JPH07312510A - 分岐コネクタ - Google Patents

分岐コネクタ

Info

Publication number
JPH07312510A
JPH07312510A JP6125800A JP12580094A JPH07312510A JP H07312510 A JPH07312510 A JP H07312510A JP 6125800 A JP6125800 A JP 6125800A JP 12580094 A JP12580094 A JP 12580094A JP H07312510 A JPH07312510 A JP H07312510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
coaxial
resistor
strip line
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6125800A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Oishi
裕一 大石
Masami Kondo
雅美 近藤
Shigeru Machi
繁 磨知
Hiroo Aoki
裕夫 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON TELECOMM KK
NIPPON TEREKOMU KK
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
NIPPON TELECOMM KK
NIPPON TEREKOMU KK
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON TELECOMM KK, NIPPON TEREKOMU KK, Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical NIPPON TELECOMM KK
Priority to JP6125800A priority Critical patent/JPH07312510A/ja
Publication of JPH07312510A publication Critical patent/JPH07312510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置内部に高インピーダンスチェック端子を
設けることによる装置の大型化を避け、しかも切り分け
時の作業による信号の切断を防止することができる分岐
コネクタを提供する。 【構成】 少なくとも3つの同軸コネクタを備え、該各
同軸コネクタのうちの2つの同軸コネクタ間は低ロス伝
送路にて連結すると共に、該低ロス伝送路と第3の同軸
コネクタとの間を高インピーダンス伝送路にて連結した
ことを特徴とする分岐コネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分岐コネクタに関し、詳
しくは、高周波信号伝送装置間、又は伝送装置内のユニ
ット間等に挿入される信号分岐コネクタに関する。
【0002】
【従来技術】電子交換機やその他の高周波信号を扱う電
子装置においては、装置間、或は装置内のユニット間
に、信号分岐コネクタを挿入することによって、装置間
又はユニット間にて伝送される信号のチェックや、装置
が故障した場合の各部の機能の良否の検査等を行うに便
利なように構成している。従来、このための信号分岐コ
ネクタとしては図5(a)に示すように、同一方向に平
行に突出した2つの同軸型接栓部1,2と、各接栓部
1、2の基部間を同軸状に連結する同軸結合部3と、該
結合部3を覆うカバー部4とから構成されるのが一般的
であり、その形状から通常、Uリンクコネクタと呼ばれ
る。なお図5(b)は接栓部1,2を端面側から見た図
であり、導体筒の中心に中心導体5,6が配置され装置
やユニットのパネル等に設けられた信号分岐接栓座に嵌
合するようになっている。このようなU字リンクコネク
タの使用方法を説明すれば、例えば図6に示すように、
第1のユニット21と第2のユニット22との間を接続
する各同軸ケーブル23,24の各中間に上述したU字
リンクコネクタ26、27を夫々挿入するのが一般的で
あって、これらU字リンクコネクタは前記同軸ケーブル
の端末部として、例えば装置の制御パネルあるいは監視
パネルに設けられた接栓座に外部から着脱自在に装着さ
れるようになっている。
【0003】通常はこの状態で装置が運用されるが、装
置が故障した場合や、各装置や各ユニットの性能をチェ
ックする必要がある場合には、前記U字リンクコネクタ
を抜き取り、その代りに前記接栓座に測定装置や信号発
生器を接続することによって、希望する装置部分からの
出力信号波形の監視又は出力信号のレベルのチェックを
行い、又は所要信号を注入して、後段部分の機能のチェ
ックを行う。特に、装置に障害が発生した場合には、上
述した操作を行うことによって、障害発生部分を特定し
た上で、必要箇所の修理やユニット交換を行っている。
【0004】しかしながら、従来のU字リンクコネクタ
を備えたユニットや装置では、上記した修理や性能チェ
ックのための操作に於いて必ずU字リンクコネクタを抜
き取る操作が必要となるため、抜き取った部分にて信号
の伝送が切断される。この結果、障害のないブロック又
は系統においても信号が切断されることになるが、U字
リンクコネクタの個数が多い場合、障害ブロックを発見
するまでに、多くの正常ブロックや系統の信号を切断す
ることとなり、その都度、全体の装置の機能が損なわれ
ると云う不具合があった。
【0005】この不具合に対する対策としては、従来、
制御パネルや配電パネルにおいて信号ラインと高インピ
ーダンスにて結合したチェック端子を設け、この端子を
介して信号波形や信号レベルのチェックを行う方法があ
った。この方法によれば信号の切断の発生を防止でき
る。しかし近年の装置の小型化の要請から高インピーダ
ンスチェック端子の実装を廃止する傾向があり、上述し
たような信号切断に伴う問題点がクローズアップされる
ようになった。
【0006】
【発明の目的】本発明は以上の如き従来の分岐コネクタ
に係る諸問題点を解決するためになされたものであっ
て、装置内部に高インピーダンスチェック端子を設ける
ことによる装置の大型化を避け、しかも切り分け時の作
業による信号の切断を防止することができる分岐コネク
タを提供することを目的とする。
【0007】
【発明の概要】上記目的を達成する為、本発明は、少な
くとも3つの同軸コネクタを備え、該各同軸コネクタの
うちの2つの同軸コネクタ間は低ロス伝送路にて連結す
ると共に、該低ロス伝送路と第3の同軸コネクタとの間
を高インピーダンス伝送路にて連結したこと、プリント
基板とこれを上面に載置する導電材料から成るベース部
と、ベース部の下面に所定の間隔を於いて付加した2個
の同軸コネクタと、該ベース部の一端縁に一体的に立設
した垂直壁と、該垂直壁から水平に外側へ突設した第3
の同軸コネクタとを備え、上記プリント基板上には上記
垂直壁側端縁から内部に向けてストリップラインを形成
し、該ストリップラインの適所にはスリットを設けると
共に第1の抵抗器によって連結し、更にこの第1の抵抗
器の前記第3のコネクタ側を第2の抵抗器を介して接地
し、更に該プリント基板の裏面の少なくとも前記ストリ
ップライン対峙部分にはアース導体と、該アース導体の
適所に形成した2つのアース欠除部を設け、該2つのア
ース欠如部の中央には夫々基板を貫通する貫通孔を形成
し、上記2個の同軸コネクタの中心導体を各貫通孔を介
して上記一方のストリップラインと接続すると共に外部
導体を上記アース導体と接続し、上記第3の同軸コネク
タは、その中心導体を上記一方のストリップラインと接
続すると共に外部導体を上記アース導体と接続し、上記
第1の抵抗器の抵抗値は上記第2の抵抗器の値よりも大
きく設定したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて本発明を詳
細に説明する。図1は本発明に係る分岐コネクタの外観
構造図であって、(a)はケース100を取りはずした
平面図、(b)は正面図である。図1(a)(b)にお
いて101はアルミニウム等の金属材料を成形加工した
ベース部であり、ベース部101は図に示すように所定
厚の平板状の基部102の長手方向一端部に垂直壁10
3を一体化すると共に、幅方向両端縁に互いに対向する
2組の側壁104を垂直に立設し、上記垂直壁103と
側壁104に囲まれた基部上にプリント基板105を固
定する。更に、上記基部102の底面には所要間隔離し
て2個の同軸コネクタ106を付加すると共に、上記垂
直壁外面にG型コネクタ107(第3の同軸コネクタ)
を取り付けた構造とする。
【0009】図2(a) (b) は上記プリント基板の構成を
示す平面図及び底面図であり、図2(a) に示すように上
記プリント基板105の上面には垂直壁103側端縁か
ら内部に向けて直線状のストリップライン108aが形
成され、該ストリップライン108aの適所にはチップ
抵抗器109が配置され,更にストリップライン108
aと交差するように延びるストリップライン108bに
はチップ抵抗器110が配置される。更に、プリント基
板105の裏面には全面アース導体111と、該全面ア
ース導体111の適所に形成した2つのアース欠除部1
12が設けられ、該2つのアース欠如部112の中央に
は夫々基板を貫通する貫通孔113を設けている。な
お、上記ストリップラインは高周波信号に対し、例えば
75Ω又は50Ω等の所望のインピーダンスとなるよう
に設定されている。
【0010】上記2個の同軸コネクタ106の中心導体
は各貫通孔113を介して上記ストリップライン108
aと接続され、外部導体はアース導体111と接続され
ている。上記G型コネクタ107は、その中心導体をス
トリップライン108aの一端部と接続され、外部導体
はアース導体111と接続されている。
【0011】図3は上述した分岐コネクタの等価回路図
であり、この例に示す等価的な電気回路は2つのUリン
クコネクタ106,106をダイレクトにストリップラ
イン108によって連結し、その連結部のストリップラ
インと上記Gコネクタ107の中心導体との間を例えば
750Ωの抵抗値をもつ抵抗器109にて接続すると共
に、該抵抗器109とGコネクタ107との接続ライン
とアースとの間を82Ωの抵抗値をもつ第2の抵抗11
0にて接続した構成が特徴的である。この結果、本発明
では、少なくとも3つの同軸コネクタ106、106、
107を備え、該各同軸コネクタのうちの2つの同軸コ
ネクタ106、106間は低ロス伝送路にて連結すると
共に、該低ロス伝送路と第3の同軸コネクタ107との
間を高インピーダンス状態で連結した構成となってい
る。
【0012】図4(a)乃至(d)は完成品としての本
発明のコネクタの外観構成例を示す正面図、背面図、高
インピーダンス分岐端子側から見た図、及び(c)の一
部のA−A断面図である。図1に示したコネクタのベー
ス部101にケース100を被せると、図示の外観構成
となる。G型コネクタ107は、(d)に示すように中
心導体107aと、その外側に同心円状に配置した複数
の舌状の外部導体(設置導体)107bとから成る。
【0013】以上の如く構成したコネクタを例えば前記
図6に示したU字リンクコネクタ26の代りに使用すれ
ば、このコネクタには高インピーダンスのチェック端子
107が付加されているので、コネクタを抜き取ること
なく信号波形やレベルの測定を行うことができる。
【0014】即ち、図3に示すように各Uリンクコネク
タ106の連結はダイレクトに行なわれているので低ロ
スであるのに対し、G型コネクタ側107には比較的大
きな抵抗値の抵抗109とそれより小さい82Ωの低抵
抗値の抵抗110の分圧回路が挿入されていることか
ら、Uリンク部に対するGコネクタ側からの影響は軽微
であってしかもUリンク結合部はほとんどロスなく信号
の伝送が行なわれ、またGコネクタ側からみたインピー
ダンスは約74Ωとなって75Ωの同軸ケーブルとのイ
ンピーダンスマッチングを図ることができる。
【0015】以上の実施例によれば、高インピーダンス
チェック端子を分岐コネクタ側に設けたので、これを付
加すべき装置やユニット側にはチェック端子を要しない
ので小型化の妨げとなることがない。なお、以上の説明
は本発明の一例であって、本発明の実施にあたってはこ
れに限定されることなく種々の変形が可能である。
【0016】例えば各コネクタの形式は実施例に限る必
然性はなし、またストリップラインの形状や、コネクタ
の入出力インピーダンスも75Ωや50Ωに限らず、所
望の値となるように抵抗器の値を選定すればよい。更に
は、コネクタ全体の形状を他のものにすること、あるい
は、コネクタベース部の金属をプラスチック等の樹脂に
代え部分的に金属膜をメッキし、あるいは蒸着すること
によって表面的に導電性をもたせるように構成すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したように従来のU字
リンクコネクタを変形し、高インピーダンスにて連結し
たチェック端子部を設けたので、装着した分岐コネクタ
を抜き取ることなく伝送中の信号の波形や信号レベルを
チェックすることが可能となり、障害のない正常動作中
の装置からの信号を切断することがなくなる。従って、
通信の機能を妨げることなく障害のある装置のチェック
や通常の保守メンテナンスを効率よく行う上で極めて大
きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分岐コネクタの一実施例を示す外
観構成図であり、(a)は平面図(b)はその正面図で
ある。
【図2】プリント基板のパターンの一実施例を示す図で
あって、(a)は表面、(b)は裏面。
【図3】図2の一実施例の等価回路図。
【図4】本発明に係る分岐コネクタの一実施例であっ
て、カバーを付した場合の外観図、(a)は側面図、
(b)は平面図、(c)は高インピーダンス分岐端子側
からみた端面図、(d)は(c)のA−A断面図であ
る。
【図5】従来のU字リンクコネクタを示す図であって
(a)は側面図、(b)は平面図。
【図6】U字リンクコネクタの使用例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1、2 同軸型接栓部、3 結合部、4 カバー部、
5、6 中心導体、21第1のユニット、22 第2の
ユニット部、23、24 同軸ケーブル、26、27
U字リンクコネクタ、100 ケース、101 ベース
部、102 基部、103 垂直壁、104 側壁、1
05 プリント基板、106 同軸コネクタ、107
G型コネクタ、108a,108b ストリップライ
ン、109チップ抵抗器、110 チップ抵抗器、11
1 全面アース導体、112 アース欠除部、113
貫通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磨知 繁 神奈川県高座郡寒川町小谷二丁目1番1号 東洋通信機株式会社内 (72)発明者 青木 裕夫 神奈川県高座郡寒川町小谷二丁目1番1号 東洋通信機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3つの同軸コネクタを備え、
    該各同軸コネクタのうちの2つの同軸コネクタ間は低ロ
    ス伝送路にて連結すると共に、該低ロス伝送路と第3の
    同軸コネクタとの間を高インピーダンス伝送路にて連結
    したことを特徴とする分岐コネクタ。
  2. 【請求項2】 プリント基板とこれを上面に載置する導
    電材料から成るベース部と、ベース部の下面に所定の間
    隔を於いて付加した2個の同軸コネクタと、該ベース部
    の一端縁に一体的に立設した垂直壁と、該垂直壁から水
    平に外側へ突設した第3の同軸コネクタとを備え、上記
    プリント基板上には上記垂直壁側端縁から内部に向けて
    ストリップラインを形成し、該ストリップラインの適所
    にはスリットを設けると共に第1の抵抗器によって連結
    し、更にこの第1の抵抗器の前記第3のコネクタ側を第
    2の抵抗器を介して接地し、更に該プリント基板の裏面
    の少なくとも前記ストリップライン対峙部分にはアース
    導体と、該アース導体の適所に形成した2つのアース欠
    除部を設け、該2つのアース欠如部の中央には夫々基板
    を貫通する貫通孔を形成し、上記2個の同軸コネクタの
    中心導体を各貫通孔を介して上記一方のストリップライ
    ンと接続すると共に外部導体を上記アース導体と接続
    し、 上記第3の同軸コネクタは、その中心導体を上記一方の
    ストリップラインと接続すると共に外部導体を上記アー
    ス導体と接続し、 上記第1の抵抗器の抵抗値は上記第2の抵抗器の値より
    も大きく設定したことを特徴とする分岐コネクタ。
JP6125800A 1994-05-16 1994-05-16 分岐コネクタ Pending JPH07312510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6125800A JPH07312510A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 分岐コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6125800A JPH07312510A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 分岐コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07312510A true JPH07312510A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14919216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6125800A Pending JPH07312510A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 分岐コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07312510A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1266116A (en) Integrated backplane
US6614325B1 (en) RF/IF signal distribution network utilizing broadside coupled stripline
US7982146B2 (en) Plug connector for cable television network and method of use
US5214673A (en) Digital cross connect assembly
DE69010726T2 (de) Filtergerät.
US6052038A (en) Crosstalk reduction in parsitically coupled circuits
CA2099477A1 (en) Printed circuit board
JPH04502091A (ja) 電子通信用機能ユニット
US6146153A (en) Adapter apparatus and method for transmitting electronic data
US5531611A (en) Connector module for local area network
US5892653A (en) Multi-tap distribution box
US5309121A (en) Signal transfer line having a din connector
JPH07312510A (ja) 分岐コネクタ
GB1570165A (en) Electrical equipment practices
US5969931A (en) Interface structure for electronic apparatus
US6310784B1 (en) Densely arranged electrically shielded communication panels
DE10041438B4 (de) Anordnung zum Kuppeln einer Mehrzahl erster Lichtwellenleiter-Fasern mit einer Mehrzahl zweiter Lichtwellenleiter-Fasern
EP1525608B1 (en) Network bus coupler and system
JP3309561B2 (ja) 電子・通信装置
JPH079453Y2 (ja) 分岐器
KR200239746Y1 (ko) 디지탈 신호 분배기 모듈
JPH10150252A (ja) 電磁干渉に対する保護を備えた有線通信装置
KR20020083255A (ko) 디지탈 신호 분배기 모듈
MXPA95002004A (en) Connector module for local area network
JPH1093372A (ja) 分岐器