JPH07322120A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH07322120A
JPH07322120A JP6106642A JP10664294A JPH07322120A JP H07322120 A JPH07322120 A JP H07322120A JP 6106642 A JP6106642 A JP 6106642A JP 10664294 A JP10664294 A JP 10664294A JP H07322120 A JPH07322120 A JP H07322120A
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JP6106642A
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Hitoshi Yasuda
均 安田
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Canon Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像モードの切り替えに応じて容易に撮像制
御定数を得ることのできる撮像装置を得る。 【構成】 高解像の画素数を有する撮像センサ3を用
い、低解像度の第1の撮像モードでは、同期信号発生器
18、第1の色処理部7等が用いられ、撮像制御定数演
算部22aで撮像制御定数が演算されて用いられると共
に、撮像制御定数保持/補正部23で保持又は補正され
て保持される。高解像度の第2の撮像モードに切り替え
られると、同期信号発生器19、第2の色処理部が用い
られると共に、上記保持された撮像制御定数が第2の撮
像モードの撮像制御定数として用いられる。 【効果】 第1の撮像モードから第2の撮像モードに切
り替えたとき、撮像制御定数の演算をやり直す必要がな
く、即座に第2の撮像モードでの画像取り込みを行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCD等の撮像素子を用
いると共に、解像度の異なる複数の撮像モードで動作可
能な撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の複数の撮像モードを持った
撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。図にお
いて、1は光学レンズ、2は絞り、3は光信号を電気信
号に変換する撮像センサ、4は撮像センサ3により撮像
された画像信号のサンプルホールドとAGC(自動利得
制御)を行うSH/AGC部、5はA/D変換部、6は
A/D変換部5の出力を切り替えるためのスイッチであ
る。
【0003】7は低解像度用の第1の色処理部、8は第
1の色処理部7から出力される画像信号(YUV、RG
B等)を記憶する第1のメモリ、9は第1のメモリ8を
制御するための第1のメモリコントローラ、10はD/
A変換部、11はD/A変換部10からの画像信号をビ
デオ信号(NTSC、PAL等)に変換するビデオ・エ
ンコーダーである。
【0004】12は高解像度用の第2の色処理部、13
は第2の色処理部12から出力される画像信号(YU
V、RGB等)を記憶する第2のメモリ、14は第2の
メモリ13を制御するための第2のメモリコントロー
ラ、15は第2のメモリ13からの画像信号(YUV、
RGB等)あるいは第2の色処理部12から出力される
画像信号(YUV、RGB等)の圧縮/伸張を行う圧縮
伸張器、16はインターフェース、17は記憶装置であ
る。
【0005】18はビデオレートで動作する低解像度用
の第1の同期信号発生器、19は高解像度用の第2の同
期信号発生器、20は同期信号を切り替えるためのスイ
ッチ、21は撮像センサ3を動かすためのタイミングパ
ルスを発生させるタイミングジェネレータ、22は撮像
制御定数に基づいて撮像系を制御する撮像制御部で、撮
像に関する撮像制御定数の演算を行う撮像制御定数演算
部22aを含む。23はシステム全体の制御を行うシス
テム制御部、24はユーザーが入力操作を行う操作部で
ある。
【0006】次に動作について説明する。撮像センサ3
はCCD等の固体撮像素子であり、25万画素、41万
画素、それ以上の画素といったように高解像度化が進ん
でいる。またセンサの種類としては、補色(Cy、M
g、Ye、Gr)モザイクあるいはRGBストライプの
カラーフィルターをチップ上に貼り付けた単板カラーセ
ンサや3つの撮像素子の各々にR、G、Bの単色カラー
フィルタをチップ上に貼り付けて構成した3板カラーセ
ンサ等がある。ここでは1536×988画素、補色モ
ザイク単板カラーセンサの場合として説明を進める。撮
像センサ3は第1の同期信号発生器18及び第2の同期
信号発生器19による二つの異なる周波数の同期信号を
スイッチ20により切り替えて、二つの撮像モードで動
作を行う。
【0007】まず第1の撮像モードについて説明する。
この第1の撮像モードでは用いられる第1の同期信号発
生器18は低解像度用の同期信号発生器である。尚、低
解像度用とは、メモリを用いなくても処理速度の間に合
う撮像モード用のことで、ここでは通常のテレビ方式に
よるビデオ信号(NTSC、PAL等)の同期信号とし
ている。タイミングジェネレータ21は第1の同期信号
発生器18の同期信号に従って撮像センサ3を駆動して
近傍の同じフィルターの画素を加算して見かけ上の画素
数を減らす方法や、撮像センサ3より読み出す画素を飛
び越して読み出すことによる間引き、また、特定の一部
領域のみを読み出す等の方法により、ビデオ用のCCD
等のセンサと同じアクセスを行ない、ビデオ信号に合わ
せた768×494画素を読み出す。
【0008】撮像センサ3により撮像された画像信号
は、SH/AGC部4によりスイッチングノイズを除去
し信号成分を取り出すためのサンプルホールドとAGC
(自動利得制御)とが行われた後、10ビットのA/D
変換部5によりデジタルデータに変換される。A/D変
換部5によりデジタルデータに変換された画像信号は、
スイッチ6を通り、第1の色処理部7により輝度2色差
YUV(あるいはRGB等)のデータに色変換され、第
1のメモリコントローラ9の制御のもとに第1のメモリ
8に記憶される。
【0009】一旦第1のメモリ8に記憶されたYUV
(あるいはRGB等)のデータは、D/A変換部10に
よりアナログ信号に変換され、エンコーダ11によりビ
デオ信号として変調出力され、ビデオモニター(図示せ
ず)に表示される。ここでは、第1の色処理部7により
色変換されたYUV(あるいはRGB等)のデータを、
一旦第1のメモリ8に記憶した後、これを読み出してD
/A変換部10にデータを送っているが、第1の色処理
部7により色変換されたYUV(あるいはRGB等)の
データを、直接D/A変換部10に送り、同時に第1の
メモリ8に入力することも可能である。
【0010】次に第2の撮像モードについて説明する。
この第2の撮像モードで用いられる第2の同期信号発生
器19は高解像度用の同期信号発生器である。尚、高解
像度とは、メモリを用いなくては処理が行えない撮像モ
ード用のことで、ここでは高解像度の静止画像を撮像す
る場合の同期信号としている。第2の同期信号発生器1
9により発生された同期信号に従ってタイミングジェネ
レータ21により撮像センサ3の駆動パルスが発生され
る。
【0011】第1の撮像モードと同様に撮像センサ3に
より撮像された画像信号は、SH/AGC部4によりス
イッチングノイズを除去し信号成分を取り出すためのサ
ンプルホールドとAGC(自動利得制御)が行われた
後、10ビットのA/D変換部5によりデジタルデータ
に変換される。A/D変換部5によりデジタルデータに
変換された画像信号は、スイッチ6を通り、第2の色処
理部12によりYUV(あるいはRGB等)のデータに
色変換され、第2のメモリコントローラ14の制御のも
とに第2のメモリ13に記憶される。
【0012】第2のメモリ13に記憶されたYUV(あ
るいはRGB等)のデータは、必要であれば、圧縮伸張
部15において圧縮が行われ、インターフェース16を
介して、記憶装置17の外部ファイル又はコンピュータ
(図示せず)にデータを送り出す。また、A/D変換部
5によりデジタルデータに変換された映像信号を直接イ
ンターフェース16を介して、外部ファイル17又はコ
ンピュータ(図示せず)にデータを送り出すことも可能
である。
【0013】次に撮像制御系について説明する。A/D
変換部5から出力された画像信号は撮像制御部22へも
入力される。撮像制御部22では、まず撮像制御定数演
算部22aにて画像信号のある枠領域内の輝度信号のピ
ーク値やラインの最大輝度値と最小輝度値との差分値等
の自動焦点制御用の評価値/ある枠領域内の輝度信号の
積分値等の自動絞り制御用の評価値/ある枠領域内の輝
度信号の積分値や色差信号の積分値等の自動ホワイトバ
ランス制御用の評価値等の撮像制御定数を演算する。
【0014】そして上記各定数を用いて焦点を合わせる
ためのフォーカスレンズ(光学レンズ1に含まれる)/
露光を最適にするための絞り2/露光を最適にするため
のシャッタースピード(撮像センサ3の光チャージ時
間)/露光を最適にするためのゲイン(SH/AGC部
4のゲイン量)/ホワイトバランスを調節するための色
補正量(第1、第2の色処理部7、12に対する補正
量)等の制御を行う。
【0015】また、操作部23からの入力に従い、シス
テム制御部23からの指示を受けて、撮像モードの切り
替え制御、即ち、信号処理系の切り替えスイッチ6や同
期信号発生器切り替えスイッチ20の切り替え等や、マ
ニュアルでの各種撮像制御定数の設定等も行う。
【0016】次に撮像制御部22の動作を、図6の動作
アルゴリズムに沿って説明する。まず、撮像モードが第
1か第2かを判断する(ステップS001。以下S00
1と記す。)。第1の撮像モードの時、撮像制御定数演
算部22aで第1の撮像モードの撮像制御定数を演算し
(S002)、撮像モード切り替えスイッチ6、20を
第1の撮像モード側へセットする(S003)。次に上
記撮像制御定数に基づいた撮像系の制御出力をする(S
004)。
【0017】第2の撮像モードの時は、先ず、静止画を
仮撮像し(S005)、撮像制御定数演算部22aで第
2の撮像モードの撮像制御定数を演算する(S00
6)。これを静止画n枚分について行う(S007)。
このnは第2の撮像モードの撮像制御定数の決定に必要
な画像の枚数を示す1以上の整数である。演算終了後、
撮像モード切り替えスイッチ6、20を第2の撮像モー
ド側へセットし(S008)、次に上記撮像制御定数に
基づいた撮像系の制御出力を行う(S009)。第1の
撮像モードへの切り替え指示があるまでこの状態を保持
する(S010)。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下のような欠点があった。 第1の欠点:第1の撮像モード(例えばビデオレート)
から第2の撮像モード(例えば高解像度静止画レート)
に切り替えた時、撮像制御定数の設定に際して、第2の
撮像モード用の撮像制御定数を改めて1から演算する必
要があり、そのためには数回(n枚)の画像の事前取り
込みが要求される。しかし、第2の撮像モードでの高解
像度画像の取り込みには時間を要する。このため、第2
の撮像モードに切り替えてすぐには正規の画像取り込み
は行えない。
【0019】第2の欠点:第1の撮像モードで動作中に
静止画を取り込む際、ユーザーは、撮像モードの切り替
え/静止画の取り込み完了の判断/元の撮像モードへの
切り替えを行う必要があり、このため、静止画を取り込
み終えるまでは、その操作にユーザーが注意しなければ
ならない。
【0020】本発明は上記の問題を解決するために成さ
れたもので、請求項1の発明は、第1の撮像モード(例
えばビデオレート)から第2の撮像モード(例えば高解
像度静止画レート)への切り替えに際し、即座に第2の
撮像モードでの画像の取り込みを行うことのできる撮像
装置を得ることを目的としている。
【0021】請求項2の発明は、一度の静止画取り込み
入力操作で、第2の撮像モードに入り/静止画取り込み
を開始し/静止画取り込みの終了を検知し/静止画取り
込み終了後元の撮像モードに戻るといった静止画の取り
込みに関する一連の撮像手段の制御を自動的に行うこと
のできる撮像装置を得ることを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、複数の撮像モードを持つ撮像
装置において、撮像制御定数保持/補正部を設けてい
る。
【0023】請求項2の発明では、複数の撮像モードを
持つ撮像装置において、上記撮像制御定数保持/補正部
と、静止画自動取り込み制御部とを設けている。
【0024】
【作用】請求項1の発明のよれば、撮像制御定数保持/
補正部は、第1の撮像モード(例えばビデオレート)か
ら第2の撮像モード(例えば高解像度静止画レート)に
切り替えた時、第1の撮像モードで使用していた撮像制
御定数を保持または保持して補正することにより、第2
の撮像モードで使用する撮像制御定数を決定するように
動作する。
【0025】請求項2の発明によれば、静止画自動取込
部は、静止画自動取り込み指示により、撮像モードの切
り替え/第2の撮像モードでの撮像時間等のシーケンス
の切り替え制御を行うと共に、この切り替え制御に応じ
て撮像制御定数保持/補正部を制御するように動作す
る。
【0026】
【実施例】
〔第1の実施例〕図1は本発明の第1の実施例による複
数の撮像モードを持った撮像装置の構成を示すブロック
図である。同図においては前述した従来の図7と同一部
分については同一符号を付してある。図1において図7
と異なる点は、図7の構成に、第2の撮像制御定数供給
22b、撮像制御定数切替部22c、撮像制御定数保持
/補正部25を付加したことである。この他に本発明と
直接には関連しないが、外部制御機器27、インターフ
ェース28を設けた場合を図示している。尚、光学レン
ズ1、絞り2、撮像センサ3及びSH/AGC部4によ
り撮像手段を構成する。
【0027】撮像制御定数保持/補正部25はシステム
制御部23からの撮像モード切り替え指示を受けて、第
1の撮像モードで使用していた撮像制御定数演算部22
aで演算された撮像制御定数を保持し、あるいはこの保
持した撮像制御定数を補正して第2の撮像モードの撮像
制御定数として撮像制御部22の中の撮像制御定数供給
部22bへ出力する。
【0028】第2の撮像制御定数供給部22bは撮像制
御定数保持/補正部25からの撮像制御定数を保持す
る。撮像制御定数切替部22cはシステム制御部23か
らの撮像モード切り替え指示を受けて、撮像制御部22
で使用する撮像制御定数を、第1の撮像制御定数演算部
22aと撮像制御定数供給部22bとの間で切り替え
る。
【0029】次に動作について説明する。ここでは、図
7の従来例と異なる撮像制御系についてのみ説明する。
A/D変換部5から出力された画像信号は撮像制御部2
2へも入力される。撮像制御部22では、まず撮像制御
定数演算部22aにて、画像信号のある枠領域内の輝度
信号のピーク値やラインの最大輝度値と最小輝度値との
差分値等の自動焦点制御の評価値/ある枠領域内の輝度
信号の積分値等の自動絞り制御用の評価値/ある枠領域
内の輝度信号の積分値や色差信号の積分値等の自動ホワ
イトバランス制御用の評価値等の撮像制御定数を演算す
る。
【0030】そして演算された各制御定数を用いて、焦
点を合わせるためのフォーカスレンズ(光学レンズ1に
含まれる)/露光を最適にするための絞り2/露光を最
適にするためのシャッタースピード(撮像センサ3の光
チャージ時間)/露光を最適にするためのゲイン(SH
/AGC部4のゲイン量)/ホワイトバランスを調節す
るための色補正量(色処理部7、12に対する補正量)
等の撮像系の制御を行う。
【0031】また、操作部24又は外部制御機器27か
らのインターフェース28を介して入力に従い、システ
ム制御部23からの指示を受けて、撮像モードの切り替
え制御、即ち、信号処理系の切り替えスイッチ6や同期
信号発生器切り替えスイッチ20の切り替え等や、マニ
ュアルでの各種撮像制御定数の設定等も行う。
【0032】次に、撮像制御部22の動作を、図2の動
作アルゴリズムに沿って説明する。まず、撮像制御定数
演算部22aで第1の撮像モードの撮像制御定数を演算
する(ステップ101。以下S101と記す。)。第1
の撮像モードの撮像制御定数を撮像制御定数切替部22
cと撮像制御定数保持/補正部25とに出力する(S1
02)。撮像制御定数保持/補正部25からの第2の撮
像モードの撮像制御定数を第2の撮像制御定数供給部2
2bに保持する(S103)。
【0033】次に撮像モードが第1課題2か判断する
(S104)。第1の撮像モードの時は撮像モード切り
替えスイッチ6、20を第1の撮像モード側へセットし
(S105)、撮像制御定数切替部22cを撮像制御定
数演算部22a側へセットする(S106)。第2の撮
像モードのときは撮像モード切り替えスイッチ6、20
を第2の撮像モード側へセットし(S107)、撮像制
御定数切替部22cを撮像制御定数供給部22b側へセ
ットする(S108)。最後に上記撮像制御定数に基づ
いた撮像系の制御出力をする(S109)。
【0034】撮像制御定数保持/補正部25はシステム
制御部23からの撮像モード切り替え指示を受けて、第
1の撮像モードで使用していた撮像制御定数演算部22
aでの撮像制御定数を保持し、あるいはこの保持した撮
像制御定数に補正をかけ、第2の撮像モードの撮像制御
定数として撮像制御部22の中の撮像制御定数供給部2
2bへ出力する。
【0035】次に、撮像制御定数保持/補正部25の動
作を図3の動作アルゴリズムに沿って説明する。まず、
第1の撮像モードから第2の撮像モードへの切替指示を
待つ(S201)。切替指示があれば、撮像制御定数演
算部22aからの第1の撮像モードの撮像制御定数を保
持し(S202)、あるいはシステム制御部23の指示
によりこの保持した第1の撮像モードの撮像制御定数を
補正する(S203)。この撮像制御定数を第2の撮像
モードの撮像制御定数として撮像制御部22の中の撮像
制御定数供給部22bへ出力する(S204)。S20
1で第1の撮像モードから第2の撮像モードへの切替指
示でなければ、撮像制御定数供給部22bへ出力する制
御定数は何ら更新せずS204に進む。
【0036】次に第1の撮像制御定数に補正をかける場
合(上記S203)についてもう少し詳しく説明する。
まず第1の撮像モードと第2の撮像モードとで撮像セン
サ3の露光時間(シャッタースピード)が異なっている
場合について説明する。例えば第1の撮像モードでは一
水平ラインの露光(蓄積)時間が16.3msec、第
2の撮像モードでは33.3msecであるとする。
【0037】まず第1の撮像モードで静止画を撮像す
る。この状態から高解像度静止画として入力するために
第2の撮像モードに切り替える。この瞬間第1の撮像モ
ードで使用していた焦点、絞り、ホワイトバランス等の
制御定数が保持される。ところが焦点やホワイトバラン
スの制御定数はそのまま使用しても差し支えないが、絞
りについては、第1の撮像モードと第2の撮像モードと
で撮像センサ3の露光時間(シャッタースピード)が異
なっているため、そのまま使用すると明るさ(輝度)が
本来の約2倍になってしまう。そこで第2の撮像モード
に切り替えたとき、絞り2が半分の露光量になるように
絞りの制御定数を補正する。
【0038】また絞りの制御定数の補正以外にも、SH
/AGC部4のゲインの制御定数を半分にしたり、A/
D変換部5での値を半分にするといった補正も有効であ
る。勿論各補正を組み合わせることでより適切な補正が
可能となる。ここでは露光時間の設定が撮像モードによ
って異なり、かつ固定されている場合を例に上げたが、
露光時間が同じシステムにおいても上記のような撮像制
御定数の補正により対処することができる。露光時間を
変えられるシステムにおいては、当然露光時間の制御定
数の補正が使用できる。
【0039】尚、外部制御機器27はパソコン等を想定
しており、撮像装置が有している操作部24以外からの
遠隔操作を可能とするもので、インタフェース28を介
してシステム制御部23に入力される。この場合操作部
24を持たない撮像装置も当然構成しうる。
【0040】以上のように、この第1の実施例では第1
の撮像モード(例えばビデオレート)から第2の撮像モ
ード(例えば高解像度静止画レート)への切り替えに際
し、第2の撮像モードでの撮像制御定数を、第1の撮像
モードでの撮像制御定数をもとに求められるようにし
た。このため、第2の撮像モードに切り替えてから改め
て撮像制御定数を一から演算し直す必要が無くなり、即
座に第2の撮像モードでの画像の取り込みを行うことが
できる。
【0041】〔第2の実施例〕図4は上記第1の実施例
をもとにした、本発明の第2の実施例による複数の撮像
モードを持った撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。同図においては第1の実施例の図1と同一部分につ
いては同一符号を付してある。図4において図1と異な
る点は、図1の構成のシステム制御部23の中に静止画
自動取込部23aを付加したことである。
【0042】静止画自動取込部23aは、操作部24か
らの静止画自動取り込み指示を受けて、第2の撮像モー
ドに入り/静止画取り込みを開始し/静止画取り込みの
終了を検知し/静止画取り込み終了後元の撮像モード
(第1の撮像モード)に戻るといった静止画の取り込み
に関する一連の撮像系の制御を自動的に行う。
【0043】次に動作について説明する。ここでは図7
の従来例と異なる撮像制御系についてのみ説明する。A
/D変換部5から出力された画像信号は撮像制御部22
へも入力される。撮像制御部22では、まず撮像制御定
数演算部22aにて、画像信号のある枠領域内の輝度信
号のピーク値やラインの最大輝度値と最小輝度値の差分
値等の自動焦点制御用の評価値/ある枠領域内の輝度信
号の積分値等の自動絞り制御用の評価値/ある枠領域内
の輝度信号の積分値や色素信号の積分値等の自動ホワイ
トバランス制御用の評価値等の撮像制御定数を演算す
る。
【0044】上記各制御数に応じて焦点を合わせるため
のフォーカスレンズ(光学レンズ1に含まれる)/露光
を最適にするための絞り2/露光を最適にするためのシ
ャッタースピード(撮像センサ3の光チャージ時間)/
露光を最適にするためのゲイン(SH/AGC部4のゲ
イン量)/ホワイトバランスを調節するための色補正量
(色処理部7、12に対する補正量)等の撮像系の制御
を行う。
【0045】また、操作部24又は外部制御機器27か
らの入力に従い、システム制御部23からの指示を受け
て、撮像モードの切り替え制御(即ち、信号処理系の切
り替えスイッチ6や同期信号発生器切り替えスイッチ2
0の切り替え等や、マニュアルでの各撮像制御定数の設
定等も行う。
【0046】撮像制御定数保持/補正部25はシステム
制御部23からの撮像モード切り替え指示を受けて、第
1の撮像モードで使用していた撮像制御定数演算部22
aでの撮像制御定数を保持し、あるいはこの保持した撮
像制御定数に補正をかけ、第2の撮像モードの撮像制御
定数として撮像制御部22の中の撮像制御定数供給部2
2bへ出力する。
【0047】一方、静止画自動取り込み制御部23a
は、操作部24からの静止画自動取り込み指示を受け
て、静止画の取り込みに関する撮像モードの切り替えを
自動的に行う。次に静止画自動取り込み制御部23aの
動作を図5の動作アルゴリズムに沿って説明する。操作
部24からの静止画自動取り込み指示(S301)に応
じて、静止画自動取り込みタイマー(第2の撮像モード
で動作する時間を規定するためのタイマー)をセットす
る(S302)。第2の撮像モードで動作するように撮
像制御部22と撮像制御定数保持/補正部25とに指示
する(S303)。静止画自動取り込みタイマーをスタ
ートし(S304)、タイマーアップ(S305)に応
じて、元の撮像モード(第1の撮像モード)で動作する
ように撮像制御部22と撮像制御定数保持/補正部25
とに指示する(S306)。従って、タイマーアップま
での間、静止画の取り込みが行われている。
【0048】尚、外部制御機器27はパソコン等を想定
しており、撮像装置が有している操作部24以外からの
遠隔操作を可能とするもので、インタフェース部28を
介してシステム制御部23に入力される。
【0049】以上のように、静止画を撮像するのに要す
る時間をあらかじめ設定しておき、静止画撮像の開始/
撮像時間監視/撮像の終了/終了後の元の状態への復
帰、といった静止画取り込み操作時の一連の撮像モード
の切り替え制御をボタン一つで自動的に行うようにし
た。このため、第1の実施例では静止画の撮像におい
て、その開始時/終了時に操作部24からの操作で撮像
モードを切り替える必要があり、又画像の撮像終了につ
いてもユーザーが判断しなければならなかったが、この
第2の実施例によれば、静止画自動取り込み操作を一度
行うだけで良くなり、より使い勝手が良くなる。
【0050】尚、上述した第1、第2の実施例において
は、2つの同期信号発生器18、19を用いて2つの撮
像モードを実現しているが、第2の撮像モード用の周波
数の高い同期信号発生器を一つ用い、メモリー処理によ
って第1の撮像モードをも処理可能な構成をとることが
できるのは勿論である。
【0051】また近年、撮像センサ3の解像度(画素
数)そのものを変えることなく、画素ずらし撮像方式と
メモリを用いることで、高解像度の静止画を取り込む方
式が研究・開発されている。このような方式を用いた撮
像モードも、本発明で言う複数の撮像モードの一つであ
ることは明らかである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数の撮像モードを持つ撮像装置において、撮
像制御定数保持/補正部を用いたことにより、第1の撮
像モード(例えばビデオレート)から第2の撮像モード
(例えば高解像度静止画レート)に切り替えたとき、第
2の撮像モードでの撮像制御定数の演算のし直し及びそ
のための画像の仮取り込みを行う必要がなくなり、即座
に第2の撮像モードでの画像の取り込みを行うことがで
きる。このため、大変使い勝手が良くなる効果がある。
【0053】請求項2の発明によれば、複数の撮像モー
ドを持つ撮像装置において、撮像制御定数保持/補正部
及び静止画取り込み制御部を設けたことにより、一度の
静止画取り込み入力操作で、撮像モードの切り替え/静
止画撮像の開始/撮像時間監視/撮像の終了/撮像終了
後の元の状態への復帰、といった静止画取り込み操作時
の一連の撮像モードの切り替え制御を自動的に行うこと
ができると共に、それに応じて撮像制御定数の切り替え
を行うことができる。このため、静止画を取り込み終え
るまで、その操作にユーザーが注力しなければないとい
う必要性がなくなり、大変使い勝手が良くなる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による撮像装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】第1の実施例に係わる撮像制御部の動作アルゴ
リズムを示すフローチャートである。
【図3】第1の実施例に用いる撮像制御定数保持/補正
部の動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例による撮像装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】第2の実施例に用いる静止画自動取り込み制御
部の動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図6】従来の撮像制御部の動作アルゴリズムを示すフ
ローチャートである。
【図7】従来の撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 光学レンズ(撮像手段) 2 絞り(撮像手段) 3 撮像センサ(撮像手段) 4 SH/AGC部(撮像手段) 22 撮像制御部 23 システム制御部 23a 静止画自動取り込み制御部 25 撮像制御定数保持/補正部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズにより結像された画像を光電変換
    し画像信号として出力する撮像手段を有しかつ複数の撮
    像モードで動作可能に成された撮像装置において、 撮像に関する種々の撮像制御定数を演算すると共に演算
    された撮像制御定数に基づいて上記撮像手段の制御を行
    う撮像制御部と、 上記複数の撮像モードのモード切り替え制御及びシステ
    ム全体の制御を行うシステム制御部と、 上記システム制御部からの撮像モードの切り替え制御に
    応じて上記撮像制御定数を保持する、あるいは保持して
    補正する撮像制御定数保持/補正部とを備えたことを特
    徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 レンズにより結像された画像を光電変換
    し画像信号として出力する撮像手段を有しかつ複数の撮
    像モードで動作可能に成された撮像装置において、 撮像に関する種々の撮像制御定数を演算すると共に演算
    された撮像制御定数に基づいて上記撮像手段の制御を行
    う撮像制御部と、 上記複数の撮像モードのモード切り替え制御及びシステ
    ム全体の制御を行うシステム制御部と、 上記システム制御部からの撮像モードの切り替え制御に
    応じて上記撮像制御定数を保持する、あるいは保持して
    補正する撮像制御定数保持/補正部と、 上記システム制御部からの静止画自動取込みの指示に応
    じて自動的に所定の静止画取込みシーケンスに基づいて
    撮像モードを切り替え制御すると共にこの切り替え制御
    に応じて上記撮像定数保持/補正部を制御する静止画自
    動取り込み制御部とを備えたことを特徴とする撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 上記複数の撮像モードのうち第1の撮像
    モードはメモリを必要とすることなく実時間で信号処理
    が可能な撮像モードであり、第2の撮像モードは信号処
    理においてメモリを必要とし、実時間で信号処理が行え
    ない撮像モードであることを特徴とする請求項1又は2
    記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の撮像モードは、ビデオ信号の
    解像度で画像を取込む撮像モードであり、上記第2の撮
    像モードは、ビデオ信号よりも解像度の高い画像を取込
    む撮像モードであることを特徴とする請求項3記載の撮
    像装置。
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