JPH07304166A - インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH07304166A
JPH07304166A JP9767694A JP9767694A JPH07304166A JP H07304166 A JPH07304166 A JP H07304166A JP 9767694 A JP9767694 A JP 9767694A JP 9767694 A JP9767694 A JP 9767694A JP H07304166 A JPH07304166 A JP H07304166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
ink droplets
scanning
ink
dot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9767694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yamazaki
英雄 山崎
Akihito Sato
彰人 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP9767694A priority Critical patent/JPH07304166A/ja
Publication of JPH07304166A publication Critical patent/JPH07304166A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙に滲みや罫線玉といったインクジェッ
ト特有の現象を抑えて、スムースな画像を得ること。 【構成】 主走査方向に4ドット間隔で、1ドット間引
いて着弾する第1の走査では、連続するインク滴31が
乾燥する前に互いに重なり合うためインク滴同士が引合
い、エッジ部32はスムースなエッジになる。また、連
続して着弾されるインク滴31は本実施例では4ドット
と少ないため、滲み、罫線玉の発生はない。第2の走査
で着弾したインク滴33すなわち予め決定した規定ドッ
トは、第1の走査で着弾し十分乾燥したインク滴31の
間を補完する様に着弾するため、エッジ部は曲率をもつ
が従来の1ドット間隔で着弾させる印字に比較して目だ
たない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドから記録媒
体にインク滴を吐出して印字を行なうインクジェット記
録方法及びインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、複数のノズ
ルを有する記録ヘッドと、記録ヘッドを記録媒体に対し
て相対移動させて印字を行なうものであり、簡単な機構
で印字できるという特徴を有する。しかし、インクは液
体であると同時に、記録媒体は種類によって様々なイン
ク吸収力を有するために、印字方法によっては記録媒体
の繊維に沿ったヒゲや罫線玉が発生する。これに対し
て、印字品質を向上させるインクジェット記録方法また
は装置が提案されている。特開平3−231861号公
報と、特開平4−259566号公報と、特開平5−6
9598号公報とには、少なくとも主走査方向の隣接し
ない位置にインク滴を着弾させる第1の走査と、第1の
走査で着弾させたインク滴の間を補完する様にインク滴
を着弾させる第2の走査から構成されている記録方法及
び装置が開示されている。これらの記録方法及び装置で
は、走査毎の記録媒体へ着弾させるインク量を少なくで
きるため、滲みや罫線玉を抑えることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
技術では、第1の走査と第2の走査との間に時間差がで
きるため、滲みや罫線玉に対しては効果があるものの第
2走査で着弾させるインク滴は、ドットの形状で記録媒
体上に形成される。この様子を模式的に図9に示す。第
1の走査では、記録媒体上でインク滴101は互いに隣
接しない様に1ドット間隔で着弾させる。第2の走査で
着弾させるインク滴102は、第1の走査で着弾させた
インク滴101の間を埋める様に着弾させる。ここで、
第2の走査で着弾させたインク滴は、第1の走査で着弾
させたインク滴に隣接するが、溶媒成分が乾燥している
ために、インク像のエッジ部103はドットの形状がそ
のまま現れてしまい、いわゆるスムースさに欠けた画像
になってしまうという問題点があった。特に低解像度の
画像では、インク滴の大きさが大きくなるために、より
顕著に現れてしまう。
【0004】本発明は以上の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、滲みや罫線玉といったインクジェット
特有の現象を抑えながら、スムースな画像を得ることの
できるインクジェット記録方法及び装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためのインクジェット記録方法として、主走
査方向に2ドット以上の所定ドット間隔で1ドット間引
いて、インク滴を前記記録媒体に着弾させて印字する第
1の走査工程と、第1の走査工程で着弾したインク滴に
対し、相補的に間隔をおいてインク滴を着弾させて印字
する第2の走査工程を含んでなることを特徴とする。
【0006】また、本発明のインクジェット記録装置
は、記録ヘッドから記録媒体にインク滴を吐出して印字
を行なうインクジェット記録装置であって、主走査方向
に2ドット以上の所定ドット間隔で間引かれる位置に対
応する予め決められた規定ドットに対して、印字データ
を参照する参照手段を有して構成され、前記参照手段の
参照結果に基づいて、前記記録媒体の前記規定ドット位
置でインク滴を間引いて着弾させる第1の走査と、第1
の走査で着弾させたインク滴に対して相補的に間隔をお
いてインク滴を着弾させる第2の走査とを制御する走査
手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記方法及び装置によれば、第1の走査工程で
は、主走査方向に2ドット以上の所定ドット間隔で間引
いてインク滴を記録媒体に着弾させる。連続して着弾す
るインク滴の時間差は、記録ヘッドの駆動周波数によっ
て決定される時間差であって、インク滴同士は溶媒を十
分含んだ状態で隣接する。従って、連続する2ドット以
上のインク滴のエッジ部は、インク滴同士が引き合うた
めにスムースなエッジになる。第2の走査工程では、第
1の走査工程で着弾しなかった記録媒体の所定位置を補
完する様にインク滴を着弾させる。従って第1、第2の
走査工程を経ることにより、滲み、罫線玉が発生しない
範囲でインク滴はスムースな画像を実現できる。
【0008】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明の第1実施例のインクジェットプリン
タの斜視図を示す。搬送ローラ1によって、記録媒体で
ある記録紙5を矢印Cで示す副走査方向に搬送し、記録
ヘッド2を矢印A、Bで示す主走査方向に移動してイン
ク像10の記録を行なう構成である。
【0009】搬送ローラ1は、アルミニウム製の金属素
管の周囲にゴム層を形成して構成され、駆動モータ7と
図示しない紙押え部材とによって、記録紙5を外周面に
密着して搬送する。
【0010】記録ヘッド2は、圧電素子を用いる形式の
インクジェット記録ヘッドであり、複数のノズルを任意
のマトリクス、または副走査方向に一列で配置してい
る。本実施例では、副走査方向(矢印Cの方向)に2/
360インチピッチで48個のノズルを千鳥状に2列配
置して構成されている。このような構成の記録ヘッド2
はキャリッジ4に固定され、タイミングベルト6とキャ
リッジ駆動モータ8とによって構成される走査手段12
によって、摺動可能に係合されたガイド軸3に沿って主
走査方向に移動する。また、記録ヘッド2にはチューブ
11を介してインク容器9が接続され、必要に応じてイ
ンクが供給される。
【0011】インクは、少なくとも水と、顔料と、樹脂
エマルジョンを含有してなるインクを用いた。具体的に
は、顔料としてカーボンブラック2wt%、樹脂エマル
ジョンとしてスチレンアクリル酸エステル共重合体を1
5wt%、その他の成分としてマルチトース7wt%、
界面活性剤を適宜添加したものに純水を加え調整したイ
ンクを使用した。
【0012】次に動作について説明する。記録工程に先
立って、図示しない給紙装置によって、記録ヘッド2の
ノズル面と対向する位置に記録紙5を給紙する。記録ヘ
ッド2は、キャリッジ4の走査に同期してノズルから選
択的にインク滴を吐出し、印字データに基づくインク像
10を記録紙5の所定の位置に形成する。この走査の終
了と共に、記録ヘッド2による記録幅に対応する幅だけ
記録紙5を副走査方向に搬送する。この動作を繰り返す
ことにより、記録紙5の所望の印字領域にインク像10
を形成する。
【0013】図2は、本発明の第1実施例のインクジェ
ットプリンタのブロック図を示す図である。外部装置2
0から転送される印字データ26を記憶する記憶メモリ
21と、予め間引く位置に対応する規定ドットを記憶す
る規定ドット記憶メモリ22と、前記規定ドットに対し
て印字データ26を参照する参照手段23と、参照結果
に基づいて駆動信号を記録ヘッド2へ印加するヘッド駆
動手段24とからなる。ここで、規定ドットは第1の走
査において、主走査方向に2ドット以上の所定ドット間
隔で間引かれる位置に対応する。
【0014】外部装置20から転送された印字データ2
6は記憶メモリ21に記憶される。第1の走査工程で
は、印字データ26が規定ドット記憶メモリ22に記憶
された規定ドットに対応するかどうかを参照手段23に
よって参照される。この参照結果に基づいて、規定ドッ
トと対応する位置を間引いてインク滴を着弾させるよう
に、CPU25がモータ駆動手段27、キャリッジを移
動するキャリッジ駆動モータ8、ヘッド駆動手段24を
制御する。
【0015】第2の走査工程では、印字データを記憶し
た記憶メモリ21からの印字データ26の読み出し順を
逆にする。参照手段23において、規定ドット記憶メモ
リ22に記憶された規定ドットを参照して、前記第1の
走査工程で間引いたデータを補完する。すなわち、規定
ドットと対応する位置にインク滴を着弾させるように、
CPU25はキャリッジ駆動モータ8、ヘッド駆動手段
24とを制御する。
【0016】次に主走査方向に間引く所定ドットを4ド
ット間隔とした本実施例について、さらに詳細に説明す
る。図3は、本発明の第1実施例の主走査方向の記録工
程を示すフローチャートである。図中、印字データ26
のアドレスをDataで、規定ドットをnで示してい
る。ステップ1(S1)は、印字データのアドレスを初
期化する。ます、第1の走査では、ステップ2(S2)
で印字データ26を規定ドットnと参照する。ステップ
3(S3)は、前記参照結果に基づいて規定ドットと一
致しない場合に、ヘッド駆動手段24によって記録ヘッ
ド2からインク滴を記録紙5の所定の位置に着弾させ
て、印字データの記録を行なう。規定ドットnと一致す
る場合は、インク滴を着弾させないで、ステップ4(S
4)で印字データ26の次をアドレスする。ステップ5
(S5)で、アドレスが終了かどうかを判断して、終了
まで上記のループを繰り返す。
【0017】次に第2の走査では、キャリッジ4の移動
方向を反転させて記録を行なうために、ステップ6(S
6)で記憶メモリ21に記憶した印字データ26は逆か
ら読み出される。ステップ7(S7)では、印字データ
26のアドレスを規定ドットnに対して参照し、参照結
果が一致すればステップ8(S8)で規定ドットを記録
し、一致しなければ記録を行なわない。次にステップ9
(S9)で印字データ26を1つ前のアドレスにし、ス
テップ10(S10)でアドレスが最初に戻ったかどう
かを判断し、最初に戻るまで繰り返す。最後にステップ
11(S11)で印字データ26が終了したかどうかを
判断して、現在処理をしている行以降に印字データがあ
る場合には、記録ヘッド2の記録幅に相当する幅だけ記
録紙5を副走査方向に搬送して、S1から同様の工程を
繰り返す。
【0018】図4は本発明の第1実施例のインク滴の着
弾の様子を示す図である。主走査方向に4ドット間隔
で、1ドット間引いて着弾する第1の走査では、連続す
るインク滴31が乾燥する前に互いに重なり合うためイ
ンク滴同士が引合い、エッジ部32はスムースなエッジ
になる。また、連続して着弾されるインク滴31は本実
施例では4ドットと少ないため、滲み、罫線玉の発生は
ない。第2の走査で着弾したインク滴33すなわち予め
決定した規定ドットは、第1の走査で着弾し十分乾燥し
たインク滴31の間を補完する様に着弾するため、エッ
ジ部は曲率をもつが従来の1ドット間隔で着弾させる印
字に比較して目だたない。第1の走査で連続して着弾さ
せるインク滴の数は、インク重量、インクの表面張力、
紙種によって異なるが、望ましくは10ドット以下、さ
らに望ましくは5ドット以下であれば、表面張力の低い
濡れやすいインクと再生紙の様な滲みやすい記録紙との
組合せにおいても、上記の効果が達成できる。
【0019】上記走査工程の繰り返しによって所望の画
像を書き込まれた記録紙5は搬送ローラ1によって、図
示しない排紙トレイに排紙される。
【0020】図5は本発明の第2実施例を示すインクジ
ェットプリンタのブロック図、図6はインク滴の記録紙
への着弾の様子を示す図である。本実施例のインクジェ
ットプリンタは、第1実施例と同様の装置構成であるの
で説明は省略する。本実施例では、規定ドット発生手段
41を備えて構成され、規定ドット発生手段41によっ
て規定ドット53を副走査方向の隣接しない位置に発生
させた後、規定ドット記憶メモリ22に記憶させる。本
実施例では副走査方向に隣接するラインの規定ドット5
3の位置が一致しないように、主走査方向に2ドットず
らして発生させている。記録ヘッド2によるインク滴の
着弾の工程は第1実施例と同様であるので説明は省略す
る。このように構成することによって、記録紙の副走査
方向の同一ライン、例えばライン51上に連続して規定
ドット53が選択されないために、エッジ部32の曲率
を示す部分は見た目にさらに目だたなくなり、滲み、罫
線玉を防止してスムースな画像を実現できる。また、規
定ドット発生手段41を設けたことにより、先に示した
規定ドットの配列ばかりでなく、ランダムに発生・記憶
させることもできる。
【0021】図7は本発明の第3実施例を示すインクジ
ェットプリンタを示す図である。ドラム状のプラテン7
1に記録紙5が巻き付けられ、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックのインクを吐出するインクジェット方式
の記録ヘッド72Y、72M、72C、72Bkが、プ
ラテン1の軸方向に移動可能なキャリッジ73に取り付
けられている。
【0022】プラテン71は、中空のアルミニウム製ド
ラムであり、紙押え部材74を備え、駆動装置75によ
って図中矢印Dの方向に回転する。記録ヘッドの走査手
段87は、キャリッジ73とキャリッジ駆動モータ76
とスパイラル軸77と軸受け78と摺動可能なガイド軸
79とによって構成される。キャリッジ73は、記録ヘ
ッドを固定するとともに、キャリッジ駆動モータ76に
連結したスパイラル軸77と軸受け78が取り付けら
れ、摺動可能なガイド軸79に沿ってプラテン71の軸
方向に移動する。
【0023】記録ヘッド72Y、72M、72C、72
Bkは、圧電素子を用いる形式のインクジェット記録ヘ
ッドであり、それぞれ2/300インチピッチで3個の
ノズルをプラテン71の軸方向に一列で配置して構成し
ている。また、各ヘッドには、インクタンク80Y、
M、C、Bkが一体に接続されている。
【0024】次に動作について説明する。紙搬送手段8
1によってプラテン71の紙押え部材74に記録紙5を
挿入し、プラテン71を回転させながら巻き付ける。記
録紙5を巻き付けたプラテン71は、駆動装置75によ
って定速回転する。各色の記録ヘッドは、プラテン71
の回転に同期してインク滴を記録紙5に着弾させ画像の
記録を行なう。
【0025】ここで、記録ヘッドの走査工程について説
明する。図8は、インク滴の着弾の様子を示す図であ
る。第1、第2実施例で示したように、本実施例におい
ても主走査方向の走査は、第1の走査と第2の走査によ
って行なう。すなわち、スパイラル軸77を回転し所定
の位置にキャリッジ73を移動して停止し、プラテン7
1を2回転して記録ヘッド72の1ノズル、例えば90
に対応する1ラインを書き込む。第1の走査では、イン
ク滴82を5ドット間隔で1ドット間引いて着弾させ、
第2の走査では、第1の走査で間引いた位置に規定ドッ
ト83を補完するように着弾させて、1ラインのインク
像の書き込みを終了する。第1の走査、第2の走査工程
については第1実施例と同様であるので、説明は省略す
る。次に、スパイラル軸77を所定量回転させて、キャ
リッジ73を先の位置に対して3/300インチだけ図
中矢印Eの方向に移動して停止し、前記第1の走査と第
2の走査を行なう。この走査方法によれば、副走査方向
(プラテン71の軸方向)にもインターレースの書き込
みが実現でき、インクの重ねに時間差を設けることが原
理的にできるため、混色等の乾燥性に起因する悪影響を
低減できる。図中各ラインの先頭に各色の走査回数を数
字で示す。例えば4は、Y、M、C、Bkの各ヘッドに
よる走査が終了したことを意味し、3はY、M、C、2
はY、M、1はYの走査が終了したことを意味する。画
像を書き込んだ記録紙5は、図示しない紙剥離手段によ
って、プラテン71から除去され、排紙トレイ85に排
紙される。
【0026】本実施例では、1色目と2色目ともに、第
1の走査で同じ位置を間引いて、第2の走査で補完する
ようにインク滴を着弾させる。従って、画像のエッジ部
が曲率を有する位置も、別の色のインクで同じになるた
め、色ずれを少なく抑えることができる。さらに、第2
実施例で示したように、副走査方向に、間引く位置をず
らして構成しても構わない。
【0027】以上、記録ヘッドは圧電素子を用いる形式
のインクジェット記録ヘッドを用いた実施例を説明して
きたが、これに制限されるものでなく、発熱素子を用い
る形式の記録ヘッドも用いることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、第1の走査では、主走
査方向に2ドット以上の所定ドット間隔で間引いてイン
ク滴を記録媒体に着弾させ、第2の走査では、第1の走
査で着弾しなかった記録媒体の所定位置を補完する様に
インク滴を着弾させる。このため、インク滴は、滲み、
罫線玉の発生のない範囲で連続することになり、滲み、
罫線玉を防止するとともに、スムースなエッジの画像を
実現できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すインクジェットプリ
ンタを示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例のインクジェットプリンタ
のブロック図を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例の主走査方向の記録工程を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施例のインク滴の着弾の様子を
示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すインクジェットプリ
ンタのブロック図である。
【図6】本発明の第2実施例のインク滴の着弾の様子を
示す図である。
【図7】本発明の第3実施例を示すインクジェットプリ
ンタを示す図である。
【図8】本発明の第3実施例のインク滴の着弾の様子を
示す図である。
【図9】従来のインクジェットプリンタによるインク滴
の着弾の様子を示す図である。
【符号の説明】
1:搬送ローラ 2、72(Y、M、C、Bk):記録ヘッド 4、73:キャリッジ 5:記録紙(記録媒体) 12、87:走査手段 23:参照手段 31、82:第1の走査で着弾したインク滴 33、53、83:第2の走査で着弾したインク滴(規
定ドット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/485 B41J 3/10 101 E 3/12 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドから記録媒体にインク滴を吐
    出し記録するインクジェット記録方法において、 主走査方向に2ドット以上の所定ドット間隔で1ドット
    間引いて、インク滴を前記記録媒体に着弾させて記録す
    る第1の走査工程と、 第1の走査工程で着弾したインク滴に対し、相補的に間
    隔をおいてインク滴を着弾させて記録する第2の走査工
    程を含んでなることを特徴とするインクジェット記録方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の色のインクを重ねてカラー画像を
    記録する際には、前記第1の走査工程は、各色に対して
    同じ位置に対応するドットを間引いて、インク滴を着弾
    させて記録することを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 記録ヘッドから記録媒体にインク滴を吐
    出して記録を行なうインクジェット記録装置であって、 主走査方向に2ドット以上の所定ドット間隔で間引かれ
    る位置に対応する予め決められた規定ドットに対して、
    印字データを参照する参照手段を有して構成され、 前記参照手段の参照結果に基づいて、前記記録媒体の前
    記規定ドット位置でインク滴を間引いて着弾させる第1
    の走査と、第1の走査で着弾させたインク滴に対して相
    補的に間隔をおいてインク滴を着弾させる第2の走査と
    を制御する走査手段を備えたことを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記規定ドットが、前記記録ヘッドの副
    走査方向の隣接するラインで互いに異なることを特徴と
    する請求項3記載のインクジェット記録装置。
JP9767694A 1994-05-11 1994-05-11 インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 Pending JPH07304166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9767694A JPH07304166A (ja) 1994-05-11 1994-05-11 インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9767694A JPH07304166A (ja) 1994-05-11 1994-05-11 インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07304166A true JPH07304166A (ja) 1995-11-21

Family

ID=14198617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9767694A Pending JPH07304166A (ja) 1994-05-11 1994-05-11 インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07304166A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102673168A (zh) * 2011-03-08 2012-09-19 精工爱普生株式会社 打印装置以及打印方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102673168A (zh) * 2011-03-08 2012-09-19 精工爱普生株式会社 打印装置以及打印方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4931204B2 (ja) データ生成装置およびデータ生成方法
JP3161094B2 (ja) インクジェット記録装置における記録方法
JPH03231861A (ja) インクジェットプリント方法及び装置
JPH08258289A (ja) 印刷方法
KR19990088039A (ko) 양방향잉크젯칼라인쇄방법및칼라잉크젯인쇄장치
JP2002166536A (ja) インクジェット記録装置
JP4566397B2 (ja) インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法
JP3843633B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2006256009A (ja) インクジェット記録方法
JP2002036515A (ja) 記録装置および記録方法
JP6514261B2 (ja) インクジェットプリンタ及び印刷方法
JP4046390B2 (ja) 高精度の印刷のためのインクジェット印刷ヘッド及びその作動方法
JP3314031B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2952077B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP3900192B2 (ja) インクジェット記録装置および記録方法
JPH10138463A (ja) インクジェット記録装置
US20050001878A1 (en) Printing apparatus, print head, and printing method
JPH1199638A (ja) インクジェット画像記録方法及び装置
WO2006016355A2 (en) Method and apparatus to reduce the effect of inkjet drop satellites in bi-directional multi-pass printing
JP3291928B2 (ja) インクジェット記録方法、カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、インクジェット記録装置
JP2005088208A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JPH07304166A (ja) インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JPH10250119A (ja) インクジェット記録装置
JP2000218836A (ja) インクジェット記録装置
JP3371567B2 (ja) カラーインクジェット記録方法及び記録装置