JPH07327547A - 酸素混合水の供給方法及び装置 - Google Patents

酸素混合水の供給方法及び装置

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JPH07327547A
JPH07327547A JP6125059A JP12505994A JPH07327547A JP H07327547 A JPH07327547 A JP H07327547A JP 6125059 A JP6125059 A JP 6125059A JP 12505994 A JP12505994 A JP 12505994A JP H07327547 A JPH07327547 A JP H07327547A
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Japan
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oxygen
water
impeller
mixed
mixed water
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JP6125059A
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Toshiyuki Takatsu
敏幸 高津
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水に対する酸素の混合をより確実且つ効率良く
行えるようにして、より高レベルな溶存酸素量の酸素混
合水を供給することができる方法及び装置を提供する。 【構成】吸引用圧力羽根車7の回転によりケーシング10
内に吸い込んだ水と酸素を攪拌用羽根車9の回転により
攪拌,混合する。その際、酸素の泡を隣り合わせる突条
9bの相対向する側壁面と円盤9aの壁面とに衝突させて細
かく粉砕し、粉砕された酸素の泡を水と十分触れ合わせ
且つ水中で十分攪拌,混合して所定レベルの溶存酸素量
の酸素混合水を得る。さらにこの酸素混合水を吐出用圧
力羽根車8の回転により圧力タンクに送り、水と酸素と
が触れ合う時間を再度確保して水に対する酸素の混合を
より促進するをもって高レベルな溶存酸素量の酸素混合
水を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は魚孵化場、活魚輸送、そ
の他海水や淡水等の水を使用する事業場などの施設にお
いて、高レベルな溶存酸素量の酸素混合水を供給するた
めに用いる方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記施設等において使用される酸
素供給装置として、例えば実開平2−78064号公報
に開示されるものがある。この装置は、自吸式ポンプの
吸水口に酸素補給口を備えた混入タンクを連結すると共
にその混入タンクに揚水パイプを連結し、他方、前記ポ
ンプの吐出口には酸素飽和タンクを連結すると共に、こ
の開閉バルブを備えた出水パイプを前記飽和タンクに連
結し、ポンプの駆動によって混入タンク内に水を汲み上
げると同時に酸素補給口から大気を吸引し、さらにその
水と大気を酸素飽和タンクへ送ると共にポンプの吐出圧
により加圧するをもって大気中の酸素を水に混合せしめ
て所定の溶存酸素量の水を得るよう構成したもので、水
車で水を掻くことにより大気中の酸素を水中に送り込ん
だりエアレーションにより水中に酸素を補給するような
旧来の方法に比べ、必要な溶存酸素量の水を効率良く得
ることができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら上述した従
来の装置によれば、酸素飽和タンク内における加圧力に
よって大気中の酸素を水に混合させるようになっている
ため、揚水パイプからの吸水量若しくは出水パイプへの
吐出量の増減による酸素飽和タンクの内圧の変化によっ
て溶存酸素量が変化し、特に吸水量若しくは吐出量を多
くした場合に酸素飽和タンク内における水と大気とが触
れている時間が短くなる結果、酸素の混合能力が低下し
て目的とする溶存酸素量の水を得ることが困難になる。
このような不具合を解決するためには送水経路を長尺に
したり混合タンク,酸素飽和タンクを大型化すること等
も考えられるが、この場合、装置全体が大規模なものと
なり装置の製造コスト,作動コスト等が高騰すると共に
設置面積の確保等の新たな問題が生じる。
【0004】本発明は上述したような従来事情に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、水に対
する酸素の混合をより確実且つ効率良く行えるようにし
て、流水経路における流水量や流水圧等の増減に左右さ
れたり、装置全体を大型化するような必要なく、より高
レベルな溶存酸素量の酸素混合水を供給することができ
る方法及び装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、請求項1では、動力ポンプの作動によりケ
ーシング内に吸い込んだ水と酸素を圧力タンクを経由せ
しめて供給口から吐出する酸素混合水の供給方法であっ
て、モータの駆動で回転する円盤に該円盤径方向へ延び
る所定高さの突条を円盤周方向へ向けて所定間隔ごとに
複数設けた攪拌用羽根車を備え、上記ケーシング内に吸
い込んだ水と酸素を前記攪拌用羽根車の回転により攪
拌,混合せしめ、その際、前記攪拌用羽根車における隣
り合わせる突条間に上記円盤中心側から酸素の泡を引き
込むと共にその泡を回転遠心力により円盤外周方向へ送
り出し、且つ前記酸素の泡を隣り合わせる突条の側壁面
と円盤の壁面とに衝突させて細かく粉砕し、粉砕された
酸素の泡と水とを十分触れ合わせ且つ該酸素の泡を水中
で十分攪拌,混合して酸素混合水を得、さらにこの酸素
混合水を圧力タンク内において水と酸素とが触れ合う時
間を再度確保して水に対する酸素の混合をより促進させ
るをもって所定の溶存酸素量の酸素混合水を得るように
したことを特徴とする。
【0006】また請求項2では、羽根車を有する動力ポ
ンプの吸水口側に吸水管と酸素送入管を接続し、且つ前
記動力ポンプの吐出口側に吐出管を接続し、該吐出管の
中途部に圧力タンクを配備した酸素混合水の供給装置で
あって、上記動力ポンプ内に装備された羽根車が、モー
タの駆動で回転する支軸に挿着固定した円盤の表裏両面
若しくは片面に、前記支軸外周との間に所定の隙間を残
して円盤径方向へ延びる所定高さの突条を、円盤周方向
へ向けて所定間隔ごとに複数備えてなり、前記羽根車の
回転によって吸水口側から水と酸素を吸い込み、且つそ
の水と酸素を攪拌,混合せしめて酸素混合水を得ると共
に吐出口から吐出し、さらにこの酸素混合水を圧力タン
ク内において水と酸素とが触れ合う時間を再度確保して
水に対する酸素の混合をより促進させるをもって所定の
溶存酸素量の酸素混合水を得るようにしたことを特徴と
する。
【0007】また請求項3では、吸引用圧力羽根車と吐
出用圧力羽根車と攪拌用羽根車を有する動力ポンプの吸
水口側に吸水管と酸素送入管を接続し、且つ前記動力ポ
ンプの吐出口側に吐出管を接続し、該吐出管の中途部に
圧力タンクを配備した酸素混合水の供給装置であって、
上記攪拌用羽根車が、モータの駆動で回転する支軸に挿
着固定した円盤の表裏両面若しくは片面に、前記支軸外
周との間に所定の隙間を残して円盤径方向へ延びる所定
高さの突条を、円盤周方向へ向けて所定間隔ごとに複数
備えてなり、吸引用圧力羽根車の回転によって吸水口側
から水と酸素を吸い込み、その水と酸素を攪拌用羽根車
の回転によって攪拌,混合せしめて酸素混合水を得ると
共に、その酸素混合水を吐出用圧力羽根車の回転によっ
て吐出口から吐出し、さらにこの酸素混合水を圧力タン
ク内において水と酸素とが触れ合う時間を再度確保して
水に対する酸素の混合をより促進させるをもって所定の
溶存酸素量の酸素混合水を得るようにしたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明の方法及び装置によれば、ポンプ内に吸
い込んだ酸素を、隣り合わせる突条の相対向する側壁面
と円盤の壁面とに衝突させて細かく粉砕し、粉砕された
酸素の泡と水とを十分触れ合わせ且つ該酸素の泡を水中
で十分攪拌,混合して所定レベルの溶存酸素量の酸素混
合水を得、さらにこの酸素混合水を圧力タンク内におい
て水と酸素とが触れ合う時間を再度確保して水に対する
酸素の混合をより促進するをもって高レベルな溶存酸素
量の酸素混合水を得る。よって、水に対する酸素の混合
をより確実且つ効率良く行えるようにして、流水経路に
おける流水量や流水圧等の増減に左右されたり、装置全
体を大型化するような必要なく、より高レベルな溶存酸
素量の酸素混合水を供給するという前述の目的を達成し
得る。
【0009】また請求項2記載の装置においては、一枚
の羽根車によって吸水口から水と酸素を吸い込み、且つ
その水と酸素を攪拌,混合せしめて酸素混合水を得、さ
らにその酸素混合水を吐出口から吐出するので、よりコ
ンパクトな装置によって所期の目的を達成することがで
きる。
【0010】また請求項3記載の装置においては、水と
酸素の吸い込み、攪拌,混合、吐出を吸引用、攪拌用、
吐出用の各々専用の羽根車で行うことから流水量(装置
通過水量)が比較的大量である場合に好適に用いられ
る。
【0011】尚、請求項2記載の装置は、流水量(装置
通過水量)が比較的少量である場合に好適に用いられ
る。
【0012】
【実施例】以下、実施例について説明する。図1におい
ては、三枚の羽根車を有する動力ポンプ1の吸水口1a側
に吸水管2と酸素送入管3を接続し、且つ前記動力ポン
プ1の吐出口1b側に吐出管4を接続し、該吐出管4にポ
ンプ1側から順に圧力タンク5と開閉弁6を配備すると
共に、上記三枚の羽根車が吸引用圧力羽根車7,吐出用
圧力羽根車8,攪拌用羽根車9である酸素供給装置を示
す。
【0013】動力ポンプ1は、ケーシング10における任
意の箇所に吸水口1aを開設して吸水管2を連結し、その
吸水口1aと相対向する箇所に吐出口1bを開設して吐出管
4を連結し、前記吸水管2aにおける吸水口1a手前箇所に
は酸素送入管3を連結すると共に、ケーシング10内部を
吸水口1a側から吐出口1b側にわたり三室に区画して吸水
口1a側から順に吸水室11,攪拌室12,吐出室13とすると
共に、前記各室11,12,13を夫々連通口14,15 で連通させ
る。また吸水室11には吸引用圧力羽根車7を、攪拌室12
には攪拌用羽根車9を、吐出室13には吐出用圧力羽根車
8を夫々配備すると共に、それら各羽根車7,8,9
を、前記各室11,12,13を横断するように回動自在に支持
される支軸16に嵌着固定し、且つ前記支軸16の一端をケ
ーシング10外に設置したモータMに連結せしめて、該モ
ータMの駆動による吸引用圧力羽根車7の回転により吸
水口1aから水と酸素が吸い込まれ、且つ攪拌用羽根車9
の回転によりその水と酸素を攪拌,混合せしめて酸素混
合水を得、さらに吐出用圧力羽根車8の回転によりその
酸素混合水が吐出口1bから吐出されるように構成する。
【0014】吸引用圧力羽根車7,吐出用圧力羽根車8
は図2に拡大して示すように、ふく流形,混流形,斜流
形等の従来周知な構造の羽根車(図面ではふく流形を示
す)で、上記支軸16を中心部に挿着固定し、該支軸16と
一体に回転するよう支持される。
【0015】攪拌用羽根車9は図2に拡大して示すよう
に、上記支軸16を中心部に挿着固定した円盤9aの表裏両
面(図面では左右両面)に、前記支軸16外周との間に所
定の隙間Sを残して円盤9a径方向へ延びる所定高さの突
条9bを、円盤9a周方向へ向けて所定間隔ごとに複数設け
てなるもので、この攪拌用羽根車9の回転により、攪拌
室12内に送り込まれた酸素を隣り合わせる突条9b,9b の
相対向する側壁面と円盤9aの表壁面若しくは裏壁面とに
衝突させて細かく粉砕し、粉砕された酸素の泡と水とを
十分触れ合わせ且つ該酸素の泡を水中で十分攪拌,混合
するをもって所定の溶存酸素量の酸素混合水が得られる
ようになる。
【0016】モータMは上記ケーシング10の外側に配設
されており、該モータMの駆動による支軸16の回転によ
って、吸引用圧力羽根車7,攪拌用羽根車9,吐出用圧
力羽根車8が所定の回転数をもって三者一体に回転する
よう構成する。
【0017】酸素送入管3は、不図示の純酸素供給源か
ら吸水管2に接続するが、その接続口2aまでの途中に手
動式または電動式の供給停止弁3a,供給量調節弁(不図
示)等を設け、酸素の供給、供給停止などを可能にする
と共に、供給量を調節可能ならしめる。
【0018】上記吐出管4は、酸素混合水を所定の設備
(例えば、孵化槽、養魚池、活魚運搬槽、その他)へ供
給するためのもので、その中途部には動力ポンプ1側か
ら順に圧力タンク5、開閉弁6が配備される。圧力タン
ク5は、上記攪拌用羽根車9の回転により得られ、且つ
吐出用圧力羽根車8で吐出された酸素混合水を圧力タン
ク5内において水と酸素とが触れ合う時間を再度確保し
て水に対する酸素の混合をより促進させるためのもので
ある。開閉弁6は、酸素混合水を前記所定の設備に供給
或いは供給停止せしめるための弁であり、開いて供給
し、閉じて供給停止する。図中2’は吸水管2の基端部
に設けた給水源である。
【0019】以上の構成によれば、吸引用圧力羽根車7
の回転により吸水口1aから水と酸素を夫々ケーシング10
内に吸い込み、その酸素を上記攪拌用羽根車9の回転に
より攪拌,混合せしめる。その際、前記攪拌用羽根車9
における隣り合わせる突条9b,9b 間に上記円盤9a中心側
の隙間Sから酸素の泡を引き込むと共にその泡を回転遠
心力により円盤9a外周方向へ送り出し、且つ前記酸素の
泡を隣り合わせる突条9b,9b の相対向する側壁面9b-1,9
b-1 と円盤9aの表壁面9a-1若しくは裏壁面9a-2とに衝突
させて細かく粉砕し、粉砕された酸素の泡と水とを十分
触れ合わせ且つ該酸素の泡を水中で十分攪拌,混合して
所定レベルの溶存酸素量の酸素混合水を得る。さらにこ
の酸素混合水を吐出用圧力羽根車8の回転により吐出管
4に送り出し、吐出管4途中に設けた圧力タンク5内に
おいて水と酸素とが触れ合う時間を再度確保して水に対
する酸素の混合をより促進するをもって、極めて高レベ
ルな溶存酸素量の酸素混合水を得ることができる。
【0020】表1においては、図1及び図2に示す本実
施例装置を用いた得られた酸素混合水と、従来技術の項
で述べた従来の装置を用いて得られた酸素混合水との夫
々の溶存酸素量(DO値)及び窒素ガス含有量の測定結
果を示す。使用した水の水温,PH値,装置通過水量,
室温等の各種条件も表中に記載する。
【0021】
【表1】
【0022】以上の結果から、従来装置を用いて得られ
た酸素混合水の溶存酸素量が9.45ppm であるのに対し、
本実施例の装置を用いて得られた酸素混合水の溶存酸素
量が27.17ppmとほぼ3倍の数値を得られ、養魚用水等と
して用いるに極めて有用であることが確認できた。また
同時に、魚介類の生存にとって好ましくない存在である
窒素ガスの量が減少することも確認できた。
【0023】上述の実施例で用いる攪拌用羽根車9にお
ける具体的な寸法関係の一例を挙げれば、円盤9aの直径
100mm のもので突条9bの長さ30mm、突条9bの厚さ3mm 、
突条9bの高さ5mm 、隣り合わせる突条9b,9b 同士の間隔
5mm 、円盤9a片面に設ける突条9bの数40枚(すなわち表
裏両面で80枚)である。尚、前記円盤9aの直径、突条9b
の長さ,厚さ,高さ、隣り合わせる突条9b,9b同士の間
隔、円盤9a片面に設ける突条9bの数等は、得ようとする
酸素混合水の溶存酸素量、流水量(装置通過水量)、モ
ータMの性能、装置を設置する現場の条件等に応じて、
適宜に設定される。
【0024】図3においては、上記した攪拌室12内に回
転自在に支持されモータMの駆動で回転する支軸16を中
心部に挿着固定した円盤9aの表裏片面(図面では左側
面)に、前記支軸16外周との間に所定の隙間Sを残して
円盤9a径方向へ延びる所定高さの突条9bを、円盤9a周方
向へ向けて所定間隔ごとに複数設けてなる攪拌用羽根車
20を示す。この攪拌用羽根車20を用いた場合も、攪拌室
12内に送り込まれた酸素を隣り合わせる突条9b,9b の相
対向する側壁面9b-1,9b-1 と円盤9aの表壁面9a-1とに衝
突させて細かく粉砕し、粉砕された酸素の泡と水とを十
分触れ合わせ且つ該酸素の泡を水中で十分攪拌,混合す
るをもって所定の溶存酸素量の酸素混合水が得られるよ
うになる。
【0025】図4においては、一枚の羽根車を有する動
力ポンプ30の吸水口30a 側に吸水管2と酸素送入管3を
接続し、且つ前記動力ポンプ30の吐出口30b 側に吐出管
4を接続し、該吐出管4にポンプ30側から順に圧力タン
ク5と開閉弁6を配備すると共に、前記一枚の羽根車が
前述した実施例における攪拌用羽根車9と同様に構成さ
れた吸引用,吐出用,攪拌用を兼用する羽根車9’であ
る酸素供給装置を示す。
【0026】この実施例の動力ポンプ30は、ケーシング
31における任意の箇所に吸水口30aを開設して吸水管2
を連結し、その吸水口30a と対向する箇所に吐出口30b
を開設して吐出管4を連結し、前記吸水管2における動
力ポンプ30手前位置には接続口2aを開設して酸素送入管
3を連結すると共に、ケーシング31内部には吸引用,吐
出用,攪拌用を兼用する羽根車9’を配備し、この羽根
車9’の回転により吸水口30a から水と酸素が吸い込ま
れ、且つその水と酸素を攪拌,混合せしめて酸素混合水
を得、さらにその酸素混合水が吐出口30b から吐出され
るように構成する。
【0027】上記羽根車9’は上述の実施例における攪
拌用羽根車9と同一の構成、すなわちケーシング31を横
断するように回転自在に支持されモータMの駆動で回転
する支軸32を中心部に挿着固定した円盤9aの表裏両面
に、前記支軸32外周との間に所定の隙間Sを残して円盤
9a径方向へ延びる所定高さの突条9bを、円盤9a周方向へ
向けて所定間隔ごとに複数設けてなるもので、この羽根
車9’の回転により、ケーシング31内に吸い込まれた酸
素を隣り合わせる突条9b,9b の相対向する側壁面9b-1,9
b-1 と円盤9aの表壁面9a-1若しくは裏壁面9a-2とに衝突
させて細かく粉砕し、粉砕された酸素の泡と水とを十分
触れ合わせ且つ該酸素の泡を水中で十分攪拌,混合する
をもって所定の溶存酸素量の酸素混合水が得られるよう
になる。モータMはケーシング31の外側に配設されてお
り、その駆動による支軸32の回転によって羽根車9’が
所定の回転数をもって回転するよう構成する。
【0028】酸素送入管3は不図示の純酸素供給源から
吸水管2に接続するが、その接続口2aまでの途中に手動
式または電動式の供給停止弁3a、供給量調節弁(不図
示)等を設け、酸素の供給、供給停止などを可能にする
と共に、供給量を調節可能ならしめる。
【0029】上記吐出管4は、酸素混合水を所定の設備
(例えば、孵化槽、養魚池、活魚運搬槽、その他)へ供
給するためのもので、その中途部には動力ポンプ30側か
ら順に圧力タンク5、開閉弁6が配備される。圧力タン
ク5は、上記羽根車9’の回転により得られた酸素混合
水を圧力タンク5内において水と酸素とが触れ合う時間
を再度確保して水に対する酸素の混合をより促進させる
ためのものである。開閉弁6は、酸素混合水を前記所定
の設備に供給或いは供給停止せしめるための弁であり、
開いて供給し、閉じて供給停止する。
【0030】以上の構成によれば、羽根車9’の回転に
より吸水口1aから水と酸素をケーシング31内に吸い込む
と共に、その酸素を前記羽根車9’の回転により攪拌,
混合せしめる。その際、羽根車9’における隣り合わせ
る突条9b,9b 間に上記円盤9a中心側の隙間Sから酸素の
泡を引き込むと共にその泡を回転遠心力により円盤9a外
周方向へ送り出し、且つ前記酸素の泡を隣り合わせる突
条9b,9b の相対向する側壁面9b-1,9b-1 と円盤9aの表壁
面9a-1若しくは裏壁面9a-2とに衝突させて細かく粉砕
し、粉砕された酸素の泡と水とを十分触れ合わせ且つ該
酸素の泡を水中で十分攪拌,混合して所定レベルの溶存
酸素量の酸素混合水を得る。さらにこの酸素混合水を羽
根車9’の回転により吐出管4に送り出し、吐出管4途
中に設けた圧力タンク5内において水と酸素とが触れ合
う時間を再度確保して水に対する酸素の混合をより促進
するをもって、極めて高レベルな溶存酸素量の酸素混合
水を得ることができる。
【0031】尚、この実施例の装置は上述の如く一枚の
羽根車9’によって吸引(吸水),攪拌,吐出を行う関
係上、例えば活魚槽その他の給水量が少量である場合に
用いるに好適であるが、溶存酸素量のレベルにおいては
上記実施例と同等の効果を得られる。
【0032】図5においては図1に示す装置における動
力ポンプの変形例を示す。すなわちこの実施例における
動力ポンプ1’は、ケーシング40内部を吸水口1a側から
吐出口1b側にわたり三室に区画して吸水口1a側から順に
吸水室41,攪拌室42,吐出室43とすると共に、前記各室
41,42,43を区画する隔壁には夫々連通口44,45 を開設
し、吸水室41には吸引用圧力羽根車7を、攪拌室42には
攪拌用羽根車9を、吐出室43には吐出用圧力羽根車8を
夫々配備し、吸引用圧力羽根車7の回転により吸水口1a
から水と酸素が吸い込まれ、且つ攪拌用羽根車9の回転
によりその水と酸素を攪拌,混合して酸素混合水を得、
さらに吐出用圧力羽根車8の回転によりその酸素混合水
が吐出口1bから吐出されるよう構成する。
【0033】吸引用圧力羽根車7,吐出用圧力羽根車
8,攪拌用羽根車9は夫々前述した構成と同一のもので
あるが、図5示の如く、吸水室41,攪拌室42,吐出室43
内に回転自在に縦設されモータMの駆動で回転する支軸
46,47,48を中心部に挿着固定し、該支軸46,47,48と一体
に回転するよう支持される。
【0034】モータMはケーシング40の外側に配設され
ており、その駆動による支軸46,47,48の回転により吸引
用圧力羽根車7,攪拌用羽根車9,吐出用圧力羽根車8
が所定の回転数lをもって三者一体に回転するよう構成
する。
【0035】以上の構成によれば図1に示す実施例と同
様の作用効果、すなわち吸引用圧力羽根車7の回転によ
り水と酸素をケーシング40内に吸い込み、その酸素を攪
拌用羽根車9の回転により攪拌,混合せしめ、その際、
酸素の泡を隣り合わせる突条9c,9c の相対向する側壁面
と円盤9bの表壁面若しくは裏壁面とに衝突させて細かく
粉砕し、粉砕された酸素の泡と水とを十分触れ合わせ且
つ該酸素の泡を水中で十分攪拌,混合して所定レベルの
溶存酸素量の酸素混合水を得る。さらにこの酸素混合水
を吐出用圧力羽根車8の回転により吐出管4に送り出
し、吐出管4途中に設けた混合槽5内において水と酸素
とが触れ合う時間を再度確保して水に対する酸素の混合
をより促進するをもって、極めて高レベルな溶存酸素量
の酸素混合水を得ることができる。
【0036】またこの実施例においては、吸引用圧力羽
根車7と吐出用圧力羽根車8の駆動用モータと、攪拌用
羽根車9の駆動用モータとを個別に装備し、吸引用圧力
羽根車7と吐出用圧力羽根車8の回転と、攪拌用羽根車
9の回転とを各別に制御可能に構成すれば、吸水量(吐
出量)と溶存酸素量とを夫々独立して任意に増減調節す
ることができる。
【0037】図6においては図4に示す装置における動
力ポンプの変形例を示す。すなわちこの実施例における
動力ポンプ30’は、モータMの駆動で回転する支軸51を
ケーシング50内に回転自在に縦設し、その支軸51の中心
部に前述の羽根車9’を挿着固定したものである。
【0038】而してこの実施例においても図4に示す装
置と同様の作用効果、すなわち羽根車9’の回転により
ケーシング50内に水と酸素を吸い込み、且つその酸素の
泡を隣り合わせる突条9c,9c の相対向する側壁面と円盤
9bの表壁面若しくは裏壁面とに衝突させて細かく粉砕
し、粉砕された酸素の泡と水とを十分触れ合わせ且つ該
酸素の泡を水中で十分攪拌,混合して所定レベルの溶存
酸素量の酸素混合水を得、さらにこの酸素混合水を吐出
管4に送り出し、吐出管4途中に設けた混合槽5内にお
いて水と酸素とが触れ合う時間を再度確保して水に対す
る酸素の混合をより促進するをもって、極めて高レベル
な溶存酸素量の酸素混合水を得ることができる。
【0039】尚、図1及び図5に示す装置においては流
水量が大きいことから、円盤9aの表裏両面に突条9bを設
けた攪拌用羽根車9を用いることが好ましく、他方、図
4及び図6に示す装置においては流水量が小さいことか
ら、表裏両面に突条9bを備えた羽根車9’と、表裏片面
に突条9bを備えた羽根車20のどちらを用いてもほぼ同じ
効果が得られることが確認できた。
【0040】また、上記図1〜図6に示す各実施例装置
の説明をもって請求項1に係る本発明方法の実施例の説
明とするが、当該方法に係る実施例は上述の実施例に限
定されず、例えば図1又は図5に示す実施例において攪
拌用羽根車の位置を吸引用圧力羽根車の手前又は吐出用
圧力羽根車の後に配備したり、若しくは図1,図4,図
5,図6に示す各実施例において夫々の羽根車を複数設
ける等の変更は任意であり、それらは使用する設備にお
いて求められる給水量、溶存酸素量に応じて適宜に選択
される。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る酸素混合水の供給方法及び
装置は以上説明した如く、ケーシング内に吸い込んだ酸
素を、攪拌用羽根車における隣り合わせる突条の相対向
する側壁面と円盤の壁面とに衝突させて細かく粉砕し、
粉砕された酸素の泡と水とを十分触れ合わせ且つ該酸素
の泡を水中で十分攪拌,混合するをもって所定の溶存酸
素量の水を得るようにしたので、酸素飽和タンク内にお
ける加圧力によって大気中の酸素を水に混合させる手段
に比べて水に対する酸素の混合がより確実且つより効率
良くなされるようになり、流水経路における流水量や流
水圧等の増減に左右されたり装置全体を大型化するよう
な必要なく、より高レベルな溶存酸素量の酸素混合水を
得ることができる。
【0042】また請求項2に記載される装置によれば、
一枚の羽根車により吸引用,攪拌用,吐出用の夫々の作
用を得て所定の溶存酸素量の酸素混合水を得るので、よ
りコンパクトな装置によって前述の効果を達成すること
ができる。
【0043】また請求項3に記載される装置によれば、
吸引用,攪拌用,吐出用の夫々の羽根車を個別に備えて
いるので、例えば養魚場その他の大量の酸素混合水を必
要とする設備に用いるの好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す縦断正面図。
【図2】 図1中に示す吸引用圧力羽根車,吐出用圧力
羽根車,攪拌用羽根車の拡大斜視図。
【図3】 攪拌用羽根車の他例を示す斜視図。
【図4】 本発明の他の実施例を示す縦断正面図。
【図5】 本発明の他の実施例を示す縦断正面図。
【図6】 本発明の他の実施例を示す縦断正面図。
【符号の説明】
1,1’,30,30’:動力ポンプ 2:吸水管 3:酸素送入管 4:吐出管 5:圧力タンク 7:吸引用圧力
羽根車 8:吐出用圧力羽根車 9,20:攪拌用
羽根車 9a:支軸 9b:円盤 9c:突条 S:隙間 M:モータ 9’:吸引,攪拌,吐出兼用の羽根車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力ポンプの作動によりケーシング内に
    吸い込んだ水と酸素を圧力タンクを経由せしめて供給口
    から吐出する酸素混合水の供給方法であって、モータの
    駆動で回転する円盤に該円盤径方向へ延びる所定高さの
    突条を円盤周方向へ向けて所定間隔ごとに複数設けた攪
    拌用羽根車を備え、上記ケーシング内に吸い込んだ水と
    酸素を前記攪拌用羽根車の回転により攪拌,混合せし
    め、その際、前記攪拌用羽根車における隣り合わせる突
    条間に上記円盤中心側から酸素の泡を引き込むと共にそ
    の泡を回転遠心力により円盤外周方向へ送り出し、且つ
    前記酸素の泡を隣り合わせる突条の側壁面と円盤の壁面
    とに衝突させて細かく粉砕し、粉砕された酸素の泡と水
    とを十分触れ合わせ且つ該酸素の泡を水中で十分攪拌,
    混合して酸素混合水を得、さらにこの酸素混合水を圧力
    タンク内において水と酸素とが触れ合う時間を再度確保
    して水に対する酸素の混合をより促進させるをもって所
    定の溶存酸素量の酸素混合水を得るようにしたことを特
    徴とする酸素混合水の供給方法。
  2. 【請求項2】 羽根車を有する動力ポンプの吸水口側に
    吸水管と酸素送入管を接続し、且つ前記動力ポンプの吐
    出口側に吐出管を接続し、該吐出管の中途部に圧力タン
    クを配備した酸素混合水の供給装置であって、上記動力
    ポンプ内に装備された羽根車が、モータの駆動で回転す
    る支軸に挿着固定した円盤の表裏両面若しくは片面に、
    前記支軸外周との間に所定の隙間を残して円盤径方向へ
    延びる所定高さの突条を、円盤周方向へ向けて所定間隔
    ごとに複数備えてなり、前記羽根車の回転によって吸水
    口側から水と酸素を吸い込み、且つその水と酸素を攪
    拌,混合せしめて酸素混合水を得ると共に吐出口から吐
    出し、さらにこの酸素混合水を圧力タンク内において水
    と酸素とが触れ合う時間を再度確保して水に対する酸素
    の混合をより促進させるをもって所定の溶存酸素量の酸
    素混合水を得るようにしたことを特徴とする酸素混合水
    の供給装置。
  3. 【請求項3】 吸引用圧力羽根車と吐出用圧力羽根車と
    攪拌用羽根車を有する動力ポンプの吸水口側に吸水管と
    酸素送入管を接続し、且つ前記動力ポンプの吐出口側に
    吐出管を接続し、該吐出管の中途部に圧力タンクを配備
    した酸素混合水の供給装置であって、上記攪拌用羽根車
    が、モータの駆動で回転する支軸に挿着固定した円盤の
    表裏両面若しくは片面に、前記支軸外周との間に所定の
    隙間を残して円盤径方向へ延びる所定高さの突条を、円
    盤周方向へ向けて所定間隔ごとに複数備えてなり、吸引
    用圧力羽根車の回転によって吸水口側から水と酸素を吸
    い込み、その水と酸素を攪拌用羽根車の回転によって攪
    拌,混合せしめて酸素混合水を得ると共に、その酸素混
    合水を吐出用圧力羽根車の回転によって吐出口から吐出
    し、さらにこの酸素混合水を圧力タンク内において水と
    酸素とが触れ合う時間を再度確保して水に対する酸素の
    混合をより促進させるをもって所定の溶存酸素量の酸素
    混合水を得るようにしたことを特徴とする酸素混合水の
    供給装置。
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