JPH07303645A - カテーテル状超音波プローブ - Google Patents

カテーテル状超音波プローブ

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JPH07303645A
JPH07303645A JP9839094A JP9839094A JPH07303645A JP H07303645 A JPH07303645 A JP H07303645A JP 9839094 A JP9839094 A JP 9839094A JP 9839094 A JP9839094 A JP 9839094A JP H07303645 A JPH07303645 A JP H07303645A
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JP
Japan
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light
catheter
tip
slit body
probe
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JP9839094A
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Toshio Ito
寿夫 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニア方向の移動量及びラジアルスキャンの
角度を適確に検出できるカテーテル状超音波プローブを
提供する。 【構成】 超音波振動子17を用いてリニアスキャンを
行うカテーテル状超音波プローブ30において、超音波
振動子17を備える先端部12aに、平行かつ等間隔に
並ぶ複数のスリット31aを有するスリット体31を取
り付け、このスリット体31に光を照射し、その通過と
遮蔽の切り替わりをカウントしてこれに単カウントあた
りの移動量を乗算することによりリニア方向の移動量を
算出する。一方、ラジアルスキャンを行うカテーテル状
超音波プローブにおいては、環状のスリット体を取り付
け、これに光を照射し、その通過と遮蔽の切り替わりを
カウントしてこれに単カウントあたりの移動角度を乗算
することにより、ラジアルスキャンの角度を算出する。
このため、カテーテル状超音波プローブがいかなる環境
におかれた場合でも、その超音波振動子のリニア方向の
移動量或いはラジアルスキャンの角度を適確に把握する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波振動子がカテー
テルチューブで覆われて構成されている超音波診断装置
のカテーテル状超音波プローブ、特にカテーテルチュー
ブ内でリニアスキャンあるいはラジアルスキャンさせる
ことにより超音波断層像を得て診断を行うカテーテル状
超音波プローブの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、体内に超音波を送信し、体内
から反射してくる超音波を受信することによって体内の
断層画像を得る超音波診断装置が知られている。このよ
うな超音波診断装置には、超音波の送受波を行う超音波
プローブが備えられているが、通常の超音波診断装置に
用いられる超音波プローブは、体表面から超音波を送受
波するものが一般的である。しかしながら、体表面から
では適切な断層像が得にくい個所にある臓器や、細部に
わたって断層画像を得たい場合などには、血管内に挿入
して使用するカテーテル状超音波プローブが用いられて
いる。このようなカテーテル状超音波プローブは、例え
ば血管内に挿入してリニアスキャンあるいいはラジアル
スキャンを行うことにより超音波断層画像を得ることが
できる。
【0003】図11は、出願人が開発したカテーテル状
超音波プローブ10の構成を示したものである。この図
11に示されるように、このカテーテル状超音波プロー
ブ10は、プローブアセンブリ12とカテーテルチュー
ブ14とから成り、操作部16で操作を行うことによ
り、カテーテルチューブ14の内側でプローブアセンブ
リ12が動いてスキャンが行われる。ここで、リニアス
キャンを行うものではプローブアセンブリ12がリニア
方向に動き、一方、ラジアルスキャンを行うものではプ
ローブアセンブリ12が回転する。
【0004】図12は、このカテーテル状超音波プロー
ブ10が血管内に挿入された状態を示しているが、この
図から明らかなように、カテーテルチューブ14は、プ
ローブアセンブリ12の生体組織への接触を防止する働
きをしている。
【0005】図13は、リニアスキャン型のカテーテル
状超音波プローブ10のプローブアセンブリ12の先端
部分を拡大するとともにその一部分を破断したものを示
した図である。この図13に示されるように、プローブ
アセンブリ12の先端部12aには、超音波振動子17
が備えられ、ここから超音波が送受波されるようになっ
ている。また、先端部12aから伸びるケーブル12b
は、図示しない信号線18にワイヤ19が巻着されて構
成されている。なお、この従来例においては、ワイヤ1
9は螺旋巻きの構造であり、2方向をリニアスキャンす
るよう2個の超音波振動子が備えられている。
【0006】一方、図14は、ラジアルスキャン型のカ
テーテル状超音波プローブ20のプローブアセンブリ2
2の先端部分の拡大断面図である。ラジアルスキャン型
のプローブアセンブリ22においては、図13に示され
るリニアスキャン型のそれと同様に、プローブアセンブ
リ22の先端部22aには、超音波振動子17が備えら
れ、ここから超音波が送受波されるようになっている。
ラジアルスキャン型のカテーテル状超音波プローブ20
では、プローブアセンブリ22が回転して360度の走
査を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、リニアスキャ
ン型のカテーテル状超音波プローブにおいては、カテー
テルチューブ14内を先端部12aがリニア方向に移動
するが、このリニア方向の移動量が不明確になる場合が
あるという問題があった。即ち、先端部10aの移動量
は操作部16から送られたケーブル12bの長さから間
接的に求めることができるが、ケーブルの伸びなどがあ
った場合には正確さに欠けることとなり、リニアスキャ
ンの精度の低下を招く。これは、カテーテル状超音波プ
ローブが血管等に挿入され、激しく屈曲した場合などに
起こりやすい。
【0008】また、これと同様の問題は、ラジアルスキ
ャン型のカテーテル状超音波プローブにも生じる。すな
わち、プローブが血管等に挿入されて激しく屈曲し、操
作部16からの駆動力が直接的に伝わりにくくなってい
るような場合などは、当該操作部16において先端部2
2aの回転数や回転角が把握しにくいという問題があっ
た。このような事態が生じると、リニアスキャンの場合
と同様に、ラジアルスキャンの精度の低下を招く。
【0009】本発明は、以上のような課題に鑑みなされ
たものであり、その第一の目的は、リニア方向の移動量
を適確に検出できるカテーテル状超音波プローブを提供
することにある。また、本発明の第一の目的は、ラジア
ルスキャン時の回転数や回転角を容易に把握することが
できるカテーテル状超音波プローブを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本願の請求項1の発明に係るカテーテル状
超音波プローブにおいては、超音波振動子を備える先端
部と、この先端部から伸びるケーブルと、この先端部及
びケーブルから成るプローブアセンブリと、このプロー
ブアセンブリを覆うカテーテルチューブと、を備え、こ
のカテーテルチューブ内で前記超音波振動子をリニアに
移動させてリニアスキャンを行うカテーテル状超音波プ
ローブにおいて、前記先端部に備えられ、板状の部材に
複数のスリットが等間隔で平行に設けられて構成された
スリット体と、このスリット体に光を照射する光照射手
段と、前記スリット体を通過する光を受光する受光手段
と、前記スリット体に対する光の通過と遮蔽の切り替わ
りを検出することにより、前記先端部の移動の際に前記
光照射手段を横切るスリットの数をカウントするカウン
タと、このカウンタによるカウント数と前記先端部の走
査の方向とから当該先端部の移動量を算出するカルキュ
レータと、を備え、リニアスキャン時に前記超音波振動
子の移動量を算出することを特徴とする。
【0011】また、本願の請求項2の発明に係るカテー
テル状超音波プローブにおいては、超音波振動子を備え
る先端部と、この先端部から伸びるケーブルと、この先
端部及びケーブルから成るプローブアセンブリと、この
プローブアセンブリを覆うカテーテルチューブと、を備
え、このカテーテルチューブ内で前記先端部を回転させ
ることによってラジアルスキャンを行うカテーテル状超
音波プローブにおいて、前記先端部に備えられ、当該先
端部と同一の回転軸で回転し、環状の板に複数のスリッ
トが放射状に設けられて構成されたスリット体と、この
スリット体に光を照射する光照射手段と、前記スリット
体を通過する光を受光する受光手段と、前記スリット体
を通過する光の有無を検出して、前記光照射手段を横切
るスリットの数をカウントするカウンタと、このカウン
タによるカウント数から当該先端部の回転角を算出する
カルキュレータと、を備え、ラジアルスキャン時に前記
超音波振動子の回転角を算出することを特徴とする。
【0012】請求項3に係るカテーテル状超音波プロー
ブにおいては、超音波振動子を備える先端部と、この先
端部から伸びるケーブルと、この先端部及びケーブルか
ら成るプローブアセンブリと、このプローブアセンブリ
を覆うカテーテルチューブと、を備え、このカテーテル
チューブ内で前記先端部を回転させることによってラジ
アルスキャンを行うカテーテル状超音波プローブにおい
て、前記先端部に備えられ、当該先端部と同一の回転軸
で回転し、環状の光反射性部材に複数のスリットが放射
状に設けられて構成されたスリット体と、このスリット
体に光を照射する光照射手段と、前記スリット体から反
射されてくる光を受光する受光手段と、前記スリット体
から反射されてくる光の有無を検出して、前記光照射手
段を横切るスリットの数をカウントするカウンタと、こ
のカウンタによるカウント数から当該先端部の回転角を
算出するカルキュレータと、を備え、ラジアルスキャン
時に前記超音波振動子の回転角を算出することを特徴と
する。
【0013】請求項4に係るカテーテル状超音波プロー
ブにおいては、超音波を反射する反射面を備える先端部
と、この先端部から伸びるケーブルと、この先端部及び
ケーブルから成るプローブアセンブリと、このプローブ
アセンブリを覆うカテーテルチューブと、このカテーテ
ルチューブの先端部分に備えられ前記反射面に超音波を
送受波する超音波振動子と、を備え、前記カテーテルチ
ューブ内で前記先端部を回転させることによってラジア
ルスキャンを行うカテーテル状超音波プローブにおい
て、前記先端部に備えられ、当該先端部と同一の回転軸
で回転し、環状の板に複数のスリットが等間隔に放射状
に設けられて構成されたスリット体と、このスリット体
に光を照射する光照射手段と、前記スリット体から反射
されてくる光を受光する受光手段と、前記スリット体か
ら反射されてくる光の有無を検出して、前記光照射手段
を横切るスリットの数をカウントするカウンタと、この
カウンタによるカウント数から当該先端部の回転角を算
出するカルキュレータと、を備え、ラジアルスキャン時
に前記超音波振動子の回転角を算出することを特徴とす
る。
【0014】
【作用】以上のような構成を有する請求項1の発明に係
るカテーテル状超音波プローブに用いられるスリット体
は、板状の部材に複数のスリットが設けられて構成され
ている。従って、このスリット体に対して光を照射する
と、スリットの部分では光が通過し、一方、スリット以
外の部分(以下、横枠部という)では光が遮蔽される。
【0015】ここで、プローブアセンブリの先端部がリ
ニアに動くと、これに伴ってスリット体も移動する。こ
のため、スリット体に光照射を続けると、光照射手段の
照射対象がスリットから横枠部に移動する際に、それま
で通過していた光が遮蔽されるようになる。これとは逆
に、横枠部からスリットに移動した際には、それまで遮
蔽されていた光が通過するようになる。本発明に係るカ
テーテル状超音波プローブにおいては、スリット体に対
する光の通過あるいは遮蔽は受光手段により検出され
る。
【0016】受光手段により光の通過あるいは遮蔽が検
出されるが、光の通過と遮蔽の切り替わりの回数はカウ
ンタによりカウントされる。ここで、スリット体の複数
のスリットは等間隔で平行に設けられているため、リニ
アスキャンの際に、光の通過と遮蔽の切り替わりの数を
カウントし、一組のスリット及び横枠部からなる単位長
さにこのカウント数を乗算することにより、当該リニア
スキャン時の超音波振動子の移動量を正確に算出するこ
とができる。本発明に係るカテーテル状超音波プローブ
においては、カウンタによるカウントが行われた後、カ
ルキュレータにより超音波振動子の移動方向が考慮され
て当該超音波振動子の移動量が算出される。
【0017】請求項2に係るカテーテル状超音波プロー
ブはラジアルスキャン型のプローブであり、このプロー
ブにおいては、リニアスキャン型のそれと異なり、スリ
ット体は環状であり、そこにスリットが放射状に形成さ
れている。このため、スリット体による光の通過あるい
は遮蔽の機構や、カウンタによるカウントなどは、請求
項2のリニアスキャン型のカテーテル状超音波プローブ
と同様であるが、カウンタによるカウントに基づき超音
波振動子の回転角が算出される点が異なる。
【0018】すなわち、ラジアルスキャンの際に、光の
通過と遮蔽の切り替わりの回数をカウントし、一組のス
リット及び横枠部からなる単位角にこのカウント数を乗
算することにより、当該ラジアルスキャン時の超音波振
動子の回転角を正確に算出することができる。本発明に
係るカテーテル状超音波プローブにおいても、カウンタ
によるカウントが行われた後、カルキュレータにより超
音波振動子の回転方向が考慮されて当該超音波振動子の
回転角が算出される。また、回転角360度毎に別カウ
ントを行うことにより、回転数をも求めることができ
る。
【0019】請求項3に係るカテーテル状超音波プロー
ブも、請求項2のプローブと同様にラジアルスキャン型
のプローブである。しかしながら、この請求項3のプロ
ーブは、請求項2のプローブと異なり、スリット体から
の反射の有無を検出する。
【0020】すなわち、スリット体の横枠部は光の通過
を遮蔽するが、遮蔽された光は逆方向に反射してくる。
一方、スリットの部分は光が通過するため、反射は起こ
らない。この請求項3に係るカテーテル状超音波プロー
ブにおいては、スリット体からの反射光は受光手段で受
光される。そして、請求項2のプローブと同様に、受光
手段での受光状態がカウンタでカウントされ、これに基
づいてカルキュレータで超音波振動子の回転角が算出さ
れる。
【0021】請求項4に係るカテーテル状超音波プロー
ブは、請求項3のプローブと同様のラジアルスキャン型
のプローブであり、しかもスリット体からの反射光を基
にして超音波振動子の回転角を算出する。しかしなが
ら、この請求項4のプローブは、プローブアセンブリの
先端部とは別の箇所に超音波振動子が設けられており、
超音波振動子自体は回転しない点が請求項3のプローブ
とは異なる。このプローブでは、プローブアセンブリの
先端部には反射面が備えられており、超音波振動子から
送信された超音波はこの反射面で反射されて生体内に送
信される。一方、生体内からの反射波も、当該反射面で
反射されて超音波振動子に受信される。このような先端
部に反射面を備えたカテーテル状超音波プローブにおい
ても、反射面の回転角が容易に算出され、これにより、
超音波が送受信されている角度を容易に判定することが
できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、従来例と同一の構成要素及び同
一構成部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0023】[第1実施例]図1、図2は、本発明の第
1実施例に係るカテーテル状超音波プローブ30の構成
を示す断面図である。第1実施例に係るカテーテル状超
音波プローブ30はリニアスキャン型のカテーテル状超
音波プローブである。
【0024】本実施例に係るカテーテル状超音波プロー
ブ30において特徴的なことは、先端部12aにスリッ
ト体31を設け(図1)、このスリット体31を挟み込
むように発光素子33a及び受光素子33bを設けてい
る(図2)ことである。更に、実施例において、スリッ
ト体31は、先端部12aの下部に取り付けられてお
り、その長手方向に平行かつ等間隔にスリット31aが
刻まれている。このスリット体31は、光を透過しない
部材で構成されており、スリット31aが刻まれること
により形成された横枠31bの部分は光を吸収もしくは
反射する。従って、発光素子33aの前にスリット31
aが位置した場合には、当該発光素子33aから照射さ
れた光は受光素子33bに受光され、一方、横枠31b
が位置した場合には光は受光素子33bに到達せず、受
光されない。
【0025】ここで、本実施例においては、超音波振動
子17は、先端部12aの上方向に1個備えられてい
る。したがって、この超音波プローブ30は、上方向に
向かって超音波を送受波する。なお、超音波振動子17
は、スリット体31に影響されずに体内に向かって超音
波を送受波できる位置であれば、先端部12aのいかな
る位置にも配置することができる。
【0026】次に、第1実施例に係るカテーテル状超音
波プローブ30の動作について説明する。
【0027】図3のブロック図に示されるように、プロ
ーブアセンブリ12には、その移動及び超音波の送受波
を制御する制御部23が接続されている。また制御部2
3には、カウンタ24及びカルキュレータ25が接続さ
れている。本実施例に係るカテーテル状超音波プローブ
30は、超音波振動子17を備える先端部12aが、カ
テーテルチューブ14の内側をその長さ方向に移動して
リニアスキャンを行う。なお、実施例において、発光素
子33a及び受光素子33bは制御部23に接続されて
おり、発光素子33aの発光あるいは受光素子33bか
らの信号のピックアップは制御部23により行われる。
【0028】ここで、このリニア方向の移動量を検出し
たい場合には、検出信号がオンされて(図4(b))、
発光素子33aからスリット体31に対して光が照射さ
れる。発光素子33aから照射された光は、スリット体
31のスリット31aは通過するが、横枠31bの部分
では遮蔽される(図4(c))。本実施例においては、
スリット体31に対する光の遮蔽から通過への切り替わ
りの回数が検出され、その回数が、超音波振動子が超音
波を送信したスリット31aの数としてカウントされ
る。このカウントは、カウンタ24により行われる(図
4(d))。なお、本実施例においては、スリット体3
1に対する光の遮蔽から通過への切り替わりを検出する
ことによりスリット数のカウントをしているが、これと
は逆に、通過から遮蔽への切り替わりを検出するように
しても、同様にスリット数のカウントを行うことができ
る。
【0029】カウンタ24によるカウントが行われた後
は、カルキュレータ25による移動量の算出が行われ
る。本実施例に係るカテーテル状超音波プローブ30の
スリット体31には、平行かつ等間隔にスリット31a
が刻まれているため、次のような式に基づき超音波振動
子17の移動量の絶対値を算出することができる。
【0030】(スリット31の幅+横枠31bの幅)×
カウント数=移動量の絶対値 すなわち、1個あたりのスリット31幅及び1個あたり
の横枠31b幅の和を単位長さとすれば、これにカウン
ト数を乗算することにより、スリット体31に対して超
音波を送信した超音波振動子の移動量を算出することが
できる。この際に、先端部12aの前進の方向を正の方
向、後退の方向を負の方向とし、先端部12aの移動方
向をデータとして取り込んでそれに応じて移動量の符号
を決定する。検出時間全体にわたってそれを積算した場
合には、移動量の総量が算出できる。なお、図5では等
速で移動した場合を説明しているが、血管内等に挿入さ
れ、極端にプローブが折れ曲がるなどして等速移動が保
証されないような場合でも、等速運動の場合と全く同様
にカウント等を行うことにより、移動量の算出を行うこ
とができる。
【0031】このようにして、第1実施例に係るカテー
テル状超音波ブローブ30においては、超音波振動子1
7を用いてリニアスキャンを行うカテーテル状超音波プ
ローブ30において、超音波振動子17を備える先端部
12aに、平行かつ等間隔に並ぶ複数のスリット31a
を有するスリット体31を取り付け、このスリット体3
1に光を照射し、その通過と遮蔽のきり換わりをカウン
トし、単カウントあたりの移動量にこのカウント数を乗
算することにより、その超音波振動子17のリニア方向
の移動量を算出する。このため、リニアスキャン時の超
音波振動子の移動量を容易に算出することができ、デー
タの適確性を確保することができる。
【0032】[第2実施例]図5は、本発明の第2実施
例に係るカテーテル状超音波プローブ40の構成を示す
図である。なお、従来例もしくは第1実施例と同一の構
成要素には同一符号を付しその説明を省略する。
【0033】この第2実施例に係るカテーテル状超音波
プローブ40は、ラジアルスキャン型の超音波プローブ
であり、このプローブ40において特徴的なことは、プ
ローブアセンブリ20の先端部20aに環状のスリット
体41が設けられていることである。この環状のスリッ
ト体41は、図6に示されるように、先端部20aと回
転中心を同一にし、先端部20aの回転に追従して回転
する。また、この図6に示されているように、スリット
体41は、放射状にスリット41aが設けられている。
このスリット41aは、等角度に刻まれており、当該ス
リット41aが刻まれることにより形成された横枠41
bの部分は光を反射する。この第2実施例においては、
カテーテルチューブ14内部に光ファイバー43が埋設
されている。この光ファイバー43は、発光ファイバー
43a、媒介ファイバー43b及び受光ファイバー43
cからなり、発光ファイバー43aはスリット体41に
対し光を照射し、受光ファイバー43cはスリット体4
1を通過してくる光を受光する。また、媒介ファイバー
43bは、発光ファイバー43aと受光ファイバー43
cの間を媒介する。
【0034】このような構成を有する第2実施例に係る
カテーテル状超音波プローブにおいて、ラジアルスキャ
ンの角度を検出する方法は、基本的には第1実施例の方
法と同じである。すなわち、発光ファイバー43aから
照射された光は、スリット体41のスリット41aは通
過するが、横枠41bの部分では遮蔽される。したがっ
て、スリット体41に対する光の通過と遮蔽の切り替わ
りの回数をカウントすることにより、発光ファイバー4
3a(あるいは受光ファイバー43c)の前を横切るス
リット41aの数をカウントすることができる。そし
て、この場合には、次に示す式、 (スリット41aの角度+横枠41bの角度)×カウン
ト数=ラジアルスキャンの角度 により、ラジアルスキャンの角度を算出することが可能
となる。そして、ラジアルスキャンの角度を360度ご
とに更新するようにすることにより、回転数を容易に算
出することが可能となる。
【0035】このようにして、第2実施例に係るカテー
テル状超音波プローブにおいては、ラジアルスキャン型
のカテーテル状超音波プローブにおいて、回転する先端
部20aにこれと追従して回転する環状のスリット体4
1を取り付け、このスリット体41に放射状かつ等角度
で設けられているスリット41aの数をカウントするこ
とにより、ラジアルスキュンの角度を容易に算出するこ
とができる。
【0036】[第3実施例]図7は、本発明の第3実施
例に係るカテーテル状超音波プローブ50の構成を示す
図である。なお、従来例あるいは他の実施例と同一の構
成要素には、同一符号を付しその説明を省略する。
【0037】この第3実施例において特徴的なことは、
第2実施例とは異なり媒介ファイバー40bを用いてい
ないことである。すなわち、この第3実施例において
は、発光ファイバー43aを超音波振動子17の手前で
迂回させ、直接的に環状のスリット体41の前方に導い
ている。このようにすることで、環状のスリット体41
を光が貫く場所が1箇所となり、制御が容易になる。ま
た、超音波振動子17の手前で光ファイバーを迂回させ
ているため、ラジアルスキャンの際に光ファイバーに超
音波が照射されず、当該光ファイバーの影響を受ない状
態で超音波断層画像を得ることが可能となる。
【0038】[第4実施例]図8は、本発明の第4実施
例に係るカテーテル状超音波プローブの構成を示す図で
ある。また、図9は、図8のB−B断面図である。な
お、従来例及び他の実施例と同一の構成要素には同一符
号を付しその説明を省略する。
【0039】この第4実施例もラジアルスキャン型のカ
テーテル状超音波プローブに関するものである。しかし
ながら、この第4実施例に係るカテーテル状超音波プロ
ーブ60においては、環状のスリット体41から反射す
る光を検出することにより、環状のスリット体41のス
リット41aのカウントを行う。すなわち、このカテー
テル状超音波プローブ60においては、カテーテルチュ
ーブ14を内部に、発光ファイバー43a及び受光ファ
イバー43cが平行に埋設されている。そして、発光フ
ァイバー43aの前方に横枠41bが位置した場合に
は、当該発光ファイバー43aから照射された光は受光
ファイバー43cに受光されるようにしている。このた
め、この第4実施例においては、環状のスリット体41
に対する光の通過と反射の切り替わりを検出してスリッ
ト41bのカウントを行う。そして、第2実施例及び第
3実施例と同様の手法によりラジアルスキュンの角度が
算出される。
【0040】[第5実施例]図10は、本発明の第5実
施例に係るカテーテル状超音波プローブ70の構成を示
す図である。なお、従来例あるいは他の実施例と同一の
構成要素には同一符号を付しその説明を省略する。
【0041】この第5実施例に係るカテーテル状超音波
プローブ70は、環状のスリット体41の光の通過と反
射の切り替わりを検出することによりスリットのカウン
トを行ってラジアルスキャンの角度を算出することは第
4実施例と同様である。しかしながら、このプローブ7
0は、そのプローブアセンブリの先端部71は反射型の
先端部であり、当該先端部71には超音波振動子が取り
付けられていない。すなわち、この超音波プローブ70
の先端部71は反射面73を有し、カテーテルチューブ
14頭部の内側に設けられた超音波振動子17から送波
される超音波をこの反射面73で反射して生体内に超音
波を送波し、一方、生体内から反射してくる超音波を反
射面73で反射してその反射波を超音波振動子17が受
波する。要するに、この型の超音波プローブでは、反射
面73の反射波より超音波の送受波を行っている。この
ような型の超音波プローブ70においても、先端部71
のラジアルスキャンの角度が検出精度上の問題となって
くるため、その後ラジアルスキャンの角度を検出する必
要がある。このような場合においても、すでに説明した
ような第4実施例に係る超音波プローブ60と同一の構
成要素、すなわち環状のスリット体41、これに光を照
射する発光ファイバー43a及びスリット体41から反
射してくる光を受光する受光ファイバー43cを設け、
他の実施例と同様のカウンタ及びカリキュレータを備え
ることにより、容易にラジアルスキャンの角度を算出す
ることができる。
【0042】このようにして、本実施例に係るカテーテ
ル状超音波プローブにおいては、リニアスキャン型のも
のには先端部に平板上で縦長のスリット体を取り付け、
ラジアルスキャン型のものには先端部に環状のスリット
体を取り付け、それらに光を照射して、その遮蔽あるい
は反射を検出することにより、当該スリット体に設けら
れているスリットの数をカウントすることができる。そ
して、そのスリットが等間隔あるいは等角度で設けられ
ていることを利用してリニアスキャンの移動量あるいは
ラジアルスキャンの角度を検出することができる。この
移動量あるいは角度の検出はカテーテル状超音波プロー
ブがどのような状態におかれた場合でも適確になされる
ため、例えば血管内などの屈曲した個所に挿入され、走
査部での駆動力が先端部に適確に伝わらない状態になっ
た場合でもスキャンの精度が失われることがない。
【0043】なお、この実施例において用いられている
スリット体の部材は、各実施例に応じて光を吸収あるい
は反射するものであればいかる部材をも用いることが可
能である。これに該当するものとしては、例えば、金
属、セラミックあるいは合成樹脂などがあるが、これら
の色彩を変更したりあるいはメッキを施したりすること
により容易に目的のスリット体を構成することも可能で
ある。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカテ
ーテル状超音波プローブにおいては、カテーテル状超音
波プローブがいかなる環境に置かれた場合でも、その超
音波振動子のリニア方向の移動量あるいはラジアルスキ
ャンの角度を適確に把握することができ、リニアスキャ
ン或いはラジアルスキャンの適確性が向上し、装置の信
頼性が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るカテーテル状超音波
プローブの構成を示す縦断面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】本実施例に係るカテーテル状超音波プローブの
構成を示すブロック図である。
【図4】本実施例に係るカテーテル状超音波プローブの
動作を説明するための図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るカテーテル状超音波
プローブの構成を示す縦断面図である。
【図6】環状のスリット体41の構成を示す図である。
【図7】本発明の第3実施例に係るカテーテル状超音波
プローブの構成を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第4実施例に係るカテーテル状超音波
プローブの構成を示す縦断面図である。
【図9】図8におけるB−B断面図である。
【図10】本発明の第5実施例に係るカテーテル状超音
波プローブの構成を示す縦断面図である。
【図11】従来のカテーテル状超音波プローブの構成を
示す図である。
【図12】カテーテル状超音波プローブの使用を示す図
である。
【図13】リニアスキャン型カテーテル状超音波プロー
ブのプローブアセンブリの説明をするための一部破断図
である。
【図14】ラジアルスキャン型カテーテル状超音波プロ
ーブのプローブアセンブリの先端部を示す透視図であ
る。
【符号の説明】
12 プローブアセンブリ 12a,71 先端部 12b ケーブル 14 カテーテルチューブ 16 操作部 17 超音波振動子 19 ワイヤ 23 制御部 24 カウンタ 25 カルキュレータ 30,40,50,60,70 カテーテル状超音波プ
ローブ 31 スリット体 31a,41a スリット 31b,41b 横枠 41 環状のスリット体 43 光ファイバー 43a 発光ファイバー 43b 媒介ファイバー 43c 受光ファイバー 73 反射面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を備える先端部と、この先
    端部から伸びるケーブルと、この先端部及びケーブルか
    ら成るプローブアセンブリと、このプローブアセンブリ
    を覆うカテーテルチューブと、を備え、このカテーテル
    チューブ内で前記超音波振動子をリニアに移動させてリ
    ニアスキャンを行うカテーテル状超音波プローブにおい
    て、 前記先端部に備えられ、板状の部材に複数のスリットが
    等間隔で平行に設けられて構成されたスリット体と、 このスリット体に光を照射する光照射手段と、 前記スリット体を通過する光を受光する受光手段と、 前記スリット体に対する光の通過と遮蔽の切り替わりを
    検出することにより、前記先端部の移動の際に前記光照
    射手段を横切るスリットの数をカウントするカウンタ
    と、 このカウンタによるカウント数と前記先端部の走査の方
    向とから当該先端部の移動量を算出するカルキュレータ
    と、 を備え、 リニアスキャン時に前記超音波振動子の移動量を算出す
    ることを特徴とするカテーテル状超音波プローブ。
  2. 【請求項2】 超音波振動子を備える先端部と、この先
    端部から伸びるケーブルと、この先端部及びケーブルか
    ら成るプローブアセンブリと、このプローブアセンブリ
    を覆うカテーテルチューブと、を備え、このカテーテル
    チューブ内で前記先端部を回転させることによってラジ
    アルスキャンを行うカテーテル状超音波プローブにおい
    て、 前記先端部に備えられ、当該先端部と同一の回転軸で回
    転し、環状の板に複数のスリットが放射状に設けられて
    構成されたスリット体と、 このスリット体に光を照射する光照射手段と、 前記スリット体を通過する光を受光する受光手段と、 前記スリット体を通過する光の有無を検出して、前記光
    照射手段を横切るスリットの数をカウントするカウンタ
    と、 このカウンタによるカウント数から当該先端部の回転角
    を算出するカルキュレータと、 を備え、 ラジアルスキャン時に前記超音波振動子の回転角を算出
    することを特徴とするカテーテル状超音波プローブ。
  3. 【請求項3】 超音波振動子を備える先端部と、この先
    端部から伸びるケーブルと、この先端部及びケーブルか
    ら成るプローブアセンブリと、このプローブアセンブリ
    を覆うカテーテルチューブと、を備え、このカテーテル
    チューブ内で前記先端部を回転させることによってラジ
    アルスキャンを行うカテーテル状超音波プローブにおい
    て、 前記先端部に備えられ、当該先端部と同一の回転軸で回
    転し、環状の光反射性部材に複数のスリットが放射状に
    設けられて構成されたスリット体と、 このスリット体に光を照射する光照射手段と、 前記スリット体から反射されてくる光を受光する受光手
    段と、 前記スリット体から反射されてくる光の有無を検出し
    て、前記光照射手段を横切るスリットの数をカウントす
    るカウンタと、 このカウンタによるカウント数から当該先端部の回転角
    を算出するカルキュレータと、 を備え、 ラジアルスキャン時に前記超音波振動子の回転角を算出
    することを特徴とするカテーテル状超音波プローブ。
  4. 【請求項4】 超音波を反射する反射面を備える先端部
    と、この先端部から伸びるケーブルと、この先端部及び
    ケーブルから成るプローブアセンブリと、このプローブ
    アセンブリを覆うカテーテルチューブと、このカテーテ
    ルチューブの先端部分に備えられ前記反射面に超音波を
    送受波する超音波振動子と、を備え、前記カテーテルチ
    ューブ内で前記先端部を回転させることによってラジア
    ルスキャンを行うカテーテル状超音波プローブにおい
    て、 前記先端部に備えられ、当該先端部と同一の回転軸で回
    転し、環状の板に複数のスリットが等間隔に放射状に設
    けられて構成されたスリット体と、 このスリット体に光を照射する光照射手段と、 前記スリット体から反射されてくる光を受光する受光手
    段と、 前記スリット体から反射されてくる光の有無を検出し
    て、前記光照射手段を横切るスリットの数をカウントす
    るカウンタと、 このカウンタによるカウント数から当該先端部の回転角
    を算出するカルキュレータと、 を備え、 ラジアルスキャン時に前記超音波振動子の回転角を算出
    することを特徴とするカテーテル状超音波プローブ。
JP9839094A 1994-05-12 1994-05-12 カテーテル状超音波プローブ Pending JPH07303645A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017176465A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 オリンパス株式会社 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム

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