JPH07298337A - 無線チャネル割当方法 - Google Patents
無線チャネル割当方法Info
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- JPH07298337A JPH07298337A JP6091710A JP9171094A JPH07298337A JP H07298337 A JPH07298337 A JP H07298337A JP 6091710 A JP6091710 A JP 6091710A JP 9171094 A JP9171094 A JP 9171094A JP H07298337 A JPH07298337 A JP H07298337A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 RCR STD-28 に準拠したコードレス電話シス
テムの無線チャネル要求方式において、その要求が発呼
のためのものか、着呼応答のためのものか判らないこと
による無駄なチャネル割当や、最適ではないチャネル割
当をなくすこと。 【構成】 移動局は、リンクチャネル確立要求時に、そ
の要求が発呼のためのものか、着呼応答のためのものな
のかを識別するための情報を付加して基地局に転送し(S
10)、基地局は前記識別情報を参照して、発呼のための
チャネル要求であれば(S11)、発呼のためのチャネル割
当条件に従って無線チャネルを割り当て(S14,S15)、着
呼応答のためのものであれば(S12)、着呼応答のための
チャネル割当条件に従って無線チャネルを割り当てる(S
14,S15)。
テムの無線チャネル要求方式において、その要求が発呼
のためのものか、着呼応答のためのものか判らないこと
による無駄なチャネル割当や、最適ではないチャネル割
当をなくすこと。 【構成】 移動局は、リンクチャネル確立要求時に、そ
の要求が発呼のためのものか、着呼応答のためのものな
のかを識別するための情報を付加して基地局に転送し(S
10)、基地局は前記識別情報を参照して、発呼のための
チャネル要求であれば(S11)、発呼のためのチャネル割
当条件に従って無線チャネルを割り当て(S14,S15)、着
呼応答のためのものであれば(S12)、着呼応答のための
チャネル割当条件に従って無線チャネルを割り当てる(S
14,S15)。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無線チャネル割当方法
に関し、より詳細には、移動局はリンクチャネル確立要
求時に、その要求が発呼のためのものか、着呼応答のた
めのものかを識別するための情報を付加し、基地局はそ
れを見て要求に応じたチャネル割当を行うことにより、
無駄なチャネル割当をなくし、処理の高速化を図るよう
にした無線チャネル割当方法に関する。
に関し、より詳細には、移動局はリンクチャネル確立要
求時に、その要求が発呼のためのものか、着呼応答のた
めのものかを識別するための情報を付加し、基地局はそ
れを見て要求に応じたチャネル割当を行うことにより、
無駄なチャネル割当をなくし、処理の高速化を図るよう
にした無線チャネル割当方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】第２世代コードレス電話システムは、
(財)電波システム管理センタ（略称ＲＣＲ）で標準化作
業が行われ、RCR STD-28 として制定されている。該標
準では、移動局と基地局が通信を行うための通信チャネ
ルを確立するために制御チャネルを設け、その上で移動
局（ＰＳ）から基地局（ＣＳ）へ通信チャネルを要求
し、それに対してＣＳがＰＳに通信チャネルを割り当て
る構成を取っている。
(財)電波システム管理センタ（略称ＲＣＲ）で標準化作
業が行われ、RCR STD-28 として制定されている。該標
準では、移動局と基地局が通信を行うための通信チャネ
ルを確立するために制御チャネルを設け、その上で移動
局（ＰＳ）から基地局（ＣＳ）へ通信チャネルを要求
し、それに対してＣＳがＰＳに通信チャネルを割り当て
る構成を取っている。
【０００３】具体的には、発呼の場合は、図７に示すよ
うに、まず、ＰＳからＣＳに対してリンクチャネル確立
要求メッセージが、図９に示すＳＣＣＨ（Signalling C
ontrol Channel：個別セル用チャネル）を使用して送信
される。それに対して、ＣＳは要求の条件に対応可能
で、かつ使用可能な無線チャネルがあればリンクチャネ
ル割当をＳＣＣＨで返し、ＰＳとＣＳは割り当てられた
通信チャネル上で同期を確立し、リンクを張ってＰＳは
呼設定メッセージを基地局に送信する。
うに、まず、ＰＳからＣＳに対してリンクチャネル確立
要求メッセージが、図９に示すＳＣＣＨ（Signalling C
ontrol Channel：個別セル用チャネル）を使用して送信
される。それに対して、ＣＳは要求の条件に対応可能
で、かつ使用可能な無線チャネルがあればリンクチャネ
ル割当をＳＣＣＨで返し、ＰＳとＣＳは割り当てられた
通信チャネル上で同期を確立し、リンクを張ってＰＳは
呼設定メッセージを基地局に送信する。
【０００４】また、着呼の場合は、図８に示すように、
ＣＳはＰＣＨ（Paging Channel：一斉呼び出しチャネ
ル）を使用して着呼を通知し、着呼を通知されたＰＳと
ＣＳの間で、発呼と同様にリンクチャネルの確立・通信
チャネルの同期・リンクの設定を行う。そして、ＰＳは
ＣＳに対して着呼応答メッセージを送信し、これに対し
てＣＳは着呼に関する情報を伝えるために、呼設定メッ
セージをＰＳに対して送るというシーケンスを取る。な
お、図７〜図９におけるＳＡＭＢはSet Asynchronous B
alanced Mode（非同期平衡モード設定フレーム）、ＦＡ
ＣＣＨ（Fast Associated Control Channel）は高速付
随チャネル、ＳＡＣＣＨ（Slow AssociatedControl Cha
nnel）は低速付随チャネルである。ＡＣＣＨ（Associat
ed ControlChannel）は、１対１の特定ユーザが専有す
る双方向制御チャネルで、信号とユーザパケットを扱
う。ＳＡＣＣＨは常にＴＣＨ（Traffic Channel：情報
チャネル）と対で使用される。
ＣＳはＰＣＨ（Paging Channel：一斉呼び出しチャネ
ル）を使用して着呼を通知し、着呼を通知されたＰＳと
ＣＳの間で、発呼と同様にリンクチャネルの確立・通信
チャネルの同期・リンクの設定を行う。そして、ＰＳは
ＣＳに対して着呼応答メッセージを送信し、これに対し
てＣＳは着呼に関する情報を伝えるために、呼設定メッ
セージをＰＳに対して送るというシーケンスを取る。な
お、図７〜図９におけるＳＡＭＢはSet Asynchronous B
alanced Mode（非同期平衡モード設定フレーム）、ＦＡ
ＣＣＨ（Fast Associated Control Channel）は高速付
随チャネル、ＳＡＣＣＨ（Slow AssociatedControl Cha
nnel）は低速付随チャネルである。ＡＣＣＨ（Associat
ed ControlChannel）は、１対１の特定ユーザが専有す
る双方向制御チャネルで、信号とユーザパケットを扱
う。ＳＡＣＣＨは常にＴＣＨ（Traffic Channel：情報
チャネル）と対で使用される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、発呼と
着呼では、着呼の場合は最初にＣＳがＰＳにＰＣＨで着
呼を通知する点、リンク設定後ＰＳがＣＳに対して発呼
時は呼設定を、着呼時は着呼応答を送る点を除いて同じ
である。最初のＰＣＨによるＣＳからの着呼通知は、Ｐ
Ｓにリンクチャネル確立要求を行わせるためのトリガに
すぎず、ＰＳが要求したリンクチャネルが発呼のための
ものなのか、着呼に応答するためのものなのかは、リン
ク設定後、呼設定メッセージまたは着呼応答メッセージ
を受信するまでわからない。このため、RCR STD-28 で
はチャネル割当拒否理由に‘有線側空き出線なし’とい
う理由表示値があるが、要求が発呼のためなのかどうか
判らないので、最後の空き線に着呼があった場合、これ
に対する着呼応答のためのリンクチャネル確立要求を行
っても、この理由で拒否されてしまい着呼に応答できな
くなるという問題がある。
着呼では、着呼の場合は最初にＣＳがＰＳにＰＣＨで着
呼を通知する点、リンク設定後ＰＳがＣＳに対して発呼
時は呼設定を、着呼時は着呼応答を送る点を除いて同じ
である。最初のＰＣＨによるＣＳからの着呼通知は、Ｐ
Ｓにリンクチャネル確立要求を行わせるためのトリガに
すぎず、ＰＳが要求したリンクチャネルが発呼のための
ものなのか、着呼に応答するためのものなのかは、リン
ク設定後、呼設定メッセージまたは着呼応答メッセージ
を受信するまでわからない。このため、RCR STD-28 で
はチャネル割当拒否理由に‘有線側空き出線なし’とい
う理由表示値があるが、要求が発呼のためなのかどうか
判らないので、最後の空き線に着呼があった場合、これ
に対する着呼応答のためのリンクチャネル確立要求を行
っても、この理由で拒否されてしまい着呼に応答できな
くなるという問題がある。
【０００６】また、着呼時、ＰＳはチャネルに要求され
る機能（ＬＣＨ(Link Channel：リンクチャネル)種別
等）が判らないにも関わらず、チャネルを要求しなけれ
ばならず、ＣＳもそれが着呼応答のものかどうか判らな
いので、要求された機能で十分かどうか判断することが
できない。したがって、ＣＳもとりあえず発呼のための
チャネル要求だと判断して、チャネルを割り当てておい
て、着呼応答がきた時点で始めて着呼応答のシーケンス
を取っていたことが判るが、この時点で機能が合ってい
ないことが判明しても対応できないため、リンクチャネ
ルの確立からやり直す必要がある。
る機能（ＬＣＨ(Link Channel：リンクチャネル)種別
等）が判らないにも関わらず、チャネルを要求しなけれ
ばならず、ＣＳもそれが着呼応答のものかどうか判らな
いので、要求された機能で十分かどうか判断することが
できない。したがって、ＣＳもとりあえず発呼のための
チャネル要求だと判断して、チャネルを割り当てておい
て、着呼応答がきた時点で始めて着呼応答のシーケンス
を取っていたことが判るが、この時点で機能が合ってい
ないことが判明しても対応できないため、リンクチャネ
ルの確立からやり直す必要がある。
【０００７】また、発着呼が衝突したとき、システムと
して着呼を優先したくても、リンクチャネルを割り当て
て見なければ、リンクチャネルを要求したＰＳが着呼応
答しようとしたのか、発呼しようとしたのかは判らず、
発呼のためだった場合はそれが判った時点で切断し、再
度着呼のシーケンスをやり直す必要がある。
して着呼を優先したくても、リンクチャネルを割り当て
て見なければ、リンクチャネルを要求したＰＳが着呼応
答しようとしたのか、発呼しようとしたのかは判らず、
発呼のためだった場合はそれが判った時点で切断し、再
度着呼のシーケンスをやり直す必要がある。
【０００８】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、基地局（ＣＳ）が移動局（ＰＳ）からリンク
チャネル確立要求を受け取ったときに、それが発呼のた
めのものか着呼応答のためのものかを識別し、それぞれ
に応じた無線チャネル割当が行えるような無線チャネル
割当方法を提供することを目的とする。
たもので、基地局（ＣＳ）が移動局（ＰＳ）からリンク
チャネル確立要求を受け取ったときに、それが発呼のた
めのものか着呼応答のためのものかを識別し、それぞれ
に応じた無線チャネル割当が行えるような無線チャネル
割当方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、（１）コードレス電話システムの無線チ
ャネル要求方式において、移動局はリンクチャネル確立
要求時に、その要求が発呼のためのものか、着呼応答の
ためのものなのかを識別するための情報を付加して基地
局に転送し、該基地局は前記識別情報を参照して、発呼
のためのチャネル要求であれば発呼のためのチャネル割
当条件に従って無線チャネルを割り当て、着呼応答のた
めのものであれば、着呼応答のためのチャネル割当条件
に従って無線チャネルを割り当てること、更には、
（２）前記移動局は、リンクチャネル確立要求メッセー
ジの空き領域を利用して、該リンクチャネル確立要求が
発呼のためのものか、着呼のためのものなのかを識別す
るための情報を転送すること、更には、（３）前記移動
局は、リンクチャネル確立要求メッセージを運ぶ個別セ
ル用チャネル（ＳＣＣＨ）の着識別符号の付加ＩＤフィ
ールドの一部を使用して、該リンクチャネル確立要求が
発呼のためのものか、着呼のためのものなのかを識別す
るための情報を転送することを特徴としたものである。
決するために、（１）コードレス電話システムの無線チ
ャネル要求方式において、移動局はリンクチャネル確立
要求時に、その要求が発呼のためのものか、着呼応答の
ためのものなのかを識別するための情報を付加して基地
局に転送し、該基地局は前記識別情報を参照して、発呼
のためのチャネル要求であれば発呼のためのチャネル割
当条件に従って無線チャネルを割り当て、着呼応答のた
めのものであれば、着呼応答のためのチャネル割当条件
に従って無線チャネルを割り当てること、更には、
（２）前記移動局は、リンクチャネル確立要求メッセー
ジの空き領域を利用して、該リンクチャネル確立要求が
発呼のためのものか、着呼のためのものなのかを識別す
るための情報を転送すること、更には、（３）前記移動
局は、リンクチャネル確立要求メッセージを運ぶ個別セ
ル用チャネル（ＳＣＣＨ）の着識別符号の付加ＩＤフィ
ールドの一部を使用して、該リンクチャネル確立要求が
発呼のためのものか、着呼のためのものなのかを識別す
るための情報を転送することを特徴としたものである。
【００１０】
【作用】ＰＳがリンクチャネル確立要求を行う場合は、
その要求時に要求が発呼のためのものか、着呼応答のた
めのものなのかを識別するための情報を付加して送信
し、それを受信したＣＳは、その識別情報を参照して、
発呼のためのチャネル要求であれば、発呼のためのチャ
ネル割当条件に従って無線チャネルを割り当て、着呼応
答のためのものであれば、着呼応答のためのチャネル割
当条件に従って無線チャネルを割り当てる。この識別情
報は、リンクチャネル確立要求メッセージの空き領域を
利用して送れば、他の動作には影響を与えない。また、
この識別情報は、リンクチャネル確立要求メッセージを
運ぶＳＣＣＨの着識別符号の付加ＩＤフィールドの一部
を利用して送れば、付加ＩＤの使い方は標準で制限され
ていないので、他の動作に影響を与えることなく、識別
情報を送ることができる。
その要求時に要求が発呼のためのものか、着呼応答のた
めのものなのかを識別するための情報を付加して送信
し、それを受信したＣＳは、その識別情報を参照して、
発呼のためのチャネル要求であれば、発呼のためのチャ
ネル割当条件に従って無線チャネルを割り当て、着呼応
答のためのものであれば、着呼応答のためのチャネル割
当条件に従って無線チャネルを割り当てる。この識別情
報は、リンクチャネル確立要求メッセージの空き領域を
利用して送れば、他の動作には影響を与えない。また、
この識別情報は、リンクチャネル確立要求メッセージを
運ぶＳＣＣＨの着識別符号の付加ＩＤフィールドの一部
を利用して送れば、付加ＩＤの使い方は標準で制限され
ていないので、他の動作に影響を与えることなく、識別
情報を送ることができる。
【００１１】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図１は、本発明による無線チャネル割当方法の一
実施例を説明するためのフローチャートで、発呼時の移
動局（ＰＳ）の無線チャネル要求動作を示すフローチャ
ートである。また、図２は、基地局（ＣＳ）の無線チャ
ネル割当動作を示すフローチャートである。以下、各ス
テップに従って順に説明する。まず、ＰＳのオフフック
（OFF HOOK）操作等によりユーザの発呼の意志を知った
ＰＳは、リンクチャネル確立要求メッセージを作成し、
そのオプションフィールド（オクテット５，ビット２,
１）に発呼のためのチャネル要求であることを識別する
ための情報（１,０）をセットする(S1)。そして、リン
クチャネル確立要求メッセージをＳＣＣＨで送信する(S
2)。
する。図１は、本発明による無線チャネル割当方法の一
実施例を説明するためのフローチャートで、発呼時の移
動局（ＰＳ）の無線チャネル要求動作を示すフローチャ
ートである。また、図２は、基地局（ＣＳ）の無線チャ
ネル割当動作を示すフローチャートである。以下、各ス
テップに従って順に説明する。まず、ＰＳのオフフック
（OFF HOOK）操作等によりユーザの発呼の意志を知った
ＰＳは、リンクチャネル確立要求メッセージを作成し、
そのオプションフィールド（オクテット５，ビット２,
１）に発呼のためのチャネル要求であることを識別する
ための情報（１,０）をセットする(S1)。そして、リン
クチャネル確立要求メッセージをＳＣＣＨで送信する(S
2)。
【００１２】これを受信したＣＳは、リンクチャネル確
立要求メッセージのオプションフィールドを参照し(S1
0)、これが（１,０）であるので、発呼のためのチャネ
ル割当条件に従って無線チャネルの獲得を試みる(S1
1)。チャネルが獲得できた場合は(S14)、リンクチャネ
ル割当メッセージをＳＣＣＨで送信する(S15)。また、
Ｓ14でチャネルが獲得できない場合は、リンクチャネル
割当拒否メッセージをＳＣＣＨで送信する(S16)。Ｓ1
5，Ｓ16共に以後は標準と同様の動作を行う。
立要求メッセージのオプションフィールドを参照し(S1
0)、これが（１,０）であるので、発呼のためのチャネ
ル割当条件に従って無線チャネルの獲得を試みる(S1
1)。チャネルが獲得できた場合は(S14)、リンクチャネ
ル割当メッセージをＳＣＣＨで送信する(S15)。また、
Ｓ14でチャネルが獲得できない場合は、リンクチャネル
割当拒否メッセージをＳＣＣＨで送信する(S16)。Ｓ1
5，Ｓ16共に以後は標準と同様の動作を行う。
【００１３】図３は、着呼時の移動局（ＰＳ）の無線チ
ャネル要求動作を示すフローチャートである。以下、各
ステップに従って順に説明する。ＰＳはＣＳからＰＣＨ
による着呼通知を受信すると、リンクチャネル確立要求
メッセージを作成し、そのオプションフィールド（オク
テット５，ビット２,１）に着呼のためのチャネル要求
であることを識別するための情報（１,１）をセットす
る(S20)。そして、リンクチャネル確立要求メッセージ
をＳＣＣＨで送信する(S21)。
ャネル要求動作を示すフローチャートである。以下、各
ステップに従って順に説明する。ＰＳはＣＳからＰＣＨ
による着呼通知を受信すると、リンクチャネル確立要求
メッセージを作成し、そのオプションフィールド（オク
テット５，ビット２,１）に着呼のためのチャネル要求
であることを識別するための情報（１,１）をセットす
る(S20)。そして、リンクチャネル確立要求メッセージ
をＳＣＣＨで送信する(S21)。
【００１４】これを受信したＣＳは、リンクチャネル確
立要求メッセージのオプションフィールドを参照し(S1
0)、これが（１,１）であるので、着呼のためのチャネ
ル割当条件に従って無線チャネルの獲得を試みる(S1
2)。Ｓ14以降は発呼の場合と同様である。
立要求メッセージのオプションフィールドを参照し(S1
0)、これが（１,１）であるので、着呼のためのチャネ
ル割当条件に従って無線チャネルの獲得を試みる(S1
2)。Ｓ14以降は発呼の場合と同様である。
【００１５】なお、標準のＰＳはリンクチャネル確立要
求メッセージのオプションフィールドは（０,０）で送
信されるので、これを受けたＣＳはリンクチャネル確立
要求メッセージのオプションフィールドを参照し(S1
0)、これが（０,０）であるので、従来通りのチャネル
割当方法で無線チャネルの獲得を試みる(S13)。Ｓ14以
降は発呼の場合と同様である。
求メッセージのオプションフィールドは（０,０）で送
信されるので、これを受けたＣＳはリンクチャネル確立
要求メッセージのオプションフィールドを参照し(S1
0)、これが（０,０）であるので、従来通りのチャネル
割当方法で無線チャネルの獲得を試みる(S13)。Ｓ14以
降は発呼の場合と同様である。
【００１６】図４は、本発明による無線チャネル割当方
法の他の実施例を説明するためのフローチャートで、移
動局（ＰＳ）の発呼時の無線チャネル要求動作を示すフ
ローチャートである。また、図５は、移動局（ＰＳ）の
着呼時の無線チャネル要求動作を示すフローチャートで
ある。また、図６は、基地局（ＣＳ）の無線チャネル割
当動作を示すフローチャートである。以下、各ステップ
に従って順に説明する。Ｓ30で、リンクチャネル確立要
求メッセージを運ぶＳＣＣＨの着識別符号の付加ＩＤの
ビット２,１に発呼のためのチャネル要求であることを
示すための情報（１,０）をセットすること、Ｓ40で、
Ｓ30と同様に、着呼のためのチャネル要求であることを
示すための情報（１,１）をセットすること、Ｓ50で付
加ＩＤのビット２,１を見て、処理を振り分ける点を除
いて、図１〜図３に示した実施例と全く同じ動作をす
る。
法の他の実施例を説明するためのフローチャートで、移
動局（ＰＳ）の発呼時の無線チャネル要求動作を示すフ
ローチャートである。また、図５は、移動局（ＰＳ）の
着呼時の無線チャネル要求動作を示すフローチャートで
ある。また、図６は、基地局（ＣＳ）の無線チャネル割
当動作を示すフローチャートである。以下、各ステップ
に従って順に説明する。Ｓ30で、リンクチャネル確立要
求メッセージを運ぶＳＣＣＨの着識別符号の付加ＩＤの
ビット２,１に発呼のためのチャネル要求であることを
示すための情報（１,０）をセットすること、Ｓ40で、
Ｓ30と同様に、着呼のためのチャネル要求であることを
示すための情報（１,１）をセットすること、Ｓ50で付
加ＩＤのビット２,１を見て、処理を振り分ける点を除
いて、図１〜図３に示した実施例と全く同じ動作をす
る。
【００１７】このように、本発明では、リンクチャネル
確立要求時に、その要求が発呼のためのものか、着呼応
答のためのものかを識別するための情報を付加してＣＳ
に転送し、ＣＳは前記識別情報を参照して、発呼のため
のチャネル要求であれば、発呼のためのチャネル割当条
件に従って無線チャネルを割り当て、着呼応答のための
ものであれば、着呼応答のためのチャネル割当条件に従
って無線チャネルを割り当てる。ここで、前記識別情報
は、リンクチャネル確立要求メッセージの空き領域を利
用して転送するのが、通信モジュールの機能分担から見
て妥当である。また、前記識別情報をリンクチャネル確
立要求メッセージを運ぶＳＣＣＨの着識別符号の付加Ｉ
Ｄフィールドの一部を使用して転送することも可能であ
る。
確立要求時に、その要求が発呼のためのものか、着呼応
答のためのものかを識別するための情報を付加してＣＳ
に転送し、ＣＳは前記識別情報を参照して、発呼のため
のチャネル要求であれば、発呼のためのチャネル割当条
件に従って無線チャネルを割り当て、着呼応答のための
ものであれば、着呼応答のためのチャネル割当条件に従
って無線チャネルを割り当てる。ここで、前記識別情報
は、リンクチャネル確立要求メッセージの空き領域を利
用して転送するのが、通信モジュールの機能分担から見
て妥当である。また、前記識別情報をリンクチャネル確
立要求メッセージを運ぶＳＣＣＨの着識別符号の付加Ｉ
Ｄフィールドの一部を使用して転送することも可能であ
る。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるリンクチャネル割当方式を用いれば、リンクチャ
ネル要求時に、それが発呼のためのものなのか、着呼の
ためのものなのかを識別することができるので、要求に
応じたリンクチャネルの割当が可能になり、発着呼の衝
突時の処理が高速化できる。
によるリンクチャネル割当方式を用いれば、リンクチャ
ネル要求時に、それが発呼のためのものなのか、着呼の
ためのものなのかを識別することができるので、要求に
応じたリンクチャネルの割当が可能になり、発着呼の衝
突時の処理が高速化できる。
【図１】本発明による無線チャネル割当方法の一実施例
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【図２】本発明における基地局（ＣＳ）の無線チャネル
割当動作を示すフローチャートである。
割当動作を示すフローチャートである。
【図３】本発明における移動局（ＰＳ）の無線チャネル
要求動作を示すフローチャートである。
要求動作を示すフローチャートである。
【図４】本発明による無線チャネル割当方法の他の実施
例を説明するためのフローチャートである。
例を説明するためのフローチャートである。
【図５】本発明における移動局（ＰＳ）の着呼時の無線
チャネル要求動作を示すフローチャートである。
チャネル要求動作を示すフローチャートである。
【図６】本発明における基地局（ＣＳ）の無線チャネル
割当動作を示すフローチャートである。
割当動作を示すフローチャートである。
【図７】従来の標準の発呼時の動作シーケンスの一部を
示す図である。
示す図である。
【図８】従来の標準の着呼時の動作シーケンスの一部を
示す図である。
示す図である。
【図９】従来の標準のリンクチャネル確立要求メッセー
ジおよびＳＣＣＨの構造を示す図である。
ジおよびＳＣＣＨの構造を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項１】 コードレス電話システムの無線チャネル
要求方式において、移動局はリンクチャネル確立要求時
に、その要求が発呼のためのものか、着呼応答のための
ものなのかを識別するための情報を付加して基地局に転
送し、該基地局は前記識別情報を参照して、発呼のため
のチャネル要求であれば発呼のためのチャネル割当条件
に従って無線チャネルを割り当て、着呼応答のためのも
のであれば、着呼応答のためのチャネル割当条件に従っ
て無線チャネルを割り当てることを特徴とした無線チャ
ネル割当方法。 - 【請求項２】 前記移動局は、リンクチャネル確立要求
メッセージの空き領域を利用して、該リンクチャネル確
立要求が発呼のためのものか、着呼のためのものなのか
を識別するための情報を転送することを特徴とした請求
項１記載の無線チャネル割当方法。 - 【請求項３】 前記移動局は、リンクチャネル確立要求
メッセージを運ぶ個別セル用チャネルの着識別符号の付
加ＩＤフィールドの一部を使用して、該リンクチャネル
確立要求が発呼のためのものか、着呼のためのものなの
かを識別するための情報を転送することを特徴とした請
求項１記載の無線チャネル割当方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6091710A JPH07298337A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 無線チャネル割当方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6091710A JPH07298337A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 無線チャネル割当方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07298337A true JPH07298337A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14034075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6091710A Pending JPH07298337A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 無線チャネル割当方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07298337A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100672350B1 (ko) * | 2000-02-11 | 2007-01-24 | 엘지전자 주식회사 | 공통 패킷 채널의 할당 방법 |
| JP2008312142A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 基地局装置 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6091710A patent/JPH07298337A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100672350B1 (ko) * | 2000-02-11 | 2007-01-24 | 엘지전자 주식회사 | 공통 패킷 채널의 할당 방법 |
| JP2008312142A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 基地局装置 |
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