JPH0731342B2 - カメラの露出制御装置 - Google Patents

カメラの露出制御装置

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JPH0731342B2
JPH0731342B2 JP61132501A JP13250186A JPH0731342B2 JP H0731342 B2 JPH0731342 B2 JP H0731342B2 JP 61132501 A JP61132501 A JP 61132501A JP 13250186 A JP13250186 A JP 13250186A JP H0731342 B2 JPH0731342 B2 JP H0731342B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、カメラの露出制御装置、更に詳しくは焦点
距離可変レンズと絞り兼用のシャッターを有するカメラ
の露出制御装置に関するものである。
[従来の技術] 周知のように、カメラの撮影レンズにおいては焦点距離
が変化するとその開放F値も変化する。従って、自動露
出制御装置を有するEEカメラであって望遠と広角の二種
類のレンズを内蔵させ、定位置にある絞りを共通に用い
る場合には、絞りのF値はレンズの焦点距離によって違
ってくるので、ここに何らかのEE補正を行なわなければ
ならない。この補正手段は従来、予じめ広角レンズに減
光フィルタ(NDフィルタ)を組合わせておく形式、ある
いは望遠−広角切換で受光素子への受光量を調節するも
の(実開昭58-103025号公報)、またはEE回路における
積分コンデンサーの容量を、望遠と広角とで切り換える
ようにしたもの(特開昭53-25433号公報)等が知られて
いる。
一方、ズームレンズを撮影用レンズとして用いるEEカメ
ラにおいては、一般にズームレンズは焦点距離が最短焦
点距離から長焦点距離がわに変化するに従って絞り誤差
量が零から次第に大きな値に変化する。従って、このよ
うなズームレンズ付EEカメラにおいてはズーミングによ
るENo誤差をマイクロコンピュータにおけるCPU(中央処
理装置)の露出演算で補正する手段(特開昭58-169135
号公報)が提案せられている。
[発明が解決しようとする問題点] このように焦点距離の変化に伴うFNoの誤差に対し、従
来のEE補正手段は各種のものが提供されてはいるもの
の、これらのものは全てEE装置とは独立して構成されて
おり、その構造も複雑で高価になるという欠点を伴って
いた。また、望遠−広角切換の二種類のレンズには使用
できるがズームレンズには使えない補正手段もあり、更
にズーム用にしても非常に複雑な補正回路が必要であっ
た。
特に、絞り兼用のシャッターであるプログラムシャッタ
ーを採用したEEカメラにズームレンズを組み合わせた場
合には、絞りシャッターを兼ねているため、上記従来の
補正手段はそのままでは殆ど使えない。ましてフラッシ
ュマチック機構等を内蔵している場合には全く不適なも
のとなる。
従って、本発明の目的は、絞り兼用のシャッターを採用
し望遠−広角切換の二種類のレンズやズームレンズ等の
焦点距離可変レンズを用いたEEカメラにも最適のEE補正
手段を有するカメラの露出制御装置を提供するにある。
[問題点を解決するための手段および作用] この発明の露出制御装置は、 焦点距離が変化するのに応じて開放F値も変化する争点
距離可変レンズと、電磁駆動源により開閉動作する絞り
兼用シャッターと、焦点距離の変化に応じて焦点距離情
報を検出する検出部と、その検出された焦点距離情報に
対応して前記シャッターの作動前に決定されるシャッタ
ー開口に必要な開閉速度が得られるように、上記電磁駆
動源の駆動速度を変化させるシャッター開閉スピード制
御回路とを具備したことを特徴とする。
[実施例] 以下、図示の一実施例により本発明を説明する。
先ず、最初に本発明の基本原理を第1,第2図により説明
する。なお、本発明においては絞り兼用のシャッター羽
根からなるシャッターは、電磁駆動源であるモーターで
自動的に駆動されるようになっている(以下、これをモ
ーターシャッターという)。
そして、本発明ではこのシャッターの開閉スピードがレ
ンズの焦点距離の変化を検出した焦点距離情報に対応し
て制御されるようにし、これによってEE補正を行なうよ
うにしている。即ち、第1図に示すように、先ず、望遠
−広角切換によるレンズの焦点距離の変化またはズーム
レンズにおいてはズーミングによるレンズ焦点距離の変
化がレンズ焦点距離情報として検出される。この検出さ
れたレンズ焦点距離情報は上記シャッターの開閉スピー
ド制御回路とトリガータイミング調整回路とにそれぞれ
入力される。そして上記スピード制御回路の出力によっ
てモーターシャッターのモーターの回転速度が制御され
る。
一方、このモーターによって上記シャッターの開閉機構
が駆動され、これに関連してトリガースイッチ(第2図
参照)が作動し、上記トリガータイミング調整回路によ
り決められた時間t0後に、EE露光制御回路とストロボ発
光タイミング制御回路とに作動開始信号が出力される。
上記EE露光制御回路は周知のものであって、被写体輝度
情報,フィルム感度情報等が入力されており、またスト
ロボ発光タイミング制御回路にも周知のように、距離情
報,GNo(ガイドナンバー)情報,フィルム感度情報等が
入力されている。そして適正露光秒時tE(第2図参照)
になると、シャッター閉成用マグネット23が動作してシ
ャッターが閉じられる。また上記ストロボ発光タイミン
グ制御回路はGNo情報と距離情報とから決定される絞り
開口に上記シャッターが開いた秒時tF(第2図参照)に
なると、ストロボのトリガー用サイリスタを通電させる
信号を発生し、ストロボを適正に発光させるものであ
る。
このように本発明ではシャッターの開閉スペードをレン
ズの焦点距離の変化に対応して調節し、これによりEE補
正を行なうのであるが、次にこの本発明の要旨を第2図
によって今少し詳しく説明する。例えば焦点距離の切換
により、広角側(以下、W側という)に対し望遠側(以
下、T側という)のFNoが1段暗い場合を考える(但
し、絞り開放径は同じとする)。広角時のシャッター開
口波形Wは太線で示してあるが、シャッターの開き始め
とEE制御またはストロボ制御の積分開始が一致するよう
にトリガータイミング調整回路によりその秒時t0が決め
られている。ここでT側にレンズが切り換ったとき、W
側と同じシャッター開口波形でシャッターを切った場合
には、当然FNoの違い分1EVだけ露光はアンダーになる。
そこで本発明ではT側においてはシャッター開放スピー
ドを速くして同じ露光時間tE内に開口面積が2倍(SE
2SE)となるように設定したので、これにより適正露出
が得られる。また、シャッター開放スピードを速くする
と、シャッターの開き始めまでの時間がΔt0だけ早くな
るので、t0′=t0−Δt0となるように補正をしている。
更に、上記の如く補正すればストロボ発光時の絞り開口
面積もSF→2SFとなるので、フラッシュマチック機構を
有する場合にはこれも同時に補正することができる。
上記シャッター開放スピードの変化は、一般に基準のFN
oに対しAV値(アペックス演算値)でnAVレンズが変化し
たとき、開放面積SがS=2n×S0(S0は基準FNo時の開
口面積)を満足するように変化させればよい。
第3,4,5図は、モーターシャッターを用いた本発明の一
実施例を示したものである。絞りを兼ねた2枚のセクタ
1a,1bからなるプログラムシャッター1の駆動機構は、
第3図に示すように、電磁駆動源である可逆転モーター
11の出力軸に固着された出力ギヤー12が、アイドルギヤ
ー13を介して駆動ギヤー14を、上記モーター11と同方向
に回転されるようになっている。この駆動ギヤー14の表
面には、同ギヤー14の支軸に同ギヤーと一体化するよう
にトリガースイッチ開閉用カム15が設けられている。こ
のカム15は板カムで形成されていて、このカム面にはト
リガースイッチ16の可動接片16a,16bの一方16aが圧接し
ている。また、上記ギヤー14の裏面にはカム係合ピン17
bの嵌入するカム溝14aが設けられている。このカム溝14
aは、ギヤー14の中心点Oからの半径の大きさが連続し
て変化する漸開カムで形成されている。即ち、このカム
溝14aは、溝幅が上記カム係合ピン17bの直径よりやや大
きく形成されていて、一端部14dは、上記半径が最も小
さく、他端部14cの半径が最も大きく形成されている。
そして、一端部14dと他端部14cの間は中心点Oからの半
径が徐々に大きくなるようにカム溝14aは形成されてい
る。
また、絞りの兼用のシャッター羽根である上記セクタ1
a,1bを開閉駆動するシャッター駆動部は、前記駆動ギヤ
ー14の後方に配設されていて、セクタ開レバー17の上方
に延び出した一腕端に植立されたセクタ開閉ピン17aと
同レバー17の下方に延び出した他腕端に固植された前記
カム係合ピン17bが、それぞれ前記セクタ1a,1bの開閉用
傾斜長孔1c,1dと前記駆動ギヤー14に設けられた前記カ
ム溝14aに嵌入するようになっている。
上記セクタ開レバー17は、他腕が逆「く」の字状をした
レバーで、その中央部の支点は、セクタ閉レバー18の先
端部寄りに固植された支軸19に回動自在に枢着されてい
る。
上記セクタ閉レバー18は、上記セクタ開レバー17とほぼ
同じ長さの、ほぼ直線状をした腕部材で形成されてい
て、その上方の基端部は不動部材に固定された支軸20に
回動自在に枢着されており、その下方に延び出した自由
端部の先端部にはアーマチュア21が支軸18aによって揺
動自在に支持されている。この支軸18aの左上方(第3
図において)には上記支軸19が設けられている。また、
このセクタ閉レバー18の自由端部にはばねかけ用の小孔
18bが設けられ、この小孔18bに緊縮性のコイルばね22が
かけられてセクタ閉レバー18を左方に付勢している。し
かし、この付勢力による上記レバー18の回動は、平生は
上記レバー17のカム係合ピン17bがカム溝14aの最小径部
のカム溝に嵌合していることにより阻止されている。ま
た、上記アーマチュア21は凸字状をした小片で、そのほ
ぼ中央部を上記支軸18aに回動自在に嵌着させることに
よりレバー18に取り付けられている。このアーマチュア
21の右方には横U字状コアに巻装されたコイル23aを有
するマグネット23が配設されている。
また、上記プログラムシャッター1は、絞り兼用のシャ
ッター羽根を形成する、2本の鎌型をした前記セクタ1
a,1bにより構成され、このセクタ1a,1bは互いに対向し
重合して配設され、その基部を図示しないシャッター支
持板に植立された支持ピン24a,24bにそれぞれ回動自在
に支持され、この基部の近辺に設けられた互いに重合す
る傾斜長孔1c,1dの共通開孔に前記セクタ開閉ピン17aが
挿通されている。そして、このセクタ開閉ピン17aの移
動により露光開口1eが開閉されるようになっている。
一方、上記プログラムシャッター1の前方には、第4図
に示す撮影光学系が配設されている。この光学系はレン
ズ鏡筒30内にフォーカス用レンズおよびズーム用レンズ
を有するものであって、ズーミング動作はレンズ鏡筒30
の周りに回動するズーム環31によって行なわれるように
なっている。
本実施例においては、焦点距離の変化に応じて焦点距離
情報を検出する検出部が上記ズーム環31に連動して設け
られている。
即ち、ズーム環31には突片31aが一体に設けられてお
り、この突片31aには可変抵抗器VR1,VR2を構成する摺
接用導電接片32の基部が固定されている。焦点距離情報
検出部は、上記ズーム環31の回動によって抵抗値の変化
する2個の可変抵抗器VR1,VR2で構成されており、上記
導電接片32の第1接片32aは基板33上にパターン印刷,
塗布等によって形成されたVR2用抵抗体34a上を摺動し、
また第2接片32bはVR1用抵抗体34b上を摺動するように
なっている。なお、第3接片32cはグランド端子34c上を
摺接するようになっている。
そして、このように構成された可変抵抗器VR1,VR2は、
前述のシャッター開閉スピード制御回路およびトリガー
タイミング調整回路にそれぞれ接続される。第5図は上
記可変抵抗器VR1,VR2の接続されたシャッター開閉スピ
ード制御回路40とトリガータイミング調整回路50の具体
的な電気回路をそれぞれ示したものである。
即ち、両可変抵抗器VR1,VR2は上述のようにレンズの焦
点距離の変化(FNo変化)に連動して抵抗値が可変する
ものであって、一方の可変抵抗器VR1は固定抵抗41と直
列に接続されて電源電圧供給ラインLに接続されて分圧
回路を形成しており、同回路によって分圧された電圧は
上記スピード制御回路40のオペアンプ42の一方の入力端
に印加されるようになっている。また、このオペアンプ
42の出力端はトランジスタ43のベースに接続されてい
て、同トランジスタ43のエミッタは上記ラインLに、コ
レクタは上記オペアンプ42の他方の入力端と前記駆動用
可逆転モーター11にそれぞれ接続されている。なお、上
記モーター11に並列に接続されているコンデンサー44は
逆起電圧吸収用のコンデンサーである。
また他方の可変抵抗器VR2は、コンデンサー51と直列回
路を形成して電圧供給ラインLに接続されていて、トリ
ガータイミング調整回路50における前述の秒時t0(第2
図参照)を生成するCR回路を形成している。このCR回路
のコンデンサー51には並列に前記トリガースイッチ16
(第3図参照)が接続されている。そして、このCR回路
の接続点は比較器52の一方の入力端に接続され、比較器
52の他方の入力端に固定抵抗53,54の直列接続からなる
分圧回路の分圧点が接続されている。この分圧回路は比
較器52の比較用基準電圧を作り出す役目をする。また比
較器52の出力端にはトランジスタ55のベースが接続さ
れ、同トランジスタ55のエミッタはアースされ、コレク
タから出力信号がEE露光制御回路56およびストロボ発光
タイミング制御回路57に発せられるようになっている。
このように構成された上記シャッター開閉スピード制御
回路40においては、ズーム環31の回動によって可変抵抗
器VR1の抵抗値が変化すれば、点の電位が変化しオペ
アンプ42の出力が変化するので、モーター11の端子電圧
が変化する。従って、モーター11の回転スピードが変
り、これにより前述したように絞り兼用シャッターの開
口面積がS=2n×S0となり、焦点距離の変化に応じた適
正露光が得られる。
また、可変抵抗器VR2の抵抗値が変化すると、トリガー
スイッチ16がオフしてから比較器52が反転するまでの時
間t0が変化するので、これによって前述したように秒時
t0′=t0−Δt0の補正を行なう。
次に、上記第3図のシャッター駆動機構の作用を説明す
ると、シャッターレリーズ釦を押下すると、マグネット
23とモーター11に通電される。上記マグネット23とアー
マチュア21は、この状態においては距離が比較的大きい
ためマグネット23には上記アーマチュア21は吸着されず
マグネット23は励磁状態となるだけである。上記モータ
ー11に通電されると、このモーター11の出力ギヤー12
は、第3図に矢印(イ)で示すように、反時計方向(以
下、正転という)に回転する。この正転により、アイド
ルギヤー13を介して駆動ギヤー14も正転する。この駆動
ギヤー14の正転により、カム溝14dに嵌入しているカム
係合ピン17bは、中心点Oよりの半径が徐々に大きくな
るので、ピン17bは反時計方向に移動し、これによりセ
クタ開閉ピン17aを支点として、レバー17も反時計方向
に回動する。従って、これによって支軸19を介してセク
タ閉レバー18が支軸20を支点として、コイルばね22の弾
力に抗して反時計方向に回動し、やがてアーマチュア21
が励磁されているマグネット23に押圧吸着される。この
駆動ギヤー14の正転によりスイッチカム15も正転し、ト
リガースイッチ16の接片16aがカム面15aから外れること
でトリガースイッチ16がオフからオンとなる。そして、
図示されないマイクロコンピュータは、内部に持つ発振
器によりモータ11の正転開始時から一定時間を計時し、
この一定時間が経過すると、モーター駆動回路(図示さ
れず)に逆転信号を出力し、モーター11を逆転させる。
このとき前記セクタ閉レバー18は上記アーマチュア21
が、通電された上記マグネット23に吸着保持されている
ので、前記セクタ閉レバー17はその支軸19を支点として
時計方向に回動する。この回動によりセクタ開閉ピン17
aも時計方向に移動するので、上記セクタ1a,1bは開き動
作を開始する。
一方、トリガースイッチカム15も逆転するので、トリガ
ースイッチ16は一方の接片16aがカム面15aに押されて、
オンからオフになる。この時点からトリガータイミング
調整回路50(第5図参照)が作動し、所定時間(t0)後
にEE露光制御回路56、ストロボ発光タイミング制御回路
57を起動する。続いて露出制御が行なわれ、被写体の明
るさに応じた適正露出値が得られた時点tE(第2図参
照)に、上記マグネット23への通電が断たれる。すると
上記アーマチュア21は、このマグネット23から開放され
るので、上記セクタ閉レバー18はコイルばね22により左
方に引っ張られて、支軸20を支点として時計方向に回転
する。従って、上記セクタ開レバー17は、上記カム係合
ピン17bを支点として反時計方向に回動するので、上記
セクタ開閉ピン17aも反時計方向に回動し、その結果、
上記セクタ1a,1bは閉じる。即ち、この間に適正露光が
得られる。
また、フラッシュモードの時は適正タイミングtF(第2
図参照)でストロボが発光し、適正露出が得られる。
このように本実施例によれば、レンズの焦点距離(FN
o)に変化に連動する抵抗体を2個設け、一方の抵抗体
でシャッター開放スピードを変化させ、他方の抵抗体で
上記シャッターの開放スピードの変化に伴なうセクタ開
き始めまでの時間を補正したので、FNo変化に応じた正
確なEE補正を行なうことができる。
なお、上記実施例では電磁駆動源により開閉動作する絞
り兼用シャッターに、モーター駆動シャッターを用いた
が、シャッター開放スピードが電気的に可変のシャッタ
ー、例えば電磁駆動シャッターにも適用できることは勿
論である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、望遠−広角切換の二
種類のレンズやズームレンズ等の焦点距離可変レンズを
有するEEカメラにおける焦点距離(FNo)の変化に対し
て、簡単な電気回路を設けるだけで、最適のEE補正を行
なうことができるカメラの露出制御装置を提供すること
ができる。
また、本発明はEE補正だけでなく、フラッシュマチック
装置を有する場合には、これも同時に補正することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、本発明の基本原理を説明するための電気回
路ブロック線図とシャッター開口面積を示す線図、 第3図は、本発明の一実施例を示すカメラの露出制御装
置のシャッター駆動機構の正面図、 第4図は、焦点距離情報検出部の一例を示す斜視図、 第5図は、トリガータイミング調整回路およびシャッタ
ー開閉スピード制御回路の具体的な電気回路図である。 1……絞り兼用シャッター 40……シャッター開閉スピード制御回路 50……トリガータイミング調整回路 VR1,VR2……焦点距離情報検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−169135(JP,A) 特開 昭58−130328(JP,A) 特開 昭53−25433(JP,A) 特開 昭61−162032(JP,A) 特開 昭62−3236(JP,A) 実開 昭58−182923(JP,U) 実開 昭58−103025(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦点距離が変化するのに応じて開放F値も
    変化する焦点距離可変レンズと、 電磁駆動源により開閉動作する絞り兼用シャッターと、 焦点距離の変化に応じて焦点距離情報を検出する検出部
    と、 その検出された焦点距離情報に対応して、前記シャッタ
    ーの作動前に決定されるシャッター開口に必要な開閉速
    度が得られるように、上記電磁駆動源の駆動速度を変化
    させるシャッター開閉スピード制御回路と、 を具備したことを特徴とするカメラの露出制御装置。
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