JPH07297794A - 自動インデックス装置及び自動頭出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CATVによる提供される番組表テ゛ータから録画番
組のインテ゛ックスを自動的に作成し頭出しが容易に出来る装
置の提供。 【構成】 CATVセンタ2から番組表テ゛ータをCATV伝送路3を介
してホームターミナル4に送り、メモリ9に記憶する。録画開始時、インテ゛
ックス情報書き込み手段17によりヒ゛テ゛オテーフ゜の録画開始位置
に頭出し情報を書き込むとともに、リアルタイムクロック13より得
た日付と録画開始時刻をホームターミナル4へ通知する。録画終了
時も録画開始時と同様に録画終了位置への頭出し情報の
書き込み、録画終了時刻の通知を行う。日付、録画開始、終
了時刻及びチューナ8からの録画チャンネル番号の情報をもとに
番組表テ゛ータから録画番組情報を得、インテ゛ックス情報書き込み
手段17により録画番組情報などのインテ゛ックス情報を書き込
む。また、インテ゛ックス情報読み出し手段18により全録画番組
のインテ゛ックス情報を読み出し、表示制御部15はテレヒ゛に録画内
容の一覧を表示し、録画番組が選択され頭出しが実行さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ＣＡＴＶセン
タから提供される番組等を録画する場合等に利用出来る
自動インデックス装置及び自動頭出し装置に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】以下図面を参照しながら、上記した従来
の自動インデックス装置の一例について説明する。

【０００３】図２は、番組を録画したとき頭出し信号を
書き込むビデオテープレコーダ２０の要部の構成図を示
すものである。

【０００４】図２において、２１は録画及び再生を行う
録画再生部で、２２は頭出し信号の書き込み及び読み出
しを行う頭出し信号入出力部で、２３は録画再生部２１
及び頭出し信号入出力部２２の制御を行う制御部であ
る。

【０００５】以上のように構成された自動インデックス
装置について、以下その動作について説明する。

【０００６】まず、頭出し信号書き込みの動作に際して
は、使用者の録画操作により制御部２３は、録画の開始
を録画再生部２１に命令するとともに、頭出し信号の書
き込みを頭出し信号入出力部２２に命令する。この命令
を受けた録画再生部２１は録画を開始し、頭出し信号入
出力部２２はビデオテープに頭出し信号を書き込む。

【０００７】ビデオテープに録画された録画内容を見る
場合の動作に際しては、使用者の頭出し操作で制御部２
３が録画再生部２１に早送りの命令を出すとともに、頭
出し信号入出力部２２に頭出し信号の検索を命令する。
頭出し信号入出力部２２は、頭出し信号を検出すると、
それを制御部２３に通知する。通知を受けた制御部２３
は録画再生部２１に録画内容の再生を命じ、録画再生部
２１が再生を行う。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、何を録画したかという録画内容に関する
情報がないので、ビデオテープの録画内容を確認するた
めには、頭出し動作により録画したものを飛ばし飛ばし
見るしかなく、しかもビデオテープに多数の番組を録画
していた場合、一目で全ての内容を確認できないという
問題点と頭出しの操作を繰り返して行わねばならないの
で頭出しの操作が面倒であるという課題とを有してい
た。

【０００９】本発明は、従来の自動インデックス装置の
このような課題を考慮して、記録された番組のインデッ
クス情報を自動的に作成出来る自動インデックス装置を
提供することを目的とする。

【００１０】又、本発明は、記録された番組の頭出しを
容易に行える自動頭出し装置を提供することを目的とす
る。

【００１１】

【課題を解決するための手段】請求項１の本発明は、各
種番組を提供する所定の局から送信されてくる番組に関
する番組情報を記憶する記憶手段と、所定の記録媒体に
記録する前記番組を特定するための記録情報に基づい
て、前記記憶手段の前記番組情報を参照し、その番組情
報の中から前記記録する番組に対応する前記番組情報を
検出する番組情報検出手段と、前記検出された前記番組
情報の全部又は一部と、前記記録する番組の頭出し情報
とを、インデックス情報として前記記録媒体の所定領域
に書き込むインデックス情報書き込み手段とを備えた自
動インデックス装置である。

【００１２】請求項２の本発明は、上記自動インデック
ス装置により書き込まれた前記インデックス情報を読み
出すインデックス情報読み出し手段と、そのインデック
ス情報読み出し手段より読み出された前記インデックス
情報の内、少なくとも前記番組情報の一覧を所定の表示
部に表示させる表示制御部と、所定の番組が選択され、
その番組の頭出しを行う旨の指示を受けた際、前記イン
デックス情報内の前記所定の番組に対応する頭出し情報
を取り出し、それに基づいて、前記記録媒体からその番
組の頭出しを行う検索手段とを備えた自動頭出し装置で
ある。

【００１３】

【作用】請求項１の本発明では、記憶手段は、各種番組
を提供する所定の局から送信されてくる番組に関する番
組情報を記憶し、番組情報検出手段は、所定の記録媒体
に記録する前記番組を特定するための記録情報に基づい
て、前記記憶手段の前記番組情報を参照し、その番組情
報の中から前記記録する番組に対応する前記番組情報を
検出し、インデックス情報書き込み手段は、前記検出さ
れた前記番組情報の全部又は一部と、前記記録する番組
の頭出し情報とを、インデックス情報として前記記録媒
体の所定領域に書き込む。

【００１４】これにより例えば、ビデオテープに番組を
録画をすることによりビデオテープに録画した番組に関
するインデックス情報を自動的に作成することが可能と
なる。

【００１５】請求項２の本発明では、インデックス情報
読み出し手段は、上記自動インデックス装置により書き
込まれた前記インデックス情報を読み出し、表示制御部
は、そのインデックス情報読み出し手段より読み出され
た前記インデックス情報の内、少なくとも前記番組情報
の一覧を所定の表示部に表示させ、検索手段は、所定の
番組が選択され、その番組の頭出しを行う旨の指示を受
けた際、前記インデックス情報内の前記所定の番組に対
応する頭出し情報を取り出し、それに基づいて、前記記
録媒体からその番組の頭出しを行う。

【００１６】これにより例えば、ビデオテープに録画さ
れた録画番組の一覧表示が行え、これを参照する利用者
は、所望の録画番組の頭出しを簡単に行える。

【００１７】

【実施例】以下、本発明の実施例の自動インデックス装
置について、図面を参照しながら説明する。

【００１８】図１は、本発明にかかる一実施例の自動イ
ンデックス装置の構成図を示すものであり、同図を用い
て本実施例の構成を説明する。

【００１９】図１において、１はインデックスに必要な
番組名、日付、開始時刻、終了時刻及びチャンネル番号
で構成される、本発明の番組に関する番組情報としての
番組表データが格納されている番組表データファイル、
２は本発明の所定の局としてのＣＡＴＶセンタ、３はＣ
ＡＴＶ伝送路である。

【００２０】４はホームターミナルである。以下、この
ホームターミナル４の構成要素について説明する。５は
ＣＡＴＶセンタ２から送られてきた番組表データを受信
する受信制御部、６はホームターミナル４全体を制御
し、録画した番組の情報を得るための制御部、７はビデ
オテープレコーダ１２と送受信を行う送受信制御部、８
はチューナ、９は番組表データを記憶する、本発明の記
憶手段としてのメモリである。ここで、制御部６は、本
発明の番組情報検出手段を含む。

【００２１】１２はビデオテープレコーダである。以下
ビデオテープレコーダの構成要素について説明する。１
３は録画の開始、終了時刻を得るためのリアルタイムク
ロック、１４はホームターミナル４との送受信を行う送
受信制御部、１５は録画内容あるいは後述する録画番組
情報をテレビ画面に表示する表示制御部、１６はビデオ
テープレコーダの制御等を行うとともに、選択された録
画番組の頭出し情報の検索を行わせ、その番組の頭出し
を行わせる旨の命令を出す制御部、１７は録画番組情
報、頭出し情報などのインデックス情報を、本発明の記
録媒体としてのビデオテープに書き込むインデックス情
報書き込み手段、１８は前記インデックス情報をビデオ
テープから読み出し、あるいは、頭出し情報の検索を行
うインデックス情報読み出し手段、１９は映像出力であ
る。

【００２２】なお、ホームターミナル４とビデオテープ
レコーダ１２は制御線１０及び映像線１１で接続され
る。

【００２３】以上のように構成された本実施例の自動イ
ンデックス装置の動作について、図１を用い、番組を録
画する場合と、再生する場合に分けて説明する。

【００２４】まず、番組を録画する場合は、次のように
行われる。

【００２５】（１）ＣＡＴＶセンタ２は、番組名、日
付、開始時刻、終了時刻及びチャンネル番号で構成され
る一定期間の番組表データを番組表データファイル１か
らＣＡＴＶ伝送路３を介してホームターミナル４へ送出
する。

【００２６】（２）ホームターミナル４は、送られてき
た番組表データを受信制御部５で受信し、メモリ９へ記
憶する。

【００２７】（３）利用者は、予め配布されている番組
表を見て、ビデオテープレコーダ１２に対し、録画した
い番組を事前に予約・設定しておく。この予め設定され
た録画番組の予約情報（録画開始・録画終了の日付及び
時刻と、録画チャンネル番号を含む。以下同様）に従っ
て、録画開始された際、ビデオテープレコーダ１２の制
御部１６は、録画開始の頭出し情報の書き込みをインデ
ックス情報書き込み手段１７に命令するとともに、リア
ルタイムクロック１３から日付及び録画開始時刻を得
る。

【００２８】（４）インデックス情報書き込み手段１７
により、ビデオテープの録画開始位置に頭出し情報を書
き込む。

【００２９】（５）送受信制御部１４により、制御線１
０を介してホームターミナル４へ録画の開始、日付及び
録画開始時刻を通知する。

【００３０】（６）録画終了によりビデオテープレコー
ダ１２は、録画操作の時と同様に録画終了の頭出し情報
の書き込みとともに、録画の終了及び録画終了時刻をホ
ームターミナル４へ通知する。

【００３１】（７）録画の終了の通知を受け取ったホー
ムターミナル４では、ビデオテープレコーダ１２から送
られてきた日付、録画開始時刻及び録画終了時刻並びに
チューナ８から得る録画チャンネル番号の情報（本発明
の番組を特定するための記録情報に対応）をもとに、メ
モリ９に記憶されている番組表データから録画した番組
の情報を得る。

【００３２】（８）送受信制御部７により、番組名、チ
ャンネル番号などの録画番組情報をビデオテープレコー
ダ１２に送る。

【００３３】（９）ビデオテープレコーダ１２では、イ
ンデックス情報書き込み手段１７により録画番組情報、
録画開始時刻、録画終了時刻、及び録画開始，終了位置
の頭出し情報に関する情報で構成されるインデックス情
報をビデオテープ巻頭のインデックス情報領域に書き込
む。

【００３４】次に、上記録画した番組を再生する場合に
ついて同図を参照しながら説明する。

【００３５】（１）使用者の録画番組の内容確認操作に
よりビデオテープレコーダ１２の制御部１６は、インデ
ックス情報読み出し手段１８にインデックス情報の読み
出しを命令する。

【００３６】（２）インデックス情報読み出し手段１８
は、ビデオテープ巻頭のインデックス情報領域から録画
されている全ての番組のインデックス情報を読み出す。

【００３７】（３）制御部１６は、読み出したインデッ
クス情報から録画内容の一覧表示に必要な番組名、録画
時間などを抽出し、表示制御部１５によりテレビにビデ
オテープの録画内容の一覧を表示する。

【００３８】（４）使用者が録画内容の一覧表示の中か
ら、目的の録画番組を選択することにより、制御部１６
はインデックス情報の中から、選択された録画番組の録
画開始位置の頭出し情報に関する情報を得、インデック
ス情報読み出し手段１８にその頭出し情報の検索を命令
する。

【００３９】（５）ビデオテープレコーダ１２は、イン
デックス情報読み出し手段１８によりその頭出し情報を
発見すると検索を中止し、目的の録画番組を再生する。

【００４０】以上のように本実施例によれば、ＣＡＴＶ
を利用して番組表データをホームターミナルに送り、日
付、録画開始、終了時刻及び録画チャンネル番号の情報
をもとに番組表データから録画した番組の情報を得るこ
とにより、録画するだけで自動的にビデオテープのイン
デックスを作成することができる。さらに、インデック
ス情報を読み出し録画内容の一覧をテレビに表示するこ
とにより、録画内容の確認及び見たい番組の頭出しを容
易に行うことができる。

【００４１】尚、上記実施例では、記録媒体としてビデ
オテープを用い、記録対象としてＣＡＴＶセンタが提供
する画像データをその対象とした場合について説明した
が、これに限らず、例えば、記録媒体は、録音用カセッ
トテープ、光ディスク、フロッピーディスク等どの様な
ものでもよく、又、記録対象は、音声データであっても
よく、要するに記録媒体や記録対象の種類は問わない。

【００４２】又、上記実施例では、ＣＡＴＶを利用する
場合について説明した、これに限らず、番組に関する番
組情報を送信出来る手段であれば、どのような手段を利
用してももちろんよい。

【００４３】又、上記実施例では、インデックス情報読
み出し手段１８が本発明のインデックス情報読み出し手
段と、本発明の検索手段の一部を兼ねている場合につい
て説明したが、もちろん兼ねていなくてもよい。

【００４４】又、上記実施例では、ビデオテープの録画
開始位置及び録画終了位置に頭出し情報を書き込む場合
について説明したが、これに限らず、例えば、記録媒体
として光ディスクを用いた場合であれば、録画された番
組が記録されているアドレスさえわかればよく、上記の
ような頭出し情報を、録画された番組の近傍に書き込む
必要はなく、そのようにしてももちろんよい。

【００４５】又、上記実施例では、利用者が、予め配布
されている番組表を見て、録画番組を事前に予約・設定
し、その予約情報に従って、録画が開始され終了した際
の、現実の録画開始・録画終了の日付及び時刻と、現実
の録画チャンネル番号との情報をもとに、メモリ９（記
憶手段）に記憶されている番組表データ（番組に関する
番組情報）から録画した番組の情報を得る場合について
説明したが、これに限らず、例えば、番組情報を検出す
る方法としては、次のようにしてもよい。

【００４６】（ａ）利用者が、予め配布されている番組
表を見て、録画番組を事前に予約・設定し、その予約情
報から直接、記憶手段に記憶されている番組に関する番
組情報を参照して、録画する番組に対応する番組情報を
検出するよにしてもよい。

【００４７】（ｂ）所定の局から送信されてくる番組に
関する番組情報が、表示画面に表示されていて、利用者
は、この表示内容から録画したい番組を選択することで
番組の予約が出来るとともに、その選択指示命令から直
接、記憶手段に記憶されている番組に関する番組情報を
参照して、録画する番組に対応する番組情報を検出する
よにしてもよい。

【００４８】（ｃ）所定の局から送信されてくる番組に
関する番組情報が、表示画面に表示されていて、利用者
は、この表示内容から録画したい番組を選択することで
番組の予約が出来る。一方、その予約情報に従って、録
画が開始され終了した際の、現実の録画開始・録画終了
の日付及び時刻と、現実の録画チャンネル番号との情報
をもとに、記憶手段に記憶されている番組に関する番組
情報を参照して、録画した番組に対応する番組情報を検
出するよにしてもよい。

【００４９】（ｄ）録画予約をしていない場合には、利
用者の録画の開始と終了の指示から、現実の録画開始・
録画終了の日付及び時刻と、現実の録画チャンネル番号
との情報をもとに、記憶手段に記憶されている番組情報
を参照して、録画した番組に対応する番組情報を検出す
るようにしてもよい。

【００５０】又、上記実施例では、インデックス情報を
自動作成出来る機能と、更にそのインデックス情報を読
み出し記録内容の一覧を表示部にに表示して、記録内容
の確認及び見たい番組の頭出しが容易に出来る機能の両
者の機能を兼ね備えた装置について説明したが、これに
限らず、例えば、前者の機能か、あるいは後者の機能か
の何れか一方の機能を有する装置であってももちろんよ
い。

【００５１】

【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、記録された番組のインデックス情報を自動的
に作成出来るという長所を有する。

【００５２】又、本発明は、記録された番組の頭出しを
容易に行えるという長所を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかる一実施例の自動インデックス装
置の構成図である。

【図２】従来の技術の一例としての録画したとき頭出し
信号を書き込むビデオテープレコーダの要部の構成図で
ある。

【符号の説明】

１ 番組表データファイル ２ ＣＡＴＶセンタ ３ ＣＡＴＶ伝送路 ４ ホームターミナル ５ 受信制御部 ６ 制御部 ７ 送受信制御部 ８ チューナ ９ メモリ １０ 制御線 １１ 映像線 １２ ビデオテープレコーダ １３ リアルタイムクロック １４ 送受信制御部 １５ 表示制御部 １６ 制御部 １７ インデックス情報書き込み手段 １８ インデックス情報読み出し手段 １９ 映像出力

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 5/7826

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 各種番組を提供する所定の局から送信さ
   れてくる番組に関する番組情報を記憶する記憶手段と、 所定の記録媒体に記録する前記番組を特定するための記
   録情報に基づいて、前記記憶手段の前記番組情報を参照
   し、その番組情報の中から前記記録する番組に対応する
   前記番組情報を検出する番組情報検出手段と、 前記検出された前記番組情報の全部又は一部と、前記記
   録する番組の頭出し情報とを、インデックス情報として
   前記記録媒体の所定領域に書き込むインデックス情報書
   き込み手段と、を備えたことを特徴とする自動インデッ
   クス装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の自動インデックス装置に
   より書き込まれた前記インデックス情報を読み出すイン
   デックス情報読み出し手段と、 そのインデックス情報読み出し手段より読み出された前
   記インデックス情報の内、少なくとも前記番組情報の一
   覧を所定の表示部に表示させる表示制御部と、 所定の番組が選択され、その番組の頭出しを行う旨の指
   示を受けた際、前記インデックス情報内の前記所定の番
   組に対応する頭出し情報を取り出し、それに基づいて、
   前記記録媒体からその番組の頭出しを行う検索手段と、
   を備えたことを特徴とする自動頭出し装置。