JPH07311650A - コンピュータシミュレーション装置およびその入出力装置 - Google Patents

コンピュータシミュレーション装置およびその入出力装置

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Publication number
JPH07311650A
JPH07311650A JP6103896A JP10389694A JPH07311650A JP H07311650 A JPH07311650 A JP H07311650A JP 6103896 A JP6103896 A JP 6103896A JP 10389694 A JP10389694 A JP 10389694A JP H07311650 A JPH07311650 A JP H07311650A
Authority
JP
Japan
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input
movable body
output device
displacement
fixed portion
Prior art date
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Application number
JP6103896A
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English (en)
Inventor
Jun Yugawa
純 湯川
Kuniko Kojima
邦子 小島
Yasuyuki Noritake
康行 則武
Keiji Nakamura
恵司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータシステムを利用する際、力覚的
フィードバック手段を備えた入出力装置と、入出力装置
を制御するためのデータシミュレーション装置とを備え
ることにより、感覚的な操作が行えるコンピュータシミ
ュレーション装置とその入出力装置を得ることを目的と
する。 【構成】 コンピュータシステム1にディスプレイ装置
2とシミュレーション装置3を備える。入出力装置10
には座標位置検出器13と可動体11と変位検出器16
と形状記憶合金素子14と電気加熱器15を備え、形状
記憶合金素子14を電気加熱器15で加熱することで可
動体11に付与する駆動力の大きさを制御するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータシステ
ムを利用する際に、利用者の操作の内容を感覚的にわか
りやすくすることのできる、コンピュータシミュレーシ
ョン装置およびその入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図27は、例えば特開平5−26563
5号公報に開示された従来のコンピュータシステムの入
力装置であるスタイラスペンを示す図である。図におい
て、61はコンピュータ装置、62は制御回路、63は
信号処理回路、64は走査回路、65は座標検出面、6
6はスタイラスペンを示しており、スタイラスペン66
において67は電界発生回路、座標検出面65において
68は走査線である。
【0003】このような従来のコンピュータシステムの
入力装置であるスタイラスペン66は、制御回路62に
接続して座標検出面65上で動かして、その座標位置を
検出するものである。スタイラスペン66を座標検出面
65に近接または接触させた際、制御回路62は電界発
生回路67を動作させて一定の電界を発生させるととも
に、走査回路64を動作させる。これにより、走査回路
64は、座標検出面65上に配列された走査線68に誘
起される電圧をそれぞれ端部から順番に入力して、得ら
れた電圧を信号処理回路63に出力する。信号処理回路
63は入力される検出電圧が基準電圧を越えた時点を制
御回路62に知らせる。制御回路62は信号処理回路6
3から入力される情報および走査回路64の動作情報と
からスタイラスペン66の座標検出面65上の位置座標
値を算出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のコ
ンピュータシステムの入力装置であるスタイラスペン
は、相対的な位置を指示したり、コンピュータディスプ
レイに表示されたメニュー等を選択することが主な利用
方法であるが、実際に正しい位置を指示することができ
たか、あるいは所望のメニューを選択することができた
かが感覚的にわかりにくいという問題点があった。
【0005】特にコンピュータディスプレイに表示され
た絵が複雑であったり、メニューの数が非常に多くなっ
たときは、コンピュータディスプレイを凝視しながら作
業を行う必要があり、利用者に負担をかけてしまうこと
もあった。
【0006】このような問題点を解決するために、従来
ではコンピュータシステム上に構築するソフトウェアを
開発する際、選択されたメニューの色を反転する等視覚
的に変化させるというような工夫を施すこともあるが、
複雑な表示において利用者に負担をかけることに変わり
はない。
【0007】この発明は前記のような問題点を解消する
ためになされたもので、第1の目的は、感覚的な操作が
行えるコンピュータシミュレーション装置およびその入
出力装置を得るものである。
【0008】また、第2の目的は、力覚的フィードバッ
ク手段を備えたコンピュータシステムの入出力装置を得
るものである。
【0009】また、第3の目的は、力覚的フィードバッ
クに必要なデータを算出するシミュレーション装置を得
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンピュ
ータシミュレーション装置は、コンピュータシステムに
シミュレーション装置を設け、制御装置と接続するとと
もに、入出力装置の入力部に、前記装置の少なくとも1
次元の座標位置を検出する手段と、前記装置に対して摺
動自在に設けられた可動体と、前記可動体の変位を検出
する手段とを設け、コンピュータシステムにシミュレー
ション結果をフィードバックするディスプレイ装置を設
け、入出力装置の出力部に前記可動体に加えられる駆動
力を制御する手段を設けたものである。
【0011】また、入力手段と出力手段とを同一デバイ
ス内で備えた入出力装置を備えたものである。
【0012】また、シミュレーション装置に、少なくと
も2つの物体の物理的関係をシミュレーションする機能
を設けたものである。
【0013】また、この発明に係る入出力装置に、可動
体と、前記可動体の変位を検出する手段と、可動体を摺
動自在に支持するよう設けられた固定部と、可動体を駆
動する手段を備えたものである。
【0014】また、入出力装置に、可動体と、前記可動
体の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持す
るよう設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と
可動体の間に延在する渦巻状に形成された形状記憶合金
素子と、固定部に設けられた電気加熱器を備えたもので
ある。
【0015】また、入出力装置に、可動体と、前記可動
体の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持す
るよう設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と
可動体の間に延在する渦巻状に形成された形状記憶合金
素子と、固定部に設けられたペルチェ素子を備えたもの
である。
【0016】また、入出力装置に、可動体と、前記可動
体の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持す
るよう設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と
可動体の間に延在する圧電素子を備えたものである。
【0017】また、入出力装置に、可動体と、前記可動
体の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持す
るよう設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と
可動体の間に延在する変位拡大機構と、前記変位拡大機
構に組み込まれた圧電素子を備えたものである。
【0018】また、入出力装置に、可動体と、前記可動
体の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持す
るよう設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と
可動体の間に設けられた円筒状容器と、前記容器に封入
された流体とを備えたものである。
【0019】また、入出力装置に、可動体と、前記可動
体の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持す
るよう設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と
可動体の間に設けられた円筒状容器と、前記容器に封入
された磁性流体と、前記可動体と一体に摺動する前記容
器内に配置された円筒と、前記円筒状容器外周の一部に
設けられたコイルを備えたものである。
【0020】また、入出力装置に、可動体と、前記可動
体の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持す
るよう設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と
可動体の間に設けられた円筒状容器と、前記容器に封入
された電気粘性流体と、前記可動体と一体に摺動する前
記容器内に配置された円筒と、前記円筒状容器外周に設
けられた電極を備えたものである。
【0021】また、入出力装置に、可動体と、前記可動
体の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持す
るよう設けられた固定部と、マグネットと、前記可動体
に固定された少なくとも1組のコイルと、磁性材で形成
されたヨークを備えたものである。
【0022】また、入出力装置は、可動体と、前記可動
体の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持す
るよう設けられた固定部と、少なくとも1組のコイル
と、前記可動体に固定されたマグネットと、磁性材で形
成されたヨークを備えたものである。
【0023】また、入出力装置は、可動体と、可動体を
摺動自在に支持するよう設けられた圧電素子を備えたも
のである。
【0024】また、シミュレーション装置に、少なくと
も2つの物体の干渉の有無をシミュレーションする機能
を設けたものである。
【0025】さらにまた、シミュレーション装置に、出
力装置に渡す干渉の度合に応じたデータをシミュレーシ
ョンする機能を設けたものである。
【0026】さらにまた、シミュレーション装置に、出
力装置に設けられたブレーキ機構を動作するためのデー
タをシミュレーションする機能を設けたものである。
【0027】また、入出力装置は、ポインティングペン
に可動体を設けたものである。
【0028】また、入出力装置は、マウスに可動体を設
けたものである。
【0029】また、入出力装置は、ジョイスティックに
可動体を設けたものである。
【0030】また、入出力装置の可動体の変位検出手段
を、抵抗式のポテンショメータで構成したものである。
【0031】また、入出力装置の可動体の変位検出手段
を、光学式のエンコーダで構成したものである。
【0032】また、入出力装置の可動体の変位検出手段
を、磁気方式のエンコーダで構成したものである。
【0033】また、入出力装置の可動体の変位検出手段
を、歪みゲージ方式のエンコーダで構成したものであ
る。
【0034】また、入出力装置の可動体の変位検出手段
を、圧電方式のエンコーダで構成したものである。
【0035】また、入出力装置の可動体の変位検出手段
を、静電容量方式のエンコーダで構成したものである。
【0036】
【作用】上記のように構成されたコンピュータシミュレ
ーション装置においては、入力装置を移動したり動作を
起こした時、入力装置が示す位置および状態を入力装置
に接続した制御装置が認識する。認識した内容は、アナ
ログ信号であるためコンピュータに入力可能なディジタ
ル信号にA/Dコンバータで変換され、シミュレーショ
ン装置は、このディジタル信号をもとにシミュレーショ
ンを行い、その結果は一方は視覚的なフィードバックを
行うコンピュータディスプレイ装置と、もう一方は再度
制御装置に渡して、D/Aコンバータでアナログ信号に
変換した上で、増幅器で増幅して、利用者に操作内容を
感覚的に理解できるように、出力装置を動作させるもの
であり、利用者は2つのフィードバックを得ることがで
きる。
【0037】また、同一デバイスにおいて、入力装置と
力覚的出力装置とを兼ね備えることにより、使いやすい
入出力装置を得ることができる。
【0038】また、シミュレーション装置に、物体の物
理的関係をシミュレーションする機能を設けたため、作
業状態を容易に理解することができる。
【0039】また、入出力装置は、前記可動体を駆動
し、可動体と固定部の間の力を制御し可動体に駆動力を
付与することにより力覚的フィードバックを得る。
【0040】また、入出力装置は、電気加熱器に印加す
る電流を制御し温度を変化させ、形状記憶合金素子を伸
縮させ、可動体に駆動力を付与することにより力覚的フ
ィードバックを得る。
【0041】また、入出力装置は、ペルチェ素子に印加
する電流を制御し温度を変化させ形状記憶合金素子を伸
縮させ、可動体に駆動力を付与することにより力覚的フ
ィードバックを得る。
【0042】また、入出力装置は、圧電素子に印加する
電圧を制御し、可動体に駆動力を付与することにより力
覚的フィードバックを得る。
【0043】また、入出力装置は、圧電素子に印加する
電圧を制御することにより変位拡大機構を介して、可動
体に駆動力を付与することにより力覚的フィードバック
を得る。
【0044】また、入出力装置は、前記流体の粘度を制
御し、可動体に駆動力を付与することにより力覚的フィ
ードバックを得る。
【0045】また、入出力装置は、コイルに印加する電
流を制御することにより容器に封入された磁性流体の粘
度を変化させ前記可動体に駆動力を付与することにより
力覚的フィードバックを得る。
【0046】また、入出力装置は、電極に印加する電圧
を制御することにより容器に封入された電気粘性流体の
粘度を変化させ前記可動体に駆動力を付与することによ
り力覚的フィードバックを得る。
【0047】また、入出力装置は、少なくとも1組のマ
グネットと磁性材で形成されたヨークで構成される磁気
回路中に配置するよう可動体に固定されたコイルに印加
する電流を制御して前記可動体に駆動力を付与すること
により、力覚的フィードバックを得る。
【0048】また、入出力装置は、可動体に設けられた
少なくとも1組のマグネットと、磁性材で形成されたヨ
ークで構成される磁気回路中に配置したコイルに、印加
する電流を制御して前記可動体に駆動力を付与すること
により、力覚的フィードバックを得る。
【0049】また、入出力装置は、可動体を支持する圧
電素子に印加する電圧を制御し、可動体に駆動力を付与
することにより力覚的フィードバックを得る。
【0050】また、シミュレーション装置に、物体の干
渉の有無をシミュレーションする機能を設けたため、作
業状態を容易に理解することができる。
【0051】さらに、シミュレーション装置に、干渉の
度合をもとに力覚的出力装置に渡すデータをシミュレー
ションする機能を設けたため、作業状態を容易に理解す
ることができる。
【0052】さらに、シミュレーション装置に、干渉が
許容範囲を超えた時、ブレーキ機構を動作するためのデ
ータをシミュレーションする機能を設けたため、作業状
態を容易に理解することができる。
【0053】また、入出力装置は、ポインティングペン
に設けられた可動体に駆動力を付与することにより力覚
的フィードバックを得る。
【0054】また、入出力装置は、マウスに設けられた
可動体に駆動力を付与することにより力覚的フィードバ
ックを得る。
【0055】また、入出力装置は、ジョイスティックに
設けられた可動体に駆動力を付与することにより力覚的
フィードバックを得る。
【0056】また、入出力装置は、可動体の変位を抵抗
式のポテンショメータにより検出する。
【0057】また、入出力装置は、可動体の変位を光学
的に検出する。
【0058】また、入出力装置は、可動体の変位を磁気
的に検出する。
【0059】また、入出力装置は、可動体の変位を歪み
ゲージを利用して検出する。
【0060】また、入出力装置は、可動体の変位を圧電
素子を利用して検出する。
【0061】また、入出力装置は、可動体の変位を静電
容量を利用して検出する。
【0062】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1であるコンピュー
タシミュレーション装置とその入出力装置を示すブロッ
ク図である。図において、1はコンピュータシステム、
2はコンピュータシステムに付属するディスプレイ装
置、3はシミュレーション装置、4はシミュレーション
装置と入出力装置に接続される制御装置、5はインタフ
ェース装置、6はA/Dコンバータ、7はA/Dコンバ
ータ、8はD/Aコンバータ、9は増幅装置、10は入
出力装置、18はシャフト、19は平板、11はシャフ
ト18と平板19から構成される可動体、12は固定
部、13は座標位置検出器、14は形状記憶合金素子、
15は電気加熱器、16は変位検出器、17はテーブル
である。
【0063】図2は、本実施例1の動作を説明するため
のイメージ図、図3は、本実施例1における処理のフロ
ー図である。図2に示すように、本実施例1は、コンピ
ュータディスプレイ2上に表示された床71の上に置か
れた板状の不動の物体72に、ドリル73を用いて穴を
開けるという動作を、力覚的フィードバックを備えた入
出力装置を用いて行うコンピュータシミュレーション装
置およびその入出力装置についてのものである。床71
と物体72は硬度が異なり、物体72はドリル73で穴
を開けられるが、床71は硬度が高くドリル73で穴を
開けられないものとする。図3において、処理ステップ
101はシミュレーション装置3が行うものであり、処
理ステップ102は座標位置検出器13が行うもので、
処理ステップ103〜110はシミュレーション装置3
が行うものである。
【0064】図4はこの実施例1の入出力装置の要部斜
視図、図5は図4中のB−B軸における断面図である。
図において、図1と同一または相当する部分には同一の
符号を付している。12は入出力装置10の筐体に固定
された固定部、13は座標位置検出器、20はペン先、
18はシャフト、19は平板、11はシャフト18と平
板19とで構成される可動体で、ペン先20と固定部1
2と入出力装置10の筐体内部により摺動が容易なよ
う、かつ可動体11のシャフト18の先端がペン先20
よりも突出するよう保持されている。16は可動体11
の変位を検出する変位検出器、15は固定部12に固定
された電気加熱器である。14は電熱加熱器15と可動
体11の平板19の間に延在する渦巻状に形成された形
状記憶合金素子で、両端を固定部12と平板19にそれ
ぞれ固定されている。
【0065】次に図1ないし図7を参照して動作につい
て説明する。まず、ディスプレイ装置2の表示面上に表
示された床71の上に置かれた不動の板状の物体72の
形状と座標上の位置を処理ステップ101においてシミ
ュレーション装置は認識しておき、利用者はディスプレ
イ装置2の表示を見ながら入出力装置10を片手で保持
し、テーブル17の上で入出力装置10を用いてドリル
73を移動し、処理ステップ102においてそのドリル
73の座標値を入出力装置の座標位置検出器13が検出
する。
【0066】この検出結果は、A/Dコンバータ6でア
ナログ値からディジタル値に変換された後、インタフェ
ース装置5を介してシミュレーション装置3に渡され
る。処理ステップ103において、シミュレーション装
置3は処理ステップ101と処理ステップ102の検出
結果をもとに、ドリル73が床71と物体72のどちら
と干渉しているか、または干渉していないかをを判断す
る。ドリル73が物体72と干渉している時は、処理ス
テップ104に処理が渡され、ドリル73が床71と干
渉している時は、処理ステップ109に処理が渡され、
ドリル73が床71と物体72のどちらとも干渉してい
ないで離れている時には、入出力装置10を用いてドリ
ル73を移動するという処理ステップ102に再び処理
が戻される。
【0067】処理ステップ103において、物体72と
ドリル73が干渉していると判断された時、処理ステッ
プ104においては、入出力装置10が示すドリル73
の挿入方向を認識し、処理ステップ105においては、
ドリル73の挿入方向が物体72に穴を開ける方向の時
は、処理ステップ106に処理が渡され、ドリル73の
挿入方向が物体72から離れる方向の時は、処理ステッ
プ110に処理が渡される。
【0068】ドリル73が物体72に穴を開ける方向の
時は、更に処理ステップ106において、変位検出器1
6が検出した入出力装置10の可動体11の変位を取り
込み、処理ステップ107において、物体72の厚みと
ドリル73の挿入されている部分の長さの関係を求め
る。物体72の厚みの方が大きい時には、まだドリル7
3を挿入する余地があると判断して、処理ステップ10
8において、物体72の硬度に応じた反力に相当する値
を電気加熱器15に印加する電流値に換算した値を、図
6に示すような温度と形状記憶合金素子14の関係をも
とにシミュレーション装置3は算出する。
【0069】また、挿入されているドリル73の長さが
物体72の厚みよりも大きくなり、ドリル73が床71
に到達していると判断されたときは、処理ステップ10
9において、シミュレーション装置3はブレーキ機構を
起動するためのデータを処理ステップ108と同様に、
図6のような関係をもとに算出する。
【0070】なお、処理ステップ105において、ドリ
ル73が物体72から離れる方向の時は、処理ステップ
110において、これまでフィードバックされていた力
覚的な反力を停止するようにシミュレーション装置3は
信号を送る。
【0071】また、処理ステップ103において、床7
1とドリル73が干渉していると判断された時、ドリル
73では床71に穴を開けることができないので、処理
ステップ109に処理が渡されブレーキ機構がはたら
く。
【0072】次に、ドリル73を物体72に挿入する際
の、入出力装置10における利用者の手に与えられる力
覚的な反力フィードバックと、ブレーキ機構の動作と、
ドリル73が物体72から離れる方向の時の入出力装置
10の動作について説明する。
【0073】変位検出器16は抵抗式のポテンショメー
タである。図7に示すように、ポテンショメータはリン
グ状に形成された抵抗線22と、これに接触あるいは近
接して電気的信号を取り出す摺動子21で構成される。
可動体11のシャフト18に取り付けられた摺動子21
の矢印Aの方向の変位を電気抵抗の変化に変換して後段
の回路で電圧あるいは電流の変化として取り出す。
【0074】TiNi合金に代表される形状記憶合金素
子14は渦巻バネ状に形成されており、常温で無荷重状
態になるように固定部12と可動体11の平板19の間
の距離に等しい長さをもっている。更に、形状記憶合金
素子14は図6に示すように温度が上昇すると長さが伸
びるような性質をもっている。すなわち温度がtlから
thに上昇するとその長さはLlからLhに伸びる。
【0075】力覚的反力を利用者の手にフィードバック
するために、シミュレーション装置3により算出された
電流を電気加熱器15に印加すると電気加熱器15の温
度が上昇し、ひいては形状記憶合金素子14の温度も上
昇する。その結果長さが伸び、形状記憶合金素子14が
固定部12と可動体11の平板19との間で押し付けら
れ、両者の間に発生する力により可動体11の摺動が抑
圧される。
【0076】ドリル73の先端が物体72と干渉してい
る間は物体72の硬度に対応した力覚的反力を利用者の
手にフィードバックし、ドリル73の先端が床71に到
達するまで繰り返される。利用者はドリル73が物体7
2の中にあることや、ドリル73の先端が床71に到達
したことを、フィードバックされる力覚的反力とディス
プレイ装置2に表示される図の両方で知ることができ
る。
【0077】また、図3における処理ステップ105に
おいてドリル73が物体72から離れる方向の時は、シ
ミュレーション装置3は力覚的な反力のフィードバック
を停止するために、電気加熱器15に流す電流を止める
ような信号を制御装置2に送り、制御装置2を介して電
気加熱器15の温度は下降し、形状記憶合金素子14の
温度も下がって伸びようとする応力の発生が消滅し、自
身のバネ効果によりもとの形状に回復する。したがって
固定部12と可動体11の間にはたらく駆動力がなくな
り、可動体11の摺動の抑圧が解消される。
【0078】ここで形状記憶合金素子14は、図6に示
したようにある温度範囲を越えると急峻に伸縮現象がな
くなるので、図5中の固定部12と可動体11の平板1
9との間の距離dを、形状記憶合金素子14がほぼ線形
に変化する長さの範囲内で、かつバネ効果が消滅しない
長さに設定すると、線形範囲では図3における処理ステ
ップ108で算出されたデータが力覚的な反力として利
用者の手にフィードバックされることになり、線形範囲
の終点p1に到達した時点で処理ステップ109によ
り、利用者の手に対する力覚的な反力のフィードバック
に対するブレーキ機構が動作するように指示される。
【0079】なお、上記実施例1では、固定部12に電
気加熱器15を設けたが、形状記憶合金素子14の外周
を取り巻くような構成にすればより効果的に熱の伝達を
行うことができ、精度のよい制御が可能になる。
【0080】実施例2.以下、この発明の実施例2を図
について説明する。図8はこの実施例2による入出力装
置の要部斜視図である。図において、図1および図4と
同一または相当する部分は同一の符号を付しており、2
3は固定部12に設けられたペルチェ素子である。
【0081】次に動作について説明する。本構成は実施
例1において、電気加熱器15のかわりにペルチェ素子
23を設けたものである。ペルチェ素子23は加える電
流を制御することで温度を制御することができ、さらに
電流の極性を変えることで加熱も冷却も可能である。
【0082】すなわち、実施例1と同様にシミュレーシ
ョン装置が算出した電流をペルチェ素子23に印加する
ことにより形状記憶合金素子14の長さを変化させ、固
定部12と可動体11の間に発生する力により可動体1
1の摺動を抑圧する。
【0083】ペルチェ素子23を用いることにより電気
加熱器15を用いる場合より精度よく温度の制御が可能
になるので、より精度のよい可動体11の制御が可能に
なる。また、印加する電流の極性を変えることにより形
状記憶合金素子14を冷却し、より短時間にもとの形状
に復帰させることが可能になる。
【0084】なお、上記実施例2では固定部12にペル
チェ素子23を設ける構成としたが、形状記憶合金素子
14の外周を取り巻くような構成にすればより効果的に
熱の伝達を行うことができ、精度のよい制御が可能にな
る。
【0085】なお、上記実施例2のようにペルチェ素子
23を使用すると、形状記憶合金素子14の冷却も制御
できるので、必ずしも渦巻状に形成してバネ効果をもた
せる必要がない。
【0086】実施例3.以下、この発明の実施例3を図
について説明する。図9はこの実施例3による入出力装
置の要部斜視図、図10は図9中のB−B軸における断
面図である。図において、図1または図4と同一または
相当する部分には同一の符号を付しており、25は可動
体11と同じ方向へ摺動可能な平板、24は平板25と
可動体11の平板19に両端を固定されたばね、26は
固定部12と平板25に両端が固定された積層型圧電素
子である。
【0087】次に動作について説明する。積層型圧電素
子26にシミュレーション装置3が算出した電圧を印加
すると積層型圧電素子26の長さが伸びて平板25がば
ね24の方向へ移動し、距離d2が大きくなり距離d1
が小さくなり、可動体11の摺動が抑圧される。また、
積層型圧電素子26に印加する電圧の極性を変えると積
層型圧電素子26の長さが縮み、距離d2および距離d
1が元に戻る。
【0088】この実施例3によれば、平板25が積層型
圧電素子26によって剛性が高く支持されるのでより精
度のよい制御ができる。
【0089】実施例4.以下、この発明の実施例4を図
について説明する。図11はこの発明の実施例4による
入出力装置の要部断面図である。図において、図9およ
び図10と同一または相当する部分には同一の符号を付
しており、12は固定部、25は可動体11と同じ方向
へ摺動可能な平板、26は積層型圧電素子、27は平板
25と積層型圧電素子26に両端が固定された変位拡大
機構である。
【0090】次に動作について説明する。積層型圧電素
子26にシミュレーション装置3が算出した電圧を印加
すると積層型圧電素子26の長さが矢印Aの方向へ縮
み、変位拡大機構27をとおして積層型圧電素子26の
変位が拡大され平板25が矢印Bの方向へ押し付けら
れ、実施例3のときと同様にして可動体11の摺動が抑
圧される。また、積層型圧電素子26に印加する電圧の
極性を変えると積層型圧電素子26の長さが縮み、距離
d2が元に戻る。
【0091】この実施例4によれば、変位拡大機構27
は積層型圧電素子26の変位量をβ/αの割合で拡大す
るため、積層型圧電素子26に印加する電圧を低くする
ことができる。
【0092】実施例5.以下、この発明の実施例5を図
について説明する。図12はこの実施例5による入出力
装置の要部斜視図である。図において、図1および図4
と同一または相当する部分には同一の符号を付してお
り、29は円筒状の容器で、容器中の一部に磁性流体が
封入されている。30は可動体11と一体に摺動する表
面に突起をもつ円筒、28は円筒状容器29の周囲の一
部に巻回されたコイルで、円筒30を取り巻くように固
定されている。
【0093】次に動作について説明する。磁性流体は、
たとえば灯油などの母液にマンガン−亜鉛フェライトの
粒子を溶かしたもので、流体であるが磁界に引き寄せら
れる作用がある。円筒状容器29はそのコイル28と反
対側の面が磁化されており、初期状態では磁性流体はそ
の面にひきよせられ、円筒30の周囲には存在しない。
したがって可動体11は抵抗なく摺動することができ
る。
【0094】ここで、コイル28にシミュレーション装
置3が算出した電流を印加すると、コイル内に磁界が発
生し、磁性流体が円筒30の周囲に分布するようにな
る。円筒30の周囲には突起が存在しているので磁性流
体が抵抗となり、可動体11の摺動が抑圧される。この
ため、コイル28に印加する電流を増減することにより
発生する磁界が増減し、固定部12側の磁界との相互作
用により円筒30の周囲に引き寄せられる磁性流体の量
を制御し、摺動を制御することができる。コイル28に
印加する電流を止めると再び磁性流体はコイル28とは
反対の側にひきよせられ、可動体11の摺動抵抗は消滅
する。
【0095】実施例6.以下、この発明の実施例6を図
について説明する。図13はこの実施例6による入出力
装置の要部斜視図である。図において、図1および図4
および図12と同一または相当する部分には同一の符号
を付しており、29は円筒状の容器で、容器中に電気粘
性流体が封入されている。31は電極で円筒30を取り
巻くように固定されている。
【0096】次に動作について説明する。電気粘性流体
は、電場を加えることによって見かけ上粘度を変化させ
ることができるコロイド溶液である。図14に電気粘性
流体における印加電圧と粘度の関係を示す。初期の状態
では可動体11は抵抗なく摺動することができる。ここ
で、電極31にシミュレーション装置3が算出した電圧
を印加すると、その電圧の大きさに応じて電気粘性流体
の見かけの粘度が増加する(実際は流体のせん断に対す
る降伏応力が増加する。)その結果、円筒30の周囲に
は突起が存在しているので可動体11の摺動が抑圧され
る。電極31に印加する電圧を止めると再び電気粘性流
体の粘度は減少し可動体11の摺動抵抗は消滅する。
【0097】実施例7.以下、この発明の実施例7を図
について説明する。図15はこの実施例7による入出力
装置の要部斜視図、図16は図15中のB−B軸におけ
る断面図である。図において、図1および図4と同一ま
たは相当する部分には同一の符号を付しており、32は
可動体11に固定されたコイル、34は固定部12に固
定されたヨーク、33はヨークに固定されたマグネット
である。
【0098】次に動作について説明する。シミュレーシ
ョン装置が算出した電流をコイル32に流すことにより
矢印A方向の力が発生し、可動体11の摺動を抑制す
る。可動体11が摺動する際、コイル32が常に磁気回
路内におさまるように構成すれば常時可動体11を摺動
させるための駆動力を得ることができる。このような構
成をとることにより、高精度な制御が可能となるだけで
なく、必要に応じて逆方向にも摺動することが可能にな
る。
【0099】実施例8.以下、この発明の実施例8を図
について説明する。図17はこの実施例8による入出力
装置の要部斜視図、図18は図17中のB−B軸におけ
る断面図、図19は実施例8における変位検出器16の
要部図である。図において、図1および図4と同一また
は相当する部分には同一の符号を付しており、36はマ
グネット、35はマグネット35を可動体11とともに
摺動可能に保持する非磁性体よりなるマグネット保持
体、37は固定部12に固定されたヨーク、38はヨー
クに固定されたコイル、39は磁気抵抗効果素子やホー
ル素子などの磁気抵抗素子である。
【0100】次に動作について説明する。シミュレーシ
ョン装置3が算出した電流をコイル38に流すことによ
る力が発生し、可動体11の摺動を抑制する。可動体1
1が摺動する際、マグネット36が常に磁気回路内にお
さまるように構成すれば、常時可動体11を摺動させる
ための駆動力を得ることができる。このような構成をと
ることにより、高精度な制御が可能となるだけでなく、
必要に応じて逆方向にも摺動させることが可能になる。
【0101】また、実施例8においては、マグネット3
6を磁気抵抗式のエンコーダの変位検出器16の一部と
して使うことができる。磁気抵抗式のエンコーダは、等
間隔ピッチの磁化パターンを記録したスケールのへり
に、磁気抵抗素子39を対向させて磁気検出を行うもの
である。マグネット36をスケールとして兼用すること
で、部品点数を削減することができる。
【0102】また、上記実施例7および実施例8ではコ
イル、磁気回路とも1個の例を示したが、コイルは円周
状に多数個配置してもよいし、それに応じて磁気回路も
円筒状で磁極が多数個配置する構成にしても同様の性能
が得られることはいうまでもない。この構成をとると実
施例7および実施例8よりもさらに高精度な制御をする
ことが可能になる。
【0103】実施例9.以下、この発明の実施例9を図
について説明する。図20はこの実施例9による入出力
装置の要部斜視図である。図において、図1および図4
と同一または相当する部分には同一の符号を付してお
り、41は入出力装置10の内部に固定され、中心部を
可動体11のシャフト18の片端に固定した圧電素子で
ある。
【0104】次に動作について説明する。圧電素子41
に電流を流すと、変形する性質を持っている。シミュレ
ーション装置3が算出した電流を圧電素子41に流すこ
とにより、圧電素子41は中心部がシャフト18の方向
へ変形し、シャフト18にはたらく駆動力が発生し、可
動体11の摺動を抑制する。また、圧電素子41に流す
電流の方向を逆にすると、可動体11の摺動を逆方向に
抑制することができる。
【0105】また、圧電素子41を変形させると、電流
が流れる性質がある。可動体11が摺動すると、圧電素
子41を変形させ、圧電素子41に電流が流れるので、
圧電素子41を変位検出器16としても使用することが
できる。これにより、大幅な部品点数の削減が実現でき
る。
【0106】実施例10.以下、この発明の実施例10
を図について説明する。図21はこの実施例10による
入出力装置の要部斜視図である。図において、図1およ
び図4と同一または相当する部分には同一の符号を付し
ており、42は入出力装置10の一部に取り付けられ、
矢印A方向に摺動自在に構成した可動体である。
【0107】次に動作について説明する。この実施例1
0は前記各実施例における可動体11を42で置き換え
たもので、動作は全く同様である。可動体42は指で押
すことにより摺動する。
【0108】実施例11.以下、この発明の実施例11
を図について説明する。図22はこの実施例11による
入出力装置の要部斜視図で、43は入出力装置であるマ
ウス、44は矢印A方向に摺動自在なマウススイッチを
兼ねた可動体である。
【0109】次に動作について説明する。この実施例1
1は前記各実施例における入出力装置10をマウス41
に、可動体11を44に置き換えたもので、動作は全く
同様である。
【0110】実施例12.以下、この発明の実施例12
を図について説明する。図23はこの実施例12による
入出力装置の要部斜視図で、45は入出力装置であるジ
ョイスティック、46は座標位置を入力するスイッチ、
47は矢印A方向に摺動自在な可動体である。
【0111】次に動作について説明する。この実施例1
2は前記各実施例における入出力装置10をジョイステ
ィック45に、可動体11を47に置き換えたもので、
動作は全く同様である。
【0112】実施例13.以下、この発明の実施例13
を図について説明する。図24はこの実施例13による
入出力装置の変位検出器の要部斜視図である。図におい
て、図1および図4と同一または相当する部分には同一
の符号を付しており、48は固定部12に固定された発
光素子、49は固定部12の内部の発光素子48と対向
した位置に固定された受光素子である。
【0113】次に動作について説明する。この実施例1
3は、前記各実施例において変位検出器16に抵抗式の
ポテンショメータを用いたのを、光学式のエンコーダで
置き換えたものである。光学式のエンコーダは、対向し
て設置された発光素子48と受光素子49の間に、発光
素子48より発せられた光を遮るものを摺動させると、
遮光される面積が変わり、受光素子49から出力される
電流あるいは電圧が変化することを利用して、変位検出
を行うものである。実施例13においては、可動体11
のシャフト18を遮蔽物として兼用することができ、部
品点数が削減される。
【0114】実施例14.以下、この発明の実施例14
を図について説明する。図25はこの実施例14による
入出力装置の要部斜視図である。図において、図1およ
び図4と同一または相当する部分には同一の符号を付し
ており、50は歪みゲージ、51は歪みゲージ50を入
出力装置10の内部に固定するフレキシブルプレートで
ある。フレキシブルプレート51の中心部には、可動体
11のシャフト18に片端が固定されている。フレキシ
ブルプレート51は外力により変形し、外力がなくなる
と元の形に戻る性質を持っている。
【0115】次に動作について説明する。この実施例1
4は、前記各実施例において変位検出器16に抵抗式の
ポテンショメータを用いたのを、歪みゲージ方式のエン
コーダで置き換えたものである。歪みゲージ方式のエン
コーダは、フレキシブルプレート51に固定された歪み
ゲージ50に電極をつなぎ、フレキシブルプレート51
が変形し、歪みゲージ50が変形すると、歪みゲージ5
0の電気抵抗が変化し、電極に流れる電流あるいは電圧
が変化することを利用して、変位検出を行うものであ
る。歪みゲージ式の変位検出器を用いることで、装置の
簡素化が計れ、かつ精度の高い構成にすることができ
る。
【0116】実施例15.以下、この発明の実施例15
を図について説明する。図26はこの実施例15による
入出力装置の要部斜視図である。図において、図1およ
び図4と同一または相当する部分には同一の符号を付し
ており、52は片方をシャフト18に、もう片側を固定
部12に固定されたコンデンサである。
【0117】次に動作について説明する。この実施例1
5は、前記各実施例において変位検出器16に抵抗式の
ポテンショメータを用いたのを、静電容量方式のエンコ
ーダで置き換えたものである。静電容量方式のエンコー
ダは、可動体11が摺動し、距離dが変化すると、コン
デンサ52に蓄えられる電気容量が変化することを利用
して、変位検出を行うものである。静電容量方式式の変
位検出器を用いることで、装置の簡素化が計れ、安価な
構成にすることができる。
【0118】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0119】コンピュータシステムに対して、利用者が
入力した内容についてシミュレーションすることがで
き、この結果を視覚的なフィードバックを行うコンピュ
ータシステムのディスプレイ装置と、力覚的なフィード
バックを行う出力装置からの2つのフィードバックによ
って、利用者は操作の内容を感覚的に知ることができる
ので、円滑な操作を行うことができる。
【0120】また、コンピュータシステムの入力手段
と、力覚的フィードバックを行う出力手段とを同一デバ
イス内で備えたので、周辺装置の数を減らすことができ
る。
【0121】また、物体間の物理的関係をシミュレーシ
ョンする装置を設けたので操作の内容に応じたフィード
バックを行うことができるため、利用者は円滑な操作を
行うことができる。
【0122】また、入出力装置において、可動体と固定
部の間の力を制御することにより、可動体に駆動力を付
与することができるので、簡単な装置構成で利用者に力
覚的なフィードバックを行うことができる。
【0123】また、形状記憶合金素子を駆動制御し、可
動体と固定部の距離を変化させることにより力覚的フィ
ードバックを行う構成としたので、部品点数が少なく、
小型で安価な入出力装置を得ることができる。
【0124】また、形状記憶合金素子をペルチェ素子で
駆動制御する構成としたので、タイムラグのない迅速な
力覚的フィードバックを行うことができる。
【0125】また、圧電素子で可動体を駆動制御するよ
うにしたので、更に詳細な駆動制御が可能になるうえ、
可動体を剛体的に支持することができ、入出力装置に外
乱が加わっても可動体が摺動せず、利用者に誤ったフィ
ードバックを与えることがない。
【0126】また、圧電素子に変位拡大機構を設けたの
で、より少ない電圧で駆動制御することができ、消費電
力が少なくなる。
【0127】また、流体の粘度を制御することにより、
可動体にはたらく駆動力の制御を行うようにしたので、
より広い範囲での力覚的フィードバックを行うことがで
き、かつ利用者によりなめらかなフィードバックを与え
ることができる。
【0128】また、磁性流体を用いたので、コイルに電
流を流し磁界を発生するという簡単でしかも安価な構成
で粘度を制御することができる。
【0129】また、電気粘性流体を用いたので、さらに
簡単な構成で流体の粘度を制御することができる。
【0130】また、可動体とコイルを一体的に駆動する
ような構成としたので、可動体を任意の方向に制御する
ことが可能になり、広い範囲での柔軟な力覚的フィード
バックを行うことができる。
【0131】また、マグネットがアクチュエータと変位
検出器を兼ねているので、安価な構成にすることができ
る。
【0132】また、圧電素子がアクチュエータと変位検
出器を兼ねているので、大幅な部品点数の削減が実現で
きる。
【0133】また、物体間の干渉の有無をシミュレーシ
ョンする装置を設けることにより、利用者は物体の干渉
を知ることができ、円滑な操作を行うことができる。
【0134】また、物体間に干渉が生じた場合、その度
合に応じたデータをシミュレーションする装置を設けた
ので、力覚フィードバック装置を動作することが可能に
なり、利用者は感覚的に操作の内容を知ることができ
る。
【0135】また、物体間の干渉が許容範囲を超えた場
合、ブレーキ機構を動作させるデータをシミュレーショ
ンする装置を設けたので、入出力装置のブレーキ機構を
動作させることが可能になり、利用者の過剰な操作を避
けることができ、操作の無駄を省くことができる。
【0136】また、入出力装置をポインティングペンで
構成したので、従来のコンピュータシステムの入力装置
と力覚フィードバック装置を兼用することができるた
め、装置構成が簡単になり、製造が簡単で、安価な入出
力装置が得られるとともに、利用者の操作上での負担を
減らすことができる。
【0137】また、入出力装置をマウスで構成したの
で、従来のコンピュータシステムの入力装置と力覚フィ
ードバック装置を兼用することができるため、装置構成
が簡単になり、製造が簡単で、安価な入出力装置が得ら
れるとともに、利用者の操作上での負担を減らすことが
できる。
【0138】また、入出力装置をジョイスティックで構
成したので、従来のコンピュータシステムの入力装置と
力覚フィードバック装置を兼用することができるため、
装置構成が簡単になり、製造が簡単で、安価な入出力装
置が得られるとともに、利用者の操作上での負担を減ら
すことができる。
【0139】また、変位検出手段を抵抗式のポテンショ
ンメータで構成したので、安価で簡素な入出力装置を得
ることができる。
【0140】また、変位検出手段を光学式としたので、
可動体の変位の検出精度が上がり、詳細な制御を行うこ
とができる。
【0141】また、変位検出手段を磁気式としたので、
安価で精度のよい変位検出器を得ることができる。
【0142】また、変位検出器を歪みゲージ方式とした
ので、装置の簡素化が図れるとともに精度のよい変位検
出器を得ることができる。
【0143】また、変位検出器を圧電方式としたので、
可動体の変位の検出精度が上がり、詳細な制御を行うこ
とができる。
【0144】また、変位検出器を静電容量方式としたの
で、安価で精度のよい変位検出器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1を示すコンピュータシミュ
レーション装置とその入出力装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 実施例1の動作を説明するためのイメージ図
である。
【図3】 実施例1のフロー図である。
【図4】 実施例1の入出力装置の要部の構成を示す斜
視図である。
【図5】 図4中のB−B線断面図である。
【図6】 形状記憶合金素子の温度に対する変位の関係
を示す図である。
【図7】 実施例1の入出力装置の変位検出器の要部を
示す斜視図である。
【図8】 本発明の実施例2の入出力装置の要部を示す
斜視図である。
【図9】 本発明の実施例3の入出力装置の要部を示す
斜視図である。
【図10】 図9中のB−B線断面図である。
【図11】 本発明の実施例4の入出力装置の要部を示
す斜視図である。
【図12】 本発明の実施例5の入出力装置の要部を示
す斜視図である。
【図13】 本発明の実施例6の入出力装置の要部を示
す斜視図である。
【図14】 電気粘性流体の電場の強さと見かけの粘度
の関係を示す図である。
【図15】 本発明の実施例7の入出力装置の要部を示
す斜視図である。
【図16】 図15中のB−B線断面図である。
【図17】 本発明の実施例8の入出力装置の要部を示
す斜視図である。
【図18】 図17中のB−B線断面図である。
【図19】 実施例8の入出力装置の変位検出器の要部
を示す斜視図である。
【図20】 本発明の実施例9の入出力装置の要部を示
す斜視図である。
【図21】 本発明の実施例10の入出力装置の要部を
示す斜視図である。
【図22】 本発明の実施例11の入出力装置の要部を
示す斜視図である。
【図23】 本発明の実施例12の入出力装置の要部を
示す斜視図である。
【図24】 本発明の実施例13の入出力装置の変位検
出器の要部を示す斜視図である。
【図25】 本発明の実施例14の入出力装置の変位検
出器の要部を示す斜視図である。
【図26】 本発明の実施例15の入出力装置の変位検
出器の要部を示す斜視図である。
【図27】 従来の入力装置を用いたコンピュータシス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム、2 ディスプレイ装置、3
シミュレーション装置、4 制御装置、5 インタフ
ェース装置、6 A/Dコンバータ、7 A/Dコンバ
ータ、8 D/Aコンバータ、9 増幅装置、10 入
出力装置、11可動体、12 固定部、13 座標位置
検出器、14 形状記憶合金素子、15 電気加熱器、
16 変位検出器、17 テーブル、18 シャフト、
19平板、20 ペン先、21 摺動子、22 抵抗
線、23 ペルチェ素子、24ばね、25 平板、26
積層型圧電素子、27 変位拡大機構、28 コイ
ル、29 容器、30 円筒、31 電極、32 コイ
ル、33 マグネット、34 ヨーク、35 マグネッ
ト保持体、36 マグネット、37 ヨーク、38 コ
イル、39 磁気抵抗素子、40 マグネット、41
圧電素子、42可動体、43 マウス、44 可動体、
45 ジョイスティック、46 スイッチ、48 発光
素子、49 受光素子、50 歪みゲージ、51 フレ
キシブルプレート、52 コンデンサ、61 コンピュ
ータ装置、62 制御装置、63 信号処理回路、64
走査回路、65 座標検出面、66 スタイラスペ
ン、67 電界発生装置、68 走査線、71 床、7
2 物体、73 ドリル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 恵司 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社映像システム開発研究所内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムの入出力装置に設
    けられた入力部と、前記入出力装置の入力部の少なくと
    も1次元の座標位置を検出する手段と、前記入出力装置
    に対して摺動自在に設けられた可動体と、前記可動体の
    変位を検出する手段と、検出された変位に基づいて可動
    体の位置を制御する装置と、制御された内容をもとに入
    出力装置の状態をシミュレーションするシミュレーショ
    ン装置と、シミュレーション結果を視覚的にフィードバ
    ックするディスプレイ装置と、シミュレーション結果を
    力覚的にフィードバックするコンピュータシステムの入
    出力装置に設けられた出力部とを備えたことを特徴とす
    るコンピュータシミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータシステムの入力手段と、そ
    の座標位置を検出する手段と、可動体と、可動体の変位
    を検出する手段と、力覚的にフィードバックするコンピ
    ュータシステムの出力手段とを同一デバイスにて兼ね備
    えたコンピュータシステムの入出力装置を備えたことを
    特徴とする請求項1記載のコンピュータシミュレーショ
    ン装置。
  3. 【請求項3】 制御装置が制御した内容をもとに、コン
    ピュータディスプレイに表示された物体とコンピュータ
    ディスプレイ上で入力装置が指し示す物体または座標位
    置との物理的関係をシミュレーションするシミュレーシ
    ョン装置を備えたことを特徴とする請求項1記載のコン
    ピュータシミュレーション装置。
  4. 【請求項4】 入出力装置は、可動体と、前記可動体の
    変位を検出する手段と、固定部とを備え、可動体と固定
    部の間の力を制御し可動体に駆動力を付与することによ
    り力覚的なフィードバックを得ることを特徴とする請求
    項1記載のコンピュータシミュレーション装置の入出力
    装置。
  5. 【請求項5】 入出力装置は、可動体と、前記可動体の
    変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持するよ
    う設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と可動
    体との間に延在する渦巻状に形成された形状記憶合金素
    子と、固定部に設けられた電気加熱器を備え、電気加熱
    器に印加する電流を制御し、可動体に駆動力を付与する
    ことにより、力覚的なフィードバックを得ることを特徴
    とする請求項4記載のコンピュータシミュレーション装
    置の入出力装置。
  6. 【請求項6】 入出力装置は、可動体と、前記可動体の
    変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持するよ
    う設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と可動
    体の間に延在する渦巻状に形成された形状記憶合金素子
    と、固定部に設けられたペルチェ素子を備え、ペルチェ
    素子に印加する電流を制御し、可動体に駆動力を付与す
    ることにより、力覚的なフィードバックを得ることを特
    徴とする請求項4記載のコンピュータシミュレーション
    装置の入出力装置。
  7. 【請求項7】 入出力装置は、可動体と、前記可動体の
    変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持するよ
    う設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と可動
    体の間に延在する圧電素子を備え、圧電素子に印加する
    電圧を制御し、可動体に駆動力を付与することにより、
    力覚的なフィードバックを得ることを特徴とする請求項
    4記載のコンピュータシミュレーション装置の入出力装
    置。
  8. 【請求項8】 入出力装置は、可動体と、前記可動体の
    変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持するよ
    う設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と可動
    体の間に延在する変位拡大機構と、変位拡大機構に組み
    込まれた圧電素子を備え、圧電素子に印加する電圧を制
    御し可動体に駆動力を付与することにより、力覚的なフ
    ィードバックを得ることを特徴とする請求項4記載のコ
    ンピュータシミュレーション装置の入出力装置。
  9. 【請求項9】 入出力装置は、可動体と、前記可動体の
    変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持するよ
    う設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と可動
    体の間に設けられた円筒状容器と、容器に封入された流
    体とを備え、流体の粘度を制御し可動体に駆動力を付与
    することにより、力覚的なフィードバックを得ることを
    特徴とする請求項4記載のコンピュータシミュレーショ
    ン装置の入出力装置。
  10. 【請求項10】 入出力装置は、可動体と、前記可動体
    の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持する
    よう設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と可
    動体の間に設けられた円筒状容器と、前記容器に封入さ
    れた磁性流体と、前記可動体と一体に摺動する前記容器
    内に配置された円筒と、前記円筒状容器外周の一部に設
    けられたコイルを備え、コイルに印加する電流を制御
    し、前記可動体に駆動力を付与することにより、力覚的
    なフィードバックを得ることを特徴とする請求項4記載
    の入出力装置。
  11. 【請求項11】 入出力装置は、可動体と、前記可動体
    の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持する
    よう設けられた固定部と、前記入出力装置の固定部と可
    動体の間に設けられた円筒状容器と、前記容器に封入さ
    れた電気粘性流体と、前記可動体と一体に摺動する前記
    容器内に配置された円筒と、前記円筒状容器外周に設け
    られた電極を備え、電極に印加する電圧を制御し、前記
    可動体に駆動力を付与することにより、力覚的なフィー
    ドバックを得ることを特徴とする請求項4記載の入出力
    装置。
  12. 【請求項12】 入出力装置は、可動体と、前記可動体
    の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持する
    よう設けられた固定部と、マグネットと、前記可動体に
    固定された少なくとも1組のコイルと、磁性材で形成さ
    れたヨークを備え、コイルに印加する電流を制御し、前
    記可動体に駆動力を付与することにより、力覚的なフィ
    ードバックを得ることを特徴とする請求項4記載のコン
    ピュータシミュレーション装置の入出力装置。
  13. 【請求項13】 入出力装置は、可動体と、前記可動体
    の変位を検出する手段と、可動体を摺動自在に支持する
    よう設けられた固定部と、少なくとも1組のコイルと、
    前記可動体に固定されたマグネットと、磁性材で形成さ
    れたヨークを備え、コイルに印加する電流を制御し、前
    記可動体に駆動力を付与することにより、力覚的なフィ
    ードバックを得ることを特徴とする請求項4記載のコン
    ピュータシミュレーション装置の入出力装置。
  14. 【請求項14】 入出力装置は、可動体と、可動体を摺
    動自在に支持するよう設けられた圧電素子を備え、圧電
    素子に印加する電圧を制御し、前記可動体に駆動力を付
    与することにより、力覚的なフィードバックを得ること
    を特徴とする請求項4記載のコンピュータシミュレーシ
    ョン装置の入出力装置。
  15. 【請求項15】 シミュレーション装置は、コンピュー
    タディスプレイに表示された物体と、コンピュータディ
    スプレイ上で入力装置が示す物体または座標位置との干
    渉の有無をシミュレーションすることを特徴とする請求
    項3記載のコンピュータシミュレーション装置。
  16. 【請求項16】 シミュレーション装置は、コンピュー
    タディスプレイに表示された物体と、コンピュータディ
    スプレイ上で入力装置が示す物体または座標位置との干
    渉が生じた場合、その干渉の度合をもとに力覚フィード
    バック装置を制御するためのデータをシミュレーション
    することを特徴とする請求項3記載のコンピュータシミ
    ュレーション装置。
  17. 【請求項17】 シミュレーション装置は、コンピュー
    タディスプレイに表示された物体と、コンピュータディ
    スプレイ上で入力装置が示す物体または座標位置との干
    渉が生じた場合、その干渉が許容範囲を超えた時、入出
    力装置のブレーキ機構を動作させるデータをシミュレー
    ションすることを特徴とする請求項3記載のコンピュー
    タシミュレーション装置。
  18. 【請求項18】 コンピュータシステムの入力手段と、
    その座標位置を検出する手段をポインティングペンで実
    現することを特徴とする請求項2記載のコンピュータシ
    ミュレーション装置の入出力装置。
  19. 【請求項19】 コンピュータシステムの入力手段と、
    その座標位置を検出する手段をマウスで実現することを
    特徴とする請求項2記載のコンピュータシミュレーショ
    ン装置の入出力装置。
  20. 【請求項20】 コンピュータシステムの入力手段と、
    その座標位置を検出する手段をジョイスティックで実現
    することを特徴とする請求項2記載のコンピュータシミ
    ュレーション装置の入出力装置。
  21. 【請求項21】 可動体の変位検出手段は抵抗式のポテ
    ンショメータであることを特徴とする請求項4記載のコ
    ンピュータシミュレーション装置の入出力装置。
  22. 【請求項22】 可動体の変位検出手段は光学式である
    ことを特徴とする請求項4記載のコンピュータシミュレ
    ーション装置の入出力装置。
  23. 【請求項23】 可動体の変位検出手段は磁気方式であ
    ることを特徴とする請求項4記載のコンピュータシミュ
    レーション装置の入出力装置。
  24. 【請求項24】 可動体の変位検出手段は歪みゲージ方
    式であることを特徴とする請求項4記載のコンピュータ
    シミュレーション装置の入出力装置。
  25. 【請求項25】 可動体の変位検出手段は圧電方式であ
    ることを特徴とする請求項4記載のコンピュータシミュ
    レーション装置の入出力装置。
  26. 【請求項26】 可動体の変位検出手段は静電容量方式
    であることを特徴とする請求項4記載のコンピュータシ
    ミュレーション装置の入出力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011090424A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Namiki Precision Jewel Co Ltd 触感フィードバックタッチパネル

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