JPH07312132A - 電線保護カバー - Google Patents

電線保護カバー

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JPH07312132A
JPH07312132A JP6128360A JP12836094A JPH07312132A JP H07312132 A JPH07312132 A JP H07312132A JP 6128360 A JP6128360 A JP 6128360A JP 12836094 A JP12836094 A JP 12836094A JP H07312132 A JPH07312132 A JP H07312132A
Authority
JP
Japan
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cylindrical body
length
diameter
electric wire
small
Prior art date
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Pending
Application number
JP6128360A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Akiyama
敬 秋山
Mitsuhide Nakamura
充秀 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meishin Electric Co Inc
Original Assignee
Meishin Electric Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Meishin Electric Co Inc filed Critical Meishin Electric Co Inc
Priority to JP6128360A priority Critical patent/JPH07312132A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接手管等を一切使用しないで、また切断して
長さを調節することなく、所要の長さに接続して使用す
ることができる電線保護カバーを提供する。 【構成】 長手方向に凸部2と凹部3とが交互に設けら
れ蛇腹状に形成された合成樹脂製の大小異径の円筒体1
a,1bを接続してなり、前記大径の円筒体1bを小径
の円筒体1aに嵌挿して接続させるジョイント部とし、
これらの各円筒体1a,1bを長手方向で分割して該分
割端4,4’に沿って外側に電線を導入させる案内突条
5,5’,6,6’を対設し、さらに小径の円筒体1a
は分割端4の一方に所要巾のラップ7を延設し、また大
径の円筒体1bは一方の案内突条5’の先端に他方の案
内突条6’を係止させる鉤状部8を延設して構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱に架設された電線
に被着して、電線工事に際して人体への感電を防止した
り、或いは電線が交差する個所や、他の建築物等に近接
する個所、さらには電線が街路樹の枝葉等に接触したり
して電線の被膜を損傷するのを防止するための電線保護
カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような電線保護カバーで、図
12に示すように合成樹脂製の直線状をなす円筒体10
1を、長手方向で分割すると共に、その分割端102に
沿って円筒体101の外側に電線を導入させる案内突条
103,103を開閉自在に対設して形成したものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電線保護カバーは、例えば硬質のポリエチレ
ン等の合成樹脂により一定長さに形成されているために
カバーを必要とする個所が長くて複数本の電線保護カバ
ーを接続して使用するときには、定長に形成された円筒
体101の一側端に嵌合鍔部104を設け、他側端には
接手管105を設けて、円筒体101の嵌合鍔部104
と接手管105により円筒体101を接続するようにし
ているが、この場合には定長に形成された円筒体101
の長さを単位にして使用するためカバーの長さを調節す
ることができない制約があり、電線の必要な長さをカバ
ーする場合には、円筒体101を切断して調節する等の
手段を講じていた。そこで、本発明の目的は、このよう
な従来技術の課題を解消することができる電線保護カバ
ーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の電線保護カバーは、長手方向に凸部と凹部
とが交互に設けられ蛇腹状に形成された合成樹脂の円筒
体を大小異径のものを一体に接続してなり、前記大径の
円筒体を小径の円筒体に嵌挿して継続させるジョイント
部とし、これらの各円筒体を長手方向で分割して該分割
端に沿って外側に電線を導入させる案内突状を垂下対設
し、さらに小径の円筒体は分割端の一方に所要の巾のラ
ップを延設し、また大径の円筒体は一方の案内突状の先
端に他方の案内突状を係止させる鉤状部を延設して構成
される。
【0005】
【作用】小径の円筒体に大径の円筒体を嵌挿して、互い
の蛇腹状をなす山と谷を重合させることにより複数の円
筒体が確実に接続される。そしてこの重合する重合部分
を長短させることで電線をカバーする必要な個所の長さ
の調節が可能となり、円筒体を切断して長さの調節をす
る必要はない。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1、図2及び図6に示したものは小径の円筒体1
aと大径の円筒体1bとを接続して一体に形成された電
線保護カバーであり、各円筒体1a,1bはそれぞれ凸
部2と凹部3とが交互に設けられた蛇腹状をなし、ポリ
エチレン等の合成樹脂材により、長手方向に屈曲できる
屈撓性を備えて形成される。前記大径の円筒体1bは内
部に小径の円筒体1aを嵌着させるジョイント部の役目
を果たすためのものであり、小径の円筒体1bが長尺に
形成されるのに対して大径の円筒体1bは図1,図2及
び図6に示すように凸部2と凹部3が短小に形成されて
いる。
【0007】そして、小径の円筒体1aは図4に断面で
示すように長手方向に下端が開口するように分割する。
この分割端4は長手方向に波形状に設けられ、この分割
端4に沿って円筒体1aの下端に電線を導入させる案内
突条5,6を対設する。さらに分割端4の一方に分割端
4をカバーするように所要巾のラップ7を延設してい
る。
【0008】また、大径の円筒部1bも図5に断面で示
すように長手方向に分割する。この分割端4′は長手方
向に波形状に設けられ、この分割端4′に沿って円筒体
1bの外側に前記小径の円筒体1aに設けられる案内突
条5,6を両側から挾む間隔を隔てて電線を導入させる
案内突条5′,6′を対設する。そして、一方の案内突
条5′の先端に他方の案内突条6′を係止させる鉤状部
8を延設している。この大径の円筒体1bの内径は小径
の円筒体1aの外径を嵌挿しうる大きさに形成される。
【0009】このようにそれぞれ蛇腹状に形成された小
径の円筒体1aと大径の円筒体1bを一体に接続して形
成される電線保護カバーは、先ず、小径の円筒体1aの
案内突条5,6を互いに拡開させて分割端4を拡げてそ
の間から電線を挿入しラップ7を越えて円筒体1a内へ
電線を挿入すると共に大径の円筒体1bの鉤状部8によ
る係止を外して案内突条5′,6′を互いに外方に拡開
させて分割端4′を拡げその間から電線を円筒体1b内
へ挿入させ、鉤状部8で案内突条6′を係止させて使用
されるが、各円筒体1a,1bはそれぞれに各凹部3で
屈曲させることができるから、直線状に架設された電線
に限らず、屈曲した状態に架設された電線に対しても無
理なく屈曲させて被着することができる。そして、この
ように屈曲した状態の電線に被着した場合でも、案内突
条5,6及び5′,6′は全体として波形状に形成され
ていることにより間隔を開かせることはない。さらに、
小径の円筒体1aではラップ7で、また大径の円筒体1
bは鉤状部8で樹木の枝葉等が内部に進入するのを防止
する。
【0010】図7は、電線保護カバーを接続した使用状
態を示すものである。即ち、図7の左側に示す電線保護
カバーC1のジョイント部たる大径の円筒体1bを、右
側の電線保護カバーC2の小径の円筒体1aの左端部分
に嵌挿し、双方の凸部2,2と凹部3,3を重合させる
ことにより接続させることができる。そして、このよう
な要領で必要本数の電線保護カバーC1,C2……Cn
を順次接続して一本に連結することにより、所要の長さ
にわたり電線を被覆保護することができる。
【0011】図8及び図9に示したものはジョイント部
たる大径の円筒体1bの長さを長く形成した実施例であ
る。この実施例のものは複数の電線保護カバーを接続す
る場合に、電線保護カバーを接続する場合に、円筒体1
a,1bの重合部を長短自在に調節して重合することに
より使用に際して電線保護カバーを切断することなく使
用することができる。即ち、何本か接続するもののうち
の電線保護カバーC1,C2……Cnの小径の円筒体1
aに大径の円筒体1bを長く重合嵌挿させることで、接
続する電線保護カバーを切断することなく使用する長さ
を調節することができる。このように切断することなく
長さを調節して使用することにより一度使用したものを
取り外して何度でも再使用に供することができる。
【0012】また、この電線保護カバーは円筒体1a,
1bの外側に案内突条5,5′,6,6′が延設されて
いることにより十分に延面距離を確保できて漏電の危険
なく使用できるから、電線工事に際して人体への感電を
防止することができる。そして、電線が交差する所や、
他の建築物等に近接する個所、さらには街路樹の枝葉等
に接触する個所等の長さに合わせて複数の円筒体を接続
使用して電線が損傷するのを防止する本来の役目を十分
に発揮する。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わる電線
保護カバーは、蛇腹式に形成した円筒体を大小異径のも
のの組み合わせで構成したから、異径の円筒体の端部を
相互に重合させるのみで電線保護カバーは確実に接続す
ることができる。このために使用条件に合わせて円筒体
を切断して長さを調節する必要はなく、電線保護カバー
の大小異径に形成された端部の重合部の重合度合を長短
自在に調節することにより、電線保護カバーの全長を調
節することができる。従って、円筒体の両端に嵌合鍔部
を設けたり、接手管を固定したりするような複雑な構造
を必要とすることなく所望の長さの電線をカバーがする
ことができる。また、本発明の電線保護カバーは、使用
に際して切断等一切しないため繰り返し再使用に供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電線保護カバーの斜視図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1の左側面図。
【図4】小径の円筒体の要部断面図。
【図5】大径の円筒体の要部断面図。
【図6】図1の下面図。
【図7】図1に示す電線保護カバーを接続した使用状態
を示す正面図。
【図8】大径の円筒体を長く形成した電線保護カバーを
示す他の実施例の斜視図。
【図9】図8の正面図。
【図10】図8に示す電線保護カバーを接続した使用状
態の斜視図。
【図11】図10の正面断面図。
【図12】従来例の正面図。
【符号の説明】
1a 小径の円筒体 1b 大径の円筒体 2 凸部 3 凹部 4,4′ 分割端 5,5′,6,6′ 案内突条 7 ラップ 8 鉤状部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に凸部と凹部とが交互に設けら
    れ蛇腹状に形成された合成樹脂製の円筒体を大小異径の
    ものを一体に接続してなり、前記大径の円筒体を小径の
    円筒体に嵌挿して接続させるジョイント部とし、これら
    の各円筒体を長手方向で分割して該分割端に沿って外側
    に電線を導入させる案内突条を垂下対設し、さらに大径
    の円筒体は一方の案内突条の先端に他方の案内突条を係
    止させる鉤状部を延設したことを特徴とする電線保護カ
    バー。
JP6128360A 1994-05-17 1994-05-17 電線保護カバー Pending JPH07312132A (ja)

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JP6128360A Pending JPH07312132A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 電線保護カバー

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