JPH0729881A - エネルギービーム加工の終点検出方法及びその装置 - Google Patents

エネルギービーム加工の終点検出方法及びその装置

Info

Publication number
JPH0729881A
JPH0729881A JP15479493A JP15479493A JPH0729881A JP H0729881 A JPH0729881 A JP H0729881A JP 15479493 A JP15479493 A JP 15479493A JP 15479493 A JP15479493 A JP 15479493A JP H0729881 A JPH0729881 A JP H0729881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy beam
optical system
processing
detection optical
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15479493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
博司 山口
Junzo Azuma
淳三 東
Fumikazu Ito
文和 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP15479493A priority Critical patent/JPH0729881A/ja
Publication of JPH0729881A publication Critical patent/JPH0729881A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】LSI等の多層配線構造体にエネルギービーム
を照射して微細加工する際に、加工部をモニタする検出
光学系をエネルギービームの照射位置に正確に合わせる
こと、他からの迷光が検出光学系に入って励起光の検出
を困難にすることを防ぐこと、反応性ガスによる装置の
劣化を防ぐことを目的としている。 【構成】検出光学系Cと同一光軸上に、試料102aの
観察光学系Bと照明光学系Aとを設けたこと、検出光学
系Bを長くして検出立体角を小さくしたこと、空間フィ
ルタを検出光学系Bの途中に設けたこと、検出光学系B
の主要部を真空容器101の外部に設置した構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エネルギービーム加工
の終点検出方法及びその装置に係り、例えばLSIのよ
うな層間絶縁膜を有する多層配線構造体に微細な穴開け
加工を行うのに好適なエネルギービーム加工の終点検出
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギービームを試料に照射して加工
を行う際に、加工の深さをモニターする手段として飛散
する粒子から放出される光を検出してその波長により物
質を同定する方法が従来から知られている。例えば、特
表平3-505647号公報では集束イオンビームによる発光検
出を行い、これにより深さ方向の材料の変化を検出する
手段につき述べている。この場合、集束イオンビームに
よる加工穴の底からスパッタリングにより放出される材
料原子が、イオンビーム照射により励起状態となり、こ
れより放出される光が材料原子特有の波長を有すること
を用いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えばLSI等の高密
度回路素子では、従来に比べてより深く、かつ微細な加
工穴をあけその深さのモニタを行う必要性が近年高まっ
てきている。従来の加工寸法は、幅5μm、深さ6μm
程度の加工穴であったのに対し、最近では幅2.5μ
m、深さ12.5μmもの高アスペクト比の加工穴が必
要となってきている。
【0004】また、加工穴が微細になるのに対応して集
束イオンビームもより微細なものを用いる必要があり、
このためビーム電流は従来数nAのものが用いられたの
に対し数10pAのものが用いられようとしている。こ
の場合、穴の底でスパッタされ、励起されて穴の外部で
検出される発光量は2桁以上小さくなり検出が非常に困
難となってきている。
【0005】さらに、通常のスパッタリングによっては
加工の際、スパッタされた原子が加工部の周辺、特に加
工穴の側壁に再付着して残るため、加工速度が遅いこ
と、及び再付着物質が集束イオンビームの照射を受けて
発光し、この発光が真の加工穴底部の物質による発光の
検出の障害となる、などの問題が生じる。このため反応
性のガスを試料に吹き付けつつ集束イオンビームを照射
し、再付着を防止しながら試料を反応性エッチングによ
り加工する方法が採用されつつある。このような場合に
おける加工深さのモニタリングについては、検出光学系
材料などが反応によって損傷を受け使用が困難となると
いう問題が生ずる。
【0006】さらに、エネルギービームの照射位置を正
確に検出してその部分からの発光を検出する必要がある
が、このような手段も従来は知られていない。さらに他
からの迷光が検出光学系に入って正しい検出の妨げとな
ることがあるが、これに対する有効な除去方法は知られ
ていない。
【0007】したがって、本発明の目的は、上記従来の
問題点や課題を解決することにあり、その第1の目的は
改良されたエネルギービーム加工の終点検出方法を、そ
して第2の目的はそれを実現する改良されたエネルギー
ビーム加工装置を、それぞれ提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、試料
の加工位置に、集束エネルギービームを照射することに
より所定の加工を行うと共に、前記加工位置から飛散す
る加工された物質粒子固有の発光を検出光学系で検出し
てエネルギービーム加工の終点検出を行うエネルギービ
ーム加工方法において、前記加工された物質粒子固有の
発光を検出光学系で検出するに先立って予め試料面の加
工位置を照明光学系で照射し、それを観察光学系で観察
するに際し、前記観察光学系の光軸を前記検出光学系の
光軸上に一致させ、前記観察光学系で前記試料面上のエ
ネルギービームの照射位置を観察することにより、前記
試料面上のエネルギービームの照射位置に検出光学系の
光軸を自動的に整合させるようにして成るエネルギービ
ーム加工の終点検出方法により、達成される。
【0009】そして好ましくは、上記加工された物質粒
子固有の発光を検出光学系で検出するに先立って予め試
料面の加工位置を照明する照明光学系の光軸と、それを
観察する観察光学系の光軸とを検出光学系の光軸上に一
致させ、前記観察光学系で前記試料面上のエネルギービ
ームの照射位置を観察することにより、前記試料面上の
エネルギービームの照射位置に検出光学系の光軸を自動
的に整合させるようにすることである。
【0010】また、真空容器内の試料台に載置された試
料の加工位置に、反応ガスの存在下で集束エネルギービ
ームを照射することにより所定の加工を行う場合には、
検出光学系の主要部(対物レンズを除くその他の光学
系)を真空容器の窓を介して真空容器外に設け、真空容
器内は必要最小限のものとし、反応ガスとの接触を遮断
することが望ましい。
【0011】また、迷光によるノイズを除去するため
に、検出光学系の対物レンズと結像レンズ間に空間フィ
ルタを介挿せしめて検出光学系に入射した迷光を遮光
し、検出光学光路から排除するようにするか、もしくは
検出光学系を長くして検出立体角を小さくし、検出光学
系に入射する他からの迷光を検出光学光路外に排除する
ようにすることが望ましい。
【0012】また、反応ガスの存在下で集束エネルギー
ビームを照射することにより所定の加工を行う場合、好
ましい態様として試料面の加工位置を照明する照明光学
系及びそれを観察する観察光学系をも上記検出光学系と
同様にその主要部を前記真空容器の窓を介して真空容器
外に配設することが望ましい。
【0013】また、上記第2の目的は、真空容器内の試
料台に載置された試料の加工位置に、集束エネルギービ
ームを照射し所定の加工を行う集束エネルギービーム照
射手段と、前記加工位置から飛散する加工された物質粒
子固有の発光を検出してエネルギービーム加工の終点を
検出する検出光学手段とを備えたエネルギービーム加工
装置において、前記試料面の加工位置を照明光学系で照
明し、それを観察光学系で観察するに際し、前記観察光
学系の光軸を前記検出光学系の光軸上に一致させ、前記
観察光学系で前記試料面上のエネルギービームの照射位
置を観察する手段と、前記観察結果に基づいて、試料面
上のエネルギービームの照射位置に検出光学系の光軸を
自動的に整合させる手段とを有して成るエネルギービー
ム加工加工装置により、達成される。
【0014】そして好ましくは、上記観察光学系で試料
面上のエネルギービームの照射位置を観察する手段とし
ては、加工された物質粒子固有の発光を検出光学系で検
出するに先立って予め試料面の加工位置を照明する照明
光学系の光軸と、それを観察する観察光学系の光軸とを
検出光学系の光軸上に一致させる手段を有していること
である。
【0015】また、反応ガスの存在下で集束エネルギー
ビームを照射し所定の加工を行う集束エネルギービーム
照射手段を有する場合には、上記加工された物質粒子固
有の発光を検出する検出光学系の少なくとも結像レン
ズ、フィルタ及び光検出器を含む主要部を前記真空容器
の窓を介して真空容器外に配設することが望ましい。
【0016】また、検出光学系に入射する迷光を除き検
出感度を向上させるために、上記検出光学系の対物レン
ズと結像レンズ間に空間フィルタを配設し、検出光学系
に入射する迷光を遮光し、検出光学光路外に排除するよ
う構成するか、もしくは上記検出光学系における対物レ
ンズの焦点を試料の加工位置に合わせる手段と、前記対
物レンズと結像レンズ間の光路長を長くして検出立体角
を小さくする手段とを有し、検出光学系に入射する他か
らの迷光を検出光学光路外に排除するよう構成すること
が望ましい。
【0017】また、上記真空容器内において検出光学手
段の一部を構成する光学鏡筒は、試料に面した一端部に
おいて着脱自在にカバーガラスを配設し、それに隣接し
て対物レンズを保持すると共に、他端部において真空容
器外の残りの検出光学手段に接する窓を備えたフランジ
に接続した構成とすることが望ましい。
【0018】さらに具体的には、上記真空容器外の残り
の検出光学手段に接する窓を備えたフランジを、伸縮自
在の隔壁(例えばベローズ)及びガイドを介して光軸に
対して垂直方向に移動できるステージに接続すると共
に、前記ステージを真空容器のポートフランジに接続し
て成り、前記フランジを光軸方向(Z軸方向)にガイド
を介して移動できるようにすると共に、前記ステージを
光軸に対して垂直方向(一次元、もしくはX−Y軸の二
次元方向)に移動することにより、光学鏡筒に保持され
た対物レンズの焦点を試料の加工位置に正確に合わせる
ことできるようにした構成とすることが望ましい。
【0019】また、上記光学鏡筒の側壁には迷光を遮断
する機能を備えた排気口を複数個配設することが望まし
く、これにより光学鏡筒内の排気を効率良く行うことが
できる。さらに上記真空容器の隔壁の一部を構成すると
共に、真空容器外の残りの検出光学手段に接する窓(光
学窓)を、光軸の垂直面に対して所定角度傾斜させてフ
ランジに配設することが望ましく、これにより照明光が
反射して観察の邪魔にならないようにすることができ
る。
【0020】
【作用】試料面の加工位置を照明光学系で照射し、それ
を観察光学系で観察すると、本発明においては観察光学
系の光軸を検出光学系の光軸上に一致させているため、
観察光学系で試料面上のエネルギービームの照射位置を
観察し、照射位置の中心が観察光学系の視野の中心に位
置するように光学系を合わせれば、検出光学系の光軸は
エネルギービームの照射位置に自動的に正確に位置合わ
せができるように作用する。
【0021】また、検出光学系に迷光が入っても光検出
器に入射する前の光路上で遮断できるので目的の励起光
の検出を困難にすることはない。すなわち、検出光学系
を長くして検出立体角を小さくするか、もしくは必要に
応じて空間フィルタを光学系の途中に設けたことは、迷
光を効果的に除去する作用を有する。
【0022】また、本発明では検出光学系の主要部を真
空容器外に設置し、真空容器内には必要最小限の例えば
対物レンズのみを配設しいているので、光学系の取扱は
容易である上に、試料加工時に反応性ガスを使用する場
合には、ガスによる光学系の汚染、損傷を最低限に押さ
えることができるという作用を有している。
【0023】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例を説明
する。 〈実施例1〉 (1)装置構成例 図1に示した装置構成概略図により説明すると、同図に
おいて101は試料を加工する真空容器で、排気系11
3から所定の真空状態に排気される構成となっている。
この真空容器101には上部にイオンビーム照射系Dが
配設され、その周囲には照明系A、観察光学系B及び検
出光学系Cからなる外部光学系が、真空隔真空隔壁窓1
24及びフランジ123を介して真空容器内の光学系を
構成する対物レンズ119を保持した光学鏡筒150と
光軸160を互いに一致させて配設されている。さらに
は、真空容器内の試料台102上に載置された試料10
2aのチャージアップを防ぐための電子シャワー15
2、及びガス供給口137から反応ガスを試料上に供給
するガスノズル116を配設している。
【0024】真空容器内の試料台102上に載置された
微細穴開け加工用の試料102a、例えば半導体集積回
路(以下、LSIと呼ぶ)に対し、イオンビーム照射系
Dを構成する集束イオンビーム鏡筒103からの集束イ
オンビーム140を照射し、照射点114に加工穴をあ
ける。ここに集束イオンビーム鏡筒103は、高輝度イ
オン源、例えばガリウムの液体金属イオン源104から
引出電極105に高電圧を印加してイオンビーム140
aを引き出し、この引き出されたイオンビーム140a
は、複数の電極からなる第1レンズ106及び第2レン
ズ108により集束され、かつ偏向電極107及び10
9により偏向走査され、さらにブランキング電極141
及びブランキングアパーチャ142によって、オン・オ
フ操作されるものである。ここでイオン源104、引出
電極105、第1レンズ106及び第2レンズ108へ
の高圧電源は図1では省略した。さらに偏向電極107
及び109、ブランキング電極141のコントローラも
図1では省略した。
【0025】また、真空容器(チャンバ)101には、
ガスノズル116がとりつけられ、その位置調整機構1
17によって移動及び位置調整が施されるようになって
いる。ガスノズル116は、試料102a上のイオンビ
ームの照射点114付近に、ガス供給口137から送給
されるガスを吹き付けられるようにその位置、方向が調
整される。
【0026】また、集束イオンビーム140の照射点1
14において試料102aの帯電による影響を防ぐた
め、集束及び偏向機能を持った電子シャワー152を備
える。これはフィラメント151、引き出し電極15
7、電子レンズ電極153、154、偏向電極156を
有し、イオンビームの照射点114の付近へ低いエネル
ギーの電子ビーム155を照射して、イオンビーム14
0による帯電を中和することができるようになってい
る。
【0027】ここで集束イオンビーム140の照射点1
14では、試料102aのスパッタリング加工が行わ
れ、スパッタされた原子がイオンビーム140により励
起状態となって発光する。これを検出するのに光学鏡筒
150に着脱自在に設けられたカバーガラス118を通
して対物レンズ119により、試料からの発光をほぼ平
行のビームにコリメートし(対物レンズ119の焦点に
照射点114を合わせる)、真空チャンバの隔壁窓12
4を通して結像レンズ131により集光し、フィルター
135を通過した後、フォトマル(光検出器)158の
受光部158aに入射して電流に変換され、アンプ11
5より信号115aとして取り出される。
【0028】ここでイオンビーム140の照射点114
からの検出光を、フォトマル受光部158aへ正確に入
れる必要があるが、この目的のためこの装置は照明光学
系A、観察光学系Bを有している。照明光学系Aとして
はハロゲンランプ127、凹面反射鏡126、レンズ1
28、可動ハーフミラー125、シャッタ159、観察
光学系Bとしては可動ミラー133、接眼レンズ13
6、シャッタ161を備える。
【0029】また、光軸160及び対物レンズ119の
焦点の位置調整機構として、光学鏡筒150を取り付け
たフランジ123を3軸方向に移動させるため、光軸1
60に垂直な方向のX−Y移動ステージ121、122
及び光軸160の方向(Z軸方向)に移動するためのリ
ニアローラガイド130、マイクロメータ139、真空
隔壁としてのベローズ129を備える。
【0030】X−Y移動ステージ121、122の一方
は、真空容器101のポートフランジ120に機密状態
で接続し、他方はベローズ129及びリニアローラガイ
ド130を介してフランジ123に接続する。光学鏡筒
150に設けられたカバーガラス118は、対物レンズ
119を保護するものであって、容易に交換できるよう
に着脱自在に配設されている。また、光学鏡筒150の
周囲には、邪魔板163により迷光を遮断する機能を備
えた排気口162が複数個配設されている。
【0031】(2)装置の作用 以下、この装置の作用につき述べる。試料102aに対
し集束イオンビーム140を照射し、試料102aの加
工穴を観察光学系Bにより観察する。すなわち、照明光
学系Aのシャッタ159を開き、ハロゲンランプ127
を点灯し、可動ハーフミラー125を125aの位置か
ら125bの位置へ移動させる。照明光はハロゲンラン
プ127より出た後、レンズ128により平行ビームと
なり、対物レンズ119により試料102a上に照射さ
れる。
【0032】ここで観察光学系Bのシャッタ161を開
き、反射ミラー133を133aの位置から133bの
位置に移動させ、試料102aの拡大像を接眼レンズ1
36により観察する。ここで照明光の波長に対して、窓
124及び対物レンズ119は反射防止膜を施すと共
に、窓124については光軸160に対し垂直な方向か
ら小さい角度、例えば5度程度傾けて照明光が反射して
観察の邪魔にならないようにする。
【0033】ここで像を観察してマイクロメータ139
により光軸方向の移動を行い、像の焦点を調整する。像
の焦点合わせは、結像レンズ131の光軸方向の移動に
よっても調整できる。次に、集束イオンビーム140に
よる加工穴が画像の中心へ来るようにX−Yステージ1
21、122を移動させて光軸160を調整する。この
操作により、検出光学系Cの光軸160が試料102a
上の集束イオンビーム140の照射位置、すなわち、加
工穴に自動的に位置合わせされたことになる。
【0034】この状態でシャッタ159、161を閉
じ、ランプ127を消して、可動ハーフミラー125を
125bの位置から125aの位置へ戻すと共に、反射
ミラー133を133bの位置から133aの位置へ戻
す。なお、132及び134は可動ハーフミラー125
及び可動ミラー133をそれぞれ収容するミラー引込み
ポケットである。
【0035】集束イオンビーム140の照射による加工
の際、加工部から出る光については上記の状態において
カバーガラス118を通過し、対物レンズ119により
平行ビームとされ、窓124を通過し結像レンズ131
により集光されてフィルター135を通過してフォトマ
ル158の受光面158aへ入射する。ここで、この光
は被加工材料に特有のスペクトルを有するものであり、
例えばシリコン(Si)では252nm、アルミニウム
(Al)では307nmが典型的な波長である。従っ
て、カバーガラス118、対物レンズ119、窓12
4、結像レンズ131は、この波長に対する反射防止膜
を施すものとする。そしてフィルタ135として307
nmの波長だけを選択的に透過するものを用いれば、ア
ルミニウムのみの発光を検出することができる。
【0036】〈実施例2〉図2(a)は、図1に示した
検出光学系Cの結像レンズ131から後段の検出光学系
を変形した例を示したものである。結像レンズ131を
出た光を特性ミラー164aにより2光路に分光し、透
過光λ1はフィルタ135aを通して一方のフォトマル
Aに、反射光λ2は同じく特性ミラー164bによりフ
ィルタ135bを通して他方のフォトマル158Bにて
受光し検出する。
【0037】図2(b)は、試料102aをLSIとし
た時、層間絶縁膜(SiO2)と配線層(Al)とが繰
返し複数層積層された多層配線構造体の絶縁層(SiO
2)に集束イオンビーム140を照射して穴開け加工す
る例について説明するものである。
【0038】いま、図2(a)のフィルタ135aにS
iの発光波長λ1(252nm)を透過するもの、フィ
ルタ135bにAlの発光波長λ2(307nm)を透
過するものを設けると、検出出力として図2(c)に示
すような検出光量と時間との関係が得られる。すなわ
ち、図2(b)に示す加工状態で、始めに配線層(A
l)を加工している段階ではAlの発光波長λ2(30
7nm)の光量が高く、加工が進行するにしたがい逆に
Siの発光波長λ1(252nm)の光量が増加してく
る。λ2とλ1とがクロスした点が境界を示し、加工終点
となる。このようにして加工終点を容易に検出すること
ができる。
【0039】〈実施例3〉実施例1の図1において、電
子シャワー152は、フィラメント151から引き出し
電極157により引き出される電子155を、レンズ電
極153、154によって集束し、偏向電極156によ
って偏向することにより試料102a上の集束イオンビ
ーム140の照射点114の付近へ電子ビーム155を
照射してイオンビーム140の電荷を中和するものであ
るが、この際、電子銃からの発光がホトマル158に届
けば励起発光の検出の際ノイズとなる。そこで図1の装
置はこの問題に関し以下、図3及び図4で具体的に説明
するように大きい利点を有する。
【0040】図3に示すように、集束イオンビーム14
0の照射点114からの光は対物レンズ119により平
行なビームaa’になる。一方、少し離れた点165か
らの光はレンズ119を通過後、異なる方向bb’の方
に進むため、光軸160からはずれてしまい、フォトマ
ル158の受光面158aに到達できない。ここで図1
の150で示される光学鏡筒の内面に試料からの光を良
く吸収する物質、例えば黒色の塗料を塗布したり処理を
施すことにより光路からはずれた光を吸収して、散乱や
反射により光路へ戻ってフォトマル受光面158aへ届
くことを防ぐことができる。このように対物レンズ11
9と結像レンズ131間の距離が十分に長いため光学系
自体が空間フィルターの役割を果たしており、図3のc
領域、あるいは反射を考慮した場合d領域からの光はフ
ォトマル受光面158aへ届くが、それ以外の領域から
の光は届かない。
【0041】また、図4に示すように、二つのレンズ1
19、131間で集束させる方式も有効である。この場
合、集束点361にはアパーチャ360を設け光が通過
できないようにする。同図において、集束イオンビーム
140の照射点114からの光は実線の光路をたどって
アパーチャ360の開口部361を通過し、結像レンズ
131を通過してフォトマル158の受光面158aに
入るが、少しはなれた点165からの光は、対物レンズ
119によって遮光部362の位置に集束され、アパー
チャ360の開口部を通過することができない。
【0042】このように図4の方式では、二つのレンズ
の間にアパーチャ360があるためレンズ間の距離が固
定されてしまう。あるいはレンズ間の距離を変える度に
アパーチャの位置を調整することが必要になる。このた
め焦点を合わせることが容易でない。しかし、図3の方
式では、二つのレンズの間では平行ビームであり、また
アパーチャも存在しないため、レンズの間の距離を自由
に変えることができるので焦点合わせは容易に行えると
いう特徴がある。
【0043】〈実施例4〉図1の装置において、加工時
にスパッタした粒子が加工領域に再付着するのを防止す
るために試料102aの加工領域に反応性ガス、例えば
XeF2、ArF2、CCl4などのハロゲン化物、ある
いはF2、Cl2などのハロゲンガスを、ガス供給口13
7から導入する場合には、これらのガスから励起光の検
出光学系を保護することが必要である。この装置では主
要な部分、すなわち検出用のフォトマル158、可動ハ
ーフミラー125、可動ミラー133及び照明系、観察
系フィルター135などを真空容器(チャンバ)101
の外部へ設置する構造のため、光学素子としては保護用
のカバーガラス118、対物レンズ119、窓124の
みを反応性ガスに耐えるものとすれば良いという特徴が
ある。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明により、所期
の目的を達成することができた。すなわち、エネルギー
ビームの照射位置に正確に検出光学系をあわせることが
できる。他からの迷光が検出系に入って励起光の検出を
困難にすることを防止することができる。また、反応性
ガスを導入する場合、検出部の主要な部分が導入ガスに
侵されないような構成とすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例と成る装置の概略構成を示す
図。
【図2】同じく検出光学系の概略構成を示す図。
【図3】同じく検出光学系を長くして検出立体角を小さ
くした構成を示す説明図。
【図4】同じく空間フィルタを光学系の途中に設けた構
成を示す説明図。
【符号の説明】
101…真空容器(チャンバ)、 102…試料台、
102a…試料、103…集束イオンビーム鏡筒、
104…イオン源、105…引き出し電極、
106…第1レンズ、107、109…偏向電
極、 108…第2レンズ、110…オリフィ
ス、 112、113…排気系、114…集束イオ
ンビームの照射位置(加工位置)、 115…ア
ンプ、115a…信号、 116…ガ
スノズル、117…位置調整機構、 118
…カバーガラス(窓材)、119…対物レンズ、
120…真空容器のポートフランジ、121、
122…移動ステージ、 123…フランジ、124
…真空隔壁窓、 125…可動ハーフミラ
ー、126…凹面反射鏡、 127…ラン
プ、128…照明用レンズ、 129…伸縮
自在の隔壁(ベローズ)、130…リニアーローラーガ
イド、 131…結像レンズ、132…可動ハーフミラ
ー引込みポケット、133…可動ミラー、
134…可動ミラー引込みポケット、135…フィル
タ、 136…接眼レンズ、137…ガ
ス供給口、 138…電子シャワー投入電
源、139…マイクロメータ、 140…集束
イオンビーム、141…ブランキング電極、 1
42…ブランキングアパーチャ、150…光学鏡筒、
151…フィラメント、152…電子シ
ャワー、 153、154…電子レンズ電極、155
…電子ビーム、 156…偏向電極、15
7…引き出し電極、 158…フォトマル
(光検出器)、158a…受光部、 159、1
61…シャッタ、160…光軸、
162…迷光遮断機能を有する排気口、163…じゃま
板、 164…特性ミラー、165…照
射点から少し離れた発光点、360…アパーチャ、
361…アパーチャの開口部(集束点)、3
62…アパーチャの遮光部、 A…照明光学
系、B…観察光学系、 C…検出
光学系、D…イオンビーム照射系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 31/00 M G01N 21/63 Z

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料の加工位置に、集束エネルギービーム
    を照射することにより所定の加工を行うと共に、前記加
    工位置から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検
    出光学系で検出してエネルギービーム加工の終点検出を
    行うエネルギービーム加工方法において、前記加工され
    た物質粒子固有の発光を検出光学系で検出するに先立っ
    て予め試料面の加工位置を照明光学系で照射し、それを
    観察光学系で観察するに際し、前記観察光学系の光軸を
    前記検出光学系の光軸上に一致させ、前記観察光学系で
    前記試料面上のエネルギービームの照射位置を観察する
    ことにより、前記試料面上のエネルギービームの照射位
    置に検出光学系の光軸を自動的に整合させるようにして
    成るエネルギービーム加工の終点検出方法。
  2. 【請求項2】試料の加工位置に、集束エネルギービーム
    を照射することにより所定の加工を行うと共に、前記加
    工位置から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検
    出光学系で検出してエネルギービーム加工の終点検出を
    行うエネルギービーム加工方法において、前記加工され
    た物質粒子固有の発光を検出光学系で検出するに先立っ
    て予め試料面の加工位置を照明する照明光学系の光軸
    と、それを観察する観察光学系の光軸とを検出光学系の
    光軸上に一致させ、前記観察光学系で前記試料面上のエ
    ネルギービームの照射位置を観察することにより、前記
    試料面上のエネルギービームの照射位置に検出光学系の
    光軸を自動的に整合させるようにして成るエネルギービ
    ーム加工の終点検出方法。
  3. 【請求項3】真空容器内の試料台に載置された試料の加
    工位置に、反応ガスの存在下で集束エネルギービームを
    照射することにより所定の加工を行うと共に、前記加工
    位置から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検出
    光学系で検出してエネルギービーム加工の終点検出を行
    うエネルギービーム加工方法において、前記加工された
    物質粒子固有の発光を検出する検出光学系の主要部を前
    記真空容器の窓を介して真空容器外に配設してなるエネ
    ルギービーム加工の終点検出方法。
  4. 【請求項4】試料の加工位置に、集束エネルギービーム
    を照射することにより所定の加工を行うと共に、前記加
    工位置から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検
    出光学系で検出してエネルギービーム加工の終点検出を
    行うエネルギービーム加工方法において、前記検出光学
    系の対物レンズと結像レンズ間に空間フィルタを介挿せ
    しめて検出光学系に入射した迷光を遮光し、検出光学光
    路から排除するようにして成るエネルギービーム加工の
    終点検出方法。
  5. 【請求項5】試料の加工位置に、集束エネルギービーム
    を照射することにより所定の加工を行うと共に、前記加
    工位置から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検
    出光学系で検出してエネルギービーム加工の終点検出を
    行うエネルギービーム加工方法において、前記検出光学
    系を長くして検出立体角を小さくし、検出光学系に入射
    する他からの迷光を検出光学光路外に排除するようにし
    て成るエネルギービーム加工の終点検出方法。
  6. 【請求項6】真空容器内の試料台に載置された試料の加
    工位置に、反応ガスの存在下で集束エネルギービームを
    照射することにより所定の加工を行うと共に、前記加工
    位置から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検出
    光学系で検出してエネルギービーム加工の終点検出を行
    うエネルギービーム加工方法において、試料面の加工位
    置を照明する照明光学系、それを観察する観察光学系及
    び前記加工された物質粒子固有の発光を検出する検出光
    学系から成る各光学系の主要部を前記真空容器の窓を介
    して真空容器外に配設してなる請求項1もしくは2記載
    のエネルギービーム加工の終点検出方法。
  7. 【請求項7】真空容器内の試料台に載置された試料の加
    工位置に、反応ガスの存在下で集束エネルギービームを
    照射することにより所定の加工を行うと共に、前記加工
    位置から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検出
    光学系で検出してエネルギービーム加工の終点検出を行
    うエネルギービーム加工方法において、前記検出光学系
    の対物レンズと結像レンズ間に空間フィルタを介挿せし
    めて検出光学系に入射した迷光を遮光し、検出光学光路
    から排除するようにして成る請求項1もしくは2記載の
    エネルギービーム加工の終点検出方法。
  8. 【請求項8】真空容器内の試料台に載置された試料の加
    工位置に、反応ガスの存在下で集束エネルギービームを
    照射することにより所定の加工を行うと共に、前記加工
    位置から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検出
    光学系で検出してエネルギービーム加工の終点検出を行
    うエネルギービーム加工方法において、前記検出光学系
    を長くして検出立体角を小さくし、検出光学系に入射す
    る他からの迷光を検出光学光路外に排除するようにして
    成るエネルギービーム加工の終点検出方法。
  9. 【請求項9】真空容器内の試料台に載置された試料の加
    工位置に、集束エネルギービームを照射し所定の加工を
    行う集束エネルギービーム照射手段と、前記加工位置か
    ら飛散する加工された物質粒子固有の発光を検出してエ
    ネルギービーム加工の終点を検出する検出光学手段とを
    備えたエネルギービーム加工装置において、前記試料面
    の加工位置を照明光学系で照明し、それを観察光学系で
    観察するに際し、前記観察光学系の光軸を前記検出光学
    系の光軸上に一致させ、前記観察光学系で前記試料面上
    のエネルギービームの照射位置を観察する手段と、前記
    観察結果に基づいて、試料面上のエネルギービームの照
    射位置に検出光学系の光軸を自動的に整合させる手段と
    を有して成るエネルギービーム加工加工装置。
  10. 【請求項10】真空容器内の試料台に載置された試料の
    加工位置に、集束エネルギービームを照射し所定の加工
    を行う集束エネルギービーム照射手段と、前記加工位置
    から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検出して
    エネルギービーム加工の終点を検出する検出光学手段と
    を備えたエネルギービーム加工装置において、前記加工
    された物質粒子固有の発光を検出光学系で検出するに先
    立って予め試料面の加工位置を照明する照明光学系の光
    軸と、それを観察する観察光学系の光軸とを検出光学系
    の光軸上に一致させ、前記観察光学系で前記試料面上の
    エネルギービームの照射位置を観察する手段と、前記観
    察結果に基づいて、試料面上のエネルギービームの照射
    位置に検出光学系の光軸を自動的に整合させる手段とを
    有して成るエネルギービーム加工加工装置。
  11. 【請求項11】真空容器内の試料台に載置された試料の
    加工位置に、反応ガスの存在下で集束エネルギービーム
    を照射し所定の加工を行う集束エネルギービーム照射手
    段と、前記加工位置から飛散する加工された物質粒子固
    有の発光を検出してエネルギービーム加工の終点を検出
    する検出光学手段とを備えたエネルギービーム加工装置
    において、前記加工された物質粒子固有の発光を検出す
    る検出光学系の少なくとも結像レンズ、フィルタ及び光
    検出器を含む主要部を前記真空容器の窓を介して真空容
    器外に配設して成るエネルギービーム加工加工装置。
  12. 【請求項12】真空容器内の試料台に載置された試料の
    加工位置に、集束エネルギービームを照射し所定の加工
    を行う集束エネルギービーム照射手段と、前記加工位置
    から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検出して
    エネルギービーム加工の終点を検出する検出光学手段と
    を備えたエネルギービーム加工装置において、前記検出
    光学系の対物レンズと結像レンズ間に空間フィルタを配
    設し、検出光学系に入射する迷光を遮光し、検出光学光
    路外に排除するよう構成して成るエネルギービーム加工
    加工装置。
  13. 【請求項13】真空容器内の試料台に載置された試料の
    加工位置に、集束エネルギービームを照射し所定の加工
    を行う集束エネルギービーム照射手段と、前記加工位置
    から飛散する加工された物質粒子固有の発光を検出して
    エネルギービーム加工の終点を検出する検出光学手段と
    を備えたエネルギービーム加工装置において、前記検出
    光学系における対物レンズの焦点を試料の加工位置に合
    わせる手段と、前記対物レンズと結像レンズ間の光路長
    を長くして検出立体角を小さくする手段とを有し、検出
    光学系に入射する他からの迷光を検出光学光路外に排除
    するよう構成して成るエネルギービーム加工加工装置。
  14. 【請求項14】上記真空容器内において検出光学手段の
    一部を構成する光学鏡筒は、試料に面した一端部におい
    て着脱自在にカバーガラスを配設し、それに隣接して対
    物レンズを保持すると共に、他端部において真空容器外
    の残りの検出光学手段に接する窓を備えたフランジに接
    続して成る請求項9乃至13何れか記載のエネルギービ
    ーム加工加工装置。
  15. 【請求項15】上記真空容器外の残りの検出光学手段に
    接する窓を備えたフランジを、伸縮自在の隔壁及びガイ
    ドを介して光軸に対して垂直方向に移動できるステージ
    に接続すると共に、前記ステージを真空容器のポートフ
    ランジに接続して成り、前記フランジを光軸方向にガイ
    ドを介して移動できるようにすると共に、前記ステージ
    を光軸に対して垂直方向に移動することにより、光学鏡
    筒に保持された対物レンズの焦点を試料の加工位置に合
    わせることを可能とした請求項14記載のエネルギービ
    ーム加工加工装置。
  16. 【請求項16】上記光学鏡筒の側壁に迷光を遮断する機
    能を備えた排気口を複数個配設して成る請求項14もし
    くは15記載のエネルギービーム加工加工装置。
  17. 【請求項17】上記真空容器の隔壁の一部を構成すると
    共に、真空容器外の残りの検出光学手段に接する窓を、
    光軸の垂直面に対して傾斜させてフランジに配設して成
    る請求項14もしくは15記載のエネルギービーム加工
    加工装置。
JP15479493A 1993-06-25 1993-06-25 エネルギービーム加工の終点検出方法及びその装置 Pending JPH0729881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15479493A JPH0729881A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 エネルギービーム加工の終点検出方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15479493A JPH0729881A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 エネルギービーム加工の終点検出方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0729881A true JPH0729881A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15592043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15479493A Pending JPH0729881A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 エネルギービーム加工の終点検出方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0729881A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014045715A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 三菱重工業株式会社 移動型真空溶接装置
KR20150025258A (ko) * 2013-08-28 2015-03-10 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 리페어 방법
WO2018068506A1 (en) 2016-10-11 2018-04-19 Focus-Ebeam Technology (Beijing) Co., Ltd. Charged particle beam system, opto-electro simultaneous detection system and method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014045715A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 三菱重工業株式会社 移動型真空溶接装置
JP2014057985A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 移動型真空溶接装置
US9358638B2 (en) 2012-09-18 2016-06-07 Mitsubishi Heavy Industries Machine Tool Co., Ltd. Movable vacuum welding device
KR20150025258A (ko) * 2013-08-28 2015-03-10 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 리페어 방법
JP2015046378A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 有機発光表示装置のリペア方法
WO2018068506A1 (en) 2016-10-11 2018-04-19 Focus-Ebeam Technology (Beijing) Co., Ltd. Charged particle beam system, opto-electro simultaneous detection system and method
EP3332417A4 (en) * 2016-10-11 2018-11-07 Focus-eBeam Technology (Beijing) Co., Ltd. Charged particle beam system, opto-electro simultaneous detection system and method
US10879036B2 (en) 2016-10-11 2020-12-29 Focus-Ebeam Technology (Beijing) Co., Ltd. Charged particle beam system, opto-electro simultaneous detection system and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102410589B1 (ko) 하전 입자 빔에 대한 광 빔의 정렬 방법
CN102149509B (zh) 用于激光加工的方法和设备
US5055696A (en) Multilayered device micro etching method and system
CA2338271C (en) Laser delivery system and method for photolithographic mask repair
JP3730263B2 (ja) 荷電粒子ビームを用いた自動基板検査の装置及び方法
EP2591490B1 (en) Charged particle beam processing system with visual and infrared imaging
US6373070B1 (en) Method apparatus for a coaxial optical microscope with focused ion beam
US8283641B2 (en) Positioning device for a particle beam apparatus
EP2317536B1 (en) Detection device and particle beam device having a detection device
US7351966B1 (en) High-resolution optical channel for non-destructive navigation and processing of integrated circuits
US6714289B2 (en) Semiconductor device inspecting apparatus
KR19980071255A (ko) 가공·관찰 장치
US6476387B1 (en) Method and apparatus for observing or processing and analyzing using a charged beam
US6552341B1 (en) Installation and method for microscopic observation of a semiconductor electronic circuit
JP3003708B2 (ja) 表面分析装置
JPH0729881A (ja) エネルギービーム加工の終点検出方法及びその装置
JPH10223168A (ja) 試料分析装置
JP2021002507A (ja) 電子線検査装置の二次光学系を評価する方法
JP2003518252A (ja) 軟x線のx線源を有するx線顕微鏡
JP4135219B2 (ja) 荷電粒子線写像投影光学系
JPH06194319A (ja) 試料分析装置および方法
JP3327023B2 (ja) 試料分析装置および方法
JPH04306549A (ja) 顕微レーザ質量分析計
JP2803106B2 (ja) レーザ加工用光学装置
JP3388601B2 (ja) 集束イオンビーム加工の終点検出方法およびそれを用いた加工装置