JPH0732319A - 木片破砕機 - Google Patents

木片破砕機

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JPH0732319A
JPH0732319A JP17931993A JP17931993A JPH0732319A JP H0732319 A JPH0732319 A JP H0732319A JP 17931993 A JP17931993 A JP 17931993A JP 17931993 A JP17931993 A JP 17931993A JP H0732319 A JPH0732319 A JP H0732319A
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JP
Japan
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crushing
closing plate
hopper
wood
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JP17931993A
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Shoji Sakai
昭二 酒井
Hisashi Kimura
久司 木村
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Komatsu Zenoah Co
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Komatsu Zenoah Co
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 破砕機の側幅を小さくして、狭小な通路の移
動を可能とし、輸送,格納を容易とする。 【構成】 破砕ホッパー79のホッパー本体85の一側
に開口する開口部87を開閉する開閉板89と、この開
閉板89の両側縁に揺動方向に固着し、開閉板89の開
放時に、この開閉板89の両側縁と開口部87の両側縁
との間をそれぞれ遮蔽する遮蔽95,95とよりなる投
入口体90の下縁をホッパー本体85に揺動自在に枢着
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は剪定した小枝,木の葉等
の主として木片を破砕して、運搬を容易とし、あるいは
破砕した木片等を燃料,肥料に利用するための木片破砕
機に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の木片破砕機は、図10に
示すように一個の前輪1と二個の後輪2とを備えた車体
3上に、内部に破砕装置を内蔵する破砕ケース5が装着
され、破砕ケース5の上部には内部の破砕室に木片等を
投入するための破砕ホッパー7が固着されている。破砕
ケース5の一側には破砕片を放出するための排出シユー
ター9が側方向に向って開口するよう装着されている。
また破砕ホッパー7の側面には、必要に応じて吸引ホー
ス11を接続するための接続口13が開口し、吸引ホー
ス11を使用しないときは吸引口蓋14によって閉鎖さ
れている。破砕ホッパー7の上面の投入口15には格納
時等使用しないとき、あるいは吸引ホース11を使って
作業するときに投入口15を閉鎖するための投入口蓋1
7が設けられている。破砕ケース5の前面には、内部の
切削室に長い木片等を供給するための切削ホッパー19
が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の木片破砕機は、
破砕ホッパー7全体が一体に形成され、しかも落葉の大
量投入のため大型の破砕ホッパーが要求されるので、車
体3の側方に大きく突出して、破砕機全体の側幅が大き
くなって、狭小な場所の通過が困難となり、また運搬,
格納に大きな面積を必要とされていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、破砕ホッパー
のホッパー本体の一側に開口する開口部を開閉する開閉
板と、開閉板の両側縁に揺動方向に固着し、開閉板の開
放時に、開閉板の両側縁と開口部の両側縁との間をそれ
ぞれ遮蔽する遮蔽板とよりなる投入口体の下縁をホッパ
ー本体に揺動自在に枢着したものである。
【0005】
【作用】破砕ホッパーに木片等を投入して破砕するには
図3(a)に示すように、開閉板を外側方に揺動させる
と上方に、開閉板と遮蔽板とに囲まれた投入口が開く、
この投入口に落葉,小枝等を投入すると破砕ケース内の
破砕装置によって破砕され、排出シューターから放出さ
れる。また運搬,格納に際しては開閉板を内側方に揺動
させて開口部を閉鎖させれば、側幅がせまくなって運
搬,格納が容易となるものである。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
詳細に説明する。図1〜図9において、木片破砕機は図
1〜図3に示すように、車体21にはエンジン23で駆
動する破砕装置25が架装され、車体21の後部には機
体を操作するためのハンドル杵27の前端が固着してい
る。車体21は一個の前輪29と二個の後輪31によっ
て支持され、前輪29、後輪31は水平方向の回動作動
は固定し、前後方向にのみ転動するよう設けられてい
る。
【0007】破砕装置25はつぎのように構成されてい
る。すなわち、図4〜図8に示すように破砕ケース33
内に、水平方向に軸支された回転軸35に二個の支持板
37が固着され、所定の半径位置に回転軸35と平行方
向に貫通する支軸39が設けられ、4つの角部に刃部4
1を備えた矩形の破砕刃43が対称位置に設けた二個の
支持孔45,45の内の一個に支軸39が貫通すること
によって揺動自在に支持され、円筒状のカラー47,4
9によって軸方向に係止されている。支軸39はカラー
47とともに貫通するピン50によって支持板37に固
定されている。
【0008】回転軸35には回転板51が固着し、回転
板51の内側面(支持板37の側)には翼板53が固着
してファン55を形成し、外側面には、軸心を含む半径
線と所定の間隔の平行線上に刃縁57を位置するよう鉋
刃59が固定され、刃縁57に沿って長孔61が設けら
れている。回転板51には長孔61に沿って、長孔61
の方向に向って回転板51の表面から離れる方向に(回
転板51の板厚が増す方向)に傾斜面63が凹状に形成
され、長孔61と反対の縁部に鉋刃59を係止する段部
65が形成され、傾斜面63に鉋刃59がボルト67に
よって固定されている。
【0009】支持板37と回転板51との間には、中央
に円形の開口部69を有する仕切壁71が設けられ、開
口部69の内径縁部には複数の切欠部73が形成されて
いる。ファン55側の破砕刃43は切欠部73に対面し
て所定の距離に近接して設けられている。破砕ケース3
3は仕切壁71によって破砕室75と切削室77とに分
割されている。
【0010】破砕室75の破砕刃43と対面する上面に
は破砕ホッパー79が開口し、破砕刃43に対面する通
路外側壁81に複数の飛散防止壁83が上下に適宜な間
隔で並設されている。破砕ホッパー79は水平断面が角
形に形成されたホッパー本体85の側面に開口部87が
開口し、この開口部87を覆って、上部にハンドル88
を備えた投入口体90が下縁をホッパー本体85に揺動
自在に枢着している。すなわち、開口部87を開閉自在
に揺動する開閉板89の下縁部を、開口部87の下縁部
に枢軸91によって枢着している。破砕刃43と対面す
る位置の破砕ケース33とホッパー本体85との結合部
の内面には、破砕片の逆流を阻止するための段部92が
設けられている。
【0011】開閉板89の下端には開閉板89の下縁と
開口部87の下縁との間の隙間を覆う可撓性のカバー9
3が固着している。開閉板89の両側縁には、開放時
に、開閉板89の両側縁と開口部87の両側縁との間を
それぞれ覆う遮蔽板95,95を揺動方向に固着し、投
入口体90の上面に投入口96を形成している。開口部
87の上部には破砕片の飛散を防止するための可撓性の
飛散防止板97が並設され、また開口部87の縁部には
開閉板89との間を密閉するための弾性パッキン99が
設けられている。開閉板89の開放,閉鎖位置におい
て、投入口体90をそれぞれ係止するための係止装置
(図示せず)が設けられている。
【0012】また、ホッパー本体85の開口部87と反
対側の外側下部には吸引ホース101を接続する接続口
103が開口し、吸引ホース101を使用しないときは
接続口103を閉鎖する蓋105が螺合している。
【0013】切削室77の側面の鉋刃59に対面する位
置には、直径のやや大きい中径の枝幹等を挿入して端面
を鉋刃59で切り削るための切削ホッパー107が開口
している。また切削室77のファン55の外周に対面す
る位置には、排出シューター109が着脱自在に固着さ
れている。排出シューター109は断面正方形で、上端
は側方向に開口し、下端は水平の取付面の複数の固定ボ
ルト111を同一円周上に等間隔に配設して、上部の開
口方向を水平面上で回動,固定可能に設けている。
【0014】破砕ケース33は回転軸35と平行な垂直
方向の分割面113によって本体ケース115と蓋ケー
ス117とに分割され、蓋ケース117は下端を枢軸1
19によって本体ケース115に枢着され、上端のボル
ト121によって、開閉自在に固着されている。回転軸
35の貫通する破砕ケース33の側壁には、蓋ケース1
17を開いたとき回転軸35を挿脱するための切欠溝1
23が形成され、蓋ケース117に固着するカバー12
5が蓋ケース117を閉鎖したとき切欠溝123を覆う
よう設けられている。
【0015】剪定小枝等を破砕するには、エンジン23
の駆動で回転する破砕刃43によって破砕ホッパー79
に投入される小枝を破砕し、仕切壁71の開口部69を
経てファン55に吸引され、送風とともに排出シュータ
ー109から排出される。破砕された大きな破砕片が開
口部69に侵入すると、破砕刃43とともに回転しよう
とする破砕片は、開口部69の内径縁部の切欠部73に
係合して回転を阻止されるので、破砕刃43によって小
片に切断される。
【0016】中径の本片は切削ホッパー107から押し
込むと、先端から順に鉋刃59によって切り削られ、切
削片は長孔61を通ってファン55によって排出され
る。また、吸引ホース101を用いる際には、破砕ホッ
パー79の開口部87を開閉板89によって密閉し、吸
引ホース101から落葉,木片等を吸引し、破砕室75
で破砕刃43によって破砕して、仕切壁71の開口部6
9からファン55に吸引され排出シューター109から
排出されるものである。
【0017】図9は排出シューター109の他の実施例
を示すもので、蓋ケース117の上部の排出部127は
円筒状に形成されフランジ129が固着している。フラ
ンジ129には筒部131を固着するフランジ133が
ボルト135によって固着し、筒部131には排出シュ
ーター109の円筒形の下端が水平方向に回動自在に嵌
合し、ねじ137によって、係止自在に設けられてい
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によればつぎのような効果を有す
るものである。(1)落葉等を投入するに必要な大きな
破砕ホッパーの投入口部分を揺動自在に設けることによ
って横幅を小さくして狭い場所の通過が可能となり、ま
た輸送,格納が容易となる。(2)吸引ホース使用の際
に投入口を閉鎖する蓋を別途に設ける必要がない。
(3)請求項2の構成とすれば、吸引ホースによる吸引
力がさらに向上する。(4)請求項3の構成とすれば、
機体の横幅がさらに小さくなって、本発明の効果がさら
に向上する。(5)請求項4の構成とすれば、破砕ホッ
パーの投入口から開閉板に沿って飛散する破砕片を阻止
できるので開閉板側の飛散防止板をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同前正面図で開閉板の開放(a)および、閉鎖
(b)状態を示す。
【図4】破砕装置の後正面図である。
【図5】破砕装置の側面図である。
【図6】回転板の正面図である。
【図7】鉋刃の正面図である。
【図8】破砕刃の平断面図である。
【図9】排出シューターの他の実施例の後正面図であ
る。
【図10】従来の破砕機の側面図である。
【符号の説明】
25 破砕装置 33 破砕ケース 43 破砕刃 79 破砕ホッパー 85 ホッパー本体 87 開口部 89 開閉板 90 投入口体 92 段部 95 遮蔽板 99 パッキン 101 吸引ホース 103 接続口 109 排出シューター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木片等を破砕するための破砕装置25を
    内蔵する破砕ケース33に被破砕物を供給する破砕ホッ
    パー79を設け、前記破砕ホッパー79のホッパー本体
    85の一側に開口する開口部87を開閉する開閉板89
    と、前記開閉板89の両側縁に揺動方向に固着し、前記
    開閉板89の開放時に前記開閉板89の両側縁と前記開
    口部87の両側縁との間をそれぞれ遮蔽する遮蔽板9
    5,95とよりなる投入口体90の下縁を前記ホッパー
    本体85に揺動自在に枢着したことを特徴とする木片破
    砕機。
  2. 【請求項2】 ホッパー本体85の一側に、吸引ホース
    101を接続するための接続口103を設けるととも
    に、前記開閉板89の閉鎖時に前記開口部87をパッキ
    ン99によって密閉してなる請求項1の木片破砕機。
  3. 【請求項3】 破砕片を側方向に排出するための排出シ
    ューター109を前記破砕ケース33に水平方向に回動
    自在に装着してなる請求項1の木片破砕機。
  4. 【請求項4】 破砕刃43と対面する位置の前記破砕ケ
    ース33と前記ホッパー本体85の結合部の内面に破砕
    片の逆流を阻止するための段部92を設けてなる請求項
    1の木片破砕機。
JP17931993A 1993-07-20 1993-07-20 木片破砕機 Expired - Lifetime JP2713855B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104437782A (zh) * 2014-09-01 2015-03-25 冯锦祥 滴灌带回收粉碎一体机
RU177952U1 (ru) * 2017-08-08 2018-03-19 Александр Витальевич Капитонов Измельчитель растительных материалов

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CN104437782A (zh) * 2014-09-01 2015-03-25 冯锦祥 滴灌带回收粉碎一体机
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