JPH07313308A - 柔軟なシートの送り装置 - Google Patents

柔軟なシートの送り装置

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JPH07313308A
JPH07313308A JP13376994A JP13376994A JPH07313308A JP H07313308 A JPH07313308 A JP H07313308A JP 13376994 A JP13376994 A JP 13376994A JP 13376994 A JP13376994 A JP 13376994A JP H07313308 A JPH07313308 A JP H07313308A
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JP
Japan
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roller
sheet
motor
motors
headrest
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JP13376994A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzuki
和博 鈴木
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Nippon Cable System Inc
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Nippon Cable System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗客などが勝手にシートを引き出すことがで
きず、展張されたシートが緩みにくく、新しいシートの
ロールに交換するとき、一本のロールを交換するだけで
すむ柔軟なシートの送り装置を提供する。 【構成】 回転自在に、かつ着脱自在に設けられている
上ローラ1と、その上ローラ1上に巻かれている柔軟な
シート5と、上ローラ1と平行になるように回転自在に
設けられている下ローラ2と、上下のローラ1、2をそ
れぞれ自己拘束性を有する減速機7、8および一方向ク
ラッチ9、10を介して回転駆動するモータM1、M2
と、前記シート5の自由端を下ローラ2の表面に着脱自
在に係止する面ファスナーと、モータM1、M2の正
転、逆転および停止を制御する制御部6とからなる柔軟
なシートの送り装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は柔軟なシートの送り装置
に関する。さらに詳しくは、新幹線などの鉄道車両にお
ける座席のヘッドレスト用の枕カバーなどの柔軟なシー
トを、その使用後に清潔な部分と半自動的に交換するた
めの柔軟なシートの送り装置に関する。ただし鉄道車両
のほか、バスなどの他の車輛、飛行機、船などの乗り物
の座席に用いることもでき、さらにベッドのシーツ、ト
イレのタオル交換などの他の用途にも適用することがで
きる。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道車両の座席のヘッドレスト用
枕カバーは、その4隅が面ファスナーなどでヘッドレス
トに着脱自在に取りつけられ、終着駅などで作業員の手
によって新しい枕カバーと交換されている。しかし新幹
線などは座席数が多く、交換作業がきわめて煩雑であ
る。そこで枕カバーを連続シート状に構成してヘッドレ
スト内に組み込んだ第1ローラに巻きつけておき、背も
たれ上部に組み込んだ第2ローラに1回の使用分ずつ順
次巻き取っていく交換装置が提案されている(特開平4
−144511号公報など参照)。また実開平4−34
956号、実開平4−54262号、実開平3−113
654号各公報などにも同種のものがいくつか提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平4−144
511号公報は装置の基本的概念を示すものであるが、
それによると上下のローラをそれぞれ着脱自在とし、空
になった上ローラを新しい枕カバーを巻きつけたローラ
と交換すると共に、使用後の枕カバーを巻き取った下ロ
ーラを空のローラと交換するようにしている。したがっ
て上下両方のローラを、たとえば座席の後面全体を取り
はずしとて交換する必要があり、ローラの交換作業がき
わめて厄介である。さらに繰り出し側のローラにはモー
タが連結されておらずフリーであり、そのため枕カバー
が緩んでも巻きなおしができない。さらに場合により、
乗客などが枕カバーを勝手に引き出すおそれがある。こ
の場合、たとえば遠隔操作で上ローラをロックする手段
を設けることも考えられるが、構成および操作系統が複
雑になる。また車掌室から枕カバーの交換のために1回
分を送るとき、枕カバーを巻き取る操作を一定時間行な
うようにしているが、巻き取り量の大小により巻き取り
速度および実際に送り出されるシート長さが異なるの
で、実際的でない。
【0004】本発明は上記従来の装置の基本的構成に基
づく問題、ならびに未解決の課題を解消し、枕カバーな
どのロール交換作業が簡単で、緩みが生じにくく、しか
も乗客などが勝手に引き出すことができない実用性の高
い柔軟なシートの送り装置を提供することを技術課題と
している。さらに本発明は緩みが生じたときに容易に緩
みを解消しうる柔軟なシートの送り装置を提供すること
を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の柔軟なシートの
送り装置は、第1支持部に回転自在に、かつ着脱自在に
設けられている第1ローラと、その第1ローラ上にロー
ル状に巻かれている柔軟なシートと、前記第1ローラ
を、自己拘束性を有する減速機を介して正逆方向に回転
駆動するための第1モータと、前記第1ローラと平行に
なるように、第2支持部に回転自在に設けられている第
2ローラと、前記シートの自由端を第2ローラの表面に
着脱自在に係止する手段と、前記第2ローラを、自己拘
束性を有する減速機介して正逆方向に回転駆動するため
の第2モータと、前記第1モータおよび第2モータの正
転、逆転および停止を制御する制御手段とから構成され
ている。
【0006】このような装置においては、前記第1ロー
ラと第1モータとの間および第2ローラと第2モータと
の間に、それぞれモータ側からみてシートを巻き取る方
向が係合方向となる一方向クラッチが設けられているも
のが好ましい。さらに前記制御手段が、第1ローラがシ
ートを巻き取る方向に回転するときに第2ローラがシー
トを送り出す方向に回転し、第2ローラがシートを巻き
取る方向に回転するときに第1ローラがシートを送り出
す方向に回転するように、第1モータと第2モータを同
時操作する回路を備えているものが好ましい。また前記
シートの長さ方向に等間隔で1回送り検出用のマークな
いし孔が設けられており、前記制御手段が、両モータを
シートを第1ローラから第2ローラに送る方向に同時に
回転させる1回送り用スイッチと、前記マークないし孔
を検出する1回送り検出器と、前記スイッチの復帰後も
モータの回転を維持すると共に、前記1回送り検出器か
らの信号によりモータを停止させる自己保持回路とを備
えているものが好ましい。さらに前記シートの自由端近
辺および第1ロールへの巻きつけ基端の近辺に、それぞ
れエンド検出用のマークないし孔が設けられており、前
記制御手段が、両モータをシートを第2ローラから第1
ローラに送る方向に同時に回転させる巻き戻し用スイッ
チと、前記マークないし孔を検出するエンド検出器と、
前記スイッチの復帰後もモータの回転を維持すると共
に、前記エンド検出器からの信号によりモータを停止さ
せる自己保持回路とを備えているものが好ましい。
【0007】前記の送り装置は、前記第1支持部を乗り
物の座席のヘッドレストの上部に設け、第2支持部をヘ
ッドレストの下部ないし座席の背もたれ上部に設けるこ
とにより、ヘッドレストの枕カバー供給装置として利用
しうる。このような装置では、前記ヘッドレストを座席
の上部に前後の傾き角度調節自在に設け、第2支持部を
その角度調節軸の近辺に設けることができる。前記いず
れの装置においても、前記シートの自由端を第2ローラ
に係止する手段は面ファスナーで構成するのが好まし
く、さらにシートを第2ローラに向かって付勢するため
の押しバネを備えているものが好ましい。
【0008】
【作用】新しいシートを巻いた第1ローラを第1支持部
に取りつけ、そのシートの自由端を係止手段により第2
ローラの表面に係止する。この状態で制御手段により第
1モータと第2モータを同時に正回転させと、第1モー
タの減速機の自己拘束作用が第1ローラの回転の妨げに
なることなく、第1ローラからシートを送り出し、第2
ローラにシートを巻き取ることができる。ついで両モー
タを停止させることにより、第1ローラから送り出され
た新しいシートがヘッドレストなどの対象物上に展張さ
れる。両方のモータが停止している状態では、それぞれ
のモータに連結されている減速機の自己拘束作用によ
り、両ローラがロックされ、乗客などがシートを引き出
すことができない。
【0009】シートの展張されている部分が汚れると、
第1モータと第2モータを同時に正回転させ、一定長さ
のシートを第2ロールに巻き取ると共に、第2ローラか
ら同じ長さだけ送り出すことにより、新しい部分と交換
させることができる。第1ローラのシートをすべて送り
だした後は、第1モータと第2モータを同時に逆転さ
せ、第2ローラ上のシートをすべて第1ローラに巻き戻
す。その後は第1ローラを第1支持部から取り外し、新
しいシートロールを巻つけた第1ロールと交換するだけ
でよい。このように本発明の装置では、交換するロール
が1本だけであるので、ロール交換作業がきわめて簡単
である。また上下のロールがそれぞれ別個のモータと連
結されているので、たとえば両モータを逆方向に回転す
るように操作して、シートの緩みをとることもできる。
【0010】各ローラとモータとの間に一方向クラッチ
を設けたものでは、引き出される側のモータは無負荷で
あるのでその側のロールの回転速度よりかなり速く回
り、しかも一方向クラッチのすべり方向であるので、モ
ータが空廻りするだけとなる。そのためシートを余分に
送り出すことがなく、またモータ同士を同調させる精密
な速度制御が不要である。第1ローラと第2ローラを同
方向に回転させる同時操作回路を備えているものでは、
通常の操作時における送り操作が簡単である。またシー
トに等ピッチで1回送り検出用のマークないし孔を設
け、そのマークないし孔を検出してモータを停止させる
自己保持回路を有する装置では、常に同じ長さのシート
を送り出すことができる。またエンド検出用のマークな
いし孔を有し、そのマークないし孔を検出してモータを
停止させる自己保持回路を有するものでは、シートが第
2ローラから離れない状態でモータを自動的に停止させ
ることができ、また巻き戻し後に自動的にモータを停止
させることができる。
【0011】上記の柔軟なシートの送り装置は、乗り物
の座席のヘッドレスト用枕カバーの供給装置に適用する
ことができ、その場合も上記と同様の作用を奏する。ヘ
ッドレストが背もたれの上端に前後の角度調節自在に設
けているものでは、ヘッドレストの回転軸心と第2ロー
ラの中心を一致ないし接近させることにより、ヘッドレ
ストの角度調整機能と第2ローラの巻き取り作用とをそ
れぞれの構成を変えることなく両立させうる。シートを
第2ローラに係止する手段を面ファスナーとするとき
は、取りつけ取り外しが簡単である。さらにシートの自
由端を第2ローラに向かって付勢する押しバネを有する
ものは、自動的にシートの自由端の第2ローラへの係止
・装着を行なうことができる。
【0012】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の送り装置
を説明する。なお以下の実施例では鉄道車両の座席のヘ
ッドレスト用枕カバーの供給装置を例にあげて説明する
が、本発明の装置はこれに限定されるものでなく、他の
乗り物用の座席のヘッドレスト用、あるいはベッドのシ
ーツ交換、トイレのタオル供給用など、種々のものに適
用することができる。
【0013】図1は本発明の装置の一実施例を示す斜視
図、図2はその装置の制御部の一実施例を示すシーケン
ス回路図、図3は本発明の装置を備えた座席の一実施例
を示す要部断面図、図4は本発明の装置を備えたヘッド
レストの一実施例を示す一部切り欠き背面図、図5は本
発明にかかわる減速機の一実施例を示す断面図、図6お
よび図7はそれぞれ本発明にかかわる制御部の他の実施
例を示す要部回路図である。
【0014】図1は本発明の装置の一実施例を概念的に
示しており、その装置Aは、たがいに平行に配置される
上ローラ1および下ローラ2と、それぞれのローラ1、
2を回転駆動する上駆動部3および下駆動部4と、上ロ
ーラ1上に巻かれて設置され、下ローラ2に順次巻き取
られていく帯状の枕カバーシート(以下シートという)
5と、前記駆動部3、4を制御する制御部6とから構成
されている。上ローラ1の両端はたとえば座席のヘッド
レスト内の上部に着脱自在、かつ回転自在に支持されて
いる。上ローラ1の一端は上駆動部3の出力軸3aに着
脱自在に連結されている。下ローラ2はヘッドレストの
下部ないし背もたれの上部内に回転自在に設けられる。
下ローラ2は着脱自在とする必要はない。下ローラ2の
一端は下駆動部4の出力軸4aに連結されている。なお
図1では上駆動部3と上ローラ1、下駆動部4と下ロー
ラ2をそれぞれ直接連結しているが、後述するように歯
付きベルトなどを介して間接的に連結してもよい。
【0015】上下の駆動部3、4はそれぞれモータM
1、M2の出力軸に連結されている減速機7、8と、そ
れらの減速機7、8と上下のローラ1、2との間に介在
される一方向クラッチ9、10とから構成される。一方
向クラッチ9、10と上下のローラ1、2との連結の向
きは、駆動部3、4側から見て、ローラ1、2をシート
5の巻きとり方向(矢印Y1、Y2)に回転させるとき
にローラ1、2にトルク伝達し、それとは逆の送り出し
方向(矢印Y3、Y4)の回転のときにはトルク伝達し
ない向きである。前記減速機7、8はモータM1、M2
側からは回転させることができるが、外部、すなわちロ
ーラ1、2側からはモータを回転させることができない
という、自己拘束性を備えている。
【0016】前記シート5は上ローラ1にロール状に巻
かれた状態で供給され、上ロール1をヘッドレスト内に
取りつけた後、シート5の自由端は下ローラ2の表面に
面ファスナーなどで着脱自在に取りつけられる。またシ
ート5の右側縁に沿って、等ピッチで1回送り検出用の
孔11が形成されている。この孔11はシートの1回の
送り分ずつモータM1、M2を駆動するためのものであ
り、シート5の裏面側に設けた1回送り検出器である第
1リミットスイッチLS1により検出される。シート5
の左端には、シート5の上ローラ1からの送り出しエン
ドおよび上ローラ1への巻き取りエンドを検出するため
のエンド検出孔12が形成されており、そのエンド検出
孔12はエンド検出器を構成する第2リミットスイッチ
LS2によって検出される。前記制御部6には、座席ま
たは車掌室あるいはその両方に設けた送り出し(下降)
用、巻き戻し(上昇)用、停止用の各押しボタンスイッ
チPBD、PBU、PBSが連結されている。
【0017】つぎに図2を参照して上記の制御部6の詳
細を説明する。図2の右側はモータM1、M2のコイル
部に直流の電源線21、22を接続する回路を示してお
り、左側はそれらのコイル部に正、逆の2通りの電流を
通電し、あるいは通電を停止する操作回路を示してい
る。操作回路において、送り出し用の第1リレーR1の
コイル部は、停止用押しボタンスイッチPBSの常閉接
点、第2リミットスイッチLS2の常開接点および送り
出し用押しボタンスイッチPBDの常開接点と直列に接
続され、電源線21、22間に介在されている。なお第
1および第2リミットスイッチLS1、LS2は図1に
示すように、シート5によってレバーが押されていると
きは接点が閉じ、1回送り検出孔11およびエンド検出
孔12内にレバーが入り込んだときに接点を開く。すな
わちこの使用法では、実質的には、検出孔11、12を
検出したときに接点が開く常時閉のリミットスイッチと
して使用している。
【0018】前記第2リミットスイッチLS2および下
降用押しボタンスイッチPBDと並列に、第1リミット
スイッチLS1および第1リレーR1の自己保持用の常
開接点(a接点)R1aが配線されている。上昇用の第
2リレーR2のコイル部は、前記停止用押しボタンスイ
ッチPBSおよび上昇用押しボタンスイッチPBUの常
開接点と直列に電源線21、22間に介在されており、
その上昇用押しボタンスイッチPBUは第2リミットス
イッチLS2の接点およびそれと直列に接続される自己
保持用の常開接点R2aと並列に接続されている。
【0019】前記モータM1、M2のコイル部は上駆動
部3と下駆動部4が同じ方向に回転するように並列に接
続されている。そしてモータM1、M2のコイル励磁用
の一対の線のうち一方の線23は、第1リレーR1の常
開接点R1aを介して正極の電源線21に接続され、常
閉接点R1bを介して負極の電源線22に接続されてい
る。またモータM1、M2の他方の線24はモータ保護
用の正特性サーミスタ(たとえば(株)村田製作所製の
ポジスタ)と直列に接続したうえで、第2リレーR2の
常開接点R2aを介して正極の電源線21に接続され、
常閉接点R2bを介して負極の電源線22に接続されて
いる。なお図2の停止用押しボタンスイッチPBSは、
どの状態においてもただちにモータM1、M2を止める
ための強制停止スイッチであり、緊急時などに使用す
る。
【0020】上記のごとく構成される制御部6におい
て、下降用押しボタンスイッチPBDを押すと、第2リ
ミットスイッチLS2がエンド検出孔12を検出してい
る状態を除き、第1リレーR1に通電され、励磁され
る。そのとき第2リレーR2は励磁されていないので、
モータM1、M2に矢印E1方向の電流が流れ、両モー
タM1、M2が正転し、シート5を下降方向に送り出
す。そのとき自己保持回路J1により押しボタンスイッ
チPBDを離しても、その送りが継続し、1回送り用の
検出孔11が第1リミットスイッチLS1で検出された
とき、自己保持が解除され、両モータM1、M2が停止
する。それによりシート5の汚れた部分が新しい部分に
置き換えられる。
【0021】両方のモータM1、M2が正転するとき、
下駆動部4の一方向クラッチ10は係合方向であるので
下ローラ2を回転駆動する。しかし上駆動部3の一方向
クラッチ9はすべり方向であり、しかも上ローラ1用の
モータM1はほぼ無負荷のためローラ1、2よりも高速
で回転するので、単に空廻りするだけである。このよう
に上駆動部3を空回りさせるのは、下駆動部4によって
シート5を巻きとるとき、上ローラ1側からみれば一方
向クラッチ9が係合方向となるので、モータM1が停止
していれば減速機7の自己拘束作用により回転できなく
なるためである。なお電磁クラッチなどを用いて上駆動
部3と上ローラ1の連結を一時的に解除させる構成とし
てもよい。
【0022】上記の1回送り操作を繰り返すことによ
り、シート5の全体長さに応じた回数だけ、シート5の
送り出しを行なうことができる。このようにしてほとん
どのシート5が上ローラ1から送り出されると、エンド
検出孔12が第2リミットスイッチLS2で検出され、
その接点が開く。そのためそれ以上押しボタンスイッチ
PBDを押しても下降しなくなる。これはシート5が上
ローラ1から外れないようにするため、またはシート5
の端部が上ローラ1に固着されているときは、モータM
1、M2に過負荷をかけないようにするためである。
【0023】このようにシート5をほぼすべて下ローラ
2に巻き取った後、新しいシートのロールに交換する場
合は、上昇用押しボタンスイッチPBUを押して第2リ
レーR2を励磁し、自己保持用の常開接点R2aにより
自己保持させる。第2リレーR2が励磁しているときは
モータM1、M2には矢印E2方向に電流が流れ、モー
タM1、M2が逆転し、前述と同様に下ローラ2から上
ローラにシート5を巻き戻す。そして自由端側のエンド
検出孔(図示されていない)が第2リミットスイッチL
S2によって検出されたとき、自己保持を解除し、シー
ト5をすべて上ローラ1に巻き戻した状態で装置が停止
する。この状態で第1ロール1を支持部より外し、新し
いシート5を巻いた第1ロールと交換する。上記のよう
にシート送り装置Aは上ローラ1を交換するだけでよい
ので、交換作業が容易である。またモータM1、M2が
停止しているとき、減速機7、8の自己拘束作用によ
り、乗客などがシート5を勝手に引き出したりするのが
防止される。
【0024】図3は前述の送り装置Aを座席のヘッドレ
スト用カバー交換装置に適用する場合の一実施例を示し
ている。図3において、符号31は座席の背もたれであ
り、フレーム32と、そのフレーム32の前面開放部を
覆う彎曲形成した板状の座板33と、その前面に取りつ
けられたふとんないしクッション34とを有する。前記
座板33の裏面側には下ローラ2が収容され、下ローラ
2の両端はフレーム32に対して回転自在に取りつけら
れている。フレーム32の後方開放部はカバー35によ
って閉じられている。なおフレーム32の上部は下面前
方に約90°の円弧状に凹陥した案内面36を有する第
1ガイド37とされている。また座板33の上端の平坦
部33aには、前記第1ガイド37の案内面36と所定
の寸法の間隙36aを介して対向する案内面38を有す
る第2ガイド39が取りつけられている。
【0025】さらに背もたれ31のフレーム32の上端
には、ヘッドレスト40が固定され、あるいは前後の角
度調節自在に設けられている。ヘッドレスト40はフレ
ーム41と、その前面側を覆う座板42と、座板42の
表面に設けられるふとんないしクッション43とを有
し、フレーム41の後方の開口はカバー45で塞がれて
いる。カバー45はヒンジ46により、上部45aのみ
簡単に開けることができるようにされている。座板42
の後方には、フレーム41にその両端が着脱自在に、か
つ回転自在に支持される上ローラ1が収容されている。
上ローラ1にはシート5がロール状に巻かれている。フ
レーム41の上部は第3ガイド47とされており、第3
ガイド47とカバー44との間にはシート5を通すため
の間隙48が設けられている。前記背もたれ31やヘッ
ドレスト40のフレーム32、41、座板33、42お
よびクッション34、43は従来公知のものを採用する
ことができる。シート5は綿、麻など、通常のリネン類
に用いられているもの、さらに不織布、紙などを採用し
うる。ただし引っ張り強度が高く、裏地は滑りやすいも
のが好ましい。
【0026】上ローラ1上のシート5はその間隙48を
通してヘッドレスト40の外部に引き出され、クッショ
ン43の前面を覆うと共に、第1ガイド37と第2ガイ
ド39の間隙36aを通して背もたれ31内部に導か
れ、下ローラ2に係止される。シート5の自由端は面フ
ァスナーなどの係止手段で下ローラ2上に係止される。
なお下ローラ2に対してシート5の自由端を押しつけて
自動的に係止させるため、および巻き取り時にシート5
を下ローラ2上にきちんと巻きつけるために、背もたれ
31のフレーム32に押えバネ49が設けられている。
【0027】上記のごとく構成されるヘッドレスト用枕
カバーの供給装置Bは、シート5のクッション43の表
面を覆う部分が乗客の髪などによって汚れた後、第1〜
2図のモータM1、M2を回転させることにより、下ロ
ーラ2を矢印D方向に回転駆動してシート5の新しい清
潔な部分をクッション43上に載せかえることができ
る。シート5をすべて下ロール2に巻き取った後、再度
上ロール1上に巻き戻すのは前述の場合と同じである。
またシート5を巻き戻した上ロール1は、カバー45の
上部45bを矢印Cのように開き、簡単に新しいものと
交換することができる。
【0028】図4に示すヘッドレスト50は図3のもの
とほぼ同じであるが、上ロール1に加えて下ロール2も
ヘッドレストのフレーム51内に収容している点で異な
る。図4において明瞭に示すように、上ロール1および
下ロール2はパイプ52の両端に鍔53を取り付けたボ
ビン状の形態を備えている。上ロール1の場合は鍔53
に歯付プーリ54が固着されると共に、パイプ52の端
部の内部に凹所55を残して芯材56が固定されてい
る。上ロール1を支持する第1支持部57は、フレーム
51の内側面に固定された筒状の本体58と、その本体
58内に、一端が本体58の開口部59から出没可能と
なるように収容されたピン60と、そのピン60をピン
の突出方向に付勢するバネ61とから構成されている。
そして上ローラ1のパイプ52の凹所55にピン60の
先端を回転自在に挿入することにより、上ローラ1を第
1支持部57で着脱自在、かつ回転自在に支持してい
る。
【0029】下ローラ2の場合はパイプ52の端部に軸
62を挿入固定し、その軸62または鍔53に歯付プー
リ63を固定し、軸62の端部を筒状の第2支持部64
で回転自在に支持している。第2支持部64の基部はフ
レーム51の内側面に固定されている。上ローラ1の歯
付プーリ54は歯付ベルト(図5の符号54a参照)に
よって図1の上駆動部3に連結され、下ローラ2の歯付
プーリ63は下駆動部4に連結されている。なお図4の
45はカバーであり、ヒンジ46により上部45bが開
くようにされている。
【0030】図5に示す駆動部3は、図1の上駆動部3
および下駆動部4に使用するものであり、モータMと減
速機7と、一方向クラッチ9と、歯付プーリ54bとか
ら構成されている。モータMは市販の直流モータ、たと
えばマブチ社製のRS−365SH系のモータ(6.0
〜25.0V)などを用いることができる。一方向クラ
ッチ9はNTN社製の摩擦継手タイプのワンウエークラ
ッチユニットNCU10またはNCR10などを使用し
うる。しかしラチェットタイプの一方向クラッチなども
採用することができる。また減速機7には、遊星歯車式
の第1減速機65と自己拘束性を有するファーガソンズ
パラドックスタイプの第2減速機66とから構成される
2段減速のものである。なお自己拘束性を有する減速機
であれば、他の種類の減速機を採用することもできる。
【0031】前記第1減速機65はモータ軸に固定され
るピニオン67、ハウジング68内に固定される壁部材
68aによって回転自在に支持されるキャリア69、キ
ャリアによって回転自在に支持される遊星ギヤ70、お
よびその外側に配置されてハウジング68に固定される
リングギヤ71とから構成される。このものはモータ軸
を入力部とし、キャリア69を出力部としており、減速
比3〜6、好ましくは5倍前後のものが使用される。他
方、第2減速機66は前記キャリア69と共廻りするよ
うに結合されたピニオン72、壁部材68aに形成され
た静止側リングギヤ73、第2ハウジング74内に回転
自在に支持される回転側リングギヤ75、ピニオン72
の軸上および回転側リングギヤ75の基部内にその両端
が回転自在に支持される一対のキャリア76、77、キ
ャリア同士の連結ピン78上に回転自在に支持される遊
星ギヤ79とから構成されている。このものはピニオン
72を入力部とし、回転側リングギヤ75を出力部とし
ており、減速比30〜100倍程度、好ましくは50倍
前後のものが使用される。なお前記静止側リングギヤ7
3と回転側リングギヤ75の歯数はいくらか異ならせて
いる。
【0032】図2の制御部6は第1モータM1と第2モ
ータM2とを並列接続して同時に同方向に回転させるよ
うにしているが、図6の制御部80のように第1モータ
M1のみ、あるいは第2モータM2のみをシート巻き取
り側に回転させるスイッチSw1、Sw2を設けるよう
にしてもよい。このものは一方のローラ1、2をスイッ
チSw1、Sw2でシートの巻き取り方向に操作するこ
とにより、他方のローラの減速機の自己拘束性を利用し
て、シートのたるみを取ることができる。この場合はい
くらか回転させるだけでよいので、リレーを自己保持さ
せる必要がない。さらに図7の制御部81のように、1
個のスイッチSw3で両方のモータM1、M2を同時に
逆方向に回転させるようにしてもよい。これらのスイッ
チおよび前記の停止用押しボタンスイッチは、乗客が自
由に操作することができるように、車掌室だけでなく、
各座席に設けることができる。また他の押しボタンスイ
ッチについても、シートを汚したときなど、必要が生じ
たときに乗客係などが個別にシートの送り出しができる
ように、各座席に設けてもよい。その場合は、キー付き
カバーで覆うなど、乗客が勝手に操作できないようにし
ておくこともできる。
【0033】前記実施例では、上ローラを交換可能とし
ているが、下ローラを着脱自在にしてもよい。またシー
トの送り出しおよび巻き戻しのときのモータの速度はと
くに変えていないが、巻き取り量が増加するに従って、
そのときの巻き取り側のモータの速度をしだいに遅くす
るようにしてもよい。それによりシートの送り出し速度
をほぼ一定にすることができる。さらに前記制御部の実
施例ではリレーシーケンス回路を採用しているが、プロ
グラマブルコントローラなど、マイコンを用いた同等な
回路によって実現することもできる。
【0034】
【発明の効果】本発明の送り装置においては、両方のロ
ールに自己拘束性を有する減速機を介してモータが連結
されているので、乗客などが勝手にシートを引っ張り出
すことを防止することができ、使用中も緩みが生じにく
い。さらに一方のローラを交換するだけでよいので、新
しいシートロールに交換する作業が簡単である。また1
回送り用およびエンド停止用の検出器および自己保持回
路を備えたものは、操作が簡単で、所定の送り量で正確
に、かつ自動的にモータを停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の装置の制御回路の一実施例を示すシーケ
ンス回路図である。
【図3】本発明の装置を備えた座席の一実施例を示す要
部断面図である。
【図4】本発明の装置を備えたヘッドレストの一実施例
を示す一部切り欠き背面図である。
【図5】本発明にかかわる減速機の一実施例を示す断面
図である。
【図6】本発明にかかわる制御回路の他の実施例を示す
要部回路図である。
【符号の説明】
A シート送り装置 1 上ローラ 2 下ローラ 5 シート 6 制御部 M1 モータ M2 モータ 7 減速機 8 減速機 9 一方向クラッチ 10 一方向クラッチ 11 1回送り用検出孔 12 エンド検出孔
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】 図1の装置の制御回路の一実施例を示すシー
ケンス回路図である。
【図3】 本発明の装置を備えた座席の一実施例を示す
要部断面図である。
【図4】 本発明の装置を備えたヘッドレストの一実施
例を示す一部切り欠き背面図である。
【図5】 本発明にかかわる減速機の一実施例を示す断
面図である。
【図6】 本発明にかかわる制御回路の他の実施例を示
す要部回路図である。
【図7】 本発明にかかわる制御回路の他の実施例を示
す要部回路図である。
【符号の説明】 A シート送り装置 1 上ローラ 2 下ローラ 5 シート 6 制御部 M1 モータ M2 モータ 7 減速機 8 減速機 9 一方向クラッチ 10 一方向クラッチ 11 1回送り用検出孔 12 エンド検出孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1支持部に回転自在に、かつ着脱自在
    に設けられている第1ローラと、その第1ローラ上にロ
    ール状に巻かれている柔軟なシートと、前記第1ローラ
    を、自己拘束性を有する減速機を介して正逆方向に回転
    駆動するための第1モータと、前記第1ローラと平行に
    なるように、第2支持部に回転自在に設けられている第
    2ローラと、前記シートの自由端を第2ローラの表面に
    着脱自在に係止する手段と、前記第2ローラを、自己拘
    束性を有する減速機を介して正逆方向に回転駆動するた
    めの第2モータと、前記第1モータおよび第2モータの
    正転、逆転および停止を制御する制御手段とからなる柔
    軟なシートの送り装置。
  2. 【請求項2】 前記第1ローラと第1モータとの間およ
    び第2ローラと第2モータとの間に、それぞれモータ側
    からみてシートを巻き取る方向が係合方向となる一方向
    クラッチが設けられている請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、第1ローラがシートを
    巻き取る方向に回転するときに第2ローラがシートを送
    り出す方向に回転し、第2ローラがシートを巻き取る方
    向に回転するときに第1ローラがシートを送り出す方向
    に回転するように、第1モータと第2モータを同時操作
    する回路を備えている請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記シートの長さ方向に等間隔で1回送
    り検出用のマークないし孔が設けられており、前記制御
    手段が、両モータをシートを第1ローラから第2ローラ
    に送る方向に同時に回転させる1回送り用スイッチと、
    前記マークないし孔を検出する1回送り検出器と、前記
    スイッチの復帰後もモータの回転を維持すると共に、前
    記1回送り検出器からの信号によりモータを停止させる
    自己保持回路とを備えている請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記シートの自由端近辺および第1ロー
    ルへの巻きつけ基端の近辺に、それぞれエンド検出用の
    マークないし孔が設けられており、前記制御手段が、両
    モータをシートを第2ローラから第1ローラに送る方向
    に同時に回転させる巻き戻し用スイッチと、前記マーク
    ないし孔を検出するエンド検出器と、前記スイッチの復
    帰後もモータの回転を維持すると共に、前記エンド検出
    器からの信号によりモータを停止させる自己保持回路と
    を備えている請求項3または4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記第1支持部が乗り物の座席のヘッド
    レストの上部に設けられ、第2支持部がヘッドレストの
    下部ないし座席の背もたれ上部に設けられている請求項
    1、2、3、4または5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記ヘッドレストが座席の上部に前後の
    傾き角度調節自在に設けられており、第2支持部がその
    角度調節軸の近辺に設けられている請求項6記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 前記シートの自由端を第2ローラに係止
    する手段が面ファスナーである請求項1または6記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 シートを第2ローラに向かって付勢する
    ための押しバネを備えている請求項1、6または8記載
    の装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143579A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Osada Res Inst Ltd 歯科用治療椅子
CN110269458A (zh) * 2019-07-09 2019-09-24 宋平平 自动跟随调节铺盖套件
CN115352336A (zh) * 2022-09-13 2022-11-18 傲科塑料制品(张家港)有限公司 一种汽车座椅面套固定装置及使用方法

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