JPH07325749A - 情報管理システム - Google Patents

情報管理システム

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JPH07325749A
JPH07325749A JP6120231A JP12023194A JPH07325749A JP H07325749 A JPH07325749 A JP H07325749A JP 6120231 A JP6120231 A JP 6120231A JP 12023194 A JP12023194 A JP 12023194A JP H07325749 A JPH07325749 A JP H07325749A
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JP
Japan
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client
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Withdrawn
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JP6120231A
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English (en)
Inventor
Yoshinari Aoshima
芳成 青嶋
Eriko Ono
絵里子 小野
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オンライン情報管理の分散化による情報伝達
の速度改善、セキュリティの向上、記憶容量の増大が図
れる情報管理システムを提供する。 【構成】 情報の登録、参照、更新などを行う情報管理
手段12を有するサーバー11と、このサーバー11に
対して情報の登録、参照、更新などを要求する情報操作
要求手段18を有する複数のクライアント17とがネッ
トワーク16によって相互に接続されている情報管理シ
ステムにおいて、前記サーバー11の管理するクライア
ント17の個人情報1aを各クライアント17に接続さ
れた記憶手段19、1bに記憶させると共に、サーバー
11は前記個人情報1aを管理するための個人情報管理
テーブル15を有し、その個人情報管理テーブル15が
前記情報管理手段12によって管理されていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報の登録、参照、
更新などを行う情報管理手段を有するサーバーと、この
サーバーに対して情報の登録、参照、更新などを要求す
る情報操作要求手段を有する複数のクライアントとがネ
ットワークによって相互に接続されている情報管理シス
テムに係り、特にオンライン情報を分散管理することに
より情報伝達の速度改善とセキュリティの向上を可能と
し、また、大容量のデータを多量に管理・蓄積すること
ができ、さらに記録した情報にはデータ互換性がある情
報管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】企業等で利用、処理される電子化された
情報、例えばワープロ文書等の情報は、元々各人がそれ
ぞれ管理していた。さらに他人に情報を伝達したい時
は、情報を例えばフロッピーディスクなどの交換型の記
憶媒体にコピーすることで情報を伝達していた。
【0003】しかし、交換型の媒体を利用すると、時間
と手間が掛かってしまうため、近年はネットワークによ
る情報の伝達方式が活用されている。
【0004】図12は、従来のクライアント/サーバー
型の情報管理システムの一例を示す構成図である。
【0005】このシステムは、ネットワーク16に接続
されたサーバー11と、複数のクライアント17から構
成されている。サーバー11には、補助記憶手段13が
接続されており、この中には共通情報14および各人の
個人情報1aが全て記憶されている。
【0006】このようなネットワークによる情報管理の
利点は、情報の伝達の容易さに加えて、情報の集中管理
が可能なため、どの場所にある端末機からでも必要な情
報を取得することが可能な点である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の情報管
理システムでは、補助記憶手段13は容量不足が常に心
配になり、特に画像データなど大容量データを対象とす
る場合に補助記憶手段13の容量が不足気味となる。ま
た非常に多くのクライアント17が同時にサーバー11
に接続を試みた場合、サーバー11およびネットワーク
16の負荷が非常に重くなってしまう。
【0008】さらにデータベースにアクセスする際、画
像データなど大容量データがそのデータベースに含まれ
ていると、メモリ常駐量が増加し、1データベース当た
りに登録できるレコード数が減少してしまう。その結
果、本来データベースとして扱うべきレコードを複数の
データベースに細分しなければならないという不都合を
生じる。
【0009】また、情報は補助記憶手段13に集中して
いるため、それがトラブルを起こしたとき、全ての情報
が影響を受ける危険性がある。補助記憶手段13に記憶
された情報のバックアップを定期的にとっていれば被害
は小さくて済むが、全てのシステムを利用していない時
でない限りバックアップを行うことは難しい。また、ハ
ッカーなどの不当な情報の取得や改ざんに対して、論理
的な対策はできても物理的な対策を施すことができない
ため、安全性は必ずしも高くないという問題もある。
【0010】本発明の第1の目的は、上記従来方式が持
っていたオンライン情報の管理における情報の集中化や
セキュリティ、および情報を記憶する手段のキャパシテ
ィなどの欠点を解決し、以てオンライン情報管理の分散
化による情報伝達の速度改善、セキュリティの向上、記
憶容量の増大を図ることにある。
【0011】本発明の第2の目的は、補助記憶手段では
記録容量に限界があるという従来の欠点を解消し、以て
無制限に近い状態でデータを管理することができ、さら
に媒体交換型記憶手段に格納されたデータを他のオペレ
ーションシステム(OS)やアプリケーションで利用で
きる情報管理システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明は、情報の登録、参照、更新などを行う
情報管理手段を有するサーバーと、このサーバーに対し
て、情報の登録、参照、更新などを要求する情報操作要
求手段を有する複数のクライアントとがネットワークに
よって相互に接続されている情報管理システムを対象と
するものである。そして前記サーバーの管理するクライ
アントの個人情報の実体を、各クライアントに接続され
た例えばハードディスクなどの補助記憶手段、あるいは
例えばフロッピーディスクや光ディスクなどの交換型記
録媒体を装着する媒体交換型記憶手段などの記憶手段に
記憶させると共に、サーバーは前記個人情報を管理する
ための、例えば個人情報の所在に関する情報あるいは
(ならびに)属性情報などの情報を記憶した個人情報管
理テーブルを有し、その個人情報管理テーブルが前記情
報管理手段によって管理されていることを特徴とするも
のである。
【0013】前記第2の目的を達成するため、本発明
は、CPU、メインメモリ、補助記憶手段、入出力手段
を有する情報管理システムにおいて、情報の本体を格納
する媒体交換型記憶手段と、その情報を管理する管理情
報を格納する補助記憶手段と、それらの情報を管理する
情報管理手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】前記第1の発明においては、サーバーの管理す
るクライアントの個人情報の実体をクライアント側で記
憶し、サーバーが個人情報管理テーブルで個人情報の記
録された所在を管理することによって、オンライン情報
の分散化が可能となり、そのために情報伝達の速度が速
くなるとともに、不意の事故に対するセキュリティの向
上が図れる。
【0015】前記第2の発明においては、大容量データ
・ユーザの指定したデータを媒体交換型記憶手段に、ま
たそのデータの管理情報とその他のデータを補助記憶手
段にそれぞれ格納し、それらのデータを管理する情報管
理手段を設けることによって、見掛け上、無制限にデー
タの管理が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は第1の実施例に係る情報管理システムの構
成図である。
【0017】情報管理システムは、サーバー11と、複
数のクライアント17から構成され、それぞれのシステ
ムはネットワーク16によって相互に接続されている。
サーバー11には例えばハードディスクなどの補助記憶
手段13が接続されていて、この補助記憶手段13は、
各クライアント17の共通情報14と、各クライアント
17が記憶する個人情報1aの属性や所在などの情報を
まとめた個人情報管理テーブル15が記憶されている。
そして前記共通情報14と個人情報管理テーブル15
は、サーバー11の情報管理手段12によって管理され
る。
【0018】一方、各クライアント17は補助記憶手段
19と媒体交換型記憶手段1bとを備えており、この補
助記憶手段19と媒体交換型記憶手段1bはクライアン
ト17の個人情報1aの実体を記憶する。
【0019】あるクライアント17が情報の参照、変更
などの操作を行いたい時、クライアント17の情報操作
要求手段18を介し、サーバー11の情報管理手段12
に働きかける。情報管理手段12は、補助記憶手段13
に記憶された個人情報管理テーブル15から、その情報
の所在を調べる。その情報がサーバー11の共通情報1
4であった場合は、要求された操作を実行する。
【0020】一方、その情報があるクライアント17の
個人情報1aであった場合は、サーバー11の情報管理
手段12が対象のクライアント17に対して情報の操作
要求を発行する。即ち、全ての情報の所在は、サーバー
11の管理する個人情報管理テーブル15によって管理
されているため、クライアント17はその情報の所在を
意識することなく、情報の操作を要求することができ
る。
【0021】図2は、クライアントシステムの一例を示
す構成図である。
【0022】クライアント17のシステムは、パーソナ
ルコンピュータ(パソコン)でもワークステーションで
も構わない。但し、パソコンであればサーバー11との
間を結ぶ通信手段を備えている必要がある。クライアン
ト17には、補助記憶手段19と媒体交換型記憶手段1
bが接続されている。補助記憶手段19と媒体交換型記
憶手段1bには、前述のようにそれぞれ個人情報1aが
記憶される。どちらの記憶手段に記憶されるかは、その
情報のセキュリティの重み付けによって本人が決定すれ
ばよい。
【0023】その情報が非常に重要な情報で他人には見
られたくない場合は、例えばフロッピーディスクや光デ
ィスクなどの交換型記録媒体1cに記憶し、ネットワー
ク16から情報を切り離してオフラインにすることによ
って、セキュリティを守ることができる。
【0024】一方、ある情報がそれほどセキュリティを
必要とせず、むしろオープンにすることによって他人が
簡単にコピーできたり、参照できることが重要である場
合は、補助記憶手段19に記憶する。これにより、情報
はオンライン情報となり、簡単に他のクライアントか
ら、参照、コピーが可能となる。
【0025】また、情報が交換型記録媒体1cに記憶さ
れているため、比較的情報のバックアップが容易であ
る。また、媒体ごとに関連する情報を記録することによ
って、従来の紙の情報をキングファイルにファイルする
ごとく、区分けしてファイルすることが可能である。
【0026】図2に示す実施例では、Aファイル〜Eフ
ァイルまでの5つに情報が分類されて、交換型記録媒体
1cに格納されている。さらに、これらの個人情報1a
は、全てその所在がサーバー11の個人情報管理テーブ
ル15によって管理されているので、情報の検索が容易
である。したがって、自分の情報か他人の情報か区別す
ることなく、検索を行うことも可能である。また、検索
された情報が他人の交換型記録媒体1c上にある時、所
有者の同意の基に交換型記録媒体1cを媒体交換型記憶
手段1bに挿入してもらうことによって、対象の情報は
オンライン情報として参照、コピーが可能となる。
【0027】最近、高精細な静止画像情報、動画像情
報、音声情報など非常に容量の大きなマルチメディア情
報を扱うケースが増加しており、サーバー11に幾ら大
きな補助記憶手段13を接続しても、容量不足が心配さ
れるようになってきた。しかし、これらのマルチメディ
ア情報を交換型記録媒体1cに記憶し、その所在だけを
個人情報管理テーブル15の一部として記憶することに
よって、あるクライアント17から見ると、見掛け上、
容量が無制限に大きな情報管理システムとなる。
【0028】図3は、本情報管理システムの内で個人情
報管理テーブル15の一具体例を示した図である。
【0029】補助記憶手段13に記憶されている個人情
報管理テーブル15は、各クライアント17の補助記憶
手段19あるいは媒体交換型記憶手段1bに記憶された
個人情報1aの属性や所在を表す情報を管理するテーブ
ルである。
【0030】このシステム例では、クライアントA17
〜クライアントC17に接続された補助記憶手段19
に、それぞれボリュームA〜ボリュームCの名称が付け
られている。また、クライアントA17が所有する交換
型記録媒体1cには、ボリュームDの名称が付けられて
いる。クライアントC17は、2枚の交換型記録媒体1
cを所有し、それぞれにボリュームEとボリュームFの
名称が付けられている。クライアントB17は、交換型
記録媒体1cを所有していない。また図に示すように、
個人情報管理テーブル15の第1行には、ファイル名
「文書A」のファイルが記録先「ボリュームA」即ち、
クラインアントA17の補助記憶手段19に記憶されて
いることが記されている。
【0031】図3では省略されているが、個人情報管理
テーブル15には、ファイルサイズやファイル作成日、
更新日などの属性情報が記録されており、これらの属性
情報によって個人情報の検索が高速に行われる。個人情
報管理テーブル15の第2行には、ファイル「画像A」
がクライアントC17の持つ名称「ボリュームE」の交
換型記録媒体1cに記憶されていることを表わしてい
る。
【0032】このようにして、現在クライアントA17
には、補助記憶手段19にファイル「文書A」が、名称
「ボリュームD」の交換型記録媒体1cにファイル「音
声A」が記憶されている。同様に、クライアントB17
には、補助記憶手段19にファイル「文書B」と「文書
C」が記憶されている。クライアントC17の補助記憶
手段19には、何も記憶されておらず、名称「ボリュー
ムE」と「ボリュームF」の交換型記録媒体1cにそれ
ぞれファイル「画像A」、「画像B」が記憶されてい
る。
【0033】このシステム例では、ファイル「文書B」
と「文書C」がクライアントB17の補助記憶手段19
に記憶されており、クライアントA17とオンライン接
続されているため、クライアントA17はこの2つのフ
ァイル「文書B」、「文書C」を参照あるいはコピーす
ることが可能である。
【0034】一方、ファイル「画像A」と「画像B」
は、クライアントC17の所有する交換型記録媒体1c
に記憶されているため、クライアントC17の媒体交換
型記憶手段1bに所望のファイルが記憶された交換型記
録媒体1cを挿入するまでは、ファイルの参照やコピー
が不可能である。
【0035】ファイルの記憶先を、補助記憶手段19か
交換型記録媒体1cかどちらかをクライアント17側で
選択可能とすることで、そのファイルに対するセキュリ
ティの重み付けをクライアント17の意思で変えること
ができる。交換型記録媒体1cに記憶すれば、本人の同
意なしにファイルの参照やコピーをすることは物理的に
不可能である。補助記憶手段19に記憶した場合でも、
論理的なセキュリティを掛けることは可能であるが、交
換型記録媒体1cに記憶すればより安全である。
【0036】逆に、非常に頻繁に取得される情報や、多
くの人間が必要な情報である場合は、その度に本人に同
意を得ることは煩雑である。従ってこのような場合は、
セキュリティはある程度犠牲にして、情報を補助記憶手
段19に記憶するべきである。但し、論理的なセキュリ
ティを掛けることによって、ある程度のセキュリティを
保つことは可能である。
【0037】なお、本発明は、この実施例に限定される
ものではない。また、媒体交換型記憶手段1bは、フロ
ッピディスク装置や光ディスク装置など媒体交換型の記
憶装置であればどのような記憶手段でも構わない。
【0038】図4は、本情報管理システムにおいて個人
情報が記録された時の処理の一具体例を示す図である。
【0039】この例ではクライアントA17上でファイ
ル監視手段52が動作している。このファイル監視手段
52は、クライアントA17に接続されたすべての補助
記憶手段19と媒体交換型記憶手段1bに対し、ファイ
ルが記録されたり削除されたりする処理操作を監視する
機能を有している。
【0040】そしてファイルの記録または削除などが行
われた場合、サーバー11に接続された補助記憶手段1
3に記憶された個人情報管理テーブル15の更新を行
う。これを具体的に説明すると、今、クライアントA1
7が媒体交換型記憶手段1bにファイル「画像C」51
を記録したとき、ファイル監視手段52はファイルが新
しく記録されたことを認識し、個人情報管理テーブル1
5を更新するようにサーバー11に対して要求信号を出
力する。また、ファイルが削除されたり、ファイル名が
変更された場合も同様の処理が行われる。
【0041】このようにファイル監視手段52がある場
合は、自動的に個人情報管理テーブル15の更新が行わ
れる。ただし、ファイル監視手段52は無くても構わな
い。この場合、クライアントA17のオペレータは、補
助記憶手段19か媒体交換型記憶手段1bに記録した後
に、サーバー11に対して個人情報管理テーブル15を
更新することを伝えなければならない。しかし、このよ
うに人手によって個人情報管理テーブル15を操作する
ことは入力ミス等によるトラブルを生じる危険性がある
ため、システムの安全性を考えるとファイル監視手段5
2を備える方が望ましい。
【0042】次に画像検索時の処理例について説明す
る。図5は画像の検索条件を入力する画面を示してい
る。今、登録された画像情報に付随する様々な属性情報
のうち、画像名、登録日、登録者の3項目で検索を行う
ことができるとき、同図のような検索条件の入力画面が
表示される。この3つの検索項目のうち、入力された項
目だけが検索条件として有効となる。複数の検索条件が
入力された場合は、両方の検索条件の積が有効な検索条
件となる。同図の例では画像の登録日が「93年4月1
日」で、かつ登録者が「マクセル太郎」の画像のみが検
索対象となる。
【0043】その検索結果は図6のように表示される。
この画面では先の選択条件に一致した画像のみが表示さ
れるため、この中から必要な画像を選択する。これらの
画像の検索処理は、サーバーによってなされる。
【0044】選択された画像の読み出し処理は、対象と
なる画像の記録先によって異なる。まず、画像がサーバ
ー上にあるときは直ちにサーバーが画像を補助記憶手段
19から読み出して、ネットワーク16を介して検索を
行ったクライアント17に画像を転送する。クライアン
ト17は、画像を受信してそれを表示する。
【0045】また、画像がその検索を行ったクライアン
ト17の補助記憶手段19上にあるときは、直ちにクラ
イアント17がその画像を補助記憶手段19から読み出
して、画像を表示する。
【0046】一方、画像がクライアント17の媒体交換
型記憶手段1b上にあるときは、図7に示すように確認
のメッセージを表示する。ここで「OK」が選択される
と、媒体交換型記憶手段1bから画像を読み出して、そ
れを表示する。
【0047】画像の検索を行ったクライアント17以外
のクライアント17に接続された補助記憶手段19上に
画像があるときは、画像読み出し側クライアント17が
画像を補助記憶手段19から読み出して、ネットワーク
16を介して画像を転送するため、検索側クライアント
17は画像を受信してそれを表示する。
【0048】ここでセキュリティを強化したい場合は、
画像検索側クライアント17が画像を読み出す前に確認
のメッセージを表示して、画像読み出し側クライアント
17の同意を必ず取るようにするとよい。また、ファイ
ル毎やクライアント毎に確認を行うか否かの設定を行う
ようにしてもよい。
【0049】一方、画像が検索を行ったクライアント1
7以外のクライアント17に接続された媒体交換型記憶
手段1b上に画像があるときは、画像読み出し側クライ
アント17に対して、交換型記憶媒体1cの装着を要求
する必要がある。この要求は電話によって口頭で行う方
法もあるが、ここでは画像読み出し側クライアント17
の画面上に確認メッセージを表示させる方法について説
明する。
【0050】サーバーはまず画像読み出し側クライアン
ト17に対してメッセージを送信する。サーバーからク
ライアント17にメッセージを送信する方法として、専
用プログラムを使用してもよいが一般的に利用されてい
る電子メールソフトウェアを利用してもよい。
【0051】図8は、サーバーからメッセージを受信し
たときの画像読み出し側クライアント17の画面表示例
を示したものである。クライアント17はサーバーから
のメッセージが届いていることを確認したら、直ちに電
子メールソフトウェア(あるいは専用プログラム)を起
動して受信したメッセージを読む必要がある。
【0052】図9は、サーバーから画像読み出し側クラ
イアント17に対するメッセージの表示例を示した図で
ある。画像を参照されることに問題がなければ、すぐに
対象となる交換型記録媒体1cを媒体交換型記憶手段1
bに装着しなければいれない。画像読み出し側クライア
ント17は交換型記録媒体1cを媒体交換型記憶手段1
bに装着し、画像検索側クライアント17に対して画像
を転送する。もし、画像を参照されることに問題があれ
ば、その旨を画像検索側クライアント17に伝える必要
がある。この方法は、画像検索側クライアント17から
画像読み出し側クライアント17に対して連絡する必要
がないため、電話を使う方法に比べてメリットがある。
【0053】図10は、本情報管理システムを医療分野
に応用した例を示す構成図である。この例では、1台の
サーバー11と3台のクライアント17から構成されて
いる。サーバー11には補助記憶手段13が接続されて
おり、教育用、研究用などの共通利用画像111が記憶
されている。また、それぞれのクライアント17には補
助記憶手段19と媒体交換型記憶手段1bが接続されて
おり、交換型記録媒体1cには患者毎に画像情報が記憶
されている。
【0054】通常の診察を行う場合の手順について説明
する。診察の前に患者のカルテと共にその患者の過去に
撮像された画像を記憶した交換型記録媒体1cを用意し
ておく。医師は、カルテに記述された過去の病歴と、交
換型記録媒体1cに記憶された過去の情報を参考にして
診察を行う。この場合、患者の過去の病歴情報は交換型
記録媒体1cに記憶されており、媒体交換型記憶手段1
bに装着しないかぎり遠隔地からネットワーク16を介
して不当にコピーしたり、読み出したりすることはでき
ない。
【0055】一方、教育用や研究用の画像情報は複数の
人が利用するものであり、手軽に読み出して利用できる
ようにする必要がある。従って、このような画像情報は
サーバー11に接続された補助記憶手段13上に記憶し
ておくと、各医師が自由に画像情報を利用することがで
きる。ただし、セキュリティは交換型記録媒体1cに記
憶した場合に比べて低い。
【0056】また、クライアント17に接続された補助
記憶手段19に画像情報を記憶する場合には、サーバー
11の補助記憶手段13に記録されている場合に比べる
と、セキュリティの点では同じ程度であるが、サーバー
11の負担が軽くなるメリットがある。図10ではドク
ター1(クライアント17)の補助記憶手段19には、
これから診察を行う患者の直前に撮像した画像情報がネ
ットワーク16を介して転送されてきて記憶されてい
る。また、ドクター2(クライアント17)の補助記憶
手段19には、頻繁にサーバー11の補助記憶手段13
から読み出しを行うのを避けるために、クライアント1
7の補助記憶手段19にコピーしてきた研究用の画像情
報が記憶されている。ドクター3(クライアント17)
の補助記憶手段19には、ドクター2(クライアント1
7)から転送されて診察を依頼された画像情報が記憶さ
れている。
【0057】これらの説明は1つの適用例であり、本発
明はこれに限定されるものではなく、他に多くの適用例
や変形例がある。
【0058】前記実施例のように、クライアントが記憶
している個人情報の実体をクライアントの意思で、オン
ラインで接続された補助記憶手段と、オフラインの交換
型記録媒体を装着する媒体交換型記憶手段とに分けて記
録することにより、故意の情報改ざんに対するセキュリ
ティと見掛け上の記憶容量の増大を図ることができる。
【0059】図11は、本発明の第2の実施例に係る情
報管理システムの構成図である。
【0060】本システムは、入出力手段21、CPU2
2、メインメモリ23、情報管理手段24、補助記憶手
段25、媒体交換型記憶手段26から構成される。
【0061】前記媒体交換型記憶手段26には、ユーザ
の指定したデータおよび大容量データをOSやシステム
に依存しない形で格納する。そのためこの媒体交換型記
憶手段26に格納されたデータは、他のOSやアプリケ
ーションでも利用可能であり、システムから取り外して
持ち運びが可能である。
【0062】前記補助記憶手段25には、媒体交換型記
憶手段26に格納したデータに対する管理情報27と、
媒体交換型記憶手段26に格納した以外のデータを格納
する。システム稼動時には、補助記憶手段25に格納さ
れているデータのみメモリに常駐する。媒体交換型記憶
手段26に格納されたデータは、そのデータに対する書
き込み・読み込み時のみメモリに読み込む。
【0063】次に媒体交換型記憶手段26に格納するデ
ータの書き込みについて述べる。前述のように、ユーザ
の指定したデータおよび大容量データは媒体交換型記憶
手段26に書き込みを行う。データの実体は、媒体交換
型記憶手段26に記録し、そのデータに対する管理情報
27を情報管理手段24が作成し、補助記憶手段25に
記録する。情報管理手段24の作成する管理情報27
は、データに対する識別子情報やそのデータの格納所在
情報などを含んでいる。
【0064】媒体交換型記憶手段26に格納されたデー
タの読み込みは、既にメモリにロードされている管理情
報からデータが格納されている媒体28の識別子情報を
得て、その媒体28の媒体交換型記憶手段26への装着
をユーザに促し、装着を確認した後、データの読み出し
を行う。
【0065】前記実施例のように、データベースのオー
プン中は補助記憶手段のデータのみをメモリに常駐さ
せ、大容量データは必要に応じてメモリにロードするこ
とによって、1データベースあたり扱えるレコード数を
増加させることができる。
【0066】
【発明の効果】前記第1の発明においては、サーバーの
管理するクライアントの個人情報の実体をクライアント
側で記憶し、サーバーが個人情報管理テーブルで個人情
報の記録された所在を管理することによって、オンライ
ン情報の分散化が可能となり、そのために情報伝達の速
度が速くなるとともに、不意の事故に対するセキュリテ
ィの向上が図れる。
【0067】前記第2の発明においては、大容量データ
・ユーザの指定したデータを媒体交換型記憶手段に、ま
たそのデータの管理情報とその他のデータを補助記憶手
段にそれぞれ格納し、それらのデータを管理する情報管
理手段を設けることによって、見掛け上、無制限にデー
タの管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る情報管理システム
の構成図である。
【図2】クライアントシステムの一例を示す構成図であ
る。
【図3】第1の実施例の情報管理システムにおいて、個
人情報管理テーブルの具体例を示す説明図である。
【図4】第1の実施例の情報管理システムにおいて、個
人情報が記録された時の処理の一具体例を示す説明図で
ある。
【図5】この情報管理システムにおいて、画像の検索条
件を入力する表示画面を示す図である。
【図6】この情報管理システムにおいて、画像の検索結
果の表示画面を示す図である。
【図7】この情報管理システムにおいて、確認メッセー
ジの表示画面を示す図である。
【図8】この情報管理システムにおいて、サーバーから
メッセージを受信したときの表示画面を示す図である。
【図9】この情報管理システムにおいて、サーバーから
画像読み出し側クライアントに対するメッセージの表示
画面を示す図である。
【図10】この情報管理システムを医療分野に応用した
例を示す構成図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係る情報管理システ
ムの構成図である。
【図12】従来の情報管理システムの構成図である。
【符号の説明】
1a 個人情報 1b 媒体交換型記憶手段 1c 交換型記録媒体 11 サーバー 12 情報管理手段 13 補助記憶手段 14 共通情報 15 個人情報管理テーブル 16 ネットワーク 17 クライアント 18 情報操作要求手段 19 補助記憶手段 21 入出力手段 22 CPU 23 メインメモリ 24 情報管理手段 25 補助記憶手段 26 媒体交換型記憶手段 27 管理情報 28 媒体 51 画像 52 ファイル監視手段 111 共通利用画像

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の登録、参照、更新などを行う情報
    管理手段を有するサーバーと、このサーバーに対して情
    報の登録、参照、更新などを要求する情報操作要求手段
    を有する複数のクライアントとがネットワークによって
    相互に接続されている情報管理システムにおいて、 前記サーバーの管理するクライアントの個人情報を各ク
    ライアントに接続された記憶手段に記憶させると共に、 サーバーは前記個人情報を管理するための個人情報管理
    テーブルを有し、その個人情報管理テーブルが前記情報
    管理手段によって管理されていることを特徴とする情報
    管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記クライアン
    トに接続された記憶手段が、オンラインの補助記憶手段
    と、交換型記録媒体を装着する媒体交換型記憶手段であ
    ることを特徴とする情報管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、前記補助記憶手
    段にセキュリティのない情報あるいは(ならびに)セキ
    ュリティの低い情報が、前記交換型記録媒体にセキュリ
    ティの高い情報が、それぞれ区分けされて記憶されてい
    ることを特徴とする情報管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載において、前記交
    換型記録媒体ごとに関連する情報が区分けされて記憶さ
    れていることを特徴とする情報管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載において、前記ク
    ライアントがサーバーの情報管理手段を介して個人情報
    管理テーブルを検索した結果、前記クライアントが必要
    な個人情報が他のクライアントの交換型記録媒体に記憶
    されている時、当該他のクライアントの同意の基に交換
    型記録媒体が媒体交換型記憶手段に装着されることを特
    徴とする情報管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載において、各クライアント
    の記憶手段に記憶されている個人情報の所在に関する情
    報あるいは(ならびに)属性情報が前記個人情報管理テ
    ーブルに記憶されていることを特徴とする情報管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載において、前記クライアン
    トの記憶手段での情報処理操作を監視し、その記憶手段
    に記憶されている個人情報に変更が生じた際、前記個人
    情報管理テーブルを更新するようにサーバーに対して更
    新要求信号を出力する情報監視手段が、クライアントに
    設けられていることを特徴とする情報管理システム。
  8. 【請求項8】 CPU、メインメモリ、補助記憶手段、
    入出力手段を有する情報管理システムにおいて、 情報の本体を格納する媒体交換型記憶手段と、その情報
    を管理する管理情報を格納する補助記憶手段と、それら
    の情報を管理する情報管理手段とを備えたことを特徴と
    する情報管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載において、前記情報をオペ
    レーションシステムに依存しない形で記録することによ
    り、データに互換性を持たせたことを特徴とする情報管
    理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09198295A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Nec Corp ハイパーメディアシステム
KR20010047202A (ko) * 1999-11-18 2001-06-15 남승우 인터넷을 이용한 개인 정보 변경 기능을 갖는 서버 시스템및 그 방법
US6594652B1 (en) 1996-08-02 2003-07-15 Hitachi, Ltd. Electronic discussion system for exchanging information among users creating opinion indexes in accordance with content of each options
JP2004030139A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Aruze Corp ポイント処理システム

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