JPH07328545A - 粉粒体分級装置 - Google Patents

粉粒体分級装置

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JPH07328545A
JPH07328545A JP12734894A JP12734894A JPH07328545A JP H07328545 A JPH07328545 A JP H07328545A JP 12734894 A JP12734894 A JP 12734894A JP 12734894 A JP12734894 A JP 12734894A JP H07328545 A JPH07328545 A JP H07328545A
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cylindrical container
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particles
air
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JP12734894A
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Shotaro Kitamura
正太郎 北村
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AIKI DENKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの装置において効率的に3段階の粉粒体
に分級でき、少なくとも中粒子の回収が1工程で可能な
粉粒体の分級装置の提供を目的とする。 【構成】 上部に原料導入管4と空気を旋回流で受け入
れる空気導入部1aを有する第1の筒体容器1と、該第
1の筒体容器1の下部を囲繞し上部に微粉流排出部2c
を有し中間部に中粒子流排出部2dを有し下端部に粗粒
取出口2bを有する第2の筒体容器2と、該第2の筒体
容器2の下部にサイクロン装置3を組み合わせた気流分
級装置とし、第1の筒体容器1の下部に前記旋回流を反
転させて上向流とする衝突板7と反転整流板8とからな
る反転整流機構6を配置して下降する粗粒を粗粒取出口
2bから回収し、前記上向流を分流させて微粉体粒子流
は微粉流排出部2cから排出させ、中粒子流は中粒子流
排出部2dからサイクロン装置3に導入し、その中粒子
取出口3aから中粒子を回収するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒体を空気の流れに
乗せ、遠心力や衝突等の作用を利用して分級するための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大量の穀物粉等粉粒体を空気等気体流を
利用して粒径の異なる群に分級する乾式の装置として
は、重力を利用するもの、慣性を利用するもの、遠心力
を利用するもの等いろいろある。例えば、図5に示すよ
うな気流分級装置Bは、主として慣性衝突効果を利用し
たもので、縦方向(図示左右方向)に対して横巾方向を
比較的長くした角状筒体容器30の下部に、横巾寸法を
等しくした導管31をその出口部31aを水平方向にな
るように取り付けてあり、導管31から粉粒体を含む空
気流を供給すると、空気流は導管31の出口部31aに
対向する内壁30aに沿って上昇し排出導管32から導
出されるが、この間、空気流に含まれる粒径の大きい粉
粒体は内壁30aに慣性衝突して空気流から離れ、内壁
に沿って下降し下端部に設けた取出口33から取り出さ
れ、粒径の小さい粉粒体は空気流と共に排出導管32か
ら排出されるので、この空気流をさらに径の小さい別の
重力沈降装置、サイクロン装置あるいはバグフィルター
等に導入するなどして残った粉粒体を回収するようにし
ている。
【0003】また、図示しないが、籠形ロータを高速回
転し、あるいは水平羽根を高速回転して粉粒体を供給
し、この粉粒体に遠心力を作用させると共に、容器内に
空気流を供給することによって分級する装置なども知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実用的
に利用される粉粒体は、好適粒径範囲を有し、原料粉粒
体から粗粒と微粉状粒子とを分別除去して中粒子体を回
収して利用する場合が非常に多いのであって、従来の分
級装置は、前記のように、単一の装置においては、粉粒
体を粒径の大きいものと小さいものとの二つに分別する
ように構成されており、粒径により3段階の粉粒体に分
級するためには、従来、少なくともこのような分級装置
を2基以上直列に配置して連続処理を行うことを必要と
しており、経済性からも不利な問題を有していた。ま
た、上記した動力を備え可動部を有する装置にあって
は、同様に、単一の装置では3段階の分級ができない
外、多量処理に適せず、可動部における故障も多いとい
う問題があった。
【0005】このような状況に鑑み、本発明は、一つの
装置において効率的に3段階の粒径に分級でき、少なく
とも中粒子体の回収が1工程で可能な粉粒体の分級装
置、また、故障がなく、多量処理が可能な粉粒体の分級
装置の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、上部に原料粉粒体導入口と空気を旋回流
で受け入れる空気導入口を有する第1の筒体容器と、該
第1の筒体容器の下部を囲繞し上部に微粉流排出口を有
し中間部に中粒子流排出口を有すると共に下端部に粗粒
取出口を有する第2の筒体容器と、該第2の筒体容器の
下部に組み合わせたサイクロン装置とからなる粉粒体分
級装置であって、前記第1の筒体容器の下端部に前記旋
回流を衝突させる衝突板と該旋回流の方向を反転させて
上向旋回流とする反転整流板とを組合せた反転整流機構
を配設し、前記サイクロン装置は上部に前記中粒子流排
出口に管体接続された中粒子流導入口を有し、下部に中
粒子取出口を有すると共に、中央部に開口し頂部を貫通
して前記第1の筒体容器の下部に開口する中央排気管を
具備してなり、粉粒体を空気流に乗せて旋回流とし、前
記反転整流機構の前記衝突板における慣性衝突により粗
粒を分離して前記粗粒取出口より回収し、前記上向旋回
流を分流させて前記微粉流排出口と前記中粒子流排出口
を通過させ、前記サイクロン装置において中粒子を分離
して前記中粒子取出口より回収し、前記粗粒を分離した
空気流と中粒子を分離した空気流を前記微粉流排出口か
ら導出する粉粒体分級装置を、また、前記第1の筒体容
器の下部に頂部を開口したフードを配設すると共に前記
反転整流機構に貫通的に中心穴を設けて前記反転整流機
構の前記衝突板部分からの下向分流空気を第1の筒体容
器内に循環させる粉粒体分級装置を、さらにまた、前記
反転整流板の上方の前記第1の筒体容器の外壁と前記第
2の筒体容器の内壁間に構成される前記上向旋回流の流
路に上方向に狭小化して上向旋回流内粒体の遠心力を増
大させるコーン体を配設する粉粒体分級装置を、さら
に、前記サイクロン装置は前記中粒子流導入口の装置側
開口部に旋回空気流内粒体の遠心力を増大させる整流板
機構を設けた粉粒体分級装置を、またさらに、前記サイ
クロン装置の中央排気管の上端を前記第1の筒体容器内
に開口させた粉粒体分級装置を提案するものである。
【0007】
【作用】分級しようとする原料の粉粒体を第1の筒体容
器の原料粉粒体導入口から投入し、空気導入口に空気を
供給すると、粉粒体は空気に乗り旋回流となって旋回し
ながら下降し、第1の筒体容器の下部に至り、反転整流
機構の衝突板に接近して反転し反転整流板により流れ方
向を反転するが、粗粒は衝突板に慣性衝突し効果的に落
下するので、原料粉粒体中の粗粒は第2の筒体容器下端
の粗粒取出口から回収できる。反転整流板を離れて上向
旋回流となった粉粒体流は第1筒体容器内の上部におい
て粉粒体の質量に応じた中粒子流と微粉体粒子流とに分
流し、大部分の空気流による微粉体粒子流は頂部の微粉
流排出口から排出されるので、原料粉粒体中の微粉体粒
子はこの微粉流排出口に接続するバグフィルター装置あ
るいは別のサイクロン装置等適当な回収機構により回収
できる。中粒子を含む空気流は第2の筒体容器の中粒子
流取出口からサイクロン装置に供給され、このサイクロ
ン装置に旋回流となり、遠心力によって中粒子をサイク
ロン装置内壁に沿って沈降させるので、原料粉粒体中の
中粒子はこのサイクロン装置下端の中粒子取出口から回
収できる。中粒子を分離した後の微粉体粒子を含む空気
流は、中央排気管を通って第1の筒体容器下部に至り前
記原料粉粒体流に合流し、微粉体は回収される。なお、
この粉粒体分級装置においては、可動部分がないので操
業を妨げる機器等の故障がない。
【0008】第1の筒体容器の下部にフードを配設して
反転整流機構に中心穴を設けることにより、この反転整
流機構の外周辺部の衝突板部分から下向分流空気を生じ
させ、下降する粗粒中に混入する中粒子を循環的に第1
の筒体容器内に返戻して中粒子の回収率を高めることが
できる。
【0009】第1の筒体容器外壁の上向旋回流の流路に
コーン体を設けることにより、この上向旋回流の中粒子
の遠心力を増大させることができ、コーン体脱出後の中
粒子の中粒子流排出口への誘導を強め、中粒子の回収率
を高めることができる。
【0010】サイクロン装置内の中粒子流導入口出口端
に整流板機構を設けることにより、中粒子の遠心力を増
大させ、サイクロン装置内における中粒子の分離効果を
強めて回収率を高めることができる。
【0011】また、サイクロン装置の中央排気管を第1
の筒体容器内に開口させることにより、第1の筒体容器
内の空気量を増して反転整流機構における空気力を強
め、衝突板に対する慣性衝突効果を高め、粗粒や凝集粒
子を破壊させる等により中粒子の回収率を高めることが
できる。
【0012】
【実施例】以下、実施例による図面によって、本発明の
粉粒体分級装置を説明する。図1は本発明の粉粒体分級
装置の側断面図である。
【0013】この粉粒体分級装置Aは、概略構成とし
て、第1の筒体容器1と第2の筒体容器2とサイクロン
装置3とからなる。第1の筒体容器1の頂部中央には原
料導入管4が捜通され、原料となる粉粒体の供給口を形
成しており、この原料導入管4の上部には図示しない粉
粒体供給装置が接続されている。第1の筒体容器1内部
の原料導入管4の下部には円錐形の分配器5を配置して
供給された粉粒体が第1の筒体容器1内の下部周辺に均
等に分配されるようにしてある。また、第1の筒体容器
1の上部にはその接線方向に管状の空気導入部1aを形
設し、図示しない送風装置に接続してあり、この空気導
入部1aから導入された空気流は、第1の筒体容器1の
内部を前記の原料導入管4の周囲を旋回しながら下降
し、下部の分配器5周辺において前記粉粒体を巻き込ん
だ旋回流を形成する。
【0014】第2の筒体容器2はその上部が第1の筒体
容器1を囲繞する状態に大径の筒体に形成され、下部を
ホッパー状に径を絞って斜降状態にシュート部2aを設
け、その下端部に粗粒取出口2bを形成してある。ま
た、この第2の筒体容器2の上部には接線方向に管状の
微粉流排出部2cを形設し、図示しないバグフィルタま
たはサイクロン等の微粉捕集装置に接続するようにして
あり、中間部には同様に、接線方向に小径管状の中粒子
流排出部2dを形設してある。そして、第1の筒体容器
1の下端部に接して衝突板7と反転整流板8を備える反
転整流機構6が取り付けられている。
【0015】この反転整流機構6は、図2の分解斜視図
に示すように、端部に衝突板7を固着した弧状の仕切り
板からなる3枚の加速板9を、衝突板7部分が等間隔に
放射方向となるように、巴状に組み合わせ、加速板9の
下縁部には中央穴10を有する底板11を施してある。
また、下縁に等分に3カ所の開口部12を形設した丸枠
状の内筒13を加速板9部分に上方から被せる形に組み
合わせてある。この時、衝突板7部分は内筒13の外に
はみ出し、内筒13の開口部12は衝突板7に隣接する
状態に配置される。内筒13の外周の衝突板7の上部に
は反転整流板8を3枚1組に配置してある。各反転整流
板8は一端8aを円周方向に下降状態に折り曲げて先端
部が隣接する反転整流板8の水平端部と重畳して導出口
14を開口するようにしてある。そして、内筒13は第
1の筒体容器1の下端部にその上縁部で固着してあり、
衝突板7と反転整流板8はそれぞれ外側縁を第2の筒体
容器2の内壁に当接するようにしてある。
【0016】即ち、この反転整流機構6においては、外
接する第1の筒体容器1内を旋回しながら下降してくる
空気流は、図3の斜視図において矢印で示すように、反
転整流機構6の加速板9に沿って流れを加速されて内筒
13の開口部12から排出され、衝突板7に遮られて反
転し、前記反転整流板8の導出口14から反対方向旋回
流として導出されて上昇する。この反転時、空気流中の
大径の粗粒は慣性力により衝突板7に衝突し、空気流か
ら離れて下降する。さらに、図1に示すように、反転整
流板8の上方即ち第1の筒体容器1の外壁と第2の筒体
容器2の内壁間の空気流通路には、上方に狭くなるよう
にしたコーン体15を設けてある。前記反転整流板8か
らの空気流はこのコーン体15内を旋回しながら上昇す
るようにされている。空気流は、旋回径が小さいと遠心
力をますので、コーン体15内を旋回することにより粒
体の遠心力を増大させ、第2の筒体容器2内の上部に導
出される。
【0017】反転整流機構6の下部には、2段に、頂部
を開口するフード16,17を配置してあり、前記衝突
板7部分から下方に分流した空気流が底板11の中心穴
10を抜けて上昇して第1の筒体容器1内の旋回流に合
流するようにし、粗粒中に混入する中粒子をその落下途
中で捕捉して上部に循環的に返戻させるようにしてあ
る。
【0018】これらのフード16,17の下方にはサイ
クロン装置3を配置してある。このサイクロン装置3は
上部を第2の筒体容器2の内部に組み入れるようにして
ある。上部に設けた中粒子流導入管18は第2の筒体容
器2の中粒子流排出部2dに中間導管19によって接続
させてあり、中粒子流は旋回流でサイクロン装置内に導
入される。中粒子流導入管18のサイクロン装置3内開
口部分は、図4に示したように、加速整流機構に形成さ
れている。即ち、装置中央に配置された中央排気管20
の周囲に4個の整流板21を卍状に等分に配置してあ
り、底板22を取り付け、中粒子流導入管18から旋回
的に導入された空気流が、この整流板21により下降し
ながら粒子の遠心力を強めてサイクロン装置3内に導入
されるようにしてある。
【0019】また、サイクロン装置3の中心軸に配置さ
れた中央排気管20はその下端をサイクロン装置3の略
中央部に開口しており、上端を第2の筒体容器2内の第
1の筒体容器1の下部部分に開口させてある。即ち、サ
イクロン装置3内を旋回して中粒子を内壁に沿って下降
させた旋回空気流がこの中央排気管20内を上昇してそ
の上端開口部から前記底板11の中心穴10を経て第1
の筒体容器1内に導入され、原料粉粒体流に合流するよ
うにしてある。サイクロン装置3の下半分は第2の筒体
容器2から外部に位置するようにされ、下端部に中粒子
取出口3aを設けてある。なお、中央排気管20は、上
端を第1の筒体容器1内に開口するように延伸してもよ
い。このことにより、第1の筒体容器1内の空気量を高
め、反転整流機構6に対する空気力を強め、衝突板7へ
粗粒や凝集粒の衝突による粒子の破壊により中粒子の回
収率の向上が期待できる。
【0020】以上のように構成された本発明の粉粒体分
級装置Aにおいては、原料導入管4より投入された原料
粉粒体は、空気流を示す図示矢印のように、空気導入部
1aから導入された空気の右回りの旋回流に乗って遠心
力を与えられ、第1の筒体容器1内の下部に達する。こ
こで、粉粒体は最大遠心力で第2の筒体容器2の内壁に
沿って反転整流機構6の衝突板7に慣性衝突し、空気流
は反転する。右から左への空気流の急激な反転運動に伴
う粒体の慣性衝突による空気流との分離効果は大きく、
粗粒は落下し、また、凝集粉体は崩壊する。そして、落
下粗粒は第2の筒体容器2の内壁に沿って下降し、シュ
ート部2aを経て粗粒取出口2bから回収される。
【0021】一方、空気流は、反転整流板8によりその
導出口14から左廻りの旋回流として導出され、コーン
体15の内壁を上昇する。即ち、中粒子以下の大きさの
粒体は、この空気の流れと共に反転整流板8をくぐり抜
け、コーン体15の内壁を旋回しつつ上昇し、コーン体
15の先端部に達し、絞られたコーン体先端半径に見合
う最大遠心力を与えられた中粒子は中粒子流排出部2d
から分流空気と共に流出する。この時、微粉体粒子は、
大部分の空気と共に上部の微粉流排出部2cから排出さ
れ、後工程のバグフィルタ等捕集設備に導入されて回収
されるようにされる。
【0022】前記の中粒子流排出部2dからの中粒子
は、中間導管19を経由して、サイクロン装置3の中粒
子流導入管18から整流板21により最大遠心力を与え
られてサイクロン装置3内に流れ込み、空気と分離して
内壁に沿って下降して中粒子取出口3aから捕集され
る。ここで中粒子を分離した空気流にはなお微粉体粒子
が混入しているが、この空気流は中央排気管20により
第1の筒体容器1の下部に至り、フード16,17内を
抜けて上昇し、第1の筒体容器1内の原料粉粒体を含む
空気流に合流するようにされる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の装置は、粉粒体を旋回流とし、遠心力と慣性衝突と重
力沈降とを効果的に組み合わせて粒子を回収する気流方
式の分級装置としたので、動的機構を有しない一つの装
置において、効率的に3段階の粒径の粉粒体に分級で
き、中粒子を1工程で分別回収できるという効果が得ら
れる。また、この発明の粉粒体分級装置においては、可
動部がないので、操業を妨げる部品や機器等の故障がな
く、多量の粉粒体の連続処理ができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉粒体分級装置の側面断面図である。
【図2】図1の粉粒体分級装置における反転整流機構を
示す分解斜視図である。
【図3】図2の反転整流機構の斜視図である。
【図4】図1の粉粒体分級装置のサイクロン装置におけ
る整流板を示す部分破断斜視図である。
【図5】従来の気流分級装置の側面断面図である。
【符号の説明】
A 粉粒体分級装置 1 第1の筒体容器 1a 空気導入部 2 第2の筒体容器 2a シュート部 2b 粗粒取出口 2c 微粉流排出部 2d 中粒子流排出部 3 サイクロン装置 3a 中粒子取出口 4 原料導入管 6 反転整流機構 7 衝突板 8 反転整流板 9 加速板 10 中央穴 11 底板 12 開口部 13 内筒 14 導出口 15 コーン体 16 フード 17 フード 18 中粒子流導入管 19 中間導管 20 中央排気管 21 整流板 22 底板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に原料粉粒体導入口と空気を旋回流
    で受け入れる空気導入口を有する第1の筒体容器と、該
    第1の筒体容器の下部を囲繞し上部に微粉流排出口を有
    し中間部に中粒子流排出口を有すると共に下端部に粗粒
    取出口を有する第2の筒体容器と、該第2の筒体容器の
    下部に組み合わせたサイクロン装置とからなる粉粒体分
    級装置であって、前記第1の筒体容器の下端部に前記旋
    回流を衝突させる衝突板と該旋回流の方向を反転させて
    上向旋回流とする反転整流板とを組合せた反転整流機構
    を配設し、前記サイクロン装置は上部に前記中粒子流排
    出口に管体接続された中粒子流導入口を有し下部に中粒
    子取出口を有すると共に、中央部に開口し頂部を貫通し
    て前記第1の筒体容器の下部に開口する中央排気管を具
    備してなり、粉粒体を空気流に乗せて旋回流とし、前記
    反転整流機構の前記衝突板における慣性衝突により粗粒
    を分離して前記粗粒取出口より回収し、前記上向旋回流
    を分流させて前記微粉流排出口と前記中粒子流排出口を
    通過させ、前記サイクロン装置において中粒子を分離し
    て前記中粒子取出口より回収し、前記粗粒を分離した空
    気流と中粒子を分離した空気流を前記微粉流排出口から
    導出することを特徴とする粉粒体分級装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の筒体容器の下部に頂部を開口
    したフードを配設すると共に前記反転整流機構に貫通的
    に中心穴を設け、前記反転整流機構の前記衝突板部分か
    らの下向分流空気を第1の筒体容器内に循環させること
    を特徴とする請求項1記載の粉粒体分級装置。
  3. 【請求項3】 前記反転整流板の上方に前記第1の筒体
    容器の外壁と前記第2の筒体容器の内壁間に構成される
    前記上向旋回流の流路内に、上方向に狭小化して前記上
    向旋回流内粒体の遠心力を増大させるコーン体を配設す
    ることを特徴とする請求項1乃至2記載の粉粒体分級装
    置。
  4. 【請求項4】 前記サイクロン装置は前記中粒子流導入
    口の装置側開口部に旋回空気流内粒体の遠心力を増大さ
    せる整流板機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    3記載の粉粒体分級装置。
  5. 【請求項5】 前記サイクロン装置の中央排気管の上端
    を前記第1の筒体容器内に開口させたことを特徴とする
    請求項1乃至4記載の粉粒体分級装置。
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