JPH07311813A - 情報再生装置、情報再生方法、及び記録媒体 - Google Patents

情報再生装置、情報再生方法、及び記録媒体

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JPH07311813A
JPH07311813A JP6102514A JP10251494A JPH07311813A JP H07311813 A JPH07311813 A JP H07311813A JP 6102514 A JP6102514 A JP 6102514A JP 10251494 A JP10251494 A JP 10251494A JP H07311813 A JPH07311813 A JP H07311813A
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JP
Japan
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information
recording medium
recorded
coded
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Withdrawn
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JP6102514A
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English (en)
Inventor
Toru Wada
徹 和田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録媒体上に汚れや傷があっても、コードが誤
認識されにくい情報再生装置及び方法、及びそのための
記録媒体を提供すること。 【構成】まず、光源12及び分光フィルタ16により記
録媒体上に青インクで記録されたドットコードを照明し
て撮像素子22で撮像し、画像処理部26で処理した
後、データ処理部30でデコードする。エラーがあった
場合には、次に、光源14及び分光フィルタ18により
照明して、上記青インクで記録されたドットコードと同
一内容であるが赤インクで記録されているドットコード
を撮像し、データ処理部30でデコードする。そして、
データ処理部30は、上記エラーを起こした領域のデー
タを、この新しくデコードして得たデータに置き換え
て、データ出力部32に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声,音楽等のオーデ
ィオ情報、カメラ,ビデオ機器等から得られる映像情
報、及びパーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等
から得られるディジタルコードデータ、等を含めた所謂
マルチメディア情報を光学的に読み取り可能なコードと
して記録した紙や各種樹脂フィルム、金属等の記録媒
体、及びそのような記録媒体上のコードを読み取って元
のマルチメディア情報を再生する情報再生装置及び情報
再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声や音楽等を記録する媒体
として、磁気テープや光ディスク等、種々のものが知ら
れている。しかしこれらの媒体は、大量に複製を作った
としても単価はある程度高価なものとなり、またその保
管にも多大な場所を必要としていた。さらには、音声を
記録した媒体を、遠隔地にいる別の者に渡す必要ができ
た場合には、郵送するにしても、また直に持っていくに
しても、手間と時間がかかるという問題もあった。ま
た、オーディオ情報以外の、カメラ,ビデオ機器等から
得られる映像情報、及びパーソナルコンピュータ,ワー
ドプロセッサ等から得られるディジタルコードデータ、
等をも含めた所謂マルチメディア情報全体に関しても同
様であった。
【0003】そこで、本発明の出願人は、オーディオ情
報,映像情報,ディジタルコードデータの少なくとも一
つを含むマルチメディア情報を、ファクシミリ伝送が可
能で、また大量の複製が安価に可能な画像情報即ちドッ
トコードの形で、紙や各種樹脂フィルム、金属等の記録
媒体に記録するシステム及びそのドットコードを光学的
に読み取り、元のオーディオ情報や映像情報として再生
するためのシステムを発明し、特願平5−260464
号として出願している。
【0004】この情報再生システムでは、光学的にドッ
トコードを読み取って再生する情報再生装置を手で保持
し、記録されているドットコードに沿って記録媒体上を
手動で走査することによって読み取る方法が開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような情報再生装置では、ドットコードが記録されてい
る記録媒体上に汚れが付着したり、記録媒体そのものに
傷がついたりした場合、ドットコードが欠損して認識で
きなくなったり、汚れや傷をドットコードと誤って認識
したりして、記録されている情報が正しく再生されなく
なるという問題がある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、記録媒体上に汚れや傷があっても、コードが誤認識
されにくい情報再生装置及び方法、及びそのための記録
媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による情報再生装置は、オーディオ情報,
映像情報,ディジタルコードデータの少なくとも一つを
含むマルチメディア情報が光学的に読み取り可能であり
且つこのマルチメディア情報が異なる分光特性を持ち、
内容が同一である複数の符号化情報として空間的に重畳
又はシフトして記録されている部分を備える記録媒体か
ら、上記符号化情報を光学的に読み取る読取手段と、上
記読取手段で上記複数の異なる分光特性を持つ符号化情
報を読み取る際に、対象の符号化情報の分光反射特性又
は分光透過特性に応じた光で上記符号化情報を照明する
ための、異なる分光特性を持つ複数の照明手段と、上記
読取手段で読み取った符号化情報を元のマルチメディア
情報に変換する復元手段と、この復元手段により復元さ
れたマルチメディア情報を出力する出力手段とを備える
ことを特徴とする。
【0008】あるいは、本発明による情報再生装置は、
オーディオ情報,映像情報,ディジタルコードデータの
少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読
み取り可能であり且つこのマルチメディア情報が異なる
分光特性を持ち、内容が同一である複数の符号化情報と
して空間的に重畳又はシフトして記録されている部分を
備える記録媒体から、上記符号化情報を光学的に読み取
る読取手段と、対象の符号化情報の分光特性に応じた少
なくとも1つの光学フィルタと、上記読取手段で読み取
った符号化情報を元のマルチメディア情報に変換する復
元手段と、この復元手段により復元されたマルチメディ
ア情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とす
る。
【0009】または、本発明による情報再生装置は、オ
ーディオ情報,映像情報,ディジタルコードデータの少
なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読み
取り可能であり且つこのマルチメディア情報が異なる分
光特性を持ち、内容が同一である複数の符号化情報とし
て空間的に重畳又はシフトして記録されている部分を備
える記録媒体から、上記符号化情報を光学的に読み取る
読取手段と、上記読取手段で読み取った符号化情報を元
のマルチメディア情報に変換する復元手段と、この復元
手段により復元されたマルチメディア情報を出力する出
力手段とを備え、上記読取手段は、対象の符号化情報の
分光特性に応じた少なくとも1つの光学フィルタと、光
路を複数に分割する手段と、分割した光路に対応する複
数の撮像手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、本発明による記録媒体は、オーディ
オ情報,映像情報,ディジタルコードデータの少なくと
も一つを含むマルチメディア情報が光学的に読み取り可
能な符号化情報で記録されている部分を備える記録媒体
から、上記符号化情報を光学的に読み取る読取手段と、
この読取手段で読み取った符号化情報を元のマルチメデ
ィア情報に変換する復元手段と、この復元手段により復
元されたマルチメディア情報を出力する出力手段とを具
備する情報再生装置に用いるための記録媒体であって、
上記記録媒体には、複数の異なる分光特性を持つ内容が
同一の符号化情報が空間的に重畳又はシフトして記録さ
れていることを特徴とする。
【0011】また、本発明による情報再生方法は、オー
ディオ情報,映像情報,ディジタルコードデータの少な
くとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読み取
り可能であり且つこのマルチメディア情報が、異なる分
光特性を持ち内容が同一である複数の符号化情報として
空間的に重畳又はシフトして記録されている部分を備え
る記録媒体から、上記符号化情報を光学的に読み取る読
取手段と、この読取手段で読み取られた上記複数の異な
る分光特性を持つ符号化情報から元のマルチメディア情
報に復元する復元手段と、この復元手段により復元され
たマルチメディア情報を出力する出力手段とを具備する
情報再生装置に於ける情報再生方法であって、上記読取
手段からの第1の分光特性を持つ符号化情報を上記復元
手段により復元する際にエラーが発生した場合には、上
記読取手段からの第2の分光特性を持つ符号化情報を上
記復元手段により復元することを特徴とする。
【0012】あるいは、本発明による情報再生方法は、
オーディオ情報,映像情報,ディジタルコードデータの
少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読
み取り可能であり且つこのマルチメディア情報が、異な
る分光特性を持ち内容が同一である複数の符号化情報と
して空間的に重畳又はシフトして記録されている部分を
備える記録媒体から、上記符号化情報を光学的に読み取
る読取手段と、この読取手段で読み取られた上記複数の
異なる分光特性を持つ符号化情報から元のマルチメディ
ア情報に復元する復元手段と、この復元手段により復元
されたマルチメディア情報を出力する出力手段とを具備
する情報再生装置に於ける情報再生方法であって、上記
読取手段からの第1の分光特性を持つ符号化情報と、上
記読取手段からの第2の分光特性を持つ符号化情報とを
利用して得られる第3の符号化情報を上記復元手段によ
り復元することを特徴とする。
【0013】
【作用】即ち、本発明の情報再生装置、情報再生方法、
及び記録媒体によれば、記録媒体上に於ける符号化情報
であるコードを、分光スペクトルの吸収、反射特性ある
いは発光特性の異なる複数の塗料で重畳又は位置をずら
して多重に記録しておき、必要に応じて、そのいずれか
のコードをその塗料の特性に合わせた照明光で照明して
読み込むようにしている。従って、記録媒体の一部に汚
れや傷が付いても、複数の同じコードが重畳又は位置を
ずらして記録してあるので、汚れなどにより欠損したコ
ードは、他の位置にある同じコードを参照することによ
り、誤ることなく読み取ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 [第1実施例]まず、本発明の第1実施例を説明する。
【0015】図1の(A)は、本実施例の情報再生装置
の構成を示すブロック図であり、例えば、本発明の出願
人による特願平5−260464号に詳細に説明されて
いるようなドットコードを読み取って再生するものであ
るとする。
【0016】本実施例の情報再生装置は、ペン型の筐体
10に、情報の読み取り部と再生部とを一体化した構成
としてある。読み取り部は、第1及び第2の光源12,
14、第1及び第2の分光フィルタ16,18、レンズ
20、撮像素子22、前置増幅器24、画像処理部2
6、及びコントローラ28からなる。また、再生部は、
データ処理部30、データ出力部32、及びデータ出力
端子34からなる。さらに、筐体10内には、バッテリ
36が内蔵されている。
【0017】上記第1及び第2の光源12,14は、筐
体10の先端部に接触する図示しない記録媒体に記録さ
れているドットコードを照明する。第1の分光フィルタ
16は、この第1の光源12の下側に付けられ、また、
第2の分光フィルタ18は、第2の光源14の下側に付
けられている。撮像素子20には、レンズ20によっ
て、不図示記録媒体に記録されているドットコードの画
像が結像する。
【0018】前置増幅器24は、撮像素子22からの映
像信号を増幅し、画像処理部26は、この前置増幅器2
4より出力される映像信号をディジタル信号に変換した
後、画像処理する。そして、データ処理部30は、この
画像処理部26の出力を処理し、データ出力部32は、
このデータ処理部30で処理されたデータをデータ出力
端子34から外部に出力する。
【0019】なお、第1及び第2の光源12,14、撮
像素子22、画像処理部26、データ処理部30、及び
データ出力部32はそれぞれコントローラ28によって
制御される。また、バッテリ36は、各部に電力を供給
する。
【0020】次に、上記の構成に於ける本実施例の動作
を説明する。レンズ20で結像したドットコードの画像
は、撮像素子22で電気信号に変換され、前置増幅器2
4で所定のレベルに増幅された後、画像処理部26にて
画像データからドットコードデータが読み出される。こ
の読み出されたドットコードは、データ処理部30でデ
コードされて、データ出力部32にて文書,音声,画
像,等のマルチメディア情報として出力端子34より出
力される。
【0021】上記一連の動作は、情報再生装置を手で保
持し記録媒体に記録されているドットコードの上をドッ
トコードに沿って手動で移動させている間、繰り返し行
なわれることにより、帯状に記録されているドットコー
ドに含まれている文書,音声,画像,等のマルチメディ
ア情報を順次復号化し、再生させることのできるもので
ある。
【0022】ここで、光源12,14と分光フィルタ1
6,18により、特定の波長の光のみが記録媒体上に照
射される。光源12,14及び分光フィルタ16,18
は、実際には、例えば図1の(B)に示すように、リン
グ状の基板38上に複数の光源を並べ、その光源の一つ
おきに分光フィルタ16,18を配して一体化したもの
を用いる。分光フィルタ16及び18に於ける透過率の
分光特性は、図2に示すようになっている。即ち、第1
の分光フィルタ16は、特性曲線40で示すように、長
波長側をカットするフィルタであり、主に青い色の光の
み透過する。これに対し、第2の分光フィルタ18は、
特性曲線42で示すように、短波長側をカットするフィ
ルタであり、主に赤い色の光のみ透過する。光源12及
び14は、コントローラ28により交互に点灯制御され
る。
【0023】一方、記録媒体上には、ドットコードが分
光反射率特性の異なる2色のインク(インクa、インク
b)で、位置をずらして二重に記録されている。ここで
用いられるインクの分光反射率特性は、図3に示すよう
になる。即ち、インクaは、特性曲線44で示すよう
に、その分光反射率が短波長側で大きく、長波長側で小
さくなっている青インクである。これに対し、インクb
は、特性曲線46で示すような長波長側を反射する赤イ
ンクである。なお、図3に於いて特性曲線48で示され
る特性はドットコードの記録媒体として主に用いられる
白い無地の紙の分光反射特性であり、特性曲線50は、
従来ドットコードを印刷するのに用いている黒インクの
特性である。
【0024】インクaを用いた青色のドットコードは、
第2の分光フィルタ18を透過した赤い照明光に対して
は、従来の黒インクと同じように、記録したドットと下
地の白い紙とが高いコントラストで識別できるが、第1
の分光フィルタ16を透過した青い照明光に対しては、
反射率が白い紙とほとんど変わらないので、ドットコー
ドは認識されない。同様に、インクbを用いた赤色のド
ットコードは、第1の分光フィルタ16を透過した青い
照明光に対しては、従来の黒インクと同じように、記録
したドットと下地の白い紙とが高いコントラストで識別
できるが、第2の分光フィルタ18を透過した赤い照明
光に対しては、反射率が白い紙とほとんど変わらないの
で、ドットコードは認識されない。
【0025】図4の(A)は従来のドットコードの例
を、また同図の(B)は同じ内容のコードを本実施例に
用いる場合のドットコードの一例を、共に拡大して示す
図である。図4の(B)に於いて、ドットコード52は
上記インクa即ち青インクで印刷されたものである。ド
ットコード54は上記インクb即ち赤インクで印刷され
たものであり、上記ドットコード52とは位置がずらし
てある。ドットコード52とドットコード54とは共に
図4の(A)に示すコードとパターンが同じものであ
り、インクの色と記録されている位置のみが異なる。
【0026】いま、図4の(B)のドットコードに汚れ
56が付着したときに、本実施例の情報再生装置で読み
取る場合の動作を、図5のフローチャートを参照して説
明する。
【0027】まず、青いドットコード52の画像の取り
込みを行う(ステップS1)。即ち、第1の光源12が
点灯し、第2の分光フィルタ18を通して記録媒体上に
は赤い光が照射される。このとき、前述のようにインク
bで印刷された赤いドットコード54は認識されず、イ
ンクaで印刷された青いドットコード52と、汚れ56
が重なった画像データが得られる。
【0028】続いて、赤いドットコード54の画像の取
り込みを行う(ステップS2)。即ち、第2の光源14
を点灯し、第1の分光フィルタ16を通した青い光が照
射される。このときは、インクaで印刷された青いドッ
トコード52は認識されず、インクbで印刷された赤い
ドットコード54と汚れ56が重なった画像データが得
られる。
【0029】次に、青いドットコード52の画像データ
の画像処理を行う(ステップS3)。即ち、青いドット
コード52から得られた画像データは、図6の(A)に
示すような画像データとなり、情報再生装置の画像処理
部26で処理され、ドットコードデータとしてデータ処
理部30に送られる。
【0030】そして、青いドットコード52のデコード
処理を行う(ステップS4)。即ち、データ処理部30
では、この画像処理部26から送られてきたドットコー
ドデータをデコードする。このとき、汚れ56の影響に
より、エラーが発生する(もし、ここでエラーが発生し
なければ、後述するステップS9に進み、デコードした
データをデータ出力部32に送り、出力端子34を介し
て出力する)。
【0031】青いドットコード52のデコードデータに
エラーが発生した場合には(ステップS5)、次に、赤
いドットコード54の画像データの画像処理を行う(ス
テップS6)。即ち、赤いドットコード54の画像デー
タを画像処理部26にてドットコードデータに変換す
る。データ処理部30には、図6の(B)に示すような
画像データが入力される。
【0032】そして、赤いドットコード54のデコード
処理を行う(ステップS7)。即ち、データ処理部30
では、画像処理部26から送られてきたドットコードデ
ータをデコードする。
【0033】ここで、青いドットコード52でエラーの
発生した汚れのある領域58(図6の(A)参照)は、
赤いドットコード54では、図6の(B)に示すように
領域60に相当するが、この領域60には汚れがなく、
よってこの部分をデコードしてもエラーが発生すること
はない。従って、データ処理部30は、領域58のデー
タを領域60のデータで置き換えて、データ出力部32
に送る(ステップS8)。
【0034】データ出力部32では、送られてきたデー
タを音声や画像等のデータに変換して、出力端子34を
介して外部に出力する(ステップS9)。以上説明した
ように、本実施例では、記録媒体上には2色のインクで
同じドットコードを位置をずらして印刷し、情報再生装
置に於いては2色のインクの分光反射特性に応じた照明
を順次切り換えて、2色のコードを交互に読み取って行
き、一方の色のコードが汚れ等で読み取れないときに
は、その汚れの位置から離れた位置にある他方の色のコ
ードデータで置き換える構成としたことにより、記録媒
体上のドットコードの一部が汚れや傷で欠損した場合で
も、ドットコードに含まれているマルチメディア情報を
再生することができる。
【0035】なお、本実施例では、照明を光源と分光フ
ィルタを用いて構成しているが、分光フィルタを用いず
に、発光の分光特性の異なる2つの光源、例えばLED
等を用いても良い。
【0036】また、本実施例では、赤と青の2色の照明
及びインクを用いたが、これに限らず、分光特性の異な
る複数の照明とそれに対応する複数のインクを用いるこ
とにより、同様の効果が得られる。
【0037】さらに、本実施例の第2の光源14と第2
の分光フィルタ18の代りに紫外線ランプを用い、イン
クbの代りに蛍光インクを用いても、同様の効果が得ら
れる。この場合、蛍光インクは、紫外線を照射しないと
発色しないため、見た目には2色で印刷してあるように
見えずに、従来のものと変わらないように見える。
【0038】[第2実施例]次に、本発明の第2実施例
を説明する。本実施例で使用する情報再生装置は、上記
第1実施例と同様の構成、即ち図1の(A)に示したも
のと同様であり、また、本実施例で用いるドットコード
も、第1実施例で説明した図4の(B)に示すようなド
ットコードと同様である。
【0039】以下、図4の(B)のドットコードに汚れ
56が付着したときに、本実施例の情報再生装置で読み
取る場合の動作を、図7の(A)のフローチャートを参
照して説明する。
【0040】まず、青いドットコード52の画像の取り
込みを行う(ステップS11)。即ち、第1の光源12
が点灯し、第2の分光フィルタ18を通して記録媒体上
には赤い光が照射される。前述のようにインクbで印刷
された赤いドットコード54は認識されず、インクaで
印刷された青いドットコード52と汚れ56が重なった
画像データが得られる。
【0041】続いて、赤いドットコード54の画像の取
り込みを行う(ステップS12)。即ち、第2の光源1
4を点灯し、第1の分光フィルタ16を通した青い光が
照射される。このときは、インクaで印刷された青いド
ットコード52は認識されず、インクbで印刷された赤
いドットコード54と汚れ56が重なった画像データが
得られる。
【0042】また、上記赤いドットコード54の画像を
取り込んでいる間に、青いドットコード52から得られ
た画像データは、図6の(A)に示すような画像データ
となり、画像処理部26で処理される(ステップS1
3)。
【0043】続いて、赤いドットコード54から得られ
た画像データは、図6の(B)に示すような画像データ
となり、画像処理部26で処理される(ステップS1
4)。そして、合成コードを生成する(ステップS1
5)。即ち、画像処理部26では、既に入力済みの青い
ドットコード52から得られた画像(図6の(A))
と、いま処理した赤いドットコード54から得られた画
像(図6の(B))とを、位置合わせをした後に、論理
和(インクの乗っているところを真とする)を取り、合
成画像とする。得られた合成画像は、図4の(A)に示
すような画像となる。これを処理してドットコードに変
換し、データ処理部30に送る。
【0044】データ処理部30では、これをデコード処
理してコードデータに変換し、データ出力部32に送る
(ステップS16)。データ出力部32では、送られて
きたデータを音声や画像等のデータに変換して、出力端
子34を介して外部に出力する(ステップS17)。
【0045】以上説明したように、本実施例では、記録
媒体上には2色のインクで同じドットコードを位置をず
らして印刷し、情報再生装置に於いては2色のインクの
分光反射特性に応じた照明を順次切り換えて、2色のド
ットコード画像を交互に読み取って行き、両方のドット
コード画像を合成した後にコードデータに変換する構成
としたことにより、記録媒体上のドットコードの一部が
汚れや傷で欠損した場合でも、ドットコードに含まれて
いるマルチメディア情報を再生することができる。
【0046】なお、本実施例では、照明を光源と分光フ
ィルタを用いて構成しているが、分光フィルタを用いず
に、発光の分光特性の異なる2つの光源、例えばLED
等を用いても良い。
【0047】また、本実施例では、赤と青の2色の照明
及びインクを用いたが、これに限らず、分光特性の異な
る複数の照明とそれに対応する複数のインクを用いるこ
とによっても同様の効果が得られる。
【0048】[第3実施例]次に、本発明の第3実施例
を説明する。図7の(B)は、本実施例の情報再生装置
の構成を説明するためのブロック図であり、図1の
(A)と同じ部分には同じ参照番号を付してある。
【0049】本実施例の情報再生装置は、ペン型の筐体
10に、データ処理部30及びデータ出力部32を内蔵
し、情報の読み取り部と再生部とを一体化した構成とし
てある。
【0050】この情報再生装置は、筐体10の先端部に
接触する図示しない記録媒体に記録されているドットコ
ードを照明する光源12と、レンズ20と、レンズ20
を通った光の一部を反射し、残りを透過するダイクロイ
ックミラー62と、ダイクロイックミラー62を透過し
たドットコードの画像が結像する撮像素子22aと、ダ
イクロイックミラー62で反射されたドットコードの画
像が結像する撮像素子22bと、撮像素子22a及び2
2bのそれぞれの出力を所定のレベルまで増幅する前置
増幅器24a及び247bと、画像処理部26と、デー
タ処理部30と、データ出力部32と、出力端子34
と、各部に電源を供給するバッテリ36と、各部を制御
するコントローラ28とから構成される。
【0051】次に、このような構成に於ける本実施例の
動作について説明する。レンズ20を通り、ダイクロイ
ックミラー62を透過したドットコードの画像は撮像素
子22aで、またダイクロイックミラー62で反射され
たドットコードの画像は撮像素子22bで、それぞれ電
気信号に変換され、前置増幅器24a及び24bで所定
のレベルに増幅された後、画像処理部26にて2つの画
像データを合成し、合成されたドットコードの画像デー
タからドットコードデータが読み出される。読み出され
たドットコードは、データ処理部30でデコードされ
て、データ出力部32にて文書,音声,画像,等のマル
チメディア情報として、出力端子34より出力される。
【0052】上記一連の動作は、当該情報再生装置を手
で保持し、記録媒体に記録されているドットコードの上
をドットコードに沿って手動で移動させている間、繰り
返し行なわれることにより、帯状に記録されているドッ
トコードに含まれている文書や音声、画像等のマルチメ
ディア情報を順次復号化し、再生させることのできるも
のである。
【0053】ここで、上記ダイクロイックミラー62に
於ける透過率及び反射率の分光特性を図8に示す。ダイ
クロイックミラー62を透過する光は、特性曲線64で
示すような短波長成分であり、主に青い色の光のみ透過
する。これに対し、ダイクロイックミラー62で反射す
る光は、特性曲線66で示すような長波長成分であり、
主に赤い色の光のみ透過する。
【0054】一方、記録媒体上には、ドットコードが分
光反射率特性の異なる2色のインク(インクa、インク
b)で位置をずらして二重に記録されている。ここで用
いられるインクの分光反射率特性は、図3に示すように
なっている。即ち、インクaは特性曲線44で示すよう
に、その分光反射率が短波長側で大きく、長波長側で小
さくなっている青インクである。これに対しインクbは
特性曲線46で示すような長波長側を反射する赤インク
である。図3に於いて特性曲線48で示される特性は、
ドットコードの記録媒体として主に用いられる白い無地
の紙の分光反射特性であり、特性曲線50は、従来ドッ
トコードを印刷するのに用いている黒インクの特性であ
る。
【0055】撮像素子22aに関しては、インクaを用
いた青いドットコードからの反射光と背景の白い紙から
の反射光は、共にダイクロイックミラー62を透過して
しまうので、背景とドットコードの区別がつかない。一
方、インクbを用いた赤いドットコードからの反射光
は、ダイクロイックミラー62で反射されてしまい、透
過してこないので、背景の白い紙に対して高いコントラ
ストで識別できる。
【0056】また、撮像素子22bに関しては、インク
bを用いた赤いドットコードからの反射光と、背景の白
い紙からの反射光は、共にダイクロイックミラー62を
透過してしまうので、背景とドットコードの区別がつか
ない。一方、インクaを用いた青いドットコードからの
反射光は、ダイクロイックミラー62で反射されてしま
い、透過してこないので、背景の白い紙に対して高いコ
ントラストで識別できる。
【0057】従来のドットコードの例を図4の(A)
に、同じ内容のコードを本実施例に用いる場合のドット
コードの一例を図4の(B)に、共に拡大したものを示
す。図4の(B)に於いて、ドットコード52は、上記
インクa即ち青インクで印刷されたものである。また、
ドットコード54は、上記インクb即ち赤インクで印刷
されたものであり、青いドットコード52とは位置がず
らしてある。ドットコード52とドットコード54は共
に、図4の(A)に示すコードと同じものであり、イン
クの色と記録されている位置のみが異なる。
【0058】次に、図9を参照して、図4の(B)のド
ットコードに汚れ56が付着した場合に於ける本実施例
の情報再生装置の動作を説明する。まず、青いドットコ
ード52の画像の取り込みを行う(ステップS21
a)。即ち、光源12が点灯し、記録媒体上を照明す
る。このとき、インクaで印刷された青いドットコード
52と汚れ56が重なった画像データが、撮像素子22
bにて得られる。但しこの場合、撮像素子22bでは像
が反転しているので、水平読み出し方向を逆向きにする
等、鏡像処理を行なう。
【0059】また同時に、赤いドットコード54の画像
の取り込みを行う(ステップS21b)。即ち、上記ス
テップS21aと同様に、インクbで印刷された赤いド
ットコード54と汚れ56が重なった画像データが、撮
像素子22aにて得られる。
【0060】次に、青いドットコード52の画像データ
の画像処理を行う(ステップS22a)。即ち、青いド
ットコード52から得られた画像データは、図6の
(A)に示すような画像データとなり、画像処理部26
で処理される。
【0061】また、赤いドットコード54から得られた
画像データは、図6の(B)に示すような画像データと
なり、画像処理部26で処理される(ステップS22
b)。そして、合成コードを生成する(ステップS2
3)。即ち、画像処理部26では、青いドットコード5
2から得られた画像(図6の(A))と、赤いドットコ
ード54から得られた画像(図6の(B))とを、位置
合わせをした後に、論理積(インクの乗っているところ
を真とする)を取り、合成画像とする。得られた合成画
像は、図4の(A)に示すような画像となり、傷や汚れ
の影響を排除できる。これを処理してドットコードに変
換し、データ処理部30に送る。
【0062】データ処理部30では、これをデコード処
理してコードデータに変換し、データ出力部32に送る
(ステップS24)。データ出力部32では、送られて
きたデータを音声や画像等のデータに変換して、出力端
子34を介して外部に出力する(ステップS25)。
【0063】以上説明したように、本実施例では、記録
媒体上には2色のインクで同じドットコードを位置をず
らして印刷し、情報再生装置に於いては、2色のインク
の分光反射特性に応じたダイクロイックミラーを用い
て、その反射光と透過光とで2色のドットコード画像を
分離し、同時に二つの撮像素子で読み取って行き、両方
のドットコード画像を合成し、汚れや傷の無いドットコ
ード画像とした後に、コードデータに変換する構成とし
たことにより、記録媒体上のドットコードの一部が汚れ
や傷で欠損した場合でも、ドットコードに含まれている
マルチメディア情報を再生することができる。
【0064】なお、本実施例では、赤と青の2色のイン
クと1個のダイクロイックミラーを用いたが、これに限
らず、分光特性の異なる複数のインク、それらの反射光
を反射又は透過させるのに必要な数のダイクロイックミ
ラーを用いることにより、同様の効果が得られる。
【0065】以上実施例に基づいて本発明を説明した
が、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能で
ある。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のように
なる。
【0066】(1) オーディオ情報,映像情報,ディ
ジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメデ
ィア情報が光学的に読み取り可能であり且つこのマルチ
メディア情報が異なる分光特性を持ち、内容が同一であ
る複数の符号化情報として空間的に重畳又はシフトして
記録されている部分を備える記録媒体から、上記符号化
情報を光学的に読み取る読取手段と、上記読取手段で上
記複数の異なる分光特性を持つ符号化情報を読み取る際
に、対象の符号化情報の分光反射特性又は分光透過特性
に応じた光で上記符号化情報を照明するための、異なる
分光特性を持つ複数の照明手段と、上記読取手段で読み
取った符号化情報を元のマルチメディア情報に変換する
復元手段と、この復元手段により復元されたマルチメデ
ィア情報を出力する出力手段とを具備することを特徴と
する情報再生装置。
【0067】即ち、記録媒体上に於ける符号化情報であ
るコードを、分光特性の異なる複数の塗料で重畳又は位
置をずらして多重に記録しておき、照明手段にて、必要
に応じて、そのいずれかのコードをその塗料の特性に合
わせた照明光で照明して、読取手段で読み取るようにし
ている。従って、記録媒体の一部に汚れや傷が付いて
も、複数の同じコードが重畳又は位置をずらして記録し
てあるので、汚れなどにより欠損したコードは、他の位
置にある同じコードを参照することにより、誤ることな
く読み取ることができる。
【0068】(2) 上記照明手段は、光源と、光学フ
ィルタとから構成されることを特徴とする(1)に記載
の情報再生装置。即ち、光源を必要に応じて点灯するこ
とで、対応して設けられた光学フィルタにより、符号化
情報であるコードをその塗料の特性に合わせた照明光で
照明することができる。
【0069】(3) 上記複数の照明手段は、発光分光
特性の異なる複数の発光素子を用いることを特徴とする
(1)に記載の情報再生装置。即ち、LED等の発光の
分光特性の異なる光源を必要に応じて点灯することで、
符号化情報であるコードをその塗料の特性に合わせた照
明光で照明することができる。
【0070】(4) 上記複数の照明手段は、少なくと
も1個の紫外線を発する照明を含むことを特徴とする
(1)に記載の情報再生装置。即ち、符号化情報を記録
する塗料の一つを蛍光インクとしても読み取ることがで
きるようになる。
【0071】(5) オーディオ情報,映像情報,ディ
ジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメデ
ィア情報が光学的に読み取り可能であり且つこのマルチ
メディア情報が異なる分光特性を持ち、内容が同一であ
る複数の符号化情報として空間的に重畳又はシフトして
記録されている部分を備える記録媒体から、上記符号化
情報を光学的に読み取る読取手段と、対象の符号化情報
の分光特性に応じた少なくとも1つの光学フィルタと、
上記読取手段で読み取った符号化情報を元のマルチメデ
ィア情報に変換する復元手段と、この復元手段により復
元されたマルチメディア情報を出力する出力手段とを具
備することを特徴とする情報再生装置。
【0072】即ち、記録媒体上に於ける符号化情報であ
るコードを、分光特性の異なる複数の塗料で重畳又は位
置をずらして多重に記録しておき、これを読み取る際
に、必要に応じて、そのいずれかのコードをその塗料の
特性に合わせた光学フィルタを通して読み取るようにし
ている。従って、記録媒体の一部に汚れや傷が付いて
も、複数の同じコードが重畳又は位置をずらして記録し
てあるので、汚れなどにより欠損したコードは、他の位
置にある同じコードを参照することにより、誤ることな
く読み取られることができる。
【0073】(6) オーディオ情報,映像情報,ディ
ジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメデ
ィア情報が光学的に読み取り可能であり且つこのマルチ
メディア情報が異なる分光特性を持ち、内容が同一であ
る複数の符号化情報として空間的に重畳又はシフトして
記録されている部分を備える記録媒体から、上記符号化
情報を光学的に読み取る読取手段と、上記読取手段で読
み取った符号化情報を元のマルチメディア情報に変換す
る復元手段と、この復元手段により復元されたマルチメ
ディア情報を出力する出力手段とを具備し、上記読取手
段は、対象の符号化情報の分光特性に応じた少なくとも
1つの光学フィルタと、光路を複数に分割する手段と、
分割した光路に対応する複数の撮像手段とを有すること
を特徴とする情報再生装置。
【0074】即ち、記録媒体上に於ける符号化情報であ
るコードを、分光特性の異なる複数の塗料で重畳又は位
置をずらして多重に記録しておき、これを読み取る際
に、必要に応じて、そのいずれかのコードをその塗料の
特性に合わせた光学フィルタを通し、光路を複数に分割
してそれぞれ撮像手段で読み取るようにしている。従っ
て、記録媒体の一部に汚れや傷が付いても、複数の同じ
コードが重畳又は位置をずらして記録してあるので、汚
れなどにより欠損したコードは、他の位置にある同じコ
ードを参照することにより、誤ることなく読み取ること
ができる。また、照明系については、特段の配慮が不要
となって、コストの低減に寄与できる。また、青色の画
像処理をパラレルに行うため、処理速度の向上につなが
る。
【0075】(7) 上記光学フィルタ及び光路を分割
する手段は、ダイクロイックミラーを用いることを特徴
とする(6)に記載の情報再生装置。即ち、光学フィル
タと光路分割手段を一つの部材で構成できるので、部品
点数を減らすことができる。
【0076】(8) オーディオ情報,映像情報,ディ
ジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメデ
ィア情報が光学的に読み取り可能な符号化情報で記録さ
れている部分を備える記録媒体から、上記符号化情報を
光学的に読み取る読取手段と、この読取手段で読み取っ
た符号化情報を元のマルチメディア情報に変換する復元
手段と、この復元手段により復元されたマルチメディア
情報を出力する出力手段とを具備する情報再生装置に用
いるための記録媒体であって、上記記録媒体には、複数
の異なる分光特性を持つ内容が同一の符号化情報が空間
的に重畳又はシフトして記録されていることを特徴とす
る記録媒体。
【0077】即ち、記録媒体上に於ける符号化情報であ
るコードを、分光特性の異なる複数の塗料で重畳又は位
置をずらして多重に記録しておくようにしている。よっ
て、この記録媒体上の符号化情報を読み取って再生する
際に、必要に応じてそのいずれかのコードをその塗料の
特性に合わせた照明光で照明して読み込めば、記録媒体
の一部に汚れや傷が付いても、複数の同じコードが重畳
又は位置をずらして記録してあるので、汚れなどにより
欠損したコードは、他の位置にある同じコードを参照す
ることにより、誤ることなく読み取ることができる。
【0078】(9) 上記複数の異なる分光特性を持つ
符号化情報は、複数の異なる分光反射特性、分光透過特
性、及び蛍光特性のうちのいずれかを持つ着色材料で記
録されていることを特徴とする(8)に記載の記録媒
体。
【0079】即ち、安価で入手が容易な着色材料を用い
て符号化情報を簡単に記録することができる。 (10) 上記複数の異なる分光特性を持つ符号化情報
は、色の異なる複数のインクで記録されていることを特
徴とする(8)に記載の記録媒体。
【0080】即ち、特殊な記録装置を用いること無し
に、従来の印刷機に於いて複数の異なる分光特性を持つ
符号化情報を記録媒体に記録することができる。 (11) 上記複数の異なる分光特性を持つ符号化情報
は、青系インク及び赤系インクで記録されていることを
特徴とする(8)に記載の記録媒体。
【0081】即ち、青系インクで印刷されたコードは分
光特性が可視領域の短波長側に、赤系インクで印刷され
たコードは長波長側に偏って観察されるため、比較的簡
易な光学フィルタを用いて分離して読み取ることができ
る。
【0082】(12) 上記複数の異なる分光特性を持
つ符号化情報は、インク及び蛍光インクで記録されてい
ることを特徴とする(8)に記載の記録媒体。即ち、蛍
光インクで記録された符号化情報は目で見えないため、
記録媒体を目で見たときに、記録媒体上に符号化情報で
あるコードが二色で印刷されているようには見えなくす
ることができる。
【0083】(13) 上記複数の異なる分光特性を持
つ符号化情報は、発光の分光特性の異なる複数の蛍光イ
ンクで記録されていることを特徴とする(8)に記載の
記録媒体。
【0084】即ち、符号化情報を不可視に記録できるの
で、媒体上に文字や画像などを併せて記録することがで
きるようになる。 (14) オーディオ情報,映像情報,ディジタルコー
ドデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報が
光学的に読み取り可能であり且つこのマルチメディア情
報が、異なる分光特性を持ち内容が同一である複数の符
号化情報として空間的に重畳又はシフトして記録されて
いる部分を備える記録媒体から、上記符号化情報を光学
的に読み取る読取手段と、この読取手段で読み取られた
上記複数の異なる分光特性を持つ符号化情報から元のマ
ルチメディア情報に復元する復元手段と、この復元手段
により復元されたマルチメディア情報を出力する出力手
段とを具備する情報再生装置に於ける情報再生方法であ
って、上記読取手段からの第1の分光特性を持つ符号化
情報を上記復元手段により復元する際にエラーが発生し
た場合には、上記読取手段からの第2の分光特性を持つ
符号化情報を上記復元手段により復元することを特徴と
する情報再生方法。
【0085】即ち、従来は符号化情報であるコードが記
録されている記録媒体の一部が汚れてしまった場合な
ど、コードが読み取れなくなることがあるが、これに対
してコードが読み取れなかったときは、位置がずらして
記録してある分光特性の異なるコードを参照することに
より、誤りなく読み取ることができる。
【0086】(15) オーディオ情報,映像情報,デ
ィジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメ
ディア情報が光学的に読み取り可能であり且つこのマル
チメディア情報が、異なる分光特性を持ち内容が同一で
ある複数の符号化情報として空間的に重畳又はシフトし
て記録されている部分を備える記録媒体から、上記符号
化情報を光学的に読み取る読取手段と、この読取手段で
読み取られた上記複数の異なる分光特性を持つ符号化情
報から元のマルチメディア情報に復元する復元手段と、
この復元手段により復元されたマルチメディア情報を出
力する出力手段とを具備する情報再生装置に於ける情報
再生方法であって、上記読取手段からの第1の分光特性
を持つ符号化情報と、上記読取手段からの第2の分光特
性を持つ符号化情報とを利用して得られる第3の符号化
情報を上記復元手段により復元することを特徴とする情
報再生方法。
【0087】即ち、同じ内容で分光特性の異なるコード
が位置をずらして記録してあるので、この複数のコード
の上に汚れが付いたとしても、複数のコードの同じ場所
には同じ汚れは付かないので、これら複数のコードの画
像を合成することで、汚れのないコードの画像を作り出
すことができる。また、本構成によれば、上記(14)
の構成に比べて、平行に処理が行われるため、その読み
取り処理速度が向上する。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
記録媒体上に汚れや傷があっても、コードが誤認識され
にくい情報再生装置及び方法、及びそのための記録媒体
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1及び第2実施例の情報再
生装置のブロック構成図であり、(B)は第1及び第2
実施例の情報再生装置に於ける照明装置の構成例を示す
図である。
【図2】第1及び第2実施例の情報再生装置の分光フィ
ルタの特性を示す図である。
【図3】本発明の第1乃至第3実施例のドットコードに
用いられるインクの分光反射特性を示す図である。
【図4】(A)は従来のドットコードの例を示す図であ
り、(B)は第1乃至第3実施例で用いるドットコード
の例を示す図である。
【図5】第1実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】(A)及び(B)は第1乃至第3実施例で得ら
れるドットコードの画像の例を示す図である。
【図7】(A)は第2実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートであり、(B)は第3実施例の情報再生装
置のブロック構成図である。
【図8】第3実施例の情報再生装置で使用されるダイク
ロイックミラーの特性を示す図である。
【図9】第3実施例の動作を説明するためフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…ペン型筐体、12,14…光源、16,18…分
光フィルタ、20…レンズ、22,22a,22b…撮
像素子、24,24a,24b…前置増幅器、26…画
像処理部、28…コントローラ、30…データ処理部、
32…データ出力部、34…データ出力端子、36…バ
ッテリ、38…リング状基板、52…青いドットコー
ド、54…赤いドットコード、56…汚れ、62…ダイ
クロイックミラー。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ情報,映像情報,ディジタル
    コードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情
    報が光学的に読み取り可能であり且つこのマルチメディ
    ア情報が異なる分光特性を持ち、内容が同一である複数
    の符号化情報として空間的に重畳又はシフトして記録さ
    れている部分を備える記録媒体から、前記符号化情報を
    光学的に読み取る読取手段と、 前記読取手段で前記複数の異なる分光特性を持つ符号化
    情報を読み取る際に、対象の符号化情報の分光反射特性
    又は分光透過特性に応じた光で前記符号化情報を照明す
    るための、異なる分光特性を持つ複数の照明手段と、 前記読取手段で読み取った符号化情報を元のマルチメデ
    ィア情報に変換する復元手段と、 この復元手段により復元されたマルチメディア情報を出
    力する出力手段と、 を具備することを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記照明手段は、光源と、光学フィルタ
    とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の情
    報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の照明手段は、発光分光特性の
    異なる複数の発光素子を用いることを特徴とする請求項
    1に記載の情報再生装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の照明手段は、少なくとも1個
    の紫外線を発する照明を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の情報再生装置。
  5. 【請求項5】 オーディオ情報,映像情報,ディジタル
    コードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情
    報が光学的に読み取り可能であり且つこのマルチメディ
    ア情報が異なる分光特性を持ち、内容が同一である複数
    の符号化情報として空間的に重畳又はシフトして記録さ
    れている部分を備える記録媒体から、前記符号化情報を
    光学的に読み取る読取手段と、 対象の符号化情報の分光特性に応じた少なくとも1つの
    光学フィルタと、 前記読取手段で読み取った符号化情報を元のマルチメデ
    ィア情報に変換する復元手段と、 この復元手段により復元されたマルチメディア情報を出
    力する出力手段と、 を具備することを特徴とする情報再生装置。
  6. 【請求項6】 オーディオ情報,映像情報,ディジタル
    コードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情
    報が光学的に読み取り可能であり且つこのマルチメディ
    ア情報が異なる分光特性を持ち、内容が同一である複数
    の符号化情報として空間的に重畳又はシフトして記録さ
    れている部分を備える記録媒体から、前記符号化情報を
    光学的に読み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取った符号化情報を元のマルチメデ
    ィア情報に変換する復元手段と、 この復元手段により復元されたマルチメディア情報を出
    力する出力手段と、 を具備し、 前記読取手段は、 対象の符号化情報の分光特性に応じた少なくとも1つの
    光学フィルタと、 光路を複数に分割する手段と、 分割した光路に対応する複数の撮像手段と、 を有することを特徴とする情報再生装置。
  7. 【請求項7】 前記光学フィルタ及び光路を分割する手
    段は、ダイクロイックミラーを用いることを特徴とする
    請求項6に記載の情報再生装置。
  8. 【請求項8】 オーディオ情報,映像情報,ディジタル
    コードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情
    報が光学的に読み取り可能な符号化情報で記録されてい
    る部分を備える記録媒体から、前記符号化情報を光学的
    に読み取る読取手段と、この読取手段で読み取った符号
    化情報を元のマルチメディア情報に変換する復元手段
    と、この復元手段により復元されたマルチメディア情報
    を出力する出力手段とを具備する情報再生装置に用いる
    ための記録媒体であって、 前記記録媒体には、複数の異なる分光特性を持つ内容が
    同一の符号化情報が空間的に重畳又はシフトして記録さ
    れていることを特徴とする記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記複数の異なる分光特性を持つ符号化
    情報は、複数の異なる分光反射特性、分光透過特性、及
    び蛍光特性のいずれかを持つ着色材料で記録されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記複数の異なる分光特性を持つ符号
    化情報は、色の異なる複数のインクで記録されているこ
    とを特徴とする請求項8に記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記複数の異なる分光特性を持つ符号
    化情報は、青系インク及び赤系インクで記録されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記複数の異なる分光特性を持つ符号
    化情報は、インク及び蛍光インクで記録されていること
    を特徴とする請求項8に記載の記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記複数の異なる分光特性を持つ符号
    化情報は、発光の分光特性の異なる複数の蛍光インクで
    記録されていることを特徴とする請求項8に記載の記録
    媒体。
  14. 【請求項14】 オーディオ情報,映像情報,ディジタ
    ルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア
    情報が光学的に読み取り可能であり且つこのマルチメデ
    ィア情報が、異なる分光特性を持ち内容が同一である複
    数の符号化情報として空間的に重畳又はシフトして記録
    されている部分を備える記録媒体から、前記符号化情報
    を光学的に読み取る読取手段と、この読取手段で読み取
    られた前記複数の異なる分光特性を持つ符号化情報から
    元のマルチメディア情報に復元する復元手段と、この復
    元手段により復元されたマルチメディア情報を出力する
    出力手段とを具備する情報再生装置に於ける情報再生方
    法であって、 前記読取手段からの第1の分光特性を持つ符号化情報を
    前記復元手段により復元する際にエラーが発生した場合
    には、前記読取手段からの第2の分光特性を持つ符号化
    情報を前記復元手段により復元することを特徴とする情
    報再生方法。
  15. 【請求項15】 オーディオ情報,映像情報,ディジタ
    ルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア
    情報が光学的に読み取り可能であり且つこのマルチメデ
    ィア情報が、異なる分光特性を持ち内容が同一である複
    数の符号化情報として空間的に重畳又はシフトして記録
    されている部分を備える記録媒体から、前記符号化情報
    を光学的に読み取る読取手段と、この読取手段で読み取
    られた前記複数の異なる分光特性を持つ符号化情報から
    元のマルチメディア情報に復元する復元手段と、この復
    元手段により復元されたマルチメディア情報を出力する
    出力手段とを具備する情報再生装置に於ける情報再生方
    法であって、 前記読取手段からの第1の分光特性を持つ符号化情報
    と、前記読取手段からの第2の分光特性を持つ符号化情
    報とを利用して得られる第3の符号化情報を前記復元手
    段により復元することを特徴とする情報再生方法。
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