JPH0731061A - 三相サイリスタ開閉器 - Google Patents

三相サイリスタ開閉器

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Publication number
JPH0731061A
JPH0731061A JP5193892A JP19389293A JPH0731061A JP H0731061 A JPH0731061 A JP H0731061A JP 5193892 A JP5193892 A JP 5193892A JP 19389293 A JP19389293 A JP 19389293A JP H0731061 A JPH0731061 A JP H0731061A
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JP
Japan
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phase
thyristor
switch
gate signal
generator
Prior art date
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Pending
Application number
JP5193892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihisa Okamura
幸壽 岡村
Takashi Himeno
隆 姫野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Research Institute of Electric Power Industry
Kyushu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Central Research Institute of Electric Power Industry
Kyushu Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小規模の回転型交流発電機を簡単かつ確実に
電力系統に連係できるようにする。 【構成】 三相サイリスタ開閉器1は、電力系統3に交
流発電機5を連係する際に連係点7での電力潮流制御で
きる。この開閉器1は、サイリスタスイッチ11と、制
御手段13とからなる。サイリスタスイッチ11は、各
相に設けたスイッチ回路SWu,SWv,SWwからな
る。各スイッチ回路SWu,SWv及びSWwは、二つ
のサイリスタThを逆並列接続したものからなる。制御
手段13は、交流周波数の1サイクル中、電圧を基準と
して1回出力される電気角π/3ラジアン以内のシング
ルパルスのゲート信号を各サイリスタに供給でき、投入
時には、全サイリスタに一定時間常時ゲート信号を与え
た後に通常時のゲート信号を供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統に交流発電機
を連係する際に連係点での電力潮流制御に使用される三
相サイリスタ開閉器に関する。更に詳細すると、本発明
は、入力されるエネルギー量を調整できない小規模な交
流発電機が電力系統に連係されている時に、電流が発電
機から電力系統側に適正な位相で向かうように設定さ
れ、この位相範囲内において自動運転可能とした三相サ
イリスタ開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、風力や水力等の自然エネルギーを
利用して発電する回転型交流発電機としては、同期発電
機や誘導発電機が挙げられる。これら同期発電機や誘導
発電機を電力系統に連係する場合には、次のようにして
いる。
【0003】まず、同期発電機の場合には、ガバナー制
御や界磁制御により電力系統に流れ込む有効・無効電力
を制御することにより、電力系統との連係点の電力潮流
制御を行っている。
【0004】また、誘導発電機の場合には、ガバナー制
御により主として有効電力を制御し、あるいは交流から
直流に一時変換して再び交流に変換するAC/ACコン
バータを介して有効・無効電力の制御をすることによ
り、電力系統との連係点の電力潮流制御を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電力系統との連係点で電力潮流制御を行う装置は、複
雑で装置規模も大きくなるため、規模の比較的大きな発
電機の場合には適当であるが、入力されるエネルギー量
を調整できないような小規模な交流発電機を電力系統に
連係する場合には適当でなかった。
【0006】本発明は、電力潮流制御が困難な小規模の
回転型交流発電機を簡単かつ確実に電力系統に連係でき
るようにした三相サイリスタ開閉器を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、電力系統に交流発電機を連係する際に連
係点での電力潮流制御に使用される三相サイリスタ開閉
器において、一相当たり少なくとも2個のサイリスタが
逆並列接続されてなるスイッチ回路を各相毎に設けてな
るサイリスタスイッチと、交流周波数の1サイクル中電
圧を基準として1回出力される電気角π/3ラジアン以
内のシングルパルスのゲート信号を各サイリスタに対し
て供給することにより、シングルパルスで設定した電気
角の位相範囲内の三相交流電流を通過させることができ
る制御手段とを備えるようにしている。
【0008】また、本発明は、電力系統に交流発電機を
連係する際に連係点での電力潮流制御に使用される三相
サイリスタ開閉器において、一相当たり少なくとも2個
のサイリスタが逆並列接続されてなるスイッチ回路を各
相毎に設けてなるサイリスタスイッチと、交流周波数の
1サイクル中電圧を基準として1回出力される電気角π
/3ラジアン以内のシングルパルスのゲート信号を各サ
イリスタに対して供給することにより、シングルパルス
で設定した電気角の位相範囲内の三相交流電流を通過さ
せることができるとともに、サイリスタスイッチを投入
するときに、一定時間全サイリスタに常時ゲート信号を
供給できる制御手段とを備えるようにしている。
【0009】
【作用】したがって、請求項1記載の発明によれば、制
御手段が交流電圧の相電圧を基準として電気角π/3ラ
ジアン以内で設定した位相範囲内の三相交流電流が通過
できるゲート信号を各サイリスタに与えているので、三
相交流電流が当該位相範囲より遅れ位相となった場合に
は、交流1/2サイクル以内で三相の電流が全て遮断さ
れることになる。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明と同様に、制御手段が、交流電圧の相電
圧を基準として電気角π/3ラジアン以内で設定した位
相範囲内の三相交流電流が通過できるゲート信号を各サ
イリスタに与えているので、三相交流電流が当該位相範
囲より遅れ位相となった場合には、交流1/2サイクル
以内で三相の電流が全て遮断されることになる。
【0011】更に、請求項2記載の発明の場合、投入す
るときには、制御手段から、一定時間全てのサイリスタ
に常時ゲート信号を与えることができるので、電流の位
相に関係なくサイリスタスイッチが一時的に投入される
ことになる。その後、制御手段が、交流電圧の相電圧を
基準として電気角π/3ラジアン以内で設定した位相範
囲内の三相交流電流が通過できるゲート信号を各サイリ
スタに与えることにより、電流の位相が前記設定位相範
囲内であれば投入されたままとなり、遅れていれば遮断
されることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0013】図1に、本発明の三相サイリスタ開閉器の
実施例を示す。この三相サイリスタ開閉器1は、電力系
統3に交流発電機5を連係する際に連係点7での電力潮
流制御に使用される装置であり、サイリスタスイッチ1
1と、制御手段13とから構成されている。
【0014】サイリスタスイッチ11は、u相に設けら
れたスイッチ回路SWuと、v相に設けられたスイッチ
回路SWvと、w相に設けられたスイッチ回路SWwと
からなる。スイッチ回路SWuは、2個のサイリスタT
1 ,Th2 を逆並列接続されて構成されている。スイ
ッチ回路SWvは、2個のサイリスタTh3 ,Th4
逆並列接続されて構成されている。スイッチ回路SWw
は、2個のサイリスタTh5 ,Th6 が逆並列接続され
て構成されている。
【0015】また、制御手段13は、電力系統3の相電
圧を検出する電圧検出器PTu,PTv,PTwと、こ
れら電圧検出器PTu,PTv,PTwからの検出電圧
を取り込み、これら検出信号を基に所定のゲート信号を
形成して各サイリスタTh1〜Th6 のゲート端子に供
給するゲートパルス発生装置CTLとからなる。このゲ
ートパルス発生装置CTLは、例えば、AD変換器、所
定の定数や必要なプログラムを記憶するRAM、処理プ
ログラム等を記憶するROM、処理プログラムにより所
定の処理を実行するCPU、及びCPUからの指令に基
づいてゲートパルスを形成する回路等から構成するか、
または専用回路で構成すればよい。また、ゲートパルス
発生装置CTLは、取り込んだ交流電圧の交流周波数の
1サイクル中1回出力される電気角π/3ラジアン以内
のシングルパルスのゲート信号を各サイリスタTh1
Th6 のゲート端子に対して供給できるように構成され
ている。また、ゲートパルス発生装置CTLは、前記サ
イリスタスイッチを投入するときに、一定時間常時ゲー
ト信号を全サイリスタTh1 〜Th6 のゲート端子に与
え、その後に電気角π/3ラジアン以内のシングルパル
スのゲート信号を所定のタイミングで各サイリスタTh
1 〜Th6 のゲート端子に供給できるようにも構成され
ている。
【0016】このように構成された実施例の作用を図1
を基に図2と図3を参照して説明する。
【0017】図2に、本実施例の遮断時における動作を
説明するためのタイミングチャートを示す。また、図2
では、横軸に電気角ωt〔ラジアン〕が、縦軸には、相
電圧eu,ev,ew、相電流iu,iv,iw、各サ
イリスタTh1 〜Th6 毎のゲート信号がそれぞれ示さ
れている。
【0018】いま、ゲートパルス発生装置CTLから相
電圧のゼロクロス点を基準としたパルス幅αラジアンの
シングルパルスのゲート信号を与えることにより、電気
角αラジアン以内の遅れ三相交流電流が交流発電機5か
ら電力系統3に流れるように設定されているものとす
る。ここで、電気角ωt=πの直前のωt=ωt0 で電
流位相が急変してαラジアンより大きいβラジアンとな
ったときの電流遮断の動作を以下に説明する。
【0019】(i)π<ωt≦αの期間 u相のサイリスタTh2 にゲート信号がゲートパルス発
生装置CTLから与えられているが、電流iu,iv,
iwの位相遅れが電気角ωt0 以降大きいため、ゲート
信号がサイリスタTh2 に与えられているにもかかわら
ず、サイリスタTh1 はオン状態を継続し、またサイリ
スタTh2 は点弧しない。なお、v相のスイッチ回路S
WvはサイリスタTh3 が、w相のスイッチ回路SWw
はサイリスタTh6 がオン状態にある。
【0020】(ii) π+α<ωt≦π+βの期間 u相のサイリスタTh2 にはゲートパルス発生装置CT
Lからのゲート信号が与えられなくなり、かつサイリス
タTh1 はπ+βの時点で消弧するので、u相のスイッ
チ回路SWuはオフ状態となる。なお、v相のスイッチ
回路SWvはサイリスタTh3 が、w相のスイッチ回路
SWwはサイリスタTh6 がオン状態にある。
【0021】(iii)π+β<ωt≦4π/3の期間 v相のスイッチ回路SWvはサイリスタTh3 が、w相
のスイッチ回路SWwはサイリスタTh6 がオン状態に
あり、v相、w相には単相電流が流れる。この単相電流
は、u相のスイッチ回路SWuが遮断される前の電流値
と較べて、振幅が√3/2倍となり、位相がv相がπ/
6進み、w相がπ/6遅れとなって正負対象な波形とな
る。
【0022】(iv) 4π/3<ωt≦4π/3+αの期
間 サイリスタTh5 にゲートパルス発生装置CTLからゲ
ート信号が供給されるが、w相のスイッチ回路SWwの
サイリスタTh6 がオン状態であって、同サイリスタT
5 は点弧しない。なお、v相のスイッチ回路SWvは
サイリスタTh3 がオン状態である。
【0023】(v)4π/3+α<ωt≦5π/3の期間 スイッチ回路SWwのサイリスタTh5 へのゲート信号
はゲートパルス発生装置CTLから供給されなくなる
が、スイッチ回路SWvのサイリスタTh3 とスイッチ
回路SWwのサイリスタTh6 のオン状態は継続する。
【0024】(vi) 5π/3<ωt≦3π/2+βの期
間 スイッチ回路SWvのサイリスタTh4 にゲートパルス
発生装置CTLからゲート信号が供給されるが、スイッ
チ回路SWvのサイリスタTh3 がオン状態であるの
で、サイリスタTh4 に転流しない。そして、スイッチ
回路SWvのサイリスタTh3 とスイッチ回路SWwの
サイリスタTh6 は、3π/2+βの時点における電流
のゼロクロス点において消弧し、三相のスイッチ回路S
Wu,SWv,SWwともオフとなる。
【0025】(vii) 3π/2+β<ωt≦5π/3+
αの期間 スイッチ回路SWvのサイリスタTh4 にゲート信号が
供給されているが、スイッチ回路SWuのサイリスタT
2 と、スイッチ回路SWwのサイリスタTh5 がオフ
状態のため点弧しない。
【0026】(viii) 5π/3+α<ωtの期間 各スイッチ回路SWuの各サイリスタTh1 ,Th2
スイッチ回路SWvの各サイリスタTh3 ,Th4 、ス
イッチ回路SWwの両サイリスタTh5 ,Th6 には、
ゲートパルス発生装置CTLから所定のタイミングでゲ
ート信号が供給されるが、他の相のサイリスタThとゲ
ート信号が重ならないので、サイリスタTh2 が点弧せ
ず、オフ状態が継続することになる。
【0027】上述したように逆並列接続したサイリスタ
Thn ,Thn+1 の内の、例えばサイリスタThn
は、その相電圧が正から負に変わるタイミングで立ち上
げて電気角π/3ラジアン以内の位相設定値αのパルス
幅のシングルパルスのゲート信号を、他のサイリスタT
n+1 には当該相電圧が負から正に変化するタイミング
で立ち上げて電気角π/3ラジアン以内の位相設定値α
のパルス幅のシングルパルスのゲート信号を、それぞれ
与えることにより、三相交流電流iu,iv,iwが相
電圧を基準とした電気角αの遅れ位相の範囲を逸脱した
場合には、交流の1/2サイクルの以内の高速で三相と
も遮断されることになる。
【0028】以上のようにして本実施例では、電力系統
3に交流発電機5を連係する際に連係点7において、電
力潮流を遮断することができる。
【0029】また、本実施例のように、シングルパルス
のゲート信号を各サイリスタThのゲートに供給される
方式にあっては、一度電流が遮断されると、ゲート信号
が各サイリスタThのゲートに供給されていても、再投
入されることがない。
【0030】したがって、投入する場合には、次のよう
にする。すなわち、上記実施例において、上述したよう
に遮断された後に、投入するときには、ゲートパルス発
生装置CTLから全てのサイリスタTh1 〜Th6 に、
一定時間常時ゲート信号を与える。これにより、三相サ
イリスタ開閉器1は、電流の位相に関係なく一時的に投
入され、発電機連係直後の潮流が不安定な状態での連係
を維持する。
【0031】その後、ゲートパルス発生装置CTLで
は、投入から切り換えて、再び、電気角π/3ラジアン
以内の遅れ三相交流電流が通過できるシングルパルスの
ゲート信号を所定のタイミングで各サイリスタTh1
Th6 に供給する。これにより、三相サイリスタ開閉器
1は、電流の位相が前記位相範囲にあれば連係を継続す
るが、電流位相が位相範囲内に戻っていなければ再び遮
断されることになる。
【0032】このように本実施例によれば、サイリスタ
の特性により電流位相を自動的に選択するため、電力潮
流を検出するための装置や、複雑な制御装置を使用する
ことがなく、発電機を適正な力率で電力系統に電力潮流
を流す条件にあるときに自動的に連係されることにな
る。
【0033】図3に、本実施例の投入時における動作を
説明するためのタイミングチャートを示す。また、図3
では、横軸に電気位相角ωt[ラジアン]が、縦軸に
は、相電圧eu,ev,ew、相電流iu,iv,i
w、各サイリスタのTh1 〜Th6 毎のゲート信号がそ
れぞれ示されている。
【0034】いま、サイリスタ開閉器投入後ωt1 の期
間はゲートパルス発生装置CTLから全てのサイリスタ
にゲート信号を与えることによりどのような電流でも流
れることができ、ωt1 後の期間は相電圧ゼロクロス点
を基準としたパルス幅αのシングルパルスのゲート信号
を与えることにより電気角αラジアン以内の遅れ三相交
流電圧が交流発電機5から電力系統3に流れるように設
定されているものとする。ここで、電気角ωt=0の位
相で開閉器を投入したときの動作を以下に説明する。
【0035】(i)0<ωt<ωt1 の期間 ωt=0で開閉器が投入されると発電機5と電力系統3
の間で電流が流れ始めるが、投入直後は発電機5と電力
系統3の周波数、電圧振幅、位相の差による電位差と発
電機5と電力系統3の内部リアクタンス成分のため過渡
電流が流れる。この過渡電流は振幅、位相、方向等が複
雑な変化をして、電流ゼロクロス点も不安定になり、パ
ルスゲート信号のタイミングから外れることになる。そ
のため過渡電流が収束して安定するまでの期間は全ての
サイリスタに常にゲート信号を与えてタイミングが外れ
ても開閉器のオン状態を維持する。また、過渡電流が収
束する期間は開閉器投入時の発電機5と電力系統3の各
種定数によってきまり、全てのサイリスタに常にゲート
信号を与え続ける期間を過渡電流が収束する期間以上に
長くすれば発電機5と電力系統3は確実に連係される。
【0036】(ii)ωt1 ≦ωtの期間 ωt=ωt1 では過渡電流が収束しているので電流潮流
も安定しており、ゲート信号を所定のタイミングで与え
るシングルパルスにすると、先に説明したとおり電流位
相βとパルス幅αによって開閉器のオンとオフの状態が
きまる。β<αであれば開閉器はオン状態を維持し、図
3のωt1 ≦ωt期間に示す電流が流れる。β>αであ
れば、上述したように開閉器は図2のπ≦ωt期間に示
す動作で開閉器が遮断される。
【0037】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、サイリスタの特性により電流位
相を自動的に選択するため、電力潮流を検出するための
装置や、複雑な制御装置を使用することがなく電力系統
に連係できる。
【0038】また、請求項2記載の発明によれば、サイ
リスタの特性により電流位相を自動的に選択するため、
電力潮流を検出するための装置や、複雑な制御装置を使
用することがなく、また、発電機を適正な力率で電力系
統に電力潮流を流す条件にあるときに自動的に連係され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三相サイリスタ開閉器の実施例を示す
ブロック図である。
【図2】同実施例の遮断時の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図3】同実施例の投入時の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1 三相サイリスタ開閉器 3 電力系統 5 交流発電機 7 連係点 11 サイリスタスイッチ 13 制御手段 SWu,SWv,SWw スイッチ回路 Th1 〜Th6 サイリスタ CTL ゲートパルス発生装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統に交流発電機を連係する際に連
    係点での電力潮流制御に使用される三相サイリスタ開閉
    器において、一相当たり少なくとも2個のサイリスタが
    逆並列接続されてなるスイッチ回路を各相毎に設けてな
    るサイリスタスイッチと、交流周波数の1サイクル中電
    圧を基準として1回出力される電気角π/3ラジアン以
    内のシングルパルスのゲート信号を前記各サイリスタに
    対して供給することにより、前記シングルパルスで設定
    した電気角の位相範囲内の三相交流電流を通過させるこ
    とができる制御手段とを備えたことを特徴とする三相サ
    イリスタ開閉器。
  2. 【請求項2】 電力系統に交流発電機を連係する際に連
    係点での電力潮流制御に使用される三相サイリスタ開閉
    器において、一相当たり少なくとも2個のサイリスタが
    逆並列接続されてなるスイッチ回路を各相毎に設けてな
    るサイリスタスイッチと、交流周波数の1サイクル中電
    圧を基準として1回出力される電気角π/3ラジアン以
    内のシングルパルスのゲート信号を前記各サイリスタに
    対して供給することにより、前記シングルパルスで設定
    した電気角の位相範囲内の三相交流電流を通過させるこ
    とができるとともに、前記サイリスタスイッチを投入す
    るときに、一定時間全サイリスタに常時ゲート信号を供
    給できる制御手段とを備えたことを特徴とする三相サイ
    リスタ開閉器。
JP5193892A 1993-07-12 1993-07-12 三相サイリスタ開閉器 Pending JPH0731061A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103107725A (zh) * 2013-02-06 2013-05-15 浙江大学 一种具有直流电压反向功能的多电平换流器

Cited By (2)

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CN103107725A (zh) * 2013-02-06 2013-05-15 浙江大学 一种具有直流电压反向功能的多电平换流器
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