JPH07319363A - 表示装置及び画像形成装置 - Google Patents

表示装置及び画像形成装置

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Publication number
JPH07319363A
JPH07319363A JP6107167A JP10716794A JPH07319363A JP H07319363 A JPH07319363 A JP H07319363A JP 6107167 A JP6107167 A JP 6107167A JP 10716794 A JP10716794 A JP 10716794A JP H07319363 A JPH07319363 A JP H07319363A
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JP
Japan
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color
slot
slot number
mode
screen
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Application number
JP6107167A
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English (en)
Inventor
Junichiro Tanabe
純一郎 田辺
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速に背景色の切り替えを行なうことができ
る表示装置を提供すること。 【構成】 表示色を各色成分の量を示すスロット値とこ
のスロット値に対して割り当てられたスロット番号との
組で保持したカラーパレット25と、画面の表示箇所に
対応してスロット番号を記憶するフレームバッファ23
と、画面の背景部に相当するスロット番号を記憶するド
ライバ・ソフトウェア22と、背景部の色を指定するア
プリケーション・ソフトウェア21と、色指定に伴いド
ライバ・ソフトウェア22から背景部のスロット番号を
読み出し、このスロット番号と同一のカラーパレットの
スロット番号に対応するスロット値として、指定された
色のスロット値を設定する色設定手段と、設定したスロ
ット値により前記フレームバッファ23のスロット番号
に基づきCRT27の画面に背景色を表示する背景部表
示手段とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置において、装置の動作状態や利用者が入力した指示を
表示するための表示装置に関し、特に、画像形成装置の
動作モードを、利用者が原稿を複写するために一般に使
用する利用者モードと、サービスマンが装置の点検や修
理のために使用する診断モードに切り替えることが可能
な画像形成装置における表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機の機能が高まるにつれて、
利用者が意図する複写を行なうためには、複写機が有す
る多数の機能の中から目的とする機能を選択する必要が
ある。
【0003】このように選択可能な機能の数が増加する
と、操作パネルに各機能に対応する操作ボタンを設けた
のでは、操作ボタンの数が増えすぎて実際的ではなく、
また、操作も煩雑なものとなる。
【0004】そこで、操作パネルに、陰極線管や液晶表
示装置のような、画像を表示することが可能な表示装置
を設けると共に、この表示装置の表示面の前面に透明な
タッチパネルを設け、この表示装置に選択の対象となる
複数の機能を表示し、目的とする機能を指で押して指示
することにより、利用者が希望する機能を選択すること
が行なわれている。
【0005】一方、複写機には、その動作モードを、利
用者が原稿を複写するために一般に使用する利用者モー
ドと、サービスマンが装置の点検や修理のために使用す
る診断モードに切り替えることが可能なものがある。
【0006】たとえば、特開平2−197864号公報
に記載の通り、このような動作モードを、利用者モード
と診断モードに切り替えることが可能な複写機において
は、通常は利用者モードで動作しており、利用者モード
においてサービスマンが特定の操作を行なうことによ
り、診断モードに切り替わる。利用者モードと診断モー
ドとでは、一般に、表示装置に表示される画面の形態、
すなわち、機能を選択するためのメニューが異なってい
るので、サービスマンは、複写機がどちらのモードで動
作しているのかを容易に識別することができる。
【0007】診断モードにおける機能の一つとして、テ
ストコピーモードと称される動作モードがある。このテ
ストコピーモードにおける操作手順は、基本的には利用
者モードにおける動作と同じであるが、複写機の動作条
件を、予め決められた範囲を超えて調整することが可能
となっている。このテストコピーモードにおいては、表
示装置には、利用者モードと同一の画面が表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このため、
サービスマンが保守や修理の作業を終了したときに、テ
ストコピーモードを利用者モードに戻すのを忘れてしま
う恐れがある。上述したように、テストコピーモードに
おける表示画面は、利用者モードの表示画面と同一であ
るので、一般の利用者は、複写機を通常通り使用できる
ものと思って各種の操作や調整を行なう。しかし、テス
トコピーモードにおいては、調整範囲の制限が外されて
いるので、複写機が極端な動作条件で動作する可能性が
あり、画質が大幅に劣化したり、極端な場合には回路や
部品の損傷を招くという問題があった。
【0009】つまり、モードの違いを明確に識別できる
表示装置が望まれている。
【0010】そこで本発明は、表示部の背景色を切り替
えできる表示装置を提供することを目的とする。また、
高速に背景色を切り替えできる表示装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、表示色を各色成分の量を示すスロット値とこ
のスロット値に対して割り当てられたスロット番号との
組で保持したカラーパレットと、画面の表示箇所に対応
してスロット番号を記憶する第1の記憶手段と、画面の
背景部に相当するスロット番号を記憶する第2の記憶手
段と、背景部の色を指定する色指定手段と、色指定に伴
い第2の記憶手段から背景部のスロット番号を読み出
し、このスロット番号と同一のカラーパレットのスロッ
ト番号に対応するスロット値として、前記色指定手段に
より指定された色のスロット値を設定する色設定手段
と、設定したスロット値により前記第1の記憶手段のス
ロット番号に基づき画面に背景色を表示する背景部表示
手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明においては、
動作モードとして診断モードと利用者モードを有する画
像形成装置であって、診断モードと利用者モードのいず
れかを選択するモード選択手段及び選択したモードを表
示する表示手段とを備え、この表示手段が、表示色を各
色成分の量を示すスロット値とこのスロット値に対して
割り当てられたスロット番号との組で保持したカラーパ
レットと、画面の表示箇所に対応してスロット番号を記
憶する第1の記憶手段と、画面の背景部に相当するスロ
ット番号を記憶する第2の記憶手段と、背景部の色を指
定する色指定手段と、診断モード選択と色指定を条件に
して、前記第2の記憶手段から背景部のスロット番号を
読み出し、このスロット番号と同一のカラーパレットの
スロット番号に対応するスロット値を指定した色のスロ
ット値に変更する色変更手段と、変更したスロット値に
より前記第1の記憶手段のスロット番号に基づき画面に
背景色を表示する背景部表示手段とからなり、診断モー
ドと利用者モードとでは異なる背景色の指定を可能とす
ることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、請求項1に記載の発明では、
カラーパレットが表示色を各色成分の量を示すスロット
値とこのスロット値に対して割当てられたスロット番号
との組で保持している。そして、画面の表示箇所に対応
してスロット番号を第1の記憶手段が記憶している。ま
た、画面の背景部に相当するスロット番号を第2の記憶
手段が記憶している。更に、色指定手段から背景部の色
を指定する。色設定手段は、色指定に伴い第2の記憶手
段から背景部のスロット番号を読み出し、このスロット
番号と同一のカラーパレットのスロット番号に対応する
スロット値として、色指定手段により指定された色のス
ロット値を設定する。そして、設定したスロット値によ
り第1の記憶手段のスロット番号に基づき背景部表示手
段で背景色を表示する。これにより、簡単に背景色を設
定できる。また、高速に背景色を設定できる。
【0014】また、請求項2に記載の発明では、診断モ
ードと利用者モードのいづれかをモード選択手段で選択
する。そして、カラーパレットが表示色を各色成分の量
を示すスロット値とこのスロット値に対して割当てられ
たスロット番号との組で保持している。そして、画面の
表示箇所に対応してスロット番号を第1の記憶手段が記
憶している。また、画面の背景部に相当するスロット番
号を第2の記憶手段が記憶している。更に、色指定手段
から背景部の色を指定する。色変更手段は、診断モード
選択と色指定を条件に第2の記憶手段から背景部のスロ
ット番号を読み出し、このスロット番号と同一のカラー
パレットのスロット番号に対応するスロット値として、
色指定手段により指定された色のスロット値に変更す
る。そして、変更したスロット値により第1の記憶手段
のスロット番号に基づき背景部表示手段で背景色を表示
する。これにより、簡単に背景色を変更できる。また、
高速に背景色を変更できる。更にまた、診断モードと利
用者モードでは背景色が異なり、いづれのモードか容易
に識別できる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0016】図1は、本発明の表示装置が適用される複
写機の外観図である。複写機は、原稿走査部、画像形成
部、給紙トレイ(いずれも図示せず)等を内蔵した複写
機本体1と、複写機本体1の原稿走査部に設けられたプ
ラテンガラス(図示せず)に順次原稿を自動的に送り込
む自動原稿搬送装置2と、複写機本体1に対して多量の
用紙を供給するための大容量給紙装置3と、画像形成後
の用紙が排出されるソートやステープル止めを行なうフ
ィニッシャ4と、複写機に対して種々の指示を与えると
共に、装置の状態や使用者に対する指示を表示するユー
ザインタフェース装置5とを備えている。
【0017】図2は、ユーザインタフェース装置5の操
作パネルを示す説明図である。ユーザインタフェース装
置5の操作パネル6には、液晶表示装置等から構成され
る表示部7、テンキー8、スタートキー9、クリアキー
10、インフォメーションキー11等が設けられてい
る。
【0018】この表示部7は、表面がタッチパネルで構
成され、複写機能の表示と機能選択が可能となってい
る。複写機能の表示は使用頻度や優先度に応じて、複数
の画面に切り替えて表示する。例えば、利用者用として
の基本画面では用紙トレイ、縮小、拡大、両面コピー、
コピー濃度、コピーアウトプットであり、応用画面では
とじしろ、わく消し・中消し、表紙、合紙であり、専門
コピー画面では合成、単色カラー、コピー排出面、ジョ
ブメモリ等である。更に、サービスマンが装置の点検時
に使用する診断モードを選択する診断モード選択キーが
設けられ、診断モードを選択すると診断モード画面とな
り、更にテストモードとして基本画面、応用画面、専門
コピー画面を表示して機能選択とテストコピーの実行が
可能となっている。
【0019】図3は、本発明の表示装置の実施例を示す
ブロック図である。
【0020】図において、21は、操作パネル6の表示
部7に表示すべき画像を規定するためのアプリケーショ
ン・ソフトウェアであり、22は、アプリケーション・
ソフトウェア21からの指示に基づき実際に表示装置を
制御するためのドライバ・ソフトウェアである。表示装
置は、ハードウェアとして、1画面分の画像データをビ
ットマップ形態で記憶するフレームバッファ23と、こ
のフレームバッファ23に対して表示すべき画像データ
を書き込むためのコントローラ24と、画像データの値
とR(赤),G(緑),B(青)の各成分の値との関係
が書き込まれたカラーパレット25と、カラーパレット
25からのRGB値をアナログ信号に変換するD/A変
換器26と、D/A変換器26からのRGBアナログ信
号が供給されるカラーCRT(陰極線管)27とを備え
ている。上記フレームバッファ23は、画面の表示箇所
に対応して後述するスロット番号を記憶する記憶手段で
ある。
【0021】図4は、ドライバ・ソフトウェア22に含
まれている各種テーブルのデータ構造を示す説明図であ
る。ドライバ・ソフトウェア22は、下位に位置するテ
ーブルへのポインタを保持する位置テーブル31、複数
の画面フレームの中からCRT27に表示すべき画面フ
レームを指定するポインタを保持するフレーム・ツリー
・テーブル32、表示すべき画面フレームの構造を規定
するポインタを保持する第1のフレーム33A及び第2
のフレーム33B、第1のフレーム33A或いは第2の
フレーム33Bを表示する際に使用されるカラーパレッ
トの情報が格納されている使用可能パレットテーブル3
4A及び34B等を備えている。第1のフレーム33A
及び第2のフレーム33Bは、画面の表示箇所に対応し
てスロット番号を記憶する記憶手段である。使用可能パ
レットテーブル34A及び34Bには、フレームAの画
像を表示する場合に使用されるスロット番号とスロット
値(RGB値)との関係がそれぞれ格納されている。こ
の使用可能パレットテーブル34A及び34Bのデータ
は、表示動作に先立って、コントローラ24によりドラ
イバ・ソフトウェア22からカラーパレット25にロー
ドされる。なお、この例では、使用可能パレットテーブ
ル34A及び34Bは、利用者モードで表示すべき色の
スロット番号とスロット値を格納している。
【0022】上記カラーパレット25は、画像データと
して与えられた値を実際にどのような色で表示するかを
決定するためのものであり、スロット番号とスロット値
が一対になって色の数だけ格納されており、スロット値
は書換え可能となっている。。図5は、カラーパレット
25のデータ構造の幾つかの例を示す説明図である。本
実施例では、カラーパレット25は、127個のスロッ
トを有しており、各スロットに順次「1」から「12
7」までのスロット番号が割り当てられている。各スロ
ットにおいては、RGBの各色の成分量をそれぞれ
「0」〜「255」の範囲で設定できるようになってい
るものとする。このRGBの各色の成分の値を、ここで
はスロット値と呼ぶものとする。たとえば、スロット番
号「54」に対して、スロット値すなわちRGB値が
(0,0,255)が設定されていたとすると、フレー
ムバッファ23から、スロット番号「54」が読み出さ
れると、カラーCRT(陰極線管)27は最大レベルの
青信号のみで駆動され、青色が表示されることになる。
【0023】次に、上述した表示装置の動作について説
明する。
【0024】図3に示すブロックのように、高レベルの
ソフトウェアであるアプリケーション21は、スロット
番号とRGB値、或いは、画素のアドレスとスロット番
号を、低レベルのソフトウェアであるドライバ32に渡
す。ドライバ32は、アプリケーション21から受け取
った命令をコントローラ24に渡し、コントローラ24
は、命令を解釈してカラーパレット25のスロット値を
書き換えたり、フレームバッファ23の画素のアドレス
に対応するスロット番号を書き換える。フレームバッフ
ァ23は、八つのプレーンからなり、各プレーンの1ビ
ットは、CRT27の1画素に対応しており、プレーン
0〜プレーン7の8ビットでカラーパレット25のスロ
ット番号を表している。このスロット番号がカラーパレ
ット25に供給される。カラーパレット25は、RGB
値からなる複数の色データを複数のスロット値として保
持しており、複数のスロット値はそれぞれスロット番号
に対応している。また、フレームバッファ23から出力
されたスロット番号に対応するスロット値のデジタルR
GBデータを、D/A変換器26に出力し、D/A変換
器26はデジタルデータをアナログデータに変換してカ
ラーCRT27に表示する。
【0025】次に、上述したような表示装置を備えた複
写機において、診断モードの中のテストコピーモード時
における背景色の変更動作を説明する。なお、本実施例
においては、一般に利用者が使用する利用者モードにお
いては、図6に示すような、カラーモード、用紙サイ
ズ、複写倍率等を指定するための画面を表示し、サービ
スマンが保守や修理の際に使用する診断モードのテスト
コピーモードにおいては、図7に示すような、利用者モ
ードと同じ絵柄であるが、背景が利用者モードとは異な
る色に着色された画面を表示するものとする。なお、図
6、図7は、利用者モード或いは診断モードにおいて基
本機能を選択した場合に表示される画面であり、この基
本機能を選択したときの画面が先に述べた第1のフレー
ムに対応している。なお、図7において、斜線を付した
部分が異なる色に着色された背景部分を示す。また、図
8は、利用者モード或いは診断モードにおいて付加機能
を選択した場合に表示される画面である。この付加機能
を選択したときの画面が第2のフレームに対応してい
る。
【0026】利用者モードにおいては、図5(A)に示
すデータ構造を有するカラーパレットが使用される。こ
のカラーパレットを用いた色表示に先立ち、表示する画
面に対応する利用可能パレットテーブルのスロット値
が、スロット番号で対応をとって書き換えられる。本実
施例においては、背景の色を指定するスロット番号とし
て、「54」が割り当てられている。図5(A)に示す
例では、スロット番号「54」に対応するスロット値、
すなわち、RGB値は(12,12,0)となっている
ので、利用者モードにおいては、背景色は薄い緑色とな
る。
【0027】以下、複写機の動作モードを診断モードの
テストコピーモードに切り替えたときの動作について図
9及び図10を参照して説明する。
【0028】サービスマンの指示により、診断モードの
テストコピーモードに入ったときに、アプリケーション
ソフトウェア21は、予め記憶した変更する色のRGB
値を、ドライバソフトウェア22に出力する (ステップ
101)。図4に示すように、ドライバソフトウェア2
2は、先ず、自分の所持している位置テーブル31から
フレーム・ツリー・テーブル32へのポインタを得 (ス
テップ102)、次に、フレーム・ツリー・テーブル3
2から 第1のフレーム33Aへのポインタを得る (ス
テップ103)。次に、第1のフレーム33Aの中か
ら、背景色に使用されているカラーパレットのスロット
番号(ここでは「54」)を得て (ステップ104)、
スロット番号に対応する図5(A)のカラーパレットの
スロット値(12,12,0)を、図5(B)に示すよ
うに、変更する色のRGB値で書き換える (ステップ1
05)。但し、ここでは変更する色のRGB値を(0,
0,255)としている。次に、フレームバッファ23
の内容を読み出し、上述のようにして書き換えられたカ
ラーパレット25を使用して描画処理を行なう (ステッ
プ106)。
【0029】以下、ステップ106の描画処理の詳細に
ついて、図10を参照して説明する。コントローラ24
は、フレームバッファ23から1画素の値を読み込み、
スロット番号を得る (ステップ201)。次に、スロッ
ト番号に対応するカラーパレット25のスロット値を得
る (ステップ202)。このデジタルRGB値のデータ
を、D/A変換器26によってアナログデータに変換し
(ステップ203)、対応するCRT27の1画素に表
示する (ステップ204)。これを全画素について行う
(ステップ205)。この例では、テストコピーモード
のRGB値を(0,0,255)としているので、背景
の色は濃い青の単色となる。この時の画面を図7に示
す。図において、斜線を施した部分が濃い青色の背景を
示す。 また、診断モードのテストコピーモードにおい
て、表示画面が基本画面から付加画面へ変わる時には
(ステップ107)、第1のフレーム33Aに代えて第
2のフレーム33Bが使用され、図4に示すように、ド
ライバソフトウェア22は、位置テーブル31からフレ
ーム・ツリー・テーブル32へのポインタを得、次に、
フレーム・ツリー・テーブル32から第2のフレーム3
3Bへのポインタを得る。次に、第2のフレーム33B
の中から背景色に使用されているカラーパレット25の
スロット番号(ここでは「40」)を得て、スロット番
号に対応する図5(C)のカラーパレットのスロット値
(255,0,0)を、図5(D)に示すように、変更
する色のRGB値(0,0,255)で書き換える。次
に、コントローラ24は、フレームバッフア23から1
画素の値を読み込み、スロット番号を得る。次に、スロ
ット番号に対応するカラーパレット25のスロット値を
得る。このデジタルRGB値のデータをD/A変換器2
6によってアナログデータに変換し、対応するCRT2
7の1画素に表示する。これを全画素について行う。こ
の例では、テストコピーモードにおいて画面が変わった
ときのRGB値を(0,0,255)としているので、
この場合も、背景の色は濃い青の単色となる。この時の
画面を図8に示す。図において、斜線を施した部分が濃
い青色の背景を示す。
【0030】次に、診断モードから利用者モードに切り
替えたときの動作について図3及び図4を参照して説明
する。
【0031】サーピスマンの指示により、利用者モード
に入ったときに、アブリケーションソフトウェア21
は、利用者モードであることをドライバーソフトウェア
22に出力する。ドライバーソフトウェア22は、先
ず、自分の所持している位置テーブル31からフレーム
・ツリー・テーブル32へのポインタを得、次に、フレ
ーム・ツリー・テーブル32から第1のフレーム33A
へのポインタを得る。次に、第1のフレーム33Aの中
から、利用可能パレットテーブル34Aのポインタを得
て、利用可能パレットテーブル334Aのスロット番号
に対応する図5(B)のカラーパレット25のスロット
値を全て変更する。次に、フレームバッファ23の内容
を読み出し、上述のように書き換えられたカラーパレッ
ト25を使用して前述と同様に描画処理する。これによ
り、利用者モードの背景色が設定される。
【0032】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、表示される画面の背景色に相当するカラーパレット
のスロット値だけを書き換えているので、カラーパレッ
ト全体を書き換える必要がなく高速に背景色の切り替え
を行なうことができる。
【0033】また、背景色を新たに塗り直すという処理
を行なわないので、表示フレーム上のボタンやテキスト
等を再描画することないので、描画処理の負荷が重くな
ることがないと共に動作が高速となる。
【0034】更に、ドライバソフトが、背景色に使用さ
れているカラーパレットのスロット番号を所持している
ので、背景色の切り替えを要求するアプリケーションソ
フトウェア側では、カラーパレットのスロット番号は意
識する必要がない。したがって、アプリケーションソフ
トウェアの作成が容易となる。
【0035】更に、利用者モードと診断モードとで背景
色を異ならせているので、いずれの動作モードかを視覚
的に容易に識別でき、診断モードから利用者モードへの
戻し忘れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表示装置が適用される複写機の外観
図である。
【図2】 ユーザインタフェース装置の操作パネルを示
す説明図である。
【図3】 本発明の表示装置の実施例を示すブロック図
である。
【図4】 ドライバ・ソフトウェアに含まれている各種
テーブルのデータ構造を示す説明図である。
【図5】 カラーパレットのデータ構造の幾つかの例を
示す説明図である。
【図6】 利用者モードにおいて基本機能を選択したと
きの画面を示す説明図である。
【図7】 診断モードにおいて基本機能を選択したとき
の画面を示す説明図である。
【図8】 診断モードにおいて基本機能を選択したとき
の画面を示す説明図である。
【図9】 複写機の動作モードを診断モードのテストコ
ピーモードに切り替えたときの動作を示すフローチャー
トである。
【図10】 図9に示すフローチャートにおける描画処
理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…複写機本体、2…自動原稿搬送装置、3…大容量給
紙装置、4…フィニッシャ、5…ユーザインタフェース
装置、6…操作パネル、7…表示部、8…テンキー、9
…スタートキー、10…クリアキー、11…インフォメ
ーションキー、21…アプリケーション・ソフトウェ
ア、22…ドライバ・ソフトウェア、23…フレームバ
ッファ、24…コントローラ、25…カラーパレット、
26…D/A変換器、27…CRT

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示色を各色成分の量を示すスロット値
    とこのスロット値に対して割り当てられたスロット番号
    との組で保持したカラーパレットと、 画面の表示箇所に対応してスロット番号を記憶する第1
    の記憶手段と、 画面の背景部に相当するスロット番号を記憶する第2の
    記憶手段と、 背景部の色を指定する色指定手段と、 色指定に伴い第2の記憶手段から背景部のスロット番号
    を読み出し、このスロット番号と同一のカラーパレット
    のスロット番号に対応するスロット値として、前記色指
    定手段により指定された色のスロット値を設定する色設
    定手段と、 設定したスロット値により前記第1の記憶手段のスロッ
    ト番号に基づき画面に背景色を表示する背景部表示手段
    と、 を具備することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 動作モードとして診断モードと利用者モ
    ードを有する画像形成装置であって、診断モードと利用
    者モードのいずれかを選択するモード選択手段及び選択
    したモードを表示する表示手段とを備え、この表示手段
    が、 表示色を各色成分の量を示すスロット値とこのスロット
    値に対して割り当てられたスロット番号との組で保持し
    たカラーパレットと、 画面の表示箇所に対応してスロット番号を記憶する第1
    の記憶手段と、 画面の背景部に相当するスロット番号を記憶する第2の
    記憶手段と、 背景部の色を指定する色指定手段と、 診断モード選択と色指定を条件にして、前記第2の記憶
    手段から背景部のスロット番号を読み出し、このスロッ
    ト番号と同一のカラーパレットのスロット番号に対応す
    るスロット値を指定した色のスロット値に変更する色変
    更手段と、 変更したスロット値により前記第1の記憶手段のスロッ
    ト番号に基づき画面に背景色を表示する背景部表示手段
    とからなり、 診断モードと利用者モードとでは異なる背景色の指定を
    可能とすることを特徴とする画像形成装置。
JP6107167A 1994-05-20 1994-05-20 表示装置及び画像形成装置 Pending JPH07319363A (ja)

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JP6107167A Pending JPH07319363A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 表示装置及び画像形成装置

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JP (1) JPH07319363A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6690382B1 (en) 1998-06-16 2004-02-10 Minolta Co., Ltd. Display device capable of color display used in operation mode setting of image formation apparatus
JP2022525284A (ja) * 2019-03-28 2022-05-12 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド デバイス制御ページ表示方法、関連装置、およびシステム

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