JPH07325768A - 障害報告システム - Google Patents

障害報告システム

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JPH07325768A
JPH07325768A JP6140790A JP14079094A JPH07325768A JP H07325768 A JPH07325768 A JP H07325768A JP 6140790 A JP6140790 A JP 6140790A JP 14079094 A JP14079094 A JP 14079094A JP H07325768 A JPH07325768 A JP H07325768A
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JP
Japan
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bus
response
log
abnormal
access destination
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JP6140790A
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English (en)
Inventor
Toshio Hikima
寿夫 引間
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 バスAとバスBとはインタフェース装置であ
る装置Bで接続される。装置Bは、バスBにアクセス
中、バスBから異常終了の応答があった場合に、アクセ
ス先の異常応答発生をログし、バスAには応答を返さな
いアクセス先異常発生ログ部21と、バスBにアクセス
中で、かつ、バスAの使用が終了した場合にのみ、バス
Bの異常終了をログするバス異常発生ログ部22とを有
している。バスAに接続されている装置Aには、バスA
の応答を監視し、タイムアウトが発生した場合は、バス
Aの使用を中止させるバス使用終了制御部11と、アク
セス先異常発生ログ部21およびバス異常発生ログ部2
2のログ結果に基づき、障害の切り分けを行う障害判定
部12を備えている。 【効果】 障害報告のための信号線等のハードウェア量
を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のバスを有する情
報処理装置において、障害報告を行う障害報告システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置において、複数のバスを備
え、かつ、複数のバスのうち、一方のバスを介してアク
セス要求を受け、他方のバスにこのアクセス要求を送出
するインタフェース装置を備えたものがある。このよう
な情報処理装置におけるインタフェース装置は、一方の
バスと他方のバスとを接続すると共に、アクセス先の異
常終了や他方のバスのタイムアウト等を検出し、一方の
バスを介して接続されている上位装置に障害報告を行う
障害報告システムとしての機能を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の障害報告システムでは、インタフェース装置がアク
セス先のタイムアウト等を監視し、かつ上位装置に障害
報告を行うよう構成されているため、情報処理装置とし
てのハードウェア量が多く、このため、ハードウェア量
を削減することのできる障害報告システムの実現が強く
望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の障害報告システ
ムは、前述の課題を解決するために、一方のバスと他方
のバス間に接続され、これらバス間のアクセス制御を行
うインタフェース装置を備えた障害報告システムにおい
て、一方のバスには、このバスを監視し、応答のタイム
アウトとなった場合に、一方のバスの使用を終了させる
バス使用終了制御部を接続する。また、インタフェース
装置は、他方のバスにアクセス中、そのバスから異常終
了の応答があった場合、アクセス先の異常応答発生をロ
グし、一方のバスには応答を返さないアクセス先異常発
生ログ部と、他方のバスにアクセス中で、かつ、一方の
バスの使用が終了した場合のみ、他方のバスの異常終了
をログするバス異常発生ログ部とを設ける。更に、イン
タフェース装置には、アクセス先異常発生ログ部の異常
終了の応答があったか否かのログ結果を出力すると共
に、バス異常発生ログ部の異常終了があったか否かのロ
グ結果を出力するログ結果出力部を備えたことを特徴と
するものである。
【0005】
【作用】本発明の障害報告システムにおいては、インタ
フェース装置が他方のバスにアクセス中、このバスから
異常終了の応答があった場合、アクセス先異常発生ログ
部は、その異常終了をログするだけで、一方のバスへは
異常終了等の応答は送出しない。また、他方のバスにア
クセス中、一方のバスの使用が終了した場合は、バス異
常発生ログ部が、他方のバスの異常終了としてログを行
う。一方、バス使用終了制御部は、一方のバスの監視を
行い、予め設定された時間応答がなかった場合は一方の
バスの使用を中止させる。ログ結果出力部は、アクセス
先異常発生ログ部のログ結果と、バス異常発生ログ部の
ログ結果とを出力する。従って、ログ結果出力部の出力
するログ結果で、障害の切り分けを行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の障害報告システムの実施例を
示すブロック図であるが、これに先立ち、基本的な情報
処理装置の障害報告システムの説明を行う。
【0007】図2は、基本的な構成の情報処理装置にお
ける要部ブロック図である。図示の情報処理装置は、複
数のバスを備えたものであり、バスAには装置Aが接続
され、また、バスBには装置Cが接続されている。そし
て、これらのバスAとバスBとは装置Bを介して接続さ
れている。これらの構成において、装置Aは例えば情報
処理装置における中央処理装置(CPU)であり、装置
Cは例えばI/Oである。また、バス構成としては、例
えば、バスAは高速バス、バスBは低速バスといったよ
うに構成され、これらのバスA、Bを装置Bがインタフ
ェースとして接続するようになっている。
【0008】このような構成の情報処理装置において、
今、装置Aから装置Bを経由して装置Cにアクセスする
と仮定する。この時の異常な状態としては、以下の3通
りが考えられる。 アクセス先(装置C)検出の異常終了。例えば、この
場合はI/Oにおいて何らかの異常を検出した場合であ
る。 バスBのタイムアウト(応答が規定時間内に返ってこ
ない)による異常終了。即ち、上記装置Bにて検出する
異常である。この例としては、バスBの断線等が考えら
れる。 バスAのタイムアウトによる異常終了。即ち、上記装
置Aにて検出する異常である。この例としては、バスA
の断線あるいは装置Bの障害等が考えられる。
【0009】そして、これらの異常と正常とを区別して
装置Aに終了報告するための信号線として次のようなも
のが必要である。図3は、情報処理装置における信号線
の説明図である。図において、バスA内には、TEA
(Transfer End A:トランスファー エンド A)、
ESA0(Error Status A0:エラー ステイタス
A0)、ESA1(Error Status A1:エラー ステ
イタス A1)が含まれ、バスB内には、TEB(Tran
sfer End B:トランスファー エンド B)、ESB
(Error Status B:エラー ステイタス B)が含ま
れている。
【0010】また、これらの信号線の意味は以下のよう
になっている。図4はこれら信号線の説明図である。即
ち、バスAの場合、アクセス中であればTEA=0であ
り、これ以外ではTEA=1である。また、ESA0=
1の場合はバスBのタイムアウトによる異常終了を示
し、ESA1=1の場合はアクセス先(上記の場合は装
置C)検出の異常終了を示している。また、バスBの場
合は、同様に、アクセス中はTEB=0、終了時はTE
B=1であり、ESB=1でアクセス先検出の異常終了
を示している。尚、図中、アクセス中の「×」は、正常
/異常が不定状態であることを示している。
【0011】次に、上記情報処理装置における装置A、
装置Bの動作について説明する。図5は装置Aの動作フ
ローチャートである。先ず、装置Aは、タイムアウトカ
ウンタをリセットし(ステップS1)、バスAへのアク
セスを送信し、バスAの使用を開始する(ステップS
2)。そして、バスAからの応答待ち、即ち、TEA=
1であるか否かの判定を行い(ステップS3)、応答が
なかった場合は、タイムアウトカウンタのカウンタ値を
インクリメントして(ステップS4)、タイムアウトカ
ウンタ≧予め決められた設定値となるか否かを判定し
(ステップS5)、タイムアウトカウンタ≧設定値とな
るまで、ステップS3〜ステップS5の動作を繰り返
す。
【0012】上記ステップS5において、タイムアウト
カウンタの値が設定値に達した場合は、バスAのタイム
アウトであるとして、バスAの使用を終了する(ステッ
プS6)。即ち、この場合は、バスAタイムアウト異常
終了である。
【0013】また、上記ステップS3において、バスA
からの応答があった場合は、バスAの使用を終了し(ス
テップS7)、応答は「正常終了」か否か、即ち、ES
A0・ESA1=0かを判定する(ステップS8)。こ
のステップS8において、応答が「正常終了」、即ち、
ESA0=0およびESA1=0であった場合は正常終
了となる。
【0014】一方、上記ステップS8において、応答が
「正常終了」でなかった場合は、アクセス先の異常終了
か否か、即ち、ESA1=1であるかを判定し(ステッ
プS9)、そうであった場合は、アクセス先検出の異常
終了であるとし、そうでなかった場合は、バスBのタイ
ムアウトによる異常終了と判断する。
【0015】また、装置Bは次のような動作を行う。図
6に装置Bの動作フローチャートを示す。先ず、図6
(a)において、装置Bは、バスAからのアクセスを受
信すると、タイムアウトカウンタをリセットし(ステッ
プS1)、バスBへのアクセスを送信し、バスBの使用
を開始する(ステップS2)。そして、タイムアウトカ
ウンタのカウンタ値が設定値になるまでバスBからの応
答待ち、即ち、TEB=1であるか否かの判定を行い
(ステップS3〜ステップS5)、タイムアウトとなっ
た場合は、「バスBタイムアウト異常終了」をバスAに
送出して(ステップS6)、バスBの使用を終了する
(ステップS7)。
【0016】また、ステップS3において、タイムアウ
トとなるまでにバスBからの応答があった場合は、バス
Bの使用を終了して(ステップS8)、その応答は「正
常終了」であるか否かを判定する(ステップS9)。こ
のステップS9において、正常終了であった場合は、
「バスB正常終了」をバスAに送出し(ステップS1
0)、一方、正常終了でなかった場合は、「バスBアク
セス先異常終了」をバスAに送出する(ステップS1
1)。
【0017】このように、上記バスA、バスBの使用開
始は、アクセス送信時である。一方、使用終了は、応答
受信時(正常、異常双方共に)およびタイムアウト検出
時である。しかしながら、上述したのバスAのタイム
アウトによる異常終了の場合は、バスAの使用を終了す
ると共に、バスBの使用も終了しなければならない。こ
の理由は、状態発生時、装置Bの処理中に何らかの誤
りが発生した可能性が高く、従って、図6(a)に示し
たステップS7の「バスBの使用終了」が正しく行われ
ていないことが予想される。このため、装置Bには、図
6(b)に示すように、バスAの使用中止を受信した場
合はバスBの使用を終了する機能も必要となる。
【0018】従って、上記のような方法では、以下のよ
うな資源が必要となる。 (1) バスBに関して、正常応答か異常応答(上述した状
態)かを切り分けるための信号(=ESB、1本)。 (2) バスAに関して、正常応答か、バスBのタイムアウ
トによる異常応答(状態)か、アクセス先検出の異常
応答(状態)かを切り分ける信号(=ESA0、ES
A1、計2本)。 (3) 装置Bに関して、無応答と判断する時間(タイムア
ウト時間)を算出するためのカウンタ(タイムアウトカ
ウンタ)。例えば、この場合、カウント周期を50n
s、タイムアウト時間を1msとした場合は、15ビッ
トが必要となり、無視できないハードウェア量となる。 (4) 装置Aに関して、無応答と判断する時間(タイムア
ウト時間)を算出するためのカウンタ(通常は上記(3)
の装置Bの場合のビット数と同様のハードウェア量が必
要となる)。
【0019】尚、通常、装置Aは先ず正常終了か異常終
了かを切り分ければよく、異常終了になった時に、その
詳細原因を調べればよい。そのため、装置Aには異常原
因をログ(記録)しない。
【0020】次に、上記(1) 〜(4) の資源のうち、(2)
および(3) の資源を不要とする情報処理装置における障
害報告システムを実施例として説明する。 《実施例》図1において、装置Aは、例えば情報処理装
置における中央処理装置(CPU)であり、装置Bはバ
スA(一方のバス)とバスB(他方のバス)とを接続す
るためのインタフェース装置、装置CはI/Oである。
また、バスAおよびバスBは高速バスおよび低速バスと
いったように構成されている。
【0021】装置Aには、図示省略したタイムアウトカ
ウンタ等の構成と共に、バス使用終了制御部11と障害
判定部12とが設けられている。また、装置Bには、ア
クセス先異常発生ログ部21とバス異常発生ログ部22
が設けられている。装置Aのバス使用終了制御部11
は、バスAを監視し、予め設定された時間の応答がなか
った場合に、バスAの使用を終了させる機能を備えてい
る。また、障害判定部12は、アクセス先異常発生ログ
部21とバス異常発生ログ部22のログ結果により異常
終了原因を判定する機能を有している。即ち、ログ結果
で、アクセス先異常終了のログであった場合は、アクセ
ス先異常終了であると判定し、一方、アクセス先異常終
了のログがなかった場合は、バスBのタイムアウトがロ
グされているかを判定し、ログされていない場合は、異
常終了原因がバスAのタイムアウトであると判定し、ロ
グされている場合は、バスBのタイムアウトが異常終了
原因であると判定するものである。
【0022】そして、装置Bのアクセス先異常発生ログ
部21は、バスBにアクセス中、バスBから異常終了の
応答があった場合、アクセス先の異常応答発生をログ
し、バスAには無応答とする機能を有し、バス異常発生
ログ部22は、バスBにアクセス中で、かつ、バスAの
使用が終了した場合のみ、バスBの異常終了としのタイ
ムアウトをログする機能を有している。
【0023】即ち、本実施例では、バスA、B間を接続
するインタフェース装置としての装置Bに、以下の処理
[1]〜[3]を行う機能を付加したことを特徴とする
ものである。 [1]自分(装置B)がマスタとなるバス(=バスB)
にアクセス中、自分がスレーブとなるバス(=バスA)
の使用が終了したら、バスBの異常発生としてタイムア
ウト発生をログする。 [2]自分がマスタとなるバスにアクセス中で、かつ、
バスBから「アクセス先検出の異常終了(TEB=1、
ESB=1)」の応答があった場合、アクセス先検出の
異常応答発生をログし、更に、バスAへの応答は行わな
い。 [3]自分がマスタとなるバスのタイムアウトの監視は
行わない。
【0024】そして、上記[1]、[2]のログのため
のビット(合計2ビット)を装置Bが備えたもので、こ
れによって、図3に示した例に対して、ESA0、ES
A1が不要となり、かつ、装置Bでのタイムアウトカウ
ンタおよびその更新機能と設定値との比較機能が不要と
なる。
【0025】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図7は、装置Aの動作フローチャートである。先
ず、装置Aは、タイムアウトカウンタをリセットし(ス
テップS1)、バスAへのアクセスを送信してバスAの
使用を開始する(ステップS2)。そして、バスAから
の応答待ちのタイムアウト監視を行い(ステップS3〜
ステップS5)このように、タイムアウトが発生した場
合は、バス使用終了制御部11が、バスAの使用を終了
させる(ステップS6)。また、この場合は異常終了と
なる。一方、ステップS3において、バスAから応答が
あった場合は、バスAの使用を終了させる(ステップS
7)。即ち、この場合は正常終了となる。
【0026】図8および図9は、装置Bの動作フローチ
ャートである。先ず、図8において、装置Bは、バスA
からのアクセスを受信すると、バスBへアクセスを送信
してバスBの使用を開始する(ステップS1)。次に、
バスBからの応答待ちを行い(ステップS2)、応答が
ない場合はバスAの使用が終了したかを判定し(ステッ
プS3)、バスAの使用が終了しない場合はステップS
2に戻る。そして、ステップS3において、バスAの使
用が終了した場合、バス異常発生ログ部22は、「バス
Bタイムアウト」をログする(ステップS4)。
【0027】一方、ステップS2において、バスBから
の応答が有った場合は、バスBの使用を終了し(ステッ
プS5)、その応答は正常終了であったか否かを判定す
る(ステップS6)。応答が「正常終了」であった場合
は、「正常終了」をバスAに送出し(ステップS7)、
「正常終了」でなかった場合、アクセス先異常発生ログ
部21は、「アクセス先異常終了」をログする(ステッ
プS8)。
【0028】また、装置Bはバス使用終了制御部11に
よるバスAの使用終了を受信した場合、図9に示すよう
に、バスBにアクセス中か否かで「バスBのタイムアウ
ト」のログする/しないを切替える。即ち、装置Bは、
バスAの使用終了を受信した場合、バスBにアクセス中
か否かを判定し(ステップS1)、バスBにアクセス中
であった場合は、バス異常発生ログ部22が、「バスB
タイムアウト」をログし(ステップS2)、一方、バス
Bにアクセス中でなかった場合は、ログすることなく、
そのまま終了する。
【0029】次に、本実施例の状態別の説明を行う。こ
こでは、本実施例における、(a)正常終了、(b)ア
クセス先検出の異常終了、(c)バスBのタイムアウト
による異常終了、(d)バスAのタイムアウトによる異
常終了の4通りの動作について説明する。
【0030】(a)正常終了時 装置Cは、TEB=1、ESB=0を装置Bに報告す
る。装置Bは「バスから応答有り」「正常終了」のた
め、ログせずに、TEA=1として装置Aに報告する。
即ち、これは図8におけるステップS1−S2−S5−
S6−S7の流れである。装置Aは「バスからの応答有
り」のため、正常終了を認識する(図7におけるステッ
プS1−S2−S3−S7の流れに相当する)。
【0031】(b)アクセス先検出の異常終了 装置Cは、TEB=1、ESB=1を装置Bに報告す
る。装置Bは「バスからの応答有り」「応答は正常終了
でない」ため、「アクセス先異常終了」をログし、装置
A(バスA)には応答しない。装置Aは、バスAからの
応答を待つが、応答がないため、「タイムアウトカウン
タ≧設定値」が成立し、バス使用終了制御部11はバス
Aの使用終了を行い、異常終了を認識する。即ち、この
場合は、図8におけるステップS1−S2−S5−S6
−S8の流れである。
【0032】(c)バスBのタイムアウトによる異常終
了 装置Bは、バスBからの応答を待つが、応答がないた
め、「バスAの使用が終了」する迄待ち続ける。装置A
は、バスAからの応答を待つが、応答がないため、「タ
イムアウトカウンタ≧設定値」が成立し、バスAの使用
終了を行い、異常終了を認識する。そして、装置Bは、
「バスAの使用が終了」したため、「バスBタイムアウ
ト」をログする。即ち、この場合は、装置Bは図8にお
けるステップS1〜S4の流れであると共に、図9にお
けるステップS1−S2の流れである。
【0033】(d)バスAのタイムアウトによる異常 装置Cは装置Bに正常終了(TEB=1、ESB=0)
を報告する。装置Bは「バスBからの応答有り」「正常
終了」を受信し、バスAに「正常終了」(TEA=1)
を送出する。しかし、バスAの断線等により、装置Aは
このTEA=1を受信できない。このため、装置Aにて
「タイムアウトカウンタ≧設定値」となり、バスAの使
用終了を行い、異常終了を認識する。装置Bは、バスA
の使用終了を受信すると、この場合は「バスBにアクセ
ス中」でないため、図9におけるステップS2の「バス
Bタイムアウト」のログは行わず、そのまま終了する。
尚、この場合、図示は省略しているが、バスAの使用終
了等の制御信号は、TEA等の終了信号を送るデータ線
とは異なる制御線によって通知が行われるものである。
【0034】そして、装置Aの障害判定部12は、この
ようなアクセス先異常発生ログ部21およびバス異常発
生ログ部22のログ結果に基づき、障害の切り分けを行
う。図10は、このような障害判定を説明するためのフ
ローチャートである。先ず、障害判定部12は、装置B
の「アクセス先異常終了」のログがあるか否かを判定す
る(ステップS1)。即ち、アクセス先異常発生ログ部
21のログ結果が「異常終了」であるかを調べる。この
ステップS1において、「異常終了」であった場合、そ
の異常終了原因は「アクセス先異常終了」であると判断
する。
【0035】一方、上記ステップS1において、「アク
セス先異常終了」のログがなかった場合は、次に、装置
Bの「バスBタイムアウト」のログがあるか否か、即
ち、バス異常発生ログ部22のログ結果が「バスBタイ
ムアウト」であるかを判定する(ステップS2)。この
ステップS2において、「バスBタイムアウト」であっ
た場合は、異常終了原因は「バスBタイムアウト」であ
り、そうでなかった場合の異常終了原因は「バスAタイ
ムアウト」と判定する。即ち、装置Bのアクセス先異常
発生ログ部21およびバス異常発生ログ部22による2
ビットのログ結果に基づいて、障害の切り分けを行うこ
とができる。
【0036】尚、上記実施例1では、装置A内に障害の
切り分けを行うための障害判定部12を設けているが、
これ以外にも、装置Aとは異なる装置、更には、アクセ
ス先異常発生ログ部21およびバス異常発生ログ部22
のログ結果を、図示しないディスプレイへの表示やラン
プ点灯表示等によって、情報処理装置の操作者等が判断
するよう構成してもよく、このような場合の構成を実施
例2として次に説明する。
【0037】《実施例2》図11は、実施例2の構成を
示すブロック図である。図において、装置Bは上記実施
例1と同様に、アクセス先異常発生ログ部21およびバ
ス異常発生ログ部22を備えていると共に、ログ結果出
力部23を備えている。このログ結果出力部23は、ア
クセス先異常発生ログ部21のログ結果と、バス異常発
生ログ部22のログ結果を、ディスプレイへの表示制御
信号として出力したり、ランプ点灯信号として出力する
ものである。そして、例えば、情報処理装置の操作者
は、ログ結果出力部23によって出力されたログ結果に
基づき、上述した図10の切り分けと同様の判断方法に
よって、その障害原因を判断する。
【0038】更に、上記各実施例では、バス異常発生ロ
グ部22が「バスBにアクセス中」の場合にのみログす
るよう構成したが、これとは逆に「バスBにアクセス中
でない」場合にのみログするよう構成してもよい。
【0039】図12は、このような場合の動作フローチ
ャートであり、図12(a)はバス異常発生ログ部22
の動作フローチャート、図12(b)は、障害の切り分
け方のフローチャートである。即ち、(a)に示すよう
に、装置Bのバス異常発生ログ部22は、バスAの使用
中止を受信した場合、バスBにアクセス中かを判定し
(ステップS1)、アクセス中でなかった場合は、「バ
スBタイムアウトでない」をログする(ステップS
2)。
【0040】また、このような構成の場合、障害の切り
分けは、(b)に示すように、先ず装置Bの「アクセス
先異常終了」のログ有りかを判定し(ステップS1)、
「アクセス先異常終了」のログなしであった場合は、装
置Bの「バスBタイムアウトでない」のログがあるか否
かを判定する(ステップS2)。そして、このステップ
S2において、「バスBタイムアウトでない」のログが
あった場合は、異常終了原因を「バスAタイムアウト」
と判断し、「バスBタイムアウトでない」のログがなか
った場合は、「バスBタイムアウト」と判断する。
【0041】このような、ログ条件を逆にすることによ
っても、上記各実施例と同様の効果を奏することができ
る。
【0042】尚、上記各実施例では、例えば、バスAを
高速バス、バスBを低速バスとし、このようなバスを、
インタフェース装置である装置Bが接続する例を示した
が、このような構成に限定されるものではなく、一方の
バスと他方のバス間に接続され、これらバス間のアクセ
ス制御を行うインタフェース装置を備えた構成であれ
ば、上記各実施例と同様に適用可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の障害報告
システムによれば、他方のバスにアクセス中、異常終了
応答があった場合、その異常終了応答のログを行うだけ
で、一方のバスへの異常終了応答は送出せず、かつ、他
方のバスにアクセス中で、一方のバスの使用が終了した
場合のみ、他方のバスの異常終了をログし、これらログ
結果によって、障害の切り分けを行うようにしたので、
例えば、信号線の本数を減らすことができる等、情報処
理装置における障害報告システムのためのハードウェア
量を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の障害報告システムの実施例1を示すブ
ロック図である。
【図2】基本的な構成の情報処理装置における要部ブロ
ック図である。
【図3】基本的な構成の情報処理装置における信号線の
説明図である。
【図4】信号線の意味の説明図である。
【図5】基本的な構成の情報処理装置における装置Aの
動作フローチャートである。
【図6】基本的な構成の情報処理装置における装置Bの
動作フローチャートである。
【図7】本発明の障害報告システムにおける装置Aの動
作フローチャートである。
【図8】本発明の障害報告システムにおける装置Bの動
作フローチャート(その1)である。
【図9】本発明の障害報告システムにおける装置Bの動
作フローチャート(その2)である。
【図10】本発明の障害報告システムにおける障害判定
を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の障害報告システムにおける実施例2
の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の障害報告システムにおける「バスB
にアクセス中でない」時にログする場合を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
11 バス使用終了制御部 12 障害判定部 21 アクセス先異常発生ログ部 22 バス異常発生ログ部 23 ログ結果出力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のバスと他方のバス間に接続され、
    これらバス間のアクセス制御を行うインタフェース装置
    を備えた情報処理装置における障害報告システムにおい
    て、 前記一方のバスには、当該一方のバスを監視し、予め設
    定された時間内に応答がなかった場合は、前記一方のバ
    スの使用を終了させるバス使用終了制御部を接続し、 前記インタフェース装置は、 前記他方のバスにアクセス中、当該他方のバスから異常
    終了の応答があった場合、アクセス先の異常応答発生を
    ログし、前記一方のバスには無応答とするアクセス先異
    常発生ログ部と、 前記他方のバスにアクセス中で、かつ、一方のバスの使
    用が終了した場合のみ、前記他方のバスのタイムアウト
    をログするバス異常発生ログ部と、 前記アクセス先異常発生ログ部の異常終了の応答があっ
    たか否かのログ結果を出力すると共に、前記バス異常発
    生ログ部のタイムアウトがあったか否かのログ結果を出
    力するログ結果出力部とを備えたことを特徴とする障害
    報告システム。
  2. 【請求項2】 一方のバスと他方のバス間に接続され、
    これらバス間のアクセス制御を行うインタフェース装置
    を備えた情報処理装置における障害報告システムにおい
    て、 前記インタフェース装置は、 前記他方のバスにアクセス中、当該他方のバスから異常
    終了の応答があった場合、アクセス先の異常応答発生を
    ログし、前記一方のバスには無応答とするアクセス先異
    常発生ログ部と、 前記他方のバスにアクセス中で、かつ、一方のバスの使
    用が終了した場合のみ、前記他方のバスのタイムアウト
    をログするバス異常発生ログ部とを備え、 前記一方のバスには、 当該一方のバスを監視し、予め設定された時間内に応答
    がなかった場合は、前記一方のバスの使用を終了させる
    バス使用終了制御部と、 上記ログにより、異常終了原因を、他方のバスからアク
    セス先異常終了のログであった場合は、アクセス先異常
    終了であると判定し、アクセス先異常終了のログがなか
    った場合は、他方のバスのタイムアウトがログされてい
    るかを判定し、ログされていない場合は、異常終了原因
    が一方のバスのタイムアウトであると判定し、ログされ
    ている場合は、他方のバスのタイムアウトであると判定
    する障害判定部とを接続したことを特徴とする障害報告
    システム。
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