JPH07332810A - 冷凍装置用オイルミストセパレータ - Google Patents

冷凍装置用オイルミストセパレータ

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JPH07332810A
JPH07332810A JP12597394A JP12597394A JPH07332810A JP H07332810 A JPH07332810 A JP H07332810A JP 12597394 A JP12597394 A JP 12597394A JP 12597394 A JP12597394 A JP 12597394A JP H07332810 A JPH07332810 A JP H07332810A
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JP
Japan
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oil mist
mesh
oil
mist separator
heat exchanger
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JP12597394A
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Takeshi Hiruko
毅 蛭子
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Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/05Compression system with heat exchange between particular parts of the system

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機から供給される冷媒ガス中の高温状態
で粘度が低いオイルミスト成分を冷却可能として粘度を
高め、分離効率を向上させる。 【構成】 オイルミストセパレータ10内のデミスタを
熱交換可能な熱交換器構成とすることによって、オイル
ミスト成分の粘度を増大させてオイルミストセパレータ
容器内壁面での液膜の形成およびオイルの蒸発を抑制
し、冷媒ガスと随伴してサイクル内へ流入するオイルミ
スト成分の混入量を大幅に減少させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、冷凍装置用オイルミ
ストセパレータの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍装置の冷媒ガス中のオイルミスト成
分を分離するオイルミストセパレータとしては、例えば
所定の容積空間を有するオイルミストセパレータケーシ
ング内に設けた衝突板にガス冷媒を衝突させるものやデ
ミスタと呼ばれる金網状の衝突板を用いるものなどが提
案されているが、このような単純な形態のものでは冷媒
ガスとオイルミスト成分とを必ずしも効率よく分離して
冷媒ガスのみを出口管より流出させることができず、分
離効率が低い問題点が生じていた。
【0003】このような問題点を解決するために、例え
ば実公平5−22246号公報に開示されるものでは、
図7に示すようにケーシング31内に遮蔽板36を介し
て設けた金網よりなるデミスタ40の上面に近接して上
下方向に対向する冷媒ガスの入口管32を設け、オイル
ミストと冷媒ガスの慣性力の差を用いて阻大なオイルミ
スト成分の再飛散を防止することにより分離効率の向上
を図ろうとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のオ
イルセパレータ30の構成では、上記デミスタ40を通
過せずに周囲の遮蔽板36上に残留したオイルおよびオ
イルミスト成分が高温状態にあるために粘度が低く、し
かもオイルミストセパレータケーシング1内を対流する
冷媒ガスの影響で例えば図7に仮想線で示すように、そ
の内壁面上を薄膜となって流動し、やがて同オイル液膜
が出口管33部に達して吐出する冷媒ガスと共に流出し
ていく問題がある。また、冷媒オイルは高温の状態では
蒸気圧が高いために、液室あるいはオイルミストセパレ
ータケーシング1内壁面上でも蒸発し、さらに微細ミス
トとなって流出していく問題点も生じる。
【0005】このようにしてオイルミストセパレータに
よって十分にオイルを分離することができずに冷凍シス
テム内に油が流れると、冷媒配管内の圧力損失が大きく
なるばかりでなく蒸発器や凝縮器等熱交換器部での蒸発
及び凝縮熱伝達率が大幅に低下し、結果として機器の効
率および能力の低下が生じることが懸念される。
【0006】本願発明は、オイルミストセパレータ内の
デミスタ部を熱交換可能な構成とし、オイルミスト成分
の粘度を増大させることによって、オイルミストセパレ
ータ容器内壁面のオイル液膜の形成およびオイルの蒸発
を可及的に抑制して冷凍サイクル内へ流入するオイルミ
スト成分の混入量を十分に減少させ得るようにすること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記目的を
達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成
されている。
【0008】すなわち、本願発明の冷凍装置用オイルミ
ストセパレータは、例えば図1〜図5に示すように、圧
縮機11からのオイルミスト成分を含む高温の冷媒ガス
が供給されるオイルミストセパレータケーシング1内
に、オイルミスト成分を分離するメッシュ構造のデミス
タを設けるとともに、該デミスタを熱交換器構造に形成
している。
【0009】そして、上記デミスタを形成する熱交換器
構造としては、例えば伝熱管5aの両側に複数枚のメッ
シュフィン5b,5b・・・を積層したメッシュフィン熱
交換器構造5が採用される。
【0010】また、上記熱交換器構造のデミスタは、当
該冷凍装置の冷凍回路の途中に組み込まれ、その蒸発器
14から圧縮機11への低温冷媒を熱交換冷媒として利
用するように構成される。
【0011】そして、その場合、該冷凍回路への組み込
みは、当該冷凍装置の上記蒸発器14から圧縮機11へ
のメイン冷媒配管23を使用してなされるか、又は該メ
イン冷媒配管23に並設されたバイパス冷媒配管24を
使用してなされる。また、上記バイパス冷媒配管24を
使用して組み込まれる時は、当該バイパス冷媒配管24
の途中に低温冷媒流入量の調整を行う流量調整手段8が
設けられる。
【0012】
【作用】本願発明の冷凍装置用オイルミストセパレータ
は、上記構成に対応して次のような作用を奏する。
【0013】すなわち、上述の如く本願発明の冷凍装置
用オイルミストセパレータは、先ずオイルミスト成分を
含む圧縮機11からの高温の冷媒ガスが供給されるオイ
ルミストセパレータケーシング1内に、オイルミスト成
分を分離するメッシュ構造のデミスタが設けられている
とともに、該デミスタが熱交換器構造を有して構成され
ている。従って、上記オイルミストセパレータケーシン
グ1内に導入された高温のオイルミスト成分はデミスタ
部で適度に冷却されて粘度が高くなり、オイルミストセ
パレータケーシング1内にオイル液膜を形成しにくくな
るとともに蒸発もしにくくなり、冷媒ガスの対流によっ
ても出口側に流されにくくなる。
【0014】そして、上記デミスタを形成する熱交換器
構造が、例えば伝熱管5aの両側に複数枚のメッシュフ
ィン5b,5b・・・を積層したメッシュフィン熱交換器
構造5になっていると、メッシュフィン5b,5b・・・
による高い熱交換性能によって特に効果的にオイルミス
ト成分が冷却されて粘度が高くなるとともにメッシュフ
ィン5b,5b・・・のメッシュそのものがデミスタ機能
を果たすので構造が簡単になる。
【0015】また、上記熱交換器構造のデミスタを、当
該冷凍装置の冷凍回路の途中に組み込んで、その蒸発器
14から圧縮機11への低温冷媒を熱交換冷媒として利
用するように構成すると、別途熱交換用の冷媒が不要と
なり、構成がシンプルとなる。
【0016】そして、その場合、該冷凍回路への組み込
みは、当該冷凍装置の上記蒸発器14から圧縮機11へ
のメイン冷媒配管23を使用してなされるか、又は該メ
イン冷媒配管23に並設されたバイパス冷媒配管24を
使用してなされる。従って、伝熱管5aとの連結、組込
みは簡単である。また、上記バイパス冷媒配管24を使
用して組み込まれ、当該バイパス冷媒配管24の途中に
低温冷媒の流入量の調整を行う流量調整手段8が設けら
れていると、冷凍負荷の大きさに応じた運転が可能にな
るとともに、冷媒ガス中のオイルミスト成分量に応じた
熱交換能力、言い換えると、オイルミスト成分の粘度調
節を行うことができ、オイルミスト成分の分離効率を高
精度にコントロールできるようになる。
【0017】
【発明の効果】以上の結果、本願発明のオイルミストセ
パレータによると、 油分離効率の向上により、冷媒配管内圧力損失の低
減および熱交換器伝熱性能の向上が図られる。
【0018】 冷凍サイクル内に油がほとんど混入し
ないことにより、充填油量の低減および信頼性の向上が
図られる。
【0019】 冷媒に油が溶け込まないか、又は溶け
込みにくいような場合にも圧縮機側に十分な油を確実に
戻すことができるようになる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)図1〜図3は、本願発明の実施例1に係るオ
イルミストセパレータの構成を示している。
【0021】先ず図1は、同オイルミストセパレータ1
0の要部の構造を示し、符号1はそのタンク状のケーシ
ングである。該ケーシング1の上部には冷媒ガスの入口
管2および出口管3が上方から下方に向けて挿入固定さ
れている一方、下部にはドレン管4が下方から上方に挿
入固定されている。
【0022】そして、該ケーシング1の内部中間位置に
はデミスタを構成するメッシュフィン熱交換器5が、そ
の周囲を遮蔽板6によって支持されることにより図示の
ように斜目に傾斜した状態で支持されている。そして、
上記入口管2は、該斜目に傾斜したメッシュフィン熱交
換器5の上部に対応して開口されている。
【0023】上記メッシュフィン熱交換器5は、伝熱管
5aの上下両側に複数枚のメッシュフィン5b,5b・・・
を所定のフィンピッチを保って重合積層して構成されて
おり、メッシュフィンの特性としての非常に高い伝熱性
能を備えている。そして、そのメッシュフィン5b,5b
・・・の網目の径は、冷媒ガス中のオイルミストをセパ
レートするのに最適な寸法に形成されている。
【0024】次に、このように構成されたオイルミスト
セパレータ10は、例えば図2に示すような圧縮機1
1、凝縮器12、膨張弁13、蒸発器14を備えた冷凍
回路中に図示のような状態で組み込まれる。
【0025】すなわち、上記入口管2は圧縮機11の冷
媒ガス吐出口側に、また上記出口管3は凝縮器12の冷
媒ガス吸入口側に各々冷媒配管21,22を介して接続
されるとともに上記メッシュフィン熱交換器5の伝熱管
5aの一端側は蒸発器14の低温冷媒出口側に、また他
端側は圧縮機11の低温冷媒吸入口側に各々メイン冷媒
配管23を介して接続されている。
【0026】また、さらに上記ドレン管7は、圧縮機1
1のオイル戻し口にオイル戻し配管25を介して接続さ
れている。
【0027】したがって、該構成によると、オイルミス
トセパレータ10のデミスタ部が蒸発器14からの低温
冷媒によって冷却熱交換可能なメッシュフィン熱交換器
5によって構成されており、上記入口管2を介してデミ
スタ、すなわちメッシュフィン熱交換器5のメッシュフ
ィン5b,5b・・・部に上方側から供給された圧縮機1
1からのオイルミスト成分を含む高温の冷媒ガス中のオ
イルミスト成分が適度に冷却されて高粘度状態のものと
なり、従来のように遮蔽板6やオイルミストセパレータ
ケーシング1の内壁部に薄膜状に付着し、対流によって
出口管3付近まで上昇するようなことはなくなる(図3
参照)。その結果出口管3を通して凝縮器12側に供給
されるオイルミスト量が大きく低減され、分離効率が大
きく向上し、確実に圧縮機11側にオイルが戻される。
【0028】上記のようなメッシュフィン熱交換器5の
メッシュフィン5bは、メッシュ上に留ったオイル液滴
の飛散が生じにくく、また過飽和状態のオイル液滴も比
較的スムーズに下方に流下することが実験の結果、確認
された。
【0029】一般に油膜は粘度と温度の相関関数が大き
く、温度の低下とともに急激に粘度を増す特性がある。
図6は例えばフロン系R22などの冷媒に一般的に用い
られているSUNISO・4GSの温度−粘度線図であ
るが、これによると冷媒温度が90℃から80℃になる
ことによって粘度は約35%増加することがわかる。
【0030】粘度の低い油は図7に示したようにケーシ
ング内壁面を薄い液膜となって出口管の口部までまわり
こみ、冷媒ガスと随伴することによって冷凍サイクル内
へ流れ込む。従って、オイルミストセパレータでは、そ
の構造にも関わらず低粘度の油の場合には完全に油を分
離することはできなかった。
【0031】しかるに本願発明の実施例のようにデミス
タ部に低温冷却機能を付加することによって通過する油
の粘度を大幅に増大させるようにすると、ケーシング内
壁面の油膜は非常に薄くなるか、あるいは油膜自体を形
成することができないようになり、さらにオイルの蒸発
も抑制されるために従来以上の油分離効率を得ることが
可能となる。
【0032】(実施例2)次に、図4は本願発明の実施例
2に係るオイルミストセパレータの構成を示している。
【0033】該実施例の構成では、上記デミスタ部を構
成するメッシュフィン熱交換器5の伝熱管5aに対する
冷媒配管を実施例1のように蒸発器14と圧縮機11間
のメイン冷媒配管23を使用して形成するのではなく同
蒸発器14から圧縮機11へのメイン冷媒配管23とは
別のバイパス冷媒配管構造24とする一方、その途中に
流量調整弁8を設けたことを特徴とするものである。
【0034】上記オイルミストセパレータ10内に置か
れたメッシュフィン熱交換器5の冷却温度が低すぎると
上記圧縮機11からの吐出ガス温度が低下し過ぎるため
に上記凝縮器12の能力が低下することが懸念される。
したがって、凝縮器12の能力を低下させずに当初の狙
いである油粘度及び蒸気圧を下げる温度域においてこの
メッシュフィン熱交換器5は動作されねばならない。す
なわち、今圧縮機11の吐出冷媒ガス温度をT1、オイ
ルミストセパレータ10のガスの出口側冷媒温度をT2
とすれば、ΔT=T1−T2の値がTa≦ΔT≦Tbの範囲
において熱交換器5を動作させる必要がある。
【0035】ΔT≦Taの場合にはオイルミストセパレ
ータ10内において冷媒ガスが十分に冷却されていない
状態であることを示し、従って油粘度が十分に大きくは
ならず、油分離効率が低下することが考えられる。した
がって流量調整弁8の開度を大きくしてバイパス冷媒配
管24に流れる蒸発器14からの低温冷媒流量を増加さ
せてオイルミストセパレータ10内に置かれたメッシュ
フィン熱交換器5の冷却能力を大きくし、Ta≦ΔTと
なるように温度調節を行う。
【0036】他方Tb≦ΔTの場合は、この逆であり冷
媒ガス温度が低下し過ぎることを示しており、上記流量
調整弁8の開度を絞ってバイパス冷媒配管24に流れる
蒸発器14からの低温冷媒流量を減少させて冷媒ガス温
度を高くすることによって適切なオイルミストセパレー
タ10の出口側冷媒ガス温度を得ることが可能となるよ
うにする。この結果、凝縮器12は安定した能力を維持
することができる。
【0037】(実施例3)さらに図5は、本願発明の実施
例3に係る冷凍装置用オイルミストセパレータの構成を
示している。
【0038】該実施例の構成では、例えば筒状のオイル
ミストセパレータケーシング1の内部に導入された入口
管2および出口管3の下部に各々上下に長いスリーブ構
造のメッシュフィン熱交換器よりなるデミスタ16およ
び17を取付け、それらの間を仕切板19によって仕切
って構成したことを特徴としている。
【0039】そして、上記デミスタ16および17の各
々は、その蓋部1Aでの支持部材2a,3aの部分で上記
実施例2と同様のバイパス冷媒配管24中に組み込まれ
ている。従って、その円筒状のメッシュフィン間の伝熱
管(図示省略)には、同バイパス冷媒配管24を通して図
4と同様の蒸発器14からの低温冷媒が流され、これに
よって入口管2から導入される高温冷媒ガス中のオイル
ミスト成分を速かに冷却して粘度を高め、可及的にオイ
ルミストセパレータケーシング1内での拡散、対流を生
じさせることなく液滴化して落下させるとともに、一方
出口管3側に吸入される残余ミスト成分をも更に有効に
冷却して当該デミスタ17部で確実に分離する。その結
果、オイルミスト成分の分離効率が大きく向上する。
【0040】そして、以上のようにして分離され、オイ
ルミストセパレータケーシング1の底部に留ったオイル
は、その量が一定量以上になると、フロート15が作動
して、そのレバー15を介して弁4aを開き、オイル戻
し配管4を通して圧縮機側に同オイルを戻す。
【0041】なお、符号18は上記オイルミストセパレ
ータケーシング1の底部1B上に設けられたフロート台
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例1に係るオイルミス
トセパレータの構成を示す断面図である。
【図2】図2は、同オイルミストセパレータを冷凍回路
に組込んだ状態の構成を示す図である。
【図3】図3は、同オイルミストセパレータの作用を示
す要部の拡大断面図である。
【図4】図4は、本願発明の実施例2に係るオイルミス
トセパレータの構成を示す図である。
【図5】図5は、本願発明の実施例3に係るオイルミス
トセパレータの構成を示す断面図である。
【図6】図6は、フロン系冷媒に一般に使用されている
圧縮機オイルの温度−粘度特性図である。
【図7】図7は、従来のオイルミストセパレータの構成
と問題点を示す図である。
【符号の説明】
1はオイルミストセパレータケーシング、2は入口管、
3は出口管、5はメッシュフィン熱交換器、5aは伝熱
管、5bはメッシュフィン、6は遮蔽板、8は流量調整
弁、10はオイルミストセパレータ、11は圧縮機、1
2は凝縮器、14は蒸発器である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(11)からのオイルミストを含む
    高温冷媒ガスが供給されるオイルミストセパレータケー
    シング(1)内に、オイルミスト成分を分離するメッシュ
    構造のデミスタを設けるとともに、該デミスタを熱交換
    器構造に形成してなる冷凍装置用オイルミストセパレー
    タ。
  2. 【請求項2】 熱交換器構造のデミスタは、メッシュフ
    ィン熱交換器(5)により構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の冷凍装置用オイルミストセパレータ。
  3. 【請求項3】 熱交換器構造のデミスタは、当該冷凍装
    置の冷凍回路の途中に組み込まれ、その蒸発器(14)か
    ら圧縮機(11)への低温冷媒を熱交換冷媒として利用す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の冷凍装置用オイルミストセパレータ。
  4. 【請求項4】 熱交換器構造のデミスタの冷凍回路への
    組み込みは、当該冷凍装置の蒸発器(14)から圧縮機
    (11)へのメイン冷媒配管を使用してなされていること
    を特徴とする請求項3記載の冷凍装置用オイルミストセ
    パレータ。
  5. 【請求項5】 熱交換器構造のデミスタの冷凍回路への
    組み込みは、当該冷凍装置の蒸発器(14)から圧縮機
    (11)へのメイン冷媒配管に並設されたバイパス冷媒配
    管を使用してなされていることを特徴とする請求項3記
    載の冷凍装置用オイルミストセパレータ。
  6. 【請求項6】 バイパス冷媒配管の途中に低温冷媒の流
    入量の調整を行う流量調整手段(8)が設けられているこ
    とを特徴とする請求項5記載の冷凍装置用オイルミスト
    セパレータ。
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