JPH0733105A - スパイラル式ストレッチ包装方法と装置 - Google Patents

スパイラル式ストレッチ包装方法と装置

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JPH0733105A
JPH0733105A JP19097493A JP19097493A JPH0733105A JP H0733105 A JPH0733105 A JP H0733105A JP 19097493 A JP19097493 A JP 19097493A JP 19097493 A JP19097493 A JP 19097493A JP H0733105 A JPH0733105 A JP H0733105A
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英捷 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨水で被包装物が濡れることがなく、かつ、
トップフィルムの下端がひらつかないスパイラル式スト
レッチ包装方法と装置を提供する。 【構成】 ストレッチフィルム供給手段を被包装物の側
面下端から上端へ、引続き上端から下端方向へ適当距離
降下した位置まで移動させながらストレッチフィルムを
被包装物に巻付けた後、被包装物の頂面を該頂面より充
分に大きな寸法のトップフィルムで被覆し、次いでスト
レッチフィルム供給手段を再度上昇させながら、被包装
体の四側面を垂れ下がっているトップフィルムの外側に
ストレッチフィルムを巻付けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスパイラル式ストレッチ
包装方法と該包装方法を実施するスパイラル式ストレッ
チ包装装置に関し、より詳しくはストレッチ包装工程中
にトップシートの被覆を行うスパイラル式ストレッチ包
装の改良された方法と該方法を実施するためのトップフ
ィルム被覆ユニットを備えたスパイラル式ストレッチ包
装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パレット上に載置した被包装物をストレ
ッチ包装するのに先立って、その頂面を該頂面より充分
大きい寸法のフィルム(以下、トップフィルムという)
で被うトップフィルム被覆装置は従来より知られてお
り、例えば特開昭57−175511号公報には2種類
のトップフィルム被覆装置が開示されている。これらの
装置によって、頂面をトップフィルムで被覆した被包装
物は、その側面に垂れ下ったトップフィルムの縁辺部に
上から又は外側からスパイラル式あるいはフルウェッブ
式ストレッチ包装機を用いて、該被包装物の側面にスト
レッチフィルムに張力をかけて巻付けて出荷されてい
た。(以下、第1先行技術という。)
【0003】また、本出願人の出願にかかる実願平4−
76488号明細書には、被包装物の頂面をトップフィ
ルムで被覆しながら、同時に該フィルムの被包装物側面
に垂れ下がった部分をストレッチフィルムのテープで結
束することのできるトップフィルム被覆装置が提案され
ている(以下、第2先行技術という)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1先行技術によるス
トレッチ包装体は雨天に荷役すると、包装体の頂面を被
うトップフィルムの縁辺部が該頂面の周囲でストレッチ
フィルムの内側に入り込んでいるため、雨天がトップフ
ィルムとストレッチフィルムの間にしみ込んで被包装物
を濡らすことがしばしばあった。
【0005】第1先行技術の欠点を解決するためなされ
た考案である第2先行技術によるストレッチ包装体は前
記した雨水の浸入は防止できるが、トップフィルムを被
せてストレッチフィルムのテープで結束しただけなの
で、結束部より下方のトップフィルムがひらついて、体
裁が悪いだけでなく、自動倉庫の検知装置の誤動作の原
因となることがあることから、第1先行技術によるスト
レッチ包装体と同様の外観で、かつ雨水の浸入による被
包装物の濡れを有効に防止できるストレッチ包装方法が
求められていた。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みなされたもの
で、その課題は被包装物の頂面を被覆したトップフィル
ムの被包装物側面に垂れ下った部分を、被包装物の側面
に巻付けるストレッチフィルムですっかり被い(すなわ
ち、第1先行技術と同様の外観を呈する)しかも、雨水
がしみ込んで被包装物を濡らすのを防止できるストレッ
チ包装方法と該方法を実施するためのストレッチ包装装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明方法は被包装物の頂面はトップフィルムで被覆
し、またその側面には張力を付与したストレッチフィル
ムをスパイラル状に巻付けて包装するスパイラル式スト
レッチ包装方法において、(1)被包装物の頂面を押え
手段で押える工程と、(2)被包装物をストレッチフィ
ルムの供給手段に対して相対回転させると共に、前記フ
ィルム供給手段を被包装物に沿って上昇させて、フィル
ムを被包装物の側面下端から上端まで巻付ける工程と、
(3)前記フィルム供給手段を適当な距離だけ下降させ
てフィルムを被包装物の上部位に重ねて巻付ける工程
と、(4)被包装物と前記フィルム供給手段との間の相
対回転及び前記フィルム供給手段の下降を停止して、フ
ィルムの巻付けを中断し、前記押え手段を被包装物の頂
面から離す工程と、(5)トップフィルムの供給手段か
らトップフィルムを繰り出して、被包装物の頂面を該頂
面の寸法より充分大きい寸法のトップフィルムで被覆す
る工程と、(6)前記押え手段を再び下降させて被包装
物の頂面を押圧した後、被包装物とストレッチフィルム
の供給手段との間の相対回転を再開すると共にストレッ
チフィルムの供給手段を再び上昇させて、被包装物の四
側面に沿って垂れ下っているトップフィルムの外側に、
被包装物の上端までストレッチフィルムを巻付ける工程
とを含むことを特徴とする。
【0008】本発明方法では、前記工程(6)に引続
き、ストレッチフィルムの供給手段を下降させて、いわ
ゆる「クロススパイラル状」に被包装物の下端までスト
レッチフィルムを巻付けてもよい。
【0009】更に被包装物とストレッチフィルムの供給
手段との間の相対回転は、回転する被包装物と定位置で
昇降するストレッチフィルムの供給手段によって行って
もよいし、また静止している被包装物とその周囲を円運
動しながら昇降するストレッチフィルムの供給手段によ
って行ってもよい。
【0010】また、本発明のスパイラル式ストレッチ包
装方法を実施するための本発明装置は、ストレッチフィ
ルムの巻取を支持し、設定されたプログラムに従って昇
降しながら、該巻取から巻出したフィルムに張力を付与
して供給するストレッチフィルム供給機構と、該フィル
ム供給機構と被包装物との間に相対回転を生じさせる手
段と、被包装物の頂面を押圧する被包装物押え機構とを
有するスパイラル式ストレッチ包装装置であって、定位
置に置かれた被包装物の一側面の外側に沿って伸びるア
ームと、該アーム上に取付けられ、トップフィルムの巻
取を支持する機構と、該支持機構の下方に設けられた一
対のトップフィルム繰出しローラーと、これら一対の繰
出しローラーの軸にカムクラッチを介して一方向に回転
自在に接続された揺動レバーの先端にそれぞれ熱線ナイ
フ及びバックアップ部材を取付けてなるトップフィルム
のカッターとよりなるトップフィルム被覆ユニットを設
け、かつ前記一対のトップフィルム繰出しローラーから
前記被包装物の側面に沿って下方に繰出されたトップフ
ィルムを被包装物の頂面に沿って、その先端が被包装物
の反対側の側面を超える位置まで移動させる移送手段を
備えたことを特徴とする。
【0011】本発明装置において、被包装物とストレッ
チフィルムの供給機構との間に相対回転を生じさせる手
段は被包装物を載置する回転テーブルであっても、ま
た、ストレッチフィルムの供給機構を搭載して静止して
いる被包装物の周囲を円運動する旋回アームであっても
よい。
【0012】更に、前記トップフィルムの移送手段は被
包装物の頂面に沿って水平方向に移動するバーであって
も、また、同じく水平方向に空気を噴射するエアノズル
であってもよい。
【0013】
【作用】本発明方法では被包装物の側面の下端から上端
までスパイラル状にストレッチフィルムを巻付け、次い
でフィルム供給手段を適当な距離だけ下降させてストレ
ッチフィルムを被包装物の上部位に重ねて巻付けた後、
ストレッチフィルムの巻付け工程を中断して、被包装物
の頂面をトップフィルムで被い、次いでストレッチフィ
ルムの巻付け工程を再開し、再びフィルム供給手段を上
昇させ被包装物の四側面に垂れ下がっているトップフィ
ルムの外側にストレッチフィルムを巻付けるので、トッ
プフィルムの被包装物の四側面に沿って垂れ下がってい
る部分をストレッチフィルムですっかり被うという作用
を達成される。また、被包装物の頂面において雨水がト
ップフィルムとストレッチフィルムの間にしみ込んで
も、被包装物はトップフィルムより内側で四側面全面に
わたってストレッチフィルムで被われているので、水漏
れを防止するという作用が達成される。
【0014】本発明装置では、トップフィルム被覆ユニ
ットのフィルム繰出しローラーから定位置に置かれた被
包装物の一側面に沿って下方に繰出されたトップフィル
ムを、被包装物の頂面に沿って、その先端が被包装物の
反対側の側面を超える位置まで移動させる移送手段を備
えているので、被包装物側面へのストレッチフィルムの
巻付けを中断するだけで、被包装物を移動させず定位置
に置いたまゝ、その頂面をトップフィルムで被うという
作用が達成される。
【0015】また、トップフィルム切断後引続いて、ス
トレッチフィルムの巻付けを再開するだけで、ストレッ
チフィルムで被覆されている被包装物の四側面に沿って
垂れ下がっているトップフィルムの外側に、更にストレ
ッチフィルムを巻付け、トップフィルムの前記部分がひ
らつくのを防ぐという作用が達成される。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されな
い。図1は本発明の一実施例(以下、第1実施例とい
う)のスパイラル式ストレッチ包装装置の側面図、図2
は図1の装置の平面図、図3〜図10は図1の装置の連
続した作動を説明するための概略側面図で、それぞれ作
動の各段階を示しているが、図面を見易くするため一部
を省略している。
【0017】図中の符号1はベースフレーム、2は回転
テーブル、3は(チェーン)コンベア、4はマスト、5
はストレッチフィルムの供給機構、5a,5bは予延伸
ローラー、6はグリッパー、7はフィルム押え、8は熱
線ナイフ、9は被包装物押え機構、10はトップフィル
ム被覆ユニット、11はポール、12はチェーン、13
はアーム、14はトップフィルム巻取支持機構、14
a,14bは支持ローラー、15a,15bはフィルム
繰出しローラー、16a,16bは揺動レバー、16c
は引ばね、17はトップフィルムのカッター、18は熱
線ナイフ、19はバックアップ部材、20は移動バー、
21はガイドローラー、22はエンドレスチェーン、2
3はビームスイッチである。なおLは被包装物、Raは
ストレッチフィルムの巻取、Rbはトップフィルムの巻
取、Faはストレッチフィルム、Fbはトップフィルム
を指す。
【0018】図1及び図2を参照して、第1実施例のス
パイラル式ストレッチ包装装置はベースフレーム1上
に、被包装物Lを搬出入する(チェーン)コンベア3を
有し、設定した回数だけ回転した後、定位置で自動的に
停止する回転テーブル2と、該回転テーブルから独立し
てベースフレーム1上に設けられたマスト4とを備えて
いる。マスト4には、該マストに沿って設定されたスト
ロークの範囲で昇降するストレッチフィルム供給機構5
と、同じくマスト4に沿って昇降する被包装物押え機構
9とが設けられており、また回転テーブル2上には、該
テーブルの停止時には該回転テーブル上より突出するよ
うに閉じてストレッチフィルムFaの端部を挟持し、該
回転テーブルの回転時には設定したタイミングで、該回
転テーブルの上面より突出しないように開いて前記スト
レッチフィルムFaの端部を開放するグリッパー6が設
けられている。
【0019】また、ベースフレーム1上には更に、前記
回転テーブル2と対向して、該回転テーブルの停止直後
に被包装物Lの側面に接触しうる揺動半径で揺動して、
ストレッチフィルムFaを被包装物Lの側面に添わせる
と共に該フィルムの一部を前記グリッパー6の真上に移
動するフィルム押え7と、該フィルム押えより遅れ、よ
り小さい揺動半径で揺動して、フィルム押え7とグリッ
パー6の間でグリッパー6に挟持されているフィルムF
aを切断する熱線ナイフ8が設けられている。これらの
基本的な構成は公知のスパイラル式自動ストレッチ包装
機と異なるところはない。
【0020】本実施例のスパイラル式ストレッチ包装装
置は、トップフィルム被覆ユニット10を備えていて、
該ユニットはポール11と該ポールに沿って図示されて
いないモーターによって駆動されるチェーン12によっ
て被包装物Lの高さに合せて昇降させることができるア
ーム13とにより構成され、アーム13上にはトップフ
ィルムの巻取Rbを支持する一対の支持ローラー14
a,14bとその下方に図示されていないモーターで、
同じく図示されていないタイマーに予め設定された時間
だけ駆動され、予定した長さのトップフィルムを下方に
繰り出す一対のフィルム繰出しローラー15a,15b
が取付けられている。
【0021】なお、前記支持ローラー14a,14bの
いづれか一方の軸には図示されていないフリクション・
ブレーキが取付けられていて、トップフィルムの巻取R
bの回転を適当に制御している。また、前記フィルム繰
出しローラー15a,15bの軸には互いに噛合う図示
されていない各1枚の歯車が取付けられ、また同じく図
示されていない各1個のカムクラッチを介して揺動レバ
ー16a,16bがそれぞれ、一方向に回転自在に接続
されている。更に、揺動レバー16aの先端には熱線ナ
イフ18が、又は揺動レバー16bの先端にはアンビル
19が取付けられていて、これら熱線ナイフ18とバッ
クアップ部材19とがトップ・フィルムのカッター17
を構成している。なお揺動レバー16a,16bは引き
ばね16cで常時は左右に開いている。これらの構成も
また、市販のトップフィルム被覆装置と同様である。
【0022】本実施例のスパイラル式ストレッチ包装装
置に組込まれているトップフィルム被覆ユニットは回転
テーブル2上に定位置に置かれた被包装物Lの一側面の
僅か外側に沿って、ストレッチ・フィルムFaが繰り出
されるような位置に設けられ、また該被包装物の頂面の
上方、前記カッター17の下方に、図示されていないモ
ーターで駆動されるエンドレスチェーンが水平方向に配
置され、該チェーン上には移動レバー20が取付けら
れ、また前記エンドレス・チェーン22のの上方で、ト
ップフィルムが繰出される位置より僅か被包装物寄りに
はガイドローラー21が設けられている。
【0023】次に図3〜図10を参照して、本実施例の
スパイラル式ストレッチ包装装置の作動と併せて本発明
のスパイラル式ストレッチ包装方法について説明する。
本実施例の装置の始動に先立って、ストレッチ・フィル
ム供給機構5にストレッチフィルムの巻取Raを取付
け、該巻取からストレッチフィルムFaを巻出して、張
力付与手段である予延伸ローラー5a,5bを経由し
て、更に図1及び図2に示すように回転テーブル2上の
グリッパー6にその先端を挟持させる。またトップフィ
ルム被覆ユニット10のトップフィルム巻取支持機構1
4の支持ローラー14a,14bの上にはトップフィル
ムの巻取Rbを載置し、該巻取からトップ・フィルムF
bを巻出してフィルム繰出しローラー15a,15bの
間にその先端を挟んでおく。なお、アーム13は被包装
物Lの高さに合せ、適当な位置に調節しておく。
【0024】包装装置を始動状態にしておくと、上流機
器からの搬入信号を受けて、(チェーン)コンベア3が
回動し、被包装物Lを回転テーブル2上に搬入する。被
包装物Lが丁度、回転テーブル2の中心に位置する所ま
で進むと、ビームスイッチ23が被包装物Lの先端を検
知して、(チェーン)コンベア3を停止する。次に被包
装物押え機構9が下降し、被包装物Lの頂面を押えて停
止すると、回転テーブル2が回転し始め、ストレッチ包
装工程が開始する。次いでストレッチフィルム供給機構
5がマスト4に沿って上昇し、ストレッチ・フィルムF
aを被包装物Lの周囲にスパイラル状に巻付け、またグ
リッパー6は設定されたタイミングで挟持していたスト
レッチ・フィルムFaの端部を解放する。
【0025】一方、ストレッチ・フィルムの巻取Raか
ら巻出されたストレッチフィルムFaは張力付与手段で
ある予延伸ローラー5a,5bを通過することにより延
伸され、被包装物Lの周囲に巻付けられる前に張力が付
与される。ストレッチフィルム供給機構5は設定された
ストロークの上限に達すると、上昇を停止し、予め図示
されていないカウンターに設定した回数だけその位置で
停滞する。(これまでの作動は公知のスパイラル式スト
レッチ包装機と同様である。)このときの状態を図3に
示す。次いで、ストレッチ・フィルム供給機構5は下降
を開始し、適当な距離(通常200〜250mm)下降し
た所で停止し、次いで回転テーブル2が定位置(原点)
で停止する。この状態を図4に示す。
【0026】次に被包装物押え機構が原点まで上昇し、
被包装物Lの頂面から離れる。同時にトップフィルム被
覆ユニット10のフィルム繰出しローラー15a,15
bが回転してトップフィルムFbを被包装物Lの側面に
沿って下方に設定した適当な長さだけ繰り出す。この状
態を図5に示す。なお、揺動アーム16a,16bはフ
ィルム繰出しローラー15a,15bの軸にカムクラッ
チを介して接続されていて、フィルム繰出しローラー1
5a,15bがフィルムを繰出すときは揺動せず、逆転
するときのみ揺動する。また、繰り出すトップフィルム
の寸法は幅方向、繰出し方向いづれも被包装物Lの頂面
よりそれぞれ400〜500mm大きいことが望ましい。
【0027】次いで、エンドレスチェーン22が図示さ
れていないモーターで駆動されて回動し、該エンドレス
チェーンに取付けられている移動バー20が、予め繰出
されているストレッチフィルムFbを、その先端が被包
装物Lの反対側の側面を超える位置まで、被包装物Lの
頂面に沿って水平に(すなわち、ガイドローラー21に
よって90°方向を換えて)移送し、該トップフィルム
で被包装物Lの頂面を被覆する。次いでフィルム繰出し
ローラー15a,15bが逆転し、揺動レバー16a,
16bが揺動し、該レバーの先端にそれぞれ取付けられ
ている熱線ナイフ18とバックアップ部材19の間でト
ップフィルムFbを切断する。これらの工程を図6〜図
8に示す。
【0028】次いで、被包装物押え機構9が下降し、再
び被包装物Lの頂面を押えると、回転テーブル2は回転
を開始し、ストレッチフィルムの供給機構5が再び上昇
し、被包装物Lの側面に垂れ下がっているトップフィル
ムFbの縁辺部分の外側に被包装物Lの上端までストレ
ッチフィルムFaを巻付ける。この状態を図9に示す。
ストレッチフィルム供給機構5と回転テーブル2が設定
された回数だけ回転するまでそのストロークの上端に停
滞した後、下降を開始し、被包装物の下端までストレッ
チフィルムFaを巻付ける。この状態を図10に示す。
【0029】回転テーブル2が定位置(原点)で停止す
ると、フィルム押え7が揺動してストレッチフィルムF
aを被包装物Lの側面に沿わせると共に該フィルムの一
部を開いているグリッパー6の上方に移動させる。次に
グリッパー6が閉じてストレッチフィルムFaを挟持
し、次いで熱線ナイフ8が揺動して前記フィルム押え7
とグリッパー6の間でストレッチフィルムFaを切断す
る。熱線ナイフ8は直ちに原点に復帰するが、フィルム
押えローラー7は被包装物Lの側面に接触したままの状
態で停止している。
【0030】次に被包装物押え機構9が上昇して原点に
戻り、続いてチェーンコンベア3が始動して、被包装物
Lを排出するが、その際、フィルム押え7はストレッチ
フィルムFaの切断端部を被包装物Lの側面にこすりつ
ける役目をはたし、被包装物が通過すると原点に復帰す
る。前記回転テーブル2の停止以後の作動は市販のスパ
イラル式自動ストレッチ包装機と同一であるから図示を
省略する。なお、ガイドローラー21は適宜省略しても
また、取付位置を変更してもよい。また、移動バー2
0、エンドレス・チェーン22の代りに被包装物Lの頂
面に沿って水平方向に空気を吹き出すエアノズルを用い
てもよい。
【0031】図11は、本発明の別の実施例(以下、第
2実施例という)のスパイラル式自動ストレッチ包装装
置の平面図で、図中の符号は図1及び図2におけるのと
同じ意味を有する。本実施例においては、被包装物Lの
移動方向に平行の方向にトップフィルムFaを移送し
て、被包装物Lの頂面を被覆する。その他、装置の構造
及び作動については第1実施例の装置と同等であるか
ら、詳細な説明を省略する。
【0032】図12は本発明の更に別の実施例(以下、
第3実施例という)のスパイラル式自動ストレッチ包装
装置の側面図、図13は図12の装置の平面図である。
図中の符号は図1及び図2におけるのと同じ意味を有
し、24はフレーム、25は旋回アーム、25aは柱型
ガイド、25bはバランスウェイト、25cは回転軸、
26は揺動アームである。
【0033】図12及び図13を参照して、本実施例の
装置では被包装物Lとストレッチ・フィルム供給装置5
との間に相対回転を生じさせる手段として、第1実施例
のように回転テーブルではなくフィルム供給機構5を搭
載して被包装物Lの周囲を旋回する旋回アーム25を用
いている。すなわち、旋回アーム25はフレーム24の
上部中心に支持されている回転軸25cを軸として、図
示されていないモーターによって駆動され、設定された
プログラムに従い回転し、停止する。
【0034】旋回アーム25の一端には下方に向って垂
直に伸びる柱型ガイド25aが取付けられており、該ガ
イドには、ストレッチ・フィルム供給機構5と、その上
方に被包装物押え機構9が取付けられていて、それぞれ
図示されていないモーターで駆動されるチェーンにより
前記柱型ガイド25aに沿って昇降する。また、旋回ア
ーム25の他端には該アームの回転をスムースにする目
的でバランスウェイト25bが取付けられている。
【0035】本実施例の装置と第1実施例の装置のもう
ひとつの相違は、フィルム押え26aと熱線ナイフ26
bが同一の揺動アーム26に取付けられている点であ
る。ストレッチフィルムFaの巻付けが完了した後、揺
動アーム26が揺動してフィルム押え26aがストレッ
チフィルムFaを被包装物Lの側面に沿わせると共に該
フィルムの一部を開いているグリッパー6の上方に移動
させ、次にグリッパー6が閉じてストレッチフィルムを
挟持した後、ストレッチフィルムに接触している熱線ナ
イフ26bに通電されて、グリッパー6とフィルム押え
26aの間でストレッチフィルムを切断する。トップフ
ィルム被覆ユニット10を含め、これ以外の構造及び作
動は第1実施例の装置と異なるところはないので詳細な
説明を省略する。
【0036】
【発明の効果】本発明方法では被包装物の側面の下端か
ら上端までスパイラル状にストレッチフィルムを巻付
け、次いでフィルム供給手段を適当な距離だけ下降させ
てストレッチフィルムを被包装物の上部位に重ねて巻付
けた後、ストレッチフィルムの巻付け工程を中断して、
被包装物の頂面をトップフィルムで被い、次いでストレ
ッチフィルムの巻付け工程を再開し、再びフィルム供給
手段を上昇させ被包装物の四側面に垂れ下がっているト
ップフィルムの外側にストレッチフィルムを巻付けるの
で、トップフィルムの被包装物の四側面に沿って垂れ下
がっている部分をストレッチフィルムですっかり被うこ
とができる。
【0037】また、被包装物の頂面において雨水がトッ
プフィルムとストレッチフィルムの間にしみ込んでも、
被包装物はトップフィルムより内側で四側面全面にわた
ってストレッチフィルムで被われているので、水濡れを
防止することができる。
【0038】本発明装置では、トップフィルム被覆機構
のフィルム繰出しローラーから定位置に置かれた被包装
物の一側面に沿って下方に繰出されたトップフィルム
を、被包装物の頂面に沿って、その先端が被包装物の反
対側の側面を超える位置まで移動させる移送手段を備え
ているので、被包装物側面へのストレッチフィルムの巻
付けを中断して被包装物を移動させず定位置に置いたま
ゝ、その頂面をトップフィルムで被うことができる。ま
た、トップフィルム切断後、引続いてストレッチフィル
ムの巻付けを再開するだけで、ストレッチフィルムで被
覆されている被包装物の四側面に垂れ下がっているトッ
プフィルムの外側に、更にストレッチフィルムを巻付け
てトップフィルムの前記部分がひらつくのを防ぐことが
できる。
【0039】以上、詳述したように、本発明によれば、
被包装物の頂面を被覆したトップフィルムの被包装物側
面に垂れ下がった部分を、被包装物の側面に巻付けるス
トレッチフィルムですっかり被い、しかも雨水のしみ込
みで被包装物が濡れるのを防止できるストレッチ包装方
法と該方法を実施するためのストレッチ包装装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のスパイラル式ストレッチ
包装装置の側面図である。
【図2】図1の装置の平面図である。
【図3】図1の装置の作動を説明するための概略側図で
図1に続く状態を示す。
【図4】図3に続く、図1の装置の作動を説明するため
の概略平面図である。
【図5】図4に続く、図1の装置の作動を説明するため
の概略平面図である。
【図6】図5に続く、図1の装置の作動を説明するため
の概略平面図である。
【図7】図6に続く、図1の装置の作動を説明するため
の概略側面図である。
【図8】図7に続く、図1の装置の作動を説明するため
の概略側面図である。
【図9】図8に続く、図1の装置の作動を説明するため
の概略側面図である。
【図10】図9に続く、図1の装置の作動を説明するた
めの概略側面図である。
【図11】本発明の第2実施例のスパイラル式ストレッ
チ包装装置の平面図である。
【図12】本発明の第3実施例のスパイラル式ストレッ
チ包装装置の側面図である。
【図13】図12の装置の平面図である。
【符号の説明】
1:ベースフレーム、2:回転テーブル、3:(チェー
ン)コンベア、4:マスト、5:ストレッチフィルムの
供給機構、5a,5b:予延伸ローラー、6:グリッパ
ー、7:フィルム押え、8:熱線ナイフ、9:被包装物
押え機構、10:トップフィルム被覆ユニット、11:
ポール、12:チェーン、13:アーム、14:トップ
フィルム巻取支持機構、14a,14b:支持ローラ
ー、15a,15b:フィルム繰出しローラー、16
a,16b:揺動レバー、16c:引ばね、17:トッ
プフィルムのカッター、18:熱線ナイフ、19:バッ
クアップ部材、20:移動バー、21:ガイドローラ
ー、22:エンドレス・チェーン、23:ビームスイッ
チ、24:フレーム、25:旋回アーム、25a:柱型
ガイド、25b:バランスフェイト、25c:回転軸、
26:揺動アーム、26a:フィルム押え、26b:熱
線ナイフ、Fa:ストレッチフィルム、Fb:トップフ
ィルム、L:被包装物、Ra:ストレッチフィルム巻
取、Rb:トップフィルムの巻取

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物の頂面はトップフィルムで被覆
    し、またその側面には張力を付与したストレッチフィル
    ムをスパイラル状に巻付けて包装するスパイラル式スト
    レッチ包装方法において、(1)被包装物の頂面を押え
    手段で押える工程と、(2)被包装物をストレッチフィ
    ルムの供給手段に対して相対回転させると共に、前記フ
    ィルム供給手段を被包装物に沿って上昇させて、フィル
    ムを被包装物の側面下端から上端まで巻付ける工程と、
    (3)前記フィルム供給手段を適当な距離だけ下降させ
    てフィルムを被包装物の上部位に重ねて巻付ける工程
    と、(4)被包装物と前記フィルム供給手段との間の相
    対回転及び前記フィルム供給手段の下降を停止して、フ
    ィルムの巻付けを中断し、前記押え手段を被包装物の頂
    面から離す工程と、(5)トップフィルムの供給手段か
    らトップフィルムを繰り出して、被包装物の頂面を該頂
    面の寸法より充分大きい寸法のトップフィルムで被覆す
    る工程と、(6)前記押え手段を再び下降させて被包装
    物の頂面を押圧した後、被包装物とストレッチフィルム
    の供給手段との間の相対回転を再開すると共にストレッ
    チフィルムの供給手段を再び上昇させて、被包装物の四
    側面に沿って垂れ下っているトップフィルムの外側に、
    被包装物の上端までストレッチフィルムを巻付ける工程
    とを含むスパイラル式ストレッチ包装方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(6)に引続き、ストレッチフ
    ィルムの供給手段を下降させて被包装物の下端までスト
    レッチフィルムを巻付ける工程を含む請求項1記載のス
    パイラル式ストレッチ包装方法。
  3. 【請求項3】 ストレッチフィルムの巻取を支持し、設
    定されたプログラムに従って昇降しながら該巻取から巻
    出したフィルムに張力を付与して供給するストレッチフ
    ィルム供給機構と、該フィルム供給機構と被包装物との
    間に相対回転を生じさせる手段と、被包装物の頂面を押
    圧する被包装物押え機構とを有するスパイラル式ストレ
    ッチ包装装置であって、定位置に置かれた被包装物の一
    側面の外側に沿って伸びるアームと、該アーム上に取付
    けられ、トップフィルムの巻取を支持する機構と、該支
    持機構の下方に設けられた一対のトップフィルム繰出し
    ローラーと、これら一対の繰出しローラーの軸にカムク
    ラッチを介して一方向に回転自在に接続された揺動レバ
    ーの先端にそれぞれ熱線ナイフ及びバックアップ部材を
    取付けてなるトップフィルムのカッターとよりなるトッ
    プフィルム被覆ユニットを設け、かつ前記一対のトップ
    フィルム繰出しローラーから前記被包装物の側面に沿っ
    て下方に繰出されたトップフィルムを被包装物の頂面に
    沿って、その先端が被包装物の反対側の側面を超える位
    置まで移動させる移送手段を備えたことを特徴とするス
    パイラル式ストレッチ包装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08156908A (ja) * 1994-12-08 1996-06-18 Shigunoode Kk フィルムシート梱包機
CN106275553A (zh) * 2016-10-08 2017-01-04 佛山智达思佳机电科技有限公司 一种金属卷筒侧壁包装覆膜用薄膜卷筒切断安装架
CN113697154A (zh) * 2021-08-11 2021-11-26 广西钢铁集团有限公司 钢卷包装装置

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