JPH0732316Y2 - 携帯用ベルトを具えたベビーカー - Google Patents

携帯用ベルトを具えたベビーカー

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JPH0732316Y2
JPH0732316Y2 JP7006292U JP7006292U JPH0732316Y2 JP H0732316 Y2 JPH0732316 Y2 JP H0732316Y2 JP 7006292 U JP7006292 U JP 7006292U JP 7006292 U JP7006292 U JP 7006292U JP H0732316 Y2 JPH0732316 Y2 JP H0732316Y2
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JP
Japan
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stroller
belt
attached
backrest
portable
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7006292U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0627426U (ja
Inventor
弘之 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Combi Corp
Original Assignee
Combi Corp
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Publication date
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  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はベビーカーに関するもの
であり、特に携帯に便利なベルトを具えたベビーカーに
関するものである。
【0002】
【考案の背景】折り畳み可能なベビーカーを携帯して母
子で外出する際に、階段を通行したり電車やバス等に乗
車する時などベビーカーを折り畳んで持ち運ばなければ
ならない状況に遭遇することはしばしば経験するがこの
ような時に母親等は子供を片手で抱き、他方の手でベビ
ーカーを持ち運ばなければならない。
【0003】このような状況に対応するため、従来より
提案されているベビーカーは、ベビーカー本体を軽量化
したり、持ち運ぶ時に腕にかけて携帯し易い構造を施す
等の工夫がなされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらベビーカ
ーの持ち運びを要求される場所、特に階段や段差の大き
い道路ではベビーカーを高く持ち上げる動作が必要なた
め使用者である母親等にとってベビーカーを持ち運ぶこ
とは重労働となっていた。
【0005】
【考案の目的】本考案は上記の事情に鑑みこれらの問題
に対応しようとするものであり、ベビーカーの背面に携
帯用ベルトを着脱自在に取り付けることにより持ち運び
時にベルトを肩に掛けることによって使用者の負担を軽
減しながら高く持ち上げることができ、しかも使用者の
両手は他の目的のために利用することができるよう構成
したベビーカーを提供することを目的としている。
【0006】
【考案の要点】本考案は、手押し杆を含む本体部分を棒
状に折り畳めるベビーカーと、ベルト本体の上端部にク
リップバックルを介して二本の腕ベルトをY字状に取り
付けた携帯用ベルトとの組み合わせからなり、ベルト本
体の下端部はベビーカーを構成する背当て部の下端部近
くに取り付け、その上端部に形成した二本の腕ベルトの
先端部をベビーカーの手押し杆に着脱自在に取り付けて
なり、前記クリップバックルの片側面にL字状に形成し
た係止杆が背当て部の背面下部近くに形成した係止ベル
ト、若しくは背当て部の下端部に取り付けたカゴ状の物
品収納部の開口縁部に着脱自在に係止できるよう構成し
てなる携帯用ベルトを具えたベビーカーの構造を考案の
要点としている。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
【0008】総括的にAで示すベビーカーは折り畳み式
ベビーカーとして公知のものであり対向する二つの前脚
杆1,1及び対向する二つの後脚杆2,2をそれぞれ連
結杆5…5で連結すると共にそれらの上端部を肘掛け杆
3,3の先端部に枢支させ、後脚杆2,2の中間部分に
はU字状に形成した手押し杆4の両端部を枢着した構造
としており、手押し杆4及び連結杆5…5をそれぞれコ
字状に折り曲げ可能に構成することにより携帯時に、ベ
ビーカー全体が、平面コ字状を呈する棒状に折り畳みで
きるよう構成している。
【0009】なお、ベビーカーAの構造は、全体が棒状
に折り畳みできるものであればその他の構造を特に限定
する必要はないが、後記する腕ベルト62,62が安定して
取り付けられ二つの腕ベルト62,62の間隔を一定間隔に
保持させ係止位置を移動させないためには、手押し杆4
をコ字状に折り曲げる折り曲げ構造部に瘤状の***部4
1,41が形成された構造を採用することが望ましい。
(図1乃至図4参照)
【0010】6はベビーカーAの背面に取り付けた携帯
用ベルトであり、縦長に形成したベルト本体61の上端部
に係止用のクリップバックル7を介して二本の腕ベルト
62,62を正面形状がほぼY字状を呈するよう放射させて
取り付けている。
【0011】ベルト本体61の下端部は、背当て部8の背
面下端部に取り付けた帯状の係止部81を挿通させた後そ
の先端部を折り返し、折り返したベルト本体61の先端部
に取り付けた長さ調節用金具63をベルト本体61の中間部
分に摺動自在に係止させて長さの調節ができるよう構成
している。
【0012】ベルト本体61と二本の腕ベルト62,62との
取り付け部に介在させたクリップバックル7は正面三角
形状に形成しており、下端部にはベルト本体61の挿通孔
71を形成し、両側の斜辺部には腕ベルト62,62の挿通孔
72,72をそれぞれ形成している。
【0013】二本の腕ベルト62,62の先端部は手押し杆
4にロール状に巻付けて取り付けるものであり、腕ベル
ト62の先端部と先端部近くに取り付けた係止ホック64,
64を嵌合させることにより係止している。
【0014】73はクリップバックル7の背面中央部に側
面L字状に形成した係止杆であり、携帯用ベルト7を収
納する時にベビーカー背当て部8の背面に形成した係止
ベルト82、若しくはベビーカー背当て部8の背面下部に
形成したカゴその他の物品収部83の開口縁84に係止させ
るためのものである。
【0015】なお、ベビーカーの背当て部8の背面下部
近くに形成する係止ベルト82の取り付け位置は、図6例
示のように背当て部8の比較的下面に近い場所に形成す
ることが望ましい。
【0016】また実施例では携帯用ベルト6の構造を、
正面形状がY字状を呈する構造として例示したが、この
構造に限定されるものではなく、例えば手押し杆の構造
が図示例示のようにその中央部に折り畳み操作のための
機構部9や背当て部8の上端部を取り付けるための係止
部91が構成されていない場合には、ベルト全体が一本の
帯状体によって構成されたものを使用しても差し支えな
い、但し、この場合でも携帯用ベルト6にはクリップバ
ックル7を取り付けることが必要である。
【0017】
【考案の効果】本考案は上記のようにベビーカーAの背
面に携帯用のベルト6を取り付ける構造としたので、階
段や電車に乗車するためベビーカーAを折り畳んで持ち
運ぶ時は、図4例示のように携帯用ベルト6を使用者の
肩に掛けて携帯することによって極めて簡単に持ち運ぶ
ことが可能となった。
【0018】特に本考案によれば、携帯用ベルト6を肩
に掛ける構造としたことにより、ベビーカーを手で持ち
上げる場合に比して使用者に与える重量感は極めて軽減
されたものとすることができる、また、持ち上げる高さ
も極めて高く位置させられるので段差のある道路や階段
で使用するのに最適な効果を発揮できる。
【0019】更にまた、本考案によれば使用者の両手は
子供とその他の荷物の携帯のために使用できる優れた利
点がある。
【0020】なお、本考案の携帯用ベルト6はベビーカ
ーとして使用している時に背当て部8の背面下部に収納
することを主たる使用方法として想定しているが、これ
に特定される必要はなく、携帯用ベルト6を逐一折り畳
むことなくベビーカーの背面に取り付けたまま使用して
もベビーカー本来の機能を阻害しないという優れた特徴
もある。
【0021】また、携帯用ベルト6にクリップバックル
7を取り付けたので、携帯用ベルト6を収納する時には
前記クリップバックル7部分を背当て部8に形成した係
止ベルト82、若しくはベビーカー背当て部8の背面下部
に形成したカゴその他の物品収部83の開口縁84に係止さ
せておけば、使用時にはこのクリップバックル7を持ち
上げるだけで簡単に携帯用ベルト6を取り出すことがで
きる。
【0022】特に、携帯用ベルト6を物品収納部83内に
多くの買物商品と共に収容している時には携帯用ベルト
6だけをとりだすのが困難であるが、本考案はクリップ
バックル7にL字状に形成した係止杆73部分をカゴその
他の物品収部83の開口縁84に係止させておけば、クリッ
プバックル7だけを取り出すことは容易であるため携帯
用ベルト6全体の取り出しを極めて簡単に行える利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 携帯用ベルトを取り付けた状態を示すため、
ベビーカーを背面側から捉えた斜視図
【図2】 携帯用ベルトを分離して示すベビーカーの背
面側斜視図
【図3】 ベビーカーの携帯時を示す斜視図
【図4】 使用状態を示す斜視図
【図5】 クリップバックルを物品収納部の開口縁に係
止した状態を示す一部を省略した拡大斜視図
【図6】 クリップバックルを背当て部の背面下部に形
成した係止ベルトに係止した状態を示す一部を省略した
拡大斜視図
【図7】 クリップバックルの正面図
【図8】 図7の縦断側面図
【符号の説明】
A ベビーカー 1 前脚杆 2 後脚杆 3 肘掛け杆 4 手押し杆 5 連結杆 6 携帯用ベルト 61 ベルト本体 62 腕ベルト 63 長さ調節金具 64 係止ホック 7 クリップバックル 71 ベルト本体の挿通孔 72 腕ベルトの挿通孔 73 係止杆 8 背当て部 81 帯状の係止部 82 係止ベルト 83 物品収納部 84 開口縁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手押し杆を含む本体部分を棒状に折り畳め
    るベビーカーと、ベルト本体の上端部にクリップバック
    ルを介して二本の腕ベルトをY字状に取り付けた携帯用
    ベルトとの組み合わせからなり、ベルト本体の下端部は
    ベビーカーを構成する背当て部の下端部近くに取り付
    け、その上端部に形成した二本の腕ベルトの先端部をベ
    ビーカーの手押し杆に着脱自在に取り付けてなり、前記
    クリップバックルの片側面にL字状に形成した係止杆が
    背当て部の背面下部近くに形成した係止ベルト、若しく
    は背当て部の下端部に取り付けたカゴ状の物品収納部の
    開口縁部に着脱自在に係止できるよう構成してなる携帯
    用ベルトを具えたベビーカー。
  2. 【請求項2】携帯用ベルトが一本の帯状体によって構成
    され、かつ、この帯状体の上端部近くにクリップバック
    ルが取り付けられている請求項1記載の携帯用ベルトを
    具えたベビーカー。
JP7006292U 1992-09-11 1992-09-11 携帯用ベルトを具えたベビーカー Expired - Lifetime JPH0732316Y2 (ja)

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JP7006292U JPH0732316Y2 (ja) 1992-09-11 1992-09-11 携帯用ベルトを具えたベビーカー

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JP7006292U JPH0732316Y2 (ja) 1992-09-11 1992-09-11 携帯用ベルトを具えたベビーカー

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JPH0627426U JPH0627426U (ja) 1994-04-12
JPH0732316Y2 true JPH0732316Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=13420684

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JP7006292U Expired - Lifetime JPH0732316Y2 (ja) 1992-09-11 1992-09-11 携帯用ベルトを具えたベビーカー

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JP4726213B2 (ja) * 2005-09-22 2011-07-20 ピジョン株式会社 ベビーカー

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JPH0627426U (ja) 1994-04-12

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