間に位置するスルーレンズ16Dとを備えてい
る。フラッシュランプ16Aからの照明光は、原稿載置
台100A上の原稿面を照射し、原稿像が第1、第2の
反射鏡16B、16Cおよびスルーレンズ16Dを介し
て感光体ベルト10上に投影されるようになっている。
装置本体の壁部において、フラッシュランプ16Aの設
置部近傍には、フラッシュランプ16Aの保守用開口
(図示されず)が形成されており、この開口には、保護
カバー42が着脱可能に設けられている。保護カバ−4
2は、フラッシュランプ16ACに置ける露光光出射部
を除く領域を覆い得る大きさおよび形状を有しており、
特に、ランプのみでなくランプへの配線およびコンデン
サ等の電装部品が露出9するのを防ぐようになってい
る。この保護カバー42の近傍には、保護カバー42の
設置状態を検出する安全スイッチ36が配置されてい
る。保護カバー42が取付けられている場合には、図3
(A)に示すようにフラッシュランプ16Aは外部に露
出することがなく、また保護カバー42が取り外されて
いる時には、図3(B)に示すように、後述する起動装
置32への配線38等が露出して保守が行えるようにな
っている。
【0019】フラッシュランプ16Aは、後述する動作
制御系に配置されている起動装置32によって発光タイ
ミングが設定されるようになっている。これを図2で説
明する。図2は、図1に示した複写機100の動作制御
系の構成を説明するための模式図であり、この動作制御
系には、主要構成としてマイクロコンピュータからなる
制御部34が備えられている。制御部34は、バスライ
ンを介して入力ポート34Aと出力ポート34Bとが接
続されている。入力ポート34Aには、各種センサ等が
接続されており、それらセンサのうち、保護カバーの装
着状態を検出する安全スイッチ36も接続されている。
また、この入力ポートには、フラッシュランプ16Aを
発光させるに充分な放電量を確保するための後述するコ
ンデンサの充電完了までの時間を計時するタイマ62も
接続されている。このタイマー62は、充電時間に達し
てコンデンサ60の充電量がフラッシュランプの発光に
必要な量に達した場合に充電終了信号を制御部に出力す
る。これにより、制御部34では、トリガ信号を出力し
てコンデンサの電荷を瞬時に放電させてフラッシュラン
プ16Aを発光させるようになっている。なお、図2に
おいて符号Sは、転写紙の給送路中に位置させた給送状
態検出スイッチであり、紙詰りを検出するようになって
いる。
【0020】安全スイッチ36は、保護カバー42が取
付けられて時に押圧されるマイクロスイッチあるいは反
射型光センサによって構成されているものであり、保護
カバー42が取り外されている時にオン状態に設定され
る。安全スイッチ36の動作態位を設定する保護カバー
42は、図3において、(A)に保護カバー42が取付
けられている状態にはオフ状態のままであり、そして
(B)に示すように、保護カバー42が取り外されて配
線38や電装部品(図示されず)が露出している場合に
オン状態に切り替わる。
【0021】一方、出力ポート16Cには、モータ制御
回路50、各帯電部に接続されているパワーパック52
および起動装置32が接続されている。制御部34は、
複写工程における各工程の動作タイミングを設定する。
このため、制御部34は、駆動プーリ12を駆動するモ
ータ14に取付けられて回転可能なエンコーダ54から
のパルス信号が入力されるようになっている。エンコー
ダ54からの信号は分周器56によって所定の分周比率
で分周されたタイミングパルスに変換されて制御部34
に入力され、このタイミングパルスが制御部34の内蔵
メモリ(図示されず)に記憶されている動作タイミング
に照合されて各装置の動作をシーケンス制御するように
なっている。また、制御部34では、保護カバー42の
設置状態に応じてフラッシュランプ16Aの発光に用い
られるコンデンサ60の放電制御を行うようになってい
る。
【0022】図4は、起動装置32内の構成を説明する
ためのブロック図である。同図において起動装置32
は、コンデンサ60を含み、このコンデンサ60の充放
電が可能な回路で構成されている。すなわち、起動装置
32の回路は、コンデンサ60の通常放電を行なうため
の回路と、緊急時、本実施例では、感電する可能性があ
る事態が発生したときに強制的にコンデンサを放電させ
る緊急放電回路32Aとを備えている。発光部材である
フラッシュランプ16Aは、充電スイッチS1および放
電スイッチS2とに直列接続された一端を有し、他端が
接地されている。
【0023】一方、上記した各スイッチS1、S2の間
には、コンデンサ60の一端が接続され、このコンデン
サ60の他端は接地されている。充電スイッチS1およ
び放電スイッチS2の間には、コンデンサ60と、これ
と並列の抵抗Rおよびこれに直列接続されたリレ−接点
L1が接続されている。充電スイッチS1および放電ス
イッチS2はともに、制御部34からのシ−ケンスタイ
ミングに応じてオン・オフするようになっている。例え
ば、保護カバ−42(図3参照)が装置本体での保守用
開口に装着されている場合には、安全スイッチ36から
の信号の入力はない。これにより、エンコ−ダ54から
の出力パルスを分周器によって所定の分周率に応じたタ
イミングパルスが制御部34に入力され、複写工程のシ
−ケンスタイミングに応じて充電スイッチS1をオンと
し、放電スイッチS2をオフのままに維持する。これに
より、コンデンサ60は充電される。
【0024】そして、タイマー62からの出力信号が入
力されてコンデンサ60が所定の充電量に達すると、図
5に示すように、放電スイッチS2に対する制御部34
からの閉じ信号であるフラッシュ信号が出力されること
により放電が開始されフラッシュランプ16Aが発光す
る。
【0025】一方、保護カバ−42が装置本体の保守用
開口から取り外されている場合には、安全スイッチ36
がこの状態を検出し、この状態信号を制御部34に出力
する。この場合の安全スイッチ36からの信号は、たと
えば、充電が開始されていないときに出力される場合と
充電が開始された後に出力される場合とがある。本実施
例では何れの場合にも対処することができるようになっ
ている。充電開始のためのスイッチS1がオンしていな
い時に安全スイッチ36がオンした場合には、スイッチ
S1に対するチャージ信号が出力されず、コンデンサ6
0の充電は行われない。また、スイッチS1へのチャー
ジ信号が出力されてコンデンサ60の充電が開始されて
いる途中に安全スイッチ36からの信号が制御部34に
出力されると、その時点において制御部34からリレー
L1への励磁信号が出力される。これにより、図4にお
いて符号32Aで示す回路が閉ループに形成される。こ
れにより、コンデンサ60とリレーL1とを介したコン
デンサ60の放電回路が形成される。
【0026】このため、コンデンサ60に充電されてい
た電荷はその充電量にかかわらず放電されることにな
る。そして、このリレーL1が励磁されている期間は、
タイマー62の計時時間が満了するまで継続される。し
たがって、図6において符号Pで示す時点に安全スイッ
チ36からの信号が制御部34に出力されると、通常で
あればスイッチS2がオンする時点に至るまでの間(図
6中、符号Tで示す期間)、リレーL1は放電回路を導
通状態に維持し、コンデンサ60からの電荷の放電を継
続させる。この結果、コンデンサに充電されていた電荷
は全て放電されることになる。緊急放電が行われた後、
再度、保護カバー42が設置された場合には、図6にお
いて二点鎖線で示すように、安全スイッチ36がオフ状
態に切り替わり、再度、充電スイッチS1が閉じてコン
デンサ60への充電が開始される。これにより、通常の
フラッシュランプ16Aを発光させるための準備が行わ
れる。
【0027】本実施例は以上のような構成であるから、
制御部34の動作を説明すると、図7に示すフローチャ
ートの通りである。まず、複写機100の主電源が投入
されると各装置の初期化処理が実行され、動作タイミン
グにしたがってシーケンス制御が実行されて複写機10
0が稼働状態に設定される(ステップ1)。複写機の稼
働状態が設定されると、安全スイッチ36からの信号の
入力状態が判別される(ステップ2)。ステップ2にお
いて安全スイッチ36からの信号が入力されていない場
合には、複写動作を継続するかどうかが原稿の有無検出
によって判別される(ステップ3)。
【0028】一方、ステップ2において、安全スイッチ
36からの信号が入力された場合には、リレーL1が閉
じられる(ステップ4)。したがって、スイッチS1が
オン状態に設定されて充電が開始される以前あるいは充
電が開始されている途中に拘らず、放電回路が構成され
てコンデンサ60の電荷が放電される(ステップ5)。
そして、この放電は、充電完了時期に相当するまで継続
される(ステップ6)。 放電期間が充電完了までの間
継続されているので、充電完了に近付くほど安全スイッ
チ36がオンした場合には、多くの電荷が放電されるこ
とになる。
【0029】ステップ5での処理が実行されると、コン
デンサ60からの放電時間が充電完了時期まで継続され
たかどうかが判別され(ステップ6)、時間が経過して
いる場合にリレーL1が開放される(ステップ7)。
【0030】なお、本発明は、上記した実施例にかぎる
ものでなく、本発明の要旨の範囲内において種々変形す
ることが可能である。例えば、放電電極を備えたフラッ
シュランプと同等品に置き換えることも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1乃至3
記載の発明では、保護カバーがフラッシュランプの周囲
に設けられているので、フッシュランプに直接触れるこ
とができなくなるとともに、保護カバーが外れていると
きには、緊急放電回路によってコンデンサと接地部とが
導通する放電回路が形成されるので、コンデンサの帯電
状態に拘らず緊急放電回路によりコンデンサが放電され
る。これにより、複写機の主電源がオン状態にあると
き、メンテナンス等の機会にコンデンサやフラッシュラ
ンプの端子に触れて感電してしまうような事故を未然に
防止することが可能になる。
【0032】請求項4および5記載の発明では、保護カ
バーが取り外されている時に一定時間、放電状態が継続
されるので、コンデンサがフラッシュランプの発光に必
要な帯電量にない場合でも電荷が放電する。これによ
り、例え、わずかな充電量であっても、感電に対する安
全対策をさらに確保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す複写機の要部の模式図
である。
【図2】図1に示した複写機の制御系の構成を示す模式
図である。
【図3】図1に示した複写機の用いられる保護カバーの
設置状態を示す図であり、(A)は保護カバーが設置さ
れている状態を、(B)は保護カバーが取り外されてい
る状態をそれぞれ示している。
【図4】図2に示した制御系に用いられる放電回路の構
成を示すブロック図である。
【図5】図4に示した放電回路の動作の一例を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図6】図4に示した放電回路の動作の他の例を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図7】図4に示した制御系の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
16 露光装置 16A フラッシュランプ 32 起動装置 34 制御部 36 安全スイッチ 42 保護カバー 60 コンデンサ 62 タイマー S1 充電スイッチ S2 放電スイッチ L1 リレー 100 画像形成装置の一例である複写機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサを含む充放電回路中に設けられ
    たフラッシュランプを備え、上記コンデンサの放電によ
    って上記フラッシュランプを発光させ、複写すべき原稿
    の全面を一度に露光照射することにより原稿画像に応じ
    た静電潜像を感光体上に形成し、静電潜像が可視化処理
    された可視像を転写紙に転写することで複写画像を得る
    画像形成装置において、 少なくとも上記フラッシュランプにおける露光光出射位
    置以外の領域および配線部を覆う保護カバーと、 上記充放電回路中に設けられていて、上記保護カバーの
    設置状態を検出するスイッチを含む緊急放電回路とを備
    え、 上記緊急放電回路は、上記コンデンサが放電可能な状態
    または放電のための充電状態にある時、上記保護カバー
    が取り外されている場合に上記コンデンサを放電させる
    回路を構成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 上記緊急放電回路は、上記スイッチのオン・オフ状態に
    応じて上記コンデンサと接地部との導通状態を設定する
    リレーを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置にお
    いて、 上記スイッチは、上記保護カバーが取り外されている時
    に、上記リレーを動作させ、コンデンサと接地部とを導
    通させてコンデンサの電荷を放電させることを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1及至3のうちの一つに記載の画像
    形成装置において、 上記緊急放電回路は、上記保護カバーが取り外された状
    態を上記スイッチにより検出した時、上記コンデンサが
    上記フラッシュランプを発光させるに充分な帯電状態に
    ない場合に一定時間の間、上記リレーを動作させてコン
    デンサと接地部とを導通状態に維持する手段を備えてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の画像形成装置において、 上記緊急放電回路はタイマーを備え、このタイマーは、
    少なくとも、上記スイッチにより保護カバーが取り外さ
    れたことを検出した時点から上記コンデンサの帯電量に
    関係なく所定時間の間、継続して上記リレーを動作させ
    ることを特徴とする画像形成装置。
JP6127332A 1994-06-09 1994-06-09 画像形成装置 Pending JPH07333751A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7251429B2 (en) 2001-11-26 2007-07-31 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with an energy storage that can be discharged, and with a display of residual energy in the storage
JP2008083708A (ja) * 2007-10-05 2008-04-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8971750B2 (en) 2011-06-14 2015-03-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for discharging electric charge charged to a capacitor and discharge device for discharging electric charge charged to a capacitor

Cited By (3)

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