JPH0731541A - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JPH0731541A
JPH0731541A JP18149993A JP18149993A JPH0731541A JP H0731541 A JPH0731541 A JP H0731541A JP 18149993 A JP18149993 A JP 18149993A JP 18149993 A JP18149993 A JP 18149993A JP H0731541 A JPH0731541 A JP H0731541A
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hot water
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Toshiaki Kawai
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内容器着脱式の電気貯湯容器にて、大容量ヒ
ータにより十分な沸騰速度を得ても、器体に備えた熱盤
が、これに設けるシーズヒータからの熱の局部的な集中
により溶け損じを起こすようなことを防止する。 【構成】 熱盤8を内容器31の底部にほぼ等しい大き
さとし、熱盤8の最外周部に大容量な湯沸かし用のシー
ズヒータ8aを、またその内側に小容量な保温用のシー
ズヒータ8bをそれぞれ環状にして設け、保温用のシー
ズヒータ8bは両端子8b1 間が環状方向に離隔した開
放環状形態をなし、湯沸かし用のシーズヒータ8aは両
端子8a1 部が、保温用のシーズヒータ8bの両端子8
1 間の環状方向離隔部8b2 分と熱盤8の外周との間
で内外方向に重なって位置する閉じ環状形態をなすよう
にしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気貯湯容器に関し、内
容液を加熱して湯沸かしや保温を行うようにした家庭用
電気ポット等の電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気ポットでも内容器を丸洗いできる
と、洗浄に便利で清潔に保ちやすい。これを実現するの
に、ヒータを持った熱盤を底部内に有した器体に対し、
内容器を出し入れできるように収容して前記熱盤に載置
し加熱されるようにしたものが考えられ、本出願人はこ
れを先に提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱盤のヒー
タとしてシーズヒータを採用するのが、品質管理上、特
に耐溢水性の面で有利である。
【0004】そこで本発明者等は、シーズヒータを用い
た実験を繰り返したところ、着脱する内容器は熱盤上に
載置して加熱する間接加熱方式になるので、同じヒータ
容量でも、ヒータを内容器に直接密着させる加熱方式の
場合に比し、沸騰速度が遅いと言う問題があった。
【0005】これにシーズヒータの容量を増大して対応
すると、アルミニウム製の熱盤の一部が溶け損じること
があり、危険である。
【0006】これにつき種々検討した結果、着脱される
内容器の底部面積は小さく、これに見合う大きさとされ
る熱盤も小さいので、シーズヒータの配置によっては、
熱の分散が弱く、熱が局部に集中することが原因してい
ると思われる。
【0007】これらのことは、熱盤に底部が接する内容
器内の内容液を加熱するものであれば、内容器が着脱さ
れるかどうかに係わりなく、全ての電気貯湯容器に共通
するものである。
【0008】本発明は、前記のような問題を解消するこ
とを課題として、シーズヒータの内容器の底部に対応し
た新規な配置により、大容量ヒータによって十分な沸騰
速度を得ても、熱の集中による熱盤の溶け損じ等を解消
することができる電気貯湯容器を提供することを課題と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の内容器着脱式の
電気貯湯容器は上記のような課題を達成するため、シー
ズヒータを持った熱盤を器体の底部内に有し、これに底
部が接する内容器内の内容液を加熱できるようにした電
気貯湯容器であって、熱盤を内容器の底部にほぼ等しい
大きさとし、熱盤の最外周部に大容量な湯沸かし用のシ
ーズヒータを、またその内側に小容量な保温用のシーズ
ヒータをそれぞれ環状にして設け、保温用のシーズヒー
タは両端子間が環状方向に離隔した開放環状形態をな
し、湯沸かし用のシーズヒータは両端子部が、保温用の
シーズヒータの両端子間の環状方向離隔部分と熱盤の外
周との間で内外方向に重なって位置する閉じ環状形態を
なすようにしたことを特徴とするものである。
【0010】特にこの構成は、内容器は器体に対し出し
入れできるように収容され、熱盤上に着脱できるように
載置されるものであると、好適である。
【0011】また、保温用のシーズヒータは両端子間が
環状方向に離隔した開放環状形態をなし、湯沸かし用の
シーズヒータは量端子部が、保温用のシーズヒータの量
端子間の環状方向離隔部分と熱盤の外周との間で内外方
向に重なって位置する閉じ環状形態をなすようにしてあ
るのが望ましい。
【0012】この場合、湯沸かし用および保温用の各シ
ーズヒータは、熱盤裏面に形成したビード状***部に埋
設し、湯沸かし用のシーズヒータの両端子重なり部分は
同一のビード状***部に埋設してあるのが好適である。
【0013】
【作用】本発明の内容器着脱式の電気貯湯容器の上記構
成によれば、ヒータを大容量な湯沸かし用のシーズヒー
タと、小容量な保温用のシーズヒータとに分けて熱盤に
設けることによって、全容量での通電状態でも熱盤の各
部に分散させられる上、特に大容量なシーズヒータを、
内容器の底部にほぼ等しい大きさの熱盤の最外周部に設
けて熱盤の大径部を利用した熱の環状方向への分散を図
るので、比較的小さな熱盤に大容量のシーズヒータを設
けて十分な速度での湯沸かしを行っても、熱盤に溶け損
じが生じるようなことを回避することができる。
【0014】したがって、内容器が器体に対し出し入れ
できるように収容され熱盤に着脱できるように載置され
る電気貯湯容器の場合、内容液の加熱が間接的になる
が、上記の熱盤によって十分な加熱状態が得られる。
【0015】しかも、大容量となる湯沸かし用のシーズ
ヒータの両端子部を内外に重なるように配置することに
より、熱盤の大径部の一周の長さよりも長い周長域に熱
を分散させて、しかも、前記両端子部の重なり部分が保
温用のシーズヒータの両端子間の環状方向離隔部分と対
向させることにより、保温用のシーズヒータとの間の熱
の集中が回避されるので、ヒータ容量のさらなる増大と
熱盤の熱的安全を図ることができる。
【0016】そして、湯沸かし用および保温用の各シー
ズヒータが熱盤裏面のビード状***部に埋設されている
ことにより、熱盤の内容器底部との密着性を確保し、か
つ徒な厚肉化を防止しながら、シーズヒータからの熱の
熱盤への伝動が効率よくなされるようにすることがで
き、しかも湯沸かし用のシーズヒータの両端子部の重な
り部分は同一のビード状***部に埋設してあって、この
ビード状***部は熱容量の大きな部分をなすことによ
り、前記両端子部が隣接して重なる部分の熱を十分に分
散させて熱盤の本体部に伝動させるので、前記重なりに
よる熱の局部集中を防止することができる。
【0017】
【実施例】図1〜図6に示す本発明が適用された内容器
着脱式の電気貯湯容器としての電気ポットの場合の一実
施例について説明する。
【0018】本実施例の電気ポットは図1に示すよう
に、金属製で容器型の内装ケース2を金属製で筒状の外
装ケース3内に収容して二重壁構造の器体1を構成し、
金属製の内容器31を器体1内に上端開口1aを通じ上
方より嵌め入れてこれを出し入れできるように収容する
ようにしている。
【0019】内装ケース2は外装ケース3の上端に上方
から嵌め合わせた合成樹脂製の肩部材4によって上端フ
ランジ2aが受けられ、ビス345によって取り付けら
れている。
【0020】外装ケース3の下端には、合成樹脂製の底
環7が当てがわれ、これの開口には、合成樹脂製の底蓋
10が自身に設けられている複数の爪の嵌め合わせと一
箇所のビス止めにて取り付けられている。
【0021】この底蓋10の下面外周部には、自身に設
けられた複数の爪によって回転座体9が回転可能に嵌め
付けられ、器体1を定置したとき回転座体9上で器体1
を軽く回転させられるようになっている。
【0022】内装ケース2の内底面上には、シーズヒー
タヒータ8a、8bを図4、図5に示すパターンにて図
3に示す断面図のように埋設したアルミニウム製の熱盤
8が設けられている。シーズヒータ8a、8bは湯沸か
しヒータと保温ヒータとである。詳細は後に述べる。
【0023】内装ケース2の底部下には遮熱板12が当
てがわれ、内装ケース2の胴部下端の上端ブランジ2a
部に受止め、遮熱板12と底環7とを金具601によっ
て連結し、内装ケース2、外装ケース3、肩部材4、底
環7、および遮熱板12が一体化して前記器体1を確固
なものに固定している。
【0024】そして熱盤8は前記遮熱板12の上面に受
載し、円周上の1か所をねじ11で取付けるとともに、
他の部分の熱盤8の突起8cを遮熱板12の取付け穴1
2bに嵌め合わせることにより熱盤8を遮熱板12上に
固定している。
【0025】遮熱板12の中央には筒部12aが設けら
れ、熱盤8の中央に設けた貫通孔内に位置するようにし
てある。筒部12a部にはセンサケース15を嵌め合わ
せて固定するとともに、このセンサケース15内にセン
サホルダ17を上下動自在に収容し、センサホルダ17
とセンサケース15の底部との間に働かせたばね16に
よってセンサホルダ17をセンサケース15の天井部に
規制される上限位置に常時あるように付勢してある。
【0026】この上限位置ではセンサホルダ17の底セ
ンサ18を保持した上端部17aが熱盤8の上面に所定
量突出するようになっている。またセンサホルダ17の
本体部には、センサケース15に固定されたマグネット
19に磁気的に反応するリードスイッチ20を保持して
いる。
【0027】内容器31は、器体1内に出し入れできる
ように収容されるが、収容状態では底部に形成した上向
きの凹部31dが前記熱盤8に上方から被さり、凹部3
1dの天井部31eが熱盤8の上面に密着するように載
り、前記熱盤8上に突出していたセンサホルダ17の上
端部17aを図1、図4に示すように、熱盤8の上面と
ほぼ面一になるように押し下げる。
【0028】内容器31の底部の前記凹部31dのまわ
りには二重壁構造の脚部31fが形成され、内容器31
が直置きされるときこの脚部31fが着座するので、前
記熱盤8との密着を図る凹部31dの天井部31eが、
前記内容器31の直置きや内容器31が単独で取り扱わ
れるときに他のものに触れたり干渉して外力を受けるよ
うなことを回避し、前記密着状態を長期に保てる利点が
ある。
【0029】センサホルダ上端部17aが熱盤8上に突
出しているとき、リードスイッチ20はマグネット19
と対向せず、マグネット19に反応しないで、オンまた
はオフのいずれかのノーマル状態にされる。
【0030】しかし内容器31が器体1に収容され熱盤
8の上に載ることによってセンサホルダ上端部17aが
押し下げられると、リードスイッチ20はマグネット1
9と対向してこれに磁気的に反応するので、リードスイ
ッチ20は前記ノーマル状態からこれと反対の動作状態
に戻る。
【0031】そしてこのリードスイッチ20の動作状態
とノーマル状態との間の変化によって内容器31の着脱
を自動的に判別することができ、この判別が内容器31
無しであるときはシーズヒータ8a、8bへの通電を自
動的に断つようにする。これを表示し警告することもで
きる。
【0032】また遮熱板12の外周部に温度ヒューズ6
72がビス673によって取付けられ、空炊き状態での
事故につながる最終的な異常温度時に溶断して給電を断
つようにしてある。
【0033】さらに、図1に示すように熱盤8の一部か
ら下方に突出するセンサ取付け脚674を一体形成し、
このセンサ取付け脚674の下端にシーズヒータ8a、
8bと熱盤8がなす熱源の温度を検出するヒータセンサ
675を保持した取付け金具676をねじ677により
取付け、熱盤8からセンサ取付け脚674、取付け金具
676を介しヒータセンサ675に熱伝導するようにし
てある。
【0034】底環7には回路収容ボックス40が下向き
に開口して一体成形して設けられており、回路収容ボッ
クス40に収容される回路基板41が、上方からの漏水
に対して防水されている。また回路収容ボックス40に
は下方から底蓋44が被せ付けられ、器体1が溜め水に
ジャブ漬けされた場合等の下方からの浸水にも対応でき
るようにしている。
【0035】この回路基板41に装備された制御回路4
2は、マイクロコンピュータ43を利用したものであ
る。このマイクロコンピュータ43には、図6に示すよ
うに肩部材4の前方に突出した嘴状突出部4aの前面に
設けられた操作パネル118の内側に位置するスイッチ
基板180からの出力信号、前記底センサ18やリード
スイッチ20、温度ヒューズ672、ヒータセンサ67
5等の各種検出信号を受けて、沸騰、保温の動作制御、
内容器31が収容されていないときのシーズヒータ8
a、8bへの通電阻止、あるいは熱盤8から内容器31
への熱伝導が何らかの理由で悪くなり、底センサ18に
より検知される内容液温度が低い状態でシーズヒータ8
a、8bのフルパワー通電が続き、熱源が異常昇温した
ときに、ブザー678や警告ランプ679を動作させる
制御等を行うとともに、その動作表示やタイマ設定によ
る表示制御等を行う。
【0036】ブザー678は回路基板41上に設け、警
告ランプ679は操作パネル118の下に設けたモード
設定や各種表示を行うためのスイッチ基板180上に設
けてある。
【0037】器体1の上端には、肩部材4がなす器体1
の上端開口1aを施蓋する器体蓋6が設けられている。
この器体蓋6は、図1に示すように後部で肩部材4にヒ
ンジピン68によって開閉可能に枢着されている。この
器体蓋6の枢着は肩部材4に一体形成された一部開放型
の軸受69に対して行い、器体蓋6の開き状態にてヒン
ジピン68を軸受69から着脱できるようにしている。
【0038】このヒンジピン68の着脱によって器体蓋
6を着脱でき、自身の洗浄や、器体1に内容器31を収
容したままでの内容液の給排等が容易となる。
【0039】器体蓋6の自由端には、この器体蓋6の裏
板81にガイドされて進退し、器体蓋6が閉じられたと
きばねの付勢によって肩部材4の一部に形成した図示し
ない係止部に係合して器体蓋6を閉じ状態にロックする
ロック部材71が設けられている。
【0040】このロック部材71は、ロック解除レバー
79と、これのカム部やレバー等の適宜運動伝達機構に
よって連結され、ロック解除レバー79の操作部が起こ
されて軸73を中心に回動することにより、前記ロック
部材71をばねに抗して後退させ、ロックを解除する。
またこれと同時にロック解除レバー79の操作部をさら
に持ち上げることにより、ロックの解除に引き続いて器
体蓋6をそのまま上方へ開くことができる。
【0041】なおロック解除レバー79の操作部の初期
の上動は、例えば、ロック解除レバー79の操作部とは
反対側部分を、操作部を親指で上動させようとする場合
に同じ手の人指し指にて押圧すると云ったことにより連
続した簡易な操作で行うことができる。
【0042】内容器31の上端には図1、図2に示すよ
うに合成樹脂製の肩部材32を設け、これの下端の段部
に内容器31のフランジ31aを受け止めてビス345
にて固定してある。
【0043】内容器31が器体1内に収容されたとき、
肩部材32は器体1の肩部材4に図1に示すように嵌ま
り合い、二重の肩構造をなすようにしてある。ここで内
容器31の肩部材32も嘴状突出部32aを有し、器体
1の肩部材4の嘴状突出部4aの凹陥部4bに嵌まり合
うようになっている。
【0044】内容器31の外面前部に、内容器31の下
部に基部が接続されて立ち上がり、内容器31の満水位
置Aよりも上方位置で下向きに屈曲する屈曲路33aを
なして内容液を器体1外に注出できる位置に臨む内容液
注出路33が設けられている。33bは屈曲路33aの
下向き先端部に形成された注出口を示している。
【0045】この内容液注出路33は屈曲路33aを含
め、内容器31とともに器体1に対し前記上端開口1a
を通じて出し入れできるようにしてあるが、この出し入
れのために器体1側には内容器31および屈曲路33a
を含む内容液注出路33が上下方向に出し入れされるに
必要な、前記凹陥部4bを含む内周面形状を有してい
る。
【0046】そして内容液注出路33の屈曲路33aの
注出口33bは、図1に示すように器体1の嘴状突出部
4aの凹陥部4b前部途中に内側やや斜め上向きに開口
した注出口201を通じて、内容器31の器体1への出
し入れに際し嘴状突出部4a内に上下方向に出し入れさ
れ、内容器31を器体1に嵌め入れた状態では注出口3
3bが嘴状突出部4a内に臨んで、内容液を実質的に器
体1外に吐出できるようにしてある。
【0047】したがって、内容液注出路33は、内容器
31とともに器体蓋6の開閉に無関係に位置し、注出口
33bが嘴状突出部4a部に臨んで、内容液を器体1外
に注出できるようにする。
【0048】嘴状突出部4a内には吐出通路202が設
けられ、内容液注出路33の注出口33bから吐出され
る内容液を一旦大気に開放した後受入れて前方斜め下方
に案内し、嘴状突出部4aの底部の開口203を通じて
内容液をスプラッシュなく静かに吐出できるようにして
ある。
【0049】ここで吐出通路202は、内容液注出路3
3の注出口33bから吐出される内容液を受け入れてこ
れを案内するが、この案内方向が前記前方斜め下方であ
ることにより、内容液注出路33の注出口33bが器体
1の胴部に対して外方へ大きく突出しなくても、吐出通
路202の案内によって吐出内容液を器体1の胴部から
大きく離れた位置にまで案内して吐出でき、急須のよう
に胴部まわりよりも口が小さく、この口を器体1に近づ
けにくい形状をしたものへの注液等にも便利なものとす
ることができる。
【0050】このため、内容液を器体1の外部まで実質
的に案内し吐出できる内容液注出路33の注出口33b
までの全体を、内容器31とともに器体蓋6の開閉構造
等による他の制約を受けることなく器体1に対して出し
入れできるようにすることが、内容液注出路33の注出
口33bの器体1の胴部からの外方への突出を少なくし
て達成され、内容液注出路33の内容器31を伴っての
出し入れ構造を単純化することができるし、器体蓋6の
開閉に伴って接続しあったり、接続が解除されたりする
ような複雑な途中の接続構造を採らなくてよい利点があ
る。
【0051】しかも前記器体蓋6の開閉に伴う通路の接
続、接続解除が液漏れなく適正に達成されるようにする
ための、通路どうしの位置合わせや相互間の離接可能な
シール構造等が一切不要となるし、シール構造部が経時
的に疲労して頻繁に取り替えなければならなくなる不便
も解消する。
【0052】また内容液注出路33の途中部分を透明管
340によって形成し、これに流入している内容液の液
位が内容器31の前面に設けた樹脂製の保護カバー38
の液量表示窓37を通じ外部から見えるようにしてあ
る。さらに器体1側にも、内装ケース2および外装ケー
ス3の前記液量表示窓37に対応したスリット2cおよ
び3bを設けて器体1外からも内容器31内の液量を透
視できるようにしてある。
【0053】なお、外装ケース3のスリット3bには透
明なカバーシート600が貼着され、これには透視でき
る液位に対応する目盛等の表示が印刷等により設けられ
ている。
【0054】保護カバー38は、内容液注出路33の透
明管340の上下部に後ろ向き突片部38aが嵌まり合
い、内容器31の前部の下部位置にある内容液注出路3
3と内容器31との接続部構造を利用して下部が取付け
られ、上部が肩部材32の嘴状突出部32aに下方より
嵌め込んで保持され、肩部材32の嘴状突出部32aと
ともに内容液注出路33の外側を覆っている。これによ
って、内容器31を器体から取り出し、独立して取り扱
うのに、内容液注出路33が他のものと当接したり引っ
掛かり合って外力を受けるようなことを回避することが
できる。
【0055】また屈曲路33aは内容器31の満水位置
Aよりも上方位置で下向きに屈曲して前記内容液の注出
を可能にするので、内容液に満水位置Aまで内容液が入
れられてもこれが内容液注出路33の屈曲路33aから
溢れて自然流出するようなことを防止することができ
る。
【0056】内容液注出路33の下部は、透明管340
と内容器31の胴部に形成された接続口602に嵌め付
けられる金属製の接続管603とをシリコンゴム等の樹
脂製エルボ604を介し接続することにより行われ、保
護カバー38の下部を透明管340を介し安定させられ
るようにしてある。
【0057】保護カバー38の下端部には指掛け穴60
7が形成され、内容器31をこれに連結した図2に示す
ハンドル671を把持して器体1から抜き出したとき、
前記指掛け穴607に別の手の指を掛けて内容器31の
底部を持ち上げるようにすると、内容器31を傾けて内
容液を排出するのが容易となる。
【0058】内容液注出路33の屈曲路33aの途中に
は転倒時止水弁76が設けられている。
【0059】器体蓋6と裏板81との間にはベローズポ
ンプ101が設けられ、器体蓋6の上面に露出した押圧
板102によって押圧操作されて、加圧空気を注出口1
03から吐出し内容器31内に送り込めるようになって
いる。
【0060】加圧空気が内容器31内に送り込まれる
と、内容液を加圧しこれを押し出そうとし、内容液注出
路33を通じて器体1外に注出し吐出通路202に流し
込めるようにする。
【0061】器体蓋6の裏板81の下面には、内容器3
1の口部を閉じる金属製の内蓋85が当てがわれ、ビス
83にて止められている。内蓋85の外周と裏板81と
の間には、内容器31の口縁に対向するシールパッキン
グ84が挟持されており、器体蓋6が閉じられると内蓋
85はこのシールパッキング84で内容器31の口縁に
接し、内容器31を閉じる。
【0062】裏板81と内蓋85との間には、図1に示
すように、内容器31内で発生する蒸気を外部に逃がす
蒸気通路87が、前記注出口103からの吐出空気を内
容器31内に導く通路の一部を兼用する状態に、補助板
104を利用して形成されている。
【0063】蒸気通路87は内蓋85に内容器31側へ
の給気兼用の開口86を持ち、器体蓋6の後部側の上面
に外部への開口52を有している。
【0064】蒸気通路87の補助板104と裏板81と
の間には、蒸気通路87の途中に位置する弁口105を
形成し、補助板104と内蓋85との間には、器体1が
転倒したときに前記弁口105を閉じる転倒時止水弁1
06が設けられている。
【0065】一方押圧板102の内側に位置するベロー
ズポンプ上板111の裏面中央には長さ方向のスリット
112aを持った保持筒112が設けられ、この保持筒
112の内周に中空の弁杆113を上下摺動可能に嵌め
合わせて前記スリット112aに上端のフック113a
を係合させ、弁杆113とベローズポンプ上板111と
の間に働かせたばね114によって弁杆113を下方に
付勢するとともに、弁杆113は前記スリット112a
とフック113aとの係合によって図1に示すように保
持筒112からの最大下動位置が規制されている。
【0066】弁杆113はまた下端部が裏板81の中央
に設けられた開口115に上下摺動可能に嵌め合わされ
ている。
【0067】裏板81の中央の開口115のまわりの円
周位置にて外周部が裏板81と補助板104との間で環
状に挟持され、かつ内周部が弁杆113の下端部外周に
嵌め合わされて開口86の口縁の上に位置する弁部11
6bを有した弁膜116が設けられている。
【0068】これによって、弁膜116は弁杆113と
開口115との嵌め合わせ部での隙間を通じて、加圧空
気が漏れたり、蒸気がベローズポンプ上板111内に入
り込んだりするのを防止し、弁部116aは、押圧板1
02による押圧にてベローズポンプ上板111が下動さ
れるときに弁杆113がこれに同動することによりいち
早く開口115の口縁に圧接され、ベローズポンプ10
1と内容器31とを蒸気通路87の一部および弁杆11
3を介し通じ合うようにし、それ以降得られる十分なベ
ローズポンプ101の押圧ストロークにて十分な加圧空
気を内容器31内に送り込み、内容液を加圧して注出す
ることができるし、前記弁部116aが開口115の口
縁から離れない状態でベローズポンプ101を繰り返し
押圧操作するようにして、途中加圧空気が開放されてし
まうようなことなしに、内容液の加圧注出操作を間断的
に続行することができる。
【0069】さらに蒸気通路87の外部への開口52を
器体蓋6のヒンジピン68の側に寄った位置に設けると
ともに、この開口52の直ぐ下の部分にも弁口612を
設け、その下に器体1が転倒したときに自重や内容液に
よる押圧にて弁口612を閉じる転倒時止水弁613を
設けてあり、前記転倒時止水弁106とで、器体1の転
倒時の蒸気通路87を通じた内容液の流出をさらに防止
しやすくしてある。
【0070】この内容液流出に対する安全性を利用して
本実施例では、転倒時止水弁106によって閉じられる
開口115の開口縁の数カ所に切り込みを入れてある。
したがって、器体蓋6が急激に閉じられた場合に、この
ような切り込みがない従来では、転倒時止水弁106が
自身の慣性によって開口115に一部が嵌まり合って圧
着し、内外圧力のアンバランス状態つまり内圧が高圧気
味になることの影響で圧着状態のままに維持され、内容
器31内が自然昇圧してしまうようなことがあったの
を、前記切り込み部での通気によって前記密着や密着が
維持されるようなことを回避し、前記のような自然昇圧
が起きないようにすることができる。
【0071】蒸気通路87の前記転倒時止水弁106お
よび613の各設置部の間には、貯湯部615が設けら
れ、器体1の転倒時に前記切り込み614等が原因して
内容液が蒸気通路87を通じて流出しようとする場合、
これを一時溜め込み次へ流出するのを邪魔し、遅らせる
ようにしてある。そして器体蓋6が開かれたとき前記蒸
気通路87に流出している、あるいは結露している内容
液を内容器31内に戻す戻し口616を設けてあり、こ
の戻し口616には器体蓋6が閉じている間は内容器3
1の肩部材32の内周面に当接して戻し口616を閉じ
るシールパッキング617を装着してある。
【0072】また、ベローズポンプ101の上板111
の一部には、樹脂製の吸気弁211が設けられ、ベロー
ズポンプ101が押圧操作後に復元する際に吸気弁21
1が開かれて図示しない吸気口を通じ外気を吸引できる
ようにしている。この際吸気口はベローズポンプ101
の内容器31内から遠く、外部に近い位置にあって冷た
い空気を吸引しやすい。このため次にベローズポンプ1
01が押圧されることによりベローズポンプ101内の
空気を内容器31内に吹き込んだときの空気の膨張を大
きく見込むことができ、内容液の加圧効率を向上するこ
とができる。器体蓋6の押圧板102が設けられている
部分のまわりに、回動位置によって押圧板102の押し
下げを阻止し、またこの阻止を解除する注出ロック部材
212が設けられ、器体蓋6の上面に突出した操作突起
212aにより操作されるようにしてある。
【0073】本実施例ではさらに、熱盤8を内容器31
の底部にほぼ等しい大きさとしてある。前記したよう
に、熱盤8の最外周部に大容量な湯沸かし用のシーズヒ
ータ8aを、またその内側に小容量な保温用のシーズヒ
ータ8bをそれぞれ環状にして設けてある。
【0074】保温用のシーズヒータ8bは両端子8b1
間が環状方向に離隔した開放環状形態をなし、湯沸かし
用のシーズヒータ8aは両端子8a1 部が、保温用のシ
ーズヒータ8bの両端子8b1 間の環状方向離隔部分8
2 と熱盤8の外周との間で内外方向に重なって位置す
る閉じ環状形態をなすようにしてある。
【0075】このような構成では、熱盤8のヒータを大
容量な湯沸かし用のシーズヒータ8aと、小容量な保温
用のシーズヒータ8bとに分けて熱盤8に設けることに
よって、全容量での通電状態でも熱盤8の各部に分散さ
せられる上、特に大容量なシーズヒータ8aを、内容器
31の底部にほぼ等しい大きさの熱盤8の最外周部に設
けて熱盤8の大径部を利用した熱の環状方向への分散を
図るとともに、両端子部8a1 が内外に重なるようにし
たことにより、熱盤8の大径部の一周の長さよりも長い
周長域に分散させて、しかも、前記両端子8a1 部の重
なり部分8a2が保温用のシーズヒータ8bの両端子8
1 間の環状方向離隔部分8b2 と対向していて、保温
用のシーズヒータ8bとの間の熱の集中も回避している
ので、比較的小さな熱盤8に大容量のシーズヒータ8a
を設けて十分な速度での湯沸かしを行っても、熱盤8に
溶け損じが生じるようなことを回避することができる。
【0076】この場合、湯沸かし用および保温用の各シ
ーズヒータ8a、8bが熱盤8裏面のビード状***部分
8dに埋設されていることにより、熱盤8の内容器31
底部との密着性を確保し、かつ徒な厚肉化を防止しなが
ら、シーズヒータ8a、8bからの熱の熱盤8への伝動
が効率よくなされるようにすることができ、しかも湯沸
かし用のシーズヒータの両端子部の重なり部分は同一の
ビード状***部に埋設してあって、このビード状***部
は熱容量の大きな部分をなすことにより、前記両端子部
が隣接して重なる部分の熱を十分に分散させて熱盤の本
体部に伝動させるので、前記重なりによる熱の局部集中
を防止することができる。
【0077】遮熱板12の一部には、ヒータ8a、8b
の端子8a1 、8b1 や、回路収容ボックス40、他の
電子機器や配線を避けた位置にドレン口700を設けて
あり、このドレン口700の側が低くなるようにしてあ
る。これによって万一器体1内に水等が入っても、ドレ
ン口700から器体1内底部の電気的に問題にならない
場所へ排出し外部に出るようにしてある。
【0078】なお、熱盤8には放射状のリブ8eを設け
て熱変形を極力抑え、内容器31の底部との密着性を高
めている。またビス11により取付けを熱盤8の中央部
の直径線上2か所にある取付け脚8fを利用して行うこ
とにより、熱盤8が熱変形してもこれを取り付け部の両
側および熱盤8の周辺へ逃がし、熱変形に対して拘束力
を及ぼして熱盤8が歪曲するようなことを防止してお
り、これによっても熱盤8の内容器31の底部との密着
性を保証することができる。
【0079】さらに熱盤8の裏面の外周数カ所には載置
ガイド8gが設けられ、これが遮熱板12の上面に案内
されることによっても、熱盤8の熱変形が平面的になさ
れて、内容器31の底部との密着性を保証できるように
なっている。
【0080】上記ヒータセンサ675の異常昇温検知に
よる警告制御につき説明すると、ヒータセンサ675は
前記したように熱盤8からの熱伝導により熱源としての
熱盤8の温度を正確に検出することができ、このヒータ
センサ675が検出している温度が予め設定した基準値
以上になったかどうかによって、熱源が異常昇温したか
どうかを的確に判断することができ、基準値以上となっ
たときマイクロコンピュータ43が判断し、ヒータ8
a、8bをオフするとともに、ブザー678や警告ラン
プ679を働かせる。
【0081】ヒータ8a、8bをオフするのでそれ以上
の昇温は回避でき、機器や使用の安全を図ることができ
る。
【0082】また、ブザー678の動作によって電気ポ
ットから離れている使用者にも異常を告知することがで
きるし、警告ランプ679が働くことによってこれに対
する操作パネル118上での表示と合わせて、ブザーの
警告が異常昇温であることをそばに来た、あるいはそば
に居る使用者に告知することができるので、使用者に適
切な措置を促して以降正しく使用されるようにすること
ができる。
【0083】ブザーの代わりに音声による警告を行うこ
ともでき、これによれば警告と同時に視覚表示なしに異
常の内容をも使用者に伝達することができる。
【0084】また警告により直ぐに措置されるので、ヒ
ータ8a、8bをオフする制御は必須ではない。しかし
安全上はこのような制御をするのが好適である。
【0085】
【発明の効果】本発明の内容器着脱式の電気貯湯容器に
よれば、内容器の底部にほぼ等しい大きさの熱盤と、大
容量な湯沸かし用のシーズヒータと、小容量な保温用の
シーズヒータとの特徴ある配置とによって、全容量での
通電状態でもシーズヒータからの熱を熱盤の各部によく
分散させ、大容量のシーズヒータを設けて十分な速度で
の湯沸かしを行っても、熱盤に溶け損じが生じるような
ことを回避するので、使用の安全を確保して十分な沸騰
性能を得ることができる。
【0086】したがって、内容器が器体に対し出し入れ
できるように収容され熱盤に着脱できるように載置され
る電気貯湯容器の場合、内容液の加熱が間接的になる
が、上記の熱盤によって十分な加熱状態が得られ、より
便利な電気貯湯容器の十分な加熱機能と使用の安全とを
保証することができる。
【0087】しかも、大容量となる湯沸かし用のシーズ
ヒータの両端子部を内外に重なるように配置することに
より、熱盤の大径部の一周の長さよりも長い周長域に熱
を分散させて、しかも、前記両端子部の重なり部分が保
温用のシーズヒータの両端子間の環状方向離隔部分と対
向させることにより、保温用のシーズヒータとの間の熱
の集中が回避されるので、ヒータ容量のさらなる増大と
熱盤の熱的安全を図ることができる。
【0088】この場合、湯沸かし用および保温用の各シ
ーズヒータを熱盤裏面のビード状***部分に埋設するこ
とにより、熱盤の内容器底部との密着性を確保し、かつ
徒な厚肉化を防止しながら、シーズヒータからの熱の熱
盤への伝導が効率よくなされるようにし、しかも湯沸か
し用のシーズヒータの両端子部の重なり部分を同一のビ
ード状***部に埋設し、このビード状***部の大きな熱
容量により、前記両端子部が隣接して重なる部分の熱を
十分に分散させるので、前記重なりによる熱の局部集中
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された電気貯湯容器の第1の実施
例としての電気ポットの断面図である。
【図2】図1の電気ポットの斜視図である。
【図3】図1の電気ポットの熱盤のヒータの埋設状態を
示す断面図である。
【図4】図3の熱盤の下面図である。
【図5】図3の熱盤を下面側から見た斜視図である。
【図6】図1の電気ポットの制御回路を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 器体 8a 湯沸かし用のシーズヒータ 8b 保温用のシーズヒータ 8 熱盤 8a1 、8b1 端子 8a2 重なり部 8b2 環状方向離隔部 8d ビード状***部 31 内容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーズヒータを持った熱盤を器体の底部
    内に有し、これに底部が接する内容器内の内容液を加熱
    できるようにした電気貯湯容器であって、熱盤を内容器
    の底部にほぼ等しい大きさとし、熱盤の最外周部に大容
    量な湯沸かし用のシーズヒータを、またその内側に小容
    量な保温用のシーズヒータをそれぞれ環状にして設け、
    保温用のシーズヒータは両端子間が環状方向に離隔した
    開放環状形態をなし、湯沸かし用のシーズヒータは両端
    子部が、保温用のシーズヒータの両端子間の環状方向離
    隔部分と熱盤の外周との間で内外方向に重なって位置す
    る閉じ環状形態をなすようにしたことを特徴とする電気
    貯湯容器。
  2. 【請求項2】 内容器は器体に対し出し入れできるよう
    に収容され、熱盤上に着脱できるように載置されるもの
    である請求項1に記載の電気貯湯容器。
  3. 【請求項3】 保温用のシーズヒータは両端子間が環状
    方向に離隔した開放環状形態をなし、湯沸かし用のシー
    ズヒータは量端子部が、保温用のシーズヒータの量端子
    間の環状方向離隔部分と熱盤の外周との間で内外方向に
    重なって位置する閉じ環状形態をなすようにしてある請
    求項1、2のいずれかに記載の電気貯湯容器。
  4. 【請求項4】 湯沸かし用および保温用の各シーズヒー
    タは、熱盤裏面に形成したビード状***部に埋設し、湯
    沸かし用のシーズヒータの両端子重なり部分は同一のビ
    ード状***部に埋設してある請求項3に記載の内容器着
    脱式の電気貯湯容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2011240075A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気ケトル
KR20200042367A (ko) * 2017-10-13 2020-04-23 엘지전자 주식회사 조리기기

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