JPH07328776A - 電極チップ冷却装置 - Google Patents
電極チップ冷却装置Info
- Publication number
- JPH07328776A JPH07328776A JP14579294A JP14579294A JPH07328776A JP H07328776 A JPH07328776 A JP H07328776A JP 14579294 A JP14579294 A JP 14579294A JP 14579294 A JP14579294 A JP 14579294A JP H07328776 A JPH07328776 A JP H07328776A
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- cooling water
- electrode tip
- electrode
- tip
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、電極チップの内外両側を同時に冷却
水で冷却可能にし、電極チップの使用寿命を大幅に延長
した電極チップ冷却装置を提供する。 【構成】シャンク１の先端に電極チップ２の内外側が嵌
着される電極保持部１ａを設け、電極チップ２には内側
に冷却水が通水される嵌着穴４と、外側に環状凹溝５
と、前記嵌着穴４と環状凹溝５とを連通する冷却水通路
穴６とを設け、前記シャンク１の軸心の冷却水排水通路
穴１ｃに前記電極チップ２の嵌着穴４に通じる冷却水供
給パイプを貫通し、前記電極保持部１ａには前記電極チ
ップ２の環状凹溝５と連通し、かつ前記冷却水排水通路
穴１ｃに通じた冷却水通路１ｂを備えた構成を特徴とす
る。
水で冷却可能にし、電極チップの使用寿命を大幅に延長
した電極チップ冷却装置を提供する。 【構成】シャンク１の先端に電極チップ２の内外側が嵌
着される電極保持部１ａを設け、電極チップ２には内側
に冷却水が通水される嵌着穴４と、外側に環状凹溝５
と、前記嵌着穴４と環状凹溝５とを連通する冷却水通路
穴６とを設け、前記シャンク１の軸心の冷却水排水通路
穴１ｃに前記電極チップ２の嵌着穴４に通じる冷却水供
給パイプを貫通し、前記電極保持部１ａには前記電極チ
ップ２の環状凹溝５と連通し、かつ前記冷却水排水通路
穴１ｃに通じた冷却水通路１ｂを備えた構成を特徴とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スポット溶接機の電極
チップ冷却装置に関するものである。
チップ冷却装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】スポット溶接機の電極チップは通電時に
高熱を発生して、その使用寿命を短くするため冷却水に
よって冷却している。この冷却装置には様々な構造のも
のがあるが、その一般的な構造は図３で示すように、シ
ャンク１１の先端のテーパ部１１ａに嵌着された電極チ
ップ１２の嵌着穴１３に、前記シャンク１１の軸心に設
けられている冷却水排水通路穴１１ｂを貫通した冷却水
供給パイプ１４を介して冷却水を供給し、嵌着穴１３で
熱交換した冷却水を前記冷却水排水通路穴１１ｂより排
出するようにした構造である。
高熱を発生して、その使用寿命を短くするため冷却水に
よって冷却している。この冷却装置には様々な構造のも
のがあるが、その一般的な構造は図３で示すように、シ
ャンク１１の先端のテーパ部１１ａに嵌着された電極チ
ップ１２の嵌着穴１３に、前記シャンク１１の軸心に設
けられている冷却水排水通路穴１１ｂを貫通した冷却水
供給パイプ１４を介して冷却水を供給し、嵌着穴１３で
熱交換した冷却水を前記冷却水排水通路穴１１ｂより排
出するようにした構造である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷却装置で
は、電極チップの内側のみが冷却され、電極チップの外
側は冷却されないため、冷却効果が十分ではなく、電極
チップの使用寿命が十分に延長されていない。
は、電極チップの内側のみが冷却され、電極チップの外
側は冷却されないため、冷却効果が十分ではなく、電極
チップの使用寿命が十分に延長されていない。
【０００４】本発明の目的は、上記従来の問題に鑑み、
電極チップの内外両側を同時に冷却水で冷却可能にし、
電極チップの使用寿命を大幅に延長した電極チップ冷却
装置を提供することである。
電極チップの内外両側を同時に冷却水で冷却可能にし、
電極チップの使用寿命を大幅に延長した電極チップ冷却
装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の特徴とする構成は、シャンクの先端に電極
チップの内外側が嵌着される電極保持部を設け、前記電
極チップには内側に冷却水が通水される嵌着穴と、外側
に環状凹溝と、前記嵌着穴と環状凹溝とを連通する冷却
水通路穴とが設けられ、前記シャンクの軸心には前記電
極チップの嵌着穴に通じる冷却水供給パイプが貫通され
た冷却水排水通路穴を有し、前記電極保持部には前記電
極チップの環状凹溝と連通し、かつ前記冷却水排水通路
穴に通じた冷却水通路を備えたものである。
めの本発明の特徴とする構成は、シャンクの先端に電極
チップの内外側が嵌着される電極保持部を設け、前記電
極チップには内側に冷却水が通水される嵌着穴と、外側
に環状凹溝と、前記嵌着穴と環状凹溝とを連通する冷却
水通路穴とが設けられ、前記シャンクの軸心には前記電
極チップの嵌着穴に通じる冷却水供給パイプが貫通され
た冷却水排水通路穴を有し、前記電極保持部には前記電
極チップの環状凹溝と連通し、かつ前記冷却水排水通路
穴に通じた冷却水通路を備えたものである。
【０００６】
【作用】上記の構成により、電極チップの嵌着穴に供給
される冷却水によって電極チップの内側を冷却し、同時
に電極チップの嵌着穴に供給された冷却水が電極チップ
の外側の環状凹溝に通水され、かつ冷却水通路を通って
冷却水排水通路穴より排出されるため、電極保持部とと
もに電極チップの外側も冷却され、この内外両側の冷却
作用によって電極チップの使用寿命が大幅に延長され
る。
される冷却水によって電極チップの内側を冷却し、同時
に電極チップの嵌着穴に供給された冷却水が電極チップ
の外側の環状凹溝に通水され、かつ冷却水通路を通って
冷却水排水通路穴より排出されるため、電極保持部とと
もに電極チップの外側も冷却され、この内外両側の冷却
作用によって電極チップの使用寿命が大幅に延長され
る。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１において、１はシャンクであり、その先端には
電極チップ２の内側がテーパ嵌合されるテーパ突起部１
ｂを備え、かつ電極チップ２の外側が嵌合される電極保
持部１ａを有している。３は電極チップ２の外側と電極
保持部１ａとの間に介装したＯリングである。
る。図１において、１はシャンクであり、その先端には
電極チップ２の内側がテーパ嵌合されるテーパ突起部１
ｂを備え、かつ電極チップ２の外側が嵌合される電極保
持部１ａを有している。３は電極チップ２の外側と電極
保持部１ａとの間に介装したＯリングである。
【０００８】また、前記シャンク１の軸心には前記電極
チップ２の嵌着穴４に通じる冷却水供給パイプ１０（例
えばテフロンパイプ）が、その外周に隙間を有して貫通
された冷却水排水通路穴１ｃが設けられている。
チップ２の嵌着穴４に通じる冷却水供給パイプ１０（例
えばテフロンパイプ）が、その外周に隙間を有して貫通
された冷却水排水通路穴１ｃが設けられている。
【０００９】前記電極チップ２には図２にも示すよう
に、内側に冷却水が通水される前記嵌着穴４と、外側に
環状凹溝５と、前記嵌着穴４と環状凹溝５とを連通する
冷却水通路穴６とを有している。
に、内側に冷却水が通水される前記嵌着穴４と、外側に
環状凹溝５と、前記嵌着穴４と環状凹溝５とを連通する
冷却水通路穴６とを有している。
【００１０】さらに、前記電極保持部１ａには、前記電
極チップ２の環状凹溝５と対面する環状凹溝７が設けら
れ、この環状凹溝７と前記電極チップ２の環状凹溝５と
によって電極チップ２の外周に冷却水ポケット８を形成
し、この冷却水ポケット８と前記シャンク１の軸心に設
けられている冷却水排水通路穴１ｃに通じた冷却水通路
９を備えている。
極チップ２の環状凹溝５と対面する環状凹溝７が設けら
れ、この環状凹溝７と前記電極チップ２の環状凹溝５と
によって電極チップ２の外周に冷却水ポケット８を形成
し、この冷却水ポケット８と前記シャンク１の軸心に設
けられている冷却水排水通路穴１ｃに通じた冷却水通路
９を備えている。
【００１１】本発明は上記の通りの構造であるから、冷
却水供給パイプ１０を通る冷却水は電極チップ２の嵌着
穴４の空間内に供給され、電極チップ２を内側から冷却
して冷却水排水通路穴１ｃから排出される。
却水供給パイプ１０を通る冷却水は電極チップ２の嵌着
穴４の空間内に供給され、電極チップ２を内側から冷却
して冷却水排水通路穴１ｃから排出される。
【００１２】また、前記電極チップ２の嵌着穴４の空間
内に供給された冷却水は冷却水通路穴６から電極チップ
２の環状凹溝５と対面する電極保持部１ａの環状凹溝７
とによって形成された冷却水ポケット８に供給され、冷
却水ポケット８から冷却水通路９を通って冷却水排水通
路穴１ｃに導かれ、冷却水排水通路穴１ｃから排出され
る。
内に供給された冷却水は冷却水通路穴６から電極チップ
２の環状凹溝５と対面する電極保持部１ａの環状凹溝７
とによって形成された冷却水ポケット８に供給され、冷
却水ポケット８から冷却水通路９を通って冷却水排水通
路穴１ｃに導かれ、冷却水排水通路穴１ｃから排出され
る。
【００１３】従って、前記冷却水ポケット８に供給され
た冷却水により電極チップ２は、その外周からも冷却さ
れ、内外両側から冷却されるのである。
た冷却水により電極チップ２は、その外周からも冷却さ
れ、内外両側から冷却されるのである。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によると、シャンク
の先端に電極チップの内外側が嵌着される電極保持部を
設け、前記電極チップには内側に冷却水が通水される嵌
着穴と、外側に環状凹溝と、前記嵌着穴と環状凹溝とを
連通する冷却水通路穴とが設けられ、前記シャンクの軸
心には前記電極チップの嵌着穴に通じる冷却水供給パイ
プが貫通された冷却水排水通路穴を有し、前記電極保持
部には前記電極チップの環状凹溝と連通し、かつ前記冷
却水排水通路穴に通じた冷却水通路を備えた構成である
から、簡単な構造によって電極チップの内外両側を同時
に冷却水で冷却可能にし、電極チップの使用寿命を大幅
に延長する利点を有している。
の先端に電極チップの内外側が嵌着される電極保持部を
設け、前記電極チップには内側に冷却水が通水される嵌
着穴と、外側に環状凹溝と、前記嵌着穴と環状凹溝とを
連通する冷却水通路穴とが設けられ、前記シャンクの軸
心には前記電極チップの嵌着穴に通じる冷却水供給パイ
プが貫通された冷却水排水通路穴を有し、前記電極保持
部には前記電極チップの環状凹溝と連通し、かつ前記冷
却水排水通路穴に通じた冷却水通路を備えた構成である
から、簡単な構造によって電極チップの内外両側を同時
に冷却水で冷却可能にし、電極チップの使用寿命を大幅
に延長する利点を有している。
【図１】本発明の要部断面図
【図２】本発明における電極チップの側面図
【図３】従来の電極チップ冷却装置の要部断面図
１ シャンク １ａ 電極保持部 １ｂ テーパ突起部 １ｃ 冷却水排水通路穴 ２ 電極チップ ３ Ｏリング ４ 嵌着穴 ５ 環状凹溝 ６ 冷却水通路穴 ７ 環状凹溝 ８ 冷却水ポケット ９ 冷却水通路 １０ 冷却水供給パイプ
Claims (1)
- 【請求項１】 シャンクの先端に電極チップの内外側が
嵌着される電極保持部を設け、前記電極チップには内側
に冷却水が通水される嵌着穴と、外側に環状凹溝と、前
記嵌着穴と環状凹溝とを連通する冷却水通路穴とが設け
られ、前記シャンクの軸心には前記電極チップの嵌着穴
に通じる冷却水供給パイプが貫通された冷却水排水通路
穴を有し、前記電極保持部には前記電極チップの環状凹
溝と連通し、かつ前記冷却水排水通路穴に通じた冷却水
通路を備えたことを特徴とする電極チップ冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14579294A JPH07328776A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 電極チップ冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14579294A JPH07328776A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 電極チップ冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07328776A true JPH07328776A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15393272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14579294A Pending JPH07328776A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 電極チップ冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07328776A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004073912A1 (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-02 | Smk Co., Ltd. | 抵抗溶接用多種電極ホルダ |
| WO2010134213A1 (ja) * | 2009-05-21 | 2010-11-25 | 新光機器株式会社 | スポット溶接機の電極部 |
| WO2010143294A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | 新光機器株式会社 | スポット溶接機の電極部 |
| CN102202830A (zh) * | 2008-10-06 | 2011-09-28 | 霍尔茨豪厄有限责任两合公司 | 电阻焊接电极 |
| CN102962573A (zh) * | 2012-12-06 | 2013-03-13 | 广州亨龙机电股份有限公司 | 一种悬挂焊接电极组件 |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP14579294A patent/JPH07328776A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004073912A1 (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-02 | Smk Co., Ltd. | 抵抗溶接用多種電極ホルダ |
| JPWO2004073912A1 (ja) * | 2003-02-20 | 2006-06-01 | 株式会社エスエムケイ | 抵抗溶接用多種電極ホルダ |
| CN102202830A (zh) * | 2008-10-06 | 2011-09-28 | 霍尔茨豪厄有限责任两合公司 | 电阻焊接电极 |
| JP2012502801A (ja) * | 2008-10-06 | 2012-02-02 | ホルツハウア ゲーエムベーハ ウント コムパニ ケーゲー | 抵抗溶接電極 |
| WO2010134213A1 (ja) * | 2009-05-21 | 2010-11-25 | 新光機器株式会社 | スポット溶接機の電極部 |
| US20120031880A1 (en) * | 2009-05-21 | 2012-02-09 | P&C Company Limited | Electrode unit of spot welding machine |
| JPWO2010134213A1 (ja) * | 2009-05-21 | 2012-11-08 | 新光機器株式会社 | スポット溶接機の電極部 |
| EP2433738A4 (en) * | 2009-05-21 | 2017-07-12 | Shinkokiki Co., Ltd. | Spot welder electrode part |
| WO2010143294A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | 新光機器株式会社 | スポット溶接機の電極部 |
| CN102962573A (zh) * | 2012-12-06 | 2013-03-13 | 广州亨龙机电股份有限公司 | 一种悬挂焊接电极组件 |
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