JPH07321683A - 受信機回路及びその制御方法 - Google Patents

受信機回路及びその制御方法

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JPH07321683A
JPH07321683A JP13388094A JP13388094A JPH07321683A JP H07321683 A JPH07321683 A JP H07321683A JP 13388094 A JP13388094 A JP 13388094A JP 13388094 A JP13388094 A JP 13388094A JP H07321683 A JPH07321683 A JP H07321683A
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JP
Japan
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signal
audio amplifier
electric field
section
field strength
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JP13388094A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ikeno
謙一 池野
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡易な回路構成で、オーディオアンプ
における消費電力の節電を実現できる受信機回路及びそ
の制御方法を提供する。 【構成】 電界強度検出部10が高周波増幅部1からの
信号から特定値以上の電界強度を検出し、音声検出部1
1が電界強度検出部10で特定値以上の電界強度の検出
を示す信号が入力されていることを条件として復調部3
から出力される音声信号を検出し、タイマ部12が電界
強度検出の信号と音声検出の信号からオーディオアンプ
部6の電源をON/OFFする電源ON/OFF信号を
制御する受信機回路及びその制御方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯型受信機等に用い
られるスーパヘテロダイン方式を用いた受信機回路に係
り、特に消費電力を節約できる受信機回路及びその制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の受信機回路について図3を
使って説明する。図3は、従来の受信機回路の構成ブロ
ック図である。従来のスーパヘテロダイン方式を用いた
受信機回路は、図3に示すように、アンテナ7と、高周
波増幅部1と、中間周波増幅部2と、復調部3と、ノイ
ズスケルチ部4と、スイッチ部5と、オーディオアンプ
部6と、スピーカ8とから構成されている。尚、一般的
な受信機回路については、「移動通信 進士昌明編 19
89.9.30 丸善(株)発行 p215〜p242」に記載
されている。
【0003】そして、各部の接続関係は、アンテナ7で
受信した受信信号が高周波増幅部1に入力され、高周波
増幅部1の出力が中間周波増幅部2に入力され、中間周
波増幅部2の出力が復調部3に入力され、復調部3の一
方の出力がノイズスケルチ部4に入力され、ノイズスケ
ルチ部4から出力される制御信号がスイッチ部5に入力
される。また、復調部3のもう一方の出力はスイッチ回
路5を介してオーディオアンプ部6に入力され、オーデ
ィオアンプ部6の出力がスピーカ8に入力されて、スピ
ーカ8から受信した音声が出力されるようになってい
る。
【0004】次に、従来の受信機回路の各部の働きを具
体的に説明する。アンテナ7は、無線通信における高周
波の無線信号を受信するものであり、高周波増幅部1
は、アンテナ7が受信した高周波信号を増幅するもので
ある。
【0005】また、中間周波増幅部2は、高周波増幅部
1で増幅された高周波の受信波を中間周波に変換し増幅
する部分で、具体的には、高周波増幅部1からの出力波
と局部発振器(図示せず)からの出力波とを非線形素子
で混合して、両者の差周波数(又は和周波数)である中
間周波数を得ることにより周波数変換を行い、これを増
幅するものである。
【0006】復調部3は、中間周波増幅部2で増幅され
た中間周波を復調する部分で、具体的には、増幅された
中間周波を帯域通過フィルタにかけて帯域制限した後に
検波器で検波することにより音声周波(低周波)の信号
(音声信号)に復調するようになっている。
【0007】次に、オーディオアンプ部6は、復調部3
で復調されスイッチ部5を介して入力された音声周波の
信号を増幅するものであり、スピーカ8は、オーディオ
アンプ部6で増幅された音声周波の電気的信号を音の振
動に変換して出力するものである。
【0008】一方、ノイズスケルチ部4及びスイッチ部
5は、復調部3から出力される音声信号がない場合又は
音声信号が極めて弱い場合に、非常に強い雑音が入る可
能性があり、その場合にスピーカ8から雑音が出力され
ないようにする部分で、ノイズスケルチ部4が入力信号
の有無によってスイッチ部5に復調部3とオーディオア
ンプ部6との接続をON/OFFするための制御信号を
出力するようになっている。
【0009】具体的にノイズスケルチ部4は、予め規定
されたレベルの入力信号が検知されない場合、又は予め
規定されたレベルを越えた雑音が検知された場合、又は
その両者の場合に、スイッチ回路5に対して復調部3と
オーディオアンプ6との接続をOFFにする制御信号を
出力する。逆に、予め設定されたレベルの入力信号が検
知された場合には、スイッチ回路5に対して復調部3と
オーディオアンプ6との接続をONする制御信号を出力
するようになっている。そしてスイッチ部5は、ノイズ
スケルチ部4から出力される制御信号に基づいて復調部
3とオーディオアンプ部6との接続のON/OFFを切
り換えるようになっている。
【0010】次に、従来の受信機回路の動作について、
図3を使って説明する。従来の受信機回路では、無線通
信において通信相手からの送信波をアンテナ7が受信す
ると、受信した高周波信号を高周波増幅部1で増幅し、
中間周波増幅部2で中間周波に変換して増幅し、更に復
調部3で音声周波に復調してノイズスケルチ部4とスイ
ッチ部5とに出力する。
【0011】この時、ノイズスケルチ部4では、入力し
た音声信号が規定されたレベルに達していることを検知
してスイッチ回路5に対してONの制御信号を出力す
る。そして、スイッチ回路5では、ノイズスケルチ部5
から入力したONの制御信号に基づいて復調部3とオー
ディオアンプ6との接続をONに切り換え、復調部3か
ら出力される音声周波の信号がオーディオアンプ部6に
入力され、オーディオアンプ部6で増幅されて、スピー
カ8から音声が出力されるようになっている。
【0012】一方、無線通信において相手との通信が切
断された場合及び、通話が途切れた場合に、復調部3か
らノイズスケルチ部4に出力される音声信号がなくな
る。この時ノイズスケルチ部4では、入力した音声信号
が規定されたレベルに達しないことを検知し、又はノイ
ズが規定されたレベルを越えたことを検知してスイッチ
回路5に対してOFFの制御信号を出力する。そして、
スイッチ回路5では、ノイズスケルチ部5から入力した
OFFの制御信号に基づいて復調部3とオーディオアン
プ6との接続をOFFに切り換え、復調部3から出力さ
れる雑音信号がオーディオアンプ部6に入力されず、ス
ピーカ8からは雑音が出力されないようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の受信機回路及びその制御方法では、通信相手からの
音声信号がなくなると、ノイズスケルチ部4及びスイッ
チ回路5の動作により復調部3とオーディオアンプ部6
との接続がOFFになり、復調部3から出力される雑音
信号がオーディオアンプ部6で増幅されてスピーカ8か
ら出力されることはないが、しかしオーディオアンプ部
6は常に動作しており、無駄な電力が消費され節電でき
ないという問題点があった。
【0014】また、従来の受信機回路で節電を考えた回
路構成にすると回路が複雑になるという問題点があっ
た。
【0015】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、比較的簡易な回路構成で、オーディオアンプにおけ
る消費電力の節電を実現できる受信機回路及びその制御
方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、受信機回路におい
て、受信信号の電界強度を検出する電界強度検出部と、
前記受信信号を復調して得られる音声を検出する音声検
出部と、前記電界強度検出部からの信号と前記音声検出
部からの信号により受信機のオーディオアンプの電源の
オン/オフを制御するタイマ部とを有することを特徴と
している。
【0017】記従来例の問題点を解決するための請求項
2記載の発明は、請求項1記載の受信機回路の制御方法
において、電界強度検出部からの信号が信号有の状態と
なり、音声検出部からの信号が信号有の状態となった時
に、タイマ部が受信機のオーディオアンプの電源をオン
することを特徴としている。
【0018】記従来例の問題点を解決するための請求項
3記載の発明は、請求項1記載の受信機回路の制御方法
において、電界強度検出部からの信号が信号有の状態と
なり、音声検出部からの信号が信号無の状態である時
に、タイマ部が受信機のオーディオアンプの電源を特定
時間オンすることを特徴としている。
【0019】記従来例の問題点を解決するための請求項
4記載の発明は、請求項1記載の受信機回路の制御方法
において、電界強度検出部からの信号が信号有の状態
で、音声検出部からの信号が信号無の状態となった時
に、タイマ部が受信機のオーディオアンプの電源を特定
時間オンすることを特徴としている。
【0020】記従来例の問題点を解決するための請求項
5記載の発明は、請求項1記載の受信機回路の制御方法
において、電界強度検出部からの信号が信号有の状態
で、音声検出部からの信号が信号無の状態となった時
に、タイマ部が受信機のオーディオアンプの電源を特定
時間オンし、前記特定時間終了後に前記オーディオアン
プの電源をオフし、前記音声検出部からの信号が信号有
の状態となった時に、前記タイマ部が受信機のオーディ
オアンプの電源をオンすることを特徴としている。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明によれば、電界強度検出部
で受信信号の電界強度を検出し、音声検出部で音声を検
出し、タイマ部で電界強度検出部からの信号と前記音声
検出部からの信号により受信機のオーディオアンプの電
源のオン/オフを制御する受信機回路としているので、
オーディオアンプにおける消費電力の節電を実現でき
る。
【0022】請求項2記載の発明によれば、電界強度検
出部からの信号が信号有の状態と音声検出部からの信号
が信号有の状態となった時にタイマ部が受信機のオーデ
ィオアンプの電源をオンする請求項1記載の受信機回路
の制御方法としているので、通話中以外の時のオーディ
オアンプにおける消費電力の節電を実現できる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、電界強度検
出部からの信号が信号有の状態と音声検出部からの信号
が信号無の状態となった時にタイマ部が受信機のオーデ
ィオアンプの電源を特定時間オンする請求項1記載の受
信機回路の制御方法としているので、オーディオアンプ
における消費電力の節電を実現できる。
【0024】請求項4記載の発明によれば、電界強度検
出部からの信号が信号有の状態で音声検出部からの信号
が信号無の状態となった時にタイマ部が受信機のオーデ
ィオアンプの電源を特定時間オンする請求項1記載の受
信機回路の制御方法としているので、オーディオアンプ
における消費電力の節電を実現できる。
【0025】請求項5記載の発明によれば、電界強度検
出部からの信号が信号有の状態で音声検出部からの信号
が信号無の状態となった時にタイマ部が受信機のオーデ
ィオアンプの電源を特定時間オンし、特定時間終了後に
オーディオアンプの電源をオフし、更に音声検出部から
の信号が信号有の状態となった時にタイマ部が受信機の
オーディオアンプの電源をオンする請求項1記載の受信
機回路の制御方法としているので、オーディオアンプに
おける消費電力の節電を実現しつつ、通話状態に優先し
てオーディオアンプを動作させることができる。
【0026】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る受信機回
路の構成ブロック図である。尚、図3と同様の構成をと
る部分については同一の符号を付して説明する。
【0027】本実施例の受信機回路は、図1に示すよう
に、高周波増幅部1と、中間周波増幅部2と、復調部3
と、オーディオアンプ部6と、アンテナ7と、スピーカ
8と、更に本実施例の特徴部分である電界強度検出部1
0と、音声検出部11と、タイマ部12とから構成され
ている。
【0028】そして、本実施例の受信機回路における各
部の接続関係は、図1に示すように、アンテナ7で受信
した信号が高周波増幅部1に入力され、高周波増幅部1
の出力が中間周波増幅部2と電界強度検出部10に入力
され、中間周波増幅部2の出力が復調部3に入力され、
復調部3の出力がオーディオアンプ部6と音声検出部1
1に入力され、電界強度検出部10の出力が音声検出部
11とタイマ部12に入力され、音声検出部11の出力
がタイマ部12に入力され、タイマ部12の出力が電源
ON/OFF信号としてオーディオアンプ部6に入力さ
れ、オーディオアンプ部6の出力がスピーカ8に入力さ
れて、スピーカ8で音声が出力されるものである。
【0029】次に、本実施例の受信機回路の各部につい
て具体的に説明する。但し、高周波増幅部1、中間周波
増幅部2、復調部3、オーディオアンプ部6、アンテナ
7、スピーカ8については、図3の従来の受信機回路で
説明したものと同様であるので、ここでは説明を省略す
る。
【0030】電界強度検出部10は、高周波増幅部1か
ら出力された高周波信号の電界強度を検出するものであ
る。具体的には、高周波信号の電界強度が特定の値以上
であればHighレベルの信号を出力して信号有の状態
を示す信号を出力し、高周波信号の電界強度が特定の値
より小さければLowレベルの信号を出力して信号無の
状態を示す信号を出力するものである。
【0031】音声検出部11は、復調部3から出力され
る音声信号を検出するものであり、特に電界強度検出部
10からの電界強度検出の信号が入力されている時のみ
音声信号の検出を行うものである。つまり、電界強度検
出部10からの信号出力がHighレベルである場合に
のみ音声検出部11が復調部3からの音声信号の検出を
行うようになっている。そして、音声信号を検出した検
出信号をタイマ部12へ出力するものである。
【0032】タイマ部12は、電界強度検出部10から
の信号と音声検出部11からの信号が入力されて、オー
ディオアンプ部6の電源のON/OFFを制御する電源
ON/OFF信号を出力するものである。
【0033】次に、タイマ部12における電源ON/O
FF信号の出力状態の制御方法を図2を使って説明す
る。図2は、電界強度検出部10からの出力信号と音声
検出部11からの出力信号とオーディオアンプ部6への
電源ON/OFF信号の対応関係を示したタイミングチ
ャート図である。
【0034】まず、オーディオアンプ部6の電源ON/
OFFの制御を行うタイマ部12の処理状態は、状態
A,状態B,状態C,状態Dの4つの状態に分けられ
る。以下、状態毎にタイマ部12の動作を説明する。
【0035】状態Aとは、電界強度検出部10からの出
力信号が信号有(Highレベル)状態であって、かつ
音声検出部11からの出力信号が信号有(Highレベ
ル)状態である場合に、電源ON/OFF信号をON
(Highレベル)状態にするものである。これは、通
常の通話状態に相当し、電界強度が特定値以上であって
音声信号がある場合にはオーディオアンプ部6の電源を
ONすることは当然のことであって、タイマ部12での
優先動作である。
【0036】状態Bとは、電界強度検出部10からの出
力信号が信号有(Highレベル)状態であるが、音声
検出部11からの出力信号が信号無(Lowレベル)状
態である場合に、電源ON/OFF信号を電界強度検出
部10からの出力信号がHighレベルとなった時から
一定の時間tのみON(Highレベル)状態にし、時
間t終了後にOFF(Lowレベル)状態にするもので
ある。これは、相手方が何も話さずに送信された状態に
相当し、音声が無く、電界強度が特定値以上である場合
である。この場合は、音声が無い場合であっても、すぐ
に相手方が話しを始める可能性が高いので、時間tだけ
オーディオアンプ部6の電源をONするようにしたもの
である。
【0037】状態Cとは、電界強度検出部10からの出
力信号が信号有(Highレベル)状態であって、音声
検出部11からの出力信号が信号有(Highレベル)
状態から信号無(Lowレベル)状態に変化した場合
に、電源ON/OFF信号を音声検出部11からの出力
信号がLowレベルとなった時から一定の時間tのみO
N(Highレベル)状態にし、時間t終了後にOFF
(Lowレベル)状態にするものである。これは、相手
方が送信中に通話を止めた場合に相当し、電界強度が特
定値以上で音声が検出されなくなった場合である。この
場合は、音声が無くなった場合であっても、再度相手方
が話しを始める可能性が高いので、時間tだけオーディ
オアンプ部6の電源をONするようにしたものである。
【0038】状態Dとは、状態Cの時間tが終了して電
源ON/OFF信号がOFFとなった場合に、音声検出
部11からの出力信号が信号無(Lowレベル)状態か
ら信号有(Highレベル)状態に変化した場合に、電
源ON/OFF信号を直ちにON(Highレベル)状
態にするものである。これは、相手方が送信中に通話を
中断して再開した場合に相当し、電界強度が特定値以上
で音声が一度検出されなくなって再度音声が検出される
ようになった場合である。この場合は、時間t以内に通
話が再開されなかったが、通話が開始されると状態A同
様に直ちにオーディオアンプ部6の電源をONするもの
である。
【0039】尚、図示していないが、状態Cの時間t以
内に通話が再開されて音声検出部11からの信号有(H
ighレベル)状態となったとすると、音声をスピーカ
8から出力させるために、状態Aが優先して実現される
ものである。つまり、時間t以内に音声検出部11から
の信号有(Highレベル)状態となれば、オーディオ
アンプ部6の電源をONのまま保持するものである。
【0040】上記実施例では、状態B〜Dの時間tを同
一の時間としているが、各状態に最適化させてそれぞれ
異なった時間tを設定することも可能である。
【0041】本実施例の受信機回路及びその制御方法に
よれば、状態Aの通話中ではオーディオアンプ部6の電
源をONとする制御信号がタイマ部12から出力されて
音声を出力できるようになっており、状態Bの何も話さ
ない状態で時間tの間だけオーディオアンプ部6の電源
をONとする制御信号がタイマ部12から出力されて次
の通話に対応できるようになっており、状態Cの通話が
中断した場合にも時間tの間だけオーディオアンプ部6
の電源をONとする制御信号がタイマ部12から出力さ
れて次の通話に対応できるようになっており、状態Dの
時間t後の通話再開時には直ちにオーディオアンプ部6
の電源をONとする制御信号がタイマ部12から出力さ
れて音声を出力できるようになっているので、オーディ
オアンプ部6の消費電力を抑えて受信機の節電を実現で
き、更に時間tをON/OFF制御に用いることにより
頻繁にオーディオアンプ部6の電源をON/OFFする
のを防ぐことができる効果がある。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電界強度
検出部で受信信号の電界強度を検出し、音声検出部で音
声を検出し、タイマ部で電界強度検出部からの信号と前
記音声検出部からの信号により受信機のオーディオアン
プの電源のオン/オフを制御する受信機回路としている
ので、オーディオアンプにおける消費電力の節電を実現
できる効果がある。
【0043】請求項2記載の発明によれば、電界強度検
出部からの信号が信号有の状態と音声検出部からの信号
が信号有の状態となった時にタイマ部が受信機のオーデ
ィオアンプの電源をオンする請求項1記載の受信機回路
の制御方法としているので、通話中以外の時のオーディ
オアンプにおける消費電力の節電を実現できる効果があ
る。
【0044】請求項3記載の発明によれば、電界強度検
出部からの信号が信号有の状態と音声検出部からの信号
が信号無の状態となった時にタイマ部が受信機のオーデ
ィオアンプの電源を特定時間オンする請求項1記載の受
信機回路の制御方法としているので、オーディオアンプ
における消費電力の節電を実現できる効果がある。
【0045】請求項4記載の発明によれば、電界強度検
出部からの信号が信号有の状態で音声検出部からの信号
が信号無の状態となった時にタイマ部が受信機のオーデ
ィオアンプの電源を特定時間オンする請求項1記載の受
信機回路の制御方法としているので、オーディオアンプ
における消費電力の節電を実現できる効果がある。
【0046】請求項5記載の発明によれば、電界強度検
出部からの信号が信号有の状態で音声検出部からの信号
が信号無の状態となった時にタイマ部が受信機のオーデ
ィオアンプの電源を特定時間オンし、特定時間終了後に
オーディオアンプの電源をオフし、更に音声検出部から
の信号が信号有の状態となった時にタイマ部が受信機の
オーディオアンプの電源をオンする請求項1記載の受信
機回路の制御方法としているので、オーディオアンプに
おける消費電力の節電を実現しつつ、通話状態に優先し
てオーディオアンプを動作させることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る受信機回路の構成ブロ
ック図である。
【図2】本実施例の電界強度検出部10からの出力信号
と音声検出部11からの出力信号とオーディオアンプ部
6への電源ON/OFF信号の対応関係を示したタイミ
ングチャート図である。
【図3】従来の受信機回路の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1…高周波増幅部、 2…中間周波増幅部、 3…復調
部、 4…ノイズスケルチ部、 5…スイッチ部、 6
…オーディオアンプ部、 7…アンテナ、 8…スピー
カ、 10…電界強度検出部、 11…音声検出部、
12…タイマ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号の電界強度を検出する電界強度
    検出部と、前記受信信号を復調して得られる音声を検出
    する音声検出部と、前記電界強度検出部からの信号と前
    記音声検出部からの信号により受信機のオーディオアン
    プの電源のオン/オフを制御するタイマ部とを有するこ
    とを特徴とする受信機回路。
  2. 【請求項2】 電界強度検出部からの信号が信号有の状
    態となり、音声検出部からの信号が信号有の状態となっ
    た時に、タイマ部が受信機のオーディオアンプの電源を
    オンすることを特徴とする請求項1記載の受信機回路の
    制御方法。
  3. 【請求項3】 電界強度検出部からの信号が信号有の状
    態となり、音声検出部からの信号が信号無の状態である
    時に、タイマ部が受信機のオーディオアンプの電源を特
    定時間オンすることを特徴とする請求項1記載の受信機
    回路の制御方法。
  4. 【請求項4】 電界強度検出部からの信号が信号有の状
    態で、音声検出部からの信号が信号無の状態となった時
    に、タイマ部が受信機のオーディオアンプの電源を特定
    時間オンすることを特徴とする請求項1記載の受信機回
    路の制御方法。
  5. 【請求項5】 電界強度検出部からの信号が信号有の状
    態で、音声検出部からの信号が信号無の状態となった時
    に、タイマ部が受信機のオーディオアンプの電源を特定
    時間オンし、前記特定時間終了後に前記オーディオアン
    プの電源をオフし、前記音声検出部からの信号が信号有
    の状態となった時に、前記タイマ部が受信機のオーディ
    オアンプの電源をオンすることを特徴とする請求項1記
    載の受信機回路の制御方法。
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