JPH0731478Y2 - 光電スイッチ - Google Patents

光電スイッチ

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JPH0731478Y2
JPH0731478Y2 JP11313889U JP11313889U JPH0731478Y2 JP H0731478 Y2 JPH0731478 Y2 JP H0731478Y2 JP 11313889 U JP11313889 U JP 11313889U JP 11313889 U JP11313889 U JP 11313889U JP H0731478 Y2 JPH0731478 Y2 JP H0731478Y2
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JP
Japan
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case
main body
block
optical
lens
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11313889U
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English (en)
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JPH0353726U (ja
Inventor
利明 吉安
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、光電スイッチに関する。
〔従来の技術〕
光学的三角側距法に基づく光電スイッチは、たとえば、
実願昭61-126857号出願においてその原理が説明されて
いる。同スイッチは、第3図にみるように、光学ブロッ
クSを備え、同ブロックSは、プラスチック材料からな
る光学ブロック本体1を備えている。同本体1は、ほぼ
直方体で中間を壁1aで仕切られて2つの並列な筒状空間
を有する枠状になっており、2つの筒状空間のうちの一
方に投光レンズ2が、また、他方に受光レンズ3がそれ
ぞれ組み込まれている。この組み込みは、第4図にそれ
を拡大してあらわすように、各レンズ2,3の外周に設け
られた耳状突片2a,2a,3a,3aを前記ブロック本体1に設
けられた溝1b……に嵌め込むとともに接着剤などにより
固着されることでなされている。前記ブロック本体1の
前面側には、外乱光の入射を規制する光学フィルター4
が接着剤により固着されるようになっている。前記ブロ
ック本体1の各筒状空間の後部には、第3図にみるよう
に、投光素子と受光素子(位置検出素子)5がそれぞれ
組み込まれ、これらはそれぞれ投光レンズ2と受光レン
ズ3の各後方に位置している。前記位置検出素子5はそ
の背部にプリント配線板6を備え、このプリント配線板
6はブロック本体1の背部に取付けられるとともに、前
記位置検出素子5は適正な位置および角度に調整され
る。前記光学ブロックSは、前記プリント配線板6を介
して回路ブロック10に半田付けされるとともに、これら
両ブロックS,10は、側面全体と前面一部とが開口した本
体ケース12の中に入れられ、そのあと、本体ケース12の
側面開口が蓋体13で密閉状に閉じられるようになってい
る。その際、電源線14は、本体ケース12に明けられた通
孔12aにコードブッシュ15を介して取出状とされるとと
もに、前記光学フィルター4は、本体ケース12の前面開
口12bに嵌め込まれるようになっている。蓋体13が取付
けられたあと、光電スイッチを防水タイプにするため、
本体ケース12に明けられた注入口12cを通して同ケース1
2内に樹脂を注入し充填状態にしておくようにされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前記両レンズ2,3は、各両側の突片2a,2a,3a,
3aを光学ブロック本体1の溝1b……に嵌め込んで接着剤
により固定されるようにはなっているものの、前記溝1b
……は突片2a,3aの厚みよりも深くなっており、しか
も、光学フィルター4の裏面は平坦で突片2a,3aより前
側に離れて位置するようになっていた。その結果、両レ
ンズ2,3が第4図のz方向に浮かないように治具により
位置決めをする必要があった。前記のように、防水タイ
プにするため、ケース12内には最後に樹脂が充填される
が、光学フィルター4と各突片2a,3aとの前後間に隙間
が空いているとそこから樹脂が侵入することがある。そ
のため、その隙間部分をテーピングや粘度の高い樹脂な
どで予めシールしておく必要があるなど、付加的な作業
が要求されていた。
この考案は、前記事情に鑑みてなされたもので、その課
題とするところは、レンズの位置決めや光学ブロック内
への樹脂などの侵入防止のために付加的な作業が必要で
なく、組立が能率的になされるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この考案にかかる光電スイッ
チは、光学ブロック本体と同本体を収納するケースとを
備え、前記ブロック本体には、発光素子からの光線を集
束して一定方向に向けて照射する投光レンズと、被検知
物体により反射された光線の一部を集束して位置検出素
子へ入射させる受光レンズとが組み込まれ、同組み込み
が、各レンズの外周に設けられた突片を前記ブロック本
体に設けられた溝に嵌め込むようにしてなされ、かつ、
前記ブロック本体の前記光線が通る前面には光学フィル
ターが配置され、前記ケースには、前記光学フィルター
が同ケースに設けられた開口内に位置するようにして前
記ブロック本体が収納され樹脂が充填される光電スイッ
チにおいて、前記光学フィルターには、前記両レンズを
押え付けるようにして前記溝内に嵌まり込み前記光学ブ
ロック本体内を外部に対して密閉状にする部分が設けら
れている。
〔作用〕
光学フィルターに、前記両レンズを押え付けるようにし
て前記溝内に嵌まり込み前記光学ブロック本体内を外部
に対して密閉状にする部分が設けられていると、フィル
ターがレンズの位置決め治具の役割をして別途位置決め
治具を必要とせず、防水樹脂の侵入を阻止するために、
テーピングや粘度の高い樹脂を埋めておくなどの必要が
なくなる。
〔実施例〕
以下に、この考案を、その実施例をあらわす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
第1図おび第2図は、この考案にかかる光電スイッチの
一実施例をあらわしている。これらの図においては、光
学ブロックのみをあらわし、同ブロックは、プラスチッ
ク材料からなる光学ブロック本体20を備えている。同本
体20は、ほぼ直方体で中間を壁で仕切られて2つの並列
な筒状空間を有する枠状になっており、2つの筒状空間
のうちの一方に投光レンズ21が、また、他方に受光レン
ズ22がそれぞれ組み込まれている。この組み込みは、各
レンズ21,22の外周に設けられた耳状突片21a,21a,22a,2
2aを前記ブロック本体20に設けられた溝20b……に嵌め
込むとともに接着剤などにより固着されることでなされ
ている。前記ブロック本体20の前面側には、光学フィル
ター23が接着剤により固着されるようになっている。前
記ブロック本体20の各筒状空間の後部には、投光素子24
と位置検出素子25がそれぞれ組み込まれ、これらはそれ
ぞれ投光レンズ21と受光レンズ22の各後方に位置してい
る。前記投光素子24は、接着剤27により光学ブロック本
体20に固着されている。前記位置検出素子25は、その背
部のプリント配線板26とともに光学ブロック本体20の背
部に取付けられたあと、適正な位置および角度に調整さ
れるようにされる。前記光学ブロックは、前記プリント
配線板26を介して図示しない回路ブロックに半田付けさ
れるとともに、これら両ブロックは、側面全体と前面一
部が開口した前記本体ケースの中に入れられ、そのあ
と、本体ケースの側面開口が蓋体で密閉状に閉じられる
ようになっている。前記ブロック本体20の前記光線が通
る前面に配される光学フィルター23は、本体ケースの溝
に同フィルター23の係合溝23aを合わせるようにして同
ケースの前面開口に嵌め込まれるようになっている。蓋
体が取付けられたあと、光電スイッチを防水タイプにす
るため、本体ケースに明けられた注入口を通して同ケー
ス内に樹脂を注入し充填状態にしておくようにされる点
は前記と同様である。
ところで、前記光学フィルター23は、平坦なものでな
く、上部が、矩形で外周に前記係合溝23aを有する板状
になっており、下部は、上部外周縁部から下向きに一体
に突出する周壁部23bになっている。そして、前記上部
の底面4点からは、下向きに突出するように突起23c…
が設けられ、これら突起23c…は、前記ブロック本体20
の溝20b…にそれぞれ嵌まり込むとともに突片21a,21a,2
2a,22aを前方(図では上側)から押え付けるようになっ
ている。このとき、前記上部の内部背面23dは、ブロッ
ク本体20の前面20cに微小の隙間があるようになる。こ
れは、フィルター23とブロック本体20との当りが突起23
c…と突片21a,22aのみによってなされていることで位置
決めが確実になされるようにするためである。前記隙間
は樹脂が侵入しない程度のものになっている。前記周壁
部23bは、ブロック本体20の前部外周面20dに嵌まり合う
ようになっているとともに、同周壁部23bの背部には後
方へ向く他の突起23e…が4個所に設けられていて、前
記溝20b…を外側から密閉状に塞ぐようになっている。
前記のように、この考案にかかる光電スイッチは、光学
フィルターに、前記両レンズを押え付けるようにして前
記溝内に嵌まり込み前記光学ブロック本体内を外部に対
して密閉状にする部分が設けられているので、フィルタ
ーがレンズの位置決め治具の役割をして別途位置決め治
具を必要とせず、防水樹脂の侵入を阻止するために、テ
ーピングや粘度の高い樹脂を埋めておくなどの必要がな
くなる。
〔考案の効果〕
この考案にかかる光電スイッチは、以上のように構成さ
れているため、レンズの位置決めや光学ブロック内への
樹脂などの侵入防止のために付加的な作業が必要でな
く、組立が能率的になされるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる光電スイッチの一実施例を光
学ブロック組立状態においてあらわす側面図、第2図は
その分解側面図、第3図は従来の光電スイッチを分解し
てあらわす全体斜視図、第4図は第3図に基づきレンズ
が組み込まれた光学ブロック本体とフィルターとを分解
してあらわす斜視図である。 20……光学ブロック本体、20b……溝、21……投光レン
ズ、22……受光レンズ、23……光学フィルター、23c…
…突起、23e……突起、24……投光素子、25……位置検
出素子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学ブロック本体と同本体を収納するケー
    スとを備え、前記ブロック本体には、発光素子からの光
    線を集束して一定方向に向けて照射する投光レンズと、
    被検知物体により反射された光線の一部を集束して位置
    検出素子へ入射させる受光レンズとが組み込まれ、同組
    み込みが、各レンズの外周に設けられた突片を前記ブロ
    ック本体に設けられた溝に嵌め込むようにしてなされ、
    かつ、前記ブロック本体の前記光線が通る前面には光学
    フィルターが配置され、前記ケースには、前記光学フィ
    ルターが同ケースに設けられた開口内に位置するように
    して前記ブロック本体が収納され樹脂が充填される光電
    スイッチにおいて、前記光学フィルターには、前記両レ
    ンズを押え付けるようにして前記溝内に嵌まり込み前記
    光学ブロック本体内を外部に対して密閉状にする部分が
    設けられていることを特徴とする光電スイッチ。
JP11313889U 1989-09-26 1989-09-26 光電スイッチ Expired - Lifetime JPH0731478Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11313889U JPH0731478Y2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 光電スイッチ

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JP11313889U JPH0731478Y2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 光電スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0353726U JPH0353726U (ja) 1991-05-24
JPH0731478Y2 true JPH0731478Y2 (ja) 1995-07-19

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ID=31661561

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