JPH07324114A - 優れた機械的および弾性的特性を有する新規フッ化熱可塑性エラストマーおよびその製造方法 - Google Patents

優れた機械的および弾性的特性を有する新規フッ化熱可塑性エラストマーおよびその製造方法

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JPH07324114A
JPH07324114A JP6329057A JP32905794A JPH07324114A JP H07324114 A JPH07324114 A JP H07324114A JP 6329057 A JP6329057 A JP 6329057A JP 32905794 A JP32905794 A JP 32905794A JP H07324114 A JPH07324114 A JP H07324114A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた機械的および弾性特性を有する新規フ
ッ化熱可塑性エラストマーおよびその製造方法の提供を
目的とする。 【構成】 一般式(I)で表されるビス-オレフィンか
ら誘導されたモノマー単位を備えたことを特徴とするフ
ッ化熱可塑性エラストマーである。 【化1】 ここで、R1、R2、R3、R4、R5、R6は、等しいかま
たはそれぞれが異なり、HまたはアルキルC1−C5;Z
は直鎖または分岐アルキレン、またはシクロアルキレン
ラジカルC1−C18、任意に酸素原子を含み、好ましく
は少なくとも部分的にフッ素化され、または(パー)フ
ルオロポリオキシアルキレンラジカル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた機械的および弾
性特性を有する新規フッ化熱可塑性エラストマーおよび
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、熱可塑性エラストマー
は、エラストマー特性を有する少なくとも"軟"のセグメ
ントとプラスチック特性を有する少なくとも"硬"のセグ
メントよりなるブロック共重合体である。それゆえ、そ
のような製品はプラストマーの典型的な特性をもつ通常
の架橋エラストマーの典型的特性を併合する。従来のエ
ラストマーについては、何らかの加硫プロセスが要求さ
れないために、それらは製造が容易でありかつ経済的お
よびエコロジー的有利性の両方が明白な、熱可塑性ポリ
マーに使用される技術的融通性に従ってリサイクル可能
である。
【0003】フッ化熱可塑性エラストマーは当該分野で
は周知である。例えば、米国特許第4,158,678号では、
フッ素化された少なくとも1つの硬質と軟質とのセグメ
ントを交互に配した構成のフッ化ブロックポリマーが開
示され、それを参照することによって具体化される。そ
のような製品は、式RIn、ここでRは塩素を任意に含
んだ1から8の炭素原子を有するフッ化ラジカルであ
り、nは1または2である、のヨウ化連鎖移動剤の存在
中でのフッ化モノマーのラジカル重合によって得られ、
かくして、末端基の一方または両方にヨウ素を有するモ
ノマー性組成物によってエラストマーまたはプラストマ
ーの特徴をもつ第1のフッ化ポリマーセグメントを得
る。異なる種類の他のフッ化または非フッ化セグメント
がグラフト重合され、末端ヨウ素原子がラジカルに向っ
て反応することを利用して、新たなポリマー鎖を成長さ
せることができる。その結果、例えば、A−B−Aタイ
プ、ここでAはプラストマー性セグメント(例えば、四
フッ化エチレンおよび/またはフッ化ビニリデンから得
られたホモポリマーまたはコポリマー)であり、またB
はエラストマー性セグメント(例えば、四フッ化エチレ
ン/フッ化ビニリデン/六フッ化プロペン共重合体)で
ある、のフッ化熱可塑性エラストマーを得ることが可能
である。この種の別な熱可塑性エラストマーが EP-444,
700号に開示されている。
【0004】そのような製造物の欠点は、機械的および
弾性的特性が温度上昇時に急激に劣化し、平均50℃で
完全に不満足となることである。特に、与えられる圧縮
永久ヒズミ値が非常に高いために、自動車産業、航空産
業、プラント技術工業のように高温で使用される製造業
のシーリング要素(例えばシャフトシール)としては好
ましくない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、その構造が
下記に表される、ビス-オレフィンの少量をポリマー鎖
の中に導入することによって、優れた機械的および弾性
的特性をもった新規のフッ化熱可塑性エラストマーを得
ることができるという驚くべき発見を現になしている。
その得られた製造物は、当該分野において周知のフッ化
熱可塑性エラストマーと比較して著しく低い圧縮永久ヒ
ズミ値であることにより特に特徴付けされ、また殊に引
張り強度に関して、優れた機械的特性をも有している。
【0006】本発明の目的は、それゆえに、エラストマ
ー特性を有する少なくともタイプAのフッ化ポリマーセ
グメントとプラストマー特性を有する少なくともタイプ
Bのフッ化ポリマーセグメントよりなるブロック構造を
有し、上記タイプAとBのセグメントの少なくとも1つ
は、以下の一般式(I)で表されるビス-オレフィンに
由来するモノマー単位を備えたフッ化熱可塑性エラスト
マーである。
【0007】
【化2】
【0008】ここで、R1、R2、R3、R4、R5、R
6は、等しいかまたはそれぞれが異なり、Hまたはアル
キルC1−C5;Zは直鎖または分岐アルキレン、または
シクロアルキレンラジカルC1−C18、任意に酸素原子
を含み、好ましくは少なくとも部分的にフッ素化され、
または(パー)フルオロポリオキシアルキレンラジカル
である。
【0009】本発明の更なる目的は、上述したフッ化熱
可塑性エラストマーを調製するための方法であり、該方
法は、(a)非フッ化オレフィンの1つまたはそれ以上
を任意に結合した、少なくともフッ化オレフィンのモノ
マーを、ラジカル開始剤とヨウ化連鎖移動剤の存在中で
重合せしめ、タイプAとBのポリマーセグメントによっ
て形成されたプリポリマーを得るとともに該連鎖移動剤
に由来するヨウ素化された1つまたはそれ以上の末端基
を有するように、請求項1中に記載の式(I)のビス-
オレフィンにコモノマーとして導入すること、(b)非
フッ化オレフィンの1つまたはそれ以上を任意に結合し
た、少なくともフッ化オレフィンを、ラジカル開始剤と
上記工程(a)で得られたプリポリマーとの存在中、該
プリポリマーと異なる少なくともタイプBまたはAのポ
リマーセグメントのヨウ素化された末端基を通して該プ
リポリマー上にグラフト重合するように重合させるこ
と、の連続した工程を備える。
【0010】このように得られるブロックポリマーは、
更なる重合段階において使用することができる少なくと
もヨウ素化された末端基がさらに示される2つの異なる
タイプのセグメントによって、上述したものと異なるか
または等しい他のポリマーセグメント構造内に導入さ
れ、ただし何れにしてもタイプA(エラストマーの)の
ブロックとタイプB(プラストマーの)の交互に配され
たものが得られるように形成される(この目的について
は米国特許第4,158,678号中の記載を参照)。
【0011】式(I)において、Zは好適にはパーフル
オロアルキレンラジカルC4−C12、より好ましくはパ
ーフルオロアルキレンラジカルC4−C8であり、またR
1、R2、R3、R4、R5、R6は好ましくは水素である。
【0012】Zが(パー)フルオロポリオキシアルキレ
ンラジカルである時、それは好適には、次式(II)、 −(Q)p−CF2O−(CF2CF2O)m(CF2O)n−CF2−(Q)p− (II) ここで、Qはアルキレンまたはオキシアルキレンラジカ
ルC1−C10であり、pは0または1であり、mとn
は、m/n比が0.2から5の間に含まれるような数で
あり、上記(パー)フルオロポリオキシアルキレンラジ
カルの分子量が500から10000、好適には100
0から4000である。好適には、Qは、−CH2OC
2−;−CH2O(CH2CH2O)s−、s=1−3 か
ら選択されたものである。
【0013】式(I)のビス-オレフィンで、Bは、I.
L. Knunyants ら Izv. Akad. Nauk.SSSR, Ser. Khim.,
1964(2), 384-6, によって具体的な記載によって調製す
ることのできるアルキレンまたはシクロアルキレンラジ
カルであり、また式(II)の(パー)フルオロポリオキ
シアルキレン配列を含んだビス-オレフィンは、米国特
許第3,810,874号中に記載されている。
【0014】それぞれのポリマーセグメント中の同様の
ビス-オレフィンに由来する単位の量は、ポリマーセグ
メントを形成する他のモノマーの全量に関して計算され
たモル%として、通常0.01から1.0%の間、好ま
しくは0.05から0.5%の間、より好適には0.0
5から0.2%である。
【0015】フッ化オレフィンのモノマーについては、
ラジカル開始剤の存在中で(共)重合体を形成可能な、
水素および/または塩素および/または臭素および/ま
たはヨウ素および/または酸素を任意に含んだ、少なく
とも二重結合C=Cを有する全てのフッ化物を意味して
いる。それらの中でも、四フッ化エチレン(TFE)、
六フッ化プロペン(HFP)、六フッ化イソブテンのよ
うなパーフルオロオレフィンC2−C8;フッ化ビニル
(VF)、フッ化ビニリデン(VDF)、三フッ化エチ
レン、パーフルオロアルキルエチレンCH2=CH−
f、ここでRfはパーフルオロアルキルC1−C6のよう
な水素含有フルオロオレフィン;クロロトリフルオロエ
チレン(CTFE)とブロモトリフルオロエチレンのよ
うなクロロ-および/またはブロモ-および/またはヨー
ド-フルオロオレフィンC2−C8;(パー)フルオロア
ルキルビニルエーテル(PAVA)CF2=CFORf
ここでRfはトリフルオロメチル、ブロモジフルオロメ
チルまたはペンタフルオロプロピルで具体化される(パ
ー)フルオロアルキルC1−C6、(パー)フルオロオキ
シアルキルビニルエーテルCF2=CFOX、ここでX
はパーフルオロ−2−プロポキシ−プロピルで具体化さ
れる、1またはそれ以上のエーテル基を有する(パー)
フルオロオキシアルキルC1−C12である;パーフルオ
ロジオキソールを引用し得る。
【0016】そのようなフッ化オレフィンのモノマーは
また、エチレン、プロピレン、イソブチレンのような非
フッ化オレフィンC2−C8と共重合させることができ
る。
【0017】特に、タイプA(エラストマー)のセグメ
ントは、以下の項目(組成物はモル%として表わす)、 (1)VDFベースコポリマー、その後者は、パーフル
オロオレフィンC2−C8;クロロ-および/またはブロ
モ-および/またはヨード-フルオロオレフィンC2
8;上述したような(パー)フルオロアルキルビニル
エーテル(PAVE)または(パー)フルオロオキシア
ルキルビニルエーテル;非フッ化オレフィン(Ol)C
2−C8から選択される少なくともコモノマーと共重合さ
れ、典型的な組成物は次に示す、(a)VDF 45−
85%、HFP 15−45%、0−30% TFE;
(b)VDF 50−80%、PAVE 5−50%、T
FE 0−20%;(c)VDF 20−30%、Ol
10−30%、HFPおよび/またはPAVE 18−
27%、TFE 10−30%である、 (2)TFEに基づいたコポリマー、その後者は、上述
したような(パー)フルオロアルキルビニルエーテル
(PAVE)または(パー)フルオロオキシアルキルビ
ニルエーテル;水素含有フルオロオレフィンC2−C8
塩素および/または臭素および/またはヨウ素原子を含
んだフルオロオレフィンC2−C8;非フッ化オレフィン
(Ol)C2−C8から選択される少なくともコモノマー
と共重合され、典型的な組成物は次に示す、(a)TF
E 50−80%、PAVE 20−50%;(b)TF
E 45−65%、Ol 20−55%、0−30% V
DF;(c)TFE 32−60%、Ol 10−40
%、PAVE 20−40%である、から選択すること
ができる。
【0018】タイプB(プラストマー)のセグメント
は、以下の項目(組成物はモル%として表わす)、
(1)具体的にはHFP、PAVE、VDF、六フッ化
イソブテン、CTFE、パーフルオロアルキルエチレン
のようなコモノマーを少量、通常は0.1から3%の、
好適には0.5%より少ない量の1つまたはそれ以上の
コモノマー含んだ、ポリ四フッ化エチレンまたは変成ポ
リ四フッ化エチレン、(2)少なくともPAVE、具体
的には、TFEとパーフルオロプロピルビニルエーテル
および/またはパーフルオロメチルビニルエーテルのよ
うなコポリマー、または同様にTFE/パーフルオロア
ルキルエチレンの0.5から8%を含んだTFE熱可塑
性ポリマー、(3)具体的には、FEP(TFE/HF
Eコポリマー)、上述したような、ビニルエーテル構造
CF2=CF−ORfまたはCF2=CF−OXを有し、
他のコモノマーの少量(5%より低い)を添加し得るも
ののようなパーフルオロオレフィンC3−C8の2から2
0%を含んだTFE熱可塑性ポリマー、(4)エチレ
ン、プロピレンまたはイソブチレン(40−60%)を
もったTFEまたはCTFEコポリマー(40−60
%)、第3のコモノマーとして(パー)フルオロオレフ
ィンC3−C8またはPAVEを0.1から10%の量で
任意に含む、(5)六フッ化プロペン、四フッ化エチレ
ン、三フッ化エチレンのようなフッ化コモノマーの1つ
またはそれ以上を、少量、通常は0.1から10%含ん
だポリフッ化ビニリデンまたは変成ポリフッ化ビニリデ
ン、から選択することができる。上記に示す項目の熱可
塑性ポリマー、特にTFEベースのポリマーは、例えば
米国特許第3,865,845号、同第3,978,030号、欧州特許第
73,087号、同76,581号、同80,187号中に記載されている
ような、フッ化ジオキソールを変成することにより可能
となる。
【0019】本発明の目的の熱可塑性エラストマー中の
エラストマー性セグメントとプラストマー性セグメント
の間の重量比は非常に広い範囲とすることができるが、
好ましくは50:50と95:5の間、より好ましくは
それぞれ60:40から90:10の間に設定される。
【0020】本発明の目的のフッ化熱可塑性エラストマ
ーを調製するための方法は、好適には当該技術分野にお
いて良く知られた方法にしたがって、好適なラジカル開
始剤の存在中で、水性エマルジョン中で実行される。そ
のラジカル開始剤は、鉄、銅または銀または他のただち
に酸化され得る金属と任意に結合された、無機の過酸化
物(例えば過リン酸アルカリ金属またはアンモニウム
塩、過ホウ酸または過炭酸);有機過酸化物(例えば、
ペルオキシジコハク酸、tert-ブチルヒドロペルオキシ
ド、ジ-tert-ブチルヒドロペルオキシド);アゾ組成物
(米国特許第2、,515,628号と第2,520,338号を参照)か
ら選択することができる。それはまた、過硫酸アンモニ
ウム/亜硫酸ナトリウム、過酸化水素/アミノイミノメ
タンスルホン酸のような、有機または無機の還元系を使
用することも可能である。
【0021】反応媒体は通常、各種のタイプの表面活性
剤であり、その中でも、次式のフッ化物表面活性剤、 Rf−X-+ ここでRfは(パー)フルオロアルキル鎖C5−C16また
は(パー)フルオロポリオキシアルキレン鎖であり、X
-は−COO-または−SO3 -であり、M+はH+、N
4 +、アルカリ金属イオンから選択されたもの、が好適
である。通常最も使用されるものの中でも、パーフルオ
ロオクタノイル酸アンモニウム、1つまたはそれ以上の
カルボキシル基で末端化された(パー)フルオロポリオ
キシアルキレン、等が挙げられる。
【0022】本発明方法の工程(a)の間に、次式のヨ
ウ化連鎖移動剤Rfn、ここでRfは1から16炭素原
子、好適には1から8炭素原子を有する(パー)フルオ
ロアルキルまたは(パー)フルオロクロロアルキルであ
り、nは1または2である、を反応媒質に加える。それ
はまた、米国特許第5,173,553号中に記載されたよう
に、連鎖移動剤ヨウ化物または臭化物のアルカリまたは
アルカリ土類金属塩として使用しても良い。添加すべき
連鎖移動剤の量は、対象物のモル重量と移動剤自身の効
力とによって決定される。
【0023】ビス-オレフィンの量は、実際には、その
鎖に入る反応媒質中に存在するビスーオレフィン全量
で、本発明にしたがって低い量で消費されることを心に
とめつつ、最終生産物中に要求されるそれらからの誘導
単位の量に依存して反応媒質に加えられる。
【0024】工程(a)が終了した時点で、その反応
は、例えば冷却によって継続を中止し、かつその残存モ
ノマーは、例えば減圧攪拌のもとでエマルジョンを加熱
することにより除去する。次に第2の重合工程が、新た
なモノマー混合物の供給と新たなラジカル開始剤の添加
により実行される。もし必要であれば、この第2の工程
の間に、上述したヨウ化物と同様の連鎖移動剤、または
当該分野でフッ化ポリマー用として知られる移動剤、例
えばアセトン、酢酸エチル、マロン酸ジエチル、ジエチ
ルエーテル、イソプロピルアルコール等のケトン類、エ
ステル類または脂肪アルコール類;クロロホルム、トリ
クロロフルオロエタン等のように任意に水素を含んだ炭
化水素;ビス(エチル)カーボネート、ビス(イソブチ
ル)カーボネート等のようなビス(アルキル)カーボネ
ート、そのアルキルは1から5の炭素原子を有する、か
ら選択することができるものが加えられる。
【0025】反応が終了した時点で、電解質の添加また
は冷却による凝固のような通常の方法によってエマルジ
ョンから熱可塑性エラストマーを分離する。
【0026】代替法として、好ましくはラジカル開始剤
の存在中、周知の技法にしたがって、有機液体中で塊状
中或いは懸濁中で重合反応を実行することができる。
【0027】重合温度と圧力とは、使用するモノマーの
種類と他の反応条件とによって広い範囲内で変更するこ
とができる。通常は−20℃から150℃の温度、10
MPaまでの圧力で操作される。
【0028】本発明の目的の熱可塑性エラストマーを調
製するための方法は、好適には米国特許第4,789,717号
と4,864,006号に記載されたような、パーフルオロポリ
オキシエチレンのエマルジョン、ディスパージョンまた
はマイクロエマルジョンの存在する水性エマルジョン中
で実行される。
【0029】本発明は、以下の実用の実施例によってこ
こに良く示されるであろうが、それにより発明の範囲を
限定するものではない。
【0030】
【実施例】
実施例1 630rpmで作動する撹拌機を備えた5lのオートク
レーブを減圧した後、その中に3.5lの脱塩水と36
mlの以下の混合で得られるマイクロエマルジョンを投
入した。 - 7.8mlの下式の酸末端パーフルオロポリオキシ
アルキレン:CF3O(CF2−CF(CF3)0)n(C
2O)mCF2COOH ここで、n/m=10であり、600の平均分子量を有
する; - 7.8mlの30容量%のNH4OH水溶液; - 15.6mlの脱塩水; - 4.8mlの下式の Galden(R) D02 :CF3O(C
2−CF(CF3)O)n(CF2O)mCF3 ここで、n/m=20であり、450の平均分子量を有
する。
【0031】次いで、オートクレーブを80℃にし、反
応の間中その温度に保った。次に、以下のモノマーの混
合物を加え、圧力を25バールとした。 VDF 23.5モル% HFP 61.0モル% TFE 15.5モル%
【0032】さらに、オートクレーブ中に以下を導入し
た。 - 112mlの、1.0g/lの濃度を有する過硫酸
アンモニウム(APS)水溶液; - 2.4mlのヨウ素化された生成物を、17.6m
lのマイクロエマルジョンで使用したものと同じ Galde
n(R) D02 中に溶解させて得た溶液の形態での、連鎖移
動剤としての1,4−ジヨードパーフルオロブタン(C
482); - 1.2mlを、48.8mlの上記と同じ Galden
(R) D02 中に溶解させて得た溶液の形態での、式 CH2
=CH−(CF26−CH=CH2 のビス-オレフィ
ン。 添加は、各回2.5mlで20回に分けて、重合開始か
らモノマーの転換が5%増加するごとに行った。
【0033】以下からなる混合物を供給することによる
重合反応の間中、圧力は25バール一定に保った。 VDF 50.0モル% HFP 26.0モル% TFE 24.0モル%
【0034】120分の反応の後、反応器を室温まで冷
却することにより反応を終了させた。そのようにして得
られた乳液を、100rpmで撹拌しながら、30分間
95℃に加熱した。次いで、残存圧力を放出し、温度を
80℃とした。次に、VDFを圧力が30バールになる
までオートクレーブに供給し、90mlの0.3g/l
のAPS溶液を添加した。重合は、108分間、150
gのVDFの転換が得られるまで行った。次いでオート
クレーブを冷却し、乳液を取り出し、硫酸アルミニウム
を添加(乳液1リットル当たり6gの硫酸塩)すること
によってポリマーを凝固させた。洗浄後、そのようにし
て得られた生成物をオーブン中70℃で24時間乾燥さ
せ、表1に示したように特性化した。ポリマーのモノマ
ー組成は、19F−NMR分析で測定した。
【0035】実施例2(比較例) 実施例1で説明したものと同じ方法に従って、ビス-オ
レフィンを欠いている以外は同様のポリマーを合成し
た。生成物の特性は、表1に示した。
【0036】
【表1】 ただし、(*)は比較例を示す。
【0037】実施例3 545rpmで作動する撹拌機を備えた10lのオート
クレーブを減圧した後、その中に6.5lの脱塩水と6
6.9mlの以下の混合で得られるマイクロエマルジョ
ンを投入した。 - 14.5mlの下式の酸末端パーフルオロポリオキ
シアルキレン:CF3O(CF2−CF(CF3)O)
n(CF2O)mCF2COOH ここで、n/m=10であり、600の平均分子量を有
する; - 14.5mlの30容量%のNH4OH水溶液; - 29.0mlの脱塩水; - 4.8mlの下式の Galden(R) D02 :CF3O(C
2−CF(CF3)0)n(CF2O)mCF3 ここで、n/m=20であり、450の平均分子量を有
する。
【0038】次いで、オートクレーブを80℃にし、反
応の間中その温度に保った。次に、以下のモノマーの混
合物を加え、圧力を25バールとした。 VDF 39.0モル% MVE 41.0モル% TFE 20.0モル% (MVE=パーフルオロメチルビニルエーテル)
【0039】さらに、オートクレーブ中に以下を導入し
た。 - 208mlの、1.0g/lの濃度を有する過硫酸
アンモニウム(APS)水溶液; - 6.8mlのヨウ素化された生成物を、13.2m
lのマイクロエマルジョンで使用したものと同じ Galde
n(R) D02 中に溶解させて得た溶液の形態での、連鎖移
動剤としての1,6−ジヨードパーフルオロヘキサン
(C6122); - 1.2mlを、48.8mlの上記と同じ Galden
(R) D02 中に溶解させて得た溶液の形態での、式 CH2
=CH−(CF26−CH=CH2 のビス-オレフィ
ン。 添加は、各回2.5mlで20回に分けて、重合開始か
らモノマーの転換が5%増加するごとに行った。
【0040】以下からなる混合物を供給することによる
重合反応の間中、圧力は25バール一定に保った。 VDF 54.0モル% MVE 24.0モル% TFE 22.0モル%
【0041】99分の反応の後、反応器を室温まで冷却
することにより反応を終了させた。そのようにして得ら
れた乳液を、100rpmで撹拌しながら、30分間9
5℃に加熱した。次いで、残存圧力を放出し、温度を8
0℃とした。次に、VDFを圧力が30バールになるま
でオートクレーブに供給し、100mlの0.5g/l
のAPS溶液を添加した。重合は、197分間、560
gのVDFの転換が得られるまで行った。次いでオート
クレーブを冷却し、乳液を取り出し、硫酸アルミニウム
を添加(乳液1リットル当たり6gの硫酸塩)すること
によってポリマーを凝固させた。洗浄後、そのようにし
て得られた生成物をオーブン中70℃で24時間乾燥さ
せ、表2に示したように特性化した。ポリマーのモノマ
ー組成は、19F−NMR分析で測定した。
【0042】実施例4(比較例) 実施例3で説明したものと同じ方法に従って、ビス−オ
レフィンを欠いている以外は同様のポリマーを合成し
た。生成物の特性は、表2に示した。
【0043】
【表2】 ただし、(*)は比較例を示す。
【0044】実施例5 545rpmで作動する撹拌機を備えた10lのオート
クレーブを減圧した後、その中に6.5lの脱塩水と7
5.0mlの以下の混合で得られるマイクロエマルジョ
ンを投入した。 - 16.25mlの下式の酸末端パーフルオロポリオ
キシアルキレン:CF3O(CF2−CF(CF3)0)n
(CF2O)mCF2COOH ここで、n/m=10であり、600の平均分子量を有
する; - 16.25mlの30容量%のNH4OH水溶液; - 32.5mlの脱塩水; - 10.0mlの下式の Galden(R) D02 :CF3
(CF2−CF(CF3)0)n(CF2O)mCF3 ここで、n/m=20であり、450の平均分子量を有
する。
【0045】次いで、オートクレーブを80℃にし、反
応の間中その温度に保った。次に、以下のモノマーの混
合物を加え、圧力を25バールとした。 VDF 23.0モル% HFP 65.0モル% TFE 12.0モル% (MVE=パーフルオロメチルビニルエーテル)
【0046】さらに、オートクレーブ中に以下を導入し
た。 - 208mlの、1.0g/lの濃度を有する過硫酸
アンモニウム(APS)水溶液; - 6.8mlのヨウ素化された生成物を、13.2m
lのマイクロエマルジョンで使用したものと同じ Galde
n(R) D02 中に溶解させて得た溶液の形態での、連鎖移
動剤としての1,6−ジヨードパーフルオロヘキサン
(C6122); - 8.6mlを、41.4mlの上記と同じ Galden
(R) D02 中に溶解させて得た溶液の形態での、式 CH2
=CH−(CF26−CH=CH2 のビス−オレフィ
ン。 添加は、各回2.5mlで20回に分けて、重合開始か
らモノマーの転換が5%増加するごとに行った。
【0047】以下からなる混合物を供給することによる
重合反応の間中、圧力は25バール一定に保った。 VDF 50.0モル% MVE 26.0モル% TFE 24.0モル%
【0048】272分の反応の後、反応器を室温まで冷
却することにより反応を終了させた。そのようにして得
られた乳液を、100rpmで撹拌しながら、30分間
95℃に加熱した。次いで、残存圧力を放出し、温度を
80℃とした。次に、27.0モル%のエチレン(E
T)と73.0モル%のTFEからなる混合物を、圧力
が20バールになるまでオートクレーブに供給し、19
5mlの1.0g/lのAPS溶液を添加した。作動圧
力は、49.0モル%のETと51.0モル%のTFE
からなる混合物を供給することによる反応の間中20バ
ールに保った。重合は、183分間、560gのET/
TFE混合物の転換が得られるまで行った。次いでオー
トクレーブを冷却し、乳液を取り出し、硫酸アルミニウ
ムを添加(乳液1リットル当たり6gの硫酸塩)するこ
とによってポリマーを凝結させた。洗浄後、そのように
して得られた生成物をオーブン中70℃で24時間乾燥
させ、表3に示したように特性化した。ポリマーのモノ
マー組成は、19F−NMR分析で測定した。
【0049】実施例6(比較例) 実施例5で説明したものと同じ方法に従って、ビス−オ
レフィンを欠いている以外は同様のポリマーを合成し
た。生成物の特性は、表3に示した。
【0050】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルゲリータ・アルバノ イタリア・ミラノ・ヴィア・パイシエロ・ 4 (72)発明者 ヴィト・トルテリ イタリア・ミラノ・ヴィアル・コルシカ・ 46

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマー特性を有する少なくともタ
    イプAのフッ化ポリマーセグメントとプラストマー特性
    を有する少なくともタイプBのフッ化ポリマーセグメン
    トよりなるブロック構造を有するフッ化熱可塑性エラス
    トマーであり、上記タイプAまたはBのセグメントの少
    なくとも1つは、以下の一般式(I) 【化1】 ここで、R1、R2、R3、R4、R5、R6は、等しいかま
    たはそれぞれが異なり、Hまたはアルキル C1−C5
    Zは直鎖または分岐アルキレン、またはシクロアルキレ
    ンラジカル C1−C18、任意に酸素原子を含み、好まし
    くは少なくとも部分的にフッ素化され、または(パー)
    フルオロポリオキシアルキレンラジカルである、で表さ
    れるビス-オレフィンに由来するモノマー単位を備えた
    ことを特徴とするフッ化熱可塑性エラストマー。
  2. 【請求項2】 Zが、少なくとも部分的にフッ素化され
    たアルキレンまたはシクロアルキレンC1−C18ラジカ
    ルであることを特徴とする請求項1の熱可塑性エラスト
    マー。
  3. 【請求項3】 Zが、パーフルオロアルキレンC4−C
    12ラジカルであることを特徴とする請求項2の熱可塑性
    エラストマー。
  4. 【請求項4】 Zが、次式(II) −(Q)p−CF2O−(CF2CF2O)m(CF2O)n−CF2−(Q)p− (II) で表される(パー)フルオロポリオキシアルキレンであ
    り、ここで、Qはアルキレンまたはオキシアルキレンラ
    ジカルC1−C10であり、pは0または1であり、mと
    nは、m/nが0.2から5までであるような数であ
    り、かつ上記(パー)フルオロポリオキシアルキレンラ
    ジカルの分子量が500から10000であることを特
    徴とする請求項1の熱可塑性エラストマー。
  5. 【請求項5】 Qが、−CH2OCH2−;−CH2
    (CH2CH2O)s−CH2−、s=1−3、から選択さ
    れたものであることを特徴とする請求項4の熱可塑性エ
    ラストマー。
  6. 【請求項6】 R1、R2、R3、R4、R5、R6が水素で
    あることを特徴とする請求項1から5のいずれかの熱可
    塑性エラストマー。
  7. 【請求項7】 ポリマーセグメントを形成する他のモノ
    マーの全量について計算された、各ポリマーセグメント
    中のビス-オレフィンに由来する単位の量が0.01か
    ら1.0モル%であることを特徴とする請求項1から6
    のいずれかの熱可塑性エラストマー。
  8. 【請求項8】 ポリマーセグメントを形成する他のモノ
    マーの全量について計算された、各ポリマーセグメント
    中のビス-オレフィンに由来する単位の量が0.03か
    ら0.5モル%であることを特徴とする請求項7の熱可
    塑性エラストマー。
  9. 【請求項9】 タイプAのエラストマー性セグメントと
    タイプBのプラストマー性セグメントの間の重量比が、
    50:50から95:5の間であることを特徴とする請
    求項1から8のいずれかの熱可塑性エラストマー。
  10. 【請求項10】 タイプAのエラストマー性セグメント
    とタイプBのプラストマー性セグメントの間の重量比
    が、60:40から90:10の間であることを特徴と
    する請求項9の熱可塑性エラストマー。
  11. 【請求項11】 タイプAのセグメントのモノマー構造
    がフッ化ビニリデン(VDF)に基づいたものであるこ
    とを特徴とする請求項1の熱可塑性エラストマー。
  12. 【請求項12】 タイプAのセグメントのモノマー構造
    が、パーフルオロオレフィンC2−C8;クロロ-および
    /またはブロモ-および/またはヨード-フルオロオレフ
    ィンC2−C8;(パー)フルオロアルキルビニルエーテ
    ル(PAVE)CF2=CFORf、ここでRfは(パ
    ー)フルオロアルキルC1−C6;(パー)フルオロ-オ
    キシアルキルビニルエーテルCF2=CFOX、ここで
    Xは1またはそれ以上のエーテル基を有する(パー)フ
    ルオロ-オキシアルキルC1−C12である;非フッ化オレ
    フィン(Ol)C2−C8から選択された少なくともコモ
    ノマーと共重合化されたVDFに基づくものであること
    を特徴とする請求項11の熱可塑性エラストマー。
  13. 【請求項13】 タイプAのセグメントのベースモノマ
    ー構造が、(a)VDF 45−85%、HFP 15−
    45%、0−30%TFE;(b)VDF50−80
    %、PAVE 5−50%、TFE 0−20%;(c)
    VDF 20−30%、Ol 10−30%、HFPおよ
    び/またはPAVE 18−27%、TFE 10−30
    %から選択されたものであることを特徴とする請求項1
    2の熱可塑性エラストマー。
  14. 【請求項14】 タイプAのセグメントのモノマー構造
    が四フッ化エチレン(TFE)に基づいたものであるこ
    とを特徴とする請求項1の熱可塑性エラストマー。
  15. 【請求項15】 タイプAのセグメントのモノマー構造
    が、(パー)フルオロアルキルビニルエーテル(PAV
    E)CF2=CFORf、ここでRfは(パー)フルオロ
    アルキルC1−C6;(パー)フルオロ-オキシアルキル
    ビニルエーテルCF2=CFOX、ここでXは1または
    それ以上のエーテル基を有する(パー)フルオロ-オキ
    シアルキルC1−C12である;水素含有フルオロオレフ
    ィンC2−C8;塩素および/または臭素および/または
    ヨウ素原子を含むフルオロオレフィンC2−C8;非フッ
    化オレフィン(Ol)C2−C8から選択された少なくと
    もコモノマーにより共重合化されたTFEに基づくもの
    であることを特徴とする請求項14の熱可塑性エラスト
    マー。
  16. 【請求項16】 タイプAのセグメントの基本モノマー
    構造が、(d)TFE 50−80%、PAVE 20−
    50%;(e)TFE 45−65%、Ol20-55%、0-30
    % VDF;(f)TFE 32−60%、Ol 10−4
    0%、PAVE 20−40%から選択されたものであ
    ることを特徴とする請求項15の熱可塑性エラストマ
    ー。
  17. 【請求項17】 タイプBのセグメントが、次の項目
    (組成はモル%で表わす)、(1)HFP、PAVE、
    VDF、六フッ化イソブテン、CTFE、パーフルオロ
    アルキルエチレンから選択された1つまたはそれ以上の
    コモノマーを0.1から3%を含んだポリ四フッ化エチ
    レンまたは変成ポリ四フッ化エチレン、(2)少なくと
    もPAVEを0.5から8%を含んだTFE熱可塑性ポ
    リマー、(3)上記したようなビニルエーテル構造CF
    2=CFORfまたはCF2=CFOXを有する他のコモ
    ノマーを5%まで任意に含んだ、パーフルオロオレフィ
    ンC3−C8の2から20%を含むTFE熱可塑性ポリマ
    ー、(4)第3コモノマーとして(パー)フルオロオレ
    フィンC3−C8またはPAVEを0.1から10%の量
    で任意に含むTFEまたはCTFE(40−60%)と
    エチレン、プロピレンまたはイソブチレン(40−60
    %)とのコポリマー、(5)六フッ化プロペン、四フッ
    化エチレン、三フッ化エチレンから選択された1つまた
    はそれ以上のフッ化コモノマーを0.1から10%含ん
    だポリフッ化ビニリデンまたは変成ポリフッ化ビニリデ
    ン、から選択されたものであることを特徴とする請求項
    1の熱可塑性エラストマー。
  18. 【請求項18】 請求項1から17のいずれかの熱可塑
    性エラストマーの製造方法であり、(a)非フッ化オレ
    フィンの1つまたはそれ以上を任意に結合した、少なく
    ともフッ化オレフィンのモノマーを、ラジカル開始剤と
    ヨウ化連鎖移動剤の存在中で重合せしめ、タイプAとB
    のポリマーセグメントによって形成されたプリポリマー
    を得るとともに該連鎖移動剤に由来するヨウ素化された
    1つまたはそれ以上の末端基を有するように、請求項1
    中に記載の式(I)のビス-オレフィンにコモノマーと
    して導入すること、(b)非フッ化オレフィンの1つま
    たはそれ以上を任意に結合した、少なくともフッ化オレ
    フィンを、ラジカル開始剤と上記工程(a)で得られた
    プリポリマーとの存在中、該プリポリマーと異なる少な
    くともタイプBまたはAのポリマーセグメントのヨウ素
    化された末端基を通して該プリポリマー上にグラフト重
    合するように重合させること、の連続した工程を備える
    ことを特徴とする熱可塑性エラストマーの製造方法。
  19. 【請求項19】 工程(b)で得られたブロックポリマ
    ーが、上記ポリマーセグメントと異なるかまたは等しい
    他のポリマーセグメント構造の中に導入されるように、
    付加的な重合工程で使用されることを特徴とする熱可塑
    性エラストマーの製造方法。
  20. 【請求項20】 工程(a)において、式Rfnのヨウ
    化連鎖移動剤、ここでRfは1から16の炭素原子を有
    する(パー)フルオロアルキルまたは(パー)フルオロ
    クロロアルキルであり、nは1または2である、が加え
    られることを特徴とする請求項18または19の熱可塑
    性エラストマーの製造方法。
  21. 【請求項21】 モノマーが、パーフルオロポリオキシ
    アルキレンのエマルジョン、ディスパージョンまたはマ
    イクロエマルジョンの存在中、水性エマルジョン中で重
    合されることを特徴とする請求項18から20のいずれ
    かの熱可塑性エラストマーの製造方法。
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