JPH07320362A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH07320362A
JPH07320362A JP6307917A JP30791794A JPH07320362A JP H07320362 A JPH07320362 A JP H07320362A JP 6307917 A JP6307917 A JP 6307917A JP 30791794 A JP30791794 A JP 30791794A JP H07320362 A JPH07320362 A JP H07320362A
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holder
disc cartridge
cartridge
disk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディスクカートリッジのシャッタを
確実に開閉すると共に、ディスクカートリッジの挿入位
置が正確になるよう構成したディスク装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 磁気ディスク装置1は、フレーム2上にディ
スクカートリッジ4が挿入されるホルダ5を有する。ホ
ルダ5の天板5aにはラッチレバー6が支承されてい
る。このラッチレバー6には、ディスクカートリッジの
シャッタをカートリッジ挿入動作に関連して開くように
回動するシャッタ開閉部材6Aが設けられている。シャ
ッタ開閉部材6Aは、ディスクカートリッジのシャッタ
の側部に当接するとともにディスクカートリッジの前端
に設けられた凹部に嵌合する嵌合部と、シャッタに係合
する板状の突起とを有する。ディスクカートリッジは前
端の凹部にラッチレバー6の嵌合部が嵌合することによ
り挿入位置が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置に係り、特
に円盤状記録媒体が収納されたディスクカートリッジの
挿入又はイジェクト操作に応じてディスクカートリッジ
のシャッタを確実に開閉できるよう構成したディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば円盤状記録媒体としての可撓性磁
気ディスクが収納されたディスクカートリッジが装着さ
れて磁気記録又は再生を行う磁気ディスク装置において
は、ディスクカートリッジがホルダ内に挿入されると、
ディスクカートリッジの前端がラッチレバー(排出部
材)に当接してスライダの掛止を解除するようになって
いる。そして、スライダが前方にスライドするとともに
ホルダが装着位置に移動する。
【0003】また、装置内に装着されたディスクカート
リッジをイジェクトする際は、スライダを後方にスライ
ドさせることにより、ホルダがイジェクト位置に移動
し、さらにラッチレバーがイジェクト方向に回動してデ
ィスクカートリッジをホルダより排出させる。このよう
に、構成された磁気ディスク装置では、ディスクカート
リッジに設けられたシャッタをディスクカートリッジの
挿入動作とともに開き、イジェクト動作とともにシャッ
タを閉じるシャッタ開閉機構が設けられている。
【0004】このシャッタ開閉機構としては、次に挙げ
る,の2方式が従来よりある。の方式としては、
上記ラッチレバーにシャッタ開閉部が延在するように設
けられた構成がある。この構成の場合、ホルダ内にディ
スクカートリッジが挿入されると、シャッタ開閉部の先
端がディスクカートリッジのシャッタに側方から当接す
る。そして、ディスクカートリッジの挿入動作とともに
ラッチレバーが回動し、これによりラッチレバーのシャ
ッタ開閉部はシャッタを開方向にスライドさせる。
【0005】の方式としては、ホルダの天板にシャッ
タ開閉アームが回動自在に設けられた構成がある。この
構成の場合、シャッタ開閉アームの先端がディスクカー
トリッジの挿入動作とともに回動してシャッタを開方向
にスライドさせる。ところが、上記,の方式におい
ては、スライダに設けられたイジェクト釦が半押し状態
となるイジェクト操作途中に衝撃が加えられると、シャ
ッタ開閉部及びシャッタ開閉アームがディスクカートリ
ッジのシャッタから外れてしまい、イジェクト動作中に
シャッタが閉じてしまうことがあった。
【0006】その場合、磁気ヘッドがシャッタにより開
閉されるディスクカートリッジの開口に進入しており、
イジェクト操作途中にシャッタが閉じてしまうと、磁気
ヘッドが閉じようとするシャッタに挟まれて、磁気ヘッ
ドあるいはシャッタが損傷するといった問題があった。
そのため、上記問題を解決するための方式において
は、シャッタ開閉部の先端に脱落防止用の突起を設け、
この突起がシャッタとディスクカートリッジ前端との隙
間に嵌入することにより装置に衝撃が加えられてもシャ
ッタを開位置に保持できるようにした構成が提案されて
いる。この種の装置としては、例えば特開平5−286
12号公報、特開平5−109169号公報、実開平4
−105870号公報、実開平5−55344号公報等
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の磁気ディス
ク装置では、いずれもシャーシ上に支承されたラッチレ
バーにシャッタ開閉部を設け、シャッタ開閉部の先端に
脱落防止用の突起を設けた構成である。そして、シャッ
タ開閉部の先端がディスクカートリッジのシャッタの開
方向に延在する向きに回動した状態でディスクカートリ
ッジが装着位置に装着され、且つシャーシの底面に起立
する位置決め用のボスがディスクカートリッジの下面に
形成された凹部に嵌合してディスクカートリッジを所定
の装着位置に規制する。
【0008】ところが、上記シャッタ開閉部を有するラ
ッチレバーの回動動作によりディスクカートリッジのシ
ャッタを開閉させる構成では、ディスクカートリッジの
装着動作過程において、ディスクカートリッジ自体がシ
ャッタを閉方向に付勢するバネ部材の反力により側方に
傾いてしまい、ディスクカートリッジの側面がホルダの
内壁に当接してホルダも同方向に付勢されてしまう。
【0009】その結果、ディスクカートリッジは、下面
に形成された凹部が位置決め用のボスに対してずれた位
置となり、ホルダが装着位置に移動しても位置決め用の
ボスに乗り上げた状態で装着されてしまうといった問題
があった。また、ラッチレバーがシャーシ上に設けられ
ているため、ディスクカートリッジがホルダとともに昇
降移動することを許容できるように、上記シャッタ開閉
部の先端に設けられた突起を細くする必要があった。そ
のため、上記突起がシャッタとディスクカートリッジ前
端との隙間に嵌入した状態で衝撃が加えられると、突起
が折損したり、あるいは抜け落ちるおそれがあった。
【0010】尚、ディスク装置においては、磁気ヘッド
を支持するヘッドアームをディスクカートリッジ挿入方
向と同一方向に延在させたヘッドキャリッジを有する構
成のディスク装置が一般的であるが、これとは別にヘッ
ドアームがディスクカートリッジ挿入方向と直交する横
方向に延在するヘッドキャリッジを有する構成のディス
ク装置もある。
【0011】このヘッドキャリッジが横方向に延在する
構成のディスク装置では、ヘッドキャリッジの移動範囲
を確保するため、ヘッドキャリッジの移動距離に応じた
大きさの切欠がホルダの片側に設けられている。このよ
うな構成のホルダ内にディスクカートリッジを挿入する
場合、一方の側面が切欠となっているので、ディスクカ
ートリッジは他方の側面のみがホルダにガイドされるこ
とになる。
【0012】さらに、ディスクカートリッジのシャッタ
がラッチレバーのシャッタ開閉部に係合してディスクカ
ートリッジの挿入動作とともに開方向に摺動する際、シ
ャッタを閉方向に付勢するバネ部材の反力によりディス
クカートリッジがホルダ内で切欠が設けられた側方に傾
くと、ディスクカートリッジの切欠から側方に突出して
所定の装着位置に装着することができなくなるといった
問題がある。
【0013】そこで、本発明は上記問題点を解決したデ
ィスク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
円盤状記録媒体を収納したディスクカートリッジを保持
するホルダを装着位置又は挿入・イジェクト位置に移動
させるディスク装置において、前記ホルダに該ホルダが
装着位置から挿入・イジェクト位置に移動したときディ
スクカートリッジをイジェクト方向に排出する排出部材
を設け、前記排出部材に前記ディスクカートリッジのシ
ャッタを開閉方向に摺動させるシャッタ開閉部を設けて
なることを特徴とする。
【0015】また、請求項2の発明は、前記シャッタ開
閉部が、前記排出部材の先端に設けられ、前記ディスク
カートリッジが前記ホルダ内に挿入される過程で前記シ
ャッタに側方より当接し、前記排出部材が挿入方向に回
動するとともに前記シャッタを開方向に摺動させて前記
ディスクカートリッジの前端に形成された凹部に嵌合す
る嵌合部を有することを特徴とする。
【0016】また、請求項3の発明は、前記嵌合部が、
前記シャッタと前記ディスクカートリッジの前端との間
に形成された隙間に挿入される突起を有することを特徴
とする。また、請求項4の発明は、前記シャッタ開閉部
が、前記排出部材の先端に設けられ、前記ディスクカー
トリッジが前記ホルダ内に挿入される過程で前記シャッ
タに側方より当接するシャッタ当接部と、前記ディスク
カートリッジの前端に形成された傾斜部に当接し側方に
傾いて挿入された前記ディスクカートリッジを傾きのな
い状態に復帰させるカートリッジ当接部とを有すること
を特徴とする。
【0017】また、請求項5の発明は、前記排出部材
が、前記シャッタ開閉部の回動を規制する回動規制部を
有することを特徴とする。また、請求項6の発明は、円
盤状記録媒体を収納したディスクカートリッジを保持す
るホルダと、前記ディスクカートリッジが前記ホルダ内
に挿入されるとともに一方向に摺動して前記ホルダを装
着位置に移動させ、イジェクト操作時に他方向に摺動し
て前記ホルダをイジェクト位置に移動させるスライダ
と、前記ディスクカートリッジの挿入又はイジェクト操
作に応じて回動するように前記ホルダに設けられ、前記
スライダがイジェクト操作されたとき前記ディスクカー
トリッジをイジェクト方向に排出する排出部材と、該排
出部材をイジェクト方向に付勢する付勢部材と、前記排
出部材に設けられ、前記ディスクカートリッジのシャッ
タを開方向に摺動させるシャッタ開閉部と、前記排出部
材に設けられ、前記ディスクカートリッジが前記ホルダ
内に挿入されたとき、前記スライダに当接して前記排出
部材の回動を規制する回動規制部と、よりなることを特
徴とする。
【0018】
【作用】上記請求項1によれば、ホルダにディスクカー
トリッジをイジェクト方向に排出する排出部材を設ける
とともに、この排出部材にディスクカートリッジのシャ
ッタを開閉方向に摺動させるシャッタ開閉部を設けるこ
とにより、例えばイジェクト動作途中に衝撃が加えられ
ても、シャッタ開閉部がディスクカートリッジのシャッ
タとともに振動することになり、シャッタ開閉部がシャ
ッタから外れて磁気ヘッドがシャッタに挟まれるといっ
た不都合を防止できる。
【0019】また、請求項2によれば、シャッタを開方
向に摺動させたときホルダに設けられたシャッタ開閉部
の嵌合部がディスクカートリッジの前端に形成された凹
部に嵌合することにより、ホルダ内に挿入されたディス
クカートリッジが所定の装着位置に装着されるようディ
スクカートリッジの挿入位置を規制することができる。
【0020】また、請求項3によれば、上記ホルダに設
けられたシャッタ開閉部の嵌合部の突起がシャッタとデ
ィスクカートリッジの前端との間に形成された隙間に挿
入されることにより、イジェクト動作途中に衝撃が加え
られても、突起がシャッタから外れることが防止できる
とともに、突起を太くして折損を防止できる。また、請
求項4によれば、上記シャッタ開閉部のシャッタ当接部
がディスクカートリッジがホルダ内に挿入される過程で
シャッタに側方より当接してシャッタを開方向に押圧す
ると共に、カートリッジ当接部がディスクカートリッジ
の前端に形成された傾斜部に当接し側方に傾いて挿入さ
れたディスクカートリッジが所定の挿入位置に復帰する
ようにディスクカートリッジを側方に移動させることが
できる。
【0021】また、請求項5によれば、排出部材がシャ
ッタ開閉部の回動を規制する規制部材に係合する係合部
を有することにより、排出部材の回動位置が適正となる
ように規制できる。また、請求項6によれば、スライダ
の摺動動作に連動して回動する排出部材がホルダに設け
られ、この排出部材にシャッタ開閉部及び回動規制部材
が設けられているので、スライダをイジェクト方向に移
動させる途中で衝撃が加えられても、シャッタ開閉部が
シャッタから外れて磁気ヘッドがシャッタに挟まれると
いった不都合を防止できる。
【0022】
【実施例】図1乃至図3に本発明になるディスク装置の
第1実施例を示す。尚、図1は第1実施例のディスク装
置1を示す斜視図、図2はカバー部材13,スライダ1
4,ホルダ5の組立体を示す斜視図、図3はフレーム2
とホルダ5とを示す分解斜視図である。
【0023】磁気ディスク装置1はフレーム2上に磁気
ディスク(円盤状記録媒体)3を収納したディスクカー
トリッジ4(図4参照)が挿入されるホルダ5を有す
る。ホルダ5はディスクカートリッジ4の装着、イジェ
クト操作に応じて昇降するように設けられており、天板
5aには磁気ヘッド部8が相対的に進入するための開口
5bが設けられている。
【0024】図4はディスクカートリッジ4が装着され
たときのシャッタ4a,ラッチレバー6,スライダ14
の動作状態を示し、図5はスライダ14,ホルダ5,ラ
ッチレバー6の組立体を示す。図示されるようにホルダ
5の天板5aの上面には、後述するようにスライダ14
を係止するラッチレバー(排出部材)6が支承されてい
る。このラッチレバー6には、上記ディスクカートリッ
ジ4のシャッタ4aをカートリッジ挿入動作に関連して
開くように回動するシャッタ開閉部材6Aが設けられて
いる。
【0025】ラッチレバー6は、ホルダ5に軸支された
軸25により支承されており、ディスクカートリッジ4
をホルダ5から排出するため、コイルバネ7の引張力に
より反時計方向に付勢されている。図6はシャッタ4a
を開いたラッチレバー6の動作状態を拡大して示す。ラ
ッチレバー6は、先端に上記シャッタ開閉部材6Aを有
するアーム6aと、軸25が嵌合する軸孔6bと、スラ
イダ14に係合してラッチレバー6の回動位置を規制す
る回動規制部6cと、コイルバネ7の一端が掛止される
掛止孔6dと、アーム6aの先端より下方に折曲されシ
ャッタ開閉部材6Aを支持する支持部6eと、アーム6
aの先端より長手方向に突出しホルダ5の天板5aに穿
設された円弧状のガイド孔5gの周縁部に係合してアー
ム6a先端部分の上下方向の位置を規制する係合部6f
とよりなる。
【0026】また、回動規制部6cは、軸孔6bを中心
として半径方向に突出する扇形に形成されている。この
回動規制部6cの外周にはスライダ14がB方向に摺動
することを規制する円弧状の第1の規制部6hが形成さ
れ、回動規制部6cの左側にはラッチレバー6が反時計
方向(D方向)に回動することを規制する第2の規制部
6iが設けられている。
【0027】上記支持部6eは、ホルダ5の天板5aに
穿設された円弧状のガイド孔5gよりホルダ5内に挿入
され、支持部6eに固着されたシャッタ開閉部材6Aは
ガイド孔5gに沿って回動する。また、コイルバネ7の
他端は、スライダ14の掛止部14hに掛止されてい
る。そのため、イジェクト操作によりスライダ14がA
方向に摺動すると、コイルバネ7は引っ張られてラッチ
レバー6に対する付勢力を増大させる。
【0028】シャッタ開閉部材6Aは、合成樹脂により
成形されており、板金加工されたラッチレバー6の支持
部6eに固着されている。さらに、シャッタ開閉部材6
Aは、上記支持部6eに固着された固定部6A1 と、デ
ィスクカートリッジ4のシャッタ4aの側部に当接する
とともにディスクカートリッジ4の前端に設けられた凹
部4bに嵌合する嵌合部6A2 と、嵌合部6A2 よりシ
ャッタ4aを開く方向(E方向)に突出する板状の突起
6A3 と、を有する。
【0029】上記嵌合部6A2 は、アーム6aの先端よ
り下方に90°折曲された支持部6eを介して支持され
ており、ディスクカートリッジ4のシャッタ4aの厚さ
方向の寸法より大となるように上下方向に延在してい
る。従って、嵌合部6A2 は、ディスクカートリッジ4
の側方からシャッタ4aの上面側及び下面側の側部に当
接する。これにより、シャッタ4aは上面側及び下面側
が同時に開方向に押圧されことになり、嵌合部6A2
押圧によるシャッタ4aの開動作がより安定に行われ
る。
【0030】また、嵌合部6A2 は、上方からみると卵
形又は水滴状となるような曲線形状に形成されている。
これは、ラッチレバー6が反時計方向(C方向)に回動
する際、嵌合部6A2 がディスクカートリッジ4の凹部
4bに嵌合しやすくするためである。さらに、ラッチレ
バー6がホルダ5に支承されているため、上記突起6A
3 とシャッタ4aとの間に、ホルダ5がイジェクト位置
又は装着位置に上下動することを許容する隙間を設ける
必要がない。そのため、突起6A3 はシャッタ4aの厚
さ方向に幅広となるように形成されている。よって、突
起6A3 は従来よりも強度が高められ、外部からの衝撃
が加えられても折損することがない。
【0031】図7及び図8は夫々ディスクカートリッジ
4が装置内に装着された状態を正面、側面からみた縦断
面図である。磁気ヘッド部8は、ディスク半径方向(A
B方向)に移動自在に設けられたキャリッジ9と、キャ
リッジ9の先端上面に設けられた下側磁気ヘッド10
と、キャリッジ9の基端部9aに回動自在に支持された
アーム11と、アーム11の先端下面に設けられた上側
磁気ヘッド12とよりなる。本実施例では、キャリッジ
9及びアーム11がディスクカートリッジ4の挿入方向
(A,B方向)に延在するように設けられている。
【0032】キャリッジ9はステッピングモータ(図示
せず)により駆動されるリードスクリュウ(図示せず)
に螺合している。そのため、キャリッジ9はリードスク
リュウの回転に応じてフレーム2上をA,B方向に移動
し、磁気ヘッド10,12を磁気ディスク3のトラッキ
ング方向に移動させる。アーム11はキャリッジ9の基
端部9aに設けられたトーションバネ9cの押圧力によ
り下方に附勢されている。また、アーム11の側方には
当接部11aが突出しており、この当接部11aにはホ
ルダ5の天板5aが当接している。即ち、ケース挿入
前、アーム11はこのホルダ5の上昇により上方に押圧
され、上側磁気ヘッド12を下側磁気ヘッド10より離
間させる。
【0033】図9はカバー部材13とスライダ14を示
す分解斜視図である。カバー部材13は、ホルダ5の上
部を覆うようにフレーム2の縁部2a,2bに形成され
たネジ孔2c(図3参照)にネジ止めされている。ま
た、カバー部材13は、上方から見るとJ字状に形成さ
れた平面部13aと、上記磁気ヘッド部8を避けるよう
に形成された切欠部13bと、両側より側方に突出し取
付用ビス15が挿通される取付部13cと、ホルダ5の
両側面5d,5eより突出するピン5fが嵌合し、ホル
ダ5の昇降動作をガイドするガイド溝13dを有する二
股状のガイド部13eとよりなる。
【0034】スライダ14は、ホルダ5の天板5aとカ
バー部材13との間に設けられている。スライダ14は
上方から見るとU字状に形成された天板14aと、天板
14aの両側縁部より下方に折曲された側板14b,1
4cとを有する。天板14aにはカバー部材13の平面
部13aに穿設された孔13fに下方から植設されたガ
イドピン16が挿通される4個の長孔14dがAB方向
に延在するように穿設されている。尚、長孔14dは端
部にガイドピン16の大径部16aが挿通される孔14
1 と、ガイドピン16の小径部16bが摺接するガイ
ド溝14d2 とよりなる。
【0035】従って、スライダ14はカバー部材13の
下方に突出するガイドピン16によりA,B方向に摺動
自在に支持されている。また、スライダ14の天板14
aの奥部側の端面には、ラッチレバー6の回動規制部6
cに係止される突起14eが上方に突出している。ま
た、スライダ14の両側の側板14b,14cは、ホル
ダ5の両側より突出する突出ピン5fが嵌合する傾斜溝
14fを有し、天板14aの前端にはイジェクト釦17
の取付部14gが突出している。
【0036】図5に示されるように、スライダ14をB
方向に付勢する圧縮バネ18は、スライダ14の天板1
4aに穿設された長孔14j及びホルダ5の天板5aに
穿設された長孔5hに挿入されるように配設されてい
る。そして、圧縮バネ18の一端はスライダ14に穿設
された掛止孔14kに掛止され、圧縮バネ18の他端は
ホルダ5の天板5aに穿設された掛止孔5iに掛止され
ている。
【0037】従って、カートリッジ挿入時、スライダ1
4は圧縮バネ18の押圧力によりB方向に変位してい
る。また、イジェクト操作時、スライダ14はイジェク
ト釦17が押圧されるとともにA方向に摺動する。スラ
イダ14がA方向にイジェクト操作されると、スライダ
14の係止部14iが第2の規制部6iから離間するた
め、前述したラッチレバー6はD方向に回動する。これ
により、ラッチレバー6のシャッタ開閉部6aは、ディ
スクカートリッジ4の前端をB方向に押圧してディスク
カートリッジ4をホルダ5から排出するように動作す
る。
【0038】図10はカートリッジ挿入前及びイジェク
ト状態を正面からみた縦断面図で、図11はカートリッ
ジ挿入前及びイジェクト状態を側面からみた縦断面図で
ある。カートリッジ挿入前は、ホルダ5が挿入・イジェ
クト位置に上昇している。また、上側磁気ヘッド12の
アーム11は、ホルダ5の天板5aに当接する当接部1
1aを有するため、ホルダ5とともに上昇している。こ
のように、アーム11が上方に回動するため、ホルダ5
とカバー部材13との間にはアーム11が上方に回動す
ることを許容する隙間Sが必要である。また、スライダ
14は、この隙間S内に収まるようにホルダ5とカバー
部材13との間に摺動可能に設けられている。
【0039】本実施例では、この隙間S内にスライダ1
4を設けることにより、スライダ14をホルダ5とフレ
ーム2との間に配設する構成よりもフレーム2に対する
ホルダ5の挿入・イジェクト位置を下げることが可能に
なる。その結果、磁気ディスク装置1は薄型化される。
22は装着されたディスクカートリッジ4内の磁気ディ
スク3が載置されるターンテーブルで、モータ23の回
転駆動力により定速回転する。また、モータ23はフレ
ーム2の底面側に取り付けられた基板24上に設けられ
ている。モータ23は基板24上に駆動コイル(図示せ
ず)が設けられ、ロータ23a上にターンテーブル22
が設けられている。従って、モータ23はフレーム2内
に埋設され、且つ基板23上に設けられているため、薄
型化が図られている。そして、ターンテーブル22はホ
ルダ5の位置が低くなったのに対応して載置面22aが
フレーム2の上面2dに近接するようにフレーム2に対
するターンテーブル22の位置が低くなっている。
【0040】ここで、上記構成になる磁気ディスク装置
1において、カートリッジ挿入動作につき説明する。
尚、図12(A)〜(C)にカートリッジ挿入動作に伴
うラッチレバー6の動作過程を示す。ディスクカートリ
ッジ4が挿入される前の磁気ディスク装置1は、図1
0,図11に示す状態となっている。即ち、スライダ1
4はA方向に摺動した位置に係止されている。また、上
側磁気ヘッド12を有するアーム11は、ホルダ5とと
もにディスク挿入位置に上昇している。
【0041】今、図1、図10、図11中1点鎖線で示
すようにディスクカートリッジ4が前面ベゼル1Aのデ
ィスク挿入口1Bからホルダ5内に挿入されると、図1
2(A)に示されるように、ディスクカートリッジ4の
前端はA方向に移動してラッチレバー6の嵌合部6A2
に当接する。さらに、ディスクカートリッジ4がA方向
に押圧されると、図12(B)に示されるようにラッチ
レバー6は時計方向(C方向)に回動する。これによ
り、ラッチレバー6の嵌合部6A2 は、シャッタ4aを
開方向(E方向)に押圧する。そして、ディスクカート
リッジ4がA方向に挿入されるのにつれてシャッタ4a
は、シャッタレバー6の時計方向への回動と共にE方向
にスライドして全開となる。
【0042】また、ラッチレバー6が時計方向(C方
向)に回動すると共に、ラッチレバー6に設けられた回
動規制部6cの第1の規制部6hは、スライダ14の係
止部14iより離間する。これによりラッチレバー6に
よるスライダ14の係止が解除され、スライダ14は圧
縮バネ18の押圧力によりB方向に摺動する。その際、
図12(C)に示されるようにスライダ14の係止部1
4iは、回動規制部6cの第2の規制部6iに摺接しな
がらB方向へ摺動し、ラッチレバー6のD方向の回動を
規制する。
【0043】前述したように、スライダ14の両側板1
4b,14cに設けられた傾斜溝14fには、ホルダ5
の両側より突出する突出ピン5fが係合しているため、
スライダ14がB方向へ摺動するとともに、突出ピン5
fが傾斜溝14fを摺接し下方に押圧される。これによ
り、ホルダ5は図7,図8に示すディスク装着位置へ降
下し、ディスクカートリッジ4内の磁気ディスク3がタ
ーンテーブル22上に載置される。
【0044】上記ラッチレバー6はホルダ5に設けられ
ているため、ホルダ5が装着位置へ降下する過程で嵌合
部6A2 がシャッタ4aから外れることが防止される。
さらに、嵌合部6A2 より突出する突起6A3 がシャッ
タ4aとディスクカートリッジ4の前端との間の隙間に
進入して係合する。これにより、上下方向の衝撃が作用
してもラッチレバー6の嵌合部6A2 がディスクカート
リッジ4の凹部4bから外れることが防止される。
【0045】従って、ラッチレバー6の嵌合部6A2
凹部4bから外れてシャッタ4aが閉方向に摺動するこ
とが防止される。そのため、図13に示されるように、
ディスクカートリッジ4の装着動作に伴って磁気ヘッド
10,12がシャッタ4aに挟まれることを防止でき
る。また、ホルダ5の降下とともにアーム11がトーシ
ョンバネ9cの押圧力により反時計方向に回動して上側
磁気ヘッド12を降下させる。尚、図4に示すようにデ
ィスクカートリッジ4は、ホルダ5内に挿入される過程
で前端に設けられた凹部4bにラッチレバー6の嵌合部
6A2 が嵌合して横方向の位置が規制されるとともに、
前端がラッチレバー6の支持部6eに当接する。
【0046】一方、上記ラッチレバー6によりディスク
カートリッジ4のシャッタ4aを開閉させる構成では、
ディスクカートリッジ4の装着動作過程において、ディ
スクカートリッジ4自体がシャッタ4aを閉方向に付勢
するバネ部材(図示せず)の反力により側方(本実施例
では左方向)にずれることになる。そのため、ディスク
カートリッジ4の側面がホルダ5の左側内壁に当接す
る。その結果、ホルダ5もディスクカートリッジ4とと
もに同方向に付勢される。
【0047】図14はディスクカートリッジ4の下面に
形成された凹部4dとフレーム2上に起立する位置決め
用のボス31との正常な位置関係を示す。ところが、デ
ィスクカートリッジ4及びホルダ5が左方向にずれる
と、ディスクカートリッジ4の下面に形成された凹部4
dがフレーム2上に起立する位置決め用のボス31に対
してずれた位置となり、ホルダ5が装着位置に移動した
際位置決め用のボス31に乗り上げた状態で装着される
ことになる。
【0048】しかしながら、本実施例では、上記ラッチ
レバー6の嵌合部6A2 がディスクカートリッジ4の凹
部4dに嵌合して横方向の位置を規制しているため、図
14に示すように、ディスクカートリッジ4の凹部4d
がフレーム2上に起立する位置決め用のボス31に一致
するように位置を規制される。従って、ディスクカート
リッジ4は、凹部4dがボス31に対向する挿入位置に
規制され、ホルダ5が装着位置に降下すると共に凹部4
dがボス31に嵌合して所定の装着位置に保持される。
【0049】そして、磁気ディスク3がターンテーブル
22に載置されるとともに、磁気ヘッド12,10が磁
気ディスク3の記録面に当接する。その後、ターンテー
ブル22がモータ23により回転駆動されると、磁気デ
ィスク3はターンテーブル22とともに回転し、磁気ヘ
ッド10,12により磁気記録再生される。次に、上記
構成とされた磁気ディスク装置1のイジェクト動作につ
き説明する。
【0050】上記のように装着されたディスクカートリ
ッジ4をイジェクトする際は、まずイジェクト釦17を
A方向に押圧する。これにより、スライダ14がA方向
に摺動し、ホルダ5がディスク挿入・イジェクト位置へ
上昇する。このようにスライダ14がA方向に移動する
と、図12(B)に示されるようにスライダ14の係止
部14iは、回動規制部6cの第2の規制部6iに摺接
しながらA方向へ摺動し、ラッチレバー6の回動規制を
解除する。そのため、ラッチレバー6はバネ7のバネ力
によりD方向に回動して図12(A)に示される位置に
復帰する。
【0051】このように、ラッチレバー6がD方向に回
動することにより、ホルダ5内のディスクカートリッジ
4はラッチレバー6の嵌合部6A2 に押圧されてB方向
にイジェクトされる。また、ラッチレバー6がD方向に
回動すると、スライダ14の係止部14iが第1の規制
部6hに当接するため、スライダ14のB方向への摺動
動作が阻止される。
【0052】ディスクカートリッジ4のシャッタ4a
は、ディスクカートリッジ4内に設けられたバネ部材に
より閉方向に付勢されているため、ラッチレバー6がD
方向に回動すると共に開口4cを閉塞するように右方向
にスライドする。尚、シャッタ4aが閉じる方向に摺動
する際は、ホルダ5がディスク挿入・イジェクト位置へ
上昇しているため、アーム11が図11に示すように上
方に回動しており、磁気ヘッド12がシャッタ4aに挟
まれることはない。
【0053】図15に本発明の第2実施例を示す。ラッ
チレバー6は、アーム6aの先端に合成樹脂製のシャッ
タ開閉部材32が嵌合固定されている。また、ラッチレ
バー6のアーム6aの先端には、ホルダ5の円弧状のガ
イド孔33の周縁部に係合する係合部34と、ディスク
カートリッジ4の前端が当接する当接部35とが設けら
れている。尚、係合部34は、アーム6aの延在方向と
逆方向に延在するように突出している。
【0054】シャッタ開閉部材32は、アーム6a先端
が嵌合するスリット32aを有し、アーム6aの先端部
分を上下方向から挟持している。また、スリット32a
には、アーム6a先端に穿設された小孔36に嵌合係止
されるボス32bが設けられている。また、シャッタ開
閉部材32は、ディスクカートリッジ4のシャッタ4a
の側部に当接するとともにディスクカートリッジ4の前
端に設けられた凹部4bに嵌合する嵌合部32cと、嵌
合部32cよりシャッタ4aを開く方向(E方向)に突
出する板状の突起32dと、を有する。
【0055】上記構成とされたシャッタ開閉部材32
は、上記スリット32aとボス32bとによりアーム6
a先端に係止されるため、ビスや接着剤等を使用するこ
となくアーム6aの先端に固定でき、組立作業を効率良
く行うことができる。尚、シャッタ開閉部材32の作用
は上記第1実施例と同様なため、ここではその説明を省
略する。
【0056】図16乃至図18に本発明の第3実施例を
示す。尚、図16は第3実施例の磁気ディスク装置41
を示す図であり、図17はシャッタ4aを開方向に押圧
するラッチレバー43を拡大して示す平面図であり、図
18はホルダ42の挿入・イジェクト位置と装着位置を
示す側面図である。磁気ディスク装置41は、上記ディ
スクカートリッジ4がホルダ42内に挿入されると、ホ
ルダ42がA方向に移動するとともに装着位置に降下す
るように設けられている。
【0057】ホルダ42は、天板42aにラッチレバー
43が回動可能に支承されており、両側面42b,42
cには係合ピン42dが突出している。ホルダ42の係
合ピン42dは、フレーム44の内壁44aに設けられ
たガイド溝44bに嵌合しており、ガイド溝44bには
段部44cが設けられている。ホルダ42が挿入・イジ
ェクト位置にあるときは、係合ピン42dがガイド溝4
4bの段部44cに係合し、ディスクカートリッジ4が
ホルダ42内に挿入されると、ホルダ42がA方向に移
動するとともに係合ピン42dがガイド溝44bの段部
44cから外れて装着位置に降下する。
【0058】磁気ディスク装置41には、前述したよう
なスライダが設けられてなく、その代わりに前面ベゼル
45に設けられたイジェクト釦46がA方向に押圧操作
されると、ホルダ42を装着位置から挿入・イジェクト
位置に復帰させる復帰機構(図示せず)が設けられてい
る。尚、この復帰機構は、複数のリンクを組み合わせて
なる構成であるが、ここではその詳細な説明を省略す
る。
【0059】図16において、磁気ヘッド47を有する
磁気ヘッド部48はホルダ42の左側に設けられてお
り、ディスクカートリッジ4が挿入・イジェクトされる
A,B方向と直交する横方向に延在するように構成され
ている。そして、磁気ヘッド47は、ホルダ42の天板
42aに穿設された開口42eからディスクカートリッ
ジ4内の磁気ディスク3に摺接する。
【0060】磁気ヘッド部48は、磁気ヘッド47を支
持するヘッドアーム49を有するキャリッジ50と、キ
ャリッジ50に螺合するリードスクリュウ51と、リー
ドスクリュウ51を駆動するステッピングモータ52
と、よりなる。ヘッドアーム49は、ホルダ42の左側
方から右方へ延在し、側方からホルダ42内に挿入され
たディスクカートリッジ4内の磁気ディスク3に磁気ヘ
ッド47を摺接させる。そして、キャリッジ50は、ス
テッピングモータ52によりリードスクリュウ51が回
転すると、その回転量に応じた距離だけA,B方向に移
動する。これと共に、磁気ヘッド47は磁気ディスク3
の半径方向に移動する。
【0061】ラッチレバー43は、ホルダ42の天板4
2aに起立する軸53に回動可能に支承されており、前
述した第1実施例のラッチレバー6とほぼ同様な構成で
ある。即ち、ラッチレバー43は、シャッタ開閉部材5
4を有するアーム43aと、軸53が嵌合する軸孔43
bと、フレーム44の後部内壁より突出するストッパ5
5に当接してラッチレバー43の回動位置を規制する回
動規制部43cと、コイルバネ56の一端が掛止される
掛止孔43dと、アーム43aの先端より下方に折曲さ
れてシャッタ開閉部材54を支持する支持部43eと、
アーム43aの先端より長手方向に突出しホルダ42の
天板42aに穿設された円弧状のガイド孔42gの周縁
部に係合してアーム43a先端部分の上下方向の位置を
規制する係合部43fとよりなる。
【0062】上記支持部43eは、ホルダ42の天板4
2aに穿設された円弧状のガイド孔42gよりホルダ4
2内に挿入されており、支持部43eに固着されたシャ
ッタ開閉部材54はガイド孔42gに沿って回動する。
シャッタ開閉部材54は、合成樹脂により成形されてお
り、板金加工されたラッチレバー43の支持部43eに
固着されている。シャッタ開閉部材54は、上記支持部
43eに固着された固定部54aと、ディスクカートリ
ッジ4のシャッタ4aの側部に当接するとともにディス
クカートリッジ4の前端に設けられた凹部4bに嵌合す
る嵌合部54bと、嵌合部54bよりシャッタ4aを開
く方向(E方向)に突出する板状の突起54cと、を有
する。
【0063】上記嵌合部54bは、アーム43aの先端
より下方に90°折曲された支持部43eを介して支持
されており、ディスクカートリッジ4のシャッタ4aの
厚さ方向の寸法より大となるように上下方向に延在して
いる。従って、嵌合部54bは、ディスクカートリッジ
4の側方からシャッタ4aの上面側及び下面側の側部に
当接する。これにより、シャッタ4aは上面側及び下面
側が同時に開方向に押圧されことになり、嵌合部54b
の押圧によるシャッタ4aの開動作がより安定に行われ
る。
【0064】このように、スライダの無い構成でも上記
ラッチレバー43を設けることにより、シャッタ4aを
確実に開閉できるとともに、ディスクカートリッジ4が
装着される際に嵌合部54bがディスクカートリッジ4
の凹部4bに嵌合して装着位置がずれることを防止でき
る。さらに、嵌合部54bより突出する突起54cがデ
ィスクカートリッジ4の前端とシャッタ4aとの間に挿
入され、外部からの衝撃が加えられても嵌合部54bが
凹部4bから外れることが防止され、磁気ヘッド47が
シャッタ4aに挟まるといった不都合を防止できる。
【0065】図19乃至図23に本発明になる第4実施
例を示す。尚、図19は第4実施例の磁気ディスク装置
61を示す図、図20はラッチレバー62の形状を示す
図、図21はディスクカートリッジ4の挿入状態を示す
平面図である。また、図22はディスクカートリッジ4
が左側に傾いた状態を示す平面図、図23はディスクカ
ートリッジ4がラッチレバー62との当接により真っ直
ぐな挿入状態に復帰した状態を示す平面図である。
【0066】本実施例において、磁気ディスク装置61
はラッチレバー62を除く各部分の構成が、前述した磁
気ディスク装置41と同一であるため、同一符号を付し
てその詳細な説明は省略する。即ち、ラッチレバー62
は、前述した第3実施例の磁気ディスク装置41のよう
に磁気ヘッド部48がホルダ42の左側に設けられ、デ
ィスクカートリッジ4が挿入・イジェクトされるA,B
方向と直交する横方向に延在するように構成された磁気
ディスク装置61のホルダ42に設けられている。
【0067】ラッチレバー62は、シャッタ開閉部材6
3を有するアーム62aと、軸53が嵌合する軸孔62
bと、フレーム44の後部内壁より突出するストッパ5
5に当接してラッチレバー62の回動位置を規制する回
動規制部62cと、コイルバネ56の一端が掛止される
掛止孔62dと、アーム62aの先端より下方に折曲さ
れてシャッタ開閉部材63を支持する支持部62eと、
アーム62aの先端より長手方向に突出しホルダ42の
天板42aに穿設された円弧状のガイド孔42gの周縁
部に係合してアーム62a先端部分の上下方向の位置を
規制する係合部62fとよりなる。
【0068】上記支持部62eは、ホルダ42の天板4
2aに穿設された円弧状のガイド孔42gよりホルダ4
2内に挿入されており、支持部62eに固着されたシャ
ッタ開閉部材63はガイド孔42gに沿って回動する。
シャッタ開閉部材63は、合成樹脂により成形されてお
り、板金加工されたラッチレバー62の支持部62eに
固着されている。シャッタ開閉部材63は、上記支持部
62eに固着された固定部63aと、ディスクカートリ
ッジ4のシャッタ4aの側部から接するシャッタ当接部
63bと、シャッタ当接部63bよりシャッタ4aを開
く方向(E方向)に突出する板状の第1の突起63c
と、ディスクカートリッジ4の挿入当初にシャッタ4a
の前面に当接してシャッタ4aの前後方向(A,B方
向)のガタツキを防止する第2の突起63dと、ディス
クカートリッジ4の前端に設けられた凹部4eに当接す
るカートリッジ当接面63eとを有する。
【0069】上記カートリッジ当接面63eは、アーム
62aの先端より下方に90°折曲された固定部63a
に設けられており、ホルダ42内に挿入されたディスク
カートリッジ4の凹部4eに当接する。また、カートリ
ッジ当接面63eの右側角部に設けられ面取り部63f
が設けられている。尚、この面取り部63fは約45°
の角度で形成されており、後述するようにディスクカー
トリッジ4が左側に傾いて挿入された際、凹部4eの右
側に設けられた傾斜部4fに当接してディスクカートリ
ッジ4が傾きのない挿入状態に復帰させるように設けら
れている。
【0070】シャッタ4aの厚さ方向の寸法より大とな
るように上下方向に延在している。従って、カートリッ
ジ当接部63eは、ディスクカートリッジ4がホルダ4
2内に挿入される過程でディスクカートリッジ4の前端
に設けられた凹部4eに当接する。ここで、ディスクカ
ートリッジ4の挿入動作につき説明する。
【0071】ディスクカートリッジ4が前面ベゼル45
のディスク挿入口45aからホルダ5内に挿入される
と、ディスクカートリッジ4の前端はA方向に移動して
ラッチレバー62の先端に設けられたシャッタ開閉部材
63に当接する。そして、ディスクカートリッジ4の挿
入とともにラッチレバー62が時計方向に回動しはじめ
ると、シャッタ開閉部材63の第1の突起63cが右側
方からシャッタ4a内に進入する。また、ディスクカー
トリッジ4の挿入当初は、シャッタ当接部63bがシャ
ッタ4aの右側側部に当接すると共に、第2の突起63
dがシャッタ4aの前面に当接してシャッタ4aが前後
方向にがたつくことを防止する。
【0072】さらに、ディスクカートリッジ4がA方向
に押圧されると、ラッチレバー62は、時計方向に回動
することにより、シャッタ当接部63bがシャッタ4a
を開方向(E方向)に押圧する。そして、ディスクカー
トリッジ4がA方向に挿入されるのにつれてシャッタ4
aは、E方向にスライドして全開となる。尚、シャッタ
4aに開動作過程では、ラッチレバー62が時計方向に
回動すると共に第2の突起63dがシャッタ4aの前面
から離間する。
【0073】本実施例のように、ヘッドキャリッジ48
が横方向に延在する構成のディスク装置61では、ヘッ
ドキャリッジ48の移動範囲を確保するため、ヘッドキ
ャリッジ48の移動距離に応じた大きさの切欠42eが
ホルダ42の左側に設けられている。このような構成と
されたホルダ42内にディスクカートリッジ4を挿入す
る場合、左側の側面が切欠42eとなっているので、デ
ィスクカートリッジ4は右側のみがホルダ42にガイド
されることになる。
【0074】さらに、ラッチレバー62のシャッタ開閉
部63がディスクカートリッジ4のシャッタ4aに側方
から当接してディスクカートリッジ4の挿入動作ととも
にシャッタ4aを開方向にスライドさせる際、シャッタ
4aを閉方向に付勢するバネ部材の反力によりディスク
カートリッジ4がホルダ42内で切欠42eが設けられ
た左方に傾くと、ディスクカートリッジ4が切欠42e
から側方に突出して所定の装着位置に装着することがで
きなくなる。
【0075】また、ディスクカートリッジ4が左方に傾
いた状態で挿入されたままホルダ42が装着位置に降下
した場合、ディスクカートリッジ4の側面がヘッドキャ
リッジ48に接触してしまい、ヘッドキャリッジ48を
移動させる際の動作が妨げられ、磁気記録再生精度が低
下するといった問題が生ずる。しかしながら、本実施例
では、図22に示されるように、挿入されたディスクカ
ートリッジ4が左側にずれて傾斜した場合、ラッチレバ
ー62のシャッタ開閉部63に設けられた面取り部63
fがディスクカートリッジ4の凹部4e右側に設けられ
た傾斜部4fに当接する。そのため、ディスクカートリ
ッジ4の傾斜部4fには、面取り部63fに当接するこ
とにより、ディスクカートリッジ4が挿入方向に押圧さ
れる際の反力として右方向に押圧される力Faとディス
クカートリッジ4をB方向に押圧する力Fbとが作用す
る。
【0076】尚、上記力Fbは、ディスクカートリッジ
4を挿入方向に押圧操作する力に比べて充分に小さい。
そのため、カートリッジ挿入時は上記力Fbを無視する
ことができる。さらに、ラッチレバー62は、コイルバ
ネ56の引張力により反時計方向に付勢されており、ラ
ッチレバー62が時計方向に回動するほどコイルバネ5
6が引き延ばされてコイルバネ56の引張力が増大す
る。従って、ディスクカートリッジ4がホルダ42内に
挿入し終わると、ラッチレバー62の面取り部63fが
力Faによりディスクカートリッジ4の傾斜部4fを右
方に押圧してディスクカートリッジ4を傾きのない真っ
直ぐな挿入状態に復帰させる。
【0077】また、ディスクカートリッジ4がホルダ4
2の最終挿入位置に達した時点でディスクカートリッジ
4を挿入方向(A方向)に押圧していた手をディスクカ
ートリッジ4から離すことになる。その際、ディスクカ
ートリッジ4を挿入方向(A方向)に押圧する力がなく
なり、且つラッチレバー62の面取り部63fがディス
クカートリッジ4の傾斜部4fに当接することによりデ
ィスクカートリッジ4をB方向に押圧する力Fbが作用
しているが、シャッタ開閉部材63の第1の突起63c
がシャッタ4a内に嵌合しているため、ディスクカート
リッジ4がB方向に押し戻されることが阻止される。
【0078】そして、ラッチレバー62のカートリッジ
当接面63eがディスクカートリッジ4の凹部4eに当
接することにより、ディスクカートリッジ4は真っ直ぐ
に挿入された状態に保持される。これで、ディスクカー
トリッジ4が左方に傾いても上記ラッチレバー62の面
取り部63fとディスクカートリッジ4の傾斜部4fと
の作用によりディスクカートリッジ4の向きが真っ直ぐ
な挿入状態に矯正される。
【0079】そのため、ディスクカートリッジ4が側方
に傾いて前述したディスクカートリッジ4の凹部4d
(図14参照)がボス31から外れてしまうことが防止
され、且つディスクカートリッジ4が切欠42eから側
方に突出してヘッドキャリッジ48に接触することも防
止できる。尚、上記実施例では、磁気ディスク装置を例
に挙げて説明したが、これに限らず、これ以外の例えば
光ディスク装置あるいは光磁気ディスク装置等にも適用
できるのは勿論である。
【0080】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1によれば、ホ
ルダにディスクカートリッジをイジェクト方向に排出す
る排出部材を設けるとともに、この排出部材にディスク
カートリッジのシャッタを開閉方向に摺動させるシャッ
タ開閉部を設けたため、例えばイジェクト動作途中に衝
撃が加えられても、シャッタ開閉部がディスクカートリ
ッジのシャッタとともに振動することになり、シャッタ
開閉部がシャッタから外れて磁気ヘッドがシャッタに挟
まれるといった不都合を防止できる。
【0081】また、請求項2によれば、シャッタを開方
向に摺動させたときホルダに設けられたシャッタ開閉部
の嵌合部がディスクカートリッジの前端に形成された凹
部に嵌合するため、ホルダ内に挿入されたディスクカー
トリッジが所定の装着位置に装着されるよう規制するこ
とができる。また、請求項3によれば、上記ホルダに設
けられたシャッタ開閉部の嵌合部の突起がシャッタとデ
ィスクカートリッジの前端との間に形成された隙間に挿
入されるため、イジェクト動作途中に衝撃が加えられて
も、突起がシャッタから外れることが防止できるととも
に、突起を太くして折損を防止できる。
【0082】また、請求項4によれば、上記シャッタ開
閉部のシャッタ当接部がディスクカートリッジがホルダ
内に挿入される過程でシャッタに側方より当接してシャ
ッタを開方向に押圧すると共に、カートリッジ当接部が
ディスクカートリッジの前端に形成された傾斜部に当接
し側方に傾いて挿入されたディスクカートリッジを所定
の挿入位置に真っ直ぐに挿入された状態に復帰させるこ
とができ、ディスクカートリッジを所定の装着位置に装
着できると共に、傾いたディスクカートリッジがキャリ
ッジに接触することを防止することができる。
【0083】また、請求項5によれば、排出部材がシャ
ッタ開閉部の回動を規制する規制部材に係合する係合部
を有するため、排出部材の回動位置が適正となるように
規制できる。また、請求項6によれば、スライダの摺動
動作に連動して回動する排出部材がホルダに設けられ、
この排出部材にシャッタ開閉部及び回動規制部材が設け
られているため、スライダをイジェクト方向に移動させ
る途中で衝撃が加えられても、シャッタ開閉部がシャッ
タから外れて磁気ヘッドがシャッタに挟まれるといった
不都合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスク装置の第1実施例の斜視
図である。
【図2】ホルダ,スライダ,カバー部材の組付状態を示
す斜視図である。
【図3】ホルダとフレームとを示す分解斜視図である。
【図4】ディスクカートリッジ及びラッチレバーの平面
図である。
【図5】ホルダ及びスライダの平面図である。
【図6】ラッチレバーを拡大して示す平面図である。
【図7】ディスク装着時のディスク装置を正面から見た
縦断面図である。
【図8】ディスク装着時のディスク装置を側面から見た
縦断面図である。
【図9】カバー部材とスライダを示す分解斜視図であ
る。
【図10】ディスク挿入時のディスク装置を正面から見
た縦断面図である。
【図11】ディスク挿入時のディスク装置を側面から見
た縦断面図である。
【図12】ラッチレバーの動作を説明するための平面図
である。
【図13】磁気ヘッドがシャッタに挟まれた状態を示す
斜視図である。
【図14】ディスクカートリッジの凹部が位置決め用ボ
スに一致した状態を示す縦断面図である。
【図15】本発明の第2実施例のラッチレバーを説明す
るための図である。
【図16】本発明の第3実施例のディスク装置を説明す
るための図である。
【図17】第3実施例のラッチレバーを説明するための
図である。
【図18】第3実施例のホルダの動作を説明するための
側面図である。
【図19】本発明の第4実施例のディスク装置を説明す
るための図である。
【図20】第4実施例のラッチレバーを説明するための
図である。
【図21】第4実施例のラッチレバーによりシャッタを
開いた状態を示す平面図である。
【図22】ディスクカートリッジが側方に傾いて挿入さ
れた状態を拡大して示す平面図である。
【図23】ディスクカートリッジが真っ直ぐな挿入状態
に復帰する動作を説明するための平面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 2 フレーム 4 ディスクカートリッジ 5 ホルダ 6 ラッチレバー 6a アーム 6c 回動規制部 6e 支持部 6f 係合部 6A シャッタ開閉部材 6A1 固定部 6A2 嵌合部 6A3 突起 8 磁気ヘッド部 9 キャリッジ 10 下側磁気ヘッド 11 アーム 12 上側磁気ヘッド 13 カバー部材 14 スライダ 16 ガイドピン 17 イジェクト釦 22 ターンテーブル 32 シャッタ開閉部材 41 磁気ディスク装置 42 ホルダ 43 ラッチレバー 43a アーム 43c 回動規制部 44 フレーム 47 磁気ヘッド 48 磁気ヘッド部 49 ヘッドアーム 50 キャリッジ 54 シャッタ開閉部材 54b 嵌合部 54c 突起 61 磁気ディスク装置 62 ラッチレバー 63 シャッタ開閉部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状記録媒体を収納したディスクカー
    トリッジを保持するホルダを装着位置又は挿入・イジェ
    クト位置に移動させるディスク装置において、 前記ホルダに該ホルダが装着位置から挿入・イジェクト
    位置に移動したときディスクカートリッジをイジェクト
    方向に排出する排出部材を設け、 前記排出部材に前記ディスクカートリッジのシャッタを
    開閉方向に摺動させるシャッタ開閉部を設けてなること
    を特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記シャッタ開閉部は、前記排出部材の
    先端に設けられ、前記ディスクカートリッジが前記ホル
    ダ内に挿入される過程で前記シャッタに側方より当接
    し、前記排出部材が挿入方向に回動するとともに前記シ
    ャッタを開方向に摺動させて前記ディスクカートリッジ
    の前端に形成された凹部に嵌合する嵌合部を有すること
    を特徴とする請求項1のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記嵌合部は、前記シャッタと前記ディ
    スクカートリッジの前端との間に形成された隙間に挿入
    される突起を有することを特徴とする請求項2のディス
    ク装置。
  4. 【請求項4】 前記シャッタ開閉部は、前記排出部材の
    先端に設けられ、前記ディスクカートリッジが前記ホル
    ダ内に挿入される過程で前記シャッタに側方より当接す
    るシャッタ当接部と、前記ディスクカートリッジの前端
    に形成された傾斜部に当接し側方に傾いて挿入された前
    記ディスクカートリッジを傾きのない状態に復帰させる
    カートリッジ当接部とを有することを特徴とする請求項
    1のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記排出部材は、前記シャッタ開閉部の
    回動を規制する回動規制部を有することを特徴とする請
    求項1のディスク装置。
  6. 【請求項6】 円盤状記録媒体を収納したディスクカー
    トリッジを保持するホルダと、 前記ディスクカートリッジが前記ホルダ内に挿入される
    とともに一方向に摺動して前記ホルダを装着位置に移動
    させ、イジェクト操作時に他方向に摺動して前記ホルダ
    をイジェクト位置に移動させるスライダと、 前記ディスクカートリッジの挿入又はイジェクト操作に
    応じて回動するように前記ホルダに設けられ、前記スラ
    イダがイジェクト操作されたとき前記ディスクカートリ
    ッジをイジェクト方向に排出する排出部材と、 該排出部材をイジェクト方向に付勢する付勢部材と、 前記排出部材に設けられ、前記ディスクカートリッジの
    シャッタを開方向に摺動させるシャッタ開閉部と、 前記排出部材に設けられ、前記ディスクカートリッジが
    前記ホルダ内に挿入されたとき、前記スライダに当接し
    て前記排出部材の回動を規制する回動規制部と、よりな
    ることを特徴とするディスク装置。
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