JPH073159Y2 - 三重管式熱交換器 - Google Patents

三重管式熱交換器

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JPH073159Y2
JPH073159Y2 JP2758690U JP2758690U JPH073159Y2 JP H073159 Y2 JPH073159 Y2 JP H073159Y2 JP 2758690 U JP2758690 U JP 2758690U JP 2758690 U JP2758690 U JP 2758690U JP H073159 Y2 JPH073159 Y2 JP H073159Y2
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JP
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pipe
flange
tube
mouth end
peripheral surface
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JP2758690U
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JPH03121358U (ja
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晋 柿元
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Iwai Kikai Kogyo Co Ltd
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Iwai Kikai Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は三重管式熱交換器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の三重管式熱交換器として第3図に示すよ
うに、外管(3)および中間管(2)の端縁に内向フラ
ンジ状の端蓋部(24)(25)を設けて当該端蓋部(24)
(25)を内管(1)および中間管(2)に溶接手段によ
り密に止着した形式のものは知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来の技術において述べた三重管式熱交換器は、間
隙部(19)(20)への液出入口部分において洗浄性が悪
く、液溜りが有るために間隙部(19)(20)に原液(牛
乳等の被処理液)を流すことが不可能であり、また熱膨
張による外管(3)、中間管(2)もしくは溶接部の割
れが往々に発生していた。
本考案は間隙部(19)(20)側に原液を流せるように改
善し且つ外管(3)、中間管(2)もしくは溶接部の割
れを失くするように工夫した新規の三重管式熱交換器を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために本考案三重管式熱交換器は、 内管(1)と中間管(2)と外管(3)で構成された三
重管式熱交換器(4)において、中間管(2)の口端部
(5)を外管(3)の口端部(6)より貫出した状態と
し、内管(1)の口端部(7)を中間管(2)の口端部
(5)より管出した状態とすると共に外管(3)の口端
縁に口金連結用フランジ(9)を、また内管(1)の口
端寄りの個所および中間管(2)の口端縁に外向鍔状部
(10)(11)を夫々周設し、内管(1)および中間管
(2)における前記貫出部分(12)(13)のまわりに内
径が外管(3)の口径と同じ短い管状の口金(14)を被
せ嵌め、この口金(14)の内端に外管連結用フランジ
(15)を設けて当該外管連結用フランジ(15)を前記口
金連結用フランジ(9)にクランプ(16)で連結し、ま
た口金(14)の中間個所の内周面と前記中間管(2)に
おける外向鍔状部(11)の周縁面および同口金(14)の
外端個所の内周面と前記内管(1)における外向鍔状部
(10)の周縁面を軸方向に滑動可能とし且つ各両面間を
スクイーズパツキン(17)(18)で密封し、更に口金
(14)の周壁面に内管(1)と中間管(2)の間隙部
(19)および中間管(2)と外管(3)の間隙部(20)
に連通する管連結口(21)(22)を開設したものであ
る。
〔実施例〕
第1図および第2図に示す本考案の実施例は、内管
(1)と中間管(2)と外管(3)で構成された三重管
式熱交換器(4)において、中間管(2)の口端部
(5)を外管(3)の口端部(6)より貫出した状態と
し、内管(1)の口端部(7)を中間管(2)の口端部
(5)より管出した状態とすると共に外管(3)の口端
縁に口金連結用フランジ(9)を、また内管(1)の口
端縁にU字管等連結用フランジ(27)を、更に内管
(1)の口端縁寄りの個所および中間管(2)の口端縁
に外向鍔状部(10)(11)を夫々周設し、またこれとは
別個に内径を外管(3)の口径と同じくされた短い管状
の口金(14)を構成し、この口金(14)を内管(1)お
よび中間管(2)における前記貫出部分(12)(13)の
まわりに被せ嵌め、この口金(14)の内端に外端連結用
フランジ(15)を設けて当該外管連結用フランジ(15)
と前記口金連結用フランジ(9)とを間にシーリング
(28)と挟入してクランプ(16)の締付により連結し、
また口金(14)の中間個所の内周面と前記中間管(2)
における外向鍔状部(11)の周縁面および同口金(14)
の外端個所の内周面と前記内管(1)における外向鍔状
部(10)の周縁面を軸方向に滑動可能とし且つ各両面間
をスクイーズパツキン(17)(18)で密封し、更に口金
(14)の外端部の内周面に内向鍔状部(29)を設けて当
該内向鍔状部(29)の周縁端両と前記内管(1)におけ
る外向鍔状部(10)の外側半分の外周面とを滑合状態と
して且つ内向鍔状部(29)の内方側面を前記内管(1)
における外向鍔状部(10)の周面に形成された段部(3
0)に引掛り自在とすると共に口金(14)の周壁面に内
管(1)と中間管(2)の間隙部(19)および中間管
(2)を外管(3)の間隙部(20)に連通する管連結口
(21)(22)を開設したものである。
尚、図中(31)(32)は止めネジを示す。
本考案は段部(30)に引掛る内向鍔状部(29)および止
めネジ(31)(32)等による抜外れ防止用部分を設けず
に実施することもある。
〔作用〕および〔考案の効果〕 本考案に係る三重管式熱交換器は、前記のように、内管
(1)と中間管(2)と外管(3)で構成された三重管
式熱交換器(4)において、中間管(2)の口端部
(5)を外管(3)の口端部(6)より貫出した状態と
し、内管(1)の口端部(7)を中間管(2)の口端部
(5)より管出した状態とすると共に外管(3)の口端
縁に口金連結用フランジ(9)を、また内管(1)の口
端寄りの個所および中間管(2)の口端縁に外向鍔状部
(10)(11)を夫々周設し、内管(1)および中間管
(2)における前記貫出部分(12)(13)のまわりに内
径が外管(3)の口径と同じ短い管状の口金(14)を被
せ嵌め、この口金(14)の内端に外管連結用フランジ
(15)を設けて当該外管連結用フランジ(15)を前記口
金連結用フランジ(9)にクランプ(16)で連結し、ま
た口金(14)の中間個所の内周面と前記中間管(2)に
おける外向鍔状部(11)の周縁面および同口金(14)の
外端個所の内周面と前記内管(1)における外向鍔状部
(10)の周縁面を軸方向に滑動可能とし且つ各両面間を
スクイーズパツキン(17)(18)で密封し、更に口金
(14)の周壁面に内管(1)と中間管(2)の間隙部
(19)および中間管(2)と外管(3)の間隙部(20)
に連通する管連結口(21)(22)を開設したことを特徴
とするので、液溜り部分が少なくなつて洗浄性が良くな
り、原液同士の熱交換も充分に可能とするものであり、
また外管(3)、中間管(2)及び内管(1)の各熱膨
張の差で口金(14)と外向鍔状部(10)(11)との位置
関係がずれるような力が働いてもスクイーズパッキン
(17)(18)によって外管(3)、中間管(2)の密封
が維持されると共にこれら外管(3)、中間管(2)及
び内管(1)は互いに無関係な伸縮が可能であるのでこ
れらが溶接部を介して相互固定されている前記公知のも
のにおけるような外管(3)、中間管(2)若しくは両
者の固定部にその熱膨張の差によって割れが生じるなど
のトラブルを確実に回避することができる効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案三重管式熱交換器の実施例を示す斜視
図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は従来例を示す
要部の拡大断面図である。 (1)……内管、(2)……中間管、(3)……外管、
(4)……三重管式熱交換器、(5)(6)(7)……
口端部、(9)……口金連結用フランジ、(10)(11)
……外向鍔状部、(12)(13)……貫出部分、(14)…
…口金、(15)……外管連結用フランジ、(16)……ク
ランプ、(17)(18)……スクイーズパツキン、(19)
(20)……間隙部、(21)(22)……管連結口、(24)
(25)……端蓋部、(27)……連結用フランジ、(28)
……シーリング、(29)……内向鍔状部、(30)……段
部、(31)(32)……止めネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内管(1)と中間管(2)と外管(3)で
    構成された三重管式熱交換器(4)において、中間管
    (2)の口端部(5)を外管(3)の口端部(6)より
    貫出した状態とし、内管(1)の口端部(7)を中間管
    (2)の口端部(5)より管出した状態とすると共に外
    管(3)の口端縁に口金連結用フランジ(9)を、また
    内管(1)の口端寄りの個所および中間管(2)の口端
    縁に外向鍔状部(10)(11)を夫々周設し、内管(1)
    および中間管(2)における前記貫出部分(12)(13)
    のまわりに内径が外管(3)の口径と同じ短い管状の口
    金(14)を被せ嵌め、この口金(14)の内端に外管連結
    用フランジ(15)を設けて当該外管連結用フランジ(1
    5)を前記口金連結用フランジ(9)にクランプ(16)
    で連結し、また口金(14)の中間個所の内周面と前記中
    間管(2)における外向鍔状部(11)の周縁面および同
    口金(14)の外端個所の内周面と前記内管(1)におけ
    る外向鍔状部(10)の周縁面を軸方向に滑動可能とし且
    つ各両面間をスクイーズパツキン(17)(18)で密封
    し、更に口金(14)の周壁面に内管(1)と中間管
    (2)の間隙部(19)および中間管(2)と外管(3)
    の間隙部(20)に連通する管連結口(21)(22)を開設
    したことを特徴とする三重管式熱交換器。
JP2758690U 1990-03-17 1990-03-17 三重管式熱交換器 Expired - Lifetime JPH073159Y2 (ja)

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JPH03121358U JPH03121358U (ja) 1991-12-12
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