JPH07304485A - 河川専用作業台船およびそのためのユニット - Google Patents

河川専用作業台船およびそのためのユニット

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JPH07304485A
JPH07304485A JP6098896A JP9889694A JPH07304485A JP H07304485 A JPH07304485 A JP H07304485A JP 6098896 A JP6098896 A JP 6098896A JP 9889694 A JP9889694 A JP 9889694A JP H07304485 A JPH07304485 A JP H07304485A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立てが簡単、確実で、しかも台船の曲げな
どに対する剛性を通常の一体型の台船なみに向上させる
ことができる河川専用作業台船用ユニットおよびその台
船を提供する。 【構成】 略直方体の中空体からなり、その上面に長手
方向に沿って溝が形成されたユニット本体と、該ユニッ
ト本体のすくなくとも一方の側面、および前後うち少な
くとも一方の面の上部に突設され、ピン孔を有する1枚
または2枚以上の平板からなる第1接合部と、隣接する
2個のユニット本体の第1接合部を連結するためのピン
と、前記ユニット本体の少なくとも一方の側面、および
前後面のうち少なくとも一方の面の下部に、その先端が
上または下のいずれか一方に凸になるように突設された
略L字形状断面を呈する長尺の部材からなる第2接合部
と、前記ユニット本体の上面の溝の内部に固定される連
結部材とからなる台船用ユニットおよびその台船。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は河川専用作業台船および
そのためのユニット(以下、単に台船またはユニットと
いう)に関する。さらに詳しくは、組立てが簡単、確実
で、しかも台船の曲げなどに対する剛性を通常の一体型
の台船なみに向上させることができる台船およびそのた
めのユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、河川などの水上において、橋
などの水上建造物の基礎工事または河川の護岸工事など
を行なうばあい、台船にクレーンを乗せ、材料の運搬ま
たは吊り上げなどの作業を行なっている。
【0003】台船に積載される物、たとえば、クレーン
などの重機械およびクレーンで運搬される重量物など
は、総重量が、通常100〜200トンに達する。この
総重量に耐えうる程度の積載能力をうるために、少なく
とも100m2 以上(たとえば、長さ17m、幅9m程
度)の大面積の平型の台船が採用される。このような大
面積の台船を陸上輸送するばあい、特殊な台車を有する
大型トレーラを用いなければならず、コストが高くな
る。また大型であるため、搬入路の確保が不可能かまた
は困難であるばあいも多く、さらに工事現場に広い場所
がなければ搬入、搬出できないという問題がある。そこ
で近年、中空のブロック体からなるユニットを複数個組
み合わせた台船が提案されている。このユニット型の台
船は、輸送時にはユニットを各1個づつトレーラなどに
載せて運搬し、工事現場に到着したら隣接するユニット
同士を板を介してボルト締め、溶接、ワイヤ結合などの
方法で連結することにより、台船を組み立てている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のユニッ
ト型の台船は、ユニットの底面、側面などの場所をボル
ト、溶接、ワイヤなどを用いて隣接するユニット同士が
連結されている。したがって、連結作業は水中での作業
を必要とし、高度な熟練を要するとともに、時間がかか
り、しかも良好な連結状態がえられないという問題があ
る。
【0005】また、台船は、連結部を支点にして各ユニ
ットがそれぞれ異なる方向に回転できるため、曲げ、と
くに垂直方向の曲げに対して弱い。そのため、波、風な
どを受ければ、各ユニットがばらばらに上下に揺れ動
き、不安定である。しかも、台船に重量物を載せたと
き、直下にあるユニットに応力が集中して深く沈むが、
他のユニット、とくに積載物から遠いユニットはほとん
ど応力を受けず、あまり沈まない。そのため、台船が局
部的に変形してしまうという問題もある。
【0006】また、河川の護岸工事などを行なうばあ
い、従来では、岸にある荷物を搬送する際における台船
の安定性を高めるために、台船の長手方向を河川の幅方
向に向け、かつクレーンなどの重機械を台船の上面の船
尾または船頭に設置した状態で作業を行なっている。し
たがって、台船によって、河川の流路が狭められ、ばあ
いによっては塞がれるため、降雨期などにおける増水の
ばあいには河川の氾濫または台船の転覆などの被害が生
じやすいという問題もある。
【0007】本発明は、かかる問題を解消するためにな
されたものであり、組立てが簡単、確実で、しかも台船
の曲げなどに対する剛性および安定度を通常の一体型の
台船なみに向上させることができる河川専用作業台船お
よびそのためのユニットを提供することを目的とする。
【0008】さらに、本発明の他の目的として、河川の
流路を充分に確保しうる台船を提供することも目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の台船用ユニット
は、河川専用作業台船を組み立てるためのユニットであ
って、略直方体の中空体からなり、その上面に長手方向
に沿って溝が形成されたユニット本体と、該ユニット本
体の少なくとも一方の側面、および前後面のうち少なく
とも一方の面の上部に突設され、ピン孔を有する1枚ま
たは2枚以上の平板からなる第1接合部と、隣接する2
個のユニット本体の第1接合部を連結するためのピン
と、前記ユニット本体の少なくとも一方の側面、および
前後面のうち少なくとも一方の面の下部に、その先端が
上または下のいずれか一方に凸になるように突設された
略L字形状断面を呈する長尺の部材からなる第2接合部
と、前記ユニット本体の上面の溝の内部に固定される連
結部材とからなることを特徴とするものである。
【0010】また、前記連結部材がH形鋼であるのが好
ましい。
【0011】本発明の台船は、長尺方向またはその幅方
向で隣接する少なくとも2個の前記ユニット本体が、先
端が上に凸の第2接合部と先端が下に凸の第2接合部と
が互いに係合され、かつ2個のユニット本体の第1接合
部が互いにピンで結合され、さらに、長尺方向で隣接す
る少なくとも2個の前記ユニット本体が、それらの溝の
内部に固定された1本の連結部材を介して連結されてな
ることを特徴とするものである。
【0012】また、隣接する少なくとも2個のユニット
本体の側面が側面補強部材によって互いに連結されてな
るのが好ましい。
【0013】また、前記側面補強部材がH形鋼であるの
が好ましい。
【0014】また、前面および後面の少なくとも一方に
流船防止装置が設けられてなるのが好ましい。
【0015】また、前記流船防止装置が、ユニット本体
の前面および後面の少なくとも一方に突設された環状の
固定枠と、該固定枠の内部に摺動自在に配設された杭と
からなるのが好ましい。
【0016】
【作用】本発明によれば、長尺方向またはその幅方向に
隣接する2個のユニット本体を連結するばあい、一方の
ユニット本体を持ち上げながら、先端が下に凸の第2接
合部を先端が上に凸の第2接合部に係合させ、そののち
他方のユニット本体の第1接合部を互いにピンで結合す
れば、簡単、確実に両ユニットを連結することができ
る。さらに長尺方向で隣接する2個のユニット本体につ
いては、それぞれの上面の溝の内部にまたぐように1本
の連結部材を固定することにより、2個のユニット間の
曲げ剛性が向上し、台船全体の曲げが防止される。
【0017】さらに、安定性を確保した状態で台船をそ
の長手方向が河川の流れる方向と平行になるように配置
することができるため、河川の流路を充分確保できる。
【0018】
【実施例】つぎに、図面を参照しながら、本発明の台船
用ユニットおよびその台船を詳細に説明する。図1は本
発明の台船の一実施例を示す全体斜視図、図2は図1の
台船の平面図、図3〜4は図1の台船を構成するユニッ
ト本体の斜視図、図5は図1の第1接合部の拡大平面
図、図6は図1の隣接する2個のユニット本体の連結方
法を示す説明図、図7は図1の連結部材の固着方法を示
す断面説明図、図8は図1の流船防止装置の一例を示す
部分拡大斜視図である。
【0019】図1〜2に示される台船は、6個のユニッ
ト本体1a、1b、1c、1c、1d、1eおよび1f
が長尺方向に2段、幅方向に3列に組み合わされたもの
である。隣接する2個のユニット本体同士は、それぞれ
ピン2を利用した第1接合部3および4、ならびに第2
接合部5および6(図3〜4参照)によって連結されて
いる。さらに長尺方向で隣接する2個のユニット本体
(すなわち、1aと1d、1bと1e、1cと1fの
組)は、それらの上面の溝7の内部に1本の連結部材8
が固定されている。そして、この台船の上面のほぼ中央
付近に、たとえば据置き型のクレーンを設置し、台船の
前後左右の全方向で運搬物の昇降を行なう。
【0020】図3に示されるユニット本体1aは、その
上面に長手方向に沿ってほぼ中央に溝7が形成された略
直方体の中空体からなり、その一方の側面9および前面
10のそれぞれ上部に第1接合部3が突設され、かつ下
部に第2接合部5が突設されている。ユニット本体1a
の内部には、長尺方向に沿って等間隔に補強用の仕切板
11が3枚程度設けられている。第1接合部3は、ピン
孔3aが穿設された2枚の矩形の平板からなり、所定間
隔だけ離れて設けられている。この隙間3bに相手部材
である第1接合部4(図4参照)が配置される。第2接
合部5は、先端部5aが下向きに凸の略L字形状断面を
呈する長尺の部材からなる。なお、5bは第2接合部5
の曲げ防止のための補強板である。
【0021】ユニット本体1a、仕切板11および補強
板5bは、厚さが5〜10mm程度の熱間圧延鋼板など
からなる鋼板やクロムモリブデン鋼鋼材(SCM材)が
用いられる。とくに、厚さが6mm程度の鋼板を用いれ
ば、容易に加工でき、かつ適度な強度を維持することが
できる。また、ユニット本体の外壁面には、エポキシタ
ール塗りするなどして防錆処理を施すのが好ましい。ユ
ニット本体1aの寸法は、本発明においてとくに限定さ
れず台船のサイズや輸送のためのトラックの積載能力な
どを考慮して適宜選定すればよいが、たとえば、長さが
8.4m程度、幅が3m程度、高さが1.5mおよび溝
7の深さ0.4m程度の寸法で製造され、重量は7トン
程度である。このユニット本体1a1個で30〜40ト
ン程度の積載能力があり、図1のように6個のユニット
本体を組み合わせた台船では、200トン程度の積載能
力を有する。
【0022】なお、前述したようにユニット本体1aの
寸法は、これに限定されるものではなく、従来より用い
られる積載重量が10トンのトラックに積載できる程度
であればよく、長さが8.5〜9m程度、幅が3〜3.
5m程度、高さが1.3〜1.5mから選択し、重量は
7〜9トンの範囲であればよい。
【0023】図4に示されるユニット本体1bは、ユニ
ット本体1aと実質的に同じであるが、上下の接合部が
若干異なっている。第1接合部3および第2接合部5を
それぞれ第1接合部4および第2接合部6に変更した点
で異なっている。第1接合部4および第2接合部6は、
ユニット本体1bの両側の側面12aと12b、および
前面13の上部および下部にそれぞれ突設されている。
第1接合部4は、ピン孔4aが穿設された1枚の略半円
形の平板からなり、前記第1接合部3の間隔3bに対応
する位置に設けられている。第2接合部6は、先端が上
向きに凸の略L字形状断面を呈する長尺の部材からな
り、第2接合部6の先端部6aとユニット本体1bの側
面12a、12bまたは前面13とのあいだの空間部6
bに相手部材である前記第2接合部5の先端部5aが配
置される。
【0024】図1に示される他のユニット本体1c、1
d、1eおよび1fも前記ユニット本体1a、1bと実
質的に同じであり、それぞれ隣接するユニット本体と向
かい合う面には、第1接合部3および第2接合部5の
組、または第1接合部4および第2接合部6の組のいず
れかが設けられている。前者または後者の組のいずれか
を選択するかは、ユニット本体の配置または連結の順序
に応じて適宜行なえばよい。
【0025】第1接合部3および4、第2接合部5およ
び6を連結するばあい、図5および6に示されるよう
に、一方のユニット本体1aを持ち上げたのち、ユニッ
ト本体1aを移動させながら、第2接合部5の先端部5
aを他方のユニット本体1bの第2接合部6の空間部6
bに挿入させ、かつ第1接合部3の隙間3bのあいだに
第1接合部4を挿入させる。そののちピン孔3a、4a
にピン2を挿入し、ピン2の先端にワッシャ14および
割りピン15を取り付けてピン2を固定すれば、連結が
完了する。
【0026】連結部材8は、2個のユニット本体のそれ
ぞれの溝7を足し合わせた長さのほぼ0.5〜1倍程度
の長さの鉄鋼材料などからなる、H形鋼、I形鋼などの
棒状体が採用される。とくに、連結部材8として、H形
鋼を採用すれば、軽量で、しかも高い曲げ剛性がえられ
るため好ましい。連結部材8を取り付けるばあい、図1
および図7に示されるように、連結部材8を2個のユニ
ット本体のそれぞれの溝7にまたぐように配置したの
ち、連結部材8の上面およびユニット本体の上面に接続
板16を載せ、ボルト17およびナット18で連結す
る。接続板16は、たとえば連結部材8の中央に1枚、
両端付近に2枚それぞれ設けられる。中央の接続板16
は、2個のユニット本体の上面にまたぐように取り付け
ればよい。なお、連結部材8をユニット本体に直接固定
してもよい。
【0027】図1〜2に示される台船は、6個のユニッ
ト本体から構成されているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、4個のユニット本体を縦横に2個づつ
配置したものでもよく、適宜、ユニット本体の個数、配
置を選択すればよい。
【0028】さらに、図1〜2に示されるように、隣接
する少なくとも2個のユニット本体1aおよび1dの側
面、その反対側の1cおよび1fの側面が側面補強部材
19によって互いに連結されていてもよい。側面補強部
材19は、2個のユニット本体のそれぞれの長さのほぼ
0.5〜1倍程度の長さの鉄鋼材料などからなる棒状体
が採用される。とくに、側面補強部材19として、H形
鋼を採用すれば、軽量で、しかも高い曲げ剛性がえられ
るため好ましい。側面補強部材19は、2個のユニット
本体の側面に、コ字状断面を呈する固定具20によって
係止される。2個のユニット本体の側面の境界付近に
は、側面補強部材19を上下から支持する支持部材21
がそれぞれの側面に設けられている。
【0029】側面補強部材は、図1〜2のように台船の
両側面に設けるだけでなく、前後面に設けてもよく、適
宜選択すればよい。
【0030】さらに、図1、2および8に示されるよう
に、台船の前面、後面またはその両方に流船防止装置2
2を設けてもよい。図8に示される流船防止装置22
は、ユニット本体の前面または後面に突設された環状の
固定枠22aと、該固定枠22aの内部にに摺動自在に
配設された杭22bとからなる。杭22bを川底の地中
にに埋め込めば、台船が河川の流れによって流されるの
を防止することができる。また、河川の水位が変化して
も、杭22bが固定枠22aの内部で上または下に摺動
するため、ユニット本体は、河川の水位に対して一定の
喫水線を維持することができる。杭22bとして、鉄鋼
材料などからなる角柱またはH形鋼などが採用される。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、組立てが簡単、確実
で、しかも台船の曲げなどに対する剛性を通常の一体型
の台船なみに向上させることができる。
【0032】さらに、安定性を確保した状態で台船をそ
の長手方向が河川の流れる方向と平行になるように配置
することができるため、河川の流路を充分確保できると
ともに台船の側面を河岸に横付けして作業することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の台船の一実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図2】図1の台船の平面図である。
【図3】図1の台船を構成するユニット本体の一例を示
す斜視図である。
【図4】図1の台船を構成するユニット本体の他の例を
示す斜視図である。
【図5】図1の第1接合部の拡大平面図である。
【図6】図1の隣接する2個のユニット本体の連結方法
を示す説明図である。
【図7】図1の連結部材の固着方法を示す断面説明図で
ある。
【図8】図1の流船防止装置の一例を示す部分拡大斜視
図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d、1e、1f ユニット本体 2 ピン 3 第1接合部 4 第1接合部 5 第2接合部 6 第2接合部 7 溝 8 連結部材 19 側面補強部材 22 流船防止装置 22a 固定枠 22b 杭

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川専用作業台船を組み立てるためのユ
    ニットであって、略直方体の中空体からなり、その上面
    に長手方向に沿って溝が形成されたユニット本体と、該
    ユニット本体の少なくとも一方の側面、および前後面の
    うち少なくとも一方の面の上部に突設され、ピン孔を有
    する1枚または2枚以上の平板からなる第1接合部と、
    隣接する2個のユニット本体の第1接合部を連結するた
    めのピンと、前記ユニット本体の少なくとも一方の側
    面、および前後面のうち少なくとも一方の面の下部に、
    その先端が上または下のいずれか一方に凸になるように
    突設された略L字形状断面を呈する長尺の部材からなる
    第2接合部と、前記ユニット本体の上面の溝の内部に固
    定される連結部材とからなることを特徴とする河川専用
    作業台船用ユニット。
  2. 【請求項2】 前記連結部材がH形鋼である請求項1記
    載の河川専用作業台船用ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の河川専用作業台船用ユニ
    ットを少なくとも4基有してなる河川専用作業台船であ
    って、長尺方向またはその幅方向で隣接する少なくとも
    2個の前記ユニット本体が、先端が上に凸の第2接合部
    と先端が下に凸の第2接合部とが互いに係合され、かつ
    2個のユニット本体の第1接合部が互いにピンで結合さ
    れ、さらに、長尺方向で隣接する少なくとも2個の前記
    ユニット本体が、それらの溝の内部に固定された1本の
    連結部材を介して連結されてなることを特徴とする河川
    専用作業台船。
  4. 【請求項4】 隣接する少なくとも2個のユニット本体
    の側面が側面補強部材によって互いに連結されてなる請
    求項3記載の河川専用作業台船。
  5. 【請求項5】 前記側面補強部材がH形鋼である請求項
    4記載の河川専用作業台船。
  6. 【請求項6】 前面および後面の少なくとも一方に流船
    防止装置が設けられてなる請求項3記載の河川専用作業
    台船。
  7. 【請求項7】前記流船防止装置が、ユニット本体の前面
    および後面の少なくとも一方に突設された環状の固定枠
    と、該固定枠の内部に摺動自在に配設された杭とからな
    る請求項6記載の河川専用作業台船。
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