JPH0730299Y2 - ディスク型カッター - Google Patents

ディスク型カッター

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JPH0730299Y2
JPH0730299Y2 JP12538589U JP12538589U JPH0730299Y2 JP H0730299 Y2 JPH0730299 Y2 JP H0730299Y2 JP 12538589 U JP12538589 U JP 12538589U JP 12538589 U JP12538589 U JP 12538589U JP H0730299 Y2 JPH0730299 Y2 JP H0730299Y2
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JP
Japan
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disc
blade
partition
rotating shaft
speed rotating
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JP12538589U
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JPH0365692U (ja
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正三 石井
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ISHII MANUFACTURING CO., LTD.
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ISHII MANUFACTURING CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、円盤刃が改善された仕切パイプ構造によって
高,低速回転軸に保持されるディスク型カッターに関す
る。
[従来の技術] 一般に知られているディスク型カッターに使用される仕
切パイプは第11図に示すような構造である。即ち、多角
形、たとえば六角形とした高,低速回転軸1に、該回転
軸1の断面形状と適合する六角形の孔を形成した円盤刃
2と、ボス部3aに回転軸1の断面形状と適合する六角形
の孔を形成する合成樹脂型品の仕切パイプ3とを交互に
挿通し、回転軸1に対して適当間隔毎に円盤刃2を交換
可能としたものである。
[考案が解決しようとする課題] 上述したような円盤刃の仕切パイプ構造にあっては、
高,低速回転軸の長さが1m程度の比較的長尺であるた
め、円盤刃の交換作業時に回転軸が撓むことから、肉薄
の円盤刃は問題ないが、比較的長尺の仕切パイプのボス
部の挿入が円滑に行われずに、円盤刃の交換に多くの時
間と労力を要するばかりでなく、合成樹脂型用の金型が
高価であるとともに、使用材料を多く要するなど経済的
な課題がある。
本考案の目的は、仕切パイプをボスのない単なるパイプ
となして経済的な不利を解消せしめるとともに、仕切パ
イプの両端縁と、この端縁に対応する円盤刃部とに夫々
係止手段を設け、この両係止手段により仕切パイプが回
転軸と同心円上に位置決めセットされ、加えて、各円盤
刃の間隔保持が合理的になされ、回転軸の撓みに関係な
く仕切パイプのセット、および、円滑な円盤刃の交換が
なしうるディスク型カッターを提供せんとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、枠体に対し
て、高速回転軸と低速回転軸を平行に軸架し、上記高速
回転軸に仕切パイプを介して適当間隔毎に複数枚の円盤
刃を交換可能に設けるとともに、上記低速回転軸に仕切
パイプを介して上記各円盤刃に対応するスターホイル刃
などの円盤刃を交換可能に設けたディスク型カッターに
おいて、上記各仕切パイプの両端縁部と、この端縁部に
対応する上記円盤刃部に、係脱可能な係止手段を設けた
ことを特徴とするものである。
[作用] 高,低速回転軸に、所要数の円盤刃と仕切パイプとを交
互に挿通させ、円盤刃と仕切パイプの両端縁に形成した
係止手段を順次係止させることにより円盤刃の適当間隔
セットがなし得られ、また、仕切パイプが回転軸に対し
て非接触であるので、円盤刃の交換作業が円滑に、しか
も、短時間で行える。
[実施例] 次に、図面について本考案の実施例の詳細を説明する。
第1図は一部切欠平面図,第2図は第1実施例の要部の
分解斜視図,第3図は同上実施例における円盤刃の正面
図,第4図は円盤刃の別実施例を示す正面図,第5図は
上記第4図の円盤刃に対応しうる仕切パイプの斜視図,
第6図は同上別実施例の仕切パイプの斜視図,第7図は
第2実施例を示す要部の断面図,第8図は同上円盤刃の
正面図,第9図、および、第10図は第3実施例を示し、
第9図は係止手段を回転軸と同心状の円形突条とした構
造の一部切欠分解図,第10図は突起状係止手段をスポッ
ト状とした構造の一部切欠分解図である。
第1図について本考案ディスク型カッターの詳細を説明
すると、11は左右対向的に設けた枠体で、該両枠体11は
ディスク型カッターケース(図示略)の一部を構成して
いる。上記両枠体11間には、断面形状が例えば六角形状
の高速回転軸12と低速回転軸13とが平行に、かつ、同一
平面上に軸架されている。上記高,低速回転軸12,13に
は、複数の円盤刃14,スターホイル刃15と複数の合成樹
脂成型品である単なるパイプ構造の仕切パイプ16,17が
交互に挿通してあり、特に、低速回転軸13の仕切パイプ
17には上記スターホイル刃15と適当な間隙をもって対接
する鍔17aが一体形成されている。そして、上記間隙の
略中央部に上記高速回転軸12の円盤刃14の外周が若干介
入されるようにしてある。また、上記高,低速回転軸1
2,13の一端に螺子部12a,13aが形成してあり、これに螺
合したナット18,19により刃押さえ20,21を押圧し、円盤
刃14,スターホイル刃15と各仕切パイプ16,17とがセット
されるように構成されている。22,23は上記高,低速回
転軸12,13の一端に固定した刃押さえ、24,25は藁巻付防
止パイプ,26,27は一方の枠体11に対して着脱可能に設け
た藁巻付防止パイプで、この藁巻付防止パイプ26,27を
枠体11から取り外すことにより上記ナット18,19の螺脱
を可能となし、円盤刃14,スターホイル刃15、および、
仕切パイプ16,17が高,低速回転軸12,13から取り外し交
換しうるようにしたものである。図中28は大径ギア,29
は小径ギア,30は動力伝達用のプーリーである。
次に、第2〜4図について本考案第1実施例の詳細を説
明する。上記高速回転軸12に挿嵌される円盤刃14の板面
に、この円盤刃14と同心円上に、係止手段を構成する偶
数個の孔14aを等間隔毎に穿設形成するとともに、上記
円盤刃14の両面に突き合わされ、かつ、高速回転軸12の
軸芯と同心に配せられる一方の仕切パイプ16の両端面
に、上記円盤刃14の1個おきの孔4aに嵌入する係止手段
である突起16aを一体形成し、また、他方の仕切パイプ1
6の両端面に、上記円盤刃14に形成した残りの孔4aに嵌
入する突起16bを一体形成したものである。そして、高
速回転軸12に挿嵌された円盤刃14の両面から夫々仕切パ
イプ16を当接し、夫々の仕切パイプ16の突起16a,16bを
夫々約束された円盤刃14の孔14aに嵌入することによ
り、円盤刃14同志の間隔は仕切パイプ16によって保持さ
れるし、仕切パイプ16は高速回転軸12の軸芯と同心円上
にセットされる。このことは、低速回転軸13に対するス
ターホイル刃15,仕切パイプ17に対しても適用しうるこ
とである。
また、第3図に示すように、上記円盤刃14の孔14aが円
形であると、製作誤差によって仕切パイプ16の突起16a,
16bとが適合しないことがあるので、これを防止するた
めに第4図に示すように、上記孔14aを円周にそった楕
円孔14bとすることにより、上記製作誤差が解消しうる
ようにする。更に、仕切パイプ16の突起16a,16bを、第
5図に示すように、第4図に示す楕円孔14bに嵌入する
巾をもった突起16cとすることにより、突起強度を大き
くすることもできる。また、一般的に上記円盤刃14の肉
厚は約1.6mm程度であることから、このような円盤刃14
の孔14a,14bに嵌入する上記突起16a,16b,16cの長さも、
約1.6mm程度とする必要がある。従って、突起16a,16b,1
6cが欠損したり,摩耗し易いことから、第6図に示すよ
うに、各突起16a,16b,16cの長さを長大化させ、円盤刃1
4の反対側から突出した突起16a,16b,16cを受け入れる凹
部16dを、仕切パイプ16の各突起16a,16b,16cの中央端縁
間に形成し、突起強度の増大化を図るようにしたもので
ある。
次に、第7,8図について第2実施例の詳細を説明する
と、この実施例は、円盤刃14の同心円上にこれの半径方
向に長い細長孔14cを複数個等間隔毎に穿設形成し、こ
の細長孔14cの外側方約半分に嵌入する突起16eを仕切パ
イプ16の一側端縁に形成し、一方、仕切パイプ16の他側
端縁に上記細長孔14cの内側方約半分に嵌入する突起16f
を形成せしめ、上記細長孔14c内に夫々相対する両仕切
パイプ16の突起16e,16fが嵌入するようにしたものであ
る。
次に、第9,10図について第3実施例の詳細を説明する
と、第9図の実施例は、円盤刃14の板面に、これと同心
円状の円形凹凸条14dを形成し、一方、仕切パイプ16の
一側端縁に、上記円形凹凸条14dの凸部が嵌入する凹条1
6gを、また、仕切パイプ16の他側端縁に、上記円形凹凸
条14dの凹部に嵌入する凸条16hを形成したものである。
また、第10図の実施例は、円盤刃14の板面に、これと同
心円状に複数個のスポット状の凹凸部14eを形成し、一
方、仕切パイプ16の一側端円に、上記凹凸部14eの凸部
が嵌入する凹部16iを、また、仕切パイプ16の他側端縁
に、上記凹凸部14eの凹部に嵌入する凸部16iを設けたも
のである。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が
得られる。
(a)従来のように、仕切パイプに高,低速回転軸が嵌
入するボス部がなく、単なるパイプ構造であるので、長
尺回転軸の撓みに関係なく仕切パイプのセットが円滑に
なし得られ、円盤刃やスターホイル刃の交換作業が効率
よく行える。
(b)円盤刃と、これに対応する仕切パイプの両端縁に
夫々の係止手段が設けてあるので、回転軸の軸芯に対す
る仕切パイプの同心円上にセットが容易で、また、円盤
刃やスターホイル刃の間隔保持も容易に確保しうる。
(c)仕切パイプにボス部がないので、材料の節減,成
型金型の簡易化など経済的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠平面図,第2図は第1実施例の要部の
分解斜視図,第3図は同上実施例における円盤刃の正面
図,第4図は円盤刃の別実施例を示す正面図,第5図は
上記第4図の円盤刃に対応しうる仕切パイプの斜視図,
第6図は同上別実施例の仕切パイプの斜視図,第7図は
第2実施例を示す要部の断面図,第8図は同上円盤刃の
正面図,第9図、および、第10図は第3実施例を示し、
第9図は係止手段を回転軸と同心状の円形突条とした構
造の一部切欠分解図,第10図は突起状係止手段をスポッ
ト状とした構造の一部切欠分解図第11図は従来例の一部
切欠正面図である。 11…枠体,12…高速回転軸,13…低速回転軸,14…円盤刃,
14a〜14e…係止手段,15…スターホイル刃,16,17…仕切
パイプ,16a〜16i…係止手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体に対して、高速回転軸と低速回転軸を
    平行に軸架し、上記高速回転軸に仕切パイプを介して適
    当間隔毎に複数枚の円盤刃を交換可能に設けるととも
    に、上記低速回転軸に仕切パイプを介して上記各円盤刃
    に対応するスターホイル刃などの円盤刃を交換可能に設
    けたディスク型カッターにおいて、 上記各仕切パイプの両端縁部と、この端縁部に対応する
    上記円盤刃部に、係脱可能な係止手段を設けたことを特
    徴とするディスク型カッター。
JP12538589U 1989-10-25 1989-10-25 ディスク型カッター Expired - Lifetime JPH0730299Y2 (ja)

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JP12538589U JPH0730299Y2 (ja) 1989-10-25 1989-10-25 ディスク型カッター

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JP12538589U JPH0730299Y2 (ja) 1989-10-25 1989-10-25 ディスク型カッター

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JPH0365692U JPH0365692U (ja) 1991-06-26
JPH0730299Y2 true JPH0730299Y2 (ja) 1995-07-12

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JP6446858B2 (ja) * 2014-06-24 2019-01-09 東洋製罐株式会社 一対の回転ロールを備える加工装置

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