JPH07305338A - 凍土内地中連続壁およびその施工方法 - Google Patents

凍土内地中連続壁およびその施工方法

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JPH07305338A
JPH07305338A JP9776994A JP9776994A JPH07305338A JP H07305338 A JPH07305338 A JP H07305338A JP 9776994 A JP9776994 A JP 9776994A JP 9776994 A JP9776994 A JP 9776994A JP H07305338 A JPH07305338 A JP H07305338A
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實 今井
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廣貴 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 凍土部1を有する地盤3に掘削形成された溝
4内に設けられるとともに鋼製箱型矢板10A,10B
で殻体18を形成してその内部にコンクリート25を打
設してなる凍土内地中連続壁26であって、溝4の凍土
部1に対向する鋼製箱型矢板10A,10Bの外面側に
断熱材19を設けてなる。 【効果】 凍土部1を有する地盤3に適用しても、鋼製
箱型矢板10A,10Bで形成された殻体18の内部に
打設されたコンクリート25は、断熱材19によって凍
土部1との間の熱の伝達が断たれることになるため、そ
れ自体の硬化時の発生熱等の熱が凍土部1に奪われてし
まうことがなくなる。したがって、殻体18内に流し込
まれたコンクリート25は、いずれの部分も固化前に水
分が凍ってしまうことがないため、該コンクリート25
の品質が良好に維持されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、山留壁、止水壁、構造
物の基礎あるいは地下構造物等を構成する地中連続壁を
凍土部を有する地盤に適用した凍土内地中連続壁および
その施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】山留壁、止水壁、構造物の基礎あるいは
地下構造物等を構成する地中連続壁には、鋼製箱型矢板
を連設してなる補強用の殻体が建て込まれた構造のもの
があり、このような構造の地中連続壁は、例えば、以下
の手順で構築されている。まず、地中連続壁の先行構築
部分を構成する先行エレメントを構築するための先行掘
削溝を、互いに略一つのエレメント長さ分を隔てた状態
に、ベントナイト泥水等の安定液を満たして内壁面の安
定を図りながら掘削機により形成する。そして、先行掘
削溝に、必要に応じて根固めを行いつつ鋼製箱型矢板を
連設して殻体を形成し、この殻体内に、トレミー管で安
定液と置換しつつコンクリートを流し込んで先行エレメ
ントを築造する。そして、間隔をあけて築造された先行
エレメント間に後行エレメントを、上記と同様の手順で
施工し、地中連続壁を構築する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超軟弱地盤
等で溝壁崩壊を防止するために地盤を凍結させて地中連
続壁を施工するということが考えられているが、以下の
問題があるため、実現には至っていない。すなわち、鋼
製箱型矢板の殻体内に流し込まれたコンクリートのう
ち、凍土部から離れた内部にあるものは、コンクリート
自体が硬化時に熱を発生させることからある程度硬化す
るものの、凍土部に近接する部分では該凍土部で熱が奪
われ完全に固化する前に水分が凍る等してその品質が低
下してしまうという問題である。また、この問題は、当
然のことながら、寒冷地等における凍土部を有する地盤
に地中連続壁を施工する場合にも同様に生じるものであ
る。
【0004】したがって、本発明の目的は、凍土部を有
する地盤に適用してもコンクリートの品質を良好に維持
することができる凍土内地中連続壁およびその施工方法
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の凍土内地中連続壁は、凍土部を有する地盤
に掘削形成された溝内に設けられるとともに、鋼製箱型
矢板で殻体を形成しその内部にコンクリートを打設して
なるものであって、少なくとも、前記溝の凍土部とこれ
に対向する前記鋼製箱型矢板の外側面との間に断熱材を
設けてなることを特徴としている。
【0006】また、本発明の凍土内地中連続壁の施工方
法は、凍土部を有する地盤に掘削形成された溝内に設け
られるとともに、鋼製箱型矢板で殻体を形成しその内部
にコンクリートを打設してなる方法であって、外側面に
断熱材が設けられた鋼製箱型矢板を用意し、掘削形成さ
れた溝内に、前記鋼製箱型矢板を、前記断熱材が設けら
れた外側面を少なくとも溝の凍土部に対向させるよう建
て込んで殻体を形成し、該鋼製箱型矢板の殻体内にコン
クリートを打設し硬化させることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の凍土内地中連続壁によれば、地盤に掘
削形成された溝の凍土部とこれに対向する鋼製箱型矢板
の外側面との間に断熱材を設けている。よって、鋼製箱
型矢板で形成された殻体の内部に打設されたコンクリー
トは、硬化時に、断熱材により凍土部との間の熱の伝達
が断たれることになるため、それ自体の硬化時の発生熱
等の熱が凍土部に奪われてしまうことがなくなる。
【0008】本発明の凍土内地中連続壁の施工方法によ
れば、地盤に掘削形成された溝内に、外側面に断熱材が
設けられた鋼製箱型矢板を、断熱材が設けられた外側面
を少なくとも溝の凍土部に対向させるよう建て込んで殻
体を形成し、該鋼製箱型矢板の殻体内にコンクリートを
打設し硬化させることになるため、殻体の内部に打設さ
れたコンクリートは、硬化時に、断熱材によって凍土部
との間の熱の伝達が断たれることになり、よって、それ
自体の硬化時の発生熱等の熱が凍土部に奪われてしまう
ことがなくなる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁お
よびその施工方法について図面を参照して以下に説明す
る。なお、本実施例においては、図1に示すように、地
表面側から所定深さの範囲が凍結した凍土部1となって
おり、それよりさらに地中側は凍結していない未凍土部
2となっている地盤3に、溝4を掘削形成し、この溝4
に地中連続壁を構築する場合を例にとり説明する。
【0010】まず、本実施例において採用される鋼製箱
型矢板について説明する。鋼製箱型矢板10Aは、図3
に示すように、略長方形状をなすウェブ11と該ウェブ
11の両側端縁部に相互に平行をなすようそれぞれ設け
られる、長方形状をなすとともに開口部をもたない一対
のフランジ12とを具備する断面略H字状をなしてい
る。そして、フランジ12の両端縁部には、隣り合うも
の同士を連結させるための円弧状部13がフランジ12
の長手方向に沿って連続して設けられている。この円弧
状部13は、フランジ12に対し外方側が開口した断面
略円弧状をなすものである。
【0011】そして、鋼製箱型矢板の隣り合うものの一
方は、上記形状の鋼製箱型矢板10Aとされ、他方のも
のは、すべての円弧状部13に、図4に示すように、所
定長さの略長方形状をなす主板部15と、この主板部1
5の両側端縁部に主板部15に略直交してそれぞれ設け
られる略板状の係合部16とを有する連結継手部材17
を、一方の係合部16を係合させた状態で接合させた鋼
製箱型矢板10Bが用いられる。そして、図5に示すよ
うに、例えば、連結継手部材17が接合された鋼製箱型
矢板10Bを建て込んだ後、連結継手部材17が接合さ
れていない鋼製箱型矢板10Aを、その円弧状部13の
内側に、建て込んだ状態の鋼製箱型矢板10Bの連結継
手部材17の外側の係合部16を位置させるようこれら
を嵌合させつつ建て込み、このような作業を地中連続壁
の分割構築されるエレメントの大きさに応じ適宜繰り返
して殻体18を形成する。
【0012】そして、本実施例においては、鋼製箱型矢
板10Aのフランジ12のウェブ11に対し反対側の外
側面と、鋼製箱型矢板10Bのフランジ12および連結
継手部材17の、ウェブ11に対し反対側の外側面とに
は、図1に示すように、施工時の溝4の凍土部1に対向
する範囲から若干未凍土部2にかかる範囲にわたって、
断熱ジャケット材19が設けられている。ここで、この
断熱ジャケット材19としては、断熱性を有するシート
状のものを用いてこれを貼付したり、断熱性を有する板
状のもの用いてこれを取り付けたり、あるいは断熱性を
有する吹付材を圧縮空気等により吹付けたりする等の構
成が採用される。
【0013】ここで、断熱ジャケット材19として吹付
材を用いる場合には、図6に示すように、フランジ12
等の外側面に、所定のピッチで横板ジベル20を接合し
該横板ジベル20を介して金網21を取り付けて、該金
網21の外側から吹付材を吹き付ける。これにより、断
熱ジャケット材19が施工時に鋼製箱型矢板10A,1
0Bから剥離脱落してしまうことが、これら横板ジベル
20および金網21による強度向上によって防止され
る。
【0014】次に、上記鋼製箱型矢板10A,10Bを
用いた本実施例の凍土内地中連続壁の施工方法について
その主要工程を順に説明する。なお、以下の工程は、従
来技術で述べた先行エレメントおよび後行エレメントい
ずれの施工にも共通する工程である。まず、図7に示す
ように、地盤3の所定の構築位置に、凍土部1からさら
に未凍土部2の所定深さまで、ベントナイト泥水等の安
定液5を満たして内壁面の安定を図りながら、殻体18
とほぼ同幅の溝4を、図示せぬ掘削機で掘削形成する。
ここで、ベントナイト泥水等の安定液5は、凍結するこ
とがないよう、不凍液が混入されたり、循環されたり、
加熱されたりしている。
【0015】そして、溝4の底部から地表面までの距離
に相当する高さに略形成されるとともに上記のように断
熱ジャケット材19が設けられた鋼製箱型矢板10A,
10Bを、図8および図9に示すように、断熱ジャケッ
ト材19を溝4の内壁面に対向させながら隣り合うもの
同士を連結させて建て込んで行く。これにより、地盤3
に掘削形成された溝4の凍土部1に対向する外側面に断
熱ジャケット材19が設けられた状態の殻体18が形成
されることになる。次に、図1および図2に示すよう
に、上記鋼製箱型矢板10A,10Bによる殻体18内
に、図示せぬトレミー管で安定液5と置換しつつコンク
リート25を打設する。そして、この状態で打設された
コンクリート25を硬化させる。このような工程で、先
行エレメントと、該先行エレメント間を連結させる後行
エレメントとを施工することにより、凍土部1を有する
地盤3内に地中連続壁26が構築される。
【0016】以上に述べたように、本実施例によれば、
地盤3に掘削形成された溝4内に、外側面に断熱ジャケ
ット材19が設けられた鋼製箱型矢板10A,10B
を、断熱ジャケット材19が設けられた外側面を溝4の
凍土部1に対向させるよう建て込んで殻体18を形成
し、該殻体18内にコンクリート25を打設し該コンク
リート25を硬化させることになるため、殻体18の内
部に打設されたコンクリート25は、凍土部1から離れ
た内部にあるものは勿論、凍土部1に近接する部分で
も、凍土部1との間の熱の伝達が断熱ジャケット材19
で断たれることになり、それ自体の硬化時の発生熱等の
熱が凍土部1に奪われてしまうことがなくなる。よっ
て、凍土部1を有する地盤3に適用しても、鋼製箱型矢
板10A,10Bによる殻体18内に流し込まれたコン
クリート25は、凍土部1に近接する部分は勿論、いず
れの部分も固化前に水分が凍ってしまうことがないた
め、該コンクリート25の品質が良好に維持されること
になる。また、これにより、超軟弱地盤等で溝壁崩壊を
防止するために地盤を凍結させて地中連続壁を施工する
ことが実現できる。さらに、本実施例で述べた鋼製箱型
矢板10A,10Bは、フランジ12に開口がない等の
理由から、断熱ジャケット材19の施工が容易となって
いる。
【0017】ここで、一般に、地盤3は、上記したよう
に、凍土部1が地表面側にあり未凍土部2がこれより下
方にあるため、鋼製箱型矢板10A,10Bの、少なく
とも凍土部1にある上側部分は、断熱性を確保するため
上記した長手方向に連続する連結継手部材17を用いて
連結することになる。そして、未凍土部2にある部分
は、例えば、図10に示すように、複数の短い連結継手
部材17を、隣り合うもの同士でスリットを形成するよ
うに所定ピッチで接合させた構造を採用し前記スリット
からコンクリートを外側に回させることで、根固めを行
う構造とすることも可能である。この場合、キャンバス
シート等を貼った状態で根固めコンクリートを打設すれ
ば、該根固めコンクリートの圧力で該キャンバスシート
が地盤側に密着し、これにより該キャンバスシートでコ
ンクリートの地盤側への漏れを防ぐとともに地盤にコン
クリートを密着させることができる。
【0018】なお、殻体18内に打設されたコンクリー
ト25と凍土部1との間の熱の伝達を断つためには、コ
ンクリート25の打設前に断熱材を、溝4と殻体18と
の間に挿入したり、溝4側の内壁面に設けておいたりす
ることが可能であるが、上記実施例のように鋼製箱型矢
板10A,10Bにあらかじめ設けておいた方が、施工
が容易になるため有利である。
【0019】また、鋼製箱型矢板10A,10Bのジョ
イント構造は、上記に限定されることなく種々の周知の
構造を適用することができる。例えば、図11に示すよ
うに、円弧状部13を相互に係合可能な形状として、円
弧状部13,13同士を係合させる構造等を採用するこ
とができる。加えて、例えば図11に示すように、必要
に応じて、ウェブ11およびフランジ12の少なくとも
いずれか一つに、厚さ方向に貫通する開口部27を設け
た鋼製箱型矢板10A,10Bを用いることも可能であ
る。
【0020】さらに、地中連続壁26の施工方法は、鋼
製箱型矢板10A,10Bに上記のように断熱ジャケッ
ト材19を設けて行う施工方法であれば、上記実施例に
限定されることなく、従来一般に採用されている種々の
施工方法を適用できることは勿論である。例えば、コン
クリート25の打設時に殻体18を安定させる等の理由
から、断熱ジャケット材19と溝4との隙間にモルタル
や泥水モルタル等を注入することも可能である。この場
合、鋼製箱型矢板10A,10Bの外側面に断熱ジャケ
ット材19を設ける際に、モルタルコンクリート等を注
入する図示せぬトレミー管を鋼製箱型矢板10A,10
Bに添わせる形でセットしておく方が、トレミー管のセ
ット作業が容易となるため有利である。
【0021】加えて、上記実施例において、鋼製箱型矢
板10A,10Bには、溝4の凍土部1に略対向する範
囲に断熱ジャケット材19を設けるものを例にとり説明
したが、勿論、鋼製箱型矢板10A,10Bの長さ方向
の全範囲に設けたりすることも可能である。しかしなが
ら、上記実施例のように略必要範囲のみに断熱ジャケッ
ト材19を設けた方がコストが低減できるため有利であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の凍土内地
中連続壁およびその施工方法によれば、鋼製箱型矢板で
形成された殻体の内部に打設されたコンクリートは、硬
化時に、断熱材によって凍土部との間の熱の伝達が断た
れることになるため、それ自体の硬化時の発生熱等の熱
が凍土部に奪われてしまうことがなくなる。したがっ
て、凍土部を有する地盤に適用しても、鋼製箱型矢板の
殻体内に流し込まれたコンクリートは、凍土部に近接す
る部分は勿論、いずれの部分も固化前に水分が凍ってし
まうことがないため、該コンクリートの品質が良好に維
持されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の殻
体内へのコンクリート打設後の状態を示す図2における
X−X線に沿う断面図である。
【図2】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の殻
体内へのコンクリート打設後の状態を示す図1における
Y−Y線に沿う断面図である。
【図3】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の鋼
製箱型矢板の一方を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の鋼
製箱型矢板の他方を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の鋼
製箱型矢板の連結状態を示す平面図である。
【図6】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の鋼
製箱型矢板のフランジを該フランジに直交しかつその長
さ方向に沿う方向に断面とした断面図である。
【図7】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の溝
掘削時の状態を示す図2におけるX−X線に相当する線
に沿う断面図である。
【図8】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の鋼
製箱型矢板による殻体形成時の状態を示す図2における
X−X線に相当する線に沿う断面図である。
【図9】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の鋼
製箱型矢板による殻体形成時の状態を示す図1における
Y−Y線に相当する線に沿う平断面図である。
【図10】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の
鋼製箱型矢板の根固め対応時の変更例を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明の一実施例による凍土内地中連続壁の
鋼製箱型矢板の別の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 凍土部 3 地盤 4 溝 10A,10B 鋼製箱型矢板 18 殻体 19 断熱ジャケット材(断熱材) 25 コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田原 卓郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凍土部を有する地盤に掘削形成された溝
    内に設けられるとともに、鋼製箱型矢板で殻体を形成し
    その内部にコンクリートを打設してなる凍土内地中連続
    壁において、 少なくとも前記溝の凍土部とこれに対向する前記鋼製箱
    型矢板の外側面との間に断熱材を設けてなることを特徴
    とする凍土内地中連続壁。
  2. 【請求項2】 凍土部を有する地盤に掘削形成された溝
    内に設けられるとともに、鋼製箱型矢板で殻体を形成し
    その内部にコンクリートを打設してなる凍土内地中連続
    壁の施工方法であって、 外側面に断熱材が設けられた鋼製箱型矢板を用意し、 掘削形成された溝内に、前記鋼製箱型矢板を、前記断熱
    材が設けられた外側面を少なくとも溝の凍土部に対向さ
    せるよう建て込んで殻体を形成し、 該鋼製箱型矢板の殻体内にコンクリートを打設し硬化さ
    せることを特徴とする凍土内地中連続壁の施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115075281A (zh) * 2022-07-26 2022-09-20 西南石油大学 可减缓冻土热扰动的cfg桩-筏板复合地基结构及施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115075281A (zh) * 2022-07-26 2022-09-20 西南石油大学 可减缓冻土热扰动的cfg桩-筏板复合地基结构及施工方法
CN115075281B (zh) * 2022-07-26 2023-10-31 西南石油大学 可减缓冻土热扰动的cfg桩-筏板复合地基结构及施工方法

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