JPH07307794A - インターフェース識別子試験方法及び装置 - Google Patents

インターフェース識別子試験方法及び装置

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JPH07307794A
JPH07307794A JP7057345A JP5734595A JPH07307794A JP H07307794 A JPH07307794 A JP H07307794A JP 7057345 A JP7057345 A JP 7057345A JP 5734595 A JP5734595 A JP 5734595A JP H07307794 A JPH07307794 A JP H07307794A
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Withdrawn
Application number
JP7057345A
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English (en)
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Tomoyuki Watabe
智之 渡部
Masahisa Ishikawa
正久 石川
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Integrated Microtechnology Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Integrated Microtechnology Ltd
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Publication date
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  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線交換信号転送用チャネルを含むインター
フェースとそれを含まない少なくとも1つのインターフ
ェースとによって相互に接続された局側装置と加入者側
装置とのそれぞれにおいて、各インターフェースに付与
されたインターフェース識別子が、相互に一致している
ことを確認するためのインターフェース識別子試験方法
及び装置に関し、インターフェース識別子の確認を簡便
な操作で行なうことのできるインターフェース識別子試
験方法と装置を提供する。 【構成】 試験すべきインターフェースの識別子を含む
試験開始指示メッセージを送り(ステップ102)、そ
の応答を待って(ステップ110)、試験すべきインタ
ーフェース上のBチャネルを使って折り返し試験を行な
う(ステップ112、114)を備え構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線交換信号転送用チ
ャネルを含むインターフェースとそれを含まない少なく
とも1つのインターフェースとにおいて、相互に接続さ
れた局側装置と加入者側装置とのそれぞれにおいて各イ
ンターフェースに付与されたインターフェース識別子
が、相互に一致していることを確認するためのインター
フェース識別子試験方法及び装置、特にISDNにおけ
るDチャネルと複数のBチャネルで構成される一次群
(PRI)インターフェース(23B+Dインターフェ
ース、又は30B+Dインターフェース)と、複数のB
チャネルのみで構成される複数の一次群インターフェー
ス(24Bインターフェース又は31Bインターフェー
ス)とにより相互に接続された局用交換機とISDN加
入者装置(特に構内交換機:PBX)とのそれぞれにお
いて付与されたインターフェース識別子が、相互に一致
していることを確認するためのインターフェース識別子
試験方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PRIインターフェースには、複数(2
3又は30)のユーザ情報転送用チャネル(Bチャネ
ル)と1つの回線交換信号転送用チャネル(Dチャネ
ル)から構成されるもの(23B+Dインターフェース
又は30B+Dインターフェースと呼ぶ。)と、複数
(24又は31)のユーザ情報転送用チャネルのみから
構成されるもの(24Bインターフェース又は31Bイ
ンターフェースと呼ぶ。)との二種類がある。後者は前
者のみでは1加入者が要求する伝送容量を満足し得ない
とき、前者の伝送容量を補うものとして用いられる。
【0003】この様に、局用交換機と1台のISDN加
入者装置(例えばPBX)が複数のPRIインターフェ
ースで結ばれる場合、そのインターフェース群はDチャ
ネルを含んだインターフェース1つと、Bチャネルのみ
から構成されるインターフェースが幾つか集まって構成
される。このインターフェース群上のBチャネルの呼制
御は全て、当該インターフェース群にある1つのDチャ
ネルを使用したレイヤ3メッセージの遣り取りにより行
なわれる。したがって、この場合のレイヤ3呼制御処理
では、インターフェース群のどのBチャネルを使った呼
であるかを認識するために1つのインターフェース群内
のインターフェース一つ一つにインターフェース識別子
(Int.ID.)を付け、一方、各インターフェース
上のBチャネルには1から順に番号を付けている。前者
のインターフェース識別子は、PRIインターフェース
群を構築する際に、局用交換機とISDN加入者装置と
にそれぞれ割り付けられる。
【0004】したがって、もし仮に局用交換機とISD
N加入者装置との間でインターフェース識別子が一致し
ていなければ、レイヤ3による呼制御処理そのものは見
かけ上正常に行なわれるが、局用交換機とISDN加入
者装置はそれぞれ違うインターフェース上の同一番号の
Bチャネルをハントするため、Bチャネルのパスがつな
がらず、音声信号等のユーザ情報が正しく遣り取りでき
ず通話が出来ない等の問題が発生する。
【0005】この様な問題を回避するために、インター
フェース識別子の一致を確認する方法として、PRIイ
ンターフェース群構築後、運用開始前に、全インターフ
ェースに対して実際に呼を設定して、正常な通信が可能
か否かのテストを行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】局用交換機とISDN
加入者装置との間を複数のPRIインターフェースで結
ぶという機能は、ごく最近開発された機能であるため、
その呼制御で必須なPRIインターフェース識別子が局
用交換機とISDN加入者装置との間で一致しているか
否かを確認するためには、確認したいインターフェース
上のBチャネルを使って実際に呼を設定して呼処理を行
なうしか方法がない。
【0007】また、Bチャネルのハント方式として、1
インターフェース上のBチャネルを全て使い切った後次
のインターフェース上のBチャネルを順にハントしてい
る。したがって、例えばInt.ID.=aの1本の2
3B+DインターフェースとInt.ID.=b〜zの
n−1本の24Bインターフェースからなるインターフ
ェース群が組まれていると仮定する。この時、Int.
ID.=bのインターフェースについて、呼のInt.
ID.が局用交換機とISDN加入者装置との間で一致
しているかを確認するためには、少なくとも24の呼を
つくらなければならない。Int.ID.=zに至って
は、23+24×(n−2)+1の呼をつくる以外にI
nt.ID.が一致しているか否かを確認する方法がな
く、非常に手間が掛かるという問題がある。
【0008】また、既に稼働中のISDN加入者装置に
対してインターフェースの増設を行なう場合、その確認
を行なうために上記の様な操作を行なうことは既存のイ
ンターフェースの運用に影響を及ぼすという問題もあ
る。
【0009】本発明の目的は、インターフェース識別子
の確認を簡便な操作で行なうことのできるインターフェ
ース識別子試験方法と装置を提供することにある。さら
に、本発明の他の目的は、インターフェースの増設の際
に、既存のインターフェースの運用に影響を及ぼすこと
なく、増設された特定のインターフェースについての識
別子の確認が可能なインターフェース識別子試験方法と
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段並びに作用】本発明によれ
ば、回線交換信号転送用チャネルを含むインターフェー
スと回線交換信号転送用チャネルを含まない少なくとも
1つのインターフェースとによって相互に接続された局
側装置と加入者側装置とのそれぞれにおいて、各インタ
ーフェースに付与されたインターフェース識別子が、局
側装置と加入者側装置との間で一致していることを確認
するためのインターフェース識別子試験方法であって、
インターフェース識別子を含み試験の開始を指示する試
験開始メッセージを、該回線交換信号転送用チャネルを
介して、局側装置及び加入者側装置のいずれか一方から
他方へ送出し、試験開始メッセージの送出後において、
該試験開始メッセージに含まれるインターフェース識別
子が付与されていると認識するインターフェースを使っ
て、該局側装置と加入者側装置との間で試験信号の折り
返し試験を行なうステップを具備するインターフェース
識別子試験方法が提供される。
【0011】また、本発明によれば、回線交換信号転送
用チャネルを含むインターフェースと回線交換信号転送
用チャネルを含まない少なくとも1つのインターフェー
スとによって相互に接続された局側装置と加入者側装置
とのそれぞれにおいて、各インターフェースに付与され
たインターフェース識別子が、局側装置と加入者側装置
との間で一致していることを確認するためのインターフ
ェース識別子試験装置であって、インターフェース識別
子を含み試験の開始を指示する試験開始メッセージを、
該回線交換信号転送用チャネルを介して送出する試験開
始信号送出部と、試験開始メッセージの送出後におい
て、該試験開始メッセージに含まれるインターフェース
識別子が付与されていると認識するインターフェース上
に試験信号を送出する試験信号送出部と、該インターフ
ェースを経て折り返されて戻る試験信号の受信を確認す
る試験信号受信部とを具備するインターフェース識別子
試験装置も提供される。
【0012】さらに、本発明によれば、回線交換信号転
送用チャネルを含むインターフェースと回線交換信号転
送用チャネルを含まない少なくとも1つのインターフェ
ースとによって相互に接続された局側装置と加入者側装
置とのそれぞれにおいて各インターフェースに付与され
たインターフェース識別子が、局側装置と加入者側装置
との間で一致していることを確認するためのインターフ
ェース識別子試験装置であって、インターフェース識別
子を含み試験の開始を指示する試験開始メッセージを、
該回線交換信号転送用チャネルを介して受信する試験開
始信号受信部と、試験開始メッセージの受信後、該試験
開始メッセージに含まれるインターフェース識別子が付
与されていると認識するインターフェースについて受信
される試験信号の折り返しを行なうインターフェース折
返部を具備するインターフェース識別子試験装置も提供
される。
【0013】
【実施例】図1は本発明が適用される複数のPRIイン
ターフェースで局用交換機に接続されたISDN加入者
装置を表わす図である。ISDN加入者装置10、例え
ば構内交換機(PBX)は、1本の23B+Dインター
フェース12とn−1本の24Bインターフェース14
とにより構成されるn本のインターフェースから成るP
RIインターフェース群16により、局用交換機18に
接続される。
【0014】ISDN加入者装置10及び局用交換機1
8において、それぞれのインターフェースにはInt.
ID.=a〜zが付されている。前述したように、両者
に不一致があっても、Dチャネルどうしは確実に接続さ
れるので呼制御処理は見かけ上正常にできても、実際に
通話に使われるBチャネルは正常に接続されない。
【0015】図2はInt.ID.の一致の確認のため
に、本発明により新たに定義されたレイヤ3メッセージ
の形式を表わす。図2に示されたメッセージは、CCI
TT勧告Q.931にしたがって、プロトコル識別子2
0、呼番号の長さをオクテット数で表わす呼番号長2
2、呼番号値24、メッセージ種別26、及び3つの情
報要素:Bチャネル指定情報要素、試験指定情報要素、
及び着番号情報要素からなっている。
【0016】プロトコル識別子20としては、ユーザ網
呼制御メッセージを表わす“00001000”が使用
される。呼番号値24としては、グローバル呼番号“0
0……0”が使用される。メッセージ種別26には、表
4−2/Q.931中で未定義の値が、指示メッセージ
及びそれに対する応答メッセージのために2つ使用され
る。
【0017】Bチャネル指定情報要素は、図4−28/
Q.931にしたがう形式を有しており、テストしたい
インターフェースのインターフェース識別子34と、B
チャネルのチャネル番号36が含まれている。
【0018】試験指定情報要素は本発明により新たに導
入された情報要素であり、情報要素の一般的な形式(図
4−7c)/Q.931)にしたがっている。試験指定
のための情報要素であることを示す情報要素識別子38
としては、表4−3/Q.931において未定義の値が
使用される。試験開始メッセージであるか試験終了メッ
セージであるかを示す情報40としては、例えば試験開
始メッセージに対し“0”が、試験終了メッセージに対
しては“1”が用いられる。試験種別42としては、本
発明のインターフェース識別子試験に対しては“0”を
用い、他の値は将来定義される他の試験に使用される。
【0019】着番号情報要素は図4−4/Q.931に
したがう形式を有しており、局用交換機18において特
定のISDN加入者装置10との間でインターフェース
識別子を試験するときに使用される。ISDN加入者装
置10においてインターフェース識別子試験を行なうと
きは、着番号情報要素に代えて、図4−16/Q.93
1の発番号情報要素が使用される。
【0020】図3は局用交換機の側からインターフェー
ス識別子試験を行い、それが正常に終了したときのシー
ケンスを表わす。局用交換機18において、インターフ
ェース識別子試験を指示するコマンドが入力されると、
図2を参照して説明された形式の試験開始指示メッセー
ジが23B+Dインターフェース12(図1)のDチャ
ネルを介してISDN加入者装置10へ送られる(ステ
ップ102)とともに、試験開始応答待ちタイマが起動
される(ステップ104)。試験開始指示メッセージを
受け取ったISDN加入者装置10はメッセージ内の着
番号情報要素に含まれる情報が自己の保持する情報と一
致するか否かを判定し(ステップ106)、一致してい
れば、メッセージ中に指定されたインターフェース上の
Bチャネルについて折り返しパスを設定し(ステップ1
08)、受け取ったメッセージ中のメッセージ種別26
のみを変更した応答メッセージを、Dチャネルを介して
局用交換機18へ返す(ステップ110)。
【0021】試験開始応答タイマがタイムアウトする前
に試験開始応答メッセージを受け取った局用交換機18
は、指定されたインターフェース上のBチャネルに試験
信号を送出し(ステップ112)、それはISDN加入
者装置10において折り返されて局用交換機18へ戻る
(ステップ114)。折り返された信号が正常であれば
(ステップ116)、図2を参照して説明された形式の
試験終了指示メッセージをDチャネルを介してISDN
加入者装置10へ送出する(ステップ118)とともに
試験終了応答待ちタイマを起動する(ステップ12
6)。
【0022】試験終了指示メッセージを受け取ったIS
DN加入者装置10は指定されたインターフェース上の
Bチャネルの折り返しパスの設定を解放し(ステップ1
20)、試験終了応答メッセージを局用交換機18へ返
す(ステップ122)。試験終了応答メッセージを受け
取った局用交換機18は試験が正常に終了したことを示
す表示を出力する(ステップ124)。
【0023】図4はインターフェース識別子が局用交換
機18とISDN加入者装置10とで一致しないときの
シーケンスを表わす。ステップ112までは図3の場合
と同様に推移するが、ステップ112において局用交換
機18が試験信号を送出したインターフェースとISD
N加入者装置10が折り返しパスを設定しているインタ
ーフェースとが異なるので、試験信号は折り返されず、
折り返し試験の結果は“No”となる(ステップ11
6)。そこで試験終了指示メッセージを送って折り返し
パスを解放した後(ステップ118〜122)、インタ
ーフェース識別子の不一致を示す表示を出力する(ステ
ップ124)。この場合、試験終了指示メッセージを送
って折り返しパスを解放する代わりに、Q.931にし
たがう初期設定要求メッセージ(RESTART)を送
出してISDN加入者装置10のインターフェースの初
期化を行なっても良い。
【0024】図5は試験開始指示メッセージを送った
後、その応答を待っている間に試験開始応答待ちタイマ
がタイムアウトした場合のシーケンスを示す。この場
合、インターフェース初期設定要求メッセージを送って
ISDN加入者装置10のインターフェースを初期化す
る。
【0025】図6は試験開始指示メッセージに対して、
理由表示情報要素(CAUSE)を含む状態表示メッセ
ージ(STATUS)が返ってきた場合のシーケンスを
示す。この場合、送られてきた理由表示情報要素の内容
を出力表示する。
【0026】図7はISDN加入者装置10の側からイ
ンターフェース識別子の試験を行なう場合のシーケンス
を示す。この場合も、ISDN加入者装置10と局用交
換機18の動作が入れ替わるだけで図3を参照して説明
したシーケンスと同様である。メッセージには着番号情
報要素の代わりに発番号情報要素が含まれる。
【0027】図8は本発明のインターフェース識別子試
験装置の実施例(1)を表わす図である。図中の10は
ネットワーク(図中NWと示す)10A、中央制御装置
(図中CCと示す)10B、主記憶装置10Cからなる
ISDN加入者装置10を示し、主記憶装置10Cに
は、局用交換機インターフェースデータ10C1、呼状
態管理データ10C2が設けられている。18はネット
ワーク18A、中央制御装置18B、主記憶装置18C
からなる局用交換機18を示し、主記憶装置18Cに
は、加入者サービス管理データ18C1、呼状態管理デ
ータ18C2が設けられている。
【0028】200は本発明によるインターフェース識
別子試験装置を示し、210は試験開始信号送出部、2
20は試験信号送出部、230は折り返されて戻ってき
た試験信号の受信を確認する試験信号受信部である。
【0029】図の構成において、インターフェース識別
子試験装置200の試験開始信号送出部210から、使
用するインターフェースを指定して、試験開始メッセー
ジを送出し、受信信号受信部130で折り返されてきた
試験信号の正常受信を確認することにより、インターフ
ェース識別子の整合を確認することができる。
【0030】図9は本発明の実施例のデータ構成を表わ
す図である。(A)は局用交換機18内の加入者サービ
ス管理データ18C1の構成を示し、1加入者分のデー
タを示している。このデータは加入者ごとに、その加入
者に提供するサービスを管理するデータと、インターフ
ェース番号とインターフェース識別子の対応表を備えて
いる。
【0031】(B)は呼状態管理データ18C2であ
り、Bチャネル番号はその呼により使用されるBチャネ
ル、インターフェース識別子の情報であり、NWパス情
報はその呼が接続されるネットワーク中でのパスの情報
であり、、呼状態は空き、通話中、リンギング中、数字
受信中等ISDNレイヤ3呼処理で使用する状態を示
す。本発明では、呼状態として「試験中」を追加してい
る。その他従来の呼処理情報はタイマ制御を行なう場合
のタイマの設定等に関する情報である。また、ISDN
加入者装置10の呼状態管理データ10C2も同じ構成
としている。
【0032】(C)はISDN加入者装置内の局用交換
機インターフェースデータ10C1を示し、加入者電話
番号とインターフェース番号とインターフェース識別子
との対応表を備えている。
【0033】図10は本発明のインターフェース識別子
試験装置の実施例(2)を表わす図である。図10にお
いては、図8で説明したインターフェース識別子試験装
置200の試験開始信号送出部210に、使用するBチ
ャネルを指定するBチャネル指定部211と、試験開始
メッセージを送出してから、指定の時間内に応答があっ
たことを確認するための計時部240を設けた構成とし
ている。
【0034】さらに、インターフェース識別子試験装置
100が受信側で使用されるための、試験開始信号受信
部250と、受信した試験信号で指定されるインターフ
ェースの折り返しを行なうインターフェース折返部26
0と、さらに、インターフェース折返部260の中にB
チャネルを指定して折り返しを行なうBチャネル折返部
261を設けた構成としている。
【0035】このような、構成をとることにより、同じ
構成のインターフェース識別子試験装置100をISD
N加入者装置10、局用交換機18に接続して、何れ側
からでも、インターフェース識別子の試験を行なうこと
ができる。
【0036】そして、試験開始メッセージの中には、加
入者装置番号のデータを含み、加入者装置番号確認部
(図中装置番号確認部と示す)270で、受信された試
験開始メッセージの中に含まれる加入者装置番号が自分
の持つ加入者装置番号と一致することを確認した後、指
定のインターフェース、情報転送用チャネルの設定を行
なうこともできる。
【0037】図11は本発明の実施例のユーザ情報転送
用チャネル試験のパス接続状態を表わす図である。図は
パスの接続状態を示すためISDN加入者装置10、局
用交換機18はネットワーク10A、18Aのみで表わ
している。以下、その動作を図中の丸付き数字の順で説
明する。
【0038】 インターフェース識別子試験装置20
0からインターフェース識別子試験を指示するコマンド
が入力されると、試験開始メッセージをDチャネルを介
してISDN加入者装置10に送出するとともに、試験
信号送出部220、試験信号受信部230との間のパス
c1−e、d1−fを張る。
【0039】 試験開始メッセージを受信したISD
N加入者装置10は、該メッセージ内の着番号情報要素
に含まれる情報要素が自己のもつ情報と一致するか否か
を判定し、一致していれば、該メッセージ中に指定され
たインターフェース上のBチャネルについて折返しパス
(a1−b1間の折返しパス)を設定し、受信したメッ
セージ中のメッセージ種別のみを変更した応答メッセー
ジをDチャネルを介して局用交換機18に返送する。
【0040】 計時部240がタイムアウトとなる前
に、試験開始応答メッセージを受信した局用交換機18
は、試験信号送出部220から試験信号を送出する。送
出された試験信号はISDN加入者装置10で折り返さ
れて局用交換機18に戻ってくる。試験信号送受信部2
30は送出した試験信号と折り返されて受信した試験信
号とを比較することにより、ビット誤り率を算出し、伝
送品質を測定する。 ISDN加入者装置10で折り返された試験信号を
受信し、試験が終了したときは、試験終了メッセージを
Dチャネルを介して送出するとともにパスc1−e、d
1−fを解放する。
【0041】 試験終了指示メッセージを受信したI
SDN加入者装置10は指定されたインターフェース上
のBチャネルの折返しパス(a1−b1間の折返しパ
ス)を解放する。
【0042】 試験終了応答メッセージを受信した局
用交換機18は正常終了したことを示す表示を出力す
る。 このように、インターフェース識別子試験装置200を
使用することにより、簡単にインターフェース識別子の
試験を行なうことができる。また、ISDN加入者装置
10、局用交換機18には、通常、図8に示したように
保守コンソール300を備えている。このような保守コ
ンソール300にインターフェース識別子試験装置20
0の機能を合わせてもたせるようにして、1つの装置と
して構成することも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の結果がもたらされる。 インターフェース識別子の確認が簡単にできる。
【0044】 PRIインターフェース群構築時、電
話端末を用い多数の呼を発生させることなくインターフ
ェース識別子の確認ができるため交換機に対する負荷を
軽減できる。
【0045】 既に稼働中のISDN加入者に対しイ
ンターフェース増設を行なう時、既存インターフェース
に影響を与えることなく、非課金状態での接続確認がで
きる。
【0046】 今後、同じ様な試験の要求が生じた場
合、試験指定情報要素中の試験種別の指定を変えること
により試験可能となる。 〜の機能を持つインターフェース識別子試験装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるシステムの構成を表わす図
である。
【図2】インターフェース識別子確認試験のために新規
に定義されたレイヤ3メッセージの形式を表わす図であ
る。
【図3】局用交換機からのインターフェース識別子試験
におけるシーケンスを表わす図である。
【図4】インターフェース識別子に不一致があった場合
のシーケンスを表わす図である。
【図5】試験開始指示メッセージに応答がなかった場合
のシーケンスを表わす図である。
【図6】試験開始指示メッセージに対して状態表示メッ
セージが返った場合のシーケンスを表わす図である。
【図7】ISDN加入者装置から試験を行なう場合のシ
ーケンスを表わす図である。
【図8】本発明のインターフェース識別子試験装置の実
施例(1)を表わす図である。
【図9】本発明の実施例のデータ構成を表わす図であ
る。
【図10】本発明のインターフェース識別子試験装置の
実施例(2)を表わす図である。
【図11】本発明の実施例のユーザ情報転送用チャネル
試験のパス接続状態を表わす図である。
【符号の説明】
10 ISDN加入者装置 10A、18A ネットワーク 10B、18B 中央制御装置 10C、18C 主記憶装置 10C1 局用交換機INFデータ 10C2、18C2 呼状態管理データ 18C1 加入者サービス管理データ 12 23B+Dインターフェース 14 24Bインターフェース 16 PRIインターフェース群 18 局用交換機 200 インターフェース識別子試験装置 210 試験開始信号送出部 211 Bチャネル指定部 220 試験信号送出部 230 試験信号受信部 240 計時部 250 試験開始信号受信部 260 インターフェース折返部 261 Bチャネル折返部 270 加入者装置番号確認部 300 保守コンソール DT ディジタルターミナル 11
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線交換信号転送用チャネルを含むイン
    ターフェースと回線交換信号転送用チャネルを含まない
    少なくとも1つのインターフェースとによっで相互に接
    続された局側装置と加入者側装置とのそれぞれにおい
    て、各インターフェースに付与されたインターフェース
    識別子が、局側装置と加入者側装置との間で一致してい
    ることを確認するためのインターフェース識別子試験方
    法であって、 インターフェース識別子を含み試験の開始を指示する試
    験開始メッセージを、該回線交換信号転送用チャネルを
    介して、局側装置及び加入者側装置のいずれか一方から
    他方へ送出し、 試験開始メッセージの送出後において、該試験開始メッ
    セージに含まれるインターフェース識別子が付与されて
    いると認識するインターフェースを使って、該局側装置
    と加入者側装置との間で試験信号の折り返し試験を行な
    うステップを具備することを特徴とするインターフェー
    ス識別子試験方法。
  2. 【請求項2】 前記回線交換信号転送用チャネルを含む
    インターフェースと前記回線交換信号転送用チャネルを
    含まないインターフェースとは、いずれも複数のユーザ
    情報転送用チャネルを含み、 前記試験開始メッセージは、それに含まれるインターフ
    ェース識別子が与えられたインターフェースに含まれる
    1つのユーザ情報転送用チャネルの指定を含み、 前記折り返し試験は、該試験開始メッセージ中に指定さ
    れたユーザ情報転送用チャネルを使って行なわれること
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記試験開始メッセージの送出後所定時
    間内に該試験開始メッセージへの応答があるか否かを確
    認するステップをさらに具備し、 前記折り返し試験は該応答の確認後に行なわれることを
    特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記折り返し試験の終了後において、試
    験の終了を指示する試験終了メッセージを、前記回線交
    換信号転送用チャネルを介して送出するステップをさら
    に具備することを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記試験開始メッセージは、前記加入者
    側装置の番号のデータを含み、 受信された試験開始メッセージに含まれる加入者側装置
    の番号の一致を確認するステップをさらに具備すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 回線交換信号転送用チャネルを含むイン
    ターフェースと回線交換信号転送用チャネルを含まない
    少なくとも1つのインターフェースとによって相互に接
    続された局側装置と加入者側装置とのそれぞれにおい
    て、各インターフェースに付与されたインターフェース
    識別子が、局側装置と加入者側装置との間で一致してい
    ることを確認するためのインターフェース識別子試験装
    置であって、 インターフェース識別子を含み試験の開始を指示する試
    験開始メッセージを、該回線交換信号転送用チャネルを
    介して送出する試験開始信号送出部と、 試験開始メッセージの送出後において、該試験開始メッ
    セージに含まれるインターフェース識別子が付与されて
    いると認識するインターフェース上に試験信号を送出す
    る試験信号送出部と、 該インターフェースを経て折り返されて戻る試験信号の
    受信を確認する試験信号受信部とを、 とを具備することを特徴とするインターフェース識別子
    試験装置。
  7. 【請求項7】 前項記載のインターフェース識別子試験
    装置において、 前記回線交換信号転送用チャネルを含むインターフェー
    スと前記回線交換信号転送用チャネルを含まないインタ
    ーフェースとは、いずれも複数のユーザ情報転送用チャ
    ネルを含み、 前記試験開始信号送出部に、インターフェース識別子で
    指定されたインターフェースに含まれる1つのユーザ情
    報転送用チャネルを指定する情報チャネル指定部を設け
    たことを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 6項または7項記載のインターフェース
    識別子試験装置において、 前記試験開始信号送出部から試験開始メッセージを送出
    した後の経過時間を計時する計時部を設け、 前記計時部が指定の時間を計時する前に、前記試験開始
    メッセージへの応答があった場合に、前記試験信号送出
    部から試験信号の送出を行なうことを特徴とする請求項
    6又は7記載の装置。
  9. 【請求項9】 回線交換信号転送用チャネルを含むイン
    ターフェースと回線交換信号転送用チャネルを含まない
    少なくとも1つのインターフェースとによって相互に接
    続された局側装置と加入者側装置とのそれぞれにおい
    て、各インターフェースに付与されたインターフェース
    識別子が、局側装置と加入者側装置との間で一致してい
    ることを確認するためのインターフェース識別子試験装
    置であって、 インターフェース識別子を含み試験の開始を指示する試
    験開始メッセージを、該回線交換信号転送用チャネルを
    介して受信する試験開始信号受信部と、 試験開始メッセージの受信後、該試験開始メッセージに
    含まれるインターフェース識別子が付与されていると認
    識するインターフェースについて受信される試験信号の
    折り返しを行なうインターフェース折返部とを具備する
    ことを特徴とするインターフェース識別子試験装置。
  10. 【請求項10】 前記回線交換信号転送用チャネルを含
    むインターフェースと前記回線交換信号転送用チャネル
    を含まないインターフェースとは、いずれも複数のユー
    ザ情報伝送用チャネルを含み、前記試験開始メッセージ
    は、それに含まれるインターフェース識別子が与えられ
    たインターフェースに含まれる1つのユーザ情報転送用
    チャネルの指定を含み、 前記試験信号の折返部に、該試験開始メッセージ中に指
    定されたユーザ情報転送用チャネルの折り返しを行なう
    情報チャネル折返部を設けたことを特徴とする請求項9
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記試験開始メッセージは、前記加入
    者側装置の番号のデータを含み、 受信された試験開始メッセージに含まれる加入者側装置
    の番号の一致を確認する加入者装置番号確認部を、さら
    に設けたことを特徴とする請求項9〜10記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990085138A (ko) * 1998-05-14 1999-12-06 윤종용 종합정보통신망 교환기에서 착신되는 호의단말기 상태 파악방법
KR100333742B1 (ko) * 1999-09-20 2002-04-25 이계철 가입자망운용관리시스템에서의 시험명령 인터페이싱 방법
JP2007221619A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Mitsubishi Electric Corp 同報通信装置

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