JPH0732972U - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH0732972U
JPH0732972U JP6350093U JP6350093U JPH0732972U JP H0732972 U JPH0732972 U JP H0732972U JP 6350093 U JP6350093 U JP 6350093U JP 6350093 U JP6350093 U JP 6350093U JP H0732972 U JPH0732972 U JP H0732972U
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rectangular piezoelectric
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rectangular
power supply
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 矩形形状圧電素子を取付具によってプリン
ト基板とほぼ同じ平面に固定し、全体の厚みが薄い電源
装置を提供する。 【構成】 取付具を矩形形状圧電素子に取付後、取付
具の短辺側面に設けられたプリント基板開口部の長辺に
設けた凹部に係合し、矩形形状圧電素子を装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は矩形形状圧電素子を利用した電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
矩形形状圧電素子を利用した電源は巻線を必要とせず簡単な構造で大きな昇圧 比が得られ、特に高インピーダンス負荷に対して高電圧を供給するのに適してい る。また、セラミックである圧電素子を利用していることから不燃性であり、プ レーンペーパーコピー(PPC)、レーザービームプリンター(LBP)および 液晶装置のバックライト等に有用である。
【0003】 従来の矩形形状圧電素子を図3に示す。 矩形形状圧電素子1は板状の形状をしており、矩形形状圧電素子1の長手方向 の一端側の半分は入力部2として厚さ方向(矢印P)に、また他端側の半分は出 力部3として長手方向(矢印Q)に分極される。入力部2の厚さ方向に対向する 二表面には一対の入力電極4A、4Bが、また出力部3の長手方向の端面には出 力電極5が形成される。入力電極4A,4Bは駆動信号源6に接続され、出力電 極5にはリード線7が接続される。昇圧された出力電圧は、リード線7とアース 間より取り出される。
【0004】 次に、この矩形形状圧電素子1の動作について説明する。 駆動信号電源6によって、入力電極4A,4Bの間に交流電圧を加えると圧電 効果によって、矩形形状圧電素子1に機械的振動が発生する。この機械的振動を 発生させるために印加する交流の周波数が、矩形形状圧電素子1の長さと材料に よって決まる機械的共振周波数にほぼ一致すると共振がおこり、定常波が発生す る。この条件として、全波長共振の振動モード、半波長共振の振動モード等が知 られている。その結果、矩形形状圧電素子1の出力部3においては、増幅された 歪による圧電効果によって電界分布ができ、出力電極5には昇圧された出力電圧 が得られる。
【0005】 なお、出力部3においては、入力電極4A、4Bの端部から出力電極5に向か うにつれて発生電圧はリニアに増加し出力電極5で最大電圧となる。
【0006】 次に、図4に矩形形状圧電素子1の従来の保持方法を示す。 矩形形状圧電素子1の振動節部位置には、直方体形状の取付具8が取付られて いる。取付具8は、対向する短辺側面に矩形形状圧電素子1を嵌入するための貫 通孔9が設けられ、絶縁性を有し、かつ矩形形状圧電素子1の振動を阻害するこ とがないよう弾性率の高いゴム等で作られる。また成型品である基板10上には 、溝11を側面に有す一対のコ字状の立設部12が、溝11を対向するように一 体に配置されている。溝11は、取付具8の短辺と同じ幅である。この対向する 溝11の間に取付具8を挿嵌し、矩形形状圧電素子1を保持する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の保持方法では、矩形形状圧電素子1を基板10の上に配設す るため電源装置全体の厚みが厚くなり、矩形形状圧電素子1の薄さを生かしてい なかった。
【0008】 そこで本考案は、全体の厚みが薄い電源装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成される。 矩形形状圧電素子と、矩形形状圧電素子に取付られる取付具と、前記矩形形状 圧電素子を配設する長方形の開口部を設けたプリント基板とからなり、前記取付 具の長辺方向両端に短辺方向に延びる溝を設け、前記開口部の各長辺には少なく とも一個の凹部を対向して設け、前記取付具を前記凹部に装着する。
【0010】
【作用】 取付具を矩形形状圧電素子に取付後、取付具の短辺側面に設けられた溝をプリ ント基板開口部の長辺に設けた凹部に係合し、矩形形状圧電素子を装着する。
【0011】
【実施例】
図1に本考案の矩形型圧電素子1を利用した電源装置の分解斜視図を示す。な お、矩形型圧電素子1は従来例と同じなため説明を省略し、従来例と同じ番号を 使用する。
【0012】 電源装置は、矩形形状圧電素子1と、プリント基板13と、矩形形状圧電素子 1をプリント基板13に装着するための取付具14とから構成される。
【0013】 プリント基板13は、長方形の開口部15を有し、開口部15の両方の長辺に は複数の凹部16が対向して設けられている。プリント基板13の他の場所には 、例えば発振回路、制御回路、整流回路等を構成する部品(図示せず)が実装さ れている。
【0014】 取付具14は直方体形状で、長辺両側面にはプリント基板13に係止するため の溝17が、取付具14の短辺方向に設けられる。また、短辺両側面には矩形形 状圧電素子1を取付るために、たとえば貫通孔18が設けられる。溝17の厚み L1は、プリント基板13の厚みL2と同じである。また、取付具14の短辺長 さL3は、凹部16の幅L4と同じである。更に取付具14の長辺両側面に設け てある溝16と溝16間の長さL5は開口部15の凹部16間の距離L6と同じ である。取付具14は、絶縁性を有し、かつ矩形形状圧電素子1の振動を阻害す ることがないよう弾性率の高いゴム等で作られる。
【0015】 図2は、矩形形状圧電素子1の振動節部が二つある全波長の振動モードにおい て、取付具14を振動節部二箇所に取付た場合を示す。
【0016】 取付具14を矩形形状圧電素子1の振動節部に取付後、取付具14の長辺方向 の端部をプリント基板13の対向する凹部16に挿入する。溝17はプリント基 板13と係合する。また取付具14の短辺両端は凸部19よって挟持され、開口 部15の長辺方向への位置ずれが防止される。このように矩形形状圧電素子1は 、プリント基板13の開口部15内にプリント基板13と接触することなく保持 される。
【0017】 電極4A、4Bにはリード線を半田付けするか、あるいは取付具14を入力 部2の振動節部位置に嵌入した場合には、取付具14と電極4A、4Bの間に導 体を介在させその導体にリード線を接続する。
【0018】 出力電圧は、矩形形状圧電素子1の出力部3の端部5にリード線を半田付けし て取り出す。また、取付具14を出力部3の振動節部位置に取付た場合には導電 性の取付具14を用い、この取付具14とプリント基板13の凹部16に形成し たプリント配線と接続して取り出してもよい。この場合、取付具14の材質とし て、矩形形状圧電素子1が共振する際の動きを阻害することがないよう弾性率の 高い導電性ゴム等を使用する。
【0019】 また、複数の出力電圧を取り出す場合には、矩形形状圧電素子1の出力部3に 取付られた導電性ゴムでできた出力電圧取出具(図示せず)にリード線をからげ て取り出しても良い。出力電圧取出具は直方体形状で、長辺長さは開口部15の 長辺と接触しないために対向する凸部19の距離L7より短くする。また長辺両 側面には出力部13に取り付けるための貫通孔が設けられる。
【0020】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成されるので、矩形形状圧電素子1は取付具14によ ってプリント基板13とほぼ同じ平面に固定される。そのため、矩形形状圧電素 子1を利用した電源装置を薄くすることができる。また、振動モードを変えて使 用する際は、矩形形状圧電素子1の振動節部位置へ固定治具14を移動させ、複 数の凹部16のうち最適位置の凹部を使用して係止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のオンボード型高電圧発生装置の分解斜
視図である。
【図2】本考案のオンボード型高電圧発生装置の組立図
である。
【図3】従来の圧電トランスの概略図である。
【図4】従来の圧電トランス電源の分解斜視図である。
【符号の説明】 1 矩形形状圧電素子 2 入力部 3 出力部 4A、4B 入力電極 5 出力電極 8 取付具 10 基板 11 溝 12 立設部 13 プリント基板 14 取付具 15 開口部 16 凹部 17 溝 18 貫通孔 19 凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形形状圧電素子と、該矩形形状圧電素
    子に取付られる取付具と、前記矩形形状圧電素子を配設
    する長方形の開口部を設けたプリント基板とからなり、
    前記取付具の長辺方向両端に短辺方向に延びる溝を設
    け、前記開口部の各長辺には少なくとも一個の凹部を対
    向して設け、前記取付具を前記凹部に装着したことを特
    徴とする電源装置。
JP1993063500U 1993-11-26 1993-11-26 電源装置 Expired - Lifetime JP2601136Y2 (ja)

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JPH0732972U true JPH0732972U (ja) 1995-06-16
JP2601136Y2 JP2601136Y2 (ja) 1999-11-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001210892A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Murata Mfg Co Ltd 圧電トランスの実装構造
JP2012160657A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Yokogawa Electric Corp 圧電トランス

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JP2001210892A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Murata Mfg Co Ltd 圧電トランスの実装構造
JP2012160657A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Yokogawa Electric Corp 圧電トランス

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